JPH10120934A - 水和酸化物コーティングを有する二酸化チタン顔料を媒体ミルを使用して製造する方法 - Google Patents

水和酸化物コーティングを有する二酸化チタン顔料を媒体ミルを使用して製造する方法

Info

Publication number
JPH10120934A
JPH10120934A JP9256746A JP25674697A JPH10120934A JP H10120934 A JPH10120934 A JP H10120934A JP 9256746 A JP9256746 A JP 9256746A JP 25674697 A JP25674697 A JP 25674697A JP H10120934 A JPH10120934 A JP H10120934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slurry
tio
particles
pigment
total weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9256746A
Other languages
English (en)
Inventor
Scott Matthew Herkimer
スコツト・マシユー・ハーキマー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH10120934A publication Critical patent/JPH10120934A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • C09C1/36Compounds of titanium
    • C09C1/3692Combinations of treatments provided for in groups C09C1/3615 - C09C1/3684
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C3/00Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
    • C09C3/04Physical treatment, e.g. grinding, treatment with ultrasonic vibrations
    • C09C3/041Grinding
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C3/00Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
    • C09C3/06Treatment with inorganic compounds
    • C09C3/063Coating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/50Agglomerated particles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/51Particles with a specific particle size distribution
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/62Submicrometer sized, i.e. from 0.1-1 micrometer
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/80Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases
    • C01P2004/82Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases two phases having the same anion, e.g. both oxidic phases
    • C01P2004/84Particles consisting of a mixture of two or more inorganic phases two phases having the same anion, e.g. both oxidic phases one phase coated with the other
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/60Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水和酸化物で表面がコートされた二酸化チタ
ン顔料を製造する方法の提供。 【解決手段】 a) ベースTiO2粒子を含む水性ス
ラリーを用意し、 b) 水和酸化物からなるコーティングをベースTiO
2粒子に施してコートされたTiO2粒子を含むスラリー
を作り、 c) コートされたTiO2粒子を含むこのスラリーを
濾過して脱水されたスラリーを作り、 d) 脱水されたスラリーを媒体ミル粉砕し、 e) 媒体ミル粉砕されたスラリーを乾燥して乾いたT
iO2顔料生成物を作り、そして f) この乾いたTiO2顔料生成物を流体エネルギー
ミル粉砕する 工程からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】 発明の分野 本発明は水和酸化物で表面処理した二酸化チタン粒子の
