JPH10118952A - メータ用指針引き抜き治具 - Google Patents
メータ用指針引き抜き治具Info
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- JPH10118952A JPH10118952A JP28356096A JP28356096A JPH10118952A JP H10118952 A JPH10118952 A JP H10118952A JP 28356096 A JP28356096 A JP 28356096A JP 28356096 A JP28356096 A JP 28356096A JP H10118952 A JPH10118952 A JP H10118952A
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- plate
- pointer
- pull
- meter
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- Granted
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Abstract
の大きさに関係なく使用できる指針引き抜き治具を得
る。 【解決手段】 メータケースaの前面フレームa′を
跨ぐようにして置くことができる基板1と、前記基板1
の中央に下端が固定された垂直の支持板3に先端が固定
されている固定ハンドル8と、前記固定ハンドル8に対
して支軸10により回転自在に取り付けられていると共
に、柄部9a側が固定ハンドル8の柄部8aの上側に位
置し、先端側は前記支軸10を中心として回転するよう
に構成されている可動ハンドル9と、前記支持板3に沿
って上下動自在に取り付けられており、上端は前記可動
ハンドル9に連結ピン11とガイドピン12で連結さ
れ、下端は水平方向に折り曲げられていて、この先端に
U字状の係合溝6が形成されている引抜板4により、テ
コの原理で指針bを垂直に引き抜き、特に針軸cを曲げ
ないようにする。
Description
温度計等であって、回転する指針で目盛盤上に測定値を
指示するメータ用指針引き抜き治具に関する。
て、重量の小さい材質のもので製作されていることか
ら、簡単に折れ曲がったり、或いは錆が発生したりする
ことがある。従来、このような問題が発生した場合に
は、指針の交換が必要となり、図7に示すような指針引
き抜き治具が用いられている。図7において、20はメ
ータケースの前面フレームを跨ぐようにして置かれる基
台であって、この基台20には、その中央に先端にねじ
針22を有するねじ21が取り付けてあり、このねじ2
1の先端に設けたねじ針22を指針23の孔に差し込ん
でねじ込んだあと、ツマミ24を廻して指針を引き抜く
構成である。図中25は針軸である。
治具の場合、次のような欠点がある。 a.ねじ針22自体が非常に細くできているため、抜き
方によっては直ぐに曲ったり、折れてしまう。 b.メータによっては指針23の穴の大きさや高さが違
うため、この大きさや高さに合った治具を用意して使い
分ける必要がある。 c.針軸25に対して余計な力がかかってこれを曲げて
しまうことがある。 本発明の目的は、上述したa〜cの欠点を解消するメー
タ用指針引き抜き治具を提案することである。
針引き抜き治具の構成は次のとおりである。メータケー
スの前面フレームを跨ぐようにして置くことができる基
板と、前記基板の中央に下端が固定された垂直の支持板
に先端が固定されていて柄部が横方向に向けられている
固定ハンドルと、前記固定ハンドルに対して支軸により
回転自在に取り付けられていると共に、柄部が固定ハン
ドルの柄部の上側に位置し、先端側は前記支軸よりも先
に突出している可動ハンドルと、前記支持板に沿って垂
直に上下動自在に取り付けられており、上端は前記可動
ハンドルの先端側に連結され、下端には水平方向に折り
曲げられた爪部が形成されていると共に、この爪部の先
端にU字状の係合溝が形成されている引抜板と、から成
るメータ用指針引き抜き治具。
先端側に連結ピンを取り付けてこの連結ピンで引抜板の
上端に連結し、更にこの連結ピンの後方にガイドピンを
取り付けてこのガイドピンを引抜板に設けた縦長孔内に
挿入することにより、可動ハンドルの先端側の円弧運動
が引抜板側に伝わらないように構成して引抜板の垂直方
向の上下動を可能にすることにより、針軸を曲げたりし
ないようにできる。
を、先端側を薄く形成すると、指針の下に挿し込み易く
て便利である。又、支持板側からガイドを突設し、この
ガイドを引抜板側に設けた上下動ストローク穴に係合さ
せて上下ストローク範囲を規制するようにすると、使い
勝手が良くなる。又、爪部の上方に押え板を取り付け
て、指針を爪部と押え板の間に入れて引き抜くようにす
ると、指針が外れたりする心配がない。
ータケースの前面フレームを跨いで両端がかかるように
基板をセットすると共に、引抜板の爪部を指針の下に入
れて針軸を係合溝内に挿入する。そして、固定ハンドル
と可動ハンドルの柄部に手をかけて可動ハンドル側を押
