JPH10114324A - 包装箱体 - Google Patents

包装箱体

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JPH10114324A
JPH10114324A JP28174196A JP28174196A JPH10114324A JP H10114324 A JPH10114324 A JP H10114324A JP 28174196 A JP28174196 A JP 28174196A JP 28174196 A JP28174196 A JP 28174196A JP H10114324 A JPH10114324 A JP H10114324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging box
support columns
package
flaps
packaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP28174196A
Other languages
English (en)
Inventor
Wakato Shirai
稚人 白井
Takahiro Futagami
孝博 二神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP28174196A priority Critical patent/JPH10114324A/ja
Publication of JPH10114324A publication Critical patent/JPH10114324A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙管にロール巻きされた粘着テープの如
き包装物を緩衝材や詰物を必要とすることなく荷崩れし
ないように梱包することができる包装箱体を提供する。 【解決手段】 包装箱25の底部を閉鎖する底部フラッ
プ17、18、19、20の内、内側のフラップ18、
20の下縁中央位置に包装物支持柱26、27を一体に
設け、該フラップ18、20を折り曲げることにより両
支持柱26、27は互に重なり合って包装箱25の内部
中央で起立し、包装物Aの紙管を支持柱26、27に挿
入して該包装物Aを包装箱25内に収納すれば、支持柱
26、27で荷崩れ発生を防止した状態で梱包が行なえ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダンボール等を
用いた包装箱体、更に詳しくは、紙管にロール巻きされ
た粘着テープの如き包装物を梱包する包装箱体におい
て、緩衝材等を必要とすることなく包装物の荷崩れ発生
を防止することができる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば紙管にロール巻きされている粘着
テープの梱包は、ダンボール製の包装箱体を用い、複数
の粘着テープ(以下包装物という)を複数積層した円柱
状にして包装箱体内に収納するようにしている。
【0003】ところで、上記梱包において、包装物の外
径と包装箱体の大きさが必ずしも一致せず、包装物と包
装箱体の間に荷崩れを生じるほどの隙間があく場合があ
る。
【0004】従来の荷崩れ防止の方法は、積層した内容
物をフィルムで巻き付け固定化すると共に、円柱状の内
容物と包装箱体との隙間4箇所に詰め物等を挿入して内
容物と包装箱体を一体化し、荷崩れ防止を施すものであ
る。
【0005】また、他の荷崩れ防止方法としては、紙管
を用いて成形されてなる包装物の紙管内の空間に、ダン
ボール等の厚紙を三角柱状にしたものを貫通させ、内側
から包装物を円柱状に固定し、前述の詰め物等で包装箱
体との固定化する工夫がされてきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法は、何れの場合も、梱包に時間を要し、か
つ包装箱体と別に詰め物等が必要になり、梱包コストが
高くつくという問題がある。
【0007】また、梱包を解いた場合の詰め物等が廃棄
物となり環境面で好ましくない。
【0008】そこで、この発明の課題は、包装箱と一体
に包装物固定構造を設け、梱包工程の短縮を可能とする
ばかりか、開封後の産業廃棄物の発生を少なくすること
ができる包装箱体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、紙製包装箱の開放部を閉
鎖するフラップに、包装箱内の直立する包装物支持柱を
一体に形成した構成を採用したものである。
【0010】ここで、紙製包装箱は、段ボール紙や厚紙
を用いて形成され、包装物支持柱はフラップを閉じるこ
とにより包装箱内の中央で凸柱形状をなし、包装物は円
筒状であり、支持柱に挿入することで梱包されて固定化
される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0012】図1乃至図3に示す第1の実施形態の包装
箱体は、段ボール紙や厚紙を用い、4つの側壁1、2、
3、4をそれぞれ折り目線5、6、7を介して連成し、
一方端部に位置する側壁4の側線に接続片8を設け、各
側壁1、2、3、4の上縁に上部フラップ9、10、1
1、12を折り目線13、14、15、16を介して連
成し、各側壁1、2、3、4の下縁に底部フラップ1
7、18、19、20を折り目線21、22、23、2
4を介して連成し、各側壁及びフラップを折り目線で内
側に折り曲げることにより、矩形状の包装箱25を形成
するようになっている。
【0013】上記包装箱25において、底部フラップの
内、内側で折り曲げる底部フラップ18、20には、下
縁の中央位置に包装物支持柱26、27が突出状となる
よう一体に形成されている。
【0014】この包装物支持柱26、27は、その幅a
が包装物Aである粘着テープの芯となる紙管の内径に等
しく、その長さLは包装箱25の高さHに等しく、底部
フラップ18、20を閉じると該フラップ18、20に
対して内折りにした両包装物支持柱26、27は互に重
なり合って包装箱25の内部中央で凸柱形状に直立する
ことになる。
【0015】上記包装物支持柱26、27の端部に凹欠
部28を設けると共に、上部フラップの内、内側で折り
曲げる上部フラップ9、11には、上縁の中央位置に短
い突起部29、30が一体に形成され、この突起部2
9、30の先端に凹欠部31が設けられている。
【0016】両突起部29、30は、上部フラップ9、
11を閉じたとき、該フラップ9、11に対して内折り
にすることにより互に重なり合い、前記包装物支持柱2
6、27に対して交差し、この突起部29、30の凹欠
部31を包装物支持柱26、27の上端に位置する凹欠
部28にかみ合わせることにより、包装物支持柱26、
27を固定化するようになっている。
【0017】なお、突起部29、30の幅aは、包装物
の紙管内径に一致している。
【0018】第1の実施形態の包装箱体は上記のような
構成であり、包装箱25の組立過程において、側壁1、
2、3、4を枠状に組立てた後、底部フラップ17、1
8、19、20を折り曲げて底部を閉鎖すると、底部フ
ラップ18、20に一体に設けた包装物支持柱26、2
7が互に重なり合って包装箱25の内部中央で凸柱形状
に起立し、包装物Aは紙管を支持柱26、27に挿入し
て包装箱25内に収納する。
【0019】このようにして包装箱25内に所定数の包
装物Aを収納した後、上部フラップ9、10、11、1
2を折り曲げて上部を閉じ、上部フラップ9、11に一
体に設けた突起部29、30を支持柱26、27の上端
と固定化することにより、支持柱26、27は上下端部
が包装箱25に固定化され、この支持柱26、27に挿
入した包装物Aは、緩衝材等を必要とすることなく、荷
崩れ発生が防止される。
【0020】次に、図4乃至図6は包装箱体の第2の実
施形態を示している。
【0021】なお、第1の実施形態と同一部分は同一符
号を付して説明に代える。
【0022】この第2の実施形態は、内側の底部フラッ
プ18、20の下縁で中央位置に包装物支持柱26、2
7を一体に設け、外側の底部フラップ17、19の下縁
で中央位置に突起部32、33が一体に設けられてい
る。
【0023】上記支持柱26、27と突起部32、33
の幅aは、粘着テープの芯となる紙管の内径に等しく、
支持柱26、27の長さLは包装箱25の高さHに等し
く、この支持柱26、27とフラップ18、20の境界
線部分に長孔34が設けられ、更に支持柱26、27の
先端に凹欠部28が設けられている。
【0024】また、突起部32、33は、支持柱26、
27の1/2程度の長さを有し、先端に凹欠部35が設
けられている。
【0025】上記支持柱26、27の長孔34は、包装
箱25を構成するダンボール紙や厚紙の厚さの略2倍の
幅を有し、その長さは、底部フラップ18、20に位置
する部分が突起部32、33の幅の1/2又は包装物の
紙管内の1/2となり、支持柱26、27の部分が突起
部32、33の底部フラップ17、19から凹欠部35
までの距離に一致する長さになっている。
【0026】また、上部フラップにおける内側フラップ
9、11の端縁で中央部の位置に支持柱26、27の切
欠部28にかみ合せる突起部36、37が設けてあり、
この突起部36、37の幅aは包装物Aの紙管内径に一
致している。
【0027】第2の実施例の包装箱体は上記のような構
成であり、包装箱25を組立てるとき、先ず内側の底部
フラップ18、20を折り曲げ、重なり合う支持柱2
6、27を包装箱25内に起立させ、次に外側の底部フ
ラップ17、19を折り曲げ、突起部32、33を底部
フラップ18、20の長孔34に挿入すれば、両突起部
32、33は互に重なり合い、支持柱26、27に対し
て直角の配置で交差し、端部の凹欠部35が支持柱2
6、27の長孔34の端部に係合することにより、支持
柱26、27の起立状態を強固に保持する。
【0028】この状態で包装物を支持柱26、27に挿
入して収納した後、内側の上部フラップ9、11を折り
曲げ、その突起部36、37を支持柱26、27の上端
に形成した凹欠部28に係合し、支持柱26、27の上
端を固定化すれば梱包が行なえる。
【0029】図7乃至図9に示す包装箱体の第3の実施
形態は、上記第2の実施形態で示した包装物支持柱を上
部フラップ9、10、11、12にも形成したものであ