水性スラリーを媒体粉砕にかける二酸化チタン顔料の製
造方法に関する。粉砕したスラリーを乾燥してその乾い
た生成物を流体エネルギーで粉砕して、良好な粒子サイ
ズ分布を有する二酸化チタン顔料が生成される。
【0002】関連技術に関する説明 二酸化チタン(TiO2)は周知「塩化物」法および
「硫酸塩」法により商業的に製造される。「塩化物法」
では、四塩化チタン(TiCl4)が典型的には塩化ア
ルミニウムの存在下で酸素含有ガスによって気相で酸化
されて、TiO2の固体粒子の熱ガス状懸濁物が生成さ
れる。この粗TiO2粒状物は後続する処理をうけてT
iO2顔料の最終品に製造される。
【0003】Storyらの米国特許第5,332,433号
においては顔料TiO2を製造するための典型的方法が
略述されている。この方法は(1)粗TiO2を水性媒
体中に分散してスラリーを生成し、(2)スラリーを湿
式ミル粉砕し、(3)水和酸化物(例えばアルミナ、シ
リカ)を湿式ミル粉砕したTiO2の粒子表面上に沈殿
させ、(4)水和酸化物で表面処理したTiO2を濾過
により水性媒体から回収し、(5)TiO2を洗浄しそ
して濾過して塩およびその不純物を除去し、(6)洗浄
したTiO2生成物を乾燥し、そして(7)乾燥したT
iO2顔料生成物を、例えば流体エネルギーミルを使用
して所望のサイズまで粉砕する工程を包含する。Hinky
などの米国特許第3,942,999号もまた一種または
それ以上の水和酸化物でコートするのに先立ってTiO
2顔料が典型的には湿式ミル粉砕することを開示してい
る。
【0004】Bersteinらの米国特許第3,212,911
号は、液体媒体または可塑性媒体中に一層容易に分散可
能なTiO2顔料を製造する方法を記載しており、この
方法はアルカリ金属の硅酸塩、アルミン酸塩またはチタ
ン酸塩の溶液の存在下でTiO2を機械的に摩砕(例え
ばボールミル、ヘプルミルまたはコロイドミルでの粉
砕)することからなる。ミル粉砕工程に続いて、水和酸
化物(例えばアルミナまたはチタニア)で粒子のコーテ
ィングを行うために、二酸化チタンは追加的なアルカリ
金属化合物で後処理することができる。Tearらの米国特
許第4,448,609号中に記載されているように、顔
料粒子がアルミナを含む一種またはそれ以上の水和酸化
物で表面処理されたTiO2顔料の水性スラリーを製造
することができることも知られている。TiO2は濾過
により水性媒体から回収され、そして得られるフィルタ
ーケーキを水洗する。洗浄されたフィルターケーキの固
体濃度が60wt%を越えるように増大されそしてアミン
分散剤と陰イオン分散剤とからなる分散剤の組み合わせ
が分散物(湿ったフィルターケーキ)に導入される。次
に分散物はボールミル、ビードミルまたはサンドミルの
ような、粉砕要素を使用する好適な粉砕機内でミル粉砕
される。
【0005】本発明は最終的なTiO2顔料製品に所望
の粒子サイズ分布を与えるように流体エネルギーミル粉
砕される乾燥したTiO2顔料製品を製造するための方
法に関する。上述したように、このような製品をつくる
方法においては、コートされていないTiO2粒子が湿
式ミル粉砕され、そして得られるTiO2粒子が水和酸
化物でコートされる。コートされたTiO2粒子の湿式
ミル粉砕されたスラリーは濾過されそして乾燥され、ま
た乾いたTiO2顔料は流体エネルギーミル粉砕され
る。この流体エネルギーミル粉砕工程はエネルギー集約
的でありまた大きな資本投資を必要とする。製品の品質
を維持しまたは改善しつつ、より低いエネルギー経費で
操業できる乾燥したTiO2顔料製品を製造する工程を
有することは好ましい。追加的な投資をせずにTiO2
顔料の製造速度を改善できるのも好ましい。本発明は上
記の要件を満足する方法を提供するものである。
【0006】
【発明の概要】本発明は、 a) ベースTiO2粒子を含む水性スラリーを用意
し、 b) 水和酸化物からなるコーティングをベースTiO
2粒子に施してコートされたTiO2粒子を含むスラリー
を作り、 c) コートされたTiO2粒子を含むこのスラリーを
濾過して脱水されたスラリーを作り、 d) 脱水されたスラリーを媒体ミル粉砕し、 e) 媒体ミル粉砕されたスラリーを乾燥して乾いたT
iO2顔料生成物を作り、そして f) この乾いたTiO2顔料生成物を流体エネルギー
ミル粉砕する 工程からなる二酸化チタン顔料を製造する方法を提供す
る。
【0007】絶対に必要とは云えないが、固体高含有の
水性スラリーを使用することができ、その場合、水性ス
ラリー中のベースTiO2粒子の濃度はスラリーの全重
量に基づき約30〜約85wt%の範囲である。コーティ
ングはシリカ、アルミナ、ジルコニアおよびこれらの混
合物からなる群から選択される水和酸化物を含むのが好
ましい。水和酸化物コーティングはシリカからなってよ
く、その場合シリカの量はTiO2顔料の全重量に基づ
き典型的には約0.5〜約30wt%の範囲である。シリ
カの量は約2〜約11wt%の範囲であるのが好ましい。
水和酸化物コーティングはアルミナからなってよく、そ
の場合アルミナの量はTiO2顔料の全重量に基づき典
型的には約0.5〜約10wt%の範囲である。アルミナ
の量は約0.5〜約5wt%の範囲であるのが好ましい。
【0008】水性スラリー中のコートされたTiO2
子の濃度は、スラリーの濾過以前には、スラリーの全重
量に基づき40wt%より少ないのが好ましい。スラリー
が濾過されて脱水された後、コートされたTiO2粒子
の濃度は脱水されたスラリーの全重量に基づき30wt%
より多くそして60wt%より少ない。脱水されたスラリ
