JPH10120174A - 基板搬送カセット - Google Patents
基板搬送カセットInfo
- Publication number
- JPH10120174A JPH10120174A JP8298198A JP29819896A JPH10120174A JP H10120174 A JPH10120174 A JP H10120174A JP 8298198 A JP8298198 A JP 8298198A JP 29819896 A JP29819896 A JP 29819896A JP H10120174 A JPH10120174 A JP H10120174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing jig
- substrate
- surface fixing
- storage space
- cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Abstract
するとともに、その破損を回避することができる基板搬
送カセットを提供する。 【解決手段】 平板とフレームにより直方体状の収納空
間を区画形成し、その縦フレームに上下方向に沿って複
数段の保持部材を備え、各保持部材上に基板を載置して
搬送する基板搬送カセットであり、収納口となる正面
に、基板の長手方向の位置ずれを規制する正面固定治具
を着脱自在に取り付けるとともに、その少なくとも一側
面に、基板の幅方向の位置ずれを規制する側面固定治具
を着脱自在に取り付ける。
Description
送する基板搬送カセットに係り、特に複数枚のカラーフ
ィルタ用ガラス基板等を所定位置に確実に固定して搬送
する基板搬送カセットに関する。
ー液晶ディスプレイ(カラーLCD)が採用されてお
り、カラーLCDとして実用化されているものとして
は、例えばネガ表示のTNセルまたは黒色のGHセルと
各種のカラーフィルタを組み合わせたものなどが挙げら
れる。
いては、ガラス基板を各工程に搬送する必要があり、搬
送効率を高めるために、複数枚のガラス基板を収納して
搬送する基板搬送カセットが用いられている。このカセ
ットは、例えば複数段の保持板あるいは保持ピンが上下
方向に配置されたフレームを備えており、ガラス基板は
所定の段の保持板あるいは保持ピン上にその周辺部を載
置するようにして収納される。そして、所定の工程にお
いて、カセットから1枚ずつガラス基板が取り出され、
所望の加工が行われている。
ィルター用のガラス基板には、360mm×465mm
の小サイズと、370mm×470mmの大サイズとの
2種類のサイズが使用されるため、上記カセットは大サ
イズのガラス基板を基準として収納容積が設計されてい
る。また、カセットへのガラス基板の収納作業を容易に
するために、カセットは若干大きめに設計されている。
れのサイズのガラス基板も、保持板あるいは保持ピン上
に載置されているだけで固定されておらず、この状態で
ガラス基板を収納したカセットを搬送すると、振動等に
よりガラス基板の位置ずれが生じて、後工程での加工に
支障を来すという問題があった。また、搬送中におい
て、カセットのフレームにガラス板が当たることによっ
て、ガラス基板が破損するという問題もあった。
れたものであり、基板を確実に固定して、その位置ずれ
を防止するとともに、その破損を回避することができる
基板搬送カセットを提供することを目的とする。
るために、本発明は、平板とフレームにより直方体状の
収納空間を区画形成し、その縦フレームに上下方向に沿
って複数段の保持部材を備え、各保持部材上に基板を載
置して搬送する基板搬送カセットにおいて、上記収納空
間の収納口となる正面に、基板の長手方向の位置ずれを
規制する正面固定治具を着脱自在に取り付けるととも
に、上記収納空間の少なくとも一側面に、基板の幅方向
の位置ずれを規制する側面固定治具を着脱自在に取り付
けたような構成とした。
納口に位置する一対の縦フレームに着脱自在に取り付け
られ、その取付け位置の位置決め手段を有しているよう
な構成とした。
面中間部に位置する縦梁フレームに着脱自在に取り付け
られているような構成とした。
のバネ開閉機構が備えられているような構成とした。
の位置ずれ規制量を調整する規制量調整手段が備えられ
ているような構成とした。
手方向の位置ずれを規制するとともに、側面固定治具が
基板の幅方向の位置ずれを規制するので、縦フレームの
各保持部材上に載置された基板が確実に固定されること
になり、基板の位置ずれが防止されるだけでなく、その
破損が回避される。
着脱自在に取り付けられるので、これら固定治具を取り
外せば、基板の収納および取出しが容易になる。これら
固定治具の着脱をバネ開閉機構によりワンタッチで行う
ことにより、作業工数の増加を最小限にすることができ
る。
制量を調整する規制量調整手段を備えることにより、各
種サイズの基板に対応し得るものである。
を図面を参照して詳細に説明する。
施形態を示す概略斜視図である。図1において、基板搬
送カセット1は、長方形状の天板2と底板3を備えてお
り、これらの四隅間に縦フレーム4を掛け渡して直方体
状の収納空間を区画形成したものである。各縦フレーム
4には、図2に示すように、その上下方向に沿って複数
段の保持部材5が収納空間内に向けて設けられており、
各保持部材5上に図示しないガラス基板を載置するよう
になっている。
ム4にその基端部を固定した保持ピンにより形成されて
いるが、これに限るものではなく、基板を載置すること
ができれば、保持板や保持金具により形成してもよい。
また、図1では、底板3を長方形状の平板により形成し
ているが、図3に示すような面フレーム3aにより形成
してもよい。底板3を面フレーム3aにより形成すれ
ば、基板搬送カセット1を軽量化することができる。
