JPH10119399A - 熱転写プリンタ白紙印字防止機構 - Google Patents
熱転写プリンタ白紙印字防止機構Info
- Publication number
- JPH10119399A JPH10119399A JP27827096A JP27827096A JPH10119399A JP H10119399 A JPH10119399 A JP H10119399A JP 27827096 A JP27827096 A JP 27827096A JP 27827096 A JP27827096 A JP 27827096A JP H10119399 A JPH10119399 A JP H10119399A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- ribbon
- pulley
- transfer printer
- paper printing
- Prior art date
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- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクリボン切断時の白紙印字を防止する。
【解決手段】 モータ3の軸と繰出しプーリー7と巻取
りプーリー4とにかけわたされたベルト8と、繰出しプ
ーリー7とインクリボン9のリールとの間に設けられた
トルクリミッタ10とを含んで構成される。
りプーリー4とにかけわたされたベルト8と、繰出しプ
ーリー7とインクリボン9のリールとの間に設けられた
トルクリミッタ10とを含んで構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写プリンタ白紙
印字防止機構に関する。
印字防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【0003】図3は従来の一例を示す上面図である。図
3に示す熱転写プリンタは、印字時にインクリボンを巻
き取ってゆくためにモータ101から巻き取りプーリ1
02にベルトを介して駆動がかかっている。繰り出し側
インクリボン103の軸には、トルクリミッタが具備さ
れており、繰り出し側インクリボン103には一定の負
荷トルクがかかっている。(例えば、特開昭62−15
1372号公報参照)このようにすると、巻き取り側イ
ンクリボン104が巻き取られてゆき際、常にリボンが
たるまないように、リボンに適当な張力をかけることが
できる。
3に示す熱転写プリンタは、印字時にインクリボンを巻
き取ってゆくためにモータ101から巻き取りプーリ1
02にベルトを介して駆動がかかっている。繰り出し側
インクリボン103の軸には、トルクリミッタが具備さ
れており、繰り出し側インクリボン103には一定の負
荷トルクがかかっている。(例えば、特開昭62−15
1372号公報参照)このようにすると、巻き取り側イ
ンクリボン104が巻き取られてゆき際、常にリボンが
たるまないように、リボンに適当な張力をかけることが
できる。
【0004】また、リボンの終端を検出する光センサ1
05が設けられている。
05が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、何らかの原因でインクリボンが切断した場合、巻き
取り側のインクリボンはモータの回転により、巻き取り
プーリに巻き取られるが、繰り出し側インクリボンの方
は切断場所から動くことができないので、もし、切断場
所が光センサよりも巻き取りプーリ側にあると、この障
害を検知できないため、リボン切れによる白紙印字が起
るという欠点があった。
は、何らかの原因でインクリボンが切断した場合、巻き
取り側のインクリボンはモータの回転により、巻き取り
プーリに巻き取られるが、繰り出し側インクリボンの方
は切断場所から動くことができないので、もし、切断場
所が光センサよりも巻き取りプーリ側にあると、この障
害を検知できないため、リボン切れによる白紙印字が起
るという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の熱転写プリ
ンタ白紙印字防止機構は、繰出し側のインクリボンにリ
ボン走行方向と逆の駆動トルクを常時かけておくことに
より、前記インクリボン切断事故発生時に、繰出された
インクリボンを巻戻す。
ンタ白紙印字防止機構は、繰出し側のインクリボンにリ
ボン走行方向と逆の駆動トルクを常時かけておくことに
より、前記インクリボン切断事故発生時に、繰出された
インクリボンを巻戻す。
【0007】第2の発明の熱転写プリンタ白紙印字防止
機構は、モータの軸と繰出しプーリーと巻取りプーリー
とにかけわたされたベルトと、前記繰出しプーリーとイ
ンクリボンのリールとの間に設けられたトルクリミッタ
とを含んで構成される。
機構は、モータの軸と繰出しプーリーと巻取りプーリー
とにかけわたされたベルトと、前記繰出しプーリーとイ
ンクリボンのリールとの間に設けられたトルクリミッタ
とを含んで構成される。
【0008】第3の発明の熱転写プリンタ白紙印字防止
機構は、第1の発明において、前記リボン走行方向と逆
の駆動トルクをリボン走行方向の駆動トルクよりも弱く
する。
機構は、第1の発明において、前記リボン走行方向と逆
の駆動トルクをリボン走行方向の駆動トルクよりも弱く
する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施形態を示す上面
図である。図1に示す熱転写プリンタ白紙印字防止機構
は、モータ3の軸と繰出しプーリー7と巻取りプーリー
4とにかけわたされたベルト8と、繰出しプーリー7と
インクリボン9のリールとの間に設けられたトルクリミ
ッタ10とを含んで構成される。
図である。図1に示す熱転写プリンタ白紙印字防止機構
は、モータ3の軸と繰出しプーリー7と巻取りプーリー
4とにかけわたされたベルト8と、繰出しプーリー7と
インクリボン9のリールとの間に設けられたトルクリミ
ッタ10とを含んで構成される。
【0011】図2は図1に示すトルクリミッタの詳細を
示すA−A断面図である。繰出しプーリー7はインクリ
ボンを巻取る方向(矢印B方向)に回転させられ、その
力は規定値以上のトルクが加わるとスリップするトルク
リミッタ10を介してリール13に伝達される。障害が
発生しないときは、矢印B方向に回転する巻取りプーリ
ー4にはモータ3の駆動力が直接加わるのに対して、リ
ール13にはモータ3の駆動力が制限されて加わるの
で、巻取りプーリー4に巻取られるインクリボーンに引