ーを媒体ビーズの入った粉砕チャンバー中に供給するこ
とによりスラリーが媒体ミル粉砕されてよく、またミル
粉砕されたスラリーは水が5wt%より少なくなるまで乾
燥されてよい。乾いたTiO2顔料生成物は、これを空
気または水蒸気とともにチャンバー内に供給することに
より流体エネルギーミル粉砕されてよい。
【0009】
【発明の詳述】本発明は、水和酸化物で表面処理したT
iO2顔料のスラリーを媒体ミル粉砕にかける、二酸化
チタン顔料を製造する方法を提供する。ミル粉砕したス
ラリーを乾燥しそして乾燥した生成物を流体エネルギー
ミル粉砕して、良好な粒子サイズ分布を有するTiO2
顔料が生成される。本発明の顔料を製造するのに使用す
るTiO2は塩化物法または硫酸塩法のいずれかにより
製造される通常のルチル型のものである。塩化物法がよ
り好ましい。この方法は典型的には、TiCl4とAl
Cl3との混合物を酸素または酸素含有ガスで酸化する
ことからなり、AlCl3の量はTiO2中で0.1〜1.
5%のAl23を生成するのに十分な量である。
【0010】本発明の方法ではベースTiO2粒子の水
性スラリーはまず当該技術分野で知られた技術により製
造される。「ベースTiO2粒子」とは、顔料を構成す
るTiO2粒子が表面処理法によってコートされていな
いことを意味する。このベースTiO2粒子は約0.4ミ
クロンより小さい、一次粒子平均サイズを有するのが好
ましい。ベースTiO2粒子はスラリーを生成するよう
に水中に分散され、スラリー中のベースTiO2粒子の
濃度は後続するコーティング工程に応じて変化する。ス
ラリーは典型的にはスラリーの全重量に基づき30wt%
より多いTiO 2顔料固形(ベースTiO2粒子)分を有
する。TiO2顔料固形分は約30〜約85wt%の範囲
である。
【0011】水性スラリーのTiO2粒子は次いで当該
技術分野で知られた技術により、水和酸化物を含むコー
ティングで表面処理される。慣用のコーティング法を使
用することができる。コーティング法の例は米国再発行
特許第27,818号;米国特許第4,781,761
号;同第4,125,412号であり、これらの開示は参
照によって本記載に加入されている。本発明はこれらの
方法に限定されるものではなく、既知の他の多くのコー
ティング法が用いられてもよい。一般にこれらのコーテ
ィング技術は、コーティング溶液をスラリーに添加しそ
して水和酸化物が所望の重量百分率で粒子の表面に沈殿
するようにスラリーの温度とpHとを調節することからな
る。例えば硅酸ナトリウムを含有する溶液をスラリーに
添加して、スラリーのpHを8以上にそして通常は11以
上に増大させることができる。次いで希酸(例えばHC
l)をスラリーに添加することにより、スラリーのpHを
数時間にわたって徐々に低下させる。酸が添加されるに
つれSiO2がTiO2粒子の表面に付着される。
【0012】好適な水和金属酸化物には例えば、硅素、
チタン、ジルコニウム、亜鉛、マグネシウム、アルミニ
ウム、イットリウム、アンチモニー、セリウムおよび錫
の酸化物がある。本発明のためには、コーティングがシ
リカを含有するならば、シリカは一般にTiO2顔料の
全重量に基づき約0.5〜約30wt%を構成し、また2
〜11wt%の範囲にあるのが好ましい。コーティングが
アルミナを含有するならば、アルミナは一般にTiO2
顔料の全重量に基づき約0.5〜約10wt%を構成し、
また0.5〜5wt%の範囲にあるのが好ましい。ある場
合には、スラリーの表面処理した粒子をまず硬化し、次
いでアルミン酸ナトリウムをスラリーに添加してpHを調
節することにより、TiO2粒子にトップコートとして
沈殿させてよい。コーティング工程を出るとスラリーは
一般に40wt%より少ない固形分を含有する。次にこの
スラリーは濾過され、洗浄されそして既知の技術により
再度濾過された、脱水されたスラリーが得られる。本明
細書で用いる場合、「脱水されたスラリー」という用語
は、スラリーが濾過されていることを意味する。場合に
より濾過工程で、ポリオール(例えばトリメチロールプ
ロパン)、アルカノールアミン(例えばトリエタノール
アミンおよび2−アミノ−2−メチル−1−プロパノー
ル)などのような粉砕助剤をスラリーに添加することが
できる。濾過、洗浄および再濾過の後、スラリーは30
wt%より多い固体含量(コートされたTiO 2粒子)を
有する。固体の濃度は60wt%より少ないのが好まし
く、より好ましくは、固体の濃度は30〜50wt%であ
る。
【0013】濾過、洗浄および再濾過の工程の後、脱水
されたTiO2スラリーは媒体ミル粉砕にかけられる。
本発明のために、媒体ミル粉砕は例えばボールミル粉
砕、サンドミル粉砕またはペブルミル粉砕によりまたは
他の媒体を用いる好適な任意の方法で実施することがで
きる。多くの種類の媒体または異なるサイズを用いるこ
とができ、当該技術分野における通常の技能を用いる
と、慣用のプロトコルに従って出発物質中の粒子サイズ
分布に基づいて所望の結果を得るように媒体を調整する
ことができる。TiO2スラリーは媒体ビーズが充填さ
れた粉砕チャンバー内に供給される。媒体は、回転軸に
取付けられた一連の円板によって粉砕チャンバー内で撹
拌される。媒体の動きはスラリーがポンプで送られる方
向に対して垂直であり、従ってTiO2粒子は媒体によ
り剪断される。一般に金網は媒体を粉砕チャンバー内に
保持するが、TiO2スラリーはミル粉砕機から排出す
ることができる。所望によりミル粉砕機からの生成物を
さらに篩分けすることができる。
【0014】驚くべきことに、粒子サイズ低下の増強が
水和酸化物での表面処理の前でなくむしろ後に媒体ミル
