JPH10114469A - 紐状物類巻回用リール - Google Patents

紐状物類巻回用リール

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JPH10114469A
JPH10114469A JP26970396A JP26970396A JPH10114469A JP H10114469 A JPH10114469 A JP H10114469A JP 26970396 A JP26970396 A JP 26970396A JP 26970396 A JP26970396 A JP 26970396A JP H10114469 A JPH10114469 A JP H10114469A
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JP
Japan
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reel
cord
string
flange
winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP26970396A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kito
清 鬼頭
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KITOUCHIYUUBEI SHOTEN KK
Original Assignee
KITOUCHIYUUBEI SHOTEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配電線コードなどの長尺の紐状物または管状
物を対象にして、長さの余った部分を簡単に巻き回して
整理できるとともに、構造が簡単で壊れにくく、安価な
製造が可能な紐状物類巻回用リールを提供する。 【解決手段】 柱体1の上部を紐状物類の太さより大き
な寸法の空間11を隔てて並列した一対の小柱体1a、
1bに形成し、その柱体1の両端に鍔状板2、3を配設
している。その小柱体1a、1bの先端には取付孔12
が穿設され、また、鍔状板3にはこの取付孔12に嵌合
可能な取付突起32が突設されて鍔状板3が柱体1に対
して取り付け、取り外し自在とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線コードを巻
回するコードリールのような長尺の紐状物または管状物
の長さを調節するために用いる手動式の紐状物類巻回用
リールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】長尺の紐状物または管状物の代表的なも
のとしては配電線コードがある。この配電線コードに
は、一端にコンセントタップ、他端にコンセントプラグ
を取り付けた所定の長さの延長用コードや、このコンセ
ントタップの部分がタップを兼ねたリールボックスに構
成されている延長用コードなどがあるが、前者の延長用
コードでは、使用時の長さより若干長めの長さのものを
購入するなどして使用するのであって、余った分を放置
しておくと物が引っ掛かったりして具合が悪いので、適
当に丸めて適当な紐で括っておくのが普通であって、こ
の場合には見た目に良くないだけでなく、長さを加減し
ようとすると初めからやり直さなければならないという
不具合があった。
【0003】一方、後者のリールボックスでは、そのよ
うな不具合は解消しているものの、全体に大型となるの
で、業務用の大容量型の配電線コードを対象にしたもの
が普通で、家庭用の小容量で長さの短い配電線コードを
対象にしたものでも、ボックス部分が大型で簡便に使用
しにくいものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、通常に使用さ
れる配電線コードなどの長尺の紐状物または管状物を対
象にして、長さの余った部分を簡単に巻き回して整理で
きるとともに、構造が簡単で壊れにくく、安価な製造が
可能となる紐状物類巻回用リールを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、巻回しよ
うとする紐状物類の太さより大きな空間が一端に設けら
れた柱体と、その両端に配設された鍔状板からなり、前
記鍔状板のうちの一方を前記柱体に対して着脱自在なも
のとしたことを特徴とする紐状物類巻回用リールにより
解決することができる。
【0006】同じく、巻回しようとする紐状物類の太さ
より大きな空間を隔てて並列した一対の柱体と、その両
端に固定された鍔状板からなり、前記鍔状板のうちの一
方に前記柱体間の空間に通じる紐状物類挿脱用のスリッ
トを設けたことを特徴とする紐状物類巻回用リールによ
り解決することができる。
【0007】そして、このスリットの形状自体が、紐状
物類の挿脱に際して抵抗を与える程度に屈曲して形成さ
れている構造に具体化することができる。さらに、好ま
しくは、前記鍔状板の周縁部に紐状物類をクリップ可能
な緩み止め凹部が形成されている構造に具体化したり、
鍔状板の緩み止め凹部の先端部近傍が、紐状物類の挿脱
に際して抵抗を与える程度の突起により狭められている
ものとして具体化することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図1〜図4に示す配電線コ
ード用のコードリールに基づいて本発明の実施形態を説
明する。図1に示す第1の実施形態では、柱体1が上部
をコード4の太さより広幅とした紐状物類挿通用の空間
11を隔てて並列された一対の小柱体1a、1bにより
形成されていて、この柱体1の両端に鍔状板2、3を配
設して構成されている。そして、小柱体1a、1bの先
端には取付孔12が穿設され、また、一方の鍔状板3に
はこの取付孔12に嵌合可能な取付突起32が突設され
て、鍔状板3が柱体1に対して取り付け、取り外し自在
な構造とされている。
【0009】このコードリールを使用するには、先ず図
1に示すように、鍔状板3を柱体1から取り外して、長
さを調節しようとする対象のコード4を空間11に通
し、一方の小柱体(図1では小柱体1a)の左右に振り
分けるように、このコードリールに取り付けてコード4
の両端を引き出す。次いで、鍔状板3を柱体1に取り付
けてから、その2本のコード4を持って、一緒に柱体1
および小柱体1a、1bの周囲に巻き回す。そして、適
宜な長さに調節できたら、図2に示すように、両方のコ
ード4を鍔状板3にあらかじめ設けられている緩み止め
凹部33に係止させて、左右に振り分けておけばよい。
なお、適宜な長さに調節できた段階で、一旦鍔状板3を
柱体1から取り外して、2本のコード4を空間11に通
してから、改めて鍔状板3を柱体1に取り付ければ、巻
き回したコードの緩むのを防止することができる。
【0010】次に、他の実施形態を図3に示すコードリ
ールにより説明すると、この実施形態では、コード4の
太さより大きな寸法の空間11を隔てて並列した一対の
柱体1A、1Bと、その両端に固定されている鍔状板
