JPH10120167A - 搬送システム、およびこれを備えた試料検査装置 - Google Patents

搬送システム、およびこれを備えた試料検査装置

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JPH10120167A
JPH10120167A JP28118796A JP28118796A JPH10120167A JP H10120167 A JPH10120167 A JP H10120167A JP 28118796 A JP28118796 A JP 28118796A JP 28118796 A JP28118796 A JP 28118796A JP H10120167 A JPH10120167 A JP H10120167A
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Kazuhiko Okuda
和彦 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】相互に接続された2つの搬送装置間におけるス
トッパを利用した搬送対象物の受け渡しを、簡易な構成
ならびに設定作業によって適切に行わせる。 【解決手段】第1の搬送路12と第2の搬送路32とを
交差する方向に接続した第1の搬送装置1Aと第2の搬
送装置1B、および上記第1の搬送路12を搬送されて
くる搬送対象物2,20と当接することによってこの搬
送対象物2,20の搬送を阻止するストッパ4と、を具
備する搬送システムであって、上記ストッパ4は、上記
第1の搬送路12を搬送されてくる搬送対象物2,20
に当接する位置と当接しない位置とに動作可能に設けら
れており、かつ上記第2の搬送装置1Bの移動部材34
には、上記ストッパ4を上記移動部材34に連動させて
搬送対象物2,20に当接する位置と当接しない位置と
に切換え動作させるように、上記移動部材34の移動動
作によって上記ストッパ4に当接する当接用部材35が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、ベルトコンベア装置やプッシ
ャコンベア装置などの所望の搬送装置を少なくとも2以
上組み合わせて構成される搬送システム、およびこれを
備えた試料検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所望の物品を搬送するための搬送システ
ムとしては、たとえば、図9に示すようなものがある。
同図に示す搬送システムは、循環駆動自在な無端状のベ
ルト90を備えた第1の搬送装置9Aと、水平方向に往
復動自在なプッシャ91を備えた第2の搬送装置9Bと
を組合せて構成されたものであり、第1の搬送装置9A
によって所望の搬送対象物mを矢印N1方向に搬送する
と、この搬送対象物を上記第2の搬送装置9B上に供給
載置できるように、上記2つの搬送装置9A,9Bが接
続されている。また、これら2つの搬送装置9A,9B
は、搬送対象物の搬送方向が互いに直交している。
【0003】このような構成によれば、第2の搬送装置
9B上に搬送対象物m(m1)が存在する場合には、第
1の搬送装置9A上の搬送対象物mを上記搬送対象物m
(m1)に当接させることにより、上記第1の搬送装置
9A上に多数の搬送対象物mをストックさせておくこと
ができる。そして、第2の搬送対象物9Bによって搬送
対象物m(m1)を矢印N2方向に搬送する都度、第1
の搬送装置9Aから空となった第2の搬送対象物9B上
に搬送対象物mを逐次供給することができる。したがっ
て、複数の搬送対象物mを第1の搬送装置9A上にスト
ックしながら、第2の搬送装置9Bによって上記搬送対
象物mを1つずつ所定の位置へ搬送することができる。
また、2つの搬送装置9A,9Bを、それらの長手方向
に直列状に配列する構成ではないために、搬送システム
全体が大きく嵩張ることも極力回避することができる。
【0004】ところが、上記搬送システムにおいて、2
つの搬送装置9A,9Bを単に接続しただけの構成で
は、たとえば図10に示すように、第2の搬送装置9B
上の搬送対象物mを矢印N2方向へ前進させるにつれ
て、第1の搬送装置9A上の終端部に位置する搬送対象
物m(m2)が、第2の搬送装置9B上へ一部移載され
てしまう事態を生じる。これでは、第1の搬送装置9A
上にストックされている複数の搬送対象物mの列が乱れ
てしまい、その後第2の搬送装置9Bによる搬送対象物
の適正な搬送が困難となる。
【0005】そこで、従来においては、上記不具合を解
