JPH10122706A - 膨張弁 - Google Patents
膨張弁Info
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- JPH10122706A JPH10122706A JP8272334A JP27233496A JPH10122706A JP H10122706 A JPH10122706 A JP H10122706A JP 8272334 A JP8272334 A JP 8272334A JP 27233496 A JP27233496 A JP 27233496A JP H10122706 A JPH10122706 A JP H10122706A
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- passage
- temperature sensitive
- valve body
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2341/00—Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
- F25B2341/06—Details of flow restrictors or expansion valves
- F25B2341/068—Expansion valves combined with a sensor
- F25B2341/0683—Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2500/00—Problems to be solved
- F25B2500/15—Hunting, i.e. oscillation of controlled refrigeration variables reaching undesirable values
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Abstract
防止を図る。 【解決手段】 感温棒36fはダイヤフラム36aがその表面
に当接し、ダイヤフラム36aのストッパ部分を構成する
大径の感温部104と、これにその一端部が嵌合される感
温部104より小径の感温部105とからなり、樹脂101は感
温部105に圧入されて、第2の通路34の端部から感温部10
4の裏面である反ダイヤフラム側の面まで設けられる。
これにより、樹脂101は、弁本体30と所定の間隙30aを保
持して下部圧力作動室36c内に存在する感温部105の部分
の表面と感温部104の裏面に具備されることになる。な
お、上記間隙30aは均圧孔として作用する。かかる実施
の形態により、膨張弁10の過敏な弁開閉応答を避け、冷
凍システムにハンチング現象が生じるのを避けることが
できる。即ち、感温部に熱伝導率の低い樹脂材を装置
し、かつ感温部105を例えば従来の膨張弁の径5.6mm程度
に対して2.4mm程度の径に構成し、伝熱面積を小さくす
ることによりハンチング現象を避けるのである。
Description
装置等の冷凍サイクルに用いられる冷媒用の膨張弁に関
する。
装置の冷凍サイクルにおいて用いられており、図9は、
従来の膨張弁の縦断面図を冷凍サイクルの概略と共に示
している。膨張弁10は、角柱状のアルミ製の弁本体3
0には、冷凍サイクルの冷媒管路11においてコンデン
サ5の冷媒出口からレシーバ6を介してエバポレータ8
の冷媒入口へと向かう部分に介在される液相冷媒が通過
する第1の通路32と、冷媒管路11においてエバポレ
−タ8の冷媒出口からコンプレッサ4の冷媒入口へと向
かう部分に介在される気相冷媒が通過する第2の通路3
4とが上下に相互に離間して形成されている。
から供給された液相冷媒を断熱膨張させるためのオリフ
ィス32aが形成されており、第1の通路32は、オリ
フィス32aを介して通路321を経てエバポレータ8
の入口に接続されている。オリフィス32aは弁本体3
0の長手方向に沿った中心線を有している。オリフィス
32aの入口には弁座が形成されていて、弁座には弁部
材32cにより支持された弁体32bが存在し、弁体3
2bと弁部材32cとは溶接により固定されている。弁
部材32cは、弁体と溶接により固着されると共に圧縮
コイルばねの如き付勢手段32dにより付勢されてい
る。レシ−バ6からの液冷媒が導入される第1の通路3
2は液冷媒の通路となり、入口ポ−ト321と、この入
