JPH10122869A - 外力検出装置およびその製造方法 - Google Patents

外力検出装置およびその製造方法

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JPH10122869A
JPH10122869A JP8298030A JP29803096A JPH10122869A JP H10122869 A JPH10122869 A JP H10122869A JP 8298030 A JP8298030 A JP 8298030A JP 29803096 A JP29803096 A JP 29803096A JP H10122869 A JPH10122869 A JP H10122869A
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JP
Japan
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glass substrate
oxygen
metal film
silicon substrate
angular velocity
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Application number
JP8298030A
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English (en)
Inventor
Masaya Tamura
昌弥 田村
Kazuhiro Inoue
和裕 井上
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外力を検出するための検出部が収容された密
閉室内の酸素を簡単な構成によって除去することによ
り、密閉室内を十分に減圧させ、検出部の検出感度を向
上させる。 【解決手段】 ガラス基板5の凹陥部5B底部にモリブ
デンからなる酸素吸収用金属膜32を蒸着して設け、シ
リコン基板2とガラス基板5との陽極接合時に発生し、
密閉室6内に残留した酸素ガスを、該酸素吸収用金属膜
32により吸収する。これにより、密閉室6内を十分に
減圧させ、角速度検出部3による角速度の検出感度を向
上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば加速度、角
速度等の外力を検出する外力検出装置およびその製造方
法に関し、特に、ガラス基板とシリコン基板とを減圧雰
囲気中で陽極接合することにより、該ガラス基板とシリ
コン基板との間に形成される密閉室内に検出部を収容す
るようにした外力検出装置およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両等に作用する加速度、角速
度の検出や、カメラの手ぶれ検出等を行う外力検出装置
は、例えば、特開昭62−118260号、特開平4−
242114号、特開平7−245416号公報等によ
り知られている。
【0003】以下、従来技術による外力検出装置として
角速度検出装置を例に挙げ、図8および図9に基づいて
説明する。
【0004】1はマイクロマシニング技術により製造さ
れた角速度検出装置である。2は高抵抗なシリコン材料
からなるシリコン基板である。
【0005】3は検出部としての角速度検出部であり、
該角速度検出部3は低抵抗シリコン(例えばポリシリコ
ン)からなり、シリコン基板2上に設けられている。そ
して、この角速度検出部3は、図8に示すように回転軸
Y−Yの回転が作用したとき、この回転軸Y−Y周りの
角速度Ωを検出するものである。
【0006】4は前記角速度検出部3と同様の低抵抗シ
リコン(例えばポリシリコン)からなる枠部であり、該
枠部4は前記角速度検出部3を取り囲むようにシリコン
基板2上に設けられている。
【0007】5はガラス材料からなるガラス基板を示
し、該ガラス基板5の下面は、後述する角速度検出部3
の電極支持部10および前記枠部4と接合するための接
合面5Aとなり、このガラス基板5の接合面5A側の中
央には凹陥部5Bが形成されている。そして、該ガラス
基板5は、図9に示すように、角速度検出部3および枠
