JPH10123913A - 画像形成装置及び像形成体ユニットの組立、分解方法 - Google Patents

画像形成装置及び像形成体ユニットの組立、分解方法

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JPH10123913A
JPH10123913A JP8279279A JP27927996A JPH10123913A JP H10123913 A JPH10123913 A JP H10123913A JP 8279279 A JP8279279 A JP 8279279A JP 27927996 A JP27927996 A JP 27927996A JP H10123913 A JPH10123913 A JP H10123913A
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JP
Japan
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image forming
forming body
image
unit
photosensitive drum
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JP8279279A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 像形成体と像露光手段との簡単な挿入、引抜
機構を有する画像形成装置を提供すること、及び像形成
体と像露光手段とによる像形成体ユニットの高精度で簡
単な組立方法や簡単な分解方法を提供すること。 【解決手段】 一方の装置基板に像形成体の保持手段を
設けると共に、像露光手段と一体化された像形成体フラ
ンジ部材の像形成体への挿入手段を他方の装置基板に設
け、他方の装置基板に設けられた像形成体の挿入用の孔
より像形成体を挿入し、像形成体を保持手段に保持した
後、挿入手段により像露光手段を像形成体に挿入するこ
とを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等で、像形成体の内部に像露光手段を、ま
た、像形成体の外周部に帯電手段と現像手段とを配置し
て画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置と該画像
形成装置に用いられる像形成体ユニットの組立或いは分
解方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
としては、画像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電
手段、現像手段等を備え、それぞれの像形成体に形成し
た単色のトナー像を転写材に重ね合わせてカラー画像と
するカラー画像形成装置や、像形成体を複数回回転して
各色毎の帯電、像露光ならびに現像を繰り返してカラー
画像を形成するカラー画像形成装置、あるいは、同じく
像形成体の一回転以内に各色毎の帯電、像露光ならびに
現像を順次行ってカラー画像を形成するカラー画像形成
装置等が知られている。
【0003】しかし前記の各画像形成装置において、画
像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電手段、現像手
段等を備え、それぞれ像形成体に形成した単色のトナー
像を転写材に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像
形成装置は、複数の像形成体や転写材の搬送を要するた
め装置の容積が大型化する欠点があり、一方、像形成体
を複数回回転して各色毎の帯電、像露光ならびに現像を
繰り返してカラー画像を形成するカラー画像形成装置
は、容積は小型化されるものの、形成される画像のサイ
ズが像形成体の表面積以下に限定されると云う制約があ
る。
【0004】その点、像形成体の一回転以内に各色毎の
帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を形
成するカラー画像形成装置は、画像のサイズに制約がな
く、しかも高速の画像形成を可能とする等の利点があ
る。更に、像形成体の基体として透光性基体を用い、像
形成体の内部に像露光手段を配置し装置の小型化を図っ
たものが、例えば特開平5−307307号公報によっ
て提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
提案による装置においては、像露光手段は寿命が長く5
0〜100万コピーでのメンテナンスや交換に対して、
像形成体は寿命が短く5〜20万コピー毎に交換の必要
があり、像露光手段の再使用が行われるが、像形成体に
対し、内部に固定した像露光手段を数多く配置してお
り、像形成体や像露光手段の装着時、或いはメンテナン
ス、交換時の、像形成体と像露光手段との挿入の機構
や、像形成体や像露光手段のメンテナンスや交換時の、
像形成体と像露光手段との引抜きの機構が複雑であり、
挿入や引抜きが困難である。
【0006】また、像形成体と像露光手段とが、一体化
された像形成体ユニットとして用いられることが多い
が、像形成体と像露光手段との簡単な組立或いは分解や
