JPH1011890A - 光記録再生装置 - Google Patents

光記録再生装置

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JPH1011890A
JPH1011890A JP8163288A JP16328896A JPH1011890A JP H1011890 A JPH1011890 A JP H1011890A JP 8163288 A JP8163288 A JP 8163288A JP 16328896 A JP16328896 A JP 16328896A JP H1011890 A JPH1011890 A JP H1011890A
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light beam
recording medium
rotation speed
control unit
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JP8163288A
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Shigeaki Furukawa
惠昭 古川
Kenichi Nishiuchi
健一 西内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ビームによる光記録媒体上の記録信号の劣
化を防止し、情報保存の安全性が高い光記録再生装置を
提供する。 【解決手段】 光ビーム8を照射する機能を有する光ヘ
ッド6と、光ビーム8を移動させる移送台11と、光ビ
ーム8の照射によって異なる状態に変化する記録薄膜を
有する円盤状の光記録媒体1を回転させるモータ2とを
備え、光ビーム8と光記録媒体1との相対速度を略一定
の線速度として記録および再生を行う光記録再生装置に
おいて、光ビーム8の動きを調整する移送制御部13
と、光記録媒体1の回転数を調整する回転数制御部3と
を備え、光記録媒体1上の検索を行うために光ビーム8
が移動する際に、移送制御部13と回転数制御部3とを
用いて光ビーム8と光記録媒体1との相対速度が所定の
線速度以上に保持される光記録再生装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光記録再生装置に関
し、詳しくは光記録媒体上の検索を行うために光ビーム
の移動を行う際に、検索時の光ビームによる光記録媒体
上の記録信号の劣化を防止する光記録再生装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の記録再生消去が可能な光記
録媒体の商品化や、高画質の動画を記録することが可能
な高密度の書換型の光記録媒体の研究や開発が活発に行
われている。
【0003】書換型の光記録媒体としては、ディスク形
状をした基板上に、例えばGe−Sb−TeやIn−S
e等のTe、Seをベースとするカルコゲナイド薄膜、
またはIn−Sb等の半金属薄膜を記録層として備えた
相変化光記録媒体が知られている。また、Fe−Tb−
Co等の金属薄膜を記録層として備えた光磁気記録媒体
も知られている。さらに、色素材料を用いた追記型の光
記録媒体もある。
【0004】相変化光記録媒体を用いる光記録再生装置
においては、例えば、上記相変化材料からなる記録薄膜
層に、サブミクロンオーダーサイズの光スポットに集光
したレーザビームを瞬時照射し、照射部を局部的に所定
の温度に加熱する。そして、その照射部の到達温度が結
晶化温度以上になれば微小部分のみの結晶状態を転換す
ることができ、融点を越えればアモルファス状態に転換
することができる。結晶状態、アモルファス状態のいず
れかを記録状態、消去状態(未記録状態)と定義すれ
ば、可逆的な情報の記録または消去が行なわれることに
なる。この際、結晶状態とアモルファス状態とでは光学
的な特性が異なっているので、この特性差を光学的に検
出することで信号を再生することができる。
【0005】光磁気記録媒体を用いる光記録再生装置に
おいては、例えば、上記金属膜等からなる光磁気記録薄
膜に、集光したレーザビームを照射し、照射部を局部的
に所定の温度に加熱する。そして、加熱部に磁界を加
え、光磁気記録薄膜の磁化方向を制御することによっ
て、情報の記録または消去が行われることになる。
【0006】これらの光記録媒体の基板表面上には、予
め凹凸形態のトラックが同心円状またはスパイラル状に
設けられており、記録再生は、例えば以下のような装置
を用いて行われる。半導体レーザ等の光源より発生した
光ビームを集束レンズにより微小なビーム径に収束させ
て、このビームを、回転している円盤状の光記録媒体に
照射させ、記録時には、記録する信号に対応させてビー
