JP2005173022A - 連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造 - Google Patents

連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005173022A
JP2005173022A JP2003410572A JP2003410572A JP2005173022A JP 2005173022 A JP2005173022 A JP 2005173022A JP 2003410572 A JP2003410572 A JP 2003410572A JP 2003410572 A JP2003410572 A JP 2003410572A JP 2005173022 A JP2005173022 A JP 2005173022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
display device
arc
light emitting
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003410572A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kobayashi
淳 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003410572A priority Critical patent/JP2005173022A/ja
Publication of JP2005173022A publication Critical patent/JP2005173022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

【課題】 基板列の極小な曲げを可能にしつつ、発光素子同士の間隔を狭めることができる連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造を提供し、表示ムラの防止、表現上の自由度向上を図る。
【解決手段】 一端縁が円弧状凸部27、他端縁がこの円弧状凸部27に嵌る円弧状凹部29に形成された基板23に、複数の発光素子31が実装される。複数の基板23が円弧状凸部27と円弧状凹部29を一致させて連ねられている。この複数に連なった基板23に沿って配線され発光素子31に電源供給する可撓性を有した電線25が、それぞれの基板23の中央部分に固定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の発光素子を実装した複数の基板が、電源供給用の電線を介して連結される連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造に関し、特に、基板列の屈曲性、表示性を向上させる改良技術に関する。
従来より看板には電球やネオン管を使用した発光表示装置が用いられ、不特定多数の人目を引く広告媒体として広く使用されてきた。図13はネオン管を用いた発光表示装置(ネオンサイン)の概略を表す構成図である。ネオンサイン1は、発光色や文字単位で屈曲成形されたネオン管3と、それぞれのネオン管3に高電圧を印加する高圧回路部5と、それぞれのネオン管3を点灯・消灯制御する制御回路部7とを備えている。ネオン管3は、図柄や文字に合わせガラス管を加熱変形させて成形し、電極を突出させた真空管内に所望色に発光させるためのネオンガスが封入されてなる。それぞれのネオン管3は、被着体に取付金具等によって所定の配置で取り付けられる。
ネオンサイン1では、それぞれのネオン管3に電源配線9が接続されることで、文字単位での点灯・消灯制御が可能となる。ネオンサイン1は、高圧電源を使用するため、一般的に人手の届かない高所や、透明カバー等による被覆が必要となる。また、ネオンサイン1は、輝度が比較的低いため、暗く調光された室内で使用されるか、屋外では夜間の使用に限られていた。
近年、ネオンサイン1の不具合を解消するものに、発光ダイオード(LED)を使用した照明用LEDモジュール(例えば、非特許文献1参照)で図柄や文字を表現する発光表示装置が提案されている。
照明用LEDモジュール、[online]、三菱電機オスラム株式会社、[平成15年10月28日検索]、インターネット<URL:http://www.mol-oml.co.jp/Japanese/gif/ledcontesto.pdf>
上記したネオンサインは、製作の都度加熱加工によって成形する必要があり、標準品の大量生産が困難な問題を包含している。また、既述したように、輝度が低いため、昼間での使用ができない。また、高電圧回路やガラス管を用いているため、人手が触れる場所での使用は安全面に対する対応が必要となった。また、放電管を使用しているため、電極の劣化等により比較的寿命が短く、毎日使用した場合には数年程度の寿命となるため、数年単位に高所でのメンテナンスが必要となり、維持費が増大した。さらに、電力消費量も多くランニングコストによる経済的負担も増大した。
一般に、発光ダイオードを用いた発光表示装置は、輝度が高く、昼間での視認も可能となり、消費電力が少ない上、寿命も長く、駆動電圧が低いことから感電の危険性もない等、ネオンサインに比べ種々の優れた点を備えている。
ところが、文字等を表現する場合、フレキシブル基板やリード線に発光ダイオードを所定間隔で取り付ける等、一列であれば構成が容易であるが、広い面での発光が必要な場合には、特別仕様の基板を製作する必要があり、設計・製作に費用が嵩む問題があった。