粉砕工程を設けることにより、達せられることが判っ
た。TiO2顔料を製造する方法においては、粒子サイ
ズ低下が増強すると、1)製造工程での必要エネルギー
の減少、2)TiO2顔料の製造速度の増大および3)
TiO2顔料製品の品質の改良という利点が得られる。
媒体ミル粉砕の後、スラリーは例えばフラッシュ乾燥、
噴霧乾燥またはオーブンのような適当な手段によって乾
燥される。スラリーは水が5wt%より少なく、より望ま
しくは0.7wt%より少なくなるまで乾燥される。最後
に、乾燥されたTiO2顔料生成物は流体エネルギーミ
ル粉砕にかけられる。流体エネルギーミル粉砕機ではT
iO2顔料を粉砕するのに流体例えば空気または水蒸気
が使用される。参照によってその開示が本明細書に加入
されている米国特許第4,427,451号の流体エネル
ギーミル粉砕法においては、TiO 2集塊物を破砕する
ために渦巻流れのハウジングに向けてTiO2を高速度
で搬送するように、内方へ渦巻流れの外方部に乾燥した
TiO2顔料が空気または水蒸気とともに導入される。
【0015】本発明の方法によって製造される乾燥した
TiO2顔料の粒子の集塊化は少ない。顔料の粒子集塊
化は一般に顔料の粒子サイズ分布(コースティル)によ
って測定される。0.6ミクロンより大きい粒径を有す
る粒子の重量百分率が小さい(例えば30%より小さ
い)顔料は、粒子の臭塊化が少なく、またこのような顔
料でつくられるコーティング(例えばペイント)は強い
光沢を有する傾向がある。0.6ミクロンより大きい粒
径を有する粒子の重量百分率が大きい顔料は、粒子の集
塊化が大きい傾向がありまたこのような顔料でつくられ
る最終製品の光沢はより劣る傾向にある。
【0016】本発明は以下の実施例によりさらに例示さ
れるが、これらは本発明の範囲を限定するものと解され
るべきでない。 〔試験方法〕 粒子サイズ分布 顔料製品の粒子サイズ分布は、一定水準の超音波処理に
より水性懸濁液中に分散された後、Sedigraph(Norcross
のMicrometrics Instrument Corp.製)による沈降分析に
より測定した。粒子サイズ測定および0.6ミクロンを
越える部分の百分率により、最終製品の光沢の最高値が
示されるが、これは適用するエネルギーの水準を任意の
適切なものにしながら越えてはならない値である。
【0017】エマルジョンの光沢 スラリー試料を用いてエマルジョンペイント処方物を用
意し、黒色のPVCパネル上にペイントを塗布し、定
温、定湿度(CTCH)のキャビネット内でパネルを3
時間乾燥し、Hunter光沢計(Hunter Laboratories社から
入手可能)を使用して60°光沢を測定しそして標準の
反射率値に対して光沢を計算することによってエマルジ
ョン光沢を測定した。
【0018】アルキド光沢 アルキドベヒクル中に顔料を分散することによりアルキ
ド光沢を測定した。分散体をサンドミル粉砕しそして噴
霧稠度まで樹脂で薄めた。厚さと表面特性とを均一にす
るように制御された条件下で自動噴霧塗装装置を使用し
てアルミニウムパネルを噴霧塗装した。ペイントフィル
ムを焼付けた。Hunter光沢計を使用してパネルの20°
反射率を測定しそして標準の反射率値に対して光沢を計
算することによって光沢を測定した。
【0019】
【実施例】
比較例A 米国特許第2,559,638号および第2,488,43
9号に開示されている塩化物法によってベースTiO2
を製造した。ベースTiO2を水中でスラリー化しそし
て米国特許第4,781,761号に開示のようにアルミ
ナとシリカでコートした。コーティング工程の後、コー
トされたTiO2を含有するスラリーを0.25%のトリ
メチロールプロパン(TMP)を用いて濾過し、噴霧乾
燥し、そして27インチのvortac流体エネルギーミル粉
砕機内で顔料1ポンドあたり水蒸気4.2ポンドの水蒸
気対顔料比で流体エネルギーミル粉砕した。上記した試
験方法に従って粒子サイズ分布、エマルジョン光沢およ
びアルキド光沢を測定し、その結果を下記の表1に示
す。
【0020】比較例B 1リットルあたり約325〜350gを有するベースT
iO2スラリーをpH7.0に中和しそして媒体ミル粉砕し
た。媒体ミル粉砕条件は円板端面速度2100フィート
/分、媒体装荷率85%、動力負荷約29〜30キロワ
ットであった。比較例Aに述べたのと同じ方法に従っ
て、媒体ミル粉砕したTiO2スラリーをコートし、0.
25%のTMPを用いて濾過し、乾燥しそして顔料1ポ
ンドあたり水蒸気4.5ポンドとして流体エネルギーミ
ル粉砕した。上記した試験方法によって、粒子サイズ分
布、エマルジョン光沢およびアルキド光沢を測定し、そ
の結果を下記の表1に示す。
【0021】実施例1 比較例Aに述べたのと同じ方法に従って、ベースTiO
2を製造しそしてコートした。コートされたTiO2粒子
のスラリーを、0.25%のTMPを使用して濾過しそ
して比較例Bに述べたのと同様の方法で洗浄した。次
に、脱水されたスラリーを比較例Bに述べたのと同じ方
法で媒体ミル粉砕した。媒体ミル粉砕機からの排出物を
乾燥しそして比較例Bに述べたのと同じ方法で顔料1ポ
ンドあたり水蒸気4.3ポンドで流体エネルギー粉砕し
た。上記した試験方法に従って粒子サイズ分布、エマル
ジョン光沢およびアルキド光沢を測定しその結果を下記
の表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1からわかるように、水和酸化物でコー
トした後、媒体ミル粉砕を行う実施例1の顔料製品によ
って、最良の結果が得られた。つまり0.6ミクロンを
