JPH10112282A - 四重極質量分析装置 - Google Patents

四重極質量分析装置

Info

Publication number
JPH10112282A
JPH10112282A JP8285956A JP28595696A JPH10112282A JP H10112282 A JPH10112282 A JP H10112282A JP 8285956 A JP8285956 A JP 8285956A JP 28595696 A JP28595696 A JP 28595696A JP H10112282 A JPH10112282 A JP H10112282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
mass
temperature
quadrupole mass
quadrupole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8285956A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Shimomura
学 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP8285956A priority Critical patent/JPH10112282A/ja
Publication of JPH10112282A publication Critical patent/JPH10112282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 四重極のセラミック製ホルダの発熱によるイ
オンの質量数のずれを、温度センサを使用せずに補正す
る。 【解決手段】 未知試料の測定に先立って、四重極40
に供給される電力とホルダ45の温度との関係を予め測
定し、1次のRC低域通過フィルタ回路の入出力に近似
させて定数R、Cを求め、これをメモリ31に記憶して
おく。実際の試料測定の際、CPU30は単位時間毎に
印加電圧の目標値である電圧値データを積算する。そし
て、定数R、Cを含む近似計算式によりホルダ温度を算
出し、この温度に応じた電圧の補正量を得て補正した電
圧値データをD/A変換器32に入力する。これによ
り、ロッド電極41〜44に印加される電圧は補正さ
れ、質量数のずれは解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスクロマトグラ
フ質量分析装置(GC/MS)や液体クロマトグラフ質
量分析装置(LC/MS)に利用される四重極質量分析
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、質量分析装置においてイオン分
離のために用いられる四重極質量フィルタ(QMF)の
一例を示す構成図であり、(a)は斜視図、(b)は断
面図である。この四重極質量フィルタ40は、4本の平
行なロッド電極41〜44が非導電性材料であるセラミ
ック等のホルダ45により所定の相対位置を保って配置
される構成を有する。イオン分離を行なう際には、対向
する一対のロッド電極41、42に対し正の直流電圧に
高周波電圧を重畳した(U+V・cosωt)なる電圧
が印加され、他の一対のロッド電極43、44には負の
直流電圧に先の高周波電圧の位相を180°シフトした
高周波電圧を重畳した−(U+V・cosωt)なる電
圧が印加される。
【0003】上記4本のロッド電極41〜44で囲まれ
る空間にイオン源から発射された各種イオンが長軸方向
に導入されると、電圧U及びVにより定まる特定の質量
数(m/z)を有するイオンのみが4本のロッド電極4
1〜44の中心軸近傍を反対側に通り抜け、他の質量数
を有するイオンは途中で発散してしまう。したがって、
電圧U及びVを所定の関係を保ちつつ適宜変化させるこ
とにより、四重極質量フィルタ40を通過するイオンの
質量数を小さなものから大きなものまで順に走査(質量
走査)することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の四重極質量
フィルタ40に高周波電圧(約1MHz)を印加する
と、ホルダ45が誘電損により発熱し、これによりロッ
ド電極41〜44の内接円半径r0が変化する。このた
め、計算上設定した質量数と実際に四重極質量フィルタ
40を通過する質量数とではずれが生じてしまう。そこ