これに対し、上記非特許文献1に開示される図14に示す照明用LEDモジュール11は、複数の発光ダイオード13を実装した複数の基板15を、リード線17で連結することにより、広い面での発光を実現している。
しかしながら、曲げ性を高めるのにリード線17に余長を持たせているため、例えば図示のように基板列を曲げた場合、基板間隔Pを一定に保つのが困難となる。このため、基板列の屈曲部分では基板間隔が一定に保たれなくなり、文字等を表現した場合に、図15に示すように、表示ムラ19の生じる不具合がある。一方、このような表示ムラを回避するために、リード線の余長を短くすれば、隣接する基板同士が干渉し、曲げ性が低下して、表現上の制約が生じた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので基板列の極小な曲げを可能にしつつ、隣接基板の間隔、すなわち、発光素子同士の間隔を狭めることができる連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造を提供し、表示ムラの防止、表現上の自由度向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載の連鎖状表示装置は、一端縁が円弧状凸部、他端縁が該円弧状凸部に嵌る円弧状凹部に形成された基板に複数の発光素子が実装され、複数の前記基板が前記円弧状凸部と前記円弧状凹部を一致させて連ねられ、該複数に連なった基板に沿って配線され前記発光素子に電源供給する可撓性を有した電線がそれぞれの前記基板の中央部分に固定されたことを特徴とする。
この連鎖状表示装置では、円弧状凹部と円弧状凸部とが嵌りあうことで、隣接基板が円弧に沿って移動可能となる。これにより、基板列の曲げ半径が極小となり、かつ隣接基板の間隔、すなわち、発光素子同士の間隔も狭められる。また、基板列の曲げ性が高められることで、表現上の制約が大幅に軽減される。さらに、それぞれの基板に複数の発光素子が実装され、面発光に近い効果が得られる。
請求項2記載の連鎖状表示装置は、前記発光素子がLEDであることを特徴とする。
この連鎖状表示装置では、発光素子にLEDが用いられることで、従来のネオン管表示装置に比べて、高輝度、長寿命、低消費電力が実現される。また、ガラス管の破損による危険性、高電圧の漏電による危険性がなくなり、高い安全性が得られる。
請求項3記載の連鎖状表示装置は、前記基板に固定される前記電線の固定位置が、該基板の円弧状凸部に円弧状凹部を一致させる隣接基板の前記円弧状凹部の半径中心であることを特徴とする。
この連鎖状表示装置では、電線によって連結された基板列が屈曲されると、隣接基板が円弧状凹部の半径中心を中心に回転され、円弧状凸部に沿って、隣接する基板の円弧状凹部が一定の間隔を保ったまま移動される。したがって、隣接基板同士が相互に干渉することなく、基板列が極小の曲げ半径で屈曲可能となる。
請求項4記載の連鎖状表示装置は、前記電線の途中から他の電線が分岐され、該分岐電線に他の基板列が接続されたことを特徴とする。
この連鎖状表示装置では、基板列の途中から他の基板列が分岐可能となり、基板列がT型形状や、直角、鋭角曲げ形状に形成可能となる。
請求項5記載の連鎖状表示装置は、複数に連なった基板の一部分に、前記基板と異なる形状の異形基板が含まれたことを特徴とする。
この連鎖状表示装置では、基板列中の所望の基板が異形基板に変更可能となり、図形、記号、文字の端部等が特徴ある固有形状に形成可能となる。
請求項6記載の連鎖状表示装置は、前記電線が曲げられることで所定形状に形成された複数の前記基板からなる基板列が、前記発光素子の光出射部分のみを除いてモールドされたことを特徴とする。
この連鎖状表示装置では、電気回路部分がモールドによって被覆された封止構造となり、電気回路部分が外部から遮蔽されて、埃、水、湿気などの外乱要因から保護される。
請求項7記載の連鎖状表示装置は、前記基板に、前記発光素子に導通する圧接端子が固定され、該圧接端子に前記電線が圧入されることで該電線の導体と前記発光素子とが該圧接端子を介して電気的に接続されたことを特徴とする。
この連鎖状表示装置では、基板間隔が一定となるので、一定間隔で複数の圧入部を有する圧接治具を用いることで、それぞれの基板の圧接端子に対して電線が同時に圧接可能となる。また、圧接によって電線が基板に保持されるので、別途の電線保持部品が不要となる。
請求項8記載の連鎖状表示装置の取付構造は、請求項1〜請求項7のいずれか1項記載の連鎖状表示装置を被着体に取り付ける連鎖状表示装置の取付構造であって、両端に折曲可能な固定爪が設けられたコ字状の固定金具と、前記基板に穿設され前記固定爪が挿入される一対のスリット孔と、前記被着体に穿設され前記固定金具の両端が挿入される貫通スリットとを備え、前記貫通スリットを介して前記被着体の裏面から貫通させた前記固定爪を前記スリット孔に貫通させて折り曲げることで前記基板を前記被着体に固定したことを特徴とする。
この連鎖状表示装置の取付構造では、固定金具が被着体の裏側から挿入され、この固定金具の固定爪が基板のスリット孔に貫通されて折り曲げられることで、表現する図形や文字の形状によって異なる種々の文字列中の任意の基板が容易に被着体に固定可能となる。
本発明に係る請求項1記載の連鎖状表示装置によれば、一端縁が円弧状凸部、他端縁が円弧状凹部に形成された基板に複数の発光素子が実装され、円弧状凸部と円弧状凹部を一致させて連ねられた基板に沿って電線が配線され、この電線がそれぞれの基板の中央部分に固定されているので、円弧状凹部と円弧状凸部とが嵌りあうことで、隣接基板が円弧に沿って相対的に曲げ可能となり、基板列の極小な曲げを可能にしつつ、隣接基板の間隔、すなわち、発光素子同士の間隔を狭めることができる。この結果、発光素子の間隔を一定に保持させて表示ムラを防止できる。また、基板列の曲げ性が向上して表現上の制約を大幅に軽減でき、特殊文字や図柄に対応する設計自由度(表現上の自由度)を高めることができる。さらに、それぞれの基板に複数の発光素子を実装するので、面発光に近い効果が得られ、視認性を高めることができる。
本発明に係る請求項8記載の連鎖状表示装置の取付構造によれば、両端に折曲可能な固定爪を有した固定金具を、被着体貫通スリットに裏側から挿入し、固定爪を基板のスリット孔から突出させて折り曲げることで、固定金具を用いて基板を被着体に取り付けるので、表現する図形や文字の形状によって異なる種々の文字列中の任意の基板を容易に被着体に固定できる。この結果、連鎖状表示装置を容易に、しかも確実に被着体に取り付けできる。
以下、本発明に係る連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る連鎖状表示装置の平面図である。
連鎖状表示装置21は、複数の基板23が電線25によって一定間隔で連結されて構成される。基板23は、一端縁が円弧状凸部27、他端縁がこの円弧状凸部27に嵌る円弧状凹部29に形成される。また、基板23の一方の面には複数(本実施の形態では4つ)の発光素子31が実装されている。複数の基板23は、円弧状凸部27と円弧状凹部29とが同一平面上で嵌り合うように一致して連ねられている。
基板23に実装される発光素子31としては、LEDを好適に用いることができる。発光素子31にLEDが用いられることで、従来のネオン管表示装置に比べて、高輝度、長寿命、低消費電力が実現される。また、ガラス管の破損による危険性、高電圧の漏電による危険性がなくなり、高い安全性が得られる。
図2は図1に示した連鎖状表示装置の側面図、図3は図1に示した基板の背面図、図4は図3に示した圧接端子の拡大図、図5は屈曲された基板列を表す平面図である。
電線25は、可撓性を有する例えばビニール被覆電線からなり、複数に連なった基板23に沿って配線され、それぞれの基板23の略中央部に固定される。電線25は、基板23に実装された各発光素子31に電気的に接続され、これら発光素子25に電源を供給する。
すなわち、基板23には各発光素子31に導通するようにして図3に示す圧接端子33が固定され、圧接端子33に電線25が圧入されることで、図4に示す電線25の導体25aと発光素子31とが電気的に接続される。したがって、発光素子31への供給電源が直流である場合、図3に示すように、2つの圧接端子33、33が用いられることで、電線25は2線必要となる。また、圧接端子33は、例えばハンダ26によって基板23上の図示略の配線パターンに固定される。連鎖状表示装置21では、基板23の間隔が一定となるので、一定間隔で複数の圧入部を有する圧接治具を用いることで、それぞれの基板23の圧接端子33に対して電線25が同時に圧接可能となる。また、圧接によって電線25が基板23に保持されるので、別途の電線保持部品が不要となる。これにより、簡素な構造で電線25の導通及び保持を可能にしている。
ここで、基板23に固定される電線25の固定位置、すなわち、圧接端子33の位置は、図1に示す基板23aの円弧状凸部27に、円弧状凹部29を一致させる隣接基板23bの円弧状凹部29の半径中心35となっている。したがって、図5に示すように、電線25によって連結された基板列23Aが屈曲されると、隣接基板23bが円弧状凹部29の半径中心35を中心に回転され、円弧状凸部27に沿って、隣接する基板23bの円弧状凹部29が一定の間隔を保ったまま移動される。したがって、隣接基板同士が相互に干渉することなく、基板列23Aが極小の曲げ半径で屈曲可能となる。つまり、基板列23Aは、スムースに変形可能となっている。
図6は分岐された基板列の平面図である。
連鎖状表示装置21は、電線25の途中から他の電線25bが分岐され、分岐電線25bに他の基板列23Bが接続されてもよい。分岐電線25bは、電線25から直接分岐してもよい。また、分岐用圧接端子を分岐用基板23cに設け、この分岐用圧接端子に分岐電線25bを接続するようにしてもよい。この場合、分岐用圧接端子は、バスバー等によって圧接端子33と同相同士で接続すればよい。
図7は基板形状及び配列を変えた分岐基板列の平面図である。
また、連鎖状表示装置21は、他の基板列23Bが分岐される分岐用基板を、円弧状凹部29の半径と同一半径の円形状の分岐用基板23dとしてもよい。このような円形状の分岐用基板23dを用いれば、円形状の分岐用基板23dと他の基板列23Bとの間隔を狭める(すなわち、発光素子31同士の間隔を狭める)ことができるとともに、円形状の分岐用基板23dに対する他の基板列23Bの曲げ性も良好にすることができる。なお、図7に示すように、円形状の分岐用基板23dを用いた場合には、この円形状の分岐用基板23dを挟んで上下の基板列23Aは、円弧状凸部27と円弧状凹部29の向きが逆となる。
このように、連鎖状表示装置21では、電線25の途中から他の電線25bが分岐され、この分岐電線25bに他の基板列23Bが接続されるので、T型形状や、直角、鋭角の曲げ形状が形成可能となり、図形や文字の表現力を向上させることができる。
図8は異形基板を含んだ基板列の平面図である。