口ポ−ト321に連続する弁室35を有する。弁室35
は、オリフィス32aの中心線と同軸に形成される有底
の室であり、プラグ39によって密閉されている。
出口温度に応じて弁体32bに対して駆動力を与えてオ
リフィス32aの開閉を行うために、小径の孔37とこ
の孔37より径が大径の孔38が第2の通路34を貫通
して上記中心線の延長線上に形成され、弁本体30の上
端には感熱部となるパワーエレメント部36が固定され
るねじ孔361が形成されている。
のダイヤフラム36aと、このダイヤフラム36aを挾
んで互いに密着して設けられ、上記ダイヤフラムに区画
されて、その上下に二つの気密室を形成する上部圧力作
動室36b及び下部圧力作動室36cをそれぞれ形成す
る上カバー36dと下カバー36hと、上部圧力作動室
36bにダイヤフラム駆動流体となる所定冷媒を封入す
るための封切管36iとを備え、下部圧力作動室36c
は、オリフィス32aの中心線に対して同心的に形成さ
れた均圧孔36eを介して第2の通路34に連通されて
いる。第2の通路34には、エバポレータ8からの冷媒
蒸気が流れ、通路34は気相冷媒の通路となり、その冷
媒蒸気の圧力が均圧孔36eを介して下部圧力作動室3
6cに負荷されている。
ラム36aと当接し、かつ第2の通路34を貫通して大
径の孔38内に摺動可能に配置されて、エバポレータ8
の冷媒出口温度を下部圧力作動室36cへ伝達すると共
に、上部圧力作動室36b及び下部圧力作動室36cの
圧力差に伴うダイヤフラム36aの変位に応じて大径3
8内を摺動して駆動力を与えるアルミ製の感温棒36f
と、小径の孔37内に摺動可能に配されて感温棒36f
の変位に応じて弁体32bを付勢手段32dの弾性力に
抗して押圧するステンレス製の作動棒37fからなり、
感温棒36fには第1の通路32と、第2の通路34と
の気密性を確保するための密封部材、例えばOリング3
6gが備えられており、感温棒36fと作動棒37fと
は当接し、作動棒37fは弁体32bと当接しており、
感温棒36fと作動棒37fとで弁体駆動棒が構成され
ている。したがって、均圧孔36eには、ダイヤフラム
36aの下面から第1の通路32のオリフィス32aま
で延出した弁体駆動棒が同心的に配置されていることに
なる。
中には公知のダイヤフラム駆動流体が充填されていて、
ダイヤフラム駆動流体には第1の通路32や第2の通路
34に連通されている均圧孔36eに露出された弁体駆
動棒及びダイヤフラム36aを介して第2の通路34を
流れているエバポレ−タ8の冷媒出口からの冷媒蒸気の
熱が伝達される。
駆動流体は上記伝達された熱に対応してガス化し圧力を
ダイヤフラム36aの上面に負荷する。ダイヤフラム3
6aは上記上面に負荷されたダイヤフラム駆動ガスの圧
力とダイヤフラム36aの下面に負荷された圧力との差
により上下に変位する。ダイヤフラム36aの中心部の
上下への変位は弁体駆動棒を介して弁体32bに伝達さ
れ弁体32bをオリフィス32aの弁座に対して接近ま
たは離間させる。この結果、冷媒流量が制御されること
となる。
温度が上部圧力作動室36bに伝達されるため、その温
度に応じて上部圧力作動室36bの圧力が変化し、エバ
ポレータ8の出口温度が上昇する。つまりエバポレータ
の熱負荷が増加すると、上部圧力作動室36bの圧力が
高くなり、それに応じて感温棒36fつまり弁部材駆動
棒が下方へ駆動されて弁体32bを下げるため、オリフ
ィス32aの開度が大きくなる。これによりエバポレー
タ8への冷媒の供給量が多くなり、エバポレータ8の温
度を低下させる。逆に、エバポレータ8の出口温度が低
下する、つまりエバポレータの熱負荷が減少すると、弁
体32bが上記と逆方向に駆動され、オリフィス32a
の開度が小さくなり、エバポレータへの冷媒の供給量が
少なくなり、エバポレータ8の温度を上昇させるのであ
る。
れる冷凍システムにおいては、蒸発器への冷媒供給が過
剰・不足・過剰・不足を短い周期で繰り返す所謂ハンチ
ング現象が知られている。これは膨張弁が環境温度の影
響を受けた場合、例えば膨張弁の感温棒に未蒸発の液冷
媒が付着して、これを温度変化と感知してエバポレータ
の熱負荷の変動が生じ、過敏な弁開閉応答に基づくこと
を原因としている。
システム全体の能力を減ずると共に、圧縮機への液戻り
が生じ圧縮機に悪影響を生じるという問題がある。本発
明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは、簡単な構成の変更で、冷凍シ
ステムにハンチング現象が生じるのを防止する膨張弁を