セット1の両側面および背面の各中間部には、縦梁フレ
ーム6が固定されている。そして、両側面の縦梁フレー
ム6にも、その上下方向に沿って複数段の保持部材5が
備えられている。上記天板2、底板3縦フレーム4およ
び縦梁フレーム6は、例えばテフロン樹脂等の軽量な材
料により成形されている。基板搬送カセットのより軽量
化を図るためには、縦フレーム4および縦梁フレーム6
を中空成形することも可能である。
において、縦梁フレーム6の設けられていない正面が収
納口7となり、収納口7から所定の段の保持部材5上に
ガラス基板が載置されて収納され、必要に応じて保持部
材5上から外部へ取り出される。この基板搬送カセット
1の収納口7となる正面には、ガラス基板の長手方向の
位置ずれを規制するための正面固定治具8が着脱自在に
取り付けられている。この正面固定治具8は、収納口7
に位置する一対の縦フレーム4,4の中間部に掛け渡す
ように着脱自在に取り付けられ、その中間部に正面固定
治具8と直交する縦梁フレーム9を有するとともに、そ
の両端近傍に正面固定治具8の取付け位置を設定する位
置決め手段10を有している。
に直交した2本の支持棒として形成され、各支持棒1
0,10の下端部を底板3に支持することにより、正面
固定治具8の取付け高さを規定するようになっている。
各支持棒10,10は、正面固定治具8の取付け高さを
規定するために使用するので、それぞれの上端部は天板
2と隙間を隔てている。一方、正面固定治具8に固定さ
れた縦梁フレーム9は、ガラス基板が基板搬送カセット
1の収納空間から飛び出すのを防止することになる。
尚、本発明では、位置決め手段10として各支持棒1
0,10を設ける代わりに、縦梁フレーム9に位置決め
手段10を兼ねさしてもよい。この場合、縦梁フレーム
9の下端部を底板3に当接させることによって、正面固
定治具8の取付け高さを規定することができる。
側面には、ガラス基板の幅方向の位置ずれを規制する側
面固定治具11が着脱自在に取り付けられている。本実
施形態にあっては、側面固定治具11は、基板搬送カセ
ット1の両側面の中間部に位置する縦梁フレーム6に着
脱自在に取り付けられている。
治具11の両端部には、これを縦梁フレーム6に着脱自
在に取り付けるためのバネ開閉機構12が備えられてい
る。このバネ開閉機構12は、図5に示すように、一対
のコ字状のレバー部材12a,12aと、このレバー部
材12aの揺動支点を側面固定治具11上に取り付ける
支承ピン12bと、上記レバー部材12aと側面固定治
具11の表面との間に介設した圧縮コイルバネ12cと
からなっている。側面固定治具11の表面側に圧縮コイ
ルバネ12cが介設されているので、圧縮コイルバネ1
2cの付勢力により、常に側面固定治具11の裏面側に
おいて一対のレバー部材12a,12aは閉じている。
したがって、側面固定治具11の表面側において、レバ
ー部材12a,12aを手指で押すことにより、側面固
定治具11の裏面側においてレバー部材12a,12a
が開き、この状態で側面固定治具11を縦梁フレーム6
に重ねた後手指を離せば、ワンタッチで側面固定治具1
1を縦梁フレーム6に取り付けることができる。
れを収納口7に位置する一対の縦フレーム4,4に着脱
自在に取り付けるためのバネ開閉機構12が備えられて
おり、上記と同様の構造を有しているので、同様の操作
で正面固定治具8が縦フレーム4,4に取り付けられ
る。
11には、ガラス基板の位置ずれ規制量を調整する規制
量調整手段13が備えられている。この規制量調整手段
13を側面固定治具11を例に説明する。規制量調整手
段13は、図1、図4および図6に示すように、正面固
定治具8または側面固定治具11を貫通する付勢手段1
3aと、この付勢手段13aの突出し量を設定するスト
ッパ13bと、上記付勢手段13aの先端部に取り付け
られた付勢板13cとからなっている。
に、例えば、ボルト状の外筒部13dと、この外筒部1
3d内に挿入された内筒部13eと、外筒部13dの頭
部と内筒部13eの内端部との間に介設された圧縮コイ
ルバネ13fとからなっている。また、ストッパ13b
は、例えば蝶ネジにより形成され、蝶ネジの螺合力によ
りその先端部で付勢手段13aの外筒部13dを固定す
るようになっている。
および付勢板13cは、上記天板2、底板3、縦フレー
ム4および縦梁フレーム6と同様に、例えばテフロン樹
脂等の軽量な材料により成形されている。
フィルタ用のガラス基板を収納する場合、370mm×
470mmの大サイズのガラス基板に対しては、図6
(a)に示すように、ストッパ13bにより付勢手段1
3aを調整して収納空間内への付勢板13cの突き出し
量を小さく設定する。一方、360mm×465mmの
小サイズのガラス基板に対しては、図6(b)に示すよ
うに、ストッパ13bにより付勢手段13aを調整して
収納空間内への付勢板13cの突き出し量を大きく設定
する。このように規制量調整手段13により正面固定治
具8または側面固定治具11の位置ずれ規制量を調整す
ることによって、各種サイズの基板に対応させることが
できる。
1によれば、正面固定治具8がガラス基板の長手方向の
位置ずれを規制するとともに、側面固定治具11がガラ
ス基板の幅方向の位置ずれを規制する。したがって、縦
フレーム4および縦梁フレーム6の各保持部材5上に載
置されたガラス基板が正面固定治具8および側面固定治
具11によって確実に固定されることになり、ガラス基
板の位置ずれを防止することができるだけでなく、その
破損を積極的に回避することができる。
11はバネ開閉機構12によりワンタッチで着脱自在に
取り付けられるので、これら固定治具8,11を取り外
せば、ガラス基板の収納および取出し作業を容易に行う
ことができる。したがって、固定治具8,11の採用に
伴う作業工数の増加は、最小限に抑えられる。