で、従来の質量分析装置では、ホルダ45に近接又は密
着して設けた温度センサによりホルダ45の温度を測定
し、その温度変化に応じて印加する電圧を調整すること
により質量のずれを補正するようにしていた。
【0005】しかしながら、四重極質量フィルタ40全
体は真空ハウジング中に配置されるため、上述のように
温度センサを設けるには真空ハウジングにハーメチック
シール等を施して電線を導入しなければならず、特殊な
加工を必要としていた。また勿論、温度を測定するため
の回路を外部に設ける必要もあった。
【0006】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的とするところは、温度センサや
温度測定のための回路を設けることなく、ホルダ及び電
極棒自体の温度上昇に起因する質量数のずれを補正する
ことができる四重極質量分析装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明は、四重極質量フィルタの電極に所定
電圧を印加することにより該フィルタの長軸方向の空間
に導入されたイオンのうちの特定質量数のイオンのみを
通過させ、該通過したイオンを検出器で検出してデータ
処理を行ない質量スペクトルを得る四重極質量分析装置
において、 a)四重極質量フィルタの電極に供給される単位時間当た
りの電力を算出する電力算出手段と、 b)単位時間当たりの電力を基に四重極質量フィルタの温
度を算出し、該温度に対応した質量数のずれを補正する
ための補正量を算出する補正量算出手段と、 c)補正量に応じて補正された高周波電圧を発生する電圧
発生手段と、を備えることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る四重極質量分析装置
では、電圧発生手段は、例えば、トランスの2次側コイ
ルに四重極の各電極が接続され、その四重極に印加され
る電圧を検出する電圧検出手段を有し、その印加電圧が
所定の目標高周波電圧となるようにトランスの1次側コ
イルに供給する高周波電流を制御している。電力算出手
段は、印加電圧の目標高周波電圧の値を単位時間に渡っ
て積分することにより、単位時間内に四重極質量フィル
タの電極に供給される電力に対応した値を求める。な
お、単位時間は1回の質量走査よりも充分に長い時間に
定めることが好ましい。つまり、質量走査が繰り返し実
行される場合、1単位時間内に複数回の質量走査が実行
される。
【0009】四重極質量フィルタの電極やホルダにおけ
る熱損失は供給される電力と所定の関係を有しており、
この関係は電極及びホルダの材料や構造に依存してい
る。そこで、予め単位時間当たりの供給電力と温度との
関係を測定により求める。そして、この関係を補正量算
出手段に記憶しておき、実際の未知試料の測定の際に電
力算出手段により得た値からホルダの温度を算出し、更
にその温度に対応する電圧の補正量を求める。ホルダの
温度と電圧の補正量との関係も、既知の質量数を有する
試料を用いた測定により予め求めておくことができる。
電圧発生手段は、補正量に対応して目標高周波電圧を修
正する。この結果、電極の相対位置が変化することによ
り生じる質量数のずれが解消され、目的とする質量数を
有するイオンが四重極質量フィルタを通り抜ける。
【0010】
【発明の効果】本発明の四重極質量分析装置によれば、
四重極電極に供給される高周波電圧(電力)の値を基に
質量数のずれを補正するようにしている。このため、従
来のようにロッド電極やロッド電極を保持するホルダの
温度を直接測定する必要がないので、温度センサや温度
測定のための外部回路が不要になる。また、四重極質量
フィルタを内装する真空ハウジングに温度センサに接続
するための電線を導入するための特殊な加工も不要にな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る四重極質量分析装置の一
実施例を図1〜図3を参照して説明する。図1は、この
四重極質量分析装置の要部の構成図である。測定対象の
試料10は、イオン源12にてイオン化された後に四重
極質量フィルタ40の長軸方向の空間に導入される。四
重極質量フィルタ40の中心軸近傍を通り抜けた目的イ
オンは検出器14で検出され、その検出信号はデータ処
理部16に入力される。データ処理部16では、質量走
査により得られた検出信号を基に横軸を質量、縦軸を相
対強度とした質量スペクトルが作成され、プリンタ18
等から出力される。
【0012】四重極質量フィルタ40の二組のロッド電
