JPH04339680A - リボン用リ−ル - Google Patents
リボン用リ−ルInfo
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- JPH04339680A JPH04339680A JP2683891A JP2683891A JPH04339680A JP H04339680 A JPH04339680 A JP H04339680A JP 2683891 A JP2683891 A JP 2683891A JP 2683891 A JP2683891 A JP 2683891A JP H04339680 A JPH04339680 A JP H04339680A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 18
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,インクリボンを用い
てプリントを行う熱転写プリンタにおけるインクリボン
巻き取りリール等のリボン用リールに関する。
てプリントを行う熱転写プリンタにおけるインクリボン
巻き取りリール等のリボン用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写プリンタにおいて,良好な印刷の
ためにインクリボンは一定の張力で巻き取ることが望ま
しい。ところで,インクリボン巻き取りリール(以下,
リボン巻き取りリールという)を単に一定トルクで巻き
取ったのでは,リボン巻き取りリールに巻き取られたイ
ンクリボンの外径が大きくなった時に,インクリボンの
巻き取り張力が低下することになる。このため従来は,
インクリボンの巻き取り張力を一定にするために,図5
に示すように,リボン供給リール1から供給されるイン
クリボン2を2本のリボン搬送用ローラ3,4で挟んで
搬送し,リボン巻き取りリール5で巻き取っていた。こ
の場合,リボン搬送用ローラ3,4はインクリボン2を
一定の張力で引っ張り駆動し,リボン巻き取りリール5
は,リボン搬送用ローラ3,4から送り出されたインク
リボン2を単に巻き取る。なお,同図において,符号6
はサーマルヘッド,7はプラテンローラ,8はインクリ
ボン2をリボン巻き取りリール5側に滑らかに案内する
ためのガイドローラ,9a,9bは印画紙Pを搬送する
紙搬送用ローラである。
ためにインクリボンは一定の張力で巻き取ることが望ま
しい。ところで,インクリボン巻き取りリール(以下,
リボン巻き取りリールという)を単に一定トルクで巻き
取ったのでは,リボン巻き取りリールに巻き取られたイ
ンクリボンの外径が大きくなった時に,インクリボンの
巻き取り張力が低下することになる。このため従来は,
インクリボンの巻き取り張力を一定にするために,図5
に示すように,リボン供給リール1から供給されるイン
クリボン2を2本のリボン搬送用ローラ3,4で挟んで
搬送し,リボン巻き取りリール5で巻き取っていた。こ
の場合,リボン搬送用ローラ3,4はインクリボン2を
一定の張力で引っ張り駆動し,リボン巻き取りリール5
は,リボン搬送用ローラ3,4から送り出されたインク
リボン2を単に巻き取る。なお,同図において,符号6
はサーマルヘッド,7はプラテンローラ,8はインクリ
ボン2をリボン巻き取りリール5側に滑らかに案内する
ためのガイドローラ,9a,9bは印画紙Pを搬送する
紙搬送用ローラである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインクリボ
ン巻き取り方式は,リボン巻き取りリール5とは別に設
けた駆動のリボン搬送用ローラ3,4でインクリボン2
を巻き取るので,巻き取り張力がリボン径によって変動
することはないが,コストが高くなり,また,リボン搬
送用ローラ3,4の存在がスペースを大きく占め両リー
ル1,5間の距離が大きくなって装置が大形化するとい
う問題がある。また,リボン搬送用ローラ3,4の存在
で紙搬送用ローラ9a,9bがサーマルヘッド6から離
れるので,印画紙Pの先端側の印画不能な部分(すなわ
ちサーマルヘッド6と紙搬送用ローラ9a,9bとの間
)が広くなり,印画紙における印画可能面積が小さくな
る。さらに,印画紙Pの搬送経路が制限され印画紙Pの
曲率を小さくする必要があるので,印画紙Pのジャム(
紙詰まり)が発生し易いという問題もある。また,前記