越えるものの百分率が最小でありまた光沢値が最大であ
った。水和酸化物でのコーティングの前に媒体ミル粉砕
を行うと、媒体ミル粉砕を行わない場合(比較例A)と
比べ顔料特性が改善するが、水和酸化物でのコーティン
グの後に媒体ミル粉砕工程を導入することによりさらに
一層の改善が得られたことが判る。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a) ベースTiO2粒子を含む水性ス
    ラリーを用意し、 b) 水和酸化物からなるコーティングをベースTiO
    2粒子に施してコートされたTiO2粒子を含むスラリー
    を作り、 c) コートされたTiO2粒子を含むこのスラリーを
    濾過して脱水されたスラリーを作り、 d) 脱水されたスラリーを媒体ミル粉砕し、 e) 媒体ミル粉砕されたスラリーを乾燥して乾いたT
    iO2顔料生成物を作り、そして f) この乾いたTiO2顔料生成物を流体エネルギー
    ミル粉砕する 工程からなる二酸化チタン顔料の製造方法。
  2. 【請求項2】 水性スラリー中のベースTiO2粒子の
    濃度がスラリーの全重量に基づき約30〜約85wt%の
    範囲にある請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 水和酸化物がシリカ、アルミナ、ジルコ
    ニアおよびこれらの混合物からなる群から選択される請
    求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 水和酸化物がシリカからなり、またシリ
    カの量がTiO2顔料の全重量に基づき約0.5〜約30
    wt%の範囲にある請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 水和酸化物がアルミナからなり、またア
    ルミナの量がTiO 2顔料の全重量に基づき約0.5〜約
    10wt%の範囲にある請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】 水性スラリー中のコートされたTiO2
    粒子の濃度がスラリーの濾過以前のスラリーの全重量に
    基づき40wt%より少ない請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 水性スラリー中のコートされたTiO2
    粒子の濃度が脱水されたスラリーの全重量に基づき30
    wt%より多くまた60wt%より少ない請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 脱水されたスラリーを媒体ビーズの入っ
    た粉砕チャンバー内に供給することにより、スラリーを
    媒体ミル粉砕する請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 粉砕されたスラリーを、水が5wt%より
    少なくなるまで乾燥させる請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 スラリーを空気または水蒸気とともに
    チャンバーに供給することにより、乾いたTiO2顔料
    生成物を流体エネルギーで粉砕する請求項1記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 水和酸化物がシリカとアルミナとの混
    合物からなり、TiO2顔料の全重量に対してシリカが
    約2〜約11wt%の範囲にあり、またTiO2顔料の全
    重量に対してアルミナが約0.5〜約5wt%の範囲にあ
    る請求項3記載の方法。
JP9256746A 1996-09-24 1997-09-22 水和酸化物コーティングを有する二酸化チタン顔料を媒体ミルを使用して製造する方法 Ceased JPH10120934A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/710,927 US5730795A (en) 1996-09-24 1996-09-24 Process for manufacturing titanium dioxide pigment having a hydrous oxide coating using a media mill
US710927 1996-09-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10120934A true JPH10120934A (ja) 1998-05-12

Family

ID=24856094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9256746A Ceased JPH10120934A (ja) 1996-09-24 1997-09-22 水和酸化物コーティングを有する二酸化チタン顔料を媒体ミルを使用して製造する方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5730795A (ja)
EP (1) EP0832944B1 (ja)
JP (1) JPH10120934A (ja)
AU (1) AU711805B2 (ja)
CA (1) CA2214244A1 (ja)
DE (1) DE69713017T2 (ja)
SG (1) SG65022A1 (ja)
