JPH10113722A - プレスブレーキ用回転式バックゲージ - Google Patents

プレスブレーキ用回転式バックゲージ

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Publication number
JPH10113722A
JPH10113722A JP27007396A JP27007396A JPH10113722A JP H10113722 A JPH10113722 A JP H10113722A JP 27007396 A JP27007396 A JP 27007396A JP 27007396 A JP27007396 A JP 27007396A JP H10113722 A JPH10113722 A JP H10113722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press brake
bearing case
carriage
restriction
stretch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP27007396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Koriyama
雅彦 郡山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP27007396A priority Critical patent/JPH10113722A/ja
Publication of JPH10113722A publication Critical patent/JPH10113722A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレスブレーキの板金加工ワークWの曲げ加
工位置設定用に用いられる従来のバックゲージ装置の、
例えば“テーパ曲げ加工”等に対応するためのストレッ
チ2の傾斜角度量の制約が大きく、所望の傾斜角度がと
れない難点を解消するための、回転式バックゲージ装置
機構を提供する。 【解決手段】 このため、下部テーブル1の左右X方向
中心部に、奥行Y方向に単一のサポータ部材4Aを取付
け、そのL軸上を移動し得るキャレッジ7上に、上下Z
方向の回転軸ポスト10上を、サーボモータ14によ
り、ピニオン/ギヤ13/12を介して駆動回転し得る
軸受ケース11を備え、この軸受ケース11の周縁の一
部に、それぞれ突当て3を備えた一体の突当て本体3a
を長手方向に摺動可能に取付けたストレッチ部材2を固
設するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板金加工プレスブ
レーキ用の回転式バックゲージに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のプレスブレーキの曲げ加工等に
用いられる従来の板金ワークの加工位置の設定用に用い
られるバックゲージ装置の傾斜機能を説明する概要平面
図を図4に示す。
【0003】1は下部テーブル、2は左右一対のバック
ゲージの突当て3を備えた左右X方向に延びるストレッ
チ部材である。ストレッチ部材2は、下部テーブル1に
対して前後Y方向に延びる一対のサポータ(もしくはポ
スト)部材4上の不図示の各キャレッジ上に取付けられ
てそれぞれX方向のスパンAの間隔の一対のL1,L2
軸上を各モータ5により不図示のスライドねじにより、
回転駆動されて、独立にY方向に所定目標距離移動させ
ることにより、一対の突当て3を備えたストレッチ4
を、例えば角度θ傾斜させることができるよう構成され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来構成にあっては、前記傾斜角度θの最大値
は、バックゲージの測長Cにより限定されるため、傾斜
量の制約が大きかった。
【0005】また、例えば、ワークW形状の一例を図5
に示すように、加工曲げ線6に対して、フランジ寸法B
により傾斜量が決まるため、これによっても、前記傾斜
量が限定される。すなわち、前記測長がCである場合に
は、実質の傾斜量は(C−B)となる。
【0006】さらにまた、前記傾斜機能によるY軸方向
の位置決め機能がないため、治具(ジグ)またはサイド
ゲージ等が必要であった。
【0007】従来のバックゲージにおいては、前記ワー
クWのフランジ寸法Bが常に曲げ線6に対して平行であ
ることが求められていたが、近年、曲げ線6に対して平
行でないいわゆる“テーパ曲げ加工”が多くなっている
業種が増えている。
【0008】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、以上のようなテーパ曲げ加工に対応し
得る、前記傾斜機能に対するる制約の少ないプレスブレ
ーキ用の回転式バックゲージ装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、プレスブレーキの下部テーブルの左右X方向中央
部の前後Y方向に延設された単一のサポータ部材上に、
キャレッジ部材を前記Y方向に移動可能に配設すると共
に、このキャレッジ上には、回転軸ポストを垂直Z方向
に立設し、その回りをモータにより回転駆動し得る軸受
ケースを設け、このケースに、一対の突当てを備えたス
トレッチ部材を固設したことを特徴とするプレスブレー
キ用回転式バックゲージを提供することにより、前記目
的を達成しようとするものである。
【0010】
【作用】以上のような本発明構成により、ストレッチ部
材の回転傾斜角度の制約が最小限となって、例えば任意
のテーパ曲げ加工に対応して、所望のワーク設定用傾斜
角度が得られるようになった。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
一実施例に基づいて図面を用いて詳細に説明する。
【0012】
【実施例】図1に、この発明に係るプレスブレーキ用の
回転式バックゲージ装置の一実施例の前記サポータ部材
上の機構要部の概要説明断面側面図(Y−Z平面図)を
示す。
【0013】(構成)図1において、下部テーブル1に
は、そのX方向中心部上にY方向に、単一(前記従来例
図3は、左右一対2個)のサポータ(もしくはポスト)
部材(L軸)4Aが取付けられ、このサポータ部材4A
には、ストレッチ2をY方向に移動させるためのキャレ
ッジ7を備えている。
【0014】キャレッジ7は、L軸用サーボモータ5に
より、双方向に回転駆動される精密ボールねじ8にねじ
係合するナット9により、L軸(Y方向)方向に直線移