ムの光量を変化させることにより記録を行い、再生時に
は、光ビームの光量を弱い一定の光量にして、光記録媒
体からの反射光を検出して信号を再生する。また、凹凸
形態のトラックピッチは1μmオーダの微小なものであ
るから、このトラックに正確に光スポットを照射するた
めに、この装置には、光ビームが常に一定の微小スポッ
ト径になるように制御するフォーカス制御手段、および
光ビームが常に正確にトラック上を走査するトラッキン
グ制御と光ビームを光記録媒体の任意の位置に移動させ
る移送制御とを行う検索制御手段が設けられている。
【0007】光記録媒体の記録再生方式には、線速度一
定で記録再生を行うCLV方式(ゾーンCLV方式を含
む)と、角速度一定で記録再生を行うCAV方式(ゾー
ンCAV方式を含む)とが用いられている。特に単一の
ビームで記録再生を行う場合において、音楽や画像情報
等の記録再生を行うには一定のデータの転送レートで記
録再生を行うことが望ましく、CLV方式が適してい
る。CLV方式は、線速度一定で記録再生を行うので、
光ビームが内周側のトラック上を走査しているときには
光記録媒体の回転数が高くなるように制御し、光ビーム
が外周側を走査しているときには光記録媒体の回転数が
低くなるように制御する。一方ゾーンCLV方式は、光
記録媒体を半径方向に複数のゾーンに分割し、そのゾー
ン内では回転数を一定とし、各ゾーン間では回転数を変
えることで平均的な線速度が一定となるように制御して
いる。
【0008】以上のような装置および方法を用いて、光
記録媒体に記録された信号を再生する場合の光ビームの
パワー(以下「再生パワー」という。)は、記録された
信号が光ビームによって劣化すること(以下「再生光劣
化」という。)がないレベルに調整する必要がある。ま
た、これに対し、光記録媒体に記録された信号の出力を
大きくするためには、再生パワーをできるだけ大きくす
る必要がある。したがって再生パワーは、記録媒体の線
速度、再生光劣化、および信号出力の大きさ等から適当
な値が選定され、一定の値に設定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術におけるCLV方式を用いて記録再生を行う光
記録再生装置においては、設定された再生パワーによっ
て光記録媒体上の目的のトラックに光ビームを移動させ
る検索動作を行う際に、適正なエネルギー量よりも強い
光ビームが照射されてしまうことがある。
【0010】例えば、光ビームが光記録媒体の外周から
内周の方向に移動する場合には、所定の線速度を保つた
めに、光記録媒体の回転数が高くなるように回転制御手
段の制御が行われる。しかし、回転数が目標の値まで高
くなる立ち上がり速度が遅れたならば、光ビームと光記
録媒体の相対線速度が低くなる。このため、光記録媒体
上の単位面積当たりに照射される単一時間当たりの照射
エネルギーが実質的に高くなるので、記録信号が劣化す
るおそれがある。
【0011】また、光ビームが移動するときには、普通
トラッキング信号の溝横断回数を数えて目的のトラック
に移動するので、光ビームのフォーカス制御を行ったま
まの状態で光ビームが移動することになる。したがっ
て、光ビームが光記録媒体の外周側から内周側に移動す
る場合、光記録媒体の回転数が回転制御手段の誤動作や
故障のために高くならないとき、または所定の線速度に
達する前に光ビームがトラック上を走査するときには、
適正な再生パワーよりも強い光ビームが記録トラック上
を移動して照射されることになる。このため、光記録媒
体上の記録信号が劣化してしまうおそれがある。
【0012】これらの記録信号の劣化を防止する手段と
して、光記録媒体を回転させているモータの駆動力をあ
げて、光記録媒体の回転数を短時間で所定の値にする方
法が考えられる。しかし、最近では高転送レート化のた
めに、光記録媒体の回転数が4800rpmに達する場
合もあり、短時間で所定の回転数にするためには、大き
な消費電力が必要となる。また、例えば携帯用の情報機
器等に用いる場合には、省電力化という観点から、モー
タの駆動力をあげることは容易ではないと考えられる。
【0013】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るためになされたもので、再生光による記録信号の劣化
を防止し、情報保存の安全性が高い光記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、光ビームを照射する機能を有する光ヘッド
と、前記光ビームを移動させる移送台と、前記光ビーム
の照射によって異なる状態に変化する記録薄膜を有する
円盤状の光記録媒体を回転させるモータとを備え、前記
光ビームと前記光記録媒体との相対速度を略一定の線速
度として記録および再生を行う光記録再生装置におい
て、前記光ビームの動きを調整する移送制御部と、前記