部4と陽極接合され、シリコン基板2とガラス基板5と
の間に密閉室6を構成している。
【0008】ここで、角速度検出部3の構成について説
明するに、7,7はシリコン基板2上に設けられた支持
部である。8はシリコン基板2の表面から離間した状態
で設けられ、支持梁9,9,…を介して各支持部7に支
持された振動子を示し、該振動子8は図8中の矢示A方
向、矢示B方向に変位可能となっている。また、該振動
子8の両側面には、くし状電極8A,8Aが設けられて
いる。
【0009】10,10は振動子8の両側に位置し、シ
リコン基板2上に設けられた電極支持部であり、該各電
極支持部10の側面には、くし状電極10Aが設けら
れ、該各くし状電極10Aは、振動子8の各くし状電極
8Aと離間した状態で噛合している。
【0010】11は振動子8の下側に位置してシリコン
基板2の表面に設けられた電極板を示し、該電極板11
は、振動子8がコリオリ力により矢示B方向に変位した
ときに、その変位量を検出するものである。
【0011】また、前記各支持部7,振動子8,各支持
梁9,各電極支持部10は、例えば、P(リン),B
(ホウ素),Sb(アンチモン)等の不純物がドーピン
グされた低抵抗なポリシリコン膜をシリコン基板2上に
成膜し、このポリシリコン膜にエッチングを施すことに
より形成されるか、あるいは、ポリシリコン膜を形成し
た後に、このポリシリコン膜に上記不純物をドーピング
することにより、このポリシリコン膜を低抵抗化し、そ
の後、エッチング等により形成される。なお、前記枠部
4は、このポリシリコン膜にエッチングを施す際に、同
時に形成される。
【0012】このように構成される従来技術による角速
度検出装置では、振動子8のくし状電極8Aと電極支持
部10のくし状電極10Aとの間に駆動信号を印加し、
振動子8を矢示A方向に振動させる。この状態で、角速
度検出装置に回転軸Y−Y周りの角速度Ωが作用する
と、振動子8にコリオリ力Fが作用し、このコリオリ力
Fの大きさに対応して振動子8が矢示B方向に変位す
る。これにより、振動子8と電極板11との離間距離が
変化する。この離間距離の変化を、振動子8と電極板1
1との間の静電容量の変化により検出し、角速度の大き
さを測定する。
【0013】ここで、角速度Ωが作用したときに振動子
8に発生するコリオリ力Fは、下記の数1により算定さ
れる。
【0014】
【数1】F=2mVΩ ただし、上記数1中のmは振動子の質量、Vは振動子の
矢示A方向の振動速度、Ωは回転軸Y−Y周りの角速度
をそれぞれ示す。
【0015】この数1から明らかなように、コリオリ力
Fの大きさは、振動子8の振動速度に比例する。従っ
て、角速度が作用したときに生じるコリオリ力Fをでき
るだけ大きくし、角速度の検出感度を向上させるために
は、振動子8の振動速度を高速にする必要がある。
【0016】ところが、角速度検出部3の振動子8は、
図9に示すように、その幅寸法aが例えば400μm程
度であり、非常に微小に形成されている。このため、該
振動子8を空気中で振動させたのでは、空気のダンピン
グ作用により、振動子8を矢示A方向に高速に振動させ
ることができず、角速度の検出感度が低下してしまう。
また、空気中では、空気抵抗により振動子8の振幅が小
さくなるため、コリオリ力Fによる変位も小さくなり、
これによっても、角速度の検出感度が低下する。
【0017】そこで、シリコン基板2とガラス基板5と
を減圧雰囲気中で陽極接合することにより、密閉室6内
を減圧雰囲気とし、該密閉室6内に角速度検出部3を封
止することによって、角速度検出部3の振動子8を減圧
雰囲気中で高速に、かつ大きな振幅で振動させるように
している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、角速度検出部3を密閉室6内に封止するた
めに、シリコン基板2とガラス基板5とを減圧雰囲気中
で陽極接合している。この陽極接合時に、シリコン基板
2、ガラス基板5から酸素ガスが発生し、この酸素ガス
が密閉室6内に残留することにより、密閉室6内の圧力
が上昇してしまう。このため、角速度検出部3の振動子
8の振動が、残留酸素ガスによって妨げられ、振動子8
を高速に、大きく振動させることができず、角速度の検
出感度が低下する場合があるという問題がある。
