JPH10116039A - 発光ダイオードの表示装置 - Google Patents

発光ダイオードの表示装置

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JPH10116039A
JPH10116039A JP26998896A JP26998896A JPH10116039A JP H10116039 A JPH10116039 A JP H10116039A JP 26998896 A JP26998896 A JP 26998896A JP 26998896 A JP26998896 A JP 26998896A JP H10116039 A JPH10116039 A JP H10116039A
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JP
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emitting diode
light emitting
display device
substrate
light
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JP26998896A
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Shuji Shimizu
修二 清水
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T D S ENG KK
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T D S ENG KK
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/189Printed circuits structurally associated with non-printed electric components characterised by the use of a flexible or folded printed circuit
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • H05K3/284Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components

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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を平面だけでなく、曲面に対しても自在
に取付けて使用することができるとともに、基板を所望
の形状、大きさ及び長さに切断して使用することができ
る発光ダイオードの表示装置を提供する。 【解決手段】 フレキシブルな基板上に導線12の電気
回路を配置し、その導線12の少なくとも一部に発光ダ
イオード14を設置するとともに、基板と導線12と発
光ダイオード14を透明樹脂16で被覆する。前記導線
12に所定間隔をおいて接続部分13を設け、隣合う接
続部分13をかしめることにより、同接続部分13を偏
平化して互いに電気回路として接続するとともに、その
接続部分13の近傍かつ電源と反対側で導線12を有す
る基板を切断可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋内や屋外の宣
伝広告用品の表示部として使用したり、道路標識や工事
標識などの保安用品の表示部、その他多くの用途に使用
し得る発光ダイオードの表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の発光ダイオードの表示装
置としては、基板と銅箔の電気回路と発光ダイオードと
から構成されている。基板上には銅箔の電気回路が配置
され、その銅箔に発光ダイオードが接続されている。
【0003】基板にはガラスやベークライトなどが用い
られるとともに、その基板が硬質材料で形成されてい
て、基板の形状、大きさ及び長さが決められている。こ
の発光ダイオードの表示装置を使用する場合は、一定の
形状、大きさ及び長さに形成された基板を宣伝広告用品
や保安用品などに取付け、文字(アルファベットなど)
や模様などを発光ダイオードを発光させることにより表
すようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
発光ダイオードの表示装置においては、基板が硬質材料