光記録媒体の回転数を調整する回転数制御部とを備え、
前記光記録媒体上の検索を行うために前記光ビームが移
動する際に、前記移送制御部と前記回転数制御部とを用
いて前記光ビームと前記光記録媒体との相対速度が所定
の線速度以上に保持されることを特徴とする。
【0015】このような構成とすることにより、前記光
記録媒体上に必要以上の前記光ビームの照射がなされる
ことはなくなるので、前記光記録媒体上の信号の劣化を
防止し、前記光記録媒体上の情報保存の安全性を高める
ことができる。
【0016】また、検索時の前記光ビームの移動方向が
前記光記録媒体の内周方向である場合には、前記移送制
御部による前記光ビームの移動の開始を、前記回転数制
御部による前記光記録媒体の回転数制御の開始よりも遅
らせ、検索時の前記光ビームの移動方向が前記光記録媒
体の外周方向である場合には、前記回転数制御部による
前記光記録媒体の回転数制御の開始を、前記移送制御部
による前記光ビームの移動の開始よりも遅らせることが
好ましい。
【0017】さらに、検索時に前記光記録媒体の回転数
制御と前記光ビームの移送制御とを同時に開始し、前記
光ビームの移動方向が前記光記録媒体の内周方向である
場合には前記光記録媒体の回転数制御の加速度を記光ビ
ームの移動の加速度よりも高くし、前記光ビームの移動
方向が前記光記録媒体の外周方向である場合には前記光
ビームの移動の加速度を前記光記録媒体の回転数制御の
加速度よりも高くすることが好ましい。
【0018】また、検索時に前記光ビームの移動距離が
所定の値未満のときは、前記光記録媒体の回転数制御と
前記光ビームの移送制御とを同時に行い、検索時に前記
光ビームの移動距離が所定の値以上であり前記光ビーム
の移動方向が前記光記録媒体の内周方向である場合に
は、前記移送制御部による前記光ビームの移動の開始
を、前記回転数制御部による前記光記録媒体の回転数制
御の開始よりも遅らせ、検索時に前記光ビームの移動距
離が所定の値以上であり前記光ビームの移動方向が前記
光記録媒体の外周方向である場合には、前記回転数制御
部による前記光記録媒体の回転数制御の開始を、前記移
送制御部による前記光ビームの移動の開始よりも遅らせ
ることが好ましい。
【0019】さらに本発明は、光ビームを照射する機能
を有する光ヘッドと、前記光ビームを移動させる移送台
と、前記光ビームの照射によって異なる状態に変化する
記録薄膜を有する円盤状の光記録媒体を回転させるモー
タとを備え、前記光ビームと前記光記録媒体との相対速
度を略一定の線速度として記録および再生を行う光記録
再生装置において、前記光ビームの動きを調整する移送
制御部と、前記光記録媒体の回転数を調整する回転数制
御部と、前記光ビームの位置を検出する位置検出部と、
前記光記録媒体の回転数を検出する回転数検出部とを備
え、前記光記録媒体上の検索を行うために前記光ビーム
が移動する際に、前記位置検出部で前記光ビームの現在
の位置を検出し、前記光ビームの移動すべき位置と現在
位置とを比較して前記光ビームの移動方向を判断し、こ
の移動方向に基づいて、前記移送制御部と前記回転数制
御部と前記位置検出部と前記回転数検出部とを用いて前
記光ビームと前記前記光記録媒体との相対速度が所定の
線速度以上に保持されることを特徴とする。
【0020】このような構成とすることにより、何等か
の理由により前記移送台または前記モータに故障が発生
した場合であっても、前記光ビームの位置の確認または
前記光記録媒体の回転数の確認を行った後に次の制御を
行うので、誤動作によって前記光記録媒体上に必要以上
の前記光ビームの照射がなされることはなくなり、前記
光記録媒体上の信号の劣化を防止し、前記光記録媒体上
の情報保存の安全性を高めることができる。
【0021】また、検索時の前記光ビームの移動方向が
前記光記録媒体の内周方向である場合には、前記回転数
制御部を用いて前記光記録媒体の回転数を上昇させ、前
記回転数検出部を用いて前記光記録媒体が所定の回転数
に到達していることを確認した後に、前記移送制御部を
用いて前記光ビームを所定の位置に移動させ、検索時の
前記光ビームの移動方向が前記光記録媒体の外周方向で
ある場合には、前記移送制御部を用いて前記光ビームの
位置を移動させ、前記位置検出部を用いて前記光ビーム
が所定の位置にあることを確認した後に、前記回転数制
御部を用いて前記光記録媒体を所定の回転数にすること
が好ましい。
【0022】さらに、本発明においては、検索時に前記
光ビームが前記光記録媒体上を移動する際には、前記光
ビームの出力を、前記光記録媒体上に記録された情報を
再生するときの値よりも低くすることが好ましく、検索
時に前記光ビームが前記光記録媒体上を移動する際に
は、前記光ビームの焦点位置を、前記光記録媒体上に記
録された情報を再生するときの位置よりも所定の間隔だ