【0019】一方、真空パッケージ型のマイクロセンサ
技術においては、図10に示すように、酸素吸収部材2
1を用いて、シリコン板とガラス板との間に形成された
空間内に残留した酸素を吸収する手段が知られている
(センサーズ アンド アクチュエーターズ A,43
(1994年)第243頁ないし第248頁「Sens
ors and Actuators A,43(19
94)243−248」参照)。
【0020】しかし、前記酸素吸収部材21は、図10
に示すように、NiとCrからなる金属部材22と、該
金属部材22の外周側を包囲して設けられたZr−V−
F合金とTiからなる被覆部材23とから構成されてい
る。このため、該酸素吸収部材21はサイズが大きく、
構造が複雑である。
【0021】この結果、このような酸素吸収部材21を
角速度検出装置1の密閉室6に配設すると、角速度検出
装置1のサイズが大きくなると共に、構成が複雑化し、
生産性が悪くなるという問題がある。
【0022】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、検出部が収容された密閉室内の酸素を簡
単な構成によって除去することができ、該密閉室内を減
圧させることにより検出部の検出感度を向上させること
ができる外力検出装置およびその製造方法を提供するこ
とを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1に係る発明は、シリコン基板と、該シリ
コン基板に陽極接合して設けられたガラス基板と、前記
シリコン基板と該ガラス基板との間に形成された密閉室
と、該密閉室内に収容され外力が作用したときの変位を
検出する検出部とからなる外力検出装置において、前記
密閉室内に位置して前記ガラス基板と前記シリコン基板
のうち少なくともいずれか一方の基板の表面に酸素吸収
用金属膜を設け、前記密閉室内の酸素を該酸素吸収用金
属膜によって吸収する構成としたことを特徴としてい
る。
【0024】このように構成することによって、シリコ
ン基板とガラス基板を陽極接合するときに、シリコン基
板、ガラス基板から酸素が発生し、陽極接合後に、この
酸素が密閉室内に残留しても、該密閉室内の残留酸素を
酸素吸収用金属膜の酸化によって吸収することができ
る。
【0025】請求項2に係る発明は、酸素吸収用金属膜
を、基板の表面に金属を蒸着することにより設ける構成
としたことにある。
【0026】これにより、例えば、スパッタ、電子ビー
ム蒸着等の手段を用いて、酸素吸収用金属膜を前記基板
に容易に設けることができると共に、酸素吸収用金属膜
を薄膜形成することができる。
【0027】請求項3に係る発明は、酸素吸収用金属膜
を、モリブデン,アルミ,チタン,バナジウム,タンタ
ル,ジルコニウム,タングステンの中から選択された金
属によって構成したことにある。
【0028】上述した、モリブデン,アルミ,チタン,
バナジウム,タンタル,ジルコニウム,タングステンの
金属は、高温になるほど活発に酸化する性質を有する。
これにより、上記金属からなる酸素吸収用金属膜は、常
温ではほとんど酸化せず、シリコン基板とガラス基板を
陽極接合するときの温度では、酸化がやや促進される。
さらに、該酸素吸収用金属膜は、シリコン基板とガラス
基板を陽極接合するときの温度よりも高く、かつ、ガラ
スの軟化点温度よりも低い温度では、活発に酸化するよ
うになる。
【0029】従って、シリコン基板とガラス基板とを陽
極接合した後に、該シリコン基板とガラス基板をガラス
の軟化点温度よりも低い温度に加熱し、密閉室内に設け
られた酸素吸収用金属膜を活発に酸化させることによ
り、密閉室内の酸素を該酸素吸収用金属膜によって吸収
することができ、密閉室内を減圧することができる。
【0030】請求項4に係る発明は、シリコン基板に外
力を検出する検出部を形成する検出部形成工程と、ガラ
ス基板の接合面に凹陥部を形成する凹陥部形成工程と、
該凹陥部形成工程により形成された前記ガラス基板の凹
陥部内面に酸素吸収用金属膜を蒸着する金属膜形成工程
と、前記酸素吸収用金属膜を蒸着したガラス基板の凹陥
部内に前記検出部が収容されるように前記シリコン基板
の接合面と前記ガラス基板の接合面とを衝合させ、該シ