消する手段として、たとえば図11および図12に示す
ように、第1の搬送装置9Aの終端部分に、昇降自在な
ストッパ93を設けていた。このような手段によれば、
第2の搬送装置9Bによって搬送対象物m(m1)を矢
印N2方向に搬送するときには、ストッパ93を上昇さ
せておくことにより、第1の搬送装置9A上にストック
されている他の搬送対象物mの搬送を阻止することがで
き、これら複数の搬送対象物mの整列状態が乱れること
を防止することができる。また、第2の搬送装置9Bに
よる搬送対象物m(m1)の搬送が終了した後には、上
記ストッパ93を下降させることにより、第1の搬送装
置9Aから第2の搬送装置9B上に搬送対象物を適切に
供給することができる。上記ストッパ93は、エアシリ
ンダ、あるいはモータなどのそれ専用の駆動源によって
昇降自在となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の搬送システムでは、次のような不具合があった。
【0007】すなわち、従来においては、ストッパ93
を2つの搬送装置9A,9Bの駆動源とは別個の駆動源
によって昇降させているために、ストッパ93を動作さ
せるための専用の駆動源を必要とする分だけ搬送システ
ム全体の装置構成が複雑化するばかりか、ストッパ93
を第2の搬送装置9Bのプッシャ91の動作に対応させ
て昇降させるためには、プッシャ91の移動を検知する
ためのセンサや、ストッパ93の昇降動作を検知するた
めのセンサなどが必要となり、装置構成がより一層複雑
化する。また、上記ストッパ93の駆動源として、たと
えばエアシリンダを用いたような場合には、そのエア圧
が低下することにより、ストッパ93が不用意に下降動
作するといった事態も生じ、このような不具合を解消す
るための手段を別途講じる必要もある。したがって、シ
ステム全体の構成が非常に複雑となって、その製造コス
トが高価となる不具合があった。また、従来では、上記
複数のセンサからの検知信号に基づいて、上記ストッパ
93の昇降タイミングを設定する必要もあり、その設定
作業も非常に煩雑なものとなっていた。
【0008】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、相互に接続された2つの搬送装
置間においてストッパを利用した適正な搬送対象物の受
け渡しを行わせる場合に、上記ストッパの動作制御に要
する装置構成を簡易にしてその製造コストの低減化を図
り、しかもその動作タイミングの調整作業も容易に行え
るようにして搬送システムの取扱いを容易なものにする
ことをその課題としている。
【0009】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】すなわち、本願発明の第1の側面によれ
ば、搬送システムが提供される。この搬送システムは、
所望の搬送対象物を搬送可能な第1の搬送路を有する第
1の搬送装置と、上記第1の搬送路を搬送されてくる搬
送対象物を受け取り可能で、かつこの搬送対象物を上記
第1の搬送路と交差する方向に搬送可能な第2の搬送
路、およびこの第2の搬送路に沿って移動する移動部材
を有する第2の搬送装置と、上記第1の搬送路を搬送さ
れてくる搬送対象物と当接することによってこの搬送対
象物の搬送を阻止するストッパと、を具備する搬送シス
テムであって、上記ストッパは、上記第1の搬送路を搬
送されてくる搬送対象物に当接する位置と当接しない位
置とに動作可能に設けられており、かつ、上記第2の搬
送装置の移動部材には、上記ストッパを上記移動部材に
連動させて搬送対象物に当接する位置と当接しない位置
とに切換え動作させるように、上記移動部材の移動動作
によって上記ストッパに当接する当接用部材が設けられ
ていることに特徴づけられる。
【0011】上記第1の搬送装置としては、ベルトコン
ベア装置を適用でき、また上記第2の搬送装置として
は、搬送対象物を押動するプッシャを備えたプッシャコ
ンベア装置を適用することができる。第1の搬送装置と
してベルトコンベア装置を用いれば、そのベルト上に複
数の搬送対象物をストックさせる点で有利となる。
【0012】本願発明においては、第2の搬送装置の移
動部材には当接用部材が設けられており、この当接用部
材は、上記移動部材の移動に伴って移動する。そして、
この当接用部材が移動することにより、この当接用部材
がストッパに当接してこのストッパを動作させる結果、
このストッパは、第1の搬送路を搬送される搬送対象物
に当接する位置と当接しない位置とに切り換わる。した
がって、第2の搬送装置を駆動させて、第2の搬送路上
