JPH10112917A - 高周波同軸ケーブル端末加工装置 - Google Patents

高周波同軸ケーブル端末加工装置

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JPH10112917A
JPH10112917A JP8281871A JP28187196A JPH10112917A JP H10112917 A JPH10112917 A JP H10112917A JP 8281871 A JP8281871 A JP 8281871A JP 28187196 A JP28187196 A JP 28187196A JP H10112917 A JPH10112917 A JP H10112917A
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JP
Japan
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insulator
processing
chamfering
conductor
tapping
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Application number
JP8281871A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yasuhara
健史 安原
Takuma Takai
拓眞 高井
Kaneharu Suga
兼春 菅
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外皮シースの剥離から、絶縁体除去、フレア
加工、タップ加工、面取り加工を連続して自動的に行う
ことができる高周波同軸ケーブル端末加工装置の提供に
ある。 【解決手段】 高周波同軸ケーブル1の端面から所定の
範囲の外皮シース2を剥離する剥離機構Dと、絶縁体の
切断端面から所定量だけ絶縁体を除去すると共に外部導
体の端部を外径方向に押圧して拡開させる絶縁体除去・
フレア加工機構Fと、内部導体にねじを切ると共に内部
導体の端面外周縁の面取り加工を行うタップ加工・面取
り加工機構Mと、剥離機構Dによる加工と絶縁体除去・
フレア加工機構Fによる加工とタップ加工・面取り加工
機構Mによる加工とを切換えるための切換機構Kと、を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波同軸ケーブ
ルにコネクタを取付けるための端末加工を行う端末加工
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波同軸ケーブルには、図16に示すよ
うに、内部導体aと該内部導体aを被覆する絶縁体bと
該絶縁体bを被覆するリング状波付管からなる外部導体
cと該外部導体cを被覆する外皮シースdとを備えたも
のがあり、このケーブルの端部にコネクタを取付けて使
用される。
【0003】しかして、このケーブルの端部にコネクタ
を取付ける場合、まず、図16の(イ)に示す状態から、
図16の(ロ)に示すように、外皮シースdを端面から所
定長さだけ剥離し、さらに、図16の(ハ)に示すよう
に、絶縁体bの端部の除去、及び外部導体cの端部を拡
開させるフレア加工する必要があった。また、導通性を
向上させるために、内部導体aの開口部にねじを切るタ
ップ加工を行ったり、インピーダンス特性を安定させる
ために、内部導体aの端面外周縁の面取り加工を行った
りする場合があった。ところが、従来においては、外皮
シースdを剥離する作業は、ナイフ等を使用して手作業
で行っていた。また、絶縁体bの除去作業は、簡易な工
具により手作業で行い、これと同時に、円錐形のフレア
加工具を使用して仮フレア加工を行い、その後、絶縁体
bの除去の最終仕上げを行っていた。その為、最初の絶
縁体bの除去作業では、図16の(ハ)に示すように、フ
レア部内面に絶縁体bの残部fが残っていた。また、タ
ップ加工は、汎用のタップ、及び、タップハンドルを用
いて、手作業で行っていた。さらに、内部導体の端面外
周縁の面取り加工も、ヤスリ等を使用して、手作業で行
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来において