リコン基板と該ガラス基板とを減圧雰囲気中で接合温度
まで加熱して陽極接合する接合工程とを含むことを特徴
としている。
【0031】上記構成の如く、検出部形成工程では、シ
リコン基板に検出部を形成する。一方、凹陥部形成工程
では、ガラス基板の接合面に凹陥部を形成し、金属膜形
成工程では、該ガラス基板の凹陥部内面に酸素吸収用金
属膜を蒸着させる。
【0032】次いで、接合工程では、ガラス基板の凹陥
部内に検出部が収容されるようにシリコン基板の接合面
とガラス基板の接合面とを衝合させ、シリコン基板とガ
ラス基板とを減圧雰囲気中で接合温度まで加熱して陽極
接合する。このとき、シリコン基板、ガラス基板から酸
素が発生し、シリコン基板とガラス基板との間に形成さ
れた密閉室内に、この酸素が封じ込まれて残留しようと
するが、この残留しようとする酸素を酸素吸収用金属膜
の酸化によって吸収し、密閉室内を減圧させる。
【0033】請求項5に係る発明は、さらに、前記接合
工程により接合されたシリコン基板とガラス基板とを接
合温度よりも高い温度でガラス基板の軟化点温度よりも
低い温度に加熱し、前記シリコン基板と前記ガラス基板
との間に形成された密閉室内の酸素を該酸素吸収用金属
膜の酸化により吸収する酸素吸収工程を含むことを特徴
としている。
【0034】これにより、酸素吸収工程では、陽極接合
されたシリコン基板とガラス基板を接合温度よりも高い
温度でガラス基板の軟化点温度よりも低い温度に加熱す
ることにより、密閉室内の酸素を、酸素吸収用金属膜の
酸化をさらに促進させることにより吸収し、密閉室内を
より一層減圧させる。ここで、シリコン基板とガラス基
板との接合温度よりも高い温度でガラス基板の軟化点温
度よりも低い温度は、例えば400度〜800度程度の
温度である。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳述する。
【0036】ここで、図1は本発明の第1の実施例によ
る外力検出装置として角速度検出装置を例に挙げて示し
ている。なお、本実施例では前述した従来技術の構成要
素と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0037】図において、31は本実施例による角速度
検出装置である。32は密閉室6内に設けられた酸素吸
収用金属膜を示し、該酸素吸収用金属膜32は、ガラス
基板5の凹陥部5Bの底面(内面)に蒸着されている。
【0038】また、該酸素吸収用金属膜32は、モリブ
デン(Mo),アルミ(Al),チタン(Ti),バナ
ジウム(V),タンタル(Ta),ジルコニウム(Z
r),タングステン(W)の中から選択された金属、例
えば、モリブデンにより構成されている。さらに、該酸
素吸収用金属膜32は、例えば、幅寸法bが100μm
程度、厚さ寸法cが2μm程度の微細な薄膜として形成
されている。
【0039】そして、該酸素吸収用金属膜32は、後述
するように、シリコン基板2とガラス基板5とを陽極接
合した後に、密閉室6内に残留した酸素ガスを吸収する
ものである。
【0040】ここで、酸素吸収用金属膜32を構成する
モリブデンは、高温になるほど活発に酸化する性質を有
する。これにより、該酸素吸収用金属膜32は、常温で
はほとんど酸化しない。また、酸素吸収用金属膜32
は、シリコン基板2とガラス基板5とを陽極接合すると
きの温度、例えば300度〜400度程度(以下、「接
合温度」という)で酸化が促進し、密閉室6内の酸素ガ
スを吸収するようになる。さらに、該酸素吸収用金属膜
32は、シリコン基板2とガラス基板5を陽極接合する
ときの温度よりも高く、かつ、ガラス基板5の軟化点温
度よりも低い温度、例えば400度〜800度程度(以
下、「酸化活性化温度」という)では、さらに活発に酸
化するようになり、密閉室6内の酸素ガスを多量に吸収
するようになる。
【0041】なお、酸素吸収用金属膜32を、モリブデ
ンに限らず、アルミ,チタン,バナジウム,タンタル,
ジルコニウム,タングステンによって構成してもよい。
これらの金属は、モリブデンと同様に、高温になるほど
活発に酸化する性質を有するため、酸素吸収用金属膜3
2をこれらの金属によって構成した場合でも、酸素吸収
用金属膜32をモリブデンで構成した場合と同様の性質
を持つようになる。