高精度の組立が困難である。
【0007】本発明は上記の問題点を解決し、像形成体
と像露光手段との簡単な挿入、引抜機構を有する画像形
成装置を提供することを目的とし、また、像形成体と像
露光手段とによる像形成体ユニットの高精度で簡単な組
立方法及び簡単な分解方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転する像
形成体と、前記像形成体の内部に像露光手段を有する画
像形成装置において、一方の装置基板に前記像形成体の
保持手段を設けると共に、前記像露光手段と一体化され
た像形成体フランジ部材の前記像形成体への挿入手段を
他方の装置基板に設け、前記他方の装置基板に設けられ
た像形成体の挿入用の孔より前記像形成体を挿入し、前
記像形成体を前記保持手段に保持した後、前記挿入手段
により前記像露光手段を前記像形成体に挿入することを
特徴とする画像形成装置によって達成される(第1の発
明)。
【0009】また、上記目的は、回転する像形成体と、
前記像形成体の内部に像露光手段を有する画像形成装置
において、一方の装置基板に前記像形成体の保持手段を
設けると共に、前記像露光手段と一体化された像形成体
フランジ部材の前記像形成体よりの引抜手段を他方の装
置基板に設け、前記引抜手段により、前記保持手段に保
持された前記像形成体より前記像露光手段を引抜くこと
を特徴とする画像形成装置によって達成される(第2の
発明)。
【0010】また、上記目的は、円筒状の像形成体と、
前記像形成体の内部に像露光手段を有する像形成体ユニ
ットの組立或いは分解方法において、前記像形成体の捕
捉手段を設け、前記捕捉手段により前記像露光手段と一
体化された像形成体フランジ部材に対し、前記像形成体
を挿入することを特徴とする像形成体ユニットの組立方
法によって達成される(第3の発明)。
【0011】また、上記目的は、円筒状の像形成体と、
前記像形成体の内部に像露光手段を有する像形成体ユニ
ットの組立或いは分解方法において、前記像形成体の捕
捉手段を設け、前記捕捉手段により前記像露光手段と一
体化された像形成体フランジ部材より、前記像形成体を
押出すことを特徴とする像形成体ユニットの分解方法に
よって達成される(第4の発明)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本願の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0013】本発明の画像形成装置の一実施形態の画像
形成プロセス及び構成を図1〜図6により説明する。図
1は、画像形成装置の一実施形態のカラー画像形成装置
の断面構成図であり、図2は、図1の像露光手段の要部
拡大断面図であり、図3は、図2の斜視図であり、図4
は、像露光手段の像形成体への取付方法を示す断面構成
図であり、図5は、図4の像露光手段に取付けられるフ
ランジの正面図であり、図6は、像露光手段の像形成体
よりの取外方法を示す図である。
【0014】図1ないし図4によれば、円筒状の像形成
体である感光体ドラム10は、例えば、ガラス材や透光
性アクリル樹脂の透光性部材によって形成される円筒状
の透光性基体上に、透光性の導電層及び有機感光体層
(OPC)を該基体の外周に形成したものであり、導電
層を接地された状態で図1の矢印で示す反時計方向に回
転される。
【0015】本実施形態では、像露光光に対し感光体ド
ラムの光導電体層は適切なコントラストを生成できる露
光感度を有していればよい。従って、本実施形態におけ
る感光体ドラムのガラスや透光性樹脂を用いた基体の光
透過率は、100%である必要はなく、露光ビームの透
過時にある程度の光が吸収されるような特性であっても
構わない。透光性基体の素材としては、ガラス材の他に
アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエステルモノマ
ーを用い重合したものが、透明性、強度、精度、表面性
等において優れており好ましく用いられるが、その他一
般光学部材などに使用されるフッ素、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどの各
種透光性樹脂が使用可能である。また、透光性基体は露
光光に対し透光性を有していれば、着色していてもよ
い。これらの樹脂の屈折率はほぼ1.5である。
【0016】透光性樹脂による基体の製造方法としては
遠心重合法で高精度の素筒をつくることができる。この
製造法は、プラスチック材料モノマーを合成し、重合さ
せるための触媒を添加した後、円筒状の型に注ぎ、側板
にて密封して固定し、これを回転させると共に、適度に
加熱することにより均一な重合を促進させる。重合終了
後は冷却し、得られた透光性樹脂基体を型より取り出
し、切断し、必要ならば仕上げ工程を経て画像形成装置
の感光体ドラム用の基体が製造される(遠心重合法)。
【0017】遠心重合によって成型される透光性のプラ
スチックの基体の素材としては、上記のごとくメタクリ
ル酸メチルエステルモノマーを用い重合したものが、透
明性、強度、精度、表面性等において最も良いが、その
他ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸ブチル、
ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル、ポリス
チレン、ポリイミド、ポリエステルあるいはポリ塩化ビ
ニル等、又はこれらの共重合体などが使用され得る。遠
心重合法では真円度が成型に用いられる型で決まるの
で、高精度の基体を得ることができる。また、偏肉は重
合時の回転ムラや粘度や重合時の加熱条件で変化する。
【0018】上記の製造方法によって造られたプラスチ
ックの円筒状の透光性樹脂基体を用いることにより、肉
厚が均一で、円筒状の基体の円筒度、真円度に優れ、ガ
ラス材よりも製造が容易でコストが易い感光体ドラムが
提供される。
【0019】次に、透光性導電層の成膜法としては、真
空蒸着法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各
種CVD法を用いて、インジウム・スズ・酸化物(IT
O)、アルミナ、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、ヨ
ウ化銅や、Au、Ag、Ni、Al等からなる透光性を
維持した薄膜が用いられる。また、好ましくは、浸漬塗
工法やスプレー塗布法等を用いて上記透明の導電性(例
えばITO)の微粒子とバインダー樹脂とからなる導電
性樹脂層等が用いられる。透明な導電層の膜厚は1〜5
μmが好ましい。
【0020】導電層の透明性を高めるには、導電層を構
成する微粒子の径の大きさを、像露光による光散乱が殆
どないレイリー散乱(波長の10分の1以下の径の大き
さの微粒子による散乱)領域の、600オングストロー
ム以下に制御することが望ましい。導電性微粒子の構成
素材として、1次粒子径が600オングストローム以下
の微粒子を用い、かつ、中心半径を100オングストロ
ーム以下に制御することが透明性に加え、液の分散安定
性から好ましい。
【0021】有機感光体層は、電荷発生物質(CGM)
を主成分とする電荷発生層(CGL)と電荷輸送物質
(CTM)を主成分とする電荷輸送層(CTL)とに機
能分離された二層構成の感光体層とされる。二層構成の
有機感光体層は、CGLが薄いために像露光光の透過性
が良く本発明に適する。なお有機感光体層は、電荷発生
物質(CGM)と電荷輸送物質(CTM)を1つの層中
に含有する単層構成とされてもよく、該単層構成又は前
記二層構成の感光体層には、通常バインダー樹脂が含有
される。
【0022】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)および黒色(K)の各色毎のコロナ放電用の帯電
手段としてのスコロトロン帯電器11が、感光体ドラム
10の前述した有機感光体層に対し所定の電位に保持さ
れたグリッドと放電電極によるコロナ放電とによって帯
電作用を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与
える。
【0023】Y、M、C及びKの各色毎の像露光手段と
しての露光光学系12は、露光系として基板122上に
感光体ドラム10の軸と平行な主走査方向に配列された
複数の発光素子としてのLED(発光ダイオード)12
1をアレイ状に並べた線状の露光素子12aと、結像素
子としての光集束性光伝送体(商品名、セルフォックレ
ンズ)12bとよりなり、セルフォックレンズ12bが
レンズ保持部材12cに例えば図2及び図3に黒丸で示
す接着剤により固定され、また、露光素子12aが例え
ば黒丸で示す接着剤により熱伝導性の良好な金属部材と
しての金属ケーシング12dに固定され、更に露光素子
12aとセルフォックレンズ12bとが位置出しされた
状態で、金属ケーシング12dにレンズ保持部材12c
が例えば黒丸で示す接着剤により固定されて露光光学系
12が構成される。
【0024】発光素子としてはその他、FL(蛍光体発
光)、EL(エレクトロルミネッセンス)、PL(プラ
ズマ放電)等が用いられる。
【0025】各色毎の露光光学系12は楔状の貼付部材
12hを用いて、予め治工具等により感光体ドラム10
との主走査方向及び感光体ドラム10の回転方向の副走
査方向とを位置出しされる状態に調整されて各色毎の露
光光学系12の共通支持体としての支持部材20の中央
の円柱部21に位置出しされて、接着剤にて取付けられ
る。各色毎の露光光学系12を保持した状態で、支持部
材20の中心軸を感光体ドラム10の中心軸に合わせて
感光体ドラム10の内側に配置される。従って、感光体
ドラム10に対し露光光学系12による像露光が感光体
ドラム10の中心軸に垂直に行われる。
【0026】イメージスキャナにより読込まれたり、外
部信号等により入力されて不図示の記憶部、例えばRA
M内に記憶された各色の画像信号が装置本体の制御部を
通して記憶部より順次読み出され、リード線12Aを通
して各色毎の露光光学系12にそれぞれ電気信号として
入力され、LED121が、例えばパルス幅変調方式
(PWM方式)により発光される。この実施形態で使用
される発光素子の発光波長は600〜900nmの範囲
のものである。
【0027】上記の如く、各露光光学系12は何れも支
持部材20の円柱部21に取り付けられて感光体ドラム
10の基体内部に収容されるが、各露光光学系12の基
板122に取付けられた一端のコネクタ12eを通し不
