JPH10114743A - 1−アシル−4−アリールピペリジン類の製造方法 - Google Patents
1−アシル−4−アリールピペリジン類の製造方法Info
- Publication number
- JPH10114743A JPH10114743A JP9247323A JP24732397A JPH10114743A JP H10114743 A JPH10114743 A JP H10114743A JP 9247323 A JP9247323 A JP 9247323A JP 24732397 A JP24732397 A JP 24732397A JP H10114743 A JPH10114743 A JP H10114743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- compound
- aryl
- acyl
- general formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D211/00—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings
- C07D211/04—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D211/06—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D211/08—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to ring carbon atoms
- C07D211/18—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
- C07D211/20—Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms with hydrocarbon radicals, substituted by singly bound oxygen or sulphur atoms
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
ジンとアシルハライドとの反応によって得られる1−ア
シルピリジニウムハライドと、銅化合物の存在下に反応
させて、対応する1−アシル−4−アリール−1,4−
ジヒドロピリジンを得、これを水素化する方法による、
下記式I (式中、R1は、アリール基であり、場合により1個ま
たは2個以上のC1−6アルキル基、C1−6アルコキ
シ基などにより置換されており、R2は、C1−6アル
キル基、C1−6アルコキシ基、アリール基であり、場
合により1個または2個以上のC1−6アルキル基など
により置換されている。)で示される1−アシル−4−
アリールピペリジン類の製造方法。 【効果】 この化合物は、薬理活性のある成分、たとえ
ばニューロキニンレセプター拮抗体を合成するときの中
間体である。
Description
合によっては1個または2個以上のC1-6 アルキル基、
C1-6 アルコキシ基、ベンジロキシ基またはC1-6 アル
キルチオ基(C1-6 アルキルスルファニル基)および
(または)1個または2個以上のフッ素原子で置換され
ていることのあるものであり、R2は、C1-6アルキル
基、C1-6 アルコキシ基、またはベンジロキシ基であっ
て場合によってはフェニル基上の水素を、1個または2
個以上の上記した置換基で置換したものである。)を有
する1−アシル−4−アリールピペリジン類の製造方法
に関する。 本発明はまた、本発明に従う方法における
中間体としての、新規な1−アシル−4−アリール−
1,4−ジヒドロピリジン類にも関する。
るカルボニル基とともに、アミノ保護基たとえばベンジ
ロキシカルボニル基を形成したものは、ニューロキニン
レセプター拮抗体を製造するときの中間体である(EP
−A0630887,WO−A95/16682)。
ぞれの場合において、直鎖または分岐鎖の、第一級、第
二級または第三級のアルキル基であって、1−6個の炭
素原子を有するもの、たとえばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec-ブチル、
tert-ブチル、 ペンチル、イソペンチル、ネオペンチ
ル、ヘキシルなどを意味すると理解すべきである。 し
たがって、C1-6 アルコキシ基およびC1-6 アルキルチ
オ基は、上述のC1-6 アルキル基と、それぞれ酸素また
はイオウとからなるエーテル基またはチオエーテル基を
意味すると理解すべきである。
状のカルボキシリックまたはヘテロサイクリックの芳香
族基、たとえばフェニル、ナフチル、ビフェニリル、ア
ントラセニル、フリル、チオフェニルなどを意味する理
解すべきである。
合成法においては、1−アシル−4−ピペリドンをアリ
ールマグネシウムハライドと反応させて、対応する1−
アシル−4−ヒドロキシピペリジン類とする。 この生
成物は、トリエチルシランを使用して直接還元し、所望