【0042】本実施例による角速度検出装置31は上述
したような構成を有するもので、次に、その製造方法を
図2ないし図6に基づいて説明する。
【0043】まず、角速度検出部形成工程では、図2に
示すように、エッチング等の手段を用いてシリコン基板
2に角速度検出部3および枠部4を形成する。即ち、シ
リコン基板2上の所定の位置に電極板11を薄膜形成し
た後、電極板11上に犠牲層(図示せず)を成膜する。
次いで、この犠牲層の上に、ポリシリコン膜を成膜した
後、P(リン),B(ホウ素),Sb(アンチモン)等
の不純物をドーピングして低抵抗化し、このポリシリコ
ン膜にエッチングを施し、角速度検出部3の振動子8,
各電極支持部10等および枠部4を形成する。その後、
前記犠牲層を溶かして除去する。
【0044】凹陥部形成工程では、図3に示すように、
ガラス基板5にエッチングを施し、ガラス基板5の接合
面5Aに凹陥部5Bを形成し、さらに、サンドブラス
ト、エッチング、レーザー等によってスルーホールを形
成する。
【0045】そして、金属膜形成工程では、図4に示す
ように、例えばスパッタ、電子ビーム蒸着等の手段を用
いて、ガラス基板5の凹陥部5B底面にモリブデン薄膜
を蒸着させた後、このモリブデン薄膜を、例えばフォト
リソグラフィー等の手段を用いて、図4に示すような形
状に成形し、酸素吸収用金属膜32を形成する。
【0046】接合工程では、図5に示すように、酸素吸
収用金属膜32が設けられたガラス基板5を、上,下が
逆になるように回転させ、ガラス基板5の凹陥部5B内
に角速度検出部3が収容されるように、シリコン基板2
上に設けられた角速度検出部3の電極支持部10および
枠部4をガラス基板5の接合面5Aとを衝合させる。
【0047】そして、これらを減圧雰囲気中で接合温度
まで加熱しつつ、シリコン基板2、ガラス基板5に例え
ば1000V程度の電圧を印加し、角速度検出部3の電
極支持部10および枠部4とガラス基板5とを陽極接合
する。これにより、角速度検出部3が密閉室6内に封止
される。なお、このとき、角速度検出部3の電極支持部
10および枠部4とガラス基板5とを陽極接合したとき
に発生した酸素ガスが、密閉室6内に封じ込まれて残留
しようとするが、この残留しようとする酸素を酸素吸収
用金属膜32の酸化によって吸収し、密閉室6内を減圧
させることができる。
【0048】さらに、酸素吸収工程では、図6に示すよ
うに、陽極接合されたシリコン基板2とガラス基板5
を、接合温度よりも高い温度で、かつガラス基板5の軟
化点温度よりも低い温度に加熱し、図6中の矢示に示す
如く、密閉室6内の酸素ガスを酸素吸収用金属膜32の
酸化によりさらに吸収し、密閉室6内をさらに減圧させ
る。
【0049】最後に、銀等を主成分とした導電ペースト
を前記スルーホールに充填し、導電ペーストと各電極支
持部10とを電気的に接合する。
【0050】このようにして、角速度検出装置31は製
造される。なお、本実施例による角速度検出装置31の
動作は、前述した従来技術による角速度検出装置1と同
様であるため省略する。
【0051】かくして、本実施例によれば、角速度検出
部3が収容される密閉室6内に酸素吸収用金属膜32を
設けることにより、シリコン基板2とガラス基板5とを
陽極接合するときに発生し、密閉室6内に残留しようと
する酸素ガスを、該酸素吸収用金属膜32で吸収するこ
とができ、密閉室6内を減圧させることができる。
【0052】特に、本実施例では、酸素吸収工程におい
て、陽極接合されたシリコン基板2とガラス基板5を接
合温度よりも高い温度でガラス基板5の軟化点温度より
も低い温度に加熱し、密閉室6内の酸素ガスを、酸素吸
収用金属膜32を活発に酸化させることによって多量に
吸収することができ、密閉室6内の圧力を大幅に減圧さ
せることができる。
【0053】これにより、角速度検出部3を最適な減圧
雰囲気中に封止することができ、角速度検出部3の振動
子8の振動が、酸素ガスによって妨げられるのを防止す
ることができる。従って、振動子8を高速に、かつ、大
きな振幅で振動させることができ、角速度の検出感度を
向上させることができる。
【0054】また、本実施例によれば、酸素吸収用金属
膜32を単一の金属材料によって構成することにより、