図示の制御部よりLED121へ信号入力を行うリード
線12Aが設けられる。
【0028】また、支持部材20には各色毎の露光光学
系12の他に転写同時露光手段としての転写同時露光器
12gや光検知手段としての、例えばトナー濃度補正や
γ補正や露光量補正等を行うための光検知センサ12f
が取付けられて感光体ドラム10の基体内部に収容され
るが、上記と同様にして、転写同時露光器12gや光検
知センサ12fに取付けられた一端のコネクタ12hを
通し転写同時露光器12gや光検知センサ12fのリー
ド線12Bが転写同時露光器12gや光検知センサ12
fに設けられる。リード線12Bはリード線12Aに束
ねられて制御部に接続される。
【0029】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)および黒色(K)の各現像剤を収容するY、M、
C及びKの各色毎の現像手段としての現像器13は、そ
れぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保っ
て配置され、現像領域において感光体ドラム10と同方
向に回転する現像スリーブ130を備えている。
【0030】各現像器13は、前述したスコロトロン帯
電器11による帯電,露光光学系12による像露光によ
って形成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像バ
イアス電圧の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0031】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
はコンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよび
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。
【0032】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タの始動により感光体ドラム10を反時計方向へと回転
し、同時にスコロトロン帯電器11(Y)の帯電作用に
より感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0033】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
すなわちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号
による露光が開始されドラムの回転走査によってその表
面の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応す
る静電潜像を形成する。
【0034】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0035】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらにスコロトロン帯電器11
(M)の帯電作用により電位を付与され、露光光学系1
2(M)の第2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像
信号に対応する電気信号による露光が行われ、現像器1
3(M)による非接触の反転現像によって前記のイエロ
ー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が
順次重ね合わせて形成していく。
【0036】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11(C)、露光光学系12(C)および現像器13
(C)によってさらに第3の色信号に対応するシアン
(C)のトナー像が、またスコロトロン帯電器11
(K)、露光光学系12(K)および現像器13(K)
によって第4の色信号に対応する黒色(K)のトナー像
が順次重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の一回
転以内にその周面上にカラーのトナー像が形成される。
【0037】これ等各露光光学系12による感光体ドラ
ム10の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前
述した露光波長に対し透明な基体を通して行われる。従
って第2,第3および第4の色信号に対応する画像の露
光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く受ける
ことなく行われ、第1の色信号に対応する画像と同等の
静電潜像を形成することが可能となる。なお各現像器に
よる現像作用に際しては、それぞれ現像スリーブ130
に対し直流あるいはさらに交流を加えた現像バイアスが
印加され、現像器の収容する一成分或いは二成分現像剤
によるジャンピング現像が行われて、透光性電導層を接
地する感光体ドラム10に対して非接触の反転現像が行
われるようになっている。
【0038】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は一旦中間転写手段として設け