連鎖状表示装置21は、複数に連なった基板23の一部分に、円弧状凸部27及び円弧状凹部29の形成された基板23と異なる形状の異形基板37が含まれてもよい。図8(a)には例えば円弧状凸部27が斜辺部36によって切除された形状の異形基板37を例示している。また、異形基板37は、図8(b)に示すように、両端縁が円弧状凸部27の異形基板37aと、両端縁が円弧状凹部29の異形基板37bとを、交互に連結するものであってもよい。
このように、複数に連なった基板23の一部分に、他の基板23と異なる形状の異形基板37、37a又は37bなどを含めることで、図形、記号、文字の端部等を、特徴のある固有形状に形成して表現力を一層高めることができ、文字や図柄を一層見やすくすることができる。
図9は連鎖状表示装置の取付構造を表す斜視図である。
連鎖状表示装置21は、被着体(例えば、後述の容器の底板等)に容易にかつ確実に取り付けできることが望ましい。例えば、連鎖状表示装置21の取付構造は、両端に折曲可能な固定爪39が設けられたコ字状の固定金具41と、基板23に穿設され固定爪39が挿入される一対のスリット孔43、43と、被着体45に穿設され固定金具41の両端が挿入される貫通スリット(図示せず)とを備え、この貫通スリットを介して被着体45の裏面から貫通させた固定爪39をスリット孔43、43に貫通させて折り曲げることで、基板23を被着体45に固定する構造とすることができる。
このような取付構造によれば、固定金具41を、被着体45の貫通スリットに裏側から挿入し、固定爪39を基板23のスリット孔43、43から突出させて折り曲げることで、固定金具41を用いて基板23を被着体45に取り付けるので、表現する図形や文字の形状によって異なる種々の文字列中の任意の基板23を容易に被着体45に固定できる。この結果、連鎖状表示装置21を容易に、しかも確実に被着体45に取り付けできる。
図10は容器に収容されて文字形状となった連鎖状表示装置の斜視図、図11は図10のA−A断面図である。
連鎖状表示装置21は、屋外での使用を可能とするため、耐候性に優れたものであることが好ましい。例えば、連鎖状表示装置21は、電線25が曲げられることで所定形状に形成された複数の基板23からなる基板列23Aが、発光素子31の光出射部分31aのみを除いて樹脂材料47(エポキシ樹脂等)によってモールドされたものであってもよい。
この場合、基板列23Aを収容する容器49は、予め所定の形状で形成しておく。図例では、容器49が英字の「P」形状に形成されている。容器49は、上面を開口させて形成され、内方にP形状に屈曲させた基板列23Aが収容される。容器49への基板列23Aの取り付けは、上記の固定金具41を使用したり、接着によって行うことができる。そして、容器49の底板に所定位置の基板23が固定されたなら、発光素子31の光出射部分31aのみが表出するようにして樹脂材料47を充填してモールドを行う。
このように、容器49に樹脂材料47を充填してモールドされた連鎖状表示装置21によれば、電気回路部分がモールドによって被覆された封止構造となり、電気回路部分が外部から遮蔽される。これにより、電気回路部分が埃や水から遮蔽される封止構造となって保護され、屋外での使用を可能にすることができる。
したがって、この連鎖状表示装置21によれば、円弧状凸部27と円弧状凹部29とが嵌りあうことで、隣接基板23が円弧に沿って移動可能となる。これにより、基板列23Aの曲げ半径が極小となり、かつ隣接基板の間隔、すなわち、発光素子31同士の間隔も狭められる。つまり、図12に示すように、隙間も少なく、表示ムラ19(図15参照)が生じず、スムーズな外観となる。この結果、発光素子31の間隔を一定に保持させて表示ムラを防止できる。また、基板列23Aの曲げ性が向上して表現上の制約を大幅に軽減でき、特殊文字や図柄に対応する設計自由度を高めることができる。さらに、それぞれの基板23に複数の発光素子31を実装するので、面発光に近い効果が得られ、視認性を高めることができる。
そして、連鎖状表示装置21は、標準基板サイズをいくつか持ち、種々の形状の容器(文字枠)49を用意すれば、文字や図柄を自由に表現できる。
また、その都度基板を設計することなく、標準基板の組み合わせで文字等が形成できるため、特異な形状(特注)への対応を簡単にすることができる。
さらに、基板23の大きさや数、発光素子31の数を、種々に設定することで、直線の太さや発光密度を自在に設定することができ、視認性を一層高めることができる。
本発明に係る連鎖状表示装置の平面図である。 図1に示した連鎖状表示装置の側面図である。 図1に示した基板の背面図である。 図3に示した圧接端子の拡大図である。 屈曲された基板列を表す平面図である。 分岐された基板列の平面図である。 基板形状及び配列を変えた分岐基板列の平面図である。 異形基板を含んだ基板列の平面図である。 連鎖状表示装置の取付構造を表す斜視図である。 容器に収容されて文字形状となった連鎖状表示装置の斜視図である。 図10のA−A断面図である。 屈曲されて文字形状に形成された連鎖状表示装置の平面図である。 従来のネオンサインを表す構成図である。 従来の照明用LEDモジュールの平面図である。 図14に示した照明用LEDモジュールを用いて形成した表示文字の平面図である。
符号の説明
21 連鎖状表示装置
23 基板
23A 基板列
23B 他の基板列
25 電線
25a 電線の導体
27 円弧状凸部
29 円弧状凹部
31 発光素子
31a 光出射部分
33 圧接端子
35 半径中心
37 異形基板
39 固定爪
41 固定金具
43 スリット孔
45 被着体