の生成物にすることもできるし、水を除去して対応する
1,2,3,6−テトラヒドロピリジン類に転換し、そ
の結果生じた二重結合を水素化して所望の生成物にする
こともできる。 どちらのプロセスも、費用のかかる出
発物質(1−アシル−4−ピペリドン)を必要とする。
それに加えて、前者の方法は、高価な試薬(トリエチ
ルシラン)を必要とする。
発物質を使用し、工業的規模で実施するのに適した別の
製造方法を提供することにある。
1に記載の方法と、請求項11に記載の新規な中間体に
よって達成される。
は塩素、臭素またはヨウ素である。)のアリールマグネ
シウムハライドを、ピリジンおよび一般式
は塩素、臭素またはヨウ素である。)アシルハライドか
ら得ることのできる1−アシルピリジニウムハライド
と、銅の化合物の存在下に反応させて、一般式
ある。)の1−アシル−4−アリール−1,4−ジヒド
ロピリジン類を得、これを均質触媒を用いて水素化し、
所望の1−アシル−4−アリールピペリジン類とするこ
とができることを見いだした。
ル基R1 は、好ましくはフェニル基であって、これは場
合によっては、1個またはそれ以上のC1-6 アルキル
基、C1-6 アルコシキ基、ベンジロキシ基もしくはC
1-6 アルキルチオ基で、または1個または2個以上のフ
ッ素原子で置換されていてもよい。
ゲンは、臭素が好ましい。
方法によって、金属マグネシウムおよび対応するアリー
ルハライドから製造することができる。 後者は既知の
化合物であって、市場で入手できるし、または既知の方
法によって、容易に製造することができる。
キシカルボニル基であって、R2 がベンジロキシ基であ
るものである。
るものは、アシルハライドIII およびピリジンから得ら
れる、一般式
である。)の1−アシルピリジニウムハライドである。
は、ワンポット法により、すなわちその場で製造するこ
ともできるし、さもなければ別の段階で製造し、希釈剤
を用いることなく単離することもできる。 ピリジンと
アシルハライドIII との直接反応による以外の1−アシ
ルピリジニウムハライドIIIaを使用することも、本発明
の範囲内である。
ウムハライドを単離することなく、ただしアシルハライ
ドIII およびピリジンから、ワンポット法すなわちその
場で製造したものを使用する態様である。 ピリジン
は、まず本質的に完全にアシルハライドIII と反応させ
て1−アシルピリジンニウムハライドIIIaとすることが
でき、これにアリールマグネシウムハライドをゆっくり
と添加する(ワンポットプロセス)。 別の態様におい
ては、ピリジンを最初にアリールマグネシウムハライド
IIおよび銅化合物とともに導入し、アシルハライドIII
をゆっくりと添加する。 アシルハライドは最初にピリ
ジンと反応し、その場で生成した1−アシルピリジニウ
ムハライドは直ちにアリールマグネシウムハライドと反
応する。
有利には、−80℃から+40℃の温度において、好ま
しくは−40℃から−10℃の温度において生成させ
る。使用する溶媒は、グリニャール試薬と反応しないア
プロティックな溶媒であるものが好都合である。 エー
テル類、たとえばテトラヒドロフランが、溶媒として好
ましく使用される。
は、有利には、1−アシルピリジニウムハライドIII の
生成と同じ条件で実施する。
イドIIIaの生成に先立って行なってもよいし、そのアリ
ールマグネシウムハライドIIとの反応に先立って行なっ
てもよい。 銅化合物の添加は、ピリジン環の4−位置
の領域選択的反応に影響を与える。 銅化合物の添加を
行わなければ、一般に、2−(または6−)位置への付
加生成物と4−位置への付加生成物との混合物が得られ
る。
(I)である。
ドロピリジン類IVの水素化に好ましく使用される均質触
媒は、白金族金属/フォスフィン錯体である。 適切な
白金族金属の例は、ルテニウム、ロジウム、パラジウ
ム、イリジウムおよび白金である。 とくに好ましいの
は、ロジウム/フォスフィン錯体、その中でも、トリス
(トリフェニルフォスフィン)−ロジウム(I)クロラ
イドである。 驚くべきことには、イオウ含有置換基お
よびO−ベンジル基を有する1−アシル−4−アリール
−1,4−ジヒドロピリジン類、たとえば1−ベンジロ
キシカルボニル−4−[2−(メチルチオ)フェニル]
−1,4−ジヒドロピリジンも、触媒の被毒やベンジル
基の水素化分解なしに、このようにして、よい収率で水
素化することができる。
くに好ましくは60〜80℃の温度において実施する。
水素圧は1〜100気圧が有利であって、とくに2〜
50気圧の範囲内が好ましい。 水素化に適切な溶媒
は、触媒的な水素化に通常使用されている溶媒、たとえ
ばメタノールやエタノールのような低分子量のアルコー
ル類、酢酸エチルのようなエステル類またはトルエンの
ような炭化水素である。
な、新規な化合物1−アシル−4−アリル−1,4−ジ
ヒドロピリジン類は、一般式
れの基Rは、相互に独立に、フッ素、C1-6 アルキル
基、C1-6 アルコキシ基、ベンジロキシ基およびC1-6
アルキルチオ基からなるグループからえらばれたもので
ある。)を有する1−ベンジロキシカルボニル−4−ア