提供することにある。
本発明に係る膨張弁は、液冷媒の通る第1の通路とエバ
ポレータからコンプレッサに向かう気相冷媒の通る第2
の通路を有する弁本体を備え、上記液冷媒の通路中に設
けられるオリフィスと、上記オリフィスを通過する冷媒
量を調節する弁体と、上記弁本体に設けられその上下の
圧力差により作動するダイヤフラムを有するパワーエレ
メント部と、一端にて上記ダイヤフラムに接し他端にて
上記弁体に接するとともに上記ダイヤフラムの変位によ
り上記弁体を駆動する感温棒とからなり、上記感温棒の
少なくとも上記第2の通路内の露出部表面に熱伝導率の
低い材料を設けたことを特徴とする。
は、上記材料として樹脂を用い、樹脂を上記表面にイン
サート成形により設けたことを特徴とする。更に、本発
明の膨張弁の他の形態としては、上記材料を上記弁体駆
動棒に設けた凹部に圧入して設けたことを特徴とする。
液冷媒の通る第1の通路とエバポレータからコンプレッ
サに向う気相冷媒の通る第2の通路を有する弁本体と、
上記第1の通路中に設けられるオリフィスと、オリフィ
スを通過する冷媒量を調節する弁体と、上記弁本体に設
けられるパワーエレメント部と、上記パワーエレメント
部内に設けられてその内部を上部圧力作動室と下部圧力
作動室に区画するダイヤフラムと、一端にて上記ダイヤ
フラムに接し他端にて上記弁体に接するとともに上記ダ
イヤフラムの変位により上記弁体を駆動する感温棒とか
らなり、上記感温棒の上記下部圧力作動室内に存在する
部分表面に熱伝導率の低い材料を設けたことを特徴とし
ている。また、具体的形態としては、上記材料が樹脂部
材であると共に、その樹脂部材の弾性により設けられて
いることを特徴としている。
は、冷凍システムのハンチング現象の原因となる膨張弁
の過敏な弁開閉応答が生じる環境温度の一過性的な変化
があっても、弁体駆動棒に熱伝導率の低い材料を設けて
いるので、上記過敏な弁開閉応答を避けることができ
る。
の形態を詳細に説明する。図1は本実施の形態の膨張弁
10の縦断面図であり、冷凍サイクルを省略して示し図
9と同一符号は、同一又は均等部分を示し、冷媒供給量
を制御する。膨張弁10は、アルミ製の弁体駆動棒を構
成する感温棒100に低熱伝導率の樹脂101がインサ
ート形成されて感温棒100に密着する状態に一体化さ
れている。低熱伝導率の樹脂101としては、例えば冷
媒等の影響による経時的変化のないPPS樹脂が用いら
れる。上記樹脂101は、感温棒100の気相冷媒が通
過する第2の通路34中に横ぎるように露出している部
分以外に下方の圧力作動室36c中に存在する感温部に
まで設けられている。樹脂101の厚さとしては、例え
ば1mm程度の厚さに設けられる。
0の第2の通路34中に露出する部分にのみ設けてよい
のは勿論である。かかる樹脂101を設けることによ
り、例えばエバポレータからの未蒸発の冷媒が第2の通
路34中に流れ、樹脂101に付着しても樹脂101は
低熱伝導率の材料であるため、エバポレータの熱負荷の
変動即ちエバポレータの熱負荷の増加が生じても、膨張
弁10の応答特性は鈍感になり、冷凍システムにハンチ
ング現象が生じるのを避けることができる。
断面図であり、図1と同一符号は同一又は均等部分を示
し、感温棒100に溝102を成形し、この溝102中
に耐冷媒性のゴム材103として例えばOリング36g
と同一材料を用い、ゴム材103を溝102中に圧入し
たものである。かかる構成により、図1の膨張弁と同一
の作用を奏するのは勿論である。
縦断面図であり、図1又は図2に示す膨張弁と相違する
部分の構成のみを示しており、同一の構成部分は省略し
ている。したがって、図3において、図1又は図2と同
一符号は同一又は均等部分を示し、感温棒36fはダイ
ヤフラム36aがその表面に当接し、ダイヤフラム36
aのストッパ部分を構成する大径の感温部104と、こ
れにその一端部が嵌合される感温部104より小径の感
温部105とからなり、樹脂101は感温部105に圧
入されて、第2の通路34の端部から感温部104の裏
面である反ダイヤフラム側の面まで設けられる。
所定の間隙30aを保持して下部圧力作動室36c内に
存在する感温部105の部分の表面と感温部104の裏
面に具備されることになる。なお、上記間隙30aは均
圧孔として作用する。かかる実施の形態により、膨張弁
10の過敏な弁開閉応答を避け、冷凍システムにハンチ
ング現象が生じるのを避けることができる。即ち、感温
部に熱伝導率の低い樹脂材を装置し、かつ感温部105
を例えば従来の膨張弁の径5.6mm程度に対して2.