のコスト高,装置の大形化等の問題は,熱転写プリンタ
のインクリボンに限らず,リボン状のものを巻き取る種
々のリボン用リールにおいて生じる。
ン巻き取り方式は,リボン巻き取りリール5とは別に設
けた駆動のリボン搬送用ローラ3,4でインクリボン2
を巻き取るので,巻き取り張力がリボン径によって変動
することはないが,コストが高くなり,また,リボン搬
送用ローラ3,4の存在がスペースを大きく占め両リー
ル1,5間の距離が大きくなって装置が大形化するとい
う問題がある。また,リボン搬送用ローラ3,4の存在
で紙搬送用ローラ9a,9bがサーマルヘッド6から離
れるので,印画紙Pの先端側の印画不能な部分(すなわ
ちサーマルヘッド6と紙搬送用ローラ9a,9bとの間
)が広くなり,印画紙における印画可能面積が小さくな
る。さらに,印画紙Pの搬送経路が制限され印画紙Pの
曲率を小さくする必要があるので,印画紙Pのジャム(
紙詰まり)が発生し易いという問題もある。また,前記
のコスト高,装置の大形化等の問題は,熱転写プリンタ
のインクリボンに限らず,リボン状のものを巻き取る種
々のリボン用リールにおいて生じる。
【0004】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので,例えば,熱転写プリンタにおけるイン
クリボンの巻き取り等のように,リボン状のものをリー
ルに巻き取る場合に,リボンをリールに巻かれたリボン
径によらず一定の張力で巻き取ることができ,しかも安
価で小形のリボン用リールを提供することを目的とする
。また,熱転写プリンタに適用する場合には,さらに,
印画紙の印画可能面積を広くし,また印画紙のジャム発
生を少なくすることを目的とする。
なされたもので,例えば,熱転写プリンタにおけるイン
クリボンの巻き取り等のように,リボン状のものをリー
ルに巻き取る場合に,リボンをリールに巻かれたリボン
径によらず一定の張力で巻き取ることができ,しかも安
価で小形のリボン用リールを提供することを目的とする
。また,熱転写プリンタに適用する場合には,さらに,
印画紙の印画可能面積を広くし,また印画紙のジャム発
生を少なくすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のリボン用リールは,リボンの巻き取りまたは供給を
行うためのリボン用リールにおいて,ばねの反力により
当該リボン用リールに回転力を伝達する摩擦クラッチと
,当該リールに巻かれたリボンの外周面に半径方向に移
動可能に当接する当接部材と,前記ばねの反力をリボン
半径方向の押圧力として前記当接部材に伝える伝達部材
とを備えたことを特徴とする。
明のリボン用リールは,リボンの巻き取りまたは供給を
行うためのリボン用リールにおいて,ばねの反力により
当該リボン用リールに回転力を伝達する摩擦クラッチと
,当該リールに巻かれたリボンの外周面に半径方向に移
動可能に当接する当接部材と,前記ばねの反力をリボン
半径方向の押圧力として前記当接部材に伝える伝達部材
とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成において,リボン径が変動すると,リ
ボン外周面に当接した当接部材が半径方向に移動し,こ
の移動が伝達部材を介してばねに伝わり,ばねが伸縮し
て反力を変動させる。このばねの反力の変動により,摩
擦クラッチの伝達トルクが調整される。この場合,伝達
部材を,リボン径が大きくなるとばねの反力が大きくな
りリボン径が小さくなるとばねの反力が小さくなるよう
に構成することで,リボンの巻き取り張力を一定にする
ことができる。このように,種々の不利益のある駆動の
リボン搬送用ローラを用いずに,リボンの巻き取り張力
を一定にすることが実現される。
ボン外周面に当接した当接部材が半径方向に移動し,こ
の移動が伝達部材を介してばねに伝わり,ばねが伸縮し
て反力を変動させる。このばねの反力の変動により,摩
擦クラッチの伝達トルクが調整される。この場合,伝達
部材を,リボン径が大きくなるとばねの反力が大きくな
りリボン径が小さくなるとばねの反力が小さくなるよう
に構成することで,リボンの巻き取り張力を一定にする
ことができる。このように,種々の不利益のある駆動の
リボン搬送用ローラを用いずに,リボンの巻き取り張力
を一定にすることが実現される。
【0007】
【実施例】本発明を熱転写プリンタにおけるインクリボ