けずらすことが好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
光記録再生装置について図面に基づいて説明する。
【0024】図1は、本発明の第一の実施形態に係る光
記録再生装置の構成図を示している。この図1におい
て、光記録媒体1は、モータ2に取り付けられており、
このモータ2によって所定の回転数で回転する。光記録
媒体1の回転数は、回転制御部3で制御されており、回
転数検出部4で検出された回転数の検出値信号はコント
ローラ5へ送られる。移送台11には光ヘッド6が設け
られており、光ヘッド6にはレーザ7、対物レンズ9お
よび光検出部16が設けられている。光源であるレーザ
7より発せられた光ビーム8は、対物レンズ9により収
束され、光記録媒体1に照射される。レーザー駆動部1
0は、光ビーム8のパワーが記録、消去および再生のレ
ベルに適するようにレーザ7を制御する。移送台11
は、光ビーム8を光記録媒体1上の任意の位置に移動さ
せるために、光ヘッド6を移動させる。光ビーム8の位
置は、位置検出部12で検出され、その検出値信号はコ
ントローラ5へ送られる。また、コントローラ5から光
ビーム8の移送命令が検索制御部19に送られると、こ
の検索制御部19から移送制御部13と回転制御部3と
に信号が送られ、移送台11の移動制御およびモータ2
の回転数制御が行われる。フォーカス制御部14は、光
ビーム8を光記録媒体1上にフォーカスさせる。さらに
トラッキング制御部15は、光ビーム8を目的のトラッ
クにトラッキングさせる。トラッキングされた光ビーム
8の反射光は光検出部16で電気信号に変換される。そ
してこの電気信号は、プリアンプ17で増幅された後
に、情報を復調するために再生部18へ、フォーカス検
出のフィードバックのためにフォーカス制御部14へ、
トラッキング検出のフィードバックのためにトラッキン
グ制御部15へと、それぞれ送られる。
【0025】本実施の形態で用いる光記録媒体1として
は、例えば、Ge−Sb−Te系から構成され、結晶状
態とアモルファス状態とを可逆的に変化させることが可
能な相変化記録材料を用いたものや、Fe−Te−Co
系から構成され、磁化の方向を可逆的に変化させること
が可能な光磁気記録材料を用いた書換型のもの、また
は、TeOx無機材料や有機色素材料から構成されるC
D−Rなどの追記型のものなどを用いることができる。
これらの光記録媒体1には、普通、凹凸形状をしたトラ
ックが設けてあり、このトラックに沿って光ビーム8が
照射される。さらに、トラックには光記録媒体1上の位
置を特定するための番地信号が刻まれている。また、移
送台11には光ヘッド6の移動を高速に制御するために
リニアモータを用いたもの、あるいは、耐衝撃性の観点
からボールネジ送り機構を用いたものを利用すればよ
い。
【0026】以下、上記のように構成された本実施形態
に係る光記録再生装置の動作について説明する。本実施
形態に係る光記録再生装置を用いて、光ヘッド6から照
射された光ビーム8を光記録媒体1に照射することによ
って情報を記録または再生する場合には、光ビーム8と
光記録媒体1との相対線速度が一定である、いわゆるC
LV方式(光記録媒体1を複数のゾーンに分割し、各ゾ
ーンの平均線速度が同じであるゾーンCLV方式を含
む)が用いられる。このCLV方式を用いて記録および
再生を行うためには、次のような制御を行う。
【0027】まず、コントローラ5からの検索命令の信
号として、位置制御の信号が移送台11に送られ、回転
制御の信号がモータ2へ送られる。信号を受け取った移
送台11は光ヘッド6を移動させ、光ビーム8を所定の
トラックの位置にオントラックさせて番地信号を読みと
り、最終の位置情報をコントローラ5へ送る。また、モ
ータ2は相対線速度が所定の値以上になるように回転数
を制御する。つまり、光ビーム8が検索を行っていると
きは光記録媒体1に対して適正な再生光パワーが照射さ
れるように、光ビーム8が外周側から内周側へ検索する
ときはモータ2の回転数を高くし、内周側から外周側へ
検索するときはモータ2の回転数を低くする。
【0028】ここで、光記録媒体1の情報を読みとるた
めの光ビーム8の再生光パワーは、情報が再生光によっ
て劣化することがない範囲で、かつ、再生信号のS/N
が高くなるようにできるだけ大きくし、光検出部16の
出力信号を大きくすることが望ましい。そこで、発明者
らは以下のような条件下で実験を行い、再生光パワーを
決定した。光記録媒体1には相変化期録媒体を用いた。
光ビーム8の波長は680nm、対物レンズ9の開口数
NAを0.6、再生する線速度を6m/sとして、周波
数が5MHzになる単一信号を記録し、この信号を1千
万回連続して再生したときの、信号の振幅低下の度合い
と再生光パワーの関係を求めた。その結果、再生光パワ