酸素吸収用金属膜32の構造を極めて簡単なものとする
ことができ、かつ、酸素吸収用金属膜32を微細な薄膜
としてガラス基板5に蒸着させることが可能となる。こ
れにより、角速度検出装置31の小型化を図ることがで
きる。
【0055】さらに、本実施例によれば、酸素吸収用金
属膜32を密閉室6内に簡単に設けることができる。即
ち、金属膜形成工程において、例えばスパッタ、電子ビ
ーム蒸着等の手段を用いて、ガラス基板5の凹陥部5B
底面にモリブデン薄膜を蒸着させ、このモリブデン薄膜
を、例えばフォトリソグラフィー等の手段を用いて成形
するだけで、酸素吸収用金属膜32を簡単に形成するこ
とができる。これにより、角速度検出装置31の生産性
の悪化、コストの上昇を防止できる。
【0056】次に、本発明の第2の実施例による外力検
出装置として角速度検出装置を例に挙げ、図7に基づい
て説明する。本実施例の特徴は、外力検出装置を、検出
部が設けられたシリコン基板の一側に第1のガラス基板
を陽極接合して設けると共に、該シリコン基板の他側に
第2のガラス基板を第2のガラス基板を陽極接合して設
ける構成としたことにある。
【0057】41は本実施例による角速度検出装置であ
る。42は角速度検出装置41の一部を構成するシリコ
ン基板を示し、該シリコン基板42は、シリコン材料に
より形成され、該シリコン基板42の上面は、一側接合
面としての上側接合面42Aとなり、該シリコン基板4
2の下面は、他側接合面としての下側接合面42Bとな
っている。
【0058】43はシリコン基板42の上側に陽極接合
して設けられた第1のガラス基板としての上側ガラス基
板を示し、該上側ガラス基板43は、ガラス材料により
形成され、該上側ガラス基板43の接合面43Aには、
凹陥部43Bが設けられている。
【0059】44はシリコン基板42の下側に陽極接合
して設けられた第2のガラス基板としての下側ガラス基
板を示し、該下側ガラス基板44はガラス材料により形
成され、該下側ガラス基板44の接合面44Aには、凹
陥部44Bが設けられている。
【0060】45は密閉室としての密閉収容室であり、
前記シリコン基板42の上側および下側にそれぞれ陽極
接合された上側ガラス基板43と下側ガラス基板44と
の間に構成されている。
【0061】46は密閉収容室45内に設けられた検出
部としての角速度検出部を示し、該角速度検出部46
は、前述した第1の実施例によるものと同様に、コリオ
リ力を利用して角速度を検出するもので、くし状電極4
7A,47Aを有する振動子47と、振動子47の両側
に設けられ、くし状電極48Aを有する一対の電極支持
部48,48と、上側ガラス基板43の凹陥部43B底
面に設けられた電極板49等とから構成されている。
【0062】50は密閉収容室45内に設けられた酸素
吸収用金属膜を示し、該酸素吸収用金属膜50は、下側
ガラス基板44の凹陥部44B底面に蒸着されている。
また、該酸素吸収用金属膜50は、前述した第1の実施
例によるものと同様に、モリブデンからなる微細な薄膜
として形成されている。
【0063】本実施例による角速度検出装置41は上述
したような構成を有するもので、次に、その製造方法に
ついて説明する。
【0064】まず、第1の凹陥部形成工程では、上側ガ
ラス基板43にエッチングを施し、上側ガラス基板43
の接合面43Aに凹陥部43Bを形成する。その後、該
上側ガラス基板43の凹陥部43B底面に電極板49を
形成する。
【0065】一方、検出部形成工程では、エッチング等
の手段を用いてシリコン基板42に角速度検出部46を
形成する。
【0066】そして、第1の接合工程では、電極板49
が設けられた上側ガラス基板43の接合面43Aと、角
速度検出部46が設けられたシリコン基板42の上側接
合面42Aとを陽極接合する。
【0067】次いで、第2の凹陥部形成工程では、下側
ガラス基板44にエッチングを施し、下側ガラス基板4
4の接合面44Aに凹陥部44Bを形成する。
【0068】さらに、金属膜形成工程で、例えばスパッ
タ、電子ビーム蒸着等の手段を用いて、下側ガラス基板
44の凹陥部44B底面にモリブデン薄膜を蒸着させた
後、このモリブデン薄膜を、例えばフォトリソグラフィ
ー等の手段を用いて成形し、酸素吸収用金属膜50を形
成する。
【0069】次いで、第2の接合工程で、上側ガラス基
板43が接合されたシリコン基板42の下側接合面42
Bと、酸素吸収用金属膜50が設けられた下側ガラス基
板44の接合面44Aとを陽極接合する。これにより、
図7に示すように、角速度検出部46が密閉収容室45
内に封止される。なお、この段階で、密閉収容室45内
には、陽極接合時に発生した酸素ガスが封じ込まれて残
留しようとするが、この残留しようとする酸素を酸素吸
収用金属膜50の酸化によって吸収し、密閉収容室45
内を減圧させる。
【0070】そして、酸素吸収工程で、陽極接合された
シリコン基板42、上側ガラス基板43および下側ガラ
ス基板44を、接合温度よりも高い温度でガラス基板4
3,44の軟化点温度よりも低い温度に加熱し、密閉収
容室45内の酸素ガスを酸素吸収用金属膜50の酸化に
よりさらに吸収し、密閉収容室45内を、さらに大幅に
減圧させる。
【0071】このようにして、角速度検出装置41は製
造される。なお、本実施例による角速度検出装置41の
動作は、前述した従来技術による角速度検出装置1と同
様であるため省略する。
【0072】かくして、本実施例によっても、密閉収容
室45内に設けられた酸素吸収用金属膜50により、密
閉収容室45内の酸素ガスを吸収して密閉収容室45内
を減圧することができ、前述した第1の実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0073】なお、前記各実施例では、ガラス基板5
(44)の凹陥部5B(44B)に酸素吸収用金属膜3
2(50)を設けるものとして説明したが、本発明はこ
れに限らず、シリコン基板2(42)に酸素吸収用金属
膜を蒸着して設けてもよい。
【0074】また、前記各実施例では、酸素吸収用金属
膜32(50)をガラス基板5(43,44)に蒸着す
るものとして述べたが、本発明はこれに限らず、酸素吸
収用金属膜32(50)をガラス基板5(43,44)
に溶着または塗着してもよい。
【0075】さらに、前記各実施例では、外力検出装置
として角速度検出装置31(41)を例に挙げて説明し
たが、本発明はこれに限らず、加速度検出装置にも適用
できる。
【0076】さらにまた、前記各実施例では、角速度検
出装置31(41)の製造方法において、接合工程と酸
素吸収工程の両方を含むものを例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限らず、酸素吸収工程は、必ずしも必須
ではない。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したとおり、請求項1に係る発
明によれば、密閉室内に位置してガラス基板とシリコン
基板のうち少なくともいずれか一方の基板の表面に酸素
吸収用金属膜を設け、密閉室内の酸素を該酸素吸収用金
属膜によって吸収する構成としたから、検出部を最適な
減圧雰囲気中に封止することができ、外力の検出感度を
向上させることができる。
【0078】請求項2に係る発明によれば、酸素吸収用
金属膜を、前記基板の表面に金属を蒸着することにより
設ける構成としたから、外力検出装置の製造過程におい
て、基板に酸素吸収用金属膜を蒸着するという簡単な手
段で、密閉室内の酸素を酸素吸収用金属膜で吸収でき、
密閉室内を減圧することができる。これにより、外力検
出装置の生産性の悪化、コストの上昇を防止でき、か
つ、外力検出装置の検出性能を高めることができる。ま
た、酸素吸収用金属膜を微細な薄膜として設けることが
でき、角速度検出装置の小型化を図ることができる。
【0079】請求項3に係る発明によれば、酸素吸収用
金属膜を、モリブデン,アルミ,チタン,バナジウム,
タンタル,ジルコニウム,タングステンの中から選択さ
れた金属で形成したから、酸素吸収用金属膜の酸化によ
って、密閉室内の酸素を酸素吸収用金属膜で吸収するこ
とができ、密閉室を減圧することができると共に、該酸
素吸収用金属膜を基板に蒸着して設けることができ、該
酸素吸収用金属膜を薄膜化することができる。
【0080】請求項4の発明によれば、金属膜形成工程
において、ガラス基板の凹陥部内面に酸素吸収用金属膜
を蒸着し、その後、接合工程において、シリコン基板、
ガラス基板を減圧雰囲気中で接合温度まで加熱して陽極
接合することにより、シリコン基板、ガラス基板から発
生して密閉室内に残留しようとする酸素を、酸素吸収用
金属膜によって吸収することができ、密閉室内を減圧さ
せることができる。
【0081】請求項5の発明によれば、前記接合工程に
より接合されたシリコン基板とガラス基板とを接合温度
よりも高い温度でガラス基板の軟化点温度よりも低い温
度に加熱し、シリコン基板とガラス基板との間に形成さ
れた密閉室内の酸素を該酸素吸収用金属膜の酸化により
吸収する酸素吸収工程を設ける構成としたから、酸素吸
収用金属膜の酸化をさらに促進させ、密閉室内の酸素を
酸素吸収用金属膜の酸化により、さらに吸収でき、密閉
室内をより一層減圧させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による角速度検出装置を
示す断面図である。
【図2】検出部形成工程を示す断面図である。
【図3】凹陥部形成工程を示す断面図である。
【図4】金属膜形成工程を示す断面図である。
【図5】接合工程を示す断面図である。
【図6】酸素吸収工程を示す断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例による角速度検出装置を
示す断面図である。
【図8】従来技術による角速度検出装置を示す分解斜視
図である。
【図9】図8中の角速度検出装置をシリコン基板にガラ
ス基板を接合した状態で矢示IX−IX方向からみた断面図
である。
【図10】従来技術による酸素吸収部材を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
31,41 角速度検出装置(外力検出装置) 2,42 シリコン基板 3,46 角速度検出部(検出部) 4 枠部 5,43,44 ガラス基板 6 密閉室 45 密閉収容室(密閉室)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板と、該シリコン基板に陽極
    接合して設けられたガラス基板と、前記シリコン基板と
    該ガラス基板との間に形成された密閉室と、該密閉室内
    に収容され外力が作用したときの変位を検出する検出部
    とからなる外力検出装置において、 前記密閉室内に位置して前記ガラス基板と前記シリコン
    基板のうち少なくともいずれか一方の基板の表面に酸素
    吸収用金属膜を設け、前記密閉室内の酸素を該酸素吸収
    用金属膜によって吸収する構成としたことを特徴とする
    外力検出装置。
  2. 【請求項2】 前記酸素吸収用金属膜は、前記基板の表
    面に金属を蒸着することにより設けてなる請求項1に記
    載の外力検出装置。
  3. 【請求項3】 前記酸素吸収用金属膜は、モリブデン,
    アルミ,チタン,バナジウム,タンタル,ジルコニウ
    ム,タングステンの中から選択された金属である請求項
    1または2に記載の外力検出装置。
  4. 【請求項4】 シリコン基板に外力を検出する検出部を
    形成する検出部形成工程と、 ガラス基板の接合面に凹陥部を形成する凹陥部形成工程
    と、 該凹陥部形成工程により形成された前記ガラス基板の凹
    陥部内面に酸素吸収用金属膜を蒸着する金属膜形成工程
    と、 前記酸素吸収用金属膜を蒸着したガラス基板の凹陥部内
    に前記検出部が収容されるように前記シリコン基板の接
    合面と前記ガラス基板の接合面とを衝合させ、該シリコ
    ン基板と該ガラス基板とを減圧雰囲気中で接合温度まで
    加熱して陽極接合する接合工程とからなる外力検出装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記接合工程により接合されたシリコン
    基板とガラス基板とを前記接合温度よりも高い温度でガ
    ラス基板の軟化点温度よりも低い温度に加熱し、前記シ
    リコン基板と前記ガラス基板との間に形成された密閉室
    内の酸素を該酸素吸収用金属膜の酸化により吸収する酸
    素吸収工程とを含む請求項4に記載の外力検出装置の製
    造方法。
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