で形成されるとともに、その基板の形状、大きさ及び長
さが決められている。
【0005】このため、基板が曲げ機能を持たず硬く形
成されているので、基板を宣伝広告用品や保安用品など
の曲面に取付けて使用するのは非常に困難であるという
問題があった。
【0006】また、基板が一定の形状、大きさ及び長さ
に決められて硬く形成されているため、宣伝広告用品や
保安用品などへの取付部分に対応するように所望の形
状、大きさ及び長さに切断して使用することができない
という問題もあった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、基板を平面だけでなく、曲面に対しても
自在に取付けて使用することができる発光ダイオードの
表示装置を提供することにある。また、他の目的とする
ところは、基板を所望の形状、大きさ及び長さに切断し
て使用することができる発光ダイオードの表示装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発光ダイオードの表示装置の発
明では、フレキシブルな基板上に導線の電気回路を配置
し、その導線の少なくとも一部に発光ダイオードを接続
するとともに、基板と導線と発光ダイオードとを透明樹
脂で被覆したものである。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発光ダイオードの表示装置において、前記導線に所
定間隔をおいて接続部分を設け、隣合う接続部分をかし
めることにより、同接続部分を偏平化して互いに電気回
路として接続するとともに、その接続部分の近傍かつ発
光ダイオードを発光させるのに必要な電源とは反対側で
導線を有する基板を切断可能にしたものである。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発光ダイオードの表示装置において、前記導線に所
定間隔をおいて接続部分を設け、各接続部分において、
透明樹脂を貫通して各接続部分に接続する導通材の少な
くとも外面側を絶縁体で被覆したかしめ部品でかしめる
ことにより、接続部分間を導通させて互いに電気回路と
して接続したものである。
【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のいずれかに記載の発光ダイオードの表示装置におい
て、前記透明樹脂はレンズ効果を持たせるように凸状又
は凹状に形成したものである。
【0012】従って、請求項1に記載の発光ダイオード
の表示装置においては、基板に柔軟性を備えたフレキシ
ブルなものが使用され、基板と導線と発光ダイオードと
が光を透過する透明樹脂で被覆されている。
【0013】このため、基板がフレキシブルで曲げ機能
を持つことにより、基板を平面だけでなく、曲面に対し
ても自在に取付けて使用することできる。また、発光ダ
イオードが透明樹脂で被覆されているので、発光ダイオ
ードを保護するとともに、発光色をそのまま見せること
ができる。
【0014】請求項2に記載の発光ダイオードの表示装
置においては、導線に所定間隔をおいて接続部分が設け
られ、隣合う接続部分をかしめた場合に容易に同接続部
分が偏平化されて接続されるようになっている。また、
その接続部分の近傍かつ電源とは反対側で導線を有する
基板が任意の箇所で切断可能となっている。
【0015】このため、接続部分をかしめることにより
電気回路として成立し、基板を所望の形状、大きさ及び
長さで切断しても使用することができる。請求項3に記
載の発光ダイオードの表示装置においては、接続部分を
かしめ部品でかしめることにより、絶縁体で被覆された
導通材が透明樹脂を貫通して接続部分間が容易に導通さ
れるようになっている。
【0016】このため、接続部分をかしめ部品でかしめ
ることにより電気回路として成立し、基板を所望の形
状、大きさ及び長さで切断しても使用することができ、
接続部分における電気的な接続を、絶縁性を維持しつつ
確実に行うことができる。
【0017】請求項4に記載の発光ダイオードの表示装
置においては、透過性を有する透明樹脂は発光ダイオー
ドの光を分散したり、集中したりできるように凸状又は
凹状に形成されている。
【0018】このため、凸状又は凹状に形成された透明
樹脂のレンズ効果により、外方に向けて拡大するように
発光させたり、縮小して局部的に集中して発光させたり
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下に、この発明の第1実施形態を図
1〜図6に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1〜図6に示すように、基板11は帯状