ZA (1) ZA978545B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11217219A (ja) * 1998-01-28 1999-08-10 Nonogawa Shoji Kk 複合化顔料及びこれを含有する化粧料
JP2002531390A (ja) * 1998-12-01 2002-09-24 アベンティス・フアーマ・リミテッド 微粉砕医薬物質を製造するための粉砕方法
JP2015525199A (ja) * 2013-03-15 2015-09-03 トロノックス エルエルシー 超音波処理を用いた二酸化チタン顔料の製造方法

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5922120A (en) * 1997-12-23 1999-07-13 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for producing coated TiO2 pigment using cooxidation to provide hydrous oxide coatings
US6548039B1 (en) 1999-06-24 2003-04-15 Altair Nanomaterials Inc. Processing aqueous titanium solutions to titanium dioxide pigment
US6375923B1 (en) 1999-06-24 2002-04-23 Altair Nanomaterials Inc. Processing titaniferous ore to titanium dioxide pigment
US6440383B1 (en) 1999-06-24 2002-08-27 Altair Nanomaterials Inc. Processing aqueous titanium chloride solutions to ultrafine titanium dioxide
US6695906B2 (en) 2000-04-12 2004-02-24 Millennium Inorganic Chemicals, Inc. Continuous processes for producing titanium dioxide pigments
US6395081B1 (en) * 2000-04-12 2002-05-28 Millennium Inorganic Chemical, Inc. Methods for producing titanium dioxide pigments having improved gloss at low temperatures
WO2001081480A2 (en) 2000-04-27 2001-11-01 E.I. Dupont De Nemours And Company Process for making durable titanium dioxide pigment by vapor phase deposition
US6342099B1 (en) * 2000-05-01 2002-01-29 Millennium Inorganic Chemicals, Inc. Coated titanium dioxide pigments and processes for production and use
US6635341B1 (en) * 2000-07-31 2003-10-21 Ppg Industries Ohio, Inc. Coating compositions comprising silyl blocked components, coating, coated substrates and methods related thereto
US6528568B2 (en) * 2001-02-23 2003-03-04 Millennium Inorganic Chemicals, Inc. Method for manufacturing high opacity, durable pigment
EP1768651A4 (en) * 2004-07-13 2008-09-10 Altairnano Inc CERAMIC STRUCTURES FOR THE PREVENTION OF MEDICINAL USE
CN101080263B (zh) * 2004-10-15 2011-06-08 特诺有限公司 改进的浓缩浆液的方法和设备
US7261770B2 (en) * 2004-11-24 2007-08-28 Millennium Inorganic Chemicals, Inc. Compositions and methods comprising pigments and polyprotic dispersing agents
JP2009505824A (ja) * 2005-08-23 2009-02-12 アルテアナノ インコーポレイテッド 高度な光触媒のリンドープアナターゼTiO2組成物及びその製造方法
US20070137526A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Tronox Llc Method for making high tint strength pigment compositions