た中間転写ベルト14の周面に転写される。この際、良
好な転写がなされるように、例えば発光ダイオードを用
いた転写同時露光器12gによる一様露光が行われる。
【0039】中間転写ベルト14は厚さ0.5〜2.0
mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或いはウレ
タンゴムの108〜1012Ω・cmの抵抗値をもつ半導
電性基体と、ゴムの基体の外側にトナーフィルミング防
止層として抵抗値1010〜1016Ω・cmで、厚さ5〜
50μmのフッ素コーティングを行った2層構成とされ
る。この層も同様な半導電性が好ましい。ゴムベルト基
体の代わりに厚さ0.1〜0.5mmの半導電性のポリ
エステルやポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレン
テレフタレート等を使用することもできる。中間転写ベ
ルト14がローラ14A,14B,14Cおよび14D
の間に張架され、ローラ14Dに伝達される動力により
感光体ドラム10の周速度に同期して時計方向に循環し
て搬送される。
【0040】前記の中間転写ベルト14はローラ14A
とローラ14Bの間のベルト面を感光体ドラム10の周
面に接し、一方、ローラ14Cの外周のベルト面を転写
部材である転写ローラ15に接していてそれぞれの接点
においてトナー像の転写域を形成している。
【0041】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト14と
の間の接点においてローラ14Bへのトナーと反対極性
のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト14の
周面側に転写される。すなわちドラム上のカラートナー
像は接地したローラ14Aの案内によりトナーを散らす
ことなく転写域へと搬送され、ローラ14Bに対する1
〜3kVのバイアス電圧の印加によって中間転写ベルト
14側に効率良く転写される。
【0042】一方では給紙カセット(図示せず)の給紙
ローラ17の作動により転写材としての転写紙Pが搬出
されてタイミングローラ18に給送され、中間転写ベル
ト14上のカラートナー像の搬送に同期して転写ローラ
15の転写域へと給紙される。
【0043】転写ローラ15は前記中間転写ベルト14
の周速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙
された転写紙Pは転写ローラ15と前記の接地状態にあ
るローラ14Cの間のニップ部の形成する転写域におい
て中間転写ベルト14上のカラートナー像に密着され転
写ローラ15への1〜3kVのトナーと反対極性のバイ
アス電圧の印加により順次カラートナー像は転写紙P上
に転写される。
【0044】カラートナー像の転写を受けた転写紙Pは
除電され、搬送板19を介して定着装置91に搬送さ
れ、熱ローラ91Aと圧着ローラ91Bとの間に挟着搬
送して加熱され、トナーを溶着して定着がなされたのち
排紙ローラ92を介して装置外部に排出される。
【0045】前述した感光体ドラム10および中間転写
ベルト14にはそれぞれクリーニング装置100および
中間転写ベルトクリーニング装置140が設置され、そ
れぞれの備えるブレードにより、残留した付着トナーの
除去がなされて周面は常に清浄な状態に保たれている。
クリーニング後のブレードはそれぞれ感光体ドラム10
および中間転写ベルト14より離間した状態に保たれ
る。
【0046】図4または図5によれば、装置本体の前後
側板102,103に、上記にて説明した画像形成プロ
セスの要部機構である、スコロトロン帯電器11、現像
器13、クリーニング装置100等が取付けられる。ま
た、下記に説明する感光体ドラム10と露光光学系12
が取付けられた支持部材20を前後側板102,103
に装着した後、中間転写ベルト14を挿入する。中間転
写ベルト14は離間した状態で挿入され、挿入後感光体
ドラム10に圧着される。
【0047】端部に感光体ドラム駆動用の歯車10gが
設けられた円板状の後フランジ112は、中心の受け部
112bにベアリングB2が圧入され、また、外周部の
受け部112aに感光体ドラム10の一端が圧入され、
感光体ドラム10と後フランジ112とが一体化され
る。
【0048】後フランジ112が取付けられた感光体ド
ラム10が、後フランジ112側を先にして一方の装置
基板としての前側板102の像形成体の挿入用の孔10
2bより装置内部に挿入され、感光体ドラム10がベア
リングB2により他方の装置基板としての後側板103
に設けられた像形成体の保持手段としての像形成体受け
部103aのテーパ部103bに嵌込まれて保持され
る。
【0049】像形成体受け部103aの外周面には接着
剤が塗布されており、後述するベアリングB2の像形成
体受け部103aへの圧入後、ベアリングB2の内周面
を像形成体受け部103aに固着させる。
【0050】支持部材20は露光光学系12が取付けら
れた円柱部21と左右の軸22,23とにより構成され
る。中心の受け部111eにベアリングB1が圧入され
た円板状の像形成体フランジ部材としての前フランジ1
11が、ベアリングB1を軸受け部材として支持部材2