は、外皮シースの剥離作業、フレア加工作業、絶縁体除
去作業、タップ加工、及び、面取り加工の全てにおいて
作業能率が悪いと共に、熟練を要していた。そこで、本
発明では、絶縁体除去・フレア加工、及び、タップ加工
・面取り加工を簡単かつ確実にしかも自動的に行うこと
ができる高周波同軸ケーブル端末加工装置を提供するこ
とを一の目的とし、また、外皮シースの剥離、絶縁体除
去・フレア加工、及び、タップ加工・面取り加工のすべ
てを簡単かつ確実にしかも自動的に行うことができる高
周波同軸ケーブル端末加工装置を提供することを他の目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の一の目的を達成す
るために、本発明に係る高周波同軸ケーブル端末加工装
置は、内部導体と該内部導体を被覆する絶縁体と該絶縁
体を被覆するリング状波付管からなる外部導体と該外部
導体を被覆する外皮シースとを備えた高周波同軸ケーブ
ルにコネクタを取付けるための端末加工を行う端末加工
装置であって、上記絶縁体の切断端面から所定量の絶縁
体を切削除去すると共に外部導体の端部を外径方向に押
圧して拡開させる絶縁体除去・フレア加工機構と、上記
内部導体にねじを切ると共に該内部導体の端面外周縁の
面取り加工を行うタップ加工・面取り加工機構と、上記
絶縁体除去・フレア加工機構による加工とタップ加工・
面取り加工機構による加工とを切換えるための切換機構
と、を備えたものである。
【0006】また、上述の他の目的を達成するために、
本発明に係る高周波同軸ケーブル端末加工装置は、内部
導体と該内部導体を被覆する絶縁体と該絶縁体を被覆す
るリング状波付管からなる外部導体と該外部導体を被覆
する外皮シースとを備えた高周波同軸ケーブルにコネク
タを取付けるための端末加工を行う端末加工装置であっ
て、高周波同軸ケーブルの端面から所定の範囲の上記外
皮シースを剥離する剥離機構と、上記絶縁体の切断端面
から所定量の絶縁体を切削除去すると共に外部導体の端
部を外径方向に押圧して拡開させる絶縁体除去・フレア
加工機構と、上記内部導体にねじを切ると共に該内部導
体の端面外周縁の面取り加工を行うタップ加工・面取り
加工機構と、上記剥離機構による加工と絶縁体除去・フ
レア加工機構による加工とタップ加工・面取り加工機構
による加工とを切換えるための切換機構と、を備えたも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
【0008】図1と図2と図3は本発明に係る高周波同
軸ケーブル端末加工装置を示し、この加工装置は、高周
波同軸ケーブル1にコネクタを取付けるために、高周波
同軸ケーブル1の端末加工をするものである。ところ
で、高周波同軸ケーブル1は、図8に示すように、筒状
の内部導体3と、該内部導体3を被覆する絶縁体4と、
該絶縁体4を被覆するリング状波付管からなる外部導体
5と、該外部導体5を被覆する上記外皮シース2と、か
らなる。なお、高周波同軸ケーブル1は、外部導体5の
山部の頂点において切断されている。
【0009】しかして、この装置は、高周波同軸ケーブ
ル1の端面から所定の範囲の上記外皮シース2を剥離す
る剥離機構Dと、上記絶縁体4の切断端面から所定量だ
け切削除去すると共に外部導体5の端部を外径方向に押
圧して拡開させる絶縁体除去・フレア加工機構Fと、上
記内部導体3にねじを切ると共に該内部導体3の端面外
周縁の面取り加工を行うタップ加工・面取り加工機構M
と、剥離機構Dによる加工と絶縁体除去・フレア加工機
構Fによる加工とタップ加工・面取り加工機構Mによる
加工とを切換えるための切換機構Kと、を備えている。
【0010】剥離機構Dは、図4と図5に示す工具45を
有し、この工具45は、高周波同軸ケーブル1の端部が挿
入されるガイド筒体7と、該ガイド筒体7の先端面7a
側に付設されるL字型のシース剥離用切断刃8と、図9
に示すように、該ケーブル1の内部導体3の端面1aが
当接して外皮シース2の剥離寸法Hを規制するフランジ
状当接面29bを有する軸部材29と、を備える。
【0011】即ち、ガイド筒体7は、その内径寸法が、
端末加工される高周波同軸ケーブル1の外径寸法と同一
乃至僅かに大きく設定され、高周波同軸ケーブル1がこ
のガイド筒体7に挿入される際、その外皮シース2の外
