JPH10113586A - パネル塗装装置 - Google Patents

パネル塗装装置

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Publication number
JPH10113586A
JPH10113586A JP8267333A JP26733396A JPH10113586A JP H10113586 A JPH10113586 A JP H10113586A JP 8267333 A JP8267333 A JP 8267333A JP 26733396 A JP26733396 A JP 26733396A JP H10113586 A JPH10113586 A JP H10113586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
conveyor
paint
coating
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8267333A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsushi Tsubota
充司 坪田
Mitsuharu Nakanishi
光治 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP8267333A priority Critical patent/JPH10113586A/ja
Publication of JPH10113586A publication Critical patent/JPH10113586A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】装置の設置、設備移転および塗装色の変更など
を容易に行うことができるパネル塗装装置を提供する。 【解決手段】コンベア2によって搬送されるパネルPの
上方から吹き付け塗装を行うようになされた装置1であ
って、パネルPを搬送するコンベア2の上段21と搬送
後返送されるコンベア2の下段22との間に、塗装ノズ
ル3から噴射された後、コンベア2下へと落下する余剰
の塗料31を回収する回収板4が設けられたパネル塗装
装置1である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベアによって
搬送されるパネルの表面に吹き付け塗装を行う塗装装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、工場生産される外壁パネルなど
は、コンベアによって搬送する過程で塗装を行って仕上
げられる。
【0003】そのため、従来より、コンベアでの搬送過
程でパネルに塗装を行う装置としては、図2に示すよう
に、装置本体bの底部に、塗料c回収用の地下ピットd
を設けたパネル塗装装置aが知られている。このパネル
塗装装置aは、地下ピットdに配置したコンベアeによ
ってパネルfを搬送しながら、塗装ノズルgによってパ
ネルfの表面に塗装を行い、塗装ノズルgから噴射され
てコンベアeの下へと落下する余剰の塗料cを、地下ピ
ットdに溜めて再度塗装ノズルgへと供給するようにな
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のパ
ネル塗装装置aの場合、地下ピットdを設けなければな
らないので、パネル塗装装置aの設置費用が嵩むととも
に、設備移転などが容易に行えないといった不都合を生
じることとなる。
【0005】また、パネル塗装装置aの塗装色を変更す
る場合、地下ピットd内全体を清掃しなければならず、
手間がかかって煩わしいといった不都合を生じることと
なる。
【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、装置の設置、設備移転および塗装色の変更な
どを容易に行うことができるパネル塗装装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のパネル塗装装置は、コンベアによって搬送さ
れるパネルの上方から吹き付け塗装を行う装置であっ
て、パネルを搬送するコンベアと、このコンベアの上方
に設けられた塗装ノズルと、この塗装ノズルおよびコン
ベアを収納する装置本体と、パネルを搬送するコンベア
の上段と搬送後返送されるコンベアの下段との間に設け
られ、塗装ノズルから噴射されてコンベア下へと落下す
る余剰の塗料を回収する回収板とを具備したものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1はパネル塗装装置1の全体構成の概略
を示している。
【0010】すなわち、このパネル塗装装置1は、パネ
ルPを搬送するコンベア2の上段21と下段22との間
に、塗装ノズル3からの塗料31を回収する回収板4が
設けられている。
【0011】コンベア2は、パネル塗装装置1を通過し
てパネルPを搬送するようになされており、パネル塗装
装置1の前後のライン全体がカバー20で覆われてい
る。そして、パネル塗装装置1によって塗装する前や塗
装した後のパネルPにゴミやホコリが付着して塗装不良
となるのを防止するようになされている。
【0012】塗装ノズル3は、コンベア2の幅方向に沿
って設けられたレール30に固定され、このレール30
上を往復動しながら、このコンベア2上を搬送されるパ
ネルPの表面全体に塗料31を塗布するようになされて
いる。
【0013】回収板4は、パネルPを搬送するコンベア
2の上段21と、搬送後返送されるコンベア2の下段2
2との間を仕切るようにして、パネル塗装装置1の底部
近傍全体に設けられている。この回収板4は、パネル塗
装装置1の一側面外側に設けた塗料受部41に収束する
ように傾斜している。そして、塗装ノズル3から噴射さ
れてコンベア2の上段21を通過するパネルPに塗装さ
れた後の余剰の塗料31が、この回収板41に受けられ
て塗料受部41に溜められるようになされている。そし
て、この塗料受部41に溜められた塗料31は、塗料タ
ンク(図示省略)から塗装ノズル3に供給される塗料3
1とともに、再度塗装ノズル3に供給されてパネルPの
塗装に使用されるようになされている。
【0014】このようにして構成されるパネル塗装装置
1によると、回収板4をコンベア2の上段21と下段2
2との間に設けて塗装ノズル3からの余剰の塗料31を
回収するようにしているので、従来のようにパネル塗装
装置1の底に地下ピットを設ける必要がなくなる。した
がって、工場内にパネル塗装装置1を設置する場合、地
下ピットの配置などを考慮することなく、パネル塗装装
置1を簡単に設置することができるとともに、設備移転
する時も簡単に行うことができる。また、塗料31の色
変えを行う時も、回収板4を清掃するだけで、すぐに次
の色の塗装に取り掛かることができ、従来のように地下
ピット全体を清掃するため、時間がかかるといったこと
が無い。また、回収板4を着脱式としておき、色変えの
際に次の回収板4を装着し、その間に取り外した回収板
4を清掃するようにすれば、回収板4の取替え時間だけ
パネル塗装装置1を停止するだけで、連続運転すること
ができる。したがって、色変えを何度も行うような場合
であっても、パネルPの生産効率の低下を防止すること
ができる。
【0015】なお、本実施の形態では、一個の塗装ノズ
ル3でパネルPを塗装するようになされているが、特に
一個の塗装ノズル3に限定されるものではなく、複数の
塗装ノズル3で塗装するようになされたものであっても
良い。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、塗
装ノズルから噴射された後、コンベア下へと落下する余
剰の塗料を、パネルを搬送するコンベアの上段と搬送後
返送されるコンベアの下段との間に設けた回収板で回収
することができる。したがって、従来のように、余剰の
塗料を回収するための地下ピットを設ける必要が無くな
るので、装置の設置や設備移転などを容易に行うことが
できる。また、余剰の塗料を回収板で回収するため、塗
装色の変更などを行う場合であっても、この回収板の清
掃だけで済み、簡単に塗装色の変更を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、パネル塗装装置の全体
構成の概略を示す正面断面図および側面断面図である。
【図2】従来のパネル塗装装置を示す正面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 パネル塗装装置 2 コンベア 21 上段 22 下段 3 塗装ノズル 31 塗料 4 回収板 P パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアによって搬送されるパネルの上
    方から吹き付け塗装を行うようになされた装置であっ
    て、 パネルを搬送するコンベアの上段と搬送後返送されるコ
    ンベアの下段との間に、塗装ノズルから噴射された後、
    コンベア下へと落下する余剰の塗料を回収する回収板が
    設けられたことを特徴とするパネル塗装装置。
JP8267333A 1996-10-08 1996-10-08 パネル塗装装置 Pending JPH10113586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8267333A JPH10113586A (ja) 1996-10-08 1996-10-08 パネル塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8267333A JPH10113586A (ja) 1996-10-08 1996-10-08 パネル塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10113586A true JPH10113586A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17443367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8267333A Pending JPH10113586A (ja) 1996-10-08 1996-10-08 パネル塗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10113586A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101016875B1 (ko) 2006-06-23 2011-02-22 현대중공업 주식회사 밀폐형 방청유 도포장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040713