ー1.0mWでは信号の振幅低下は生じなかった。次
に、再生光パワー1.1mWで実験した結果、1千万回
後の振幅低下は約6dBであった。さらに、1.2mW
の再生パワーで実験したところ、記録信号にオントラッ
クさせた直後から振幅の低下が始まり、振幅が大きく低
下し、記録信号の再生ができなくなった。以上の結果か
ら、再生光パワーの設定値を1.0mWとした。以上の
ように、本実施の形態では、再生光パワーを1.0mW
にしたが、これは一例であり、適正な再生光パワーは光
記録媒体1の感度や、再生する線速で変わるので、本発
明はこれに制限されるものではない。
【0029】設定した再生光パワーのもとでの、検索制
御の流れをフローチャートを用いて説明する。図2は検
索の流れを示すフローチャートである。ステップ201
にてコントローラ5が検索命令を発すると、まず、ステ
ップ202において光ビーム8の現在の位置が検出され
る。位置検出は、リニアモータやボールねじ送り機構の
位置センサ、または光記録媒体1の番地信号から特定す
る。ステップ202で検知した信号に基づいてステップ
203で、外周方向への検索移動であるか、または内周
方向への検索移動であるかの判断を行う。
【0030】以下、ステップ203で外周方向へ移動す
ると判断された場合の制御の流れについて説明する。ス
テップ204においては、移送制御部13の信号にて移
送台11を駆動し、光ヘッド6を移動させる。そしてス
テップ205で、移送台11の位置を位置検出部12を
用いて検知し、移送台11が所定の位置に移動している
かの判断を行う。ここで移送台11が所定の位置に移動
していない場合にはステップ204に戻り、所定の位置
に移動している場合にはステップ206へ進む。ステッ
プ206においては、回転モータ2を駆動し、光記録媒
体1を所定の回転数に制御する。次に、ステップ207
で光ビーム8をオントラックし、ステップ208で目的
の信号までトラックジャンプして、ステップ209にお
いて信号の再生が開始される。
【0031】以上のステップ204からステップ209
までの制御によると、光記録媒体1が所定の回転数にな
る前に、光ビーム8が外周方向へ移動する。これは、相
対線速度が速くなる方向であるから、単位面積、単位時
間当たりの照射エネルギー量が小さくなり、再生光によ
る記録信号の劣化を防止することができる。
【0032】次に、ステップ203で内周方向へ移動す
ると判断された場合の制御の流れについて説明する。ま
ず、ステップ210でモータ2の回転数を高くなるよう
に制御する。次にステップ211で、モータ2の回転数
を回転数検出部4を用いて検知し、所定の回転数に到達
しているか否かの判断を行う。未到達ならば、ステップ
210に戻り再度回転制御が行われ、到達したことがス
テップ211で確認されたならばステップ212に進
む。ステップ212においては、回転数が所定の回転数
に達した後に移送台11が目的の位置に移動する。次
に、ステップ207で光ビーム8をオントラックし、ス
テップ208で目的の信号までトラックジャンプして、
ステップ209において信号の再生が開始される。
【0033】以上のステップ210からステップ212
までの制御によると、光記録媒体1の回転数を光ビーム
8が最終的に到達する位置での回転数に到達してから、
移送台11が移動するので、光ビームの相対速度は所定
の値以上に保たれ、単位面積、単位時間当たりの照射エ
ネルギー量は、情報の再生時以下に保たれるので、再生
光による記録信号の劣化を防止することができる。
【0034】なお、本実施形態においてはステップ21
0の後にステップ212を実行した場合について説明し
たが、ステップ210による回転数の増加と共に、ステ
ップ212の移送台11の移動を同時に開始し、常に、
位置検出部12で光ビームの位置を検知しながら再生時
の線速度以上になるように、回転制御部3でモータ2の
回転数を制御するという、いわゆる、光ビーム8とモー
タ2の同期を取るような制御を行ってもよい。この場合
は、モータ2の回転数制御と移送台8の移動とを同時に
開始できるので、検索制御に要する時間を短縮すること
ができる。
【0035】また、検索時間を短くするという観点から
は、光ビーム8を内周から外周に移動させるときには回
転制御の開始を移送制御の開始よりもわずかに遅らせ、
外周から内周に移動させるときには移送制御の開始を回
転制御の開始よりもわずかに遅らせればよい。さらに、
検索の加速度を、内周から外周に移動するときは移送制
御の加速度を回転制御の加速度よりも大きくし、外周か
ら内周に移動するときは回転制御の加速度を移送制御の
開始よりも大きくしてもよい。
【0036】以上のような本実施形態に係る光記録再生
装置によれば、常に所定の再生線速度以上で光ビーム8
をオントラックするようにしたので、所定の再生線速度