UA95622C2 (uk) * 2006-01-30 2011-08-25 Кронос Інтернацьональ, Інк. ПІГМЕНТНІ ЧАСТИНКИ ДІОКСИДУ ТИТАНУ З ЛЕГОВАНОЮ ГУСТОЮ SiO2-ОБОЛОНКОЮ (ВАРІАНТИ), СПОСОБИ ЇХ ОДЕРЖАННЯ, ЗАСТОСУВАННЯ ТА МАТЕРІАЛ, ЩО ЇХ МІСТИТЬ
US7905953B2 (en) * 2006-01-30 2011-03-15 Kronos International Inc Titanium dioxide pigment particles with doped, dense SiO2 skin and methods for their manufacture
US7763110B2 (en) * 2006-01-30 2010-07-27 Kronos International Inc Titanium dioxide pigment particles with doped, dense SiO2 skin and methods for their manufacture
US20080020175A1 (en) * 2006-03-02 2008-01-24 Fred Ratel Nanostructured Indium-Doped Iron Oxide
WO2007103812A1 (en) * 2006-03-02 2007-09-13 Altairnano, Inc. Method for low temperature production of nano-structured iron oxide coatings
US20080044638A1 (en) * 2006-03-02 2008-02-21 Fred Ratel Nanostructured Metal Oxides
US20080022900A1 (en) * 2006-07-25 2008-01-31 Venkata Rama Rao Goparaju Process for manufacturing titanium dioxide pigment
US7238231B1 (en) * 2006-11-16 2007-07-03 Tronox Llc Process for manufacturing zirconia-treated titanium dioxide pigments
US20080254258A1 (en) * 2007-04-12 2008-10-16 Altairnano, Inc. Teflon® replacements and related production methods
US8840719B2 (en) 2011-03-09 2014-09-23 Tronox Llc Titanium dioxide pigments and manufacturing method
CN102352133B (zh) * 2011-06-17 2013-12-25 上海华力索菲科技有限公司 超细炉甘石微粒的表面包覆方法及其在合成纤维中的应用

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US27818A (en) * 1860-04-10 Artificial slate
US3342424A (en) * 1961-06-14 1967-09-19 American Cyanamid Co Titanium dioxide pigment and preparation
US3212911A (en) * 1961-09-18 1965-10-19 Cabot Corp Titanium dioxide pigments
US3640744A (en) * 1969-02-28 1972-02-08 Ppg Industries Inc Titanium dioxide of improved chalk resistance
GB1427210A (en) * 1973-09-22 1976-03-10 British Titan Ltd Pigments
US4125412A (en) * 1976-09-09 1978-11-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for the production of durable titanium dioxide pigment
US4448609A (en) * 1981-04-10 1984-05-15 Laporte Industries Limited Process for the production of aqueous dispersions of pigmentary titanium dioxide
GB8515561D0 (en) * 1985-06-19 1985-07-24 Ici Plc Anti-corrosion meal complex compositions
US4781761A (en) * 1986-04-30 1988-11-01 E. I. Du Pont De Nemours And Company Titanium dioxide pigment coated with boria-modified silica
US5356470A (en) * 1990-06-25 1994-10-18 E. I. Du Pont De Nemours And Company Media milling pigment slurries to eliminate or reduce oversize particles
US5203916A (en) * 1992-04-10 1993-04-20 Kerr-Mcgee Chemical Corporation Titanium dioxide pigment and method of preparation
TW221381B (ja) * 1992-04-28 1994-03-01 Du Pont
US5332433A (en) * 1993-11-24 1994-07-26 Kerr-Mcgee Chemical Corporation Titanium dioxide dispersibility
US5501732A (en) * 1994-02-28 1996-03-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for preparing silanized TiO2 pigments using a media mill

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11217219A (ja) * 1998-01-28 1999-08-10 Nonogawa Shoji Kk 複合化顔料及びこれを含有する化粧料
JP2002531390A (ja) * 1998-12-01 2002-09-24 アベンティス・フアーマ・リミテッド 微粉砕医薬物質を製造するための粉砕方法
JP2015525199A (ja) * 2013-03-15 2015-09-03 トロノックス エルエルシー 超音波処理を用いた二酸化チタン顔料の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0832944A2 (en) 1998-04-01
US5730795A (en) 1998-03-24
ZA978545B (en) 1999-03-23
SG65022A1 (en) 1999-05-25
CA2214244A1 (en) 1998-03-24
AU711805B2 (en) 1999-10-21
AU3920197A (en) 1998-03-26
MX9707145A (es) 1998-03-31
DE69713017T2 (de) 2003-01-02
EP0832944A3 (en) 1999-09-29
DE69713017D1 (de) 2002-07-11
EP0832944B1 (en) 2002-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10120934A (ja) 水和酸化物コーティングを有する二酸化チタン顔料を媒体ミルを使用して製造する方法
Braun et al. TiO2 pigment technology: a review
US3767455A (en) Treatment of oxide pigments
US6695906B2 (en) Continuous processes for producing titanium dioxide pigments
US3758322A (en) Rutile tio2 slurries
US20080085967A1 (en) Lower-energy process for preparing passivated inorganic nanoparticles
EP1292646B1 (en) Continuous processes for producing titanium dioxide pigments
JP6603708B2 (ja) 二酸化チタン
JPH09509688A (ja) 媒体ミルを使用するシラン処理されたTiO▲下2▼顔料を製造するための方法
EP2864424B1 (en) Manufacture of titanium dioxide pigments using ultrasonication
US3337300A (en) Process for the production of pigment from conditioned and calcined titanium dioxideparticles
US4227935A (en) High dry hide TiO2 slurries
JPH0350120A (ja) 二酸化チタン顔料粉末の製造方法
EP0576159A2 (en) Composite pigmentary material
JPH02194065A (ja) 微粒子二酸化チタン組成物
US4170485A (en) Titanium dioxide slurries from recycle material
TW201805370A (zh) 處理二氧化鈦顆粒之方法、二氧化鈦顆粒及其用途
JP2739227B2 (ja) 二酸化チタン顔料及びその製造方法
EP0035076B1 (en) High dry hide tio2 slurries
MXPA97007145A (en) A process for elaborating titanium dioxide pigment which has a hydrated oxide coating using a medium of molie

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040901

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070710

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20071204