周面が摺接する。即ち、軸ずれすることなく高周波同軸
ケーブル1をこのガイド筒体7に挿入することができ
る。また、このガイド筒体7としては、ケーブル1の外
皮シース2が摺接するので、合成樹脂から形成するのが
好ましいが金属製であってもよい。
【0012】このガイド筒体7の先端面7aには、図4
と図5等に示すように、切断刃保持枠10がボルト等にて
固着され、この切断刃保持枠10には一対の連結枠11,11
を介して上記軸受ハウジングケース9が一体に連設され
ている。切断刃保持枠10は、リング体からなり、その先
端面には、傾斜面部12が設けられ、この傾斜面部12に上
記シース剥離用切断刃8が付設されている。なお、図例
では、連結枠11は周方向に 180°ピッチで一対配設され
ているが、勿論、これに限らず、3本以上とするも自由
である。
【0013】即ち、傾斜面部12の一部に凹所13が設けら
れ、この凹所13に上記シース剥離用切断刃8を嵌合状と
して取付けている。このシース剥離用切断刃8は、図6
に示すように、傾斜面部12に沿う第1部15と、該第1部
15に対して立設される第2部16と、からなり、第1部15
は刃部15aと取付部15bとからなり、第2部16は先端が
刃部16aとされた矩形状片からなる。そして、図5に示
すように、第1部15の刃部15aと第2部16の刃部16aの
成す角度θは、シース剥離後、刃が外部導体5に当たら
ないように約85°をなし、第1部15の取付部15bには、
貫孔17が設けられ、この貫孔17に挿通される六角孔付き
ボルト等のボルト部材18(図4参照)を切断刃保持枠10
に螺着することによって、この切断刃8は切断刃保持枠
10に取付けられる。この場合、図4に示すように、ボル
ト部材18の頭部が第1部15の切欠部14内に収納状となる
のが好ましい。
【0014】ところで、傾斜面部12の傾斜角度α(図4
参照)は、例えば、5°〜10°とされ、切断刃8の第1
部15の刃部15aの傾斜角度β(図4参照)は、例えば、
20°〜30°とされる。従って、この場合、刃部15aの傾
斜面は、ガイド筒体7の軸心と直交する平面に対してα
+βの角度で傾斜している。さらに、第2部16の刃部16
aの傾斜角度γ(図6参照)は、例えば、20°〜30°と
され、第2部の刃部16aの刃先は、傾斜角度δ(ガイド
筒体7の軸心に対する角度)(図4参照)は、上述の傾
斜角度αと同一であって、例えば、5°〜10°とされ
る。
【0015】この場合、軸心方向から見て、ガイド筒体
7の孔19乃至保持枠10の孔20の内部に、切断刃8の刃部
15a,16aのコーナ部(隅部)が突出している。この突
出量は、外皮シース2の外部導体凸部の肉厚寸法の50%
〜80%とされる。一般に、連結枠11の内周面は弯曲面21
とされ該保持枠10の内周面と連続状とされる。つまり、
弯曲面21の曲率半径と保持枠10の内周面の曲率半径とは
同一に設定されるが、シース剥離用切断刃8の軸受ハウ
ジング側弯曲面21は外部導体外径と略同一でも良い。さ
らに、ガイド筒体7の基端開口部には、基端に向って順
次拡開するテーパ部19aが設けられている。これは、ケ
ーブル1の該ガイド筒体7の孔19への挿入を容易にする
ためである。
【0016】しかして、軸受ハウジングケース9は、図
5に示すように、外枠23と、該外枠23に内装される円盤
状体24と、外枠23の開口部を施蓋する蓋25と、を備え
る。外枠23は、周壁23aと円盤状の底壁23bとからな
り、底壁23bに上記連結枠11が連続形成されていると共
に、円盤状体24と図示省略のボルトにて一体化されてい
る。また、蓋25は、円盤状基板25aと、該円盤状基板25
aから突設されるボス部25bと、からなり、この蓋25の
孔部26に軸27の基端部27aが挿入固定されている。そし
て、蓋25がボルト28にて円盤状体24に固着され、外枠23
と円盤状体24と蓋25とが一体化される。この場合、外枠
23の底壁23bの内径は、連結枠11の内径と同一とされ
る。
【0017】また、軸受ハウジングケース9には、ガイ
ド筒体7側に突出する軸部材29が設けられている。即
ち、軸部材29の一端部29aが軸受32を介して該軸受ハウ
ジングケース9の円盤状体24の軸心孔30に回転自在に嵌
合されている。従って、軸部材29は、その軸心が、軸受