し下げると、このハンドルの先端に連結されている引抜
板がテコの原理で垂直に引き上げられる。この際、爪部
が指針の下に当り、係合しているため、指針は真上に引
き上げられ、やがて針軸から抜ける。
るように、基板はある程度大きく設定してある。この基
板の中央から垂直方向に向けては、支持板が固定されて
いる。そして、この支持板の上部には固定ハンドルの先
端が固定され、これにより固定ハンドルの柄部は横方向
を向いている。可動ハンドルは、前記固定ハンドルの先
端側に近い位置で支軸により回転自在に支持され、その
柄部は前記固定ハンドルの柄部の上方に位置し、固定ハ
ンドルと同一方向を向いている。
を形成し、この爪部にU字状の係合溝を切設した形状か
ら成り、上部の連結ピンで可動ハンドルの先端に連結さ
れていると共に、この後方にガイドピンがあり、このガ
イドピンは引抜板に形成した縦長孔内に係合していて、
この縦長孔とガイドピンの関係により、可動ハンドルを
操作したときに生じる可動ハンドルの先端側の円弧運動
を吸収して、垂直方向の運動のみが引抜板に伝達される
ようになっている。この結果、引抜板には余計な曲げの
力は作用しない。又、この引抜板には、支持板側に設け
たガイドが係合する縦方向のストローク穴が設けてあ
り、これにより引抜板のストローク範囲が決まる。固定
ハンドルと可動ハンドル間には、所定の位置まで開くよ
うにバネが装着してあると共に、閉じたときに所定の位
置で止まるように、長さ(高さ)調節自在のストッパー
が設けてある。
具の側面図、図2は平面図、図3は引抜板の側面図、図
4は爪部の平面図、図5、図6は正面側から見た引抜作
用の説明図である。1はメータケースaの前面フレーム
a′の中央を跨ぐ長さの基板、2はこの基板1の両端側
の下面に取り付けた固定部材、3は基板1の中央から上
方に立ち上げた支持板、4は支持板3に沿って垂直に上
下動自在の引抜板であって、この引抜板4の下端には水
平方向に折り曲げられた爪部5が形成されていると共
に、この爪部5の先は薄く形成されており、更にこの爪
部5の中央にはU字状の係合溝6が形成されている。7
は支持板3と引抜板4との間に装入されたスペーサーで
ある。
された固定ハンドル、9は前記固定ハンドル8に対して
支軸10により回転自在に取り付けられている可動ハン
ドルであって、この可動ハンドル9の柄部9aは、固定
ハンドル8の柄部8aの上方に位置し、その先端9bに
は連結ピン11が取り付けてあり、この連結ピン11は
引抜板4の上端に連結されている。又、この連結ピン1
1の後方にはガイドピン12が取り付けてあり、このガ
イドピン12は前記引抜板4の上端に形成した縦長孔1
3に係合している。
5が上下動自在に収るように、引抜板4に設けたストロ
ーク穴であって、このストローク穴14は、引抜板4の
上下動ストロークを規制する。16は当て板である。1
7は固定ハンドル8と可動ハンドル9間に組み込まれた
バネ材であって、このバネ材17により固定ハンドル8
と可動ハンドル9には常時開く方向に力がかかってい
る。但し、最大の開き角は、前記ガイド15がストロー
ク穴14の下端に係合するまでの角であって、これは丁
度片手で握り易い開き角度になっている。
ッパーであって、高さ調節自在であり、これにより可動
ハンドル9を閉じたときの最小開き角を規制している。
上記引き抜き治具は、図1に示すように、水平に置いた
メータケースaの前面フレームa′上に固定部材2を当
てて基板1をセットすると共に、引抜板4の爪部5を指
針bの下に入れて係合溝6内に針軸cを入れる(図
5)。この状態で固定ハンドル8と可動ハンドル9を握
ると、基板1が反力を受けるため、引抜板4が引き上げ
られて、爪部5が指針bの裏に当り、指針bは針軸cか
ら引き抜かれる(図6)。
4との係合により垂直方向にスライドし、又、可動ハン
ドル9の先端のガイドピン12は縦長孔13を介して引
抜板4に係合しているため、可動ハンドル9の回転によ
り発生する先端9b側の円弧運動が引抜板4側に伝わる
のを防いでいる。図5において、19は指針押え板であ
る。
次の効果を奏する。 a.メータケースを基板で押え、引抜板は垂直に上下運
動するため、針軸を曲げたり、損傷したりしない(請求
項1〜5)。 b.指針の穴を使用して抜かないため、穴のサイズや指
針の高さに関係なく使用できる(請求項1〜5)。 c.引抜板と可動ハンドルは、その先端側において、連
結ピンとは別に、更にガイドピンと縦長孔を介して連結
しているため、可動ハンドル側の回転運動に伴う曲げの
力が引抜板側には作用せず、無理なく引抜板を上下動さ
せることができる(請求項2)。
下に挿し込み易い(請求項3)。 e.ガイドとストローク穴の係合により、引抜板は安定
してスライドし、指針や針軸に無理な力がかからない
(請求項4)。 f.爪部の上部に押えを設けたので、引き抜き時に指針
が安定する(請求項5)。 g.全体に小型化できると共に、メータの大きさごとに
治具を用意して使い分ける必要がない(請求項1〜
5)。 h.可動ハンドルは、テコの原理を応用しているため、
ハンドル操作時の力は小さくてよい(請求項1〜5)。
図。
Claims (5)