の搬送対象物を所定方向に搬送するときには、上記移動
部材に伴って移動する当接用部材によってストッパを動
作させて、このストッパを第1の搬送路の搬送対象物に
当接する位置へ動作させることにより、第1の搬送装置
から第2の搬送装置に搬送対象物が不当に供給されるこ
とを阻止することができる。また、第2の搬送装置によ
る搬送対象物の搬送が終了し、次の搬送作業を開始する
態勢に復帰させるときには、やはりその際にも上記移動
部材に伴って移動する当接用部材によって上記ストッパ
を動作させ、このストッパを第1の搬送路の搬送対象物
と当接しない位置に切換え動作させることができる。こ
れにより、第1の搬送装置から第2の搬送装置への搬送
対象物の適切な受け渡しを行うことができる。このよう
に、本願発明では、第1の搬送装置から第2の搬送装置
への搬送対象物の受渡し、ならびにその受渡しの停止を
的確に行うことができる。
【0013】本願発明においては、第2の搬送装置の移
動部材に設けた当接用部材をストッパに当接させること
によって、ストッパに所定の切換え動作を行わせる構成
であるために、従来とは異なり、ストッパを動作させる
ための専用の駆動源が不要となり、システムの構成を簡
易にすることができる。また、第2の搬送装置の移動部
材が適切に移動する限りは、当接用部材を移動させてス
トッパを適切に切換え動作させることができるために、
従来のたとえば専用のエアシリンダを用いてストッパを
昇降させていた手段のように、エア圧の減圧によりスト
ッパが不用意に下降することを阻止するための特別な手
段を設ける必要もなくなり、システムの構成をより簡易
にすることができる。さらに、ストッパを搬送対象物に
当接する位置と当接しない位置とに切換え動作させるタ
イミングの設定は、移動部材に設ける当接用部材とスト
ッパとの物理的または機械的な設定によって行えばよ
く、従来のように複数のセンサを用いるような必要もな
い。したがって、センサを不用にできる分だけ、システ
ム全体の構成を一層簡易にでき、製造コストの大幅な低
減化が図れ、さらには上記ストッパを所定の状態に切換
え動作させるためのタイミング設定も非常に容易なもの
とすることができ、搬送システムの取扱いを容易にする
こともできる。
【0014】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
ストッパは、上記第1の搬送路よりも下方に設けられた
軸体によって回転可能に支持されているとともに、この
ストッパの回転動作によって上記第1の搬送路の下方か
ら上方への突出動作とその没入動作とを行うストッパ片
部を具備しており、かつ、上記当接用部材は、上記移動
部材の移動時に上記ストッパを所定方向に回転させるよ
うに上記ストッパの一部に当接可能である。
【0015】このような構成によれば、当接用部材をス
トッパの一部に当接させることにより、上記ストッパを
回転させることができる。そして、このストッパの回転
動作によって、ストッパ片部を第1の搬送路の下方から
上方へ出没させることができる。上記ストッパ片部が上
記第1の搬送路に突出した状態では、第1の搬送装置に
よる搬送対象物の搬送が阻止されることとなり、また上
記ストッパ片部が上記第1の搬送路の下方へ没入したと
きには、第1の搬送装置による搬送対象物の搬送が可能
となる。このように、上記構成では、第2の搬送装置の
移動部材に設けた当接用部材をストッパに当接させて、
このストッパを回転させるだけの簡単な構成によって、
第1の搬送装置によって搬送される搬送対象物の搬送と
その停止を適切に行うことができる。
【0016】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記ストッパ片部が上記突出動作と没入動作とをそれぞ
れ行ったときに、それらの各姿勢を保持するように上記
ストッパの回転動作を阻止する方向に上記ストッパに弾
発力を付与する弾性部材を具備している。
【0017】このような構成によれば、上記ストッパ片
部の突出動作時、および上記ストッパ片部の没入動作時
のいずれの時期においても、ストッパの姿勢を弾性部材
の弾発力によって保持することができる。したがって、
ストッパの回転姿勢の設定を確実なものにできる。
【0018】本願発明の第2の側面によれば、試料検査
装置が提供される。この試料検査装置は、上記第1の側
面によって提供される搬送システムと、試料分析装置と
を具備しており、かつ上記搬送システムによって搬送さ
れる搬送対象物は、上記試料分析装置によって分析され