ハウジングケース9と保持枠10とガイド筒体7との軸心
と一致している。この場合、軸部材29の外径寸法はケー
ブル1の内部導体3の内径寸法と同一乃至僅かに小さく
設定して、この軸部材29の内部導体3内への挿入を可能
としている。即ち、この軸部材29の内部導体3内への挿
入にてケーブル1の軸心合わせが行われる。なお、軸部
材29のガイド筒体7側にはフランジが設けられ、その露
出面がガイド筒体7に挿入されるケーブル1の内部導体
3の端面1aが当接面29bとなる。つまり、この当接面
29bが、ガイド筒体7より所定寸法だけ離間してケーブ
ル1の端面1aの当接により該ケーブル1の外皮シース
の剥離寸法を規制する規制部材となる。また、この軸部
材29の長さ寸法としては、図例では、他端がガイド筒体
7に僅かに入る程度であるが、他端がガイド筒体7の基
端面7bに達する程度であってもよい。なお、この軸部
材29の他端部は、テーパ部31とされる。
【0018】しかして、軸受ハウジングケース9から突
設された軸27は、図1と図7と図8に示すように、回転
駆動機構33の回転軸部33aに挿入固定される。また、回
転駆動機構33は図7に示すように、そのモータ48が、基
板46上に立設された支持枠47に支持され、この基板46が
シリンダ49にて矢印C方向に往復動する。そして、基板
46は、基台51上にシリンダを介してリニアガイド52にガ
イドされつつ矢印C方向と直交する矢印E方向(図1参
照)の往復動が可能とされる。
【0019】ところで、ケーブル1は、クランプ機構11
5 にて保持される。即ち、クランプ機構115 は、一対の
挾持体116 ,117 と、シリンダ118 と、を備え、このシ
リンダ118 のピストンロッド 118aが一方の挾持体116
に連結され、シリンダ118 のピストンロッド 118aの伸
縮にて一方の挾持体116 がケーブル1の軸心と直交する
方向に往復動して、ケーブル1に接近した状態で、一対
の挾持体116 ,117 にてケーブル1をクランプする。ま
た、このクランプ機構115 は、上下動可能な支持体128
に支持されている。即ち、この支持体128 は上下動機構
122 を介して上下動自在とされ、ケーブル1の端部の上
下位置が調整される。なお、上下動機構122 は、シャフ
ト 122aと該シャフト 122aに螺着されるナット部材等
からなり、シャフト 122aのハンドル部123 を回転させ
ることにより支持体128 が上下動する。図2において、
120 は、挾持体116 と支持体128 との間に介在されるリ
ニアガイドであって、挾持体116 のケーブル1の軸心と
直交する方向の往復動をガイドする。
【0020】次に、絶縁体除去・フレア加工機構Fは、
図10〜図11に示すように、短円柱体57と、該短円柱体57
に螺着されて一体化される副体58と、を備えた工具55を
有し、この短円柱体57の先端面の外周縁に、軸心に関し
て180 °反対位置に一対の外刃部材59,59が突設され、
副体58の先端面に、軸心に関して180 °反対位置に一対
の内刃部材60,60が突設されている。外刃部材59,59は
内刃部材60,60より回転方向に僅かに進んでいる。
【0021】即ち、短円柱体57には、孔部61が形成さ
れ、この孔部61に、後述する駆動機構62の回転軸部63
(図1参照)に挿入固着される軸部64の端部が挿入固着
される。また、短円柱体57の先端面には、凹所66が設け
られ、この凹所66の底面に、該孔部61と連通連結される
ネジ孔65が形成されている。ところで、短円柱体57の先
端面の外周縁から突設される外刃部材59は、その先端外
縁に面取り部を有する突片からなり、外部導体5の端部
を外径方向に押圧して拡開させてフレア加工するもので
ある。
【0022】また、副体58は、円盤部67と、該円盤部67
の基端面から突設されるネジ軸68と、該円盤部67の先端
面から突設される軸部材69と、を備え、円盤部67の先端
面に上述の内刃部材60,60が突設される。なお、円盤部
67の外周面には面取部80,80が形成されている。そし
て、ネジ軸68が、短円柱体57のネジ孔65に螺着され、短
円柱体57と副体58とが一体化される。この際、副体58の
円盤部67の基端面側が、短円柱体57の凹所66に嵌合され
る。内刃部材60は、刃先71の外径側に切欠部70が形成さ
れ、外刃部材59との間に形成される周方向クリアランス
S(図3参照)が、0〜1mmとされる。ここで、周方向
クリアランスSは、外刃部材59と内刃部材60の切欠部70
の外径端との間の間隙をいう。
【0023】ところで、円盤部67の先端面には、一対の
切欠凹所72,72が形成されている。即ち、この切欠凹所
72は、内刃部材60の反時計廻り方向側に設けられ、しか
も、その底面73が傾斜面とされている。
【0024】しかして、この工具55(つまり、短円柱体
57と副体58)は、駆動機構62にて一体に軸心L2 (図10
と図11参照)廻りに回転駆動されるが、この場合の駆動
機構62は、図14に示すように、そのモータ77が、基板46
上に立設された支持枠76に支持され、この基板46がシリ
ンダ75にて矢印C方向に往復動する。そして、基板46
は、基台51上にシリンダを介してリニアガイド52にガイ
ドされつつ矢印C方向と直交する矢印E方向(図1参
照)の往復動が可能とされる。
【0025】次に、タップ加工・面取り加工機構Mは、
図15に示すように、タップ部90とバリ取り刃100 とを有
する工具91と、この工具91をその軸心廻りに回転させる
ためのタッパ機構92(図2等参照)と、を備える。この
工具91のタップ部90は、高周波同軸ケーブル1の内部導
体3にねじを切るものであり、この工具91のバリ取り刃
100 は、該ケーブル1の内部導体3の端面外周縁の面取
りを行うものである。
【0026】即ち、図15に示すように、工具91は、先端
部に上記タップ部90を有する軸部材93と、該軸部材93に
外嵌されて軸心方向にスライド可能なリング体94と、該
リング体94より基端側に配設されて該軸部材93に外嵌固
定される固定リング体95と、固定リング体95とリング体
94との間に介装されるコイルスプリングからなる弾発部
材96と、を備える。この弾発部材96にて、リング体94が
常時タップ部90側に弾発付勢されている。
【0027】具体的には、リング体94は、そのタップ部
90側の端面に、凹所97が形成され、この凹所97に、タッ
プ部90の基端98が嵌合係止している。即ち、弾発部材96
の弾発力にてタップ部90側に押圧されているリング体94
は、このタップ部90の基端98に所定の圧力にて当接して
いる。なお、タップ部90は、ねじ部90aとストレートガ
イド部90bとテーパガイド部90cとからなる。
【0028】また、リング体94のタップ部90側の端面に
は、バリ取り刃100 ,100 が突設されている。即ち、こ
のバリ取り刃100 ,100 は、上記タップ部90と一体に回
転して、上述の如く内部導体3の端面外周縁の面取り加
工を行うものである。
【0029】ところで、軸部材93の基端部は、上記タッ
パ機構92に連動連結される。タッパ機構92とは、タップ
部90の前進時に該タップ部90を上記内部導体3に進入
(螺進)する方向に回転させかつ該タップ部90の後進時
に該タップ部90を該内部導体3から後退(螺退)する方
向に回転させるものである。
【0030】このタッパ機構92は、図1〜図3に示すよ
うに、外枠101 が枠体102 に保持され、出力軸が上記工
具91の軸部材93の基端部に連動連結され、入力軸が駆動
機構103 のモータ104 に図示省略の連動連結部材を介し
て連動連結されている。即ち、駆動機構103 のモータ10
4 の回転駆動力が工具91に伝達され、この工具91のタッ
プ部90が正転したり、逆転したりする。また、正転時に
は、この工具91を前進させ、逆転時には、この工具91を
後退させる。このタッパ機構92は、例えば「アキュータ
ッパACCU412(大昭和精機株式会社製)」を用い
ることができる。
【0031】しかして、枠体102 と、駆動機構103 乃至
図示省略の連動連結部材を保持する枠体105 とは、スラ
イド体106 上に立設され、このスライド体106 がシリン
ダ機構により矢印Cの如く基板107 上をスライドする。
また、基板46はシリンダを介して、基台51上の該矢印C
と直交する矢印E方向(図1参照)に往復動する。この
図1〜図3において、109 はスライド体106 と基板46と
の間に介在されるリニアガイドである
【0032】従って、基板46と該基板46を往復動させる
シリンダとリニアガイド52等により、剥離機構Dによる