リル1,4−ジヒドロピリジン類である。
−(メチルチオ)フェニル]−1,4−ジヒドロピリジ
ンである。
アリール1,4−ジヒドロピリジン類は、式
り、nおよびRは上記したとおり。)のフェニルマグネ
シウムハライドを、ヨウ化銅(I)の存在下に、ピリジ
ンとベンジルクロルフォルメートとから生成した1−ベ
ンジロキシカルボニルピリジニウムクロライドと反応さ
せることによって製造することが好ましい。
施され、本発明の化合物の製造工程を示すが、発明を限
定するものと理解すべきではない。
オ)フェニル]−1,4−ジヒドロピリジン(IV,R1
=2−(CH3S)C6H4,R2=OCH2C6H5) 2.9g(118mmol)のマグネシウムの削り屑を、1
00mlのテトラヒドロフラン(モレキュラーシーブ上で
乾燥)中に、アルゴン雰囲気下に導入した。約5gの2
−ブロモチオアニソールを室温で滴状にして添加し、混
合物を50℃に加熱した。 グリニャール反応が開始し
たならば、混合物をさらに加熱して還流させた。 合計
量が20.0g(98.5mmol)となるように、残りの2
−ブロモチオアニソールを滴状にして添加し、反応混合
物が還流を続けるようにした。その結果生じたグリニャ
ール化合物である、2−(メチルチオ)フェニルマグネ
シウムブロマイドの溶液を、ゆっくりと室温まで冷却す
るに任せた。 アルゴン雰囲気下に操作して、250ml
の乾燥したテトラヒドロフランを第二のフラスコに導入
し、11.7g(148mmol)のピリジンと0.93g
(4.9mmol)のヨウ化銅(I)を添加し、混合物を−
30℃に冷却した。 −30℃から−25℃において、
16.8g(98.5mmol)のベンジルクロロフォルメー
トを滴状にして添加した。 黄赤色の沈殿がまず生成
し、それがベージュ色の懸濁液になった。 この懸濁液
に、グリニャール化合物の溶液を、同じ温度で滴状にし
て添加し、冷却を停止して混合物をさらに撹拌したとこ
ろ、2時間後に室温に達した。反応混合物を、濃度20
%の水性塩化アンモニウム溶液120mlに注ぎ、激しく
撹拌した。 ついで500mlのトルエンを加え、両相を
分離した。 深い青色の水性相を3回、各回50mlのト
ルエンで抽出し、一体にした有機相を硫酸ナトリウム上
で乾燥し、ロータリーエバポレータを用いて蒸発乾固し
た。 褐色の残渣をさらに1時間、高真空下に置いて残
りの溶媒を除去したのち、500〜1000mlの沸騰し
たメタノール中に溶解し、なお熱いうちに濾過した。
濾液をゆっくりと室温まで冷却し、さらに+2℃にした
ところ、生成物は嵩高な黄色みがかった白色の沈殿とな
った。 これを濾過し、真空中35℃で乾燥した。
がかった固体 融点:90.1−90.9℃1 H NMR (CDCl3): δ= 2.46(s,3
H);4.65(m,1H);4.95(br.d,2
H);5.24(s,2H);6.94(br.d,2
H);7.17−7.41(m,9H).13 C NMR (CDCl3):δ= 16.17; 3
5.43; 68.21;108.67; 109.1
5;122.49; 122.90;125.80−1
29.40(7signals);135.72; 135.7
9;143.35; 151.36. IR(フィルム):ν= 1720.0cm-1(C=
O);1690.8(C=C) MS: m/e= 337(M+); 322; 29
2; 278; 247;246; 214; 20
2; 186; 155;115; 91(100
%); 65。
オ)フェニル]ピペリジン(I,R1=2−(CH3S)C
6H4, R2=OCH2C6H5) オートクレーブ中で、0.137g(0.148mmol)
のトリス−(トリフェニルフォスフィン)ロジウム
(I)クロライドを、0.50g(1.48mmol)の1
−ベンジロキシカルボニル−4−[2−(メチルチオ)
フェニル]−1,4−ジヒドロピリジン(実施例1で製
造)の、30mlの脱ガスした無水アルコール中の溶液に
添加した。 混合物を45気圧の水素圧下に置き、70
℃に加熱して一夜、この条件下に撹拌した。 混合物を
室温まで冷却し、水素圧を開放したのち、暗褐色の反応
混合物をセライト Celite(R)を通して濾過し、ロ
ータリーエバポレータを用いて、エタノールを蒸留除去
した。 褐色の油状残渣を、酢酸エチル/ヘキサン
(1:10)を用い、シリカゲル60上で、クロマトグ
ラフにかけた。
の油。 放置すると、一部が固化。
再結晶することによって精製し、真空中、40℃で乾燥
した。
0(m,2H);1.80−1.90(m,2H);
2.45(s,3H);2.95(br.t,2H);
3.18(tt,1H);4.27(br.s,2
H);5.17(s,2H);7.15−7.40
(m,9H).13 C NMR (CDCl3):δ= 16.24; 3
2.19; 38.81;44.82; 67.09;1
25.50−128.53(7signals);136.7
2; 137.04;143.30; 155.40. MS: m/e= 341(M+); 296; 25
0; 206; 177;135; 91; 56。