ン巻き取りリールに適用した一実施例を図1〜図3に示
す。図3は一実施例のリボン巻き取りリール10を用い
た熱転写プリンタの印画部近傍の構成を示す。リボン供
給リール1,サーマルヘッド6,プラテンローラ7,ガ
イドローラ8は図5に示した従来のものと同様であるが
,従来のごときリボン搬送用ローラは持たない。リボン
搬送用ローラ配置のためのスペース上の制約がないので
,キャプスタンローラ20aとピンチローラ20bとか
らなる紙搬送用ローラ20を,印画紙Pをサーマルヘッ
ド6の印画面と平行に(すなわち図示例では水平に)搬
送するように配置し,かつサーマルヘッド6に極力近づ
けている。また,リボン巻き取りリール10も図示の通
り,サーマルヘッド6に極力近づけている。
ン巻き取りリールに適用した一実施例を図1〜図3に示
す。図3は一実施例のリボン巻き取りリール10を用い
た熱転写プリンタの印画部近傍の構成を示す。リボン供
給リール1,サーマルヘッド6,プラテンローラ7,ガ
イドローラ8は図5に示した従来のものと同様であるが
,従来のごときリボン搬送用ローラは持たない。リボン
搬送用ローラ配置のためのスペース上の制約がないので
,キャプスタンローラ20aとピンチローラ20bとか
らなる紙搬送用ローラ20を,印画紙Pをサーマルヘッ
ド6の印画面と平行に(すなわち図示例では水平に)搬
送するように配置し,かつサーマルヘッド6に極力近づ
けている。また,リボン巻き取りリール10も図示の通
り,サーマルヘッド6に極力近づけている。
【0008】前記リボン巻き取り用ローラ10の構造を
図1,図2により説明すると,図1はリボン巻き取りリ
ール10がインクリボン11を巻き始めた時点での正面
図,図2はインクリボン11の巻き取りが進行した時点
での同正面図で,これらの図において,図示略の駆動モ
−タに連結された駆動軸12に摩擦クラッチ13を介し
て前記リボン巻き取りリール10が接続されている。摩
擦クラッチ13は,駆動軸12と一体に回転するが駆動
軸12に沿って摺動可能な2つの部材13a,13b間
にばね13cを有し,部材13bとリボン巻き取りリー
ル10との間に摩擦板13dを備えている。リボン巻き
取りリール10は,駆動軸12に対して回転自在である
が駆動軸12長手方向には移動しないように取り付けら
れている。したがって,リボン巻き取りリール10は,
駆動軸12が回転すると,ばね13cで押し付けられた
摩擦板13dとの間の摩擦力によって,部材13a,1
3b,ばね13c,摩擦板13dとともに駆動軸12と
一体に回転する。そして,ばね13cの反力の大きさに
よって,リボン巻き取りリール10に伝達されるトルク
が調整される。
図1,図2により説明すると,図1はリボン巻き取りリ
ール10がインクリボン11を巻き始めた時点での正面
図,図2はインクリボン11の巻き取りが進行した時点
での同正面図で,これらの図において,図示略の駆動モ
−タに連結された駆動軸12に摩擦クラッチ13を介し
て前記リボン巻き取りリール10が接続されている。摩
擦クラッチ13は,駆動軸12と一体に回転するが駆動
軸12に沿って摺動可能な2つの部材13a,13b間
にばね13cを有し,部材13bとリボン巻き取りリー
ル10との間に摩擦板13dを備えている。リボン巻き
取りリール10は,駆動軸12に対して回転自在である
が駆動軸12長手方向には移動しないように取り付けら
れている。したがって,リボン巻き取りリール10は,
駆動軸12が回転すると,ばね13cで押し付けられた
摩擦板13dとの間の摩擦力によって,部材13a,1
3b,ばね13c,摩擦板13dとともに駆動軸12と
一体に回転する。そして,ばね13cの反力の大きさに
よって,リボン巻き取りリール10に伝達されるトルク
が調整される。
【0009】また,図示略のシャーシ等に固定された支
点軸14に,互いに直角方向に伸びる2つのアーム15
a,15bからなるL型のレバー15がそのコーナー部
において回転可能に取り付けられ,このレバー15の一
方のアーム15aの端部にはリボン巻き取りリール10
に巻かれたインクリボン11の外周面に当接する当接部
材16がピン17を介して連結され,他方のアーム15
bは,例えば図1において上面から見て二股形状などと
して駆動軸12を挿通させた状態で摩擦クラッチ13の
部材13aに当たっている。
点軸14に,互いに直角方向に伸びる2つのアーム15