0の図4左側の軸22に圧入され、前フランジ111と
露光光学系12が取付けられた支持部材20とが一体化
される。また、軸22に像形成体及び像露光手段の保持
部材113が中心孔113eを通して嵌込まれる。リー
ド線12Aが前フランジ111の孔111d及び保持部
材113の孔113bを通して引出され、前側板102
の孔102cより装置内部の制御部に接続される。
【0051】像形成体フランジ部材としての前フランジ
111が取付けられた支持部材20が前記前側板102
の孔102bより感光体ドラム10の内部に挿入され
る。支持部材20の図4右側の軸23の右側の端部の方
ズリ部23aが後側板103の像形成体受け部103a
の中心に設けられた小判孔103cに嵌込まれ、各露光
光学系12の装置本体との位置出しがなされる。同時
に、保持部材113が位置出しされて前側板102にネ
ジ止めされる。この際、保持部材113に設けられた、
例えば3本の脚113cの係止手段としての係止部11
3dが前フランジ111の3箇所の切欠部111cを通
して感光体ドラム10の内部に挿入され、感光体ドラム
10の図4左側の一点鎖線で示す端部の内壁を保持す
る。従って、保持部材113が露光光学系12と感光体
ドラム10との中心軸を合わせて位置出しされて前側板
102にネジ止めされる。
【0052】30は像露光手段と像形成体との組立、分
解用の治具(A)であり、円柱部30aと円筒状の突当
部30dとよりなり、円柱部30aにナット部30b,
30cと回転用の把手30eとが設けられる。
【0053】把手30eを回転して治具(A)30のナ
ット部30bを保持部材113のネジ部113aにネジ
込むと、ナット部30bの底で支持部材20に設けられ
た軸22の段差部22aを図4矢印方向に押込み、支持
部材20が図4の右側方向に移動される。
【0054】支持部材20の右側への移動に伴い、感光
体ドラム10の左側端部が前フランジ111の受け部1
11aの先端のテーパ111bに沿って嵌込まれ、受け
部111aに圧入される。同時に、後フランジ112に
設けられたベアリングB2が後側板103の接着剤が塗
布された像形成体受け部103aに圧入され、露光光学
系12が取付けられた支持部材20と感光体ドラム10
とが中心軸を合わせて一体化され、前後側板102,1
03に保持される。この際、感光体ドラム10が図4右
側に押込まれるに従って、保持部材113に設けられた
脚113cの係止部113dが感光体ドラム10の端部
より外れ、感光体ドラム10が回転可能に保持される。
【0055】上記の如く、保持部材113のネジ部11
3aと治具(A)30のナット部30bとにより、像形
成体フランジ部材の像形成体への挿入手段が構成され
る。
【0056】後フランジ112に設けられた歯車10g
が歯車G1と結合され、装置本体に設けられた不図示の
感光体ドラム駆動モータに駆動、回転される歯車G1に
より歯車10gが回転され、感光体ドラム10が回転さ
れる。
【0057】上記の構成により、像形成体や像露光手段
の装着時、或いはメンテナンス、交換時の、像形成体と
像露光手段との挿入の機構が簡単で容易となる。
【0058】図6に示すように、感光体ドラム10の交
換や露光光学系12のメンテナンスに際しては、一方の
装置基板としての前側板102に取付けられる治具
(A)30のナット部30cを支持部材20の軸22の
左側端部に設けられたネジ部22bにネジ込み、保持部
材113のネジ部113aの左端部と治具(A)30の
突当部30dとを突当てた状態で把手30eを回転させ
ると、支持部材20が図6の矢印方向(図6の左方向)
に移動され、支持部材20と一体化された像形成体フラ
ンジ部材としての前フランジ111が感光体ドラム10
の左端部より引抜かれる。この状態で、ネジ151を外
し、保持部材113と支持部材20とを感光体ドラム1
0の内部より引抜き、他方の装置基板としての後側板1
03に設けられた像形成体の保持手段としての像形成体
受け部103aに、接着剤にて固定されて装置内部に残
された感光体ドラム10の交換や、取外された露光光学
系12のメンテナンスを行う。
【0059】前記図4にて説明したと同様にして、感光
体ドラム10と露光光学系12との組立が行われる。
【0060】上記の如く、支持部材20に設けられた軸
22のネジ部22bと治具(A)30のナット部30c
とにより、像形成体フランジ部材の像形成体への引抜手
段が構成される。
【0061】上記の構成により、像形成体や像露光手段
のメンテナンスや交換時の、像形成体と像露光手段との
引抜きの機構が簡単で容易となる。
【0062】なお、上記の図4及び図6の説明におい
て、前後側板102,103を装置本体の側板として説
明したが、前後側板102,103を少なくとも上記の
感光体ドラム10、露光光学系12及びスコロトロン帯
電器11を有したプロセスユニットの側板とし、該側板
に感光体ドラム10や露光光学系12が設けられた支持
部材20を保持するようにすることも可能である。この
際、リード線12Aの先端に不図示のコネクタを設け、
装置本体との切離しを可能とさせる。
【0063】前記図4及び図6にて説明した像形成体と
像露光手段が設けられた支持部材とを一体化した像形成
体ユニットとして用いる場合の、像形成体ユニットの組