に形成され、銅箔による導線12がその上にプリント配
線されている。この導線12は4本の線で構成され、4
本の線の一端を接続することにより、3つの電気回路を
形成するようになっている。すなわち、4本の導線12
のうち、3本がプラス側で1本がマイナス側で共用さ
れ、3つの電気回路が構成される。なお、この3つの電
気回路は直列回路を成している。接続部分13は、それ
ぞれの導線12について所定間隔をおいて幅広に形成さ
れるとともに、4本の導線12の接続部分13が基板1
1の幅方向に1列に並ぶように形成されている。
【0021】発光ダイオード14は基板11の幅のほぼ
中央において、3本のプラス側の導線12に対して平行
に順次接続されるとともに、前記各接続部分13の中間
に配置されている。つまり、プラス側の3本の導線12
が順に基板11の幅方向中央位置に位置するように配線
され、マイナス側の1本の導線12が基板11の側縁に
沿って延びるように配置される。なお、導線12と発光
ダイオード14の両端がそれぞれ接続されて初めて1本
のプラス側の導線12として成り立つようになってい
る。すなわち、プラス側の導線12は発光ダイオード1
4が接続される部分の下側において、発光ダイオード1
4と導線12がショートしないように存在し、発光ダイ
オード14の両端と導線12とを半田15bにより固定
されて初めて1本の線をなすようになっている。発光ダ
イオード14として、チップ型発光ダイオードが使用さ
れている。
【0022】そして、4本の導線12は相互に接触しな
いようになっている。軟質導体金属としての半田15a
は接続部分13上で盛り上がるように付着され、かしめ
ることにより各接続部分13上の半田15aが偏平にな
って相互に接触するようになっている。発光ダイオード
14の両端は半田15b付けにより導線12と固定され
て接続されている。
【0023】透明樹脂16は基板11と導線12と発光
ダイオード14を覆うように基板11の周面全体にコー
ティングされ、発光ダイオード14の表示装置の内部を
保護する役目又は防水の役目を果たすようになってい
る。なお、透明樹脂16として、アクリル樹脂が使用さ
れている。
【0024】図6に示すように、リード線22は4本で
構成され、一端はそれぞれ導線12に半田15aにより
接続されるとともに、他端はコントロールボックス23
に接続されている。
【0025】なお、図6に示すように、発光ダイオード
14の表示装置はリード線22を介してコントロールボ
ックス23に接続され、発光ダイオード14の表示装置
の電源はコントロールボックス23を介して発光ダイオ
ード14の表示装置に供給されるようになっている。ま
た、コントロールボックス23により、発光ダイオード
14を発光させるスピードや発光させる順序などを制御
できるようになっている。
【0026】次に、第1実施形態の発光ダイオード14
の表示装置の作用を説明する。さて、この第1実施形態
の発光ダイオード14の表示装置を使用する場合には、
図6に示すように、発光ダイオード14の表示装置の他
端に接続されたリード線22を有するコントロールボッ
クス23を介して電源を供給し、コントロールボックス
23からの指示に従い発光ダイオード14が発光する。
【0027】すなわち、図5に示すように、発光ダイオ
ード14は図5(a),図5(b),図(c)という順
序で発光し、基板11の長さ方向に順に移動するように
見える。発光ダイオード14が発光した状態は、図5に
示す発光ダイオード14にハッチングを付して表されて
いる。図5(a)は1本目(マイナス側)と2本目(プ
ラス側)の導線12による電気回路に基づいて発光ダイ
オード14が発光し、図5(b)は1本目(マイナス
側)と3本目(プラス側)の導線12による電気回路に
基づいて発光ダイオード14が発光し、図5(c)は1
本目(マイナス側)と4本目(プラス側)の導線12に
よる電気回路に基づいて発光ダイオード14が発光す
る。
【0028】なお、図6に示すコントロールボックス2
3からの指示により、発光ダイオード14を発光させる
スピードや発光させる順序などが任意に設定できるよう
になっている。
【0029】図6に示すように、発光ダイオード14の
表示装置を二点鎖線で示す部分、すなわち、接続部分1
3の電源とは反対側で切断する。そして、図3及び図4
に示すように、発光ダイオード14の表示装置として必
要とする側の接続部分13をかしめることにより、接続
部分13上の半田15aが押しつぶされて相互に接触す
る。すなわち、切断したままの状態では電気回路として
成立しなかったものが、接続部分13をかしめることに
より、接続部分13の半田15aが相互に接触接続して
容易に3つの電気回路として成立するようになる。つま
り、発光ダイオード14の表示装置を任意の位置で切断
しても、図6に示す二点鎖線で切断した場合と同様とな
る。
【0030】この発光ダイオード14の表示装置を屋外
や水中で使用するためには、接続部分13をかしめた場
合に透明樹脂16に亀裂が生じるので、亀裂が生じた部
分を被覆する必要がある。亀裂が生じた部分や切断箇所
の側面を被覆するには、シーリング材であるシリコーン
樹脂などを用いて完全に被覆する。従って、発光ダイオ
ード14の表示装置は外部から水が侵入するのを防いで
耐水性を向上し、内部を保護して屋外や水中で使用可能
となる。
【0031】この第1実施形態によって発揮される効果
について、以下に記載する。 (1) 接続部分13の半田15aをかしめることによ
り容易に電気回路が成立し、基板11を所望の形状、大
きさ及び長さで切断して使用することができる。 (2) 基板11がフレキシブルで曲げ機能を持つこと
により、基板11を平面だけでなく、曲面に対しても取
付けて使用することできる。 (3) 発光ダイオード14が直線上に並ぶように複数
設置されているため、発光ダイオード14を発光させる
ことにより、文字や模様などが流動するように表すこと
ができる。 (4) 発光ダイオード14が透明樹脂16で被覆され
ているので、発光ダイオード14を保護できるととも
に、発光色をそのまま見せることができる。 (5) 基板11と導線12と発光ダイオード14とが
透明樹脂16で被覆されるとともに、防水手段が取られ
ているので、発光ダイオード14の表示装置を屋外や水
中に設置して使用することができる。 (第2実施形態)以下に、この発明の第2実施形態を図
7〜図9に基づいて説明する。なお、この第2実施形態
では、第1実施形態と異なる部分について主に説明す
る。
【0032】図7に示すように、第2実施形態の発光ダ
イオード14の表示装置は第1実施形態の発光ダイオー
ド14の表示装置を3つ並べるように一体形成されてい
る。折曲部18は図7の破線で示す部分に設けられてい
る。また、図7に破線で示す折曲部18は折曲した状態
又は折曲しない状態で用途に応じて適用できるようにな
っている。
【0033】図8に示すように、発光ダイオード14の
表示装置は、図7に破線で示す折曲部18を折曲せずそ
のままの状態で、曲面を有する宣伝広告用品19に取付
けられている。
【0034】図9に示すように、発光ダイオード14の
表示装置は、図7に破線で示す折曲部18で折曲され、
立体的にアルファベットの「I」の文字が表されてい
る。さて、この第2実施形態の発光ダイオード14の表
示装置を使用する場合には、図7に示すように、折曲部
18を折曲するか、又は折曲しない状態で用途に応じて
適用する。第2実施形態の発光ダイオード14の表示装
置の折曲部18を折曲せずそのままの状態で、曲面を有
する宣伝広告用品19に取付けて使用する。
【0035】図9に示すように、第2実施形態の発光ダ
イオード14の表示装置を折曲部18で折曲し、立体的
にアルファベットの「I」の文字の形になるように折曲
した両側を切断する。そして、発光ダイオード14の表
示装置を組み立てて、立体的にアルファベットの「I」
の文字を表して使用する。
【0036】この第2実施形態によって発揮される効果
について、以下に記載する。 (1) 基板11がフレキシブルで曲げ機能を持つこと
により、基板11を平面だけでなく、立体的な曲面に対
しても取付けて使用することできる。 (2) 発光ダイオード14を発光させることにより、
文字や模様などを立体的に表すことができる。 (3) 折曲部18を折曲げたり、又は折曲げなかった
りして用途に応じて適用することができる。 (第3実施形態)以下に、この発明の第3実施形態を図
10(a),(b)に基づいて説明する。なお、この第
3実施形態では、第1,2実施形態と異なる部分につい
て主に説明する。
【0037】図10(a)に示すように、かしめ部品と
しての連結材25は、導通材26と絶縁体27とから構
成されている。導通材26は四つの突起部28を有し、
突起部28は接続部分13の半田15aに対応する位置
に突出形成されている。絶縁体27は導通材26を覆う
ように形成されるが、導通材26の突起部28の先端だ
けは被覆されていない。
【0038】さて、図10(a),(b)に示すよう
に、連結材25と接続部分13における発光ダイオード
14の表示装置とをかしめ、導通材26の突起部28を
接続部分13の半田15aに突き刺す。このため、発光
ダイオード14の表示装置の接続部分13を連結材25
でかしめることにより、接続部分13の半田15aが導
通材26により相互に導通するようになり、容易に3つ
の電気回路として成立することができる。 (第4実施形態)以下に、この発明の第4実施形態を図
11に基づいて説明する。
【0039】図11(a),(b)に示すように、発光
ダイオード14上をコーティングした透明樹脂16は凸
部20又は凹部21を有するように形成されている。発
光ダイオード14を発光させた場合、発光した光は凸部
20又は凹部21の透明樹脂16を介して外部に発光す
る。このため、発光ダイオード14より発せられる光を
凸部20又は凹部21を有する透明樹脂16のレンズ効
果により、外方に向けて拡大するように発光させたり、
縮小して局部的に集中して発光させたりすることができ
る。 (第5実施形態)以下に、この発明の第5実施形態を図
12に基づいて説明する。なお、この第5実施形態で
は、前記実施形態と異なる部分について主に説明する。
【0040】図12(a),(b)に示すように、導線
12は発光ダイオード14の表示装置の表面側に3本の
線で構成され、裏面側に1本の線で構成されている。す
なわち、4本の導線12のうち、表面側の3本がプラス
側で裏面側の1本がマイナス側で共用され、3つの電気
回路が構成される。なお、この3つの電気回路は並列回
路を成している。
【0041】接続部分13は第1実施形態の図6に示す
場合と同様に半田15aによりリード線22に接続さ
れ、そのリード線22はコントロールボックス23に接
続されている。発光ダイオード14は導線12に対して
直角に配置され、半田15bにより一端が導線12と接
続される。また、発光ダイオード14の他端は半田15
bにより接続され、半田15bはスルーホール24を介
して裏面側の導線12に接続される。
【0042】スルーホール24は発光ダイオード14の
他端に接続される半田15bの位置に対応するように所
定間隔をおいて裏面側に設けられ、そのスルーホール2
4を通るようにマイナス側の導線12が配線されてい
る。すなわち、スルーホール24の内部は導体金属でめ
っきされ、半田15bにより表面側の3本の導線12
(プラス側)と裏面側の1本の導線12(マイナス側)
とをスルーホール24を介して接続される。
【0043】さて、この第5実施形態の発光ダイオード
14の表示装置を使用する場合には、図12に示す二点
鎖線の部分、すなわち、任意の切断箇所で切断して用途
に適応させて使用する。第5実施形態の発光ダイオード
14の表示装置は直列回路ではなく並列回路なので、所
望位置で切断した場合でも、接続部分13をかしめなく
ても切断した状態で電気回路として成立する。
【0044】このため、第1実施形態の直列回路とは違
い並列回路なので、接続部分13をかしめる必要がな
く、作業の手間を減らして切断するだけで発光ダイオー
ド14の表示装置を使用することができる。
【0045】なお、この発明は次のように変更して具体
化することも可能である。 (a) 図13(a),(b),(c)に示すように、
発光ダイオード14の表示装置の形状を平面丸や平面楕
円や平面多角形などに形成すること。
【0046】このように構成すれば、宣伝広告用品19
や保安用品などへの取付部分に対応するように形成し
て、発光ダイオード14の表示装置を使用することがで
きる。 (b) 図12(b)に示す導線12を裏面全体を覆う
ように設けること。 (c) 透明樹脂16として、シリコーン樹脂などを使
用すること。
【0047】さらに、前記実施形態より把握される技術
的思想について以下に記載する。 (1) 前記接続部分の導線を幅広に形成し、その導線
上に軟質導体金属を互いに離間状態で付着させて、同金
属をかしめることにより、導線間を電気回路として接続
されるように構成した請求項2に記載の発光ダイオード
の表示装置。
【0048】このように構成すれば、軟質導体金属をか
しめることにより、複数の導線上の軟質導体金属が相互
に接触して電気回路として成立し得る。従って、請求項
2に記載の発明の効果と同様の効果を得ることができ
る。 (2) 前記基板の幅方向に発光ダイオードを含む複数
の単位回路を形成し、各単位回路間で折曲げ可能にした
請求項1に記載の発光ダイオードの表示装置。
【0049】このように構成すれば、発光ダイオードを
発光させることにより、文字や模様などを立体的に表す
ことができる。 (3) 前記発光ダイオードを直線上に並ぶように複数
設置した請求項1に記載の発光ダイオードの表示装置。
【0050】このように構成すれば、発光ダイオードを
発光させることにより、文字や模様などが流動するよう
に表すことができる。 (4) 前記基板の表面側に発光ダイオードと複数の導
線とを接続し、その複数の導線と裏面側に設けた共通導
線とを接続して並列の電気回路を形成した請求項1に記
載の発光ダイオードの表示装置。
【0051】このように構成すれば、接続部分をかしめ
ることなく切断するだけで回路が構成されるので、作業
の手間を減らして容易に発光ダイオードの表示装置を使
用することができる。
【0052】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
光ダイオードの表示装置の発明によれば、基板がフレキ
シブルで曲げ機能を持つことにより、基板を平面だけで
なく、曲面に対しても自在に取付けて使用することでき
る。また、発光ダイオードが透明樹脂で被覆されている
ので、発光ダイオードを保護できるとともに、発光色を
そのまま見せることができる。
【0053】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、接続部分をかしめることに
より電気回路として成立し、基板を所望の形状、大きさ
及び長さで切断しても使用することができる。
【0054】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、接続部分をかしめ部品でか
しめることにより電気回路として成立し、基板を所望の
形状、大きさ及び長さで切断しても使用することがで
き、接続部分における電気的な接続を、絶縁性を維持し
つつ確実に行うことができる。
【0055】請求項4に記載の発明によれば、凸状又は
凹状に形成された透明樹脂のレンズ効果により、外方に
向けて拡大するように発光させたり、縮小して局部的に
集中して発光させたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の発光ダイオードの表示装置を
示す平面図。
【図2】 図1の2−2線における断面図。
【図3】 図1の3−3線における拡大断面図。
【図4】 図1の4−4線における拡大断面図。
【図5】 (a),(b),(c)は、それぞれ発光ダ
イオードが発光した状態を示す平面図。
【図6】 本発明をコントロールボックスに接続した状
態を示す平面図。
【図7】 本発明の第2実施形態を示す平面図。
【図8】 曲面に発光ダイオードの表示装置を取付けた
状態を示す斜視図。
【図9】 図7に示す破線で折曲して「I」を表した状
態を示す斜視図。
【図10】 (a)は第3実施形態の接続部分を導通さ
せる状態を示す拡大断面図、(b)は接続部分を導通さ
せた状態を示す拡大断面図。
【図11】 (a)は第4実施形態の発光ダイオード上
の透明樹脂を凸とした状態を示す拡大断面図、(b)は
同じく凹とした状態を示す拡大断面図。
【図12】 (a)は本発明の第5実施形態を示す平面
図、(b)は本発明の第4実施形態を示す底面図。
【図13】 (a),(b),(c)は、それぞれ発光
ダイオードの表示装置の形状を示す平面図。
【符号の説明】
11…基板、12…導線、13…接続部分、14…発光
ダイオード、15a…軟質導体金属としての半田、16
…透明樹脂、20…凸部、21…凹部、25…かしめ部
品としての連結材、26…導通材、27…絶縁体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルな基板上に導線の電気回路
    を配置し、その導線の少なくとも一部に発光ダイオード
    を接続するとともに、基板と導線と発光ダイオードとを
    透明樹脂で被覆した発光ダイオードの表示装置。
  2. 【請求項2】 前記導線に所定間隔をおいて接続部分を
    設け、隣合う接続部分をかしめることにより、同接続部
    分を偏平化して互いに電気回路として接続するととも
    に、その接続部分の近傍かつ発光ダイオードを発光させ
    るのに必要な電源とは反対側で導線を有する基板を切断
    可能にした請求項1に記載の発光ダイオードの表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記導線に所定間隔をおいて接続部分を
    設け、各接続部分において、透明樹脂を貫通して各接続
    部分に接続する導通材の少なくとも外面側を絶縁体で被
    覆したかしめ部品でかしめることにより、接続部分間を
    導通させて互いに電気回路として接続した請求項1に記
    載の発光ダイオードの表示装置。
  4. 【請求項4】 前記透明樹脂はレンズ効果を持たせるよ
    うに凸状又は凹状に形成した請求項1〜3のいずれかに
    記載の発光ダイオードの表示装置。
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