4mm程度の径に構成し、伝熱面積を小さくすることに
よりハンチング現象を避けるのである。
イヤフラム36aの中央部が当接し、感温部104の裏
面近傍の端部は下カバー36hに当接している。また、
大径の感温部104に一端が嵌合される感温部105は
同一の径(例えば2.4mm程度の径)の作動棒にて構
成し、その他端に弁体32bを当接し、図1に示す作動
棒37fを省略してもよく、この場合には、感温棒10
5にOリング36gを感温部105の径に応じた大きさ
の径にて備えられる。
するために、感温棒36fに用いられる金属材料とし
て、感温棒104を真ちゅう及び感温部105をステン
レスによりそれぞれ構成し、あるいは感温部104及び
感温部105を共にステンレスにより構成するのであ
る。これらの金属材料は、他の金属材料例えばアルミ材
に比べて熱伝導率の低い材料を採用することになり、ハ
ンチング現象の抑制に効果的である。
部105に圧入する際、樹脂101の内周と感温部10
5の外周との間にクリアランスを設け、樹脂101の弁
本体30と間隙30aを介して対向する部分106のみ
を圧入してもよいのは勿論である。
0の縦断面図であり、樹脂101が間隙30a内に存在
することなく、下部圧力作動室36c内に存在するよう
に感温棒36fに樹脂101を圧入した構成を示し、他
の構成は図3に示す膨張弁と同一である。かかる構成に
より、圧力作動室36c内に液冷媒が侵入しても間隙3
0aが比較的大きいため、液冷媒は残留することなく排
出され易くなり、ハンチング現象の抑制を可能とするこ
とができる。
01を下部圧力室36c内に存在させ、弁本体30を感
温部105の方に延長することによって弁本体30と感
温部105との間隙30aを形成する。即ち、弁本体3
0をその30bに示すように感温部105の方へ第2の
通路34を形成する如く延長されることによって、弁本
体30と感温部105との間隙30aを形成する構成で
あり、他の構成は図3に示す膨張弁と同一である。かか
る構成により、間隙30aは比較的狭くなり圧力作動室
36c内への液冷媒の侵入が阻止され易くなり、ハンチ
ング現象を抑制することが可能となる。
であり、感温棒36fへの樹脂の装着及びシール用Oリ
ングの取り付けにおいて、図1の膨張弁と相違し、他の
基本的構成は同じである。したがって、図6において図
1と同一符号は、同一又は均等部分を示し、感温棒36
fは、ダイヤフラム36aの受け部(ストッパ部)31
2と、パワーエレメント部36の下部圧力作動室36C
内に摺動自在に挿入される大径部314と、第2の通路
34内に露出される感温部318と、大径部314と感
温部318との間に凹部例えば浅い溝部319とを有す
る。
面図の如く形成されており、感温棒36fの感温部31
8の外周部にゆるく嵌合される内径寸法を持ち、低熱伝
導率の樹脂材料、例えばポリアセタール樹脂でつくられ
る部材であって、肉厚寸法は例えば1mm以上とする。
なお、本実施態様では、例えば感温棒36fの外径を
2.4mm、樹脂部材の内径を2.8mm程度とする。
樹脂部材101のダイヤフラムに対向する側は、フラン
ジ部102として形成され、フランジ部102と反対側
の端部103との間の内周部104には、内側に向けて
突出する係合部105(例えば0.2mmの高さ)が設
けられる。係合部105は内周全周に形成されたり、内
周の複数個所の突起として形成されたりしてもよい。こ
の樹脂部材101を感温棒36fに嵌合し、係合部10
5を上記感温棒36fに形成された凹部(例えば0.2
mmの深さ)319にはめ込むことによって、樹脂部材
101は感温棒36fの外周部と間隙を保持して、樹脂
部材の弾性によって嵌着される。
間の連通を阻止するためのシール用のOリング36jを
歯付止め輪36kにより押圧固定している。かかる実施
態様において、ストッパ部312を真ちゅう製及び感温
棒36fをアルミ製にて構成し、樹脂部材を用いること
によって伝熱速度を低減させることができ、ダイヤフラ
ム部に伝達される熱の伝熱速度を遅くすることが可能と
なり、ハンチング現象の発生を防止することができる。
感温棒36fを作動棒37fと同様にステンレス製とす
ることにより、アルミ材に比べて熱伝導率の低い材料を
採用することにより、ハンチング現象の抑制に効果的で
ある。その際、ストッパ部312をもステンレス製とす
ることにより熱伝導率の低い材料を使用して熱の伝達を
より一層遅くすることができ、ハンチング現象の抑制に
より一層効果的である。