立、分解方法について図7ないし図9を用いて説明す
る。図7は、像形成体ユニットの組立方法を示す断面構
成図であり、図8は、図7の像露光手段に取付けられる
フランジの正面図であり、図9は、像形成体ユニットの
分解方法を示す図である。
【0064】図7または図8によれば、端部に感光体ド
ラム駆動用の歯車10gが設けられた円板状の後フラン
ジ112は、中心の受け部112bにベアリングB2が
圧入され、また、外周部の受け部112aに感光体ドラ
ム10の一端が圧入され、感光体ドラム10と後フラン
ジ112とが一体化される。
【0065】支持部材20は露光光学系12が取付けら
れる円柱部21と左右の軸22,23とにより構成され
る。中心の受け部111eにベアリングB1が圧入され
た円板状の像形成体フランジ部材としての前フランジ1
11が、ベアリングB1を軸受け部材として支持部材2
0の図7左側の軸22に圧入され、前フランジ111と
露光光学系12が取付けられた支持部材20とが一体化
される。支持部材20の図7右側の軸23の右側の端部
23aは後述する像形成体ユニットが装置本体やプロセ
スユニットに装着される際の、不図示の装着本体側板や
プロセスユニット側板に設けられる小判孔に嵌込まれる
位置出し用の方ズリ部である。リード線12Aが前フラ
ンジ111の孔111dを通して引出される。
【0066】40は像形成体としての感光体ドラム10
と露光光学系12が設けられた支持部材20との組立用
の治具(B)である。
【0067】前フランジ111が取付けられた支持部材
20に、後フランジ112が取付けられた感光体ドラム
10が露光光学系12を内包して挿入される。後フラン
ジ112に圧入されたベアリングB2が支持部材20の
図7右側の軸23の端部に、また、感光体ドラム10の
左側の端部が前フランジ111の受け部111aのテー
パ111bに掛けられた状態で、治具(B)40に設け
られた、例えば3本の脚40eの係止部40fを、前フ
ランジ111の3箇所の切欠部111cを通して、感光
体ドラム10の内部に挿入し、図8に示す矢印方向に回
転し感光体ドラム10の左側端部に設けられた嵌込用の
突起部10aに引っ掛ける。脚40eはアーム40aに
取付けられ、バネ40dにより引付けられるレバー40
b,40cにより、アーム40aの外周方向に抑止され
て、感光体ドラム10の内周面を押圧して保持される。
【0068】把手40hの回動により、アーム40aを
固定状態としてネジ40gが回転され、ネジ40gの先
端と支持部材20の軸22の左側端部とが突当てられた
状態で、アーム40aとアーム40aに連なる捕捉手段
としての脚40eとが図7矢印で示す左側方向に移動さ
れ、脚40eの係止部40fが感光体ドラム10の突起
部10aを図7の左側方向に引っ張り付け、感光体ドラ
ム10の左側端部が支持部材20と一体化された前フラ
ンジ111の受け部111aに、また、感光体ドラム1
0と一体化された後フランジ112に圧入されたベアリ
ングB2が支持部材20の右側の軸23にそれぞれ圧入
され、感光体ドラム10と露光光学系12とが中心軸を
合わせて高精度に位置出しされた像形成体ユニットとし
てのドラムユニット300が組立られる。脚40eを取
外し、ドラムユニット300が装置本体やプロセスユニ
ットに取付けられて用いられる。
【0069】上記により、像形成体と像露光手段とによ
る像形成体ユニットの簡単で、高精度の組立方法が提供
される。
【0070】感光体ドラム10の交換や露光光学系12
のメンテナンスの際の像形成体ユニットの分解方法につ
いて図9にて説明する。
【0071】装置本体やプロセスユニットより取外され
た像形成体ユニットとしてのドラムユニット300に像
形成体ユニットの分解用の治具(C)50が取付けられ
る。
【0072】分解用の治具(C)50は円板状の円板部
51とキャップ状の回動部材52と断面ヨの字状の保持
具53とにより構成されており、円板部51と回動部材
52とが、円板部51の中心の孔51bに支持部材20
の左側の軸22が通され、また、円板部51の円板の端
部に設けられた捕捉手段としての、例えば3本の脚51
bの係止部51cが感光体ドラム10の左側端部に前記
3本の脚51bと位相を合わせて3箇所に設けられた押
出用の突起部10bに掛けられ、さらに、回動部材52
のキャップの底に該軸22の左先端部が当接された状態
で、円板部51の中心のネジ部51a及び回動部材52
の円筒中心のナット部52aとが結合されている。ま
た、保持具53は一方で前フランジ111を固定し、他
方で回動部材52を前フランジ111より一定間隔に保
ち、かつ回転可能に保持する。
【0073】回動部材52に設けられた把手52bを持
って、ネジ部51aを押出す方向に把手52bを回転す
る。回動部材52の回転により、固定された前フランジ
111に対し、感光体ドラム10が端部に設けられた突
起部10bを係止部51cにより右方向に移動され、感
光体ドラム10の左側端部が前フランジ111の受け部
111aより外れ、同時に、感光体ドラム10と一体化
される後フランジ112に圧入されているベアリングB
2が支持部材20の右側の軸23より外れ、露光光学系
12が取付けられ前フランジ111と一体化された支持
部材20が、感光体ドラム10と分解される。
【0074】分解後、取外された感光体ドラム10の交