り、第1及び第2の実施形態と同一部分には同一符号を
付して説明に代える。
【0030】内側の上部フラップ9、11に包装物支持
柱41、42を一体に設け、この支持柱41、42から
上部フラップ9、11にわたって長孔43を設けると共
に、外側の上部フラップ10、12に切欠部46を有す
る突起部44、45を設け、第2の実施形態と同様底部
フラップ17、18、19、20を折り曲げることによ
り、支持柱26、27を起立させると共に、上部フラッ
プ9、10、11、12を折り曲げることにより、支持
柱41、42を垂下させ、上下の支持柱26、27と4
1、42で包装物を固定化するようになっている。
【0031】ここで、支持柱26、27と支持柱41、
42の上下長さの比率は特に限定されないが、包装物A
の包装を促す意味から、底部支持柱26、27を7割以
上の長さにするのが望ましい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、包装
箱の開放部を閉鎖するフラップに包装物支持柱を一体に
形成したので、紙管に巻かれた粘着テープの如き包装物
の梱包において、緩衝材等を必要とすることなく荷崩れ
防止が行なえ、梱包工程の短縮を可能とするばかりでな
く、開封後の産業廃棄物を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装箱体の第1の実施形態を示す展開図。
【図2】同上の組立て状態を示す一部切欠斜視図。
【図3】同上の縦断面図。
【図4】包装箱体の第2の実施形態を示す展開図。
【図5】同上の組立て状態を示す一部切欠斜視図。
【図6】同上の縦断面図。
【図7】包装箱体の第3の実施形態を示す展開図。
【図8】同上の組立て状態を示す一部切欠斜視図。
【図9】同上の縦断面図。
【符号の説明】
1、2、3、4 側壁 5、6、7 折り目線 8 接続片 9、10、11、12 上部フラップ 13、14、15、16 折り目線 17、18、19、20 底部フラップ 21、22、23、24 折り目線 25 包装箱 26、27 包装物支持柱 28 凹欠部 29、30 突起部 31 凹欠部 32、33 突起部 34 長孔 35 凹欠部 36、37 突起部 41、42 包装物支持柱 43 長孔 44、45 突起部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙製包装箱の開放部を閉鎖するフラップ
    に、包装箱内の直立する包装物支持柱を一体に形成した
    包装箱体。
JP28174196A 1996-10-02 1996-10-02 包装箱体 Pending JPH10114324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28174196A JPH10114324A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 包装箱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28174196A JPH10114324A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 包装箱体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10114324A true JPH10114324A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17643344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28174196A Pending JPH10114324A (ja) 1996-10-02 1996-10-02 包装箱体

Country Status (1)

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JP (1) JPH10114324A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070197A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Mitsubishi Plastics Inc 梱包箱、及び箱入りロール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070197A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Mitsubishi Plastics Inc 梱包箱、及び箱入りロール

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Effective date: 20050310

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050317

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906