る試料を収容した容器であることに特徴づけられる。
【0019】本願発明においては、搬送システムの第1
の搬送装置および第2の搬送装置によって搬送される容
器内の試料を、試料分析装置によって順次分析していく
ことができる。この場合、既述したとおり、上記搬送シ
ステムは、その構成が簡易であり、かつストッパの動作
調整も容易に行えるため、この試料検査装置の管理など
も容易となる。また、上記搬送システムでは、複数の容
器を第1の搬送路上にストックさせた状態において、こ
のストックされた容器を第1の搬送路から第2の搬送路
へ受け渡して試料分析装置に順次供給させてゆくことが
可能であるから、多数の試料を連続して分析処理するの
に好都合となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0021】図1は、本願発明に係る搬送システムA、
およびこの搬送システムAを備えた試料検査装置Bの一
例を示す斜視図である。図2は、図1のX1−X1断面
図である。図3は、図2のX2−X2断面図である。
【0022】図1において、この搬送システムAは、試
料検査装置Bで検査される試料を収容した試験管状の複
数本の容器20を搬送対象物の一例とするものである。
ただし、これら複数本の容器20は、その搬送が適切に
行えるように、ラック2に収容されて起立保持されてお
り、このラック2も搬送対象物としている。上記試料と
しては、たとえば人間の血液や尿などが適用され、また
上記ラック2としては、たとえば全体の概略形状がブロ
ック状のものが適用される。
【0023】上記搬送システムAは、第1の搬送装置1
A、第2の搬送装置1B、および第3の搬送装置1Cを
具備して構成されている。本願発明が適用される搬送シ
ステムは、第1の搬送装置と第2の搬送装置との少なく
とも2つの搬送装置を具備していればよく、これらに加
えて他の搬送装置が含まれていてもよい。
【0024】上記第1の搬送装置1Aおよび第3の搬送
装置1Cのそれぞれは、同一方向に循環駆動自在な2つ
の平行なベルト10,10を1組として構成されたベル
トコンベア装置であり、これら2つのベルト10,10
上に上記ラック2の長手方向両端部が載置されることに
より、上記ラック2を矢印Na,Ncのそれぞれの方向
に移送する。上記2つのベルト10,10の相互間に
は、ベルト10,10上にラック2を載置したときの安
定性を高めるなどの観点から平板11が適宜配置されて
いる。したがって、第1の搬送装置1Aの搬送路(第1
の搬送路)12は、上記平板11および2つのベルト1
0,10上に形成されている。また、上記第3の搬送装
置1Cの搬送路についても同様である。
【0025】上記第1の搬送装置1Aの前段には、この
第1の搬送装置1A上にラック2を順次供給するための
装置として、補助の搬送装置1Dが適宜設けられる。た
だし、上記第1の搬送装置1A上にラック2を供給する
手段は、これに限定されず、たとえば手作業などによっ
て複数のラック2を第1の搬送装置1A上に載置供給し
てもかまわない。
【0026】上記第2の搬送装置1Bは、第1の搬送装
置1Aによって矢印Na方向に搬送されてガイド板33
の手前位置に供給されてきたラック2を、上記ガイド板
33の長手方向に沿って矢印Nb方向に搬送するための
ものである。この第2の搬送装置1Bによって上記矢印
Nb方向に搬送されたラック2は、上記第3の搬送装置
1Cによってその後矢印Nc方向に搬送されて排出され
る。
【0027】上記第2の搬送装置1Bは、上記支持板3
1上に載置されたラック2を押動するためのプッシャ3
0とを備えたプッシャコンベア装置として構成されてい
る。この第2の搬送装置1Bの搬送路(第2の搬送路)
32は、上記支持板31上に形成されており、この第2
の搬送路32において搬送対象物が搬送される方向(矢
印Nb方向)は、上記第1の搬送路12において搬送対
象物が搬送される方向(矢印Na方向)と略直交する方
向である。図2および図3によく表れているように、上
記第2の搬送装置1Bは、上記プッシャ30や支持板3
1に加え、上記プッシャ30を支持する移動体34、こ
の移動体34に連結されたピン35、および上記移動体
34を上記第2の搬送路32に沿って直線往復動させる
ためのベルト駆動機構36をも具備している。
【0028】上記ベルト駆動機構36は、タイミングベ
ルト36a、このタイミングベルト36aが掛け回され
たプーリ36b、およびこのプーリ36bを間欠回転さ
せるための正逆両方向に回転自在なパルスモータ(図示
略)などを具備して構成されており、上記パルスモータ
の駆動動作によってタイミングベルト36aを所定ピッ
チずつ間欠移動させることができる。上記移動体34
は、上記タイミングベルト36aと平行に設けられた2
本のガイド杆37,37にガイドされており、その下面
部は上記タイミングベルト36aに止着されている。上
記移動体34は、パルスモータによってタイミングベル
ト36aが駆動されることにより、上記ガイド杆37,
37にガイドされ、上記第2搬送路32に沿って水平方
向に往復動自在である。
【0029】上記プッシャ30は、たとえば断面略L字
状に形成されており、その上部が上記支持板31よりも
上方に位置するように、上記移動体34に取付けられて
いる。このプッシャ30は、上記移動体34が移動する
ことにより、支持板31の長手方向に水平移動し、第2
搬送路32に存在するラック2の後端部を押動可能であ
る。上記ピン35は、本願発明にいう当接用部材の一例
に相当するものであり、上記プッシャ30と同様に、移
動体34の移動に伴って水平方向に移動するが、その移
動時には後述するストッパ4,4(4A,4B)の所定
の部位に当接するように上記移動体34の一側面から水
平方向に突出して設けられている。
【0030】上記第1の搬送路12の終端部分には、一
対のストッパ4,4(4A,4B)が設けられている。
これらの各ストッパ4は、図4に示すように、2枚のス
トッパ板40,41を、2本の軸体42,43を用いて
相互に連結したものである。一方のストッパ板40は、
上部に側面視略円弧状のストッパ片部44を形成したも
のである。他方のストッパ板41は、その一端部の下部
に下向き状の突起部45を具備するものであり、この突
起部45と、このストッパ板41の他端部側の下部46
とは、後述するように、上記ピン35によって押圧され
る被押圧部として機能することとなる。
【0031】上記ストッパ4は、図2に示すように、第
1の搬送路12の下方に配置された支持体5によって支
持されている。具体的には、支持体5に内装されたベア
リングによって上記軸体42が支持されることにより、
上記ストッパ4は上記軸体42を中心として上下方向に
回転可能に設けられている。上記支持体5は、ブロック
状などの適当な形状のものであり、たとえばチャンネル
部材50などの適当な固定部材に固定して設けられてい
る。また、上記ストッパ4は、上記軸体42を中心とし
て上下方向に回転することにより、上記ストッパ片部4
4が第1の搬送路12上に突出した状態(図2に示す状
態)と、上記第1の搬送路12よりも下方へ没入した状
態とに切換え動作されるように設定されている。このよ
うなストッパ片部44の出没動作は、第1の搬送装置1
Aの平板11に貫通孔11aを設けておくことによっ
て、この貫通孔11aから上記ストッパ片部44が上記
平板11の上方へ出没するように構成することができ
る。本実施形態においては、第1の搬送路12の途中位
置にストッパ4を配しているが、本願発明はこれに限定
されない。本願発明では、たとえば第1の搬送路12の
終端と第2の搬送路32との間に適当な隙間が設けられ
ているような場合には、この隙間部分に上記ストッパ4
を配してもよい。
【0032】上記ストッパ4は、上記ピン35が移動体
34に伴って水平方向に移動する際には、このピン35
が上記突起部45または下部46に当接するように設定
されている。具体的には、たとえば図5に示すように、
ストッパ4のストッパ片部44が第1の搬送路12に突
出した姿勢状態にあるときには、突起部45が下向き突
出状態にあり、この突起部45にピン35が当接するよ
うに設定されている。この場合には、同図仮想線に示す
ように、ピン35が矢印Nd方向へ移動すると、このピ
ン35が上記突起部45を押動する結果、ストッパ4は
軸体42を中心として矢印Ne方向に回転し、図6に示
すようにストッパ片部44が第1の搬送路12の下方へ
没入する姿勢となる。また、ストッパ4が図6に示す姿
勢のときには、上記突起部45に代わり、ストッパ4の
下部46が下向突出状態になり、この下部46に上記ピ
ン35が当接可能である。この場合には、同図仮想線に
示すように、ピン35が矢印Nf方向に移動すると、こ
のピン35が上記下部46を押動する結果、ストッパ4
は軸体42を中心として矢印Ng方向に回転し、図5に
示す状態に回転復帰する。
【0033】上記図5および図6によく表れているよう
に、上記ストッパ4にはバネ6が連結されている。この
バネ6は、一端部6aが支持体5に支持されているとと
もに、他端部6bがストッパ4に支持されている。図5
に示すように、ストッパ片部44が第1の搬送路12へ
突出した状態においては、上記バネ6はストッパ4の回
転中心である軸体42よりも上方に位置し、ストッパ4
に矢印Nh方向の引張力を付与する。したがって、上記
ストッパ4が図5に示す角度姿勢にあるときには、スト
ッパ片部44が下降する方向へストッパ4が回転するこ
とが上記バネ6の引張力によって阻止されることとな
る。また、その際ストッパ4の軸体43は、支持体5の
下面部5aに当接するように設定されており、これによ
り上記ストッパ4が同図矢印Neの反対方向へそれ以上
回転することが阻止されている。これに対し、図6に示
すように、ストッパ片部44が第1の搬送路12の下方
へ没入しているときには、上記バネ6はストッパ4の回
転中心である軸体42よりも下方に位置した状態で、ス
トッパ4に矢印Ni方向の引張力を付与する。したがっ
て、このような状態においてもストッパ4の上下方向の
回転は上記引張力によって阻止されることとなり、スト
ッパ4はその姿勢を維持することとなる。
【0034】図1において、上記試料検査装置Bは、上
記搬送システムAの第2の搬送装置1Bによって搬送さ
れる容器20に収容されている試料の成分分析を行うた
めの試料分析装置(図示略)を具備している。この試料
分析装置としては、液体クロマトグラフィ等の手法によ
って試料の所定成分の分析を行うように構成されたもの
が適用され、たとえば試料が人間の血液などである場合
には、血液中のグルコースの濃度を測定するための測定
装置、あるいは、血液中のヘモグロビンの種類を分析し
てその比率を特定するための測定装置などとして構成さ
れている。
【0035】上記試料検査装置Bには、試料分析装置を
用いての試料の分析作業を補助するための装置として、
チャッキング装置7や、サンプリング装置8も具備して
いる。上記チャッキング装置7は、容器20をラック2
から持ち上げて、容器20の外周面に表示されたバーコ
ードなどを読み取りセンサ70を用いて読み取る作業に
利用される。上記バーコードは、試料となる検体の持ち
主などを特定するデータを表示するものである。また、
上記チャッキング装置7は、容器20に収容された試料
を攪拌する作業にも利用される。一方、上記サンプリン
グ装置8は、中空状のニードル80を液送ポンプ81に
連結し、これらを水平方向ならびに鉛直方向に移動自在
に設けた構成である。容器20内の試料をサンプリング
する場合には、上記ニードル80を容器20の上部に装
着されたゴム製などの栓体21(たとえば図2参照)に
突き刺してその先端部を容器20内に配置させてから、
液送ポンプ81の吸引負圧作用によって、容器20内の
試料を上記ニードル80内に一定量だけ吸引して取り出
すようになっている。
【0036】次に上記構成の搬送システムA、および試
料検査装置Bの作用について説明する。
【0037】図1に示すように、上記搬送システムAに
おいては、第1の搬送装置1A上に複数のラック2が順
次供給されることにより、これらのラック2は矢印Na
方向に搬送され、第2の搬送装置1B上に順次供給され
る。第1の搬送装置1Aから第2の搬送装置1Bにラッ
ク2が供給されるときには、ストッパ4,4が出没し、
ラック2の受け渡し動作が制御される。このようなスト
ッパ4,4の具体的な動作を以下に説明する。
【0038】まず、図7に示すように、第2の搬送装置
1Bの第2の搬送路32に、第1の搬送装置1Aによっ
て搬送されてきたラック2(2a)が存在する場合に
は、第1の搬送装置1Aによって第2の搬送装置1B側
に搬送されてくる他のラックは、上記ラック2(2a)
に当接することによってその搬送が阻止される。したが
って、このような状態では、図7に示すように、各スト
ッパ4のストッパ片部44を第1の搬送路12の下方へ
没入させておいても何ら不具合はない。なお、本実施形
態においては、第1の搬送路12と第2の搬送路32と
は略同一高さレベルに設定されている。
【0039】次いで、このような状態において、第2の
搬送装置1B上のラック2をプッシャ30によって矢印
Nb方向に搬送すべく移動体34を同方向に移動させ
る。すると、この移動体34の移動に伴ってピン35が
同方向に前進して、このピン35が一方のストッパ4
(4A)の下部46に当接し、この下部46を上記矢印
Nb方向に押動することとなる。このようにしてストッ
パ4(4A)が押動されると、図6において説明したと
おり、このストッパ4(4A)は回転し、図8に示すよ
うに、そのストッパ片部44は第1の搬送路12に突出
することとなる。したがって、第1の搬送装置1A上の
他のラックは、上記ストッパ片部44に当接することと