に達する前に光ビーム8がトラック8上を走査すること
がなくなり、適正な単位面積、単位時間当たりの照射エ
ネルギー量が光記録媒体1に照射される。その結果、再
生光による記録信号の劣化を防止することが可能とな
り、記録信号が保護され、情報保存の安全性が高まる。
【0037】また、ゾーンCLV方式などにより、光記
録媒体1が複数のゾーンに分割されている場合は、図3
のフローチャートに示したようにステップ301の検索
ゾーンチェックにおいて、同一ゾーン内を移動するとき
は、ステップ204で移送台11の移動を行った後に、
ステップ207からステップ209までを実行して信号
を再生するようにすればよい。ステップ301の検索ゾ
ーンチェックにおいて、異なるゾーンを検索するとき
は、まずステップ302で内周ゾーンへの検索であるの
か、外周ゾーンへの検索であるのかを判断し、外周ゾー
ンへの移送の場合はステップ303からステップ305
を実行した後に、ステップ207からステップ209を
実行して信号を再生する。また、内周ゾーンへの移送の
場合はステップ306からステップ308を実行した後
に、ステップ207からステップ209を実行して信号
を再生すればよい。
【0038】次に、本発明の第二の実施形態に係る光記
録再生装置について説明する。図4は、本発明の第二の
実施形態に係る光記録再生装置の構成図を示している。
この図4において、光記録媒体1から検索制御部19ま
での構成要素は、第一の実施形態と同様のものの使用が
可能であり、この第二の実施形態と第一の実施形態との
違いは、再生パワー設定部20の有無である。
【0039】以下、上記のように構成された本実施形態
に係る光記録再生装置の動作について説明する。本実施
形態に係る光記録再生装置を用いて、光ヘッド6から照
射された光ビーム8を光記録媒体1に照射することによ
って情報を記録または再生する場合には、第一の実施形
態の場合と同様に光ビーム8と光記録媒体1との相対線
速度が一定である、いわゆるCLV方式(ゾーンCLV
方式を含む)が用いられる。このCLV方式を用いて記
録および再生を行うためには、次のような制御を行う。
【0040】まず、コントローラ5からの検索命令が検
索制御部19に送られ、その命令に基づいて、移送制御
部13が移送台11を制御し、回転制御部3がモータ2
を制御する。このようにして、光ビーム8が所定の位置
へオントラックし、光ビーム8の相対線速度が所定の値
となる。そして、光ビーム8の再生光パワーは、検索時
には記録信号の再生時よりも低くなり、オントラックし
たときには再生パワーに戻るように、再生パワー設定部
19によって制御される。
【0041】以上のような制御において、光記録媒体1
に記録されている信号を読みとるときの光ビーム8の再
生光パワーは、第一の実施形態のときと同様の方法によ
って決定した。また、検索中の光ビーム8の出力につい
ては以下のようにして決定した。例えば、光記録媒体1
の最外周で再生しており、半径が半分の最内周に回転数
一定のまま光ビーム8が移動した場合を仮定すると、線
速度は半分になる。例えば、最外周を6m/sで再生し
た後、半分の半径に移動すると、光ビーム8は線速度3
m/sでトラックを走査することになる。そこで、検索
時の光ビーム8のパワーは、線速度を3m/sとしたと
きの光ビーム8のパワーと再生光による劣化との関係に
基づいて、再生光パワーを決定したときと同様の方法に
よって決定した。その結果、再生光パワーが0.8mW
では、1000万回の再生後、信号振幅が約6dB低下
し、再生光パワーが0.6mW以下では、振幅低下が起
こらなかった。以上の結果から、検索時の光ビームのパ
ワーは、余裕をみて0.5mWとした。
【0042】以上の方法で検索時のパワーを決めること
により、検索時に低線速度下の環境になっても、光記録
媒体1に対して単位面積単位時間当たりに照射されるエ
ネルギーは小さくなるので、再生光による記録信号の劣
化を防止することができる。その結果、記録情報が安全
に保護されることになる。
【0043】次に、本発明の第三の実施形態に係る光記
録再生装置について説明する。図5は、本発明の第二の
実施形態に係る光記録再生装置の構成図を示している。
この図5において、光記録媒体1から検索制御部19ま
での構成要素は、第一の実施形態と同様のものの使用が
可能であり、この第三の実施形態と第一の実施形態との
違いは、オフセット制御部21の有無である。
【0044】以下、上記のように構成された本実施形態
に係る光記録再生装置の動作について説明する。第三の
実施形態における光記録媒体1から検索制御部19まで
の動作は、第一の実施形態と同様であるが、この実施形
態においては、検索時に、光ビーム8の焦点位置を情報
の再生時の位置よりもオフセットするようにオフセット
制御部21によって制御し、所定の線速度に到達した場