Claims (13)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、R1 は、アリール基であって、場合によっては
1個または2個以上のC1-6 アルキル基、C1-6 アルコ
キシ基、ベンジロキシ基またはC1-6 アルキルチオ基お
よび(または)1個または2個以上のフッ素原子で置換
されていることのあるものであり、R2 は、C1-6 アル
キル基、C1-6 アルコキシ基、アリール基であって、場
合によっては1個または2個以上のC1-6 アルキル基、
C1-6 アルコキシ基、ベンジロキシ基またはC1-6 アル
キルチオ基および(または)1個または2個以上のフッ
素原子で置換されていることのあるもの、アリールアル
キル基またはベンジロキシ基であってそのフェニル基
を、1個または2個以上のC1-6 アルキル基、C1-6 ア
ルコキシ基、ベンジロキシ基またはC1-6 アルキルチオ
基および(または)1個または2個以上のフッ素原子で
置換されていることのあるものである。)1−アシル−
4−アリールピペリジン類の製造方法であって、第一段
階では一般式 【化2】 (式中、X1 は塩素、臭素またはヨウ素であり、R1 は
上記したとおり。)のアリールマグネシウムハライド
を、ピリジンと一般式 【化3】 (式中、X2 は塩素または臭素であり、R2 は上記した
とおり。)のアシルハライドとの反応によって得られる
1−アシルピリジニウムハライドと、銅化合物の存在下
に反応させて、一般式 【化4】 (式中、R1 およびR2 は上記したとおり。)の1−ア
シル−4−アリール−1,4−ジヒドロピリジンを得、
これを第二段階で均質触媒の存在下に水素化することを
特徴とする製造方法。 - 【請求項2】 R1 がフェニル基であって、場合によっ
ては1個または2個以上のC1-6 アルキル基、C1-6 ア
ルコキシ基、ベンジロキシ基またはC1-6 アルキルチオ
基および(または)1個または2個以上のフッ素原子で
置換されていることのあるものであることを特徴とする
請求項1の製造方法。 - 【請求項3】 R1 が2−(メチルチオ)−フェニル基
であることを特徴とする請求項2の製造方法。 - 【請求項4】 X1 が臭素であることを特徴とする請求
項1ないし3のいずれかの製造方法。 - 【請求項5】 R2 がベンジロキシ基であることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかの製造方法。 - 【請求項6】 X2 が塩素であることを特徴とする請求
項1ないし5のいずれかの製造方法。 - 【請求項7】 1−アシルピリジニウムハライドを単離
しないことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかの
製造方法。 - 【請求項8】 使用する銅化合物がヨウ化銅(I)であ
ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかの製造
方法。 - 【請求項9】 均質な触媒で触媒される水素化を、触媒
としてロジウム/フォスフィン錯化合物を使用して実施
することを特徴とする請求項1ないし8のいずれかの製
造方法。 - 【請求項10】 使用するロジウム/フォスフィン錯化
合物がトリス(トリフェニルフォスフィン)ロジウム
(I)クロライドであることを特徴とする請求項9の製
造方法。 - 【請求項11】 一般式 【化5】 (式中、nは0〜5の整数であって、Rは、それぞれ独
立に、フッ素、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ
基、アリール基、ベンジロキシ基およびC1-6 アルキル
チオ基から選ばれたものである。)の1−ベンジロキシ
カルボニル−4−アリール−1,4−ジヒドロピリジン
類。 - 【請求項12】 一般式 【化6】 の1−ベンジロキシカルボニル−4−[2−(メチルチ
オ)フェニル]−1,4−ジヒドロピリジン。 - 【請求項13】 請求項11に記載の、一般式Vの1−
ベンジロキシカルボニル−4−アリール−1,4−ジヒ
ドロピリジンの製造方法であって、一般式 【化7】 (式中、Xは塩素、臭素またはヨウ素であり、nおよび
Rは、請求項1において定義したとおりである。)のフ
ェニルマグネシウムハライドを、ヨウ化銅(I)の存在
下に、ピリジンとベンジルクロロフォルメートとから生
成させた1−ベンジロキシカルボニルピリジニウムクロ
ライドと反応させることを特徴とする製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH2280/96 | 1996-09-18 | ||
CH228096 | 1996-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10114743A true JPH10114743A (ja) | 1998-05-06 |
JP4144048B2 JP4144048B2 (ja) | 2008-09-03 |
Family