張られて、リール13は矢印C方向に回り、インクリボ
ンを繰出してゆく。
示すA−A断面図である。繰出しプーリー7はインクリ
ボンを巻取る方向(矢印B方向)に回転させられ、その
力は規定値以上のトルクが加わるとスリップするトルク
リミッタ10を介してリール13に伝達される。障害が
発生しないときは、矢印B方向に回転する巻取りプーリ
ー4にはモータ3の駆動力が直接加わるのに対して、リ
ール13にはモータ3の駆動力が制限されて加わるの
で、巻取りプーリー4に巻取られるインクリボーンに引
張られて、リール13は矢印C方向に回り、インクリボ
ンを繰出してゆく。
【0012】インクリボンが切断すると、リール13は
矢印B方向に回転するようになり、切断個所まで伸びた
インクリボンを巻戻すことになる。切断個所以遠のイン
クリボンは巻取りプーリー4側に巻取られるので、反射
板12からの光を検出する光センサ6の付近には、反射
光を遮断する黒色のインクリボンは存在しないよにな
る。そこで、光センサは障害発生を通報し、印字動作を
中止させる。
矢印B方向に回転するようになり、切断個所まで伸びた
インクリボンを巻戻すことになる。切断個所以遠のイン
クリボンは巻取りプーリー4側に巻取られるので、反射
板12からの光を検出する光センサ6の付近には、反射
光を遮断する黒色のインクリボンは存在しないよにな
る。そこで、光センサは障害発生を通報し、印字動作を
中止させる。
【0013】
【発明の効果】本発明の熱転写プリンタ白紙印字防止機
構は、インクリボンの繰出し側のリールに弱い回転力を
与え、インクリボンが切断した場合は切断個所まで伸び
たインクリボンを巻戻すようにしたので、光センサの動
作を妨害するインクリボンの滞留が生じないため、白紙
印字を防止できるという効果がある。
構は、インクリボンの繰出し側のリールに弱い回転力を
与え、インクリボンが切断した場合は切断個所まで伸び
たインクリボンを巻戻すようにしたので、光センサの動
作を妨害するインクリボンの滞留が生じないため、白紙
印字を防止できるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す上面図である。
【図2】図1に示すトルクリミッタの詳細を示すA−A
断面図である。
断面図である。
【図3】従来の一例を示す上面図である。
1 プラテン 2 用紙 3 モータ 4 巻取りプーリー 5 印字ヘッド 6 光センサ 7 繰出しプーリー 8 ベルト 9 インクリボン 10 トルクリミッタ 11 リボンカセット 12 反射板 13 リール
Claims (3)
- 【請求項1】 繰出し側のインクリボンにリボン走行方
向と逆の駆動トルクを常時かけておくことにより、前記
インクリボン切断事故発生時に、繰出されたインクリボ
ンを巻戻すことを特徴とする熱転写プリンタ白紙印字防
止機構。 - 【請求項2】 モータの軸と繰出しプーリーと巻取りプ
ーリーとにかけわたされたベルトと、前記繰出しプーリ
ーとインクリボンのリールとの間に設けられたトルクリ
ミッタとを含むことを特徴とする熱転写プリンタ白紙印
字防止機構。 - 【請求項3】 前記リボン走行方向と逆の駆動トルクを
リボン走行方向の駆動トルクよりも弱くした請求項1記
載の熱転写プリンタ白紙印字防止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27827096A JPH10119399A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 熱転写プリンタ白紙印字防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27827096A JPH10119399A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 熱転写プリンタ白紙印字防止機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119399A true JPH10119399A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17595014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27827096A Pending JPH10119399A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 熱転写プリンタ白紙印字防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10119399A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1260376A2 (fr) * | 2001-05-23 | 2002-11-27 | Isermatic Systemes | Procédé et dispositif d'impression en couleurs d'un support par transfert thermique |
JP2015077762A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | イーデーエム株式会社 | 長尺シートの搬送装置 |
-
1996
- 1996-10-21 JP JP27827096A patent/JPH10119399A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1260376A2 (fr) * | 2001-05-23 | 2002-11-27 | Isermatic Systemes | Procédé et dispositif d'impression en couleurs d'un support par transfert thermique |
EP1260376A3 (fr) * | 2001-05-23 | 2003-11-12 | Isermatic Systemes | Procédé et dispositif d'impression en couleurs d'un support par transfert thermique |
JP2015077762A (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | イーデーエム株式会社 | 長尺シートの搬送装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000314 |