2、3から構成されている。そして、その鍔状板2、3
の一方(図では鍔状板3)には、前記柱体1A、1Bの
間にある空間11に通じるスリット31がコードを挿脱
可能とするだけの幅をあけてゆるく波形に屈曲する形状
に形成されている。
【0011】このコードリールを使用するには、先ず図
3に示すように、長さを調節しようとする対象のコード
4をスリット31を通し、一方の柱体(図3では柱体1
A)の左右に振り分けるように、このコードリールに取
り付けてコード4の両端を引き出す。そして、その2本
のコード4を持って、一緒に柱体1A、1Bの周囲に巻
き回し、適宜な長さに調節できたら、図4に示すよう
に、両方のコード4をスリット31に押し込むように通
して左右に振り分けておけばよい。
【0012】以上説明したように、本発明の紐状物類巻
回用リールでは、並列した小柱体1a、1bまたは柱体
1A、1Bの間に紐状物類を挟んだうえ、それらを芯に
して鍔状板2、3の間で巻き回すようにしているから、
柱体1、1A、1Bの長さ、太さ、断面形状などは特に
限定されるものではなく、その間の空間11も配電線コ
ード4を挿入できる余裕があればよく、その間隔の大小
も目的とする巻き回し長さに応じて適宜に設定すればよ
い。
【0013】また、柱体の両端に設けられる鍔状板2、
3の形状も目的とする巻き回し長さと、柱体の形状、間
隔に応じて設定できるものであり、さらに、柱体と鍔状
板2、3とは別個に製作して組み立ててもよいし、全体
を例えば射出成形法などで一体に製作するなど適宜なコ
ストを安価にする方法を選択できる。
【0014】本発明の紐状物類巻回用リールは、以上に
説明したように構成されているので、コードなどの紐状
物類を挟み込んで巻き回すだけで、紐状物類の長さを簡
単に調節できるものであるが、紐状物類は折り返して2
本にして巻き回すことができるので、長さ調節が効率的
の行えるという特長がある外、必要に応じて2本のうち
いずれか1本のみを巻き回すこともできるから、紐状物
類の長さを細かに調節したり、適当な所に移動させて用
いることができるという特長もある。
【0015】なお、本発明の紐状物類巻回用リールのス
リットは、図3、図4ではゆるく波形に屈曲する形状が
例示されているが、本発明ではこの形に限定されずに、
上記の趣旨に応じた形状を含むものである。さらに、好
ましくは、前記鍔状板3の周縁部には、図1、2に例示
するような紐状物類をクリップ可能な2個の緩み止め凹
部33が形成されている構造に具体化することができる
し、さらに、そのような前記緩み止め凹部の先端部近傍
が、紐状物類の取付け、取り出しに際して抵抗を与える
程度に突起(図示せず)を設けて狭められて形成されて
いる構造に具体化することもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明の紐状物類巻回用リールは、以上
に説明したように構成されているので、配電線コードな
どの長尺の紐状物や管状物を挟み込んで巻き回すだけ
で、紐状物類の長さを簡単に調節でき、鍔状板のスリッ
トまたは緩み止め凹部にコードを係合させて緩むのを防
止できるなど、簡単に操作することができる。また、そ
の構造が簡単なので丈夫で壊れにくく、合成樹脂を素材
として射出成形法などで安価に製造できるという優れた
効果がある。よって本発明は従来の問題点を解消した紐
状物類巻回用リールとして、その実用的価値は大なるも
のがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の1例を示す斜視図。
【図2】図1に示す実施形態の使用例を説明するための
斜視図。
【図3】本発明の他の実施形態例を示す斜視図。
【図4】図3に示す実施形態の使用例を説明するための
斜視図。
【符号の説明】
1 柱体 1a 小柱体 1b 小柱体 11 空間 2 鍔状板 3 鍔状板 31 スリット 33 緩み止め凹部 4 コード。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻回しようとする紐状物類の太さより大
    きな空間が一端に設けられた柱体と、その両端に配設さ
    れた鍔状板からなり、前記鍔状板のうちの一方を前記柱
    体に対して着脱自在なものとしたことを特徴とする紐状
    物類巻回用リール。
  2. 【請求項2】 巻回しようとする紐状物類の太さより大
    きな空間を隔てて並列した一対の柱体と、その両端に固
    定された鍔状板からなり、前記鍔状板のうちの一方に前
    記柱体間の空間に通じる紐状物類挿脱用のスリットを設
    けたことを特徴とする紐状物類巻回用リール。
  3. 【請求項3】 スリットが、紐状物類の挿脱に際して抵
    抗を与える程度に屈曲して形成されている請求項2に記
    載の紐状物類巻回用リール。
  4. 【請求項4】 鍔状板の周縁部に紐状物類をクリップ可
    能な緩み止め凹部が形成されている請求項1または2ま
    たは3に記載の紐状物類巻回用リール。
  5. 【請求項5】 鍔状板の緩み止め凹部の先端部近傍が、
    紐状物類の挿脱に際して抵抗を与える程度の突起により
    狭められている請求項4に記載の紐状物類巻回用リー
    ル。
JP26970396A 1996-10-11 1996-10-11 紐状物類巻回用リール Pending JPH10114469A (ja)

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ID=17476016

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JP (1) JPH10114469A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009072568A (ja) * 2007-08-31 2009-04-09 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波診断装置
JP2014088250A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The コンベヤベルトの巻芯及び巻き取り方法
JP2014088249A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The コンベヤベルトの巻芯及び巻き取り方法

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JP2009072568A (ja) * 2007-08-31 2009-04-09 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 超音波診断装置
JP2014088250A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The コンベヤベルトの巻芯及び巻き取り方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981016