a,15bからなるL型のレバー15がそのコーナー部
において回転可能に取り付けられ,このレバー15の一
方のアーム15aの端部にはリボン巻き取りリール10
に巻かれたインクリボン11の外周面に当接する当接部
材16がピン17を介して連結され,他方のアーム15
bは,例えば図1において上面から見て二股形状などと
して駆動軸12を挿通させた状態で摩擦クラッチ13の
部材13aに当たっている。
【0010】次に動作について説明する。リボン供給リ
ール1から供給されたインクリボン2は,サーマルヘッ
ド6とプラテンローラ7との間を印画紙Pとともに重ね
合わされて送られ,その間に印画紙Pに印画を行う。イ
ンクリボン2はガイドローラ8で案内されてリボン巻き
取りリール10に巻き取られ,印画が施された印画紙P
は紙搬送用ローラ20により水平に搬送される。
ール1から供給されたインクリボン2は,サーマルヘッ
ド6とプラテンローラ7との間を印画紙Pとともに重ね
合わされて送られ,その間に印画紙Pに印画を行う。イ
ンクリボン2はガイドローラ8で案内されてリボン巻き
取りリール10に巻き取られ,印画が施された印画紙P
は紙搬送用ローラ20により水平に搬送される。
【0011】リボン巻き取りリール10の巻き取り動作
について説明すると,インクリボン巻き始めである図1
の状態で,摩擦クラッチ13のばね13cの反力は部材
13aを介してレバー15の他方のアーム15bを押し
て,レバー15に図において反時計方向の回転力を与え
,一方のアーム15aの先端に連結された当接部材16
を,リボン巻き取りリール10に巻かれたインクリボン
11の外周面に押し付け,インクリボン11に所定の押
圧力が与えられる。
について説明すると,インクリボン巻き始めである図1
の状態で,摩擦クラッチ13のばね13cの反力は部材
13aを介してレバー15の他方のアーム15bを押し
て,レバー15に図において反時計方向の回転力を与え
,一方のアーム15aの先端に連結された当接部材16
を,リボン巻き取りリール10に巻かれたインクリボン
11の外周面に押し付け,インクリボン11に所定の押
圧力が与えられる。
【0012】インクリボン11の巻き取りが進行してリ
ボン径が大きくなると,図2に示すように,リボン外周
面に当接した当接部材16が半径方向外方に移動するの
で,レバー15が図2において時計方向に回転し,他方
のアーム15bの先端が部材13aを介してばね13c
を押し下げる。したがって,ばね13cの反力が増大し
,駆動軸12からリボン巻き取りリール10に伝達され
るトルクが増大し,これにより,リボン巻き取り張力が
一定に保たれる。すなわち,図4に示すように,リボン
巻き取りリール10に巻かれたインクリボンの半径rの
増大とともにトルクTが増大することで,リボン巻き取
り張力Fが一定に保たれる。
ボン径が大きくなると,図2に示すように,リボン外周
面に当接した当接部材16が半径方向外方に移動するの
で,レバー15が図2において時計方向に回転し,他方
のアーム15bの先端が部材13aを介してばね13c
を押し下げる。したがって,ばね13cの反力が増大し
,駆動軸12からリボン巻き取りリール10に伝達され
るトルクが増大し,これにより,リボン巻き取り張力が
一定に保たれる。すなわち,図4に示すように,リボン
巻き取りリール10に巻かれたインクリボンの半径rの
増大とともにトルクTが増大することで,リボン巻き取
り張力Fが一定に保たれる。
【0013】また,インクリボン11の外周面を常に押
さえて巻き取るので,インクリボン11が緩く巻き取ら
れてリボン径が異常に大きくなることを防止できる。
さえて巻き取るので,インクリボン11が緩く巻き取ら
れてリボン径が異常に大きくなることを防止できる。
【0014】また,上述の通りリボン巻き取りリール1
0および紙搬送用ローラ20をサーマルヘッド6に極力
近付けているので,装置が小形化されている。また,紙
搬送用ローラ20がサーマルヘッド6に接近しているの
で,印画紙Pの先端側の印画不能な部分が狭く,印画紙
Pにおける印画可能面積が広くなっている。また,紙搬
送用ローラ20は印画紙Pをサーマルヘッド6の印画面
と平行に搬送するので,印画紙Pの搬送経路の曲率は大
きく,従来と比べて印画紙のジャム発生のおそれは少な
い。
0および紙搬送用ローラ20をサーマルヘッド6に極力
近付けているので,装置が小形化されている。また,紙