Claims (8)

  1. 一端縁が円弧状凸部、他端縁が該円弧状凸部に嵌る円弧状凹部に形成された基板に複数の発光素子が実装され、
    複数の前記基板が前記円弧状凸部と前記円弧状凹部を一致させて連ねられ、
    該複数に連なった基板に沿って配線され前記発光素子に電源供給する可撓性を有した電線がそれぞれの前記基板の中央部分に固定されたことを特徴とする連鎖状表示装置。
  2. 前記発光素子がLEDであることを特徴とする請求項1記載の連鎖状表示装置。
  3. 前記基板に固定される前記電線の固定位置が、該基板の円弧状凸部に円弧状凹部を一致させる隣接基板の前記円弧状凹部の半径中心であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の連鎖状表示装置。
  4. 前記電線の途中から他の電線が分岐され、該分岐電線に他の基板列が接続されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の連鎖状表示装置。
  5. 複数に連なった基板の一部分に、前記基板と異なる形状の異形基板が含まれたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の連鎖状表示装置。
  6. 前記電線が曲げられることで所定形状に形成された複数の前記基板からなる基板列が、前記発光素子の光出射部分のみを除いてモールドされたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の連鎖状表示装置。
  7. 前記基板に、前記発光素子に導通する圧接端子が固定され、該圧接端子に前記電線が圧入されることで該電線の導体と前記発光素子とが該圧接端子を介して電気的に接続されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の連鎖状表示装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項記載の連鎖状表示装置を被着体に取り付ける連鎖状表示装置の取付構造であって、
    両端に折曲可能な固定爪が設けられたコ字状の固定金具と、前記基板に穿設され前記固定爪が挿入される一対のスリット孔と、前記被着体に穿設され前記固定金具の両端が挿入される貫通スリットとを備え、
    前記貫通スリットを介して前記被着体の裏面から貫通させた前記固定爪を前記スリット孔に貫通させて折り曲げることで前記基板を前記被着体に固定したことを特徴とする連鎖状表示装置の取付構造。
JP2003410572A 2003-12-09 2003-12-09 連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造 Pending JP2005173022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003410572A JP2005173022A (ja) 2003-12-09 2003-12-09 連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003410572A JP2005173022A (ja) 2003-12-09 2003-12-09 連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005173022A true JP2005173022A (ja) 2005-06-30

Family

ID=34731626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003410572A Pending JP2005173022A (ja) 2003-12-09 2003-12-09 連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005173022A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009501429A (ja) * 2005-07-13 2009-01-15 ルミネイション リミテッド ライアビリティ カンパニー Ledストリング照明エンジン
CN103162128A (zh) * 2011-12-12 2013-06-19 白晟坤 一体型结构的安装有led的雪形led模块

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009501429A (ja) * 2005-07-13 2009-01-15 ルミネイション リミテッド ライアビリティ カンパニー Ledストリング照明エンジン
JP2012134164A (ja) * 2005-07-13 2012-07-12 Ge Lighting Solutions Llc Ledストリング照明エンジン
CN103162128A (zh) * 2011-12-12 2013-06-19 白晟坤 一体型结构的安装有led的雪形led模块

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8596820B2 (en) LED unit and LED lighting lamp using the LED unit
TWI244535B (en) A full color and flexible illuminating strap device
US9041023B2 (en) Light emitting device
US20060158882A1 (en) Led assembly
US7880389B2 (en) LED lighting lamp
JP2008218013A (ja) 発光装置用ケーブル及びそれを用いた発光装置
EP1381810A1 (en) Flexible circuit board with led lighting
JP2009277586A (ja) 電球型led照明器具
US20220209086A1 (en) Tube Lamp with Leadframe
US9945532B2 (en) Light-emitting diode light source and lamp
JP2010177172A (ja) 照明装置
KR20100007822A (ko) 엘이디모듈용 플렉시블 피씨비
JP2010515087A (ja) 光表示モジュール
JP2005222903A (ja) 照明装置
JP2014022267A (ja) Ledモジュール、直管形ランプおよび照明器具
US7445355B2 (en) Matrix display using cassette light units
JP2023083598A (ja) 照明ユニット
JP2002358035A (ja) Led照明装置
JP3138582U (ja) 発光ダイオードチップパッケージ
JP2005173022A (ja) 連鎖状表示装置及び連鎖状表示装置の取付構造
JPH10116039A (ja) 発光ダイオードの表示装置
KR200416646Y1 (ko) 엘이디모듈
CN106461164B (zh) 包括led的发光体
JP4944409B2 (ja) 発光装置システム
JP3191535U (ja) テープ状発光体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051004

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060327

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20071114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071121

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20071128

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20071205

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071212

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20081125

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090324

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02