ID=4230084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24732397A Expired - Fee Related JP4144048B2 (ja) | 1996-09-18 | 1997-09-11 | 1−アシル−4−アリールピペリジン類の製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5789596A (ja) |
EP (1) | EP0831087B1 (ja) |
JP (1) | JP4144048B2 (ja) |
AT (1) | ATE194002T1 (ja) |
CA (1) | CA2214288C (ja) |
DE (1) | DE59701906D1 (ja) |
DK (1) | DK0831087T3 (ja) |
ES (1) | ES2146944T3 (ja) |
PT (1) | PT831087E (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6998488B2 (en) | 2003-03-10 | 2006-02-14 | Merck & Co., Inc. | Process and intermediates for the preparation of 4-aryl piperidines |
GB0308333D0 (en) * | 2003-04-10 | 2003-05-14 | Glaxo Group Ltd | Novel compounds |
US20060293298A1 (en) * | 2003-04-10 | 2006-12-28 | Bamford Mark J | Compounds |
DE102006061533A1 (de) * | 2006-12-27 | 2008-07-03 | Saltigo Gmbh | Verfahren zur Herstellung von 2-Aminomethylpiperidin |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8520154D0 (en) * | 1985-08-10 | 1985-09-18 | Beecham Group Plc | Chemical process |
DE4132808A1 (de) * | 1991-10-02 | 1993-04-08 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung von 2-aminomethylpiperidin |
GB9310713D0 (en) * | 1993-05-24 | 1993-07-07 | Zeneca Ltd | Aryl substituted heterocycles |
-
1997
- 1997-08-29 CA CA002214288A patent/CA2214288C/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-11 JP JP24732397A patent/JP4144048B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-15 ES ES97116023T patent/ES2146944T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-15 PT PT97116023T patent/PT831087E/pt unknown
- 1997-09-15 EP EP97116023A patent/EP0831087B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-15 DK DK97116023T patent/DK0831087T3/da active
- 1997-09-15 AT AT97116023T patent/ATE194002T1/de active
- 1997-09-15 DE DE59701906T patent/DE59701906D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-18 US US08/933,527 patent/US5789596A/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-05-19 US US09/080,929 patent/US5908935A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DK0831087T3 (da) | 2000-08-28 |
CA2214288A1 (en) | 1998-03-18 |
US5789596A (en) | 1998-08-04 |
DE59701906D1 (de) | 2000-07-27 |
EP0831087B1 (de) | 2000-06-21 |
EP0831087A1 (de) | 1998-03-25 |