動し得るよう構成されている。
【0015】キャレッジ7上には、Z方向軸心を有する
回転軸ポスト10がZ方向に立設され、その回りに軸受
けケース11が回転可能に設けられている。軸受けケー
ス11には、大歯車(ギヤ)が固設され、これに噛合い
係合する小歯車(ピニオン)13を有するピニオン軸1
3a上には、ピニオン駆動用のサーボモータ14及び不
図示のエンコーダが配設されている。
【0016】ピニオン軸13aは、ピニオン13の上/
下の各軸受け15及びそれぞれの上/下軸受ケース15
a/15bにより量持ち式に支持され、下軸受ケース1
5b側の軸端部には機械(メカ)式のブレーキ装置16
を有して、ワークWの突当3に対する突当て力に対して
不動的にその位置を保持するよう構成されている。
【0017】一方、ストレッチ2部材は、前記軸受ケー
ス11の一円周部に固設され、先端部にそれぞれ突当て
3を有する一対の突当て本体3aがストレッチ2の長手
方向に摺動変位可能に取付けられている。
【0018】(動作)以上のように、ストレッチ2は、
単一のサポータ部材4A上において、X−Y平面内に回
転可能に構成されているため、ワークWのセットに必要
な所定の回転角度θを、数値制御装置(NC)もしくは
シーケンサにより入力すると、NCまたはシーケンサ
は、この角度設定値を演算処理し、回転軸用サポータ1
4のポジションモジュールに上記演算結果を目標値とし
て設定する。
【0019】一方、手動設定の場合には、直接にサーボ
モータ14に指令値としてジョブスイッチ等により操作
可能とする。
【0020】前記NC設定の場合、NC側でスタート処
理が行われると、NCの各制御軸が位置決め動作を開始
し、回転軸ポスト10の位置決めも同時処理され、目標
値の位置決め動作を行う。この回転軸ポスト10の位置
決めにより、ピニオン13とギヤ12とが所定のギヤ比
に従って回転し、軸受けケース11が回転する。また、
この動作のフィードバックは、前記不図示のエンコーダ
により、位置の管理が行われる。
【0021】(他の実施例)なお、前記実施例において
は、回転軸ポスト10回りの軸受けケース11の回転駆
動に、ピニオン13/ギヤ12機構を用いたが、本発明
は、これのみに限定されるものでなく、大/小のプーリ
を用いるベルト駆動方式などであっても差し支えないこ
とはもちろんである。
【0022】(作用,効果)以上のような本発明実施例
のバックゲージ機構によれば、図2にそのX−Y平面概
略図を示すように、従来例における一対のサポータ部材
4間のスパン寸法Aによるストレッチ2部材の傾斜量の
制約が最少となり、例えば270°以上の回転が可能で
あるため、所望のテーパ曲げ加工用の傾斜角θをとるこ
とができる。
【0023】また、ワークWのフランジ寸法B(図5参
照)と傾斜量との制約が実質的になくなるため、バッグ
ゲージ突当て3の測長全ての範囲をカバーすることがで
きる。
【0024】さらにまた、突当て各本体3a及び突当て
3を、例えば図3(a)に示すような形状を採用するこ
とにより、突当て3に、同図(b)にその2例を示すよ
うに、サイドゲージ機能を持たせるように利用すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プレスブレーキのバックゲージ機構を、ストレッチ部材
を単一のサポータ部材上に双方向に回転可能に取付ける
よう構成したため、ストレッチ部材の回転傾斜角度の制
約が最少となり、また、ワークと前記傾斜量の制約がな
くなるため、広汎なワークのテーパ曲げ加工に対応する
ことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例のサポータ部材上の機構要部の概要
説明断面側面図
【図2】 図1の概略平面略図
【図3】 突当て部の一変形例
【図4】 従来のバックゲージ装置の概略説明平面図
【図5】 ワーク形状の一例図
【符号の説明】
1 下部テーブル 2 ストレッチ 3 突当て 3a 突当て本体 4,4A サポータ(ポスト)部材 5 モータ 6 加工曲げ線 7 キャレッジ 8 ボールねじ 9 ナット 10 回転軸ポスト 11 軸受ケース 12/13 ギヤ/ピニオン 13a ピニオン軸 14 サーボモータ 15a/15b 上/下軸受ケース 16 メカブレーキ W ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレスブレーキの下部テーブルの左右X
    方向中央部の前後Y方向に延設された単一のサポータ部
    材上に、キャレッジ部材を前記Y方向に移動可能に配設
    すると共に、このキャレッジ上には、回転軸ポストを垂
    直Z方向に立設し、その回りをモータにより回転駆動し
    得る軸受ケースを設け、このケースに、一対の突当てを
    備えたストレッチ部材を固設したことを特徴とするプレ
    スブレーキ用回転式バックゲージ。
JP27007396A 1996-10-11 1996-10-11 プレスブレーキ用回転式バックゲージ Withdrawn JPH10113722A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27007396A JPH10113722A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 プレスブレーキ用回転式バックゲージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27007396A JPH10113722A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 プレスブレーキ用回転式バックゲージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10113722A true JPH10113722A (ja) 1998-05-06

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ID=17481155

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27007396A Withdrawn JPH10113722A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 プレスブレーキ用回転式バックゲージ

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Effective date: 20040106