換や露光光学系12のメンテナンスを行う。
【0075】前記図7にて説明したと同様にして、感光
体ドラム10と露光光学系12とによるドラムユニット
300の組立が行われる。
【0076】上記により、像形成体と像露光手段とによ
る像形成体ユニットの簡単な分解方法が提供される。
【0077】
【発明の効果】請求項1ないし3によれば、像形成体や
像露光手段の装着時、或いはメンテナンス、交換時の、
像形成体と像露光手段との挿入の機構が簡単となる。
【0078】請求項4または5によれば、像形成体や像
露光手段のメンテナンスや交換時の、像形成体と像露光
手段との引抜きの機構が簡単となる。
【0079】請求項6または7によれば、像形成体と像
露光手段とによる像形成体ユニットの簡単で、高精度の
組立方法が提供される。
【0080】請求項8または9によれば、像形成体と像
露光手段とによる像形成体ユニットの簡単な分解方法が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一実施形態のカラー画像形成装
置の断面構成図である。
【図2】図1の像露光手段の要部拡大断面図である。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】像露光手段の像形成体への取付方法を示す断面
構成図である。
【図5】図4の像露光手段に取付けられるフランジの正
面図である。
【図6】像露光手段の像形成体よりの取外方法を示す図
である。
【図7】像形成体ユニットの組立方法を示す断面構成図
である。
【図8】図7の像露光手段に取付けられるフランジの正
面図である。
【図9】像形成体ユニットの分解方法を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 20 支持部材 22b,51a,113a ネジ部 30 治具(A) 30b,30c,52a ナット部 40 治具(B) 40e,113c 脚 40f,113d 係止部 50 治具(C) 102 前側板 103 後側板 103a 像形成体受け部 111 前フランジ 112 後フランジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する像形成体と、前記像形成体の内
    部に像露光手段を有する画像形成装置において、 一方の装置基板に前記像形成体の保持手段を設けると共
    に、前記像露光手段と一体化された像形成体フランジ部
    材の前記像形成体への挿入手段を他方の装置基板に設
    け、 前記他方の装置基板に設けられた像形成体の挿入用の孔
    より前記像形成体を挿入し、前記像形成体を前記保持手
    段に保持した後、前記挿入手段により前記像露光手段を
    前記像形成体に挿入することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記像形成体フランジ部材に設けられた
    切欠部を通して、前記像形成体を係止する係止手段を設
    けることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記挿入手段はネジ及びナットを用いる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 回転する像形成体と、前記像形成体の内
    部に像露光手段を有する画像形成装置において、 一方の装置基板に前記像形成体の保持手段を設けると共
    に、前記像露光手段と一体化された像形成体フランジ部
    材の前記像形成体よりの引抜手段を他方の装置基板に設
    け、 前記引抜手段により、前記保持手段に保持された前記像
    形成体より前記像露光手段を引抜くことを特徴とする画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記挿入手段はネジ及びナットを用いる
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 円筒状の像形成体と、前記像形成体の内
    部に像露光手段を有する像形成体ユニットの組立或いは
    分解方法において、 前記像形成体の捕捉手段を設け、前記捕捉手段により前
    記像露光手段と一体化された像形成体フランジ部材に対
    し、前記像形成体を挿入することを特徴とする像形成体
    ユニットの組立方法。
  7. 【請求項7】 前記捕捉手段は前記像形成体の端部を捕
    捉することを特徴とする請求項6に記載の像形成体ユニ
    ットの組立方法。
  8. 【請求項8】 円筒状の像形成体と、前記像形成体の内
    部に像露光手段を有する像形成体ユニットの組立或いは
    分解方法において、 前記像形成体の捕捉手段を設け、前記捕捉手段により前
    記像露光手段と一体化された像形成体フランジ部材よ
    り、前記像形成体を押出すことを特徴とする像形成体ユ
    ニットの分解方法。
  9. 【請求項9】 前記捕捉手段は前記像形成体の端部を捕
    捉することを特徴とする請求項8に記載の像形成体ユニ
    ットの分解方法。
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