ATE194002T1 (de) | 2000-07-15 |
CA2214288C (en) | 2006-07-18 |
JP4144048B2 (ja) | 2008-09-03 |
US5908935A (en) | 1999-06-01 |
PT831087E (pt) | 2000-10-31 |
ES2146944T3 (es) | 2000-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA3111466A1 (en) | Salts of methyl 6-(2,4-dichlorophenyl)-5-[4-[(3s)-1-(3-fluoropropyl)pyrrolidin-3-yl]oxyphenyl]-8,9-dihydro-7h-benzo[7]annulene-2-carboxylate and preparation process thereof | |
JPS6160650A (ja) | シス,エンド‐2‐アザビシクロアルカン‐3‐カルボン酸誘導体およびその製法 | |
JPH0729997B2 (ja) | フェニルアルコキシ誘導体 | |
CZ283041B6 (cs) | Způsob přípravy amlodipinbenzensulfonátu | |
JP4585116B2 (ja) | (−)シス−3−ヒドロキシ−1−メチル−4−(2,4,6−トリメトキシフェニル)ピペリジンの製造方法 | |
KR960000758B1 (ko) | 광학적 활성 히드록시벤질아민 유도체 및 그의 제조방법 | |
JP4144048B2 (ja) | 1−アシル−4−アリールピペリジン類の製造方法 | |
AU2002320847A1 (en) | Process for the production of the piperidine derivative fexofenadine | |
US6437136B2 (en) | Process for the preparation of (−)cis-3-hydroxy-1-methyl-4-(2,4,6-trimethoxyphenyl)piperidine | |
EP1654230A1 (en) | Preparation of intermediates for acetyl cholinesterase inhibitors | |
HU211762B (en) | Process for producing 2-halogen-pyrrole-3-carbonitrile derivatives | |
US4906773A (en) | Process for preparing optically active threonine | |
JPH0798803B2 (ja) | 2,2,6,6−テトラアルキルピペリジン誘導体の製法 | |
CA2276320C (en) | L-tartrate of trans-(-)-4-(4-fluorophenyl)-3-hydroxymethylpiperidine compound and process for preparing the same | |
JP3735200B2 (ja) | フッ素置換フェニルピペリジン化合物の製造方法 | |
JP7307411B2 (ja) | N-アルコキシカルボニルピペリジン誘導体の製造方法及びその中間体 | |
JP2711728B2 (ja) | 新規キノリン誘導体およびその製造法 | |
JP2000515534A (ja) | 3,3―二置換ピペリジンの製造方法 | |
CA1285571C (en) | Anisole derivatives | |
KR100354806B1 (ko) | 암로디핀 베실레이트의 신규 중간체 및 그의 제조방법 | |
US6291696B2 (en) | Preparation of tris (trimethylsilyl) silylethyl esters | |
JP4018816B2 (ja) | シクロヘプテノン誘導体及びその製造方法並びにそれを利用してシクロヘプトイミダゾール誘導体を製造する方法 | |
JPH0653698B2 (ja) | 1−(3−フエノキシフエニル)−4−(4−アルコキシフエニル)−4−メチルペンタン誘導体の製造方法 | |
EP1140832A1 (en) | Process for preparing arylpiperidine carbinol intermediates and derivatives | |
JPS649987B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040908 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080527 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080609 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |