JPH10113338A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

Info

Publication number
JPH10113338A
JPH10113338A JP8287297A JP28729796A JPH10113338A JP H10113338 A JPH10113338 A JP H10113338A JP 8287297 A JP8287297 A JP 8287297A JP 28729796 A JP28729796 A JP 28729796A JP H10113338 A JPH10113338 A JP H10113338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
light
subject
static magnetic
projector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8287297A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Ishizuka
利博 石塚
Masahiro Iizuka
正弘 飯塚
Yasuhiro Kobayashi
靖宏 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP8287297A priority Critical patent/JPH10113338A/ja
Publication of JPH10113338A publication Critical patent/JPH10113338A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気共鳴イメージング装置において、天板上
に寝載された被検体に対し撮影部位の位置合わせを容易
且つ迅速に行うことを可能とする。 【解決手段】 被検体4に均一な静磁界を印加するため
の静磁場を発生するオープンタイプの磁石1a,1bを
有し、天板2上に寝載された被検体4に対し撮影部位の
位置合わせのためにライトマーカーを照射する投光器3
を有する磁気共鳴イメージング装置において、上記投光
器3を、磁石1a,1bで発生する静磁場の磁場中心に
向けてライトマーカーを照射するように設けたものであ
る。これにより、天板2上に被検体4を寝載したまま該
天板2を磁石1a,1bの磁場空間内で適宜移動し、上
記被検体4の撮影部位を直接見ながらその撮影部位に投
光器3から照射されるライトマーカーが当たるようにす
ることができ、天板2上に寝載された被検体4に対し撮
影部位の位置合わせを容易且つ迅速に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核磁気共鳴(NM
R)現象を利用して被検体の診断部位の断層像を撮影す
る磁気共鳴イメージング装置に関し、特に天板上に寝載
された被検体に対し撮影部位の位置合わせを容易且つ迅
速に行うことができると共に、撮影部位に応じて適切な
撮影条件を設定することができる磁気共鳴イメージング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気共鳴イメージング装
置は、被検体に均一な静磁界を印加するための静磁場を
発生する静磁場発生手段と、この静磁場発生手段の間に
被検体を挿入する天板と、この天板上に寝載された被検
体に対し撮影部位の位置合わせのためにライトマーカー
を照射する投光器とを有し、核磁気共鳴現象を利用して
被検体の診断部位の断層像を撮影するようになってい
た。ここで、上記静磁場発生手段としては、水平磁場方
式のものと、垂直磁場方式のものとがあるが、いずれの
場合も被検体に対し撮影部位の位置合わせをするには、
被検体テーブルの天板を静磁場発生手段としての磁石か
ら手前側に引き出した状態でその天板上に被検体を寝載
し、該天板を磁石の内部側に移動しながら、上記磁石の
前端部付近に設けられた投光器で被検体の撮影部位にラ
イトマーカーを照射して位置合わせを行っていた。その
後、上記被検体を寝載した天板を静磁場発生手段の磁場
中心に向けて一定距離だけ送りこみ、被検体の診断部位
を磁場中心にセットして撮影を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の磁気共鳴イメージング装置においては、上記位置合
わせ用の投光器は静磁場発生手段としての磁石の前端部
付近に設けられていたので、被検体に対し撮影部位の位
置合わせを設定し直す場合には、被検体を寝載した天板
を上記磁石から一旦手前側に引き出し、再びその天板を
磁石の内部側に移動しながら、上記投光器で被検体の撮
影部位にライトマーカーを照射して位置合わせを行って
いた。そして、被検体に対し撮影部位の位置合わせを設
定し直す度に、上記の操作を繰り返していた。従って、
天板上に寝載された被検体に対し撮影部位の位置合わせ
を行うのが煩雑であり、時間もかかるものであった。ま
た、従来の投光器では、目盛線や特定領域を光で表示す
る機能は有しておらず、被検体の撮影部位に応じて適切
な撮影条件を設定することが容易且つ正確に行うことは
できないものであった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、天板上に寝載された被検体に対し撮影部位の位置
合わせを容易且つ迅速に行うことができると共に、撮影
部位に応じて適切な撮影条件を設定することができる磁
気共鳴イメージング装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による磁気共鳴イメージング装置は、被検体
に均一な静磁界を印加するための静磁場を発生するオー
プンタイプの静磁場発生手段と、この静磁場発生手段の
間に被検体を挿入する天板と、この天板上に寝載された
被検体に対し撮影部位の位置合わせのためにライトマー
カーを照射する投光器とを有し、核磁気共鳴現象を利用
して被検体の診断部位の断層像を撮影する磁気共鳴イメ
ージング装置において、上記投光器は、上記静磁場発生
手段で発生する静磁場の磁場中心に向けてライトマーカ
ーを照射するように設けたものである。
【0006】また、上記投光器で照射するライトマーカ
ーは、静磁場発生手段で発生する静磁場の磁場中心上に
て目盛線を光で表示するようにしてもよい。
【0007】さらに、上記投光器で照射するライトマー
カーは、静磁場発生手段で発生する静磁場の磁場中心上
にて撮影領域を含む特定領域を光で表示するようにして
もよい。
【0008】さらにまた、上記投光器で照射するライト
マーカーは、静磁場発生手段で発生する静磁場の磁場中
心上に光で表示される目盛線又は特定領域の大きさを可
変とするようにしてもよい。
【0009】また、上記投光器は、静磁場発生手段で発
生する静磁場の磁場中心に向けて平行光線としてライト
マーカーを照射するように構成したものとしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による磁
気共鳴イメージング装置の実施の形態を示す装置概要図
である。この磁気共鳴イメージング装置は、核磁気共鳴
(NMR)現象を利用して被検体の診断部位の断層像を
撮影するもので、図1に示すように、磁石1a,1b
と、天板2と、投光器3とを有して成る。
【0011】上記磁石1a,1bは、被検体4に均一な
静磁界を印加するための静磁場を発生するオープンタイ
プの静磁場発生手段となるもので、例えば水平線に対し
て垂直な静磁界を発生する垂直磁場方式のものとされて
いる。そして、上側の磁石1aと下側の磁石1bとは、
それらの一側端部を支柱5により支持されて所定の間隔
を置いて対向されている。なお、上記磁石1a,1bと
しては、磁場発生方式により永久磁石又は常電導磁石、
超電導磁石の3種類があるが、どの磁石を用いてもよ
い。
【0012】また、天板2は、上記磁石1a,1bの間
に被検体4を挿入するためのもので、該磁石1a,1b
間の空間に水平に設けられ、上記被検体4を体軸方向に
移動して磁場空間内に挿入したり、外部へ引き出したり
するようになっている。さらに、投光器3は、上記天板
2上に寝載された被検体4に対し撮影部位の位置合わせ
のためにライトマーカーを照射するもので、例えば光源
6とスリット板7とから成る。そして、これらの磁石1
a,1b及び天板2並びに投光器3はガントリ部に収容
されているが、図1ではそのガントリ部及びその他の構
成部分は省略してある。
【0013】ここで、本発明においては、上記投光器3
は、上記磁石1a,1bで発生する静磁場の磁場中心に
向けてライトマーカーを照射するように設けられてい
る。すなわち、図2に示すように、磁石1a,1bで発
生する静磁場の磁場中心軸8上の一点、例えば上側の磁
石1aの近傍に点光源から成る光源6が設けられ、その
下方にて同じく磁場中心軸8上の一点に磁場中心と目盛
線を示す十字型のスリットを有するスリット板7が設け
られている。これにより、上記光源6から発した光はス
リット板7を通って符号9に示すように拡がり、天板2
上に磁場中心と目盛線を示すライトマーカー10が照射
される。このライトマーカー10は、上記磁石1a,1
bで発生する静磁場の磁場中心軸8上にて目盛線を光で
表示するようになっている。
【0014】なお、図2において、光源6又はスリット
板7を磁場中心軸8上にて矢印A,B又はC,Dのよう
に上下に移動することにより、上記ライトマーカー10
の光で表示される目盛線の大きさを任意に可変とするこ
とができる。このとき、光源6又はスリット板7の上下
移動を適宜調整することにより、ライトマーカー10の
目盛線の一目盛を例えば2cmから4cmのように変化
させることができる。
【0015】このように構成された磁気共鳴イメージン
グ装置によれば、磁石1a,1bはオープンタイプのも
のとされており、投光器3は上記磁石1a,1bで発生
する静磁場の磁場中心軸8に沿って磁場中心に向けてラ
イトマーカー10を照射するように設けられているの
で、天板2上に被検体4を寝載したまま該天板2を磁石
1a,1b間の磁場空間内で矢印E,Fもしくは、矢印
G,Hのように適宜移動し、上記被検体4の撮影部位を
直接見ながらその撮影部位に投光器3から照射されるラ
イトマーカー10が当たるようにして停止させることに
より、上記被検体4に対し撮影部位の位置合わせを容易
且つ迅速に行うことができる。
【0016】図3は本発明の第二の実施形態を示す装置
概要図である。この実施形態は、投光器3として、点光
源から成る光源6と例えば円形の孔を有する孔付き板
7′とを組み合わせたものであり、その他の点は図2の
場合と同様である。この場合は、上記光源6から発した
光は孔付き板7′を通って符号9に示すように拡がり、
天板2上に特定領域を示すライトマーカー10′が照射
される。このライトマーカー10′は、上記磁石1a,
1bで発生する静磁場の磁場中心軸8上にて撮影領域を
含む特定領域を光で表示するようになっている。
【0017】なお、図3において、光源6又は孔付き板
7′を磁場中心軸8上にて矢印A,B又はC,Dのよう
に上下に移動することにより、上記ライトマーカー1
0′の光で表示される特定領域の大きさを任意に可変と
することができる。このとき、光源6又は孔付き板7′
の上下移動を適宜調整することにより、ライトマーカー
10′の特定領域の直径を例えば20cmから40cm
のように変化させることができる。この実施形態の場合
も、被検体4の撮影部位を直接見ながら上記被検体4に
対し撮影部位の位置合わせを容易且つ迅速に行うことが
できる。
【0018】図4は本発明の第三の実施形態を示す装置
概要図である。この実施形態は、投光器3を、上記磁石
1a,1bで発生する静磁場の磁場中心軸8に沿って磁
場中心に向けて平行光線11としてライトマーカーを照
射するように構成したものである。すなわち、投光器3
として、点光源から成る光源6と、磁場中心と目盛線を
示す十字型のスリット板7と、所定の焦点距離を有する
凸レンズ12と、この凸レンズ12からの光を反射する
平面鏡13とを組み合わせたものである。そして、上記
凸レンズ12はその焦点位置に光源6が位置するように
配置されており、該光源6を発してスリット板7を通過
した光が平行光線となるようにされている。この場合
は、スリット板7に形成された目盛線によるライトマー
カーの目盛を正確に出すことができ、被検体4に対する
撮影部位の位置合わせが正確且つ迅速に行える。
【0019】図5は本発明の第四の実施形態を示す装置
概要図である。この実施形態は、上記磁石1a,1bで
発生する静磁場の磁場中心軸8に沿って磁場中心に向け
て平行光線11としてライトマーカーを照射するように
構成した投光器3の他の例を示すものである。すなわ
ち、投光器3として、点光源から成る光源6と、磁場中
心と目盛線を示す十字型のスリット板7と、所定の焦点
距離を有し上記スリット板7を通過した光を反射する凹
面鏡14とを組み合わせたものである。そして、上記凹
面鏡14はその焦点位置に光源6が位置するように配置
されており、該光源6を発してスリット板7を通過した
光が平行光線として反射されるようになっている。この
場合も、スリット板7に形成された目盛線によるライト
マーカーの目盛を正確に出すことができ、被検体4に対
する撮影部位の位置合わせが正確且つ迅速に行える。
【0020】なお、図4及び図5のいずれの場合も、上
記スリット板7に代えて例えば円形の孔を有する孔付き
板7′を用いてもよい。この場合は、孔付き板7′に形
成された孔によるライトマーカーの特定領域の大きさを
正確に出すことができる。また、上記光源6又はスリッ
ト板7を光軸上で前後に移動させることにより、ライト
マーカーの目盛や特定領域の大きさを可変とすることが
できる。
【0021】図6は、図4又は図5の実施形態における
投光器3による光で形成されたライトマーカー10の形
を示す説明図である。この場合は、スリット板7に図6
に示すように磁場中心と目盛線を示す十字型のスリット
15と、磁場中心からの一定領域を示す円形のスリット
16とを開けることにより、磁場中心からの寸法及び磁
場空間における磁場均一度の領域を同時に示すことがで
きる。これにより、例えば手術中に撮影したい部位を迅
速且つ正確に確認して、位置合わせをすることができ
る。
【0022】図7及び図8は、本発明による磁気共鳴イ
メージング装置の具体的な構造例を示す正面図及び側面
図である。この実施例は、上側の磁石1aと下側の磁石
1bとの間に空間を置いて2本の支柱5a,5bで支持
してオープンタイプとされており、水平線に対して垂直
な静磁界を発生する垂直磁場方式のものとされている。
なお、下側の磁石1bは、床面17上に設置されてい
る。この例においては、投光器3の光源6及びスリット
板7は一方の支柱5bの近傍に設けられ、凹面鏡14が
上側の磁石1aの下面側の中心部において磁場中心軸8
上に設けられている。そして、上記光源6から発せられ
スリット板7を通った光18を上記凹面鏡14に入射さ
せ、下側の磁石1bの上面中心部に向けて平行光線11
を反射させるようになっている。この平行光線11によ
り、上記磁場中心軸8に沿って磁場中心に向けてライト
マーカー10,10′を天板2上に照射する。
【0023】図9及び図10は、本発明による磁気共鳴
イメージング装置の具体的な構造の他の例を示す正面図
及び側面図である。この実施例は、図10に示すように
床面17上で水平方向にて前後に磁石1c,1dが分か
れていて、前側の磁石1cと後側の磁石1dとの間に空
間を置いてオープンタイプとされており、水平方向に静
磁界を発生する水平磁場方式のものとされている。な
お、図9に示すように、上記磁石1c,1dの中心部に
は、天板2に寝載した被検体を挿入する開口部19が形
成されている。この例においては、投光器3の光源6及
びスリット板7並びに凸レンズ12が前側の磁石1cと
後側の磁石1dとの間の空間上部において磁場中心の真
上に設けられている。そして、上記光源6から発せられ
スリット板7を通った光は凸レンズ12によって平行光
線11とされ、この平行光線11により上記磁場中心に
向けてライトマーカー10,10′を天板2上に照射す
る。
【0024】図11及び図12は、本発明による磁気共
鳴イメージング装置の具体的な構造のさらに他の例を示
す正面図及び側面図である。この実施例は、平行に対向
した二つの磁石1a,1b間に空間を置いて片持ち式の
支柱5で支持してオープンタイプとされており、図11
に示すように被検体4を中心として矢印G,Hのように
回転すると共に、図12に示すように被検体4の対軸方
向に平行に矢印J,Kのように移動するように構成され
ている。この例においては、投光器3の光源6及びスリ
ット板7並びに凸レンズ12が一方の磁石1aの中心部
に形成された孔部20内にて磁場中心軸8上に設けられ
ている。そして、上記光源6から発せられスリット板7
を通った光は凸レンズ12によって平行光線11とさ
れ、この平行光線11により上記磁場中心軸8に沿って
磁場中心に向けてライトマーカー10,10′を照射す
る。
【0025】なお、図1〜図10の説明では、天板2及
び被検体4の垂直上方から磁場中心軸8に沿って磁場中
心に向けてライトマーカーを照射するものとしたが、本
発明はこれに限らず、上記天板2及び被検体4に対し水
平方向から磁場中心軸8に直交して磁場中心に向けてラ
イトマーカーを照射するようにしてもよい。このように
すると、被検体4が位置する磁場空間を垂直上方及び水
平方向からそれぞれライトマーカーを照射することがで
きるので、上記被検体4の周りの立体的な磁場均一度の
空間を立体的に把握することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
被検体に均一な静磁界を印加するための静磁場を発生す
るオープンタイプの静磁場発生手段を有し、天板上に寝
載された被検体に対し撮影部位の位置合わせのためにラ
イトマーカーを照射する投光器を有する磁気共鳴イメー
ジング装置において、上記投光器を、静磁場発生手段で
発生する静磁場の磁場中心に向けてライトマーカーを照
射するように設けたことにより、天板上に被検体を寝載
したまま該天板を磁石の磁場空間内で適宜移動し、上記
被検体の撮影部位を直接見ながらその撮影部位に投光器
から照射されるライトマーカーが当たるようにすること
ができる。このことから、被検体に対し撮影部位の位置
合わせを設定し直す場合にも、従来のように被検体を寝
載した天板を上記磁石から一旦手前側に引き出すことな
く、挿入したまま設定し直すことができる。従って、天
板上に寝載された被検体に対し撮影部位の位置合わせを
容易且つ迅速に行うことができる。これにより、被検体
に対する拘束時間を低減できると共に、検査のスループ
ットを向上することができる。
【0027】また、投光器で照射するライトマーカーと
して目盛線や特定領域を光で表示するようにしたものに
おいては、被検体の撮影部位に対する視野及び撮影マト
リクスなどを決めることができ、撮影部位に応じて適切
な撮影条件を設定することが容易且つ正確に行うことが
できる。
【0028】さらに、投光器を、静磁場発生手段で発生
する静磁場の磁場中心に向けて平行光線としてライトマ
ーカーを照射するように構成したものにおいては、例え
ばスリット板に形成された目盛線によるライトマーカー
の目盛を正確に出すことができ、被検体に対する撮影部
位の位置合わせが正確且つ迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気共鳴イメージング装置の実施
の形態を示す装置概要図である。
【図2】上記磁気共鳴イメージング装置における磁石及
び投光器などの位置関係を示す概略斜視図である。
【図3】本発明の第二の実施形態を示す装置概要図であ
る。
【図4】本発明の第三の実施形態を示す装置概要図であ
る。
【図5】本発明の第四の実施形態を示す装置概要図であ
る。
【図6】図4又は図5の実施形態における投光器による
光で形成されたライトマーカーの形を示す説明図であ
る。
【図7】本発明による磁気共鳴イメージング装置の具体
的な構造例を示す正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】本発明による磁気共鳴イメージング装置の具体
的な構造の他の例を示す正面図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明による磁気共鳴イメージング装置の具
体的な構造のさらに他の例を示す正面図である。
【図12】図11の側面図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d 磁石 2 天板 3 投光器 4 被検体 5,5a,5b 支柱 6 光源 7 スリット板 7′ 孔付き板 8 磁場中心軸 10,10′ ライトマーカー 11 平行光線 12 凸レンズ 13 平面鏡 14 凹面鏡

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に均一な静磁界を印加するための
    静磁場を発生するオープンタイプの静磁場発生手段と、
    この静磁場発生手段の間に被検体を挿入する天板と、こ
    の天板上に寝載された被検体に対し撮影部位の位置合わ
    せのためにライトマーカーを照射する投光器とを有し、
    核磁気共鳴現象を利用して被検体の診断部位の断層像を
    撮影する磁気共鳴イメージング装置において、上記投光
    器は、上記静磁場発生手段で発生する静磁場の磁場中心
    に向けてライトマーカーを照射するように設けたことを
    特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】 上記投光器で照射するライトマーカー
    は、静磁場発生手段で発生する静磁場の磁場中心上にて
    目盛線を光で表示するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 【請求項3】 上記投光器で照射するライトマーカー
    は、静磁場発生手段で発生する静磁場の磁場中心上にて
    撮影領域を含む特定領域を光で表示するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の磁気共鳴イメージング装
    置。
  4. 【請求項4】 上記投光器で照射するライトマーカー
    は、静磁場発生手段で発生する静磁場の磁場中心上に光
    で表示される目盛線又は特定領域の大きさを可変とする
    ようにしたことを特徴とする請求項2又は3記載の磁気
    共鳴イメージング装置。
  5. 【請求項5】 上記投光器は、静磁場発生手段で発生す
    る静磁場の磁場中心に向けて平行光線としてライトマー
    カーを照射するように構成したことを特徴とする請求項
    1,2,3又は4記載の磁気共鳴イメージング装置。
JP8287297A 1996-10-11 1996-10-11 磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH10113338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8287297A JPH10113338A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 磁気共鳴イメージング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8287297A JPH10113338A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 磁気共鳴イメージング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10113338A true JPH10113338A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17715559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8287297A Pending JPH10113338A (ja) 1996-10-11 1996-10-11 磁気共鳴イメージング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10113338A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004008398A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Hitachi Medical Corp 医療画像診断装置
JP2009501601A (ja) * 2005-07-20 2009-01-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴スペクトロスコピー
JP2009165728A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴イメージング装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004008398A (ja) * 2002-06-05 2004-01-15 Hitachi Medical Corp 医療画像診断装置
JP2009501601A (ja) * 2005-07-20 2009-01-22 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴スペクトロスコピー
JP2009165728A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 磁気共鳴イメージング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7465090B2 (en) Medical imaging installation and method for such an installation
JPH02161962A (ja) 放射線治療装置における患者の位置を測定しかつ検査する装置及びその方法
KR101900895B1 (ko) 광학 이미징 시스템의 정렬을 위한 방법 및 디바이스
JPH1043172A (ja) 断層合成撮影画像作成方法及び装置
JPS5870199A (ja) X線検査装置
JPH07327984A (ja) 放射線診断装置
CN106205268B (zh) 一种x射线模拟摄像系统和方法
US6048097A (en) X-ray examination device with a C-arm
JP2003116847A (ja) X線装置
JPH10113338A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP2000316845A (ja) X線診断装置
CN1371257A (zh) 确定进入表面下目标的方法和装置
JP3144791B2 (ja) 磁気共鳴画像診断装置
US6223068B1 (en) Compact radiology instrument
JP2001289734A (ja) 光軸出し器具
JP2004041411A (ja) Mriにおける視覚刺激呈示方法及びmri装置
JPH0562205U (ja) X線像用x線撮影装置
JPS6366532B2 (ja)
JPH067463A (ja) 放射線治療用頭部定位器の微動位置合わせ装置
JPH11128215A (ja) 放射線機器の位置決めを実施する方法および装置
JPH0928701A (ja) X線透視診断装置
JP2001190549A (ja) X線診断装置
JP4574779B2 (ja) X線ct装置
JPH0235343A (ja) 微小領域x線回折装置及びその試料セッティング方法
US3631239A (en) Specimen alignment reference apparatus for back reflection x-ray camera