であり、図6の実施形態と基本的構成は同一であり、樹
脂部材101の厚さを、図7の実施形態の場合に比べて
大きくしたものであり、本実施形態であれば、フランジ
部102を1mm程度、係合部105が形成されている
部分を2mm程度としたものである。このように、樹脂
部材101の厚さを可変することにより、本発明ではハ
ンチング現象の程度に応じて、低熱伝導率の樹脂の厚さ
を適宜選択することにより、ハンチング現象をより効果
的に抑制することが可能となる。
明による膨張弁は、膨張弁の過敏な弁開閉応答を防止
し、冷凍サイクルに生じるハンチング現象を避けること
ができる。
縦断面図。
縦断面図。
縦断面図。
図。
図。
を示す図。
Claims (5)
- 【請求項1】 液冷媒の通る第1の通路とエバポレータ
からコンプレッサに向う気相冷媒の通る第2の通路を有
する弁本体と、上記第1の通路中に設けられるオリフィ
スと、オリフィスを通過する冷媒量を調節する弁体と、
上記弁本体に設けられ、その上下の圧力差により作動す
るダイヤフラムを有するパワーエレメント部と、一端に
て上記ダイヤフラムに接し他端にて上記弁体に接すると
ともに上記ダイヤフラムの変位により上記弁体を駆動す
る感温棒とからなり、上記感温棒の少なくとも上記第2
の通路内の露出部表面に熱伝導率の低い材料を設けたこ
とを特徴とする膨張弁。 - 【請求項2】 上記熱伝導率の低い材料がインサート成
形された樹脂であることを特徴とする請求項1記載の膨
張弁。 - 【請求項3】 上記熱伝導率の低い材料がゴム材である
ことを特徴とする請求項1記載の膨張弁。 - 【請求項4】 液冷媒の通る第1の通路とエバポレータ
からコンプレッサに向う気相冷媒の通る第2の通路を有
する弁本体と、上記第1の通路中に設けられるオリフィ
スと、オリフィスを通過する冷媒量を調節する弁体と、
上記弁本体に設けられるパワーエレメント部と、上記パ
ワーエレメント部内に設けられてその内部を上部圧力作
動室と下部圧力作動室に区画するダイヤフラムと、一端
にて上記ダイヤフラムに接し他端にて上記弁体に接する
とともに上記ダイヤフラムの変位により上記弁体を駆動
する感温棒とからなり、上記感温棒の上記下部圧力作動
室内に存在する部分表面に熱伝導率の低い材料を設けた
ことを特徴とする膨張弁。 - 【請求項5】 上記材料が樹脂部材であると共にその樹
脂部材の弾性により設けられていることを特徴とする請
求項4記載の膨張弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8272334A JPH10122706A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 膨張弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8272334A JPH10122706A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 膨張弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10122706A true JPH10122706A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17512452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8272334A Pending JPH10122706A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 膨張弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10122706A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-10-15 JP JP8272334A patent/JPH10122706A/ja active Pending
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JP2021017961A (ja) * | 2019-07-23 | 2021-02-15 | 株式会社不二工機 | パワーエレメント及びこれを用いた膨張弁 |
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