搬送用ローラ20がサーマルヘッド6に接近しているの
で,印画紙Pの先端側の印画不能な部分が狭く,印画紙
Pにおける印画可能面積が広くなっている。また,紙搬
送用ローラ20は印画紙Pをサーマルヘッド6の印画面
と平行に搬送するので,印画紙Pの搬送経路の曲率は大
きく,従来と比べて印画紙のジャム発生のおそれは少な
い。
【0015】なお,ばねの反力を当接部材に伝える伝達
部材は,実施例のようなL型のレバー15に限らず,種
々の形状のもの,あるいは,単一の部材に限らず複数部
材で構成したもの等が考えられる。
部材は,実施例のようなL型のレバー15に限らず,種
々の形状のもの,あるいは,単一の部材に限らず複数部
材で構成したもの等が考えられる。
【0016】また,本発明は,インクリボンの巻き取り
側のリールに限らず,インクリボン供給側のリールにも
適用することができる。この場合,摩擦クラッチは,駆
動トルクを伝達するのではなく,インクリボンに一定の
張力を与えるために,インクリボン供給リールの回転に
ブレーキ力を与えるものとして作用する。また,熱転写
プリンタにおけるインクリボン巻き取りまたは供給リー
ルに限らず,磁気テープの巻き取りまたは供給リール等
のように,リボン状のものを巻き取る種々のリボン用リ
ールに適用可能である。
側のリールに限らず,インクリボン供給側のリールにも
適用することができる。この場合,摩擦クラッチは,駆
動トルクを伝達するのではなく,インクリボンに一定の
張力を与えるために,インクリボン供給リールの回転に
ブレーキ力を与えるものとして作用する。また,熱転写
プリンタにおけるインクリボン巻き取りまたは供給リー
ルに限らず,磁気テープの巻き取りまたは供給リール等
のように,リボン状のものを巻き取る種々のリボン用リ
ールに適用可能である。
【0017】
【発明の効果】リールに作用するトルクをリボン径の大
小に応じて大小変化させることができるので,リボンを
リボン径の変動によらず,常に一定の張力で巻き取るこ
とが可能となる。
小に応じて大小変化させることができるので,リボンを
リボン径の変動によらず,常に一定の張力で巻き取るこ
とが可能となる。
【0018】また,リボンの外周面を常に押さえて巻き
取るので,リボンが緩く巻き取られてリボン径が異常に
大きくなることを防止できる。
取るので,リボンが緩く巻き取られてリボン径が異常に
大きくなることを防止できる。
【0019】駆動のリボン搬送用ローラが存在せずその
スペースが空くので,リボン巻き取りリールをサーマル
ヘッドに極力近付けることができ,リボン巻き取りリー
ルとリボン供給リールとの間の距離を小さくすることが
でき,装置を小形化することができる。また,紙搬送用
ローラもサーマルヘッドに極力近付けることができ,こ
の点でも装置の小形化が実現される。
スペースが空くので,リボン巻き取りリールをサーマル
ヘッドに極力近付けることができ,リボン巻き取りリー
ルとリボン供給リールとの間の距離を小さくすることが
でき,装置を小形化することができる。また,紙搬送用
ローラもサーマルヘッドに極力近付けることができ,こ
の点でも装置の小形化が実現される。
【0020】上記の通り紙搬送用ローラをサーマルヘッ
ドに極力近付けることができるので,印画紙の印画可能
面積を広くすることができる。
ドに極力近付けることができるので,印画紙の印画可能
面積を広くすることができる。
【0021】リボン搬送用ローラが存在せずそのスペー
スが空くので,紙搬送用ローラは,印画紙をサーマルヘ
ッドの印画面と平行に搬送するように配置することがで
き,したがって,印画紙の搬送経路の曲率を小さくする
ことができ,印画紙のジャム発生を少なくすることがで
きる。
スが空くので,紙搬送用ローラは,印画紙をサーマルヘ
ッドの印画面と平行に搬送するように配置することがで
き,したがって,印画紙の搬送経路の曲率を小さくする
ことができ,印画紙のジャム発生を少なくすることがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示すもので,熱転写プリン
タのインクリボン巻き取りリールの巻き取り始めにおけ
る要部の正面図である。
タのインクリボン巻き取りリールの巻き取り始めにおけ
る要部の正面図である。
【図2】インクリボン巻き取りリールの巻き取りが進ん
だ状態における要部の正面図である。
だ状態における要部の正面図である。
【図3】上記のインクリボン巻き取りリールを用いた熱