- 【請求項1】 メータケースの前面フレームを跨ぐよう
にして置くことができる基板と、 前記基板の中央に下端が固定された垂直の支持板に先端
が固定されていて柄部が横方向に向けられている固定ハ
ンドルと、 前記固定ハンドルに対して支軸により回転自在に取り付
けられていると共に、柄部が固定ハンドルの柄部の上側
に位置し、先端側は前記支軸よりも先に突出している可
動ハンドルと、 前記支持板に沿って垂直に上下動自在に取り付けられて
おり、上端は前記可動ハンドルの先端側に連結され、下
端には水平方向に折り曲げられた爪部が形成されている
と共に、この爪部の先端にU字状の係合溝が形成されて
いる引抜板と、 から成るメータ用指針引き抜き治具。 - 【請求項2】 可動ハンドルの先端側に連結ピンを取り
付けてこの連結ピンで引抜板の上端に連結し、更にこの
連結ピンの後方にガイドピンを取り付けてこのガイドピ
ンを引抜板に設けた縦長孔内に挿入して、可動ハンドル
の先端側の円弧運動が引抜板側に伝わらないように構成
して引抜板の垂直方向の上下動を可能にした請求項1記
載のメータ用指針引き抜き治具。 - 【請求項3】 引抜板の下端に形成した爪部の形状を、
指針の下に挿し込み易いように、先端側を薄く形成して
成る請求項1又は2記載のメータ用指針引き抜き治具。 - 【請求項4】 支持板側からガイドを突設し、このガイ
ドを引抜板側に設けた上下動ストローク穴に係合させて
上下ストローク範囲を規制するように構成して成る請求
項1又は2又は3記載のメータ用指針引き抜き治具。 - 【請求項5】 爪部の上方に指針押え板を取り付けて成
る請求項1又は2又は3又は4記載のメータ用指針引き
抜き治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28356096A JP3753268B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | メータ用指針引き抜き治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28356096A JP3753268B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | メータ用指針引き抜き治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10118952A true JPH10118952A (ja) | 1998-05-12 |
JP3753268B2 JP3753268B2 (ja) | 2006-03-08 |
Family
ID=17667119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28356096A Expired - Fee Related JP3753268B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | メータ用指針引き抜き治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3753268B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102717256A (zh) * | 2012-06-18 | 2012-10-10 | 惠州市德赛西威汽车电子有限公司 | 一种仪表指针装配装置 |
CN103192344A (zh) * | 2013-03-05 | 2013-07-10 | 海信集团有限公司 | 位置调节夹具 |
CN109318176A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-02-12 | 湖南省康普通信技术有限责任公司 | 一种插片式取光分路器防尘帽拔取夹具 |
CN112318434A (zh) * | 2020-11-11 | 2021-02-05 | 江西昌河汽车有限责任公司 | 一种新型燃油泵装卸工装 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP28356096A patent/JP3753268B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN109318176A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-02-12 | 湖南省康普通信技术有限责任公司 | 一种插片式取光分路器防尘帽拔取夹具 |
CN112318434A (zh) * | 2020-11-11 | 2021-02-05 | 江西昌河汽车有限责任公司 | 一种新型燃油泵装卸工装 |
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JP3753268B2 (ja) | 2006-03-08 |
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