レーム9の長さを、基板搬送カセット1の収納口7の高
さよりも短くして、上述の付勢板13cのみでガラス基
板の長手方向の位置ずれを規制するようにしてもよい。
ガラス基板を例に説明したが、本発明の基板搬送カセッ
トはこれに限るものではなく、平板状の全ての基板の収
納搬送に適応し得るものである。
大小関係には特に制限はない。
搬送カセットによれば、収納空間の収納口となる正面
に、基板の長手方向の位置ずれを規制する正面固定治具
を着脱自在に取り付けるとともに、その少なくとも一側
面に、基板の幅方向の位置ずれを規制する側面固定治具
を着脱自在に取り付けたので、収納した基板を確実に固
定して、その搬送時における位置ずれを防止するととも
に、その破損を積極的に回避することができるという優
れた効果を発揮する。
示す概略斜視図である。
材を示す概略側面図である。
示す概略側面図である。
定治具を示し、(a)はその側面図であり、(b)はそ
の平面図である。
閉機構を示す概略図である。
調整手段を示し、(a)は大サイズのガラス基板を固定
する場合の概略図、(b)は小サイズのガラス基板を固
定する場合の概略図、(c)は付勢手段の概略図であ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 平板とフレームにより直方体状の収納空
間を区画形成し、その縦フレームに上下方向に沿って複
数段の保持部材を備え、各保持部材上に基板を載置して
搬送する基板搬送カセットにおいて、 上記収納空間の収納口となる正面に、基板の長手方向の
位置ずれを規制する正面固定治具を着脱自在に取り付け
るとともに、上記収納空間の少なくとも一側面に、基板
の幅方向の位置ずれを規制する側面固定治具を着脱自在
に取り付けたことを特徴とする基板搬送カセット。 - 【請求項2】 前記正面固定治具が、収納口に位置する
一対の縦フレームに着脱自在に取り付けられ、その取付
け位置の位置決め手段を有していることを特徴とする請
求項1に記載の基板搬送カセット。 - 【請求項3】 前記側面固定治具が、側面中間部に位置
する縦梁フレームに着脱自在に取り付けられていること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板搬送
カセット。 - 【請求項4】 前記固定治具に、着脱用のバネ開閉機構
が備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項
3のいずれかに記載の基板搬送カセット。 - 【請求項5】 前記固定治具に、基板の位置ずれ規制量
を調整する規制量調整手段が備えられていることを特徴
とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の基板搬
送カセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8298198A JPH10120174A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 基板搬送カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8298198A JPH10120174A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 基板搬送カセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10120174A true JPH10120174A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17856493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8298198A Pending JPH10120174A (ja) | 1996-10-22 | 1996-10-22 | 基板搬送カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10120174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102583050A (zh) * | 2012-02-07 | 2012-07-18 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶面板基材的运输控制设备及其控制方法 |
-
1996
- 1996-10-22 JP JP8298198A patent/JPH10120174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102583050A (zh) * | 2012-02-07 | 2012-07-18 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶面板基材的运输控制设备及其控制方法 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050512 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050602 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050726 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20060213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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