なるために、第1の搬送装置1Aから第2の搬送装置1
B上へ他のラックが不当に供給されることが阻止され
る。
【0040】また、図8に示す状態からなおも移動体3
4が矢印Nb方向に移動すると、他方のストッパ4(4
B)も、上記一方のストッパ4(4A)と同様に、ピン
35によって押動されて、回転することとなる。その結
果、図3に示すように、2つのストッパ4,4(4A,
4B)の各ストッパ片部44が第1の搬送路12に突出
することとなり、第2の搬送装置1Bによるラック2
(2a)の搬送が終了した後においても、第1の搬送装
置1Aから第2の搬送装置1B上に他のラックが不当に
供給されることが阻止される。上記2つのストッパ4,
4の各ストッパ片部44が上方へ突出した姿勢は、図5
において説明したバネ6の弾発力によって適切に保持さ
れることとなり、第2の搬送装置1B上への他のラック
の不当な供給が確実に防止されることとなる。
【0041】上記のようにして、第2の搬送装置1Bに
よってラック2(2a)の搬送が終了した後には、移動
体34を上記とは逆向きに移動させ、プッシャ30およ
びピン35を元の初期位置に復帰させる。この復帰動作
時には、ピン35が各ストッパ4の突起部45に当接
し、この部分を上記矢印Nb方向とは逆方向(すなわち
図5における矢印Nd方向)に押動することとなるため
に、上記各ストッパ4は、上記バネ6の弾発力に抗して
回転する。その結果、移動体34が初期位置に復帰した
際には、先の図7に示したように、ストッパ片部44が
第1の搬送路12の下方へ没入するように設定される。
またこの状態は、バネ6の弾発力によって確実に保持さ
れる。このようにして、一対のストッパ4の各ストッパ
片部44が没入すれば、第1の搬送路12に存在するラ
ックが第2の搬送路32に供給されることなり、その後
第2の搬送装置1Bによってそのラックを所望の位置へ
適切に搬送することができる。
【0042】上記構成の搬送システムAでは、ストッパ
4の姿勢制御を、第2の搬送装置1Bの移動体34に連
結したピン35によって行わせているために、プッシャ
30を動作させるための専用の駆動手段は不要となり、
しかもその姿勢制御も非常に容易に行うことが可能とな
る。移動体34、ピン35、およびストッパ4などの各
部の相対的な位置関係を設定しておけば、ストッパ4や
移動体34などの位置検出を行うためのセンサなどを何
ら必要とすることなく、プッシャ30によるラック2の
搬送タイミングに合わせてストッパ4を所定の適正なタ
イミングで回転させることができ、そのタイミング設定
も非常に容易となる。
【0043】なお、上記第2の搬送装置1Bは、ラック
2を矢印Nb方向に所定ピッチずつ間欠移送するが、こ
の間欠移送時には、チャッキング装置7によって容器2
0がラック2から個々に持ち上げられてバーコートの読
み取りなどの所定の処理がなされ、さらにはサンプリン
グ装置8によって容器20内の試料が所定量だけサンプ
リングされて試料分析装置に供給される。上記搬送シス
テムAでは、第1の搬送装置1A上に複数のラック2を
ストックさせながら、それらのラック2をひとつずつ第
2の搬送装置1B上に供給し、これをチャッキング装置
7やサンプリング装置8の設置箇所に供給することがで
きる。したがって、多数の容器20内に収容された大量
の試料の分析処理を連続して効率よく実行することがで
きる。
【0044】上記実施形態においては、第1の搬送装置
としてベルトコンベア装置を適用し、また第2の搬送装
置としては、プッシャコンベア装置を適用したが、本願
発明はこれに限定されない。本願発明では、第1の搬送
装置と第2の搬送装置との具体的な種類は限定されな
い。したがって、本願発明でいう移動部材は、プッシャ
コンベア装置のプッシャ、あるいはこのプッシャを動作
させるための部材に限定されず、それ以外のたとえばベ
ルトコンベア装置のベルトなどであってもかまわない。
【0045】また、上記実施形態においては、ストッパ
を第1の搬送路の下方から上方へ出没自在に設けている
が、やはり本願発明はこれに限定されない。本願発明で
は、たとえばストッパを上下方向に出没させるのではな
く、ストッパを水平方向に動作可能に設けたうえで、こ
のストッパを第1の搬送路において搬送対象物と当接す
る位置から当接しない位置へ移動するように設けてもか
まわない。
【0046】その他、本願発明に係る搬送システムおよ
び試料検査装置の各部の具体的な構成は、上記実施形態
に限定されず、種々に設計変更自在である。本願発明に
係る搬送システムでは、搬送対象物となる物品の具体的