合にジャストフォーカスするようにフォーカス制御部1
4によって制御する。
【0045】ここで、光記録媒体1に記録されている信
号を読みとるときの光ビーム8の再生光パワーは、第一
の実施形態のときと同様の方法によって決定した。ま
た、検索時の光ビーム8の焦点のオフセット量について
は以下のようにして決定した。例えば、光記録媒体1の
最外周で再生しており、半径が半分の最内周に回転数一
定のまま光ビーム8が移動した場合を仮定すると、線速
度は半分になる。例えば、最外周を6m/sで再生した
後、最内周に移動すると、光ビーム8は線速度3m/s
でトラックを走査することになる。そこで、線速度を3
m/sとしたときの検索時の光ビーム8のオフセット量
を、、再生光による劣化と光ビーム8のオフセット量と
の関係から求めた。
【0046】オフセット量を決定するための実験を行う
際の条件としては、再生光パワーを設定する場合と同様
に、光記録媒体1として相変化記録媒体を用い、光ビー
ム8の波長は680nm、対物レンズ9の開口数NAは
0.6、線速度は6m/sとして、周波数が5MHzに
なる単一信号を記録した。そして、この記録信号を再生
光パワー1.0mW、線速度3m/sにて1千万回連続
して再生したときの、信号の振幅低下の度合いとフォー
カスオフセット量との関係を求めた。その結果、フォー
カスオフセット量1μm以上で、信号の振幅低下は生じ
なかった。また、フォーカスオフセット量0.5μmで
実験したところ、振幅低下は約3dBであった。さら
に、フォーカスオフセット0.3μm以下で実験したと
ころ、記録信号にオントラックさせた直後から振幅の低
下が始まり、振幅が大きく低下した。したがって、上記
の条件下において光ビーム8が検索を行う際のフォーカ
スオフセット量は1μmとした。
【0047】以上の方法によれば、検索時にフォーカス
オフセットを所定の値以上とすることにより、モータ2
の回転数が高くならないまま光ビーム8が光記録媒体1
の内周側を再生しようとした場合でも、光ビーム8をフ
ォーカスオフセットさせることで、単位時間、単位面積
に照射される光ビーム8の照射エネルギーが高くなるこ
とを防止することができる。その結果、所定の線速度に
達する前に光ビーム8がトラック上を走査する、低線速
度下においても、再生光による劣化が生じなくなり、光
記録媒体1上に記録されている記録信号が安全に保護さ
れる。
【0048】なお、ここでは本発明に係る3つの実施形
態(第一の実施形態〜第三の実施形態)について説明し
たが、本発明はこれらの各実施形態を単独で用いる場合
に限定されるものではなく、例えば、第二の実施形態と
第三の実施形態とを組合せて用いる等、それぞれの実施
形態を組合せて実施することも好ましい。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る光記録再生
装置によれば、検索時の光ビームによる光記録媒体上の
記録信号の劣化を防止することが可能となり、情報保存
の安全性が高い光記録再生装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る光記録再生装置
の構成図
【図2】本発明の第一の実施形態に係る光記録再生装置
の制御の流れを示すフローチャート
【図3】本発明の第一の実施形態に係る光記録再生装置
の制御の流れを示す他のフローチャート
【図4】本発明の第二の実施形態に係る光記録再生装置
の構成図
【図5】本発明の第三の実施形態に係る光記録再生装置
の構成図
【符号の説明】
1 光記録媒体 2 モータ 3 回転制御部 4 回転数検出部 6 光ヘッド 8 光ビーム 11 移送台 12 位置検出部 13 移送制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを照射する機能を有する光ヘッ
    ドと、前記光ビームを移動させる移送台と、前記光ビー
    ムの照射によって異なる状態に変化する記録薄膜を有す
    る円盤状の光記録媒体を回転させるモータとを備え、前
    記光ビームと前記光記録媒体との相対速度を略一定の線
    速度として記録および再生を行う光記録再生装置におい
    て、前記光ビームの動きを調整する移送制御部と、前記
    光記録媒体の回転数を調整する回転数制御部とを備え、
    前記光記録媒体上の検索を行うために前記光ビームが移
    動する際に、前記移送制御部と前記回転数制御部とを用
    いて前記光ビームと前記光記録媒体との相対速度が所定
    の線速度以上に保持されることを特徴とする光記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 検索時の前記光ビームの移動方向が前記
    光記録媒体の内周方向である場合には、前記移送制御部
    による前記光ビームの移動の開始を、前記回転数制御部