転写プリンタの印画部近傍の構成図である。
転写プリンタの印画部近傍の構成図である。
【図4】上記のインクリボン巻き取りリールにおける巻
き取り張力調整の作用を説明する図である。
き取り張力調整の作用を説明する図である。
【図5】従来の熱転写プリンタにおける印画部近傍の構
成図である。
成図である。
10 インクリボン巻き取りリール11
インクリボン 13 摩擦クラッチ 13c ばね 15 レバー(伝達部材) 16 当接部材
インクリボン 13 摩擦クラッチ 13c ばね 15 レバー(伝達部材) 16 当接部材
Claims (1)
- 【請求項1】 リボンの巻き取りまたは供給を行うた
めのリボン用リールにおいて,ばねの反力により当該リ
ボン用リールに回転力を伝達する摩擦クラッチと,当該
リールに巻かれたリボンの外周面に半径方向に移動可能
に当接する当接部材と,前記ばねの反力をリボン半径方
向の押圧力として前記当接部材に伝える伝達部材とを備
えたことを特徴とするリボン用リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2683891A JPH04339680A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | リボン用リ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2683891A JPH04339680A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | リボン用リ−ル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04339680A true JPH04339680A (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=12204410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2683891A Pending JPH04339680A (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | リボン用リ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04339680A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002254784A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Sato Corp | ロール状インキリボンの移送装置 |
JP2006289844A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Sony Corp | 回転トルク調整装置、インクリボン搬送装置、及びプリンタ |
GB2510832A (en) * | 2013-02-13 | 2014-08-20 | Markem Imaje Ltd | Tape drive and method of operation of a tape drive |
US9144999B2 (en) | 2012-11-09 | 2015-09-29 | Dover Europe Sàrl | Tape drive and method of operation of a tape drive |
US9238375B2 (en) | 2013-02-12 | 2016-01-19 | Dover Europe Sàrl | Tape drive and method of operation |
US9340052B2 (en) | 2011-08-10 | 2016-05-17 | Markem-Imaje Industries Limited | Motor control system |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP2683891A patent/JPH04339680A/ja active Pending
Cited By (10)
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