な種類は限定されない。また、ストッパやこのストッパ
に当接させるための当接用部材の具体的な形状なども限
定されない。さらに、本願発明に係る試料検査装置で
は、試料分析装置の具体的な構成もとくに限定されるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る搬送システム、およびこの搬送
システムを備えた試料検査装置の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のX1−X1断面図である。
【図3】図2のX2−X2断面図である。
【図4】本願発明に係る搬送システムに適用されるスト
ッパの一例を示す分解斜視図である。
【図5】本願発明に係る搬送システムに適用されるスト
ッパの動作状態を示す要部側面図である。
【図6】本願発明に係る搬送システムに適用されるスト
ッパの動作状態を示す要部側面図である。
【図7】本願発明に係る搬送システムの動作状態の一例
を示す側面断面図である。
【図8】本願発明に係る搬送システムの動作状態の一例
を示す側面断面図である。
【図9】従来の搬送システムの一例を示す平面説明図で
ある。
【図10】図9に示す搬送システムの動作状態の一例を
示す平面説明図である。
【図11】従来の搬送システムの他の例を示す平面説明
図である。
【図12】図11のX3−X3要部断面図である。
【符号の説明】
1A 第1の搬送装置 1B 第2の搬送装置 2 容器(搬送対象物) 4 ストッパ 6 バネ(弾性部材) 12 第1の搬送路 30 プッシャ 32 第2の搬送路 34 移動体(移動部材) 35 ピン(当接用部材) 42 軸体 44 ストッパ片部 A 搬送システム B 試料検査装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の搬送対象物を搬送可能な第1の搬
    送路を有する第1の搬送装置と、 上記第1の搬送路を搬送されてくる搬送対象物を受け取
    り可能で、かつこの搬送対象物を上記第1の搬送路と交
    差する方向に搬送可能な第2の搬送路、およびこの第2
    の搬送路に沿って移動する移動部材を有する第2の搬送
    装置と、 上記第1の搬送路を搬送されてくる搬送対象物と当接す
    ることによってこの搬送対象物の搬送を阻止するストッ
    パと、を具備する搬送システムであって、 上記ストッパは、上記第1の搬送路を搬送されてくる搬
    送対象物に当接する位置と当接しない位置とに動作可能
    に設けられており、かつ、 上記第2の搬送装置の移動部材には、上記ストッパを上
    記移動部材に連動させて搬送対象物に当接する位置と当
    接しない位置とに切換え動作させるように、上記移動部
    材の移動動作によって上記ストッパに当接する当接用部
    材が設けられていることを特徴とする、搬送システム。
  2. 【請求項2】 上記第1の搬送装置は、ベルトコンベア
    装置であり、かつ上記第2の搬送装置は、搬送対象物を
    押動するプッシャを備えたプッシャコンベア装置であ
    る、請求項1に記載の搬送システム。
  3. 【請求項3】 上記ストッパは、上記第1の搬送路より
    も下方に設けられた軸体によって回転可能に支持されて
    いるとともに、このストッパの回転動作によって上記第
    1の搬送路の下方から上方への突出動作とその没入動作
    とを行うストッパ片部を具備しており、かつ、 上記当接用部材は、上記移動部材の移動時に上記ストッ
    パを所定方向に回転させるように上記ストッパの一部に
    当接可能である、請求項1または2に記載の搬送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記ストッパ片部が上記突出動作と没入
    動作とをそれぞれ行ったときに、それらの各姿勢を保持
    するように上記ストッパの回転動作を阻止する方向に上
    記ストッパに弾発力を付与する弾性部材を具備してい
    る、請求項3に記載の搬送システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の搬
    送システムと、試料分析装置とを具備しており、かつ上
    記搬送システムによって搬送される搬送対象物は、上記
    試料分析装置によって分析される試料を収容した容器で
    あることを特徴とする、試料検査装置。
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