加工と絶縁体除去・フレア加工機構Fによる加工とタッ
プ加工・面取り加工機構Mによる加工とを切換えること
ができる切換機構Kを構成する。
【0033】次に、上述の如く構成された高周波同軸ケ
ーブル端末加工装置を使用して高周波同軸ケーブル1の
端末加工方法を説明する。まず、切換機構Kにて工具45
をクランプ機構115 にてクランプされているケーブル1
に対応させる位置とすると共に、軸心L1 をケーブル1
の軸心に一致させる。即ち、クランプ機構115 の上下位
置及びケーブル1の軸心を含む水平面内での矢印E方向
の位置を調整することによって、軸心L1 とケーブル1
の端部の軸心とを一致させる。そして、工具45の回転を
停止した状態で、ガイド筒体7を、その基端面7b側か
らケーブル1の端部に挿入する。
【0034】この状態で、回転駆動機構33を駆動させ、
工具45を、軸心L1 廻りに矢印Aの如く回転させつつ該
工具45をケーブル1に対して矢印B方向に押圧してゆ
く。これによって、まず、外皮シース2の端面の一部
が、内径側に突出している切断刃8の第1部15の裏面の
一部に当接し、この状態からさらに矢印A方向の回転を
与えつつ矢印B方向の送りを与えれば、外皮シース2
は、その端面の一部から第1部15の刃部15aにて切断さ
れてゆく。また、第2部16の刃部16aにて、外皮シース
2を外部導体5から外径側に離間させてゆく。この場
合、ボルト部材18の頭部が切断刃8の第1部15の切欠部
14に収納状とされているので、切断された外皮シース2
がボルト部材18に引っ掛からず、なめらかに切断されて
ゆく。
【0035】切断刃8は、傾斜面部12に取付けられてい
るので、第1部15の刃部15aによる外皮シース2の切断
線Sは、図8の仮想線のように螺旋状となる。そして、
この切断刃8の第1部15による外皮シース2の軸心に対
して所定角度に傾斜した切断と、切断刃8の第2部16に
よる外皮シース2の外部導体5からの離間(分離)と
が、ケーブル1の端面1aが軸部材29(具体的には、当
接面29b)に当接するまで順次行われる。また、この剥
離時においては、軸部材29が内部導体3内に順次挿入さ
れてゆき、軸心合わせが行われ、安定した状態で外皮シ
ース2の剥離が行える。
【0036】従って、外皮シース2は、図9に示すよう
に、その端面から所定寸法だけ剥離される。即ち、軸部
材29の当接面29bによって、外皮シース2の剥離寸法H
が規制され、この剥離寸法Hは一定となる。なお、切断
刃8の外皮シース2の切断が終了すれば、ガイド筒体7
等をケーブル1に対して矢印Bと反対方向に移動させれ
ば、図13の(イ)に示すように、外皮シース2の端部が
剥離されたケーブル1がガイド筒体7から引き抜かれ、
剥離作業が終了する。
【0037】次に、切換機構Kを駆動させて、工具55を
ケーブル1に対応させ、該工具55の軸心L2 とケーブル
1の端部の軸心とを一致させ、該駆動機構62を駆動させ
てこれによって短円柱体57及び副体58を図12の矢印のよ
うに反時計廻りに回転させつつ、該工具55をケーブル1
側へ移動させる。
【0038】従って、内刃部材60にて、絶縁体4の端面
が順次切削され、所定量のリング状部が切削される。こ
の際、図13の(ロ)に示すように、外刃部材59にて、外
部導体5の端部が外径方向に押圧されて拡開し、フレア
部79が形成される。即ち、絶縁体4の除去と、フレア部
79の形成のフレア加工とを同時に行うことができる。な
お、切削された絶縁体4の切削カスは、切欠部70乃至切
欠凹所72を介して外部に排出される。
【0039】また、この加工の際、図13の(ロ)に示す
ように、軸部材69が、内部導体3に挿入され、確実に軸
合わせがなされ、絶縁体4の除去とフレア加工を安定し
て行うことができる。なお、上述の周方向クリアランス
Sとしては、理想は0であるが、製造上0とするのは困
難であり、1mm程度となる。また、内外刃部材60,59の
加工や取り替え等を考慮した場合、この実施の形態のよ
うに、別部材として短円柱体57と副体58を夫々形成し、
短円柱体57に外刃部材59を設け、副体58に内刃部材60を
設けるのが好ましい。
【0040】次に、切換機構Kを駆動させて、工具91を
ケーブル1に対応させると共に、工具91の軸心L3 とケ
ーブル1の軸心とを一致させ、この状態で、スライド体
106をケーブル1に接近させて、工具91をケーブル1に
接近させ、この際、工具91に、駆動機構103 のモータ10
4 の回転駆動力をタッパ機構92を介して伝えて、該工具
91を回転(正転)させつつ前進させる。これによって、
タップ部90が正転しつつケーブル1の内部導体3内に進
入し、この内部導体3の内周面にねじが切られていく。
【0041】このねじ加工は、工具91のリング体94に内
部導体3の端面が当接するまで、行われ、この当接の
際、バリ取り刃100 ,100 にて、該内部導体3の端面外
周縁の面取りが行われる。リング体94は、弾発部材96に
て、タップ部90側に押圧されており、面取り加工の際、
この弾発力に抗して弾発的に逃げることができ、無理な
くこの面取り加工を行うことができる。
【0042】ねじ加工と面取り加工が終了すれば、工具
91を回転(逆転)させつつ後退させ、つまり、タップ部
90を逆転させつつ後退させて、内部導体3からタップ部
90を引き抜けば、この作業が終了する。
【0043】従って、ねじ加工と面取り加工を連続して
かつ自動的に一つの加工工程で行うことができ、この装
置にて端末加工されたケーブル1は、ねじ加工によっ
て、このケーブル1が接続される機器との導通性を高め
ることができ、また、面取り加工によって、インピーダ
ンス特性を安定させることができる。
【0044】このように、上述の如く構成された端末加
工装置によれば、外皮シース2の剥離から、絶縁体除
去、フレア加工、タップ加工、及び面取り加工を連続し
て自動的に行うことができ、極めて作業性に優れる。ま
た、上述の実施の形態では、外皮シース2の剥離から面
取り加工まで連続して行っているが、剥離機構Dのみを
分離して、外皮シース2の剥離加工のみを別工程で行う
ようにするも、タップ加工・面取り加工機構Mのみを分
離して、タップ加工及び面取り加工のみを別工程で行う
ようにしてもよい。
【0045】なお、保持枠10の傾斜角度α、切断刃8の
第1・第2部15,16の刃部15a,16aの傾斜角度β,γ
等は、ケーブル1の種類等によって変更自由であり、ま
た、ガイド筒体7の矢印B方向の押し込み速度も、ケー
ブル1の種類や切断刃8の第1・第2部15,16の刃部15
a,16aの傾斜角度β,γ等に応じて変更可能である。
【0046】また、内外刃部材60, 59の数としては、図
例では、夫々、2個設けられているが、夫々、少なくと
も1個あればよく、逆に、3個以上であってもよい。し
かしながら、外刃部材59が全周渡って形成される円錐体
形状とした場合、切削カスが外部に排出されなくなるの
で、外刃部材59の数としては、1〜複数個とするのが好
ましい。また、加工時の回転方向としては、図12に示す
ような反時計廻りに限らず、時計廻りであってもよい
が、この場合、図12のものを左右反転させる必要があ
る。つまり、回転させた際、外刃部材59が内刃部材60よ
り先に進む必要がある。
【0047】さらに、バリ取り刃100 の数としては、少
なくとも1個あればよく、自由に増減できる。また、タ
ップ部90としても、長さ寸法(全体の長さ寸法)や外径
寸法やねじ部90aの長さ寸法等を、加工する内部導体3
の内径寸法等に応じて自由に変更できる。
【0048】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0049】 請求項1記載の高周波同軸ケーブル端
末加工装置によれば、絶縁体除去・フレア加工機構によ
り絶縁体除去及びフレア加工を行うことができ、かつ、
タップ加工、面取り加工機構によりタップ加工及び面取
り加工を行うことができ、しかも、絶縁体除去、フレア
加工機構による加工と、タップ加工・面取り加工機構に
よる加工とを、切換え機構にて簡単かつ確実に切り換え
ることができるので、絶縁体除去とフレア加工に続い
て、ねじ加工と面取り加工を連続して行うことができ、
作業性に優れる。 請求項2記載の高周波同軸ケーブル端末加工装置に
よれば、剥離機構による外皮シースの剥離を行うことが
できると共に、絶縁体除去・フレア加工機構による絶縁
体除去及びフレア加工を行うことができ、かつ、タップ
加工・面取り加工機構によるタップ加工及び面取り加工
を行うことができ、しかも、剥離機構による外皮シース
剥離と、絶縁体除去・フレア加工機構による加工と、タ
ップ加工・面取り加工機構による加工とを、切換え機構
にて簡単かつ確実に切り換えることができるので、外皮
シースの剥離から、絶縁体除去、フレア加工、タップ加
工、面取り加工を連続して行うことができ、極めて作業
性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高周波同軸ケーブル端末加工装置
の平面図である。
【図2】側面図である。
【図3】背面図である。
【図4】剥離機構の要部平面図である。
【図5】剥離機構の一部断面で示す要部側面図である。
【図6】切断刃の斜視図である。
【図7】剥離機構の側面図である。
【図8】剥離機構の使用状態を示す要部平面図である。
【図9】剥離機構の使用状態を示す一部断面要部側面図
である。
【図10】絶縁体除去・フレア加工機構の要部平面図であ
る。
【図11】絶縁体除去・フレア加工機構の要部側面図であ
る。
【図12】絶縁体除去・フレア加工機構の要部正面図であ
る。
【図13】加工方法説明図である。
【図14】絶縁体除去・フレア加工機構の側面図である。
【図15】タップ加工・面取り加工機構の要部拡大平面図
である。
【図16】高周波同軸ケーブルの端末加工方法説明図であ
る。
【符号の説明】
1 高周波同軸ケーブル 2 外皮シース 3 内部導体 4 絶縁体 5 外部導体 D 剥離機構 F 絶縁体除去・フレア加工機構 K 切換機構 M タップ加工・面取り加工機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部導体と該内部導体を被覆する絶縁体
    と該絶縁体を被覆するリング状波付管からなる外部導体
    と該外部導体を被覆する外皮シースとを備えた高周波同
    軸ケーブルにコネクタを取付けるための端末加工を行う
    端末加工装置であって、上記絶縁体の切断端面から所定
    量の該絶縁体を切削除去すると共に外部導体の端部を外
    径方向に押圧して拡開させる絶縁体除去・フレア加工機
    構と、上記内部導体にねじを切ると共に該内部導体の端
    面外周縁の面取り加工を行うタップ加工・面取り加工機
    構と、上記絶縁体除去・フレア加工機構による加工とタ
    ップ加工・面取り加工機構による加工とを切換えるため
    の切換機構と、を備えたことを特徴とする高周波同軸ケ
    ーブル端末加工装置。
  2. 【請求項2】 内部導体と該内部導体を被覆する絶縁体
    と該絶縁体を被覆するリング状波付管からなる外部導体
    と該外部導体を被覆する外皮シースとを備えた高周波同
    軸ケーブルにコネクタを取付けるための端末加工を行う
    端末加工装置であって、高周波同軸ケーブルの端面から
    所定の範囲の上記外皮シースを剥離する剥離機構と、上
    記絶縁体の切断端面から所定量の該絶縁体を切削除去す
    ると共に外部導体の端部を外径方向に押圧して拡開させ
    る絶縁体除去・フレア加工機構と、上記内部導体にねじ
    を切ると共に該内部導体の端面外周縁の面取り加工を行
    うタップ加工・面取り加工機構と、上記剥離機構による
    加工と絶縁体除去・フレア加工機構による加工とタップ
    加工・面取り加工機構による加工とを切換えるための切
    換機構と、を備えたことを特徴とする高周波同軸ケーブ
    ル端末加工装置。
JP8281871A 1996-10-02 1996-10-02 高周波同軸ケーブル端末加工装置 Pending JPH10112917A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105817710A (zh) * 2016-05-24 2016-08-03 无锡职业技术学院 一种简易倒角机
CN110190563A (zh) * 2019-07-09 2019-08-30 苏州大学 一种高压电缆倒角加工装置

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CN105817710A (zh) * 2016-05-24 2016-08-03 无锡职业技术学院 一种简易倒角机
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