    による前記光記録媒体の回転数制御の開始よりも遅らせ
    る請求項1記載の光記録再生装置。
  3. 【請求項3】 検索時の前記光ビームの移動方向が前記
    光記録媒体の外周方向である場合には、前記回転数制御
    部による前記光記録媒体の回転数制御の開始を、前記移
    送制御部による前記光ビームの移動の開始よりも遅らせ
    る請求項1記載の光記録再生装置。
  4. 【請求項4】 検索時に前記光記録媒体の回転数制御と
    前記光ビームの移送制御とを同時に開始し、前記光ビー
    ムの移動方向が前記光記録媒体の内周方向である場合に
    は前記光記録媒体の回転数制御の加速度を記光ビームの
    移動の加速度よりも高くし、前記光ビームの移動方向が
    前記光記録媒体の外周方向である場合には前記光ビーム
    の移動の加速度を前記光記録媒体の回転数制御の加速度
    よりも高くする請求項1記載の光記録再生装置。
  5. 【請求項5】 検索時に前記光ビームの移動距離が所定
    の値未満のときは、前記光記録媒体の回転数制御と前記
    光ビームの移送制御とを同時に行い、検索時に前記光ビ
    ームの移動距離が所定の値以上であり前記光ビームの移
    動方向が前記光記録媒体の内周方向である場合には、前
    記移送制御部による前記光ビームの移動の開始を、前記
    回転数制御部による前記光記録媒体の回転数制御の開始
    よりも遅らせ、検索時に前記光ビームの移動距離が所定
    の値以上であり前記光ビームの移動方向が前記光記録媒
    体の外周方向である場合には、前記回転数制御部による
    前記光記録媒体の回転数制御の開始を、前記移送制御部
    による前記光ビームの移動の開始よりも遅らせる請求項
    1記載の光記録再生装置。
  6. 【請求項6】 光ビームを照射する機能を有する光ヘッ
    ドと、前記光ビームを移動させる移送台と、前記光ビー
    ムの照射によって異なる状態に変化する記録薄膜を有す
    る円盤状の光記録媒体を回転させるモータとを備え、前
    記光ビームと前記光記録媒体との相対速度を略一定の線
    速度として記録および再生を行う光記録再生装置におい
    て、前記光ビームの動きを調整する移送制御部と、前記
    光記録媒体の回転数を調整する回転数制御部と、前記光
    ビームの位置を検出する位置検出部と、前記光記録媒体
    の回転数を検出する回転数検出部とを備え、前記光記録
    媒体上の検索を行うために前記光ビームが移動する際
    に、前記位置検出部で前記光ビームの現在の位置を検出
    し、前記光ビームの移動すべき位置と現在位置とを比較
    して前記光ビームの移動方向を判断し、この移動方向に
    基づいて、前記移送制御部と前記回転数制御部と前記位
    置検出部と前記回転数検出部とを用いて前記光ビームと
    前記前記光記録媒体との相対速度が所定の線速度以上に
    保持されることを特徴とする光記録再生装置。
  7. 【請求項7】 検索時の前記光ビームの移動方向が前記
    光記録媒体の内周方向である場合には、前記回転数制御
    部を用いて前記光記録媒体の回転数を上昇させ、前記回
    転数検出部を用いて前記光記録媒体が所定の回転数に到
    達していることを確認した後に、前記移送制御部を用い
    て前記光ビームを所定の位置に移動させる請求項6記載
    の光記録再生装置。
  8. 【請求項8】 検索時の前記光ビームの移動方向が前記
    光記録媒体の外周方向である場合には、前記移送制御部
    を用いて前記光ビームの位置を移動させ、前記位置検出
    部を用いて前記光ビームが所定の位置にあることを確認
    した後に、前記回転数制御部を用いて前記光記録媒体を
    所定の回転数にする請求項6記載の光記録再生装置。
  9. 【請求項9】 検索時に前記光ビームが前記光記録媒体
    上を移動する際には、前記光ビームの出力を、前記光記
    録媒体上に記録された情報を再生するときの値よりも低
    くする請求項1から8のいずれか1項記載の光記録再生
    装置。
  10. 【請求項10】 検索時に前記光ビームが前記光記録媒
    体上を移動する際には、前記光ビームの焦点位置を、前
    記光記録媒体上に記録された情報を再生するときの位置
    よりも所定の間隔だけずらす請求項1から9のいずれか
    1項記載の光記録再生装置。
JP8163288A 1996-06-24 1996-06-24 光記録再生装置 Pending JPH1011890A (ja)

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