極41〜44には、それぞれ(U+V・cosωt)及
び−(U+V・cosωt)なる電圧が電圧発生部20
から印加される。より詳しくは、二組のロッド電極41
〜44は、それぞれトランス24の2次側コイルL2、
L3に接続されている。トランス24の1次側コイルL1
には、発振器21、変調器22、RFアンプ23から構
成されるRF電圧発生部によりRF電流が流される。ま
た、トランス24の2次側コイルL2、L3の他端はDC
アンプ28に接続されており、それぞれ極性の反転した
直流電流(+U又は−U)が供給される。これにより、
トランス24の2次側コイルL2、L3には、互いに位相
が180°シフトした直流電圧とRF電圧とを重畳した
電圧±(U+V・cosωt)が発生する。
【0013】この電圧は整流・平滑回路25により検出
され、誤差アンプ26を介して変調器22にフィードバ
ックされると共に加算器27を介してDCアンプ28に
フィードバックされている。誤差アンプ26及び加算器
27にはD/A変換器32の出力電圧が所定の比率にて
分割して与えられており、D/A変換器32の出力電圧
を変えることによりRF電圧、直流電圧共に目的質量の
イオンのみを分離するのに適当な電圧が得られるように
なっている。D/A変換器32には、CPU30の制御
によりメモリ31から読み出され、後述のようにCPU
30において処理された電圧値データが入力される。
【0014】上記構成を有する四重極質量分析装置の実
施例の動作原理及び実際の動作を以下に説明する。この
四重極質量分析装置では、未知試料の測定に先立って、
四重極質量フィルタ40のロッド電極41〜44に供給
される電力とホルダ45の温度変化との対応関係、及
び、ホルダ45の温度変化と質量数のずれを補正するた
めの印加電圧の補正量との対応関係を予備実験により求
めておく。
【0015】いま、四重極質量フィルタ40に供給され
る電力とホルダ45での誘電損により生ずる温度変化と
の関係は、例えば、抵抗R及び容量Cをパラメータとす
る図2のような1次のRC低域通過フィルタ回路で近似
することができる。すなわち、図2の回路では入力電圧
V1と出力電圧V2との関係は次式のようになる。 V2=〔1/(1+jωC・R)〕・V1 ここで、入力電圧V1及び出力電圧V2をそれぞれ四重極
質量フィルタ40に供給される電力及びホルダ45の温
度とすると、抵抗R及び容量Cをロッド電極やホルダの
材料或いはそれらの構造に依存した値として求めること
ができる。そこで、四重極質量フィルタ40に供給され
る電力とホルダ45の温度とを予め実測することによ
り、この抵抗R及び容量Cに相当する値を算出する。な
お、四重極質量フィルタ40の構造によっては1次の低
域通過フィルタ回路ではなく2次以上の回路で近似する
方が適当な場合もあるので、測定結果に応じて適宜の次
数を選択する。このようにして得た定数R及びCの値
は、予めメモリ31に記憶しておく。
【0016】また、既知の質量数を有する試料を用い
て、ホルダ45の温度変化とその温度変化による質量数
のずれを補正するための補正量との対応関係を求めてお
く。すなわち、四重極質量フィルタ40に既知の質量数
を有する試料を導入し、質量スペクトルのスペクトルカ
ーブのピークが正しい位置(目的イオンのピークが本来
現われる位置)にくるようにRF電圧を調整し、そのと
きのRF電圧の補正量を得る。そして、四重極質量フィ
ルタ40の周囲温度を変化させ、各種温度でRF電圧の
補正量を得ることにより温度変化と電圧の補正量との対
応関係をテーブルとして完成させ、これをメモリ31に
記憶しておく。
【0017】実際の質量分析に際し、CPU30は次の
ような制御動作を行なうことにより所定の質量範囲を走
査する。すなわち、メモリ31には、本装置において測
定可能な全ての質量数のイオンに対し、各イオンが四重
極質量フィルタ40を通過する条件である電圧に対応す
る電圧値データが格納されている。CPU30は、走査
すべき質量範囲が指定されると、その範囲内の最小質量
数のイオンに対応する電圧値データをメモリ31から読
み出してD/A変換器32に与え、次には二番目に小さ
い質量数のイオンに対応する電圧値データをメモリ31
から読み出す、というように質量範囲内の最大質量数の
イオンに対応するまで順次D/A変換器32へ与える電
圧値データを更新する。これにより、電圧発生部20か
らロッド電極41〜44に印加される電圧は、図3に示
すように時間の経過に従って増加したものとなる。更
に、各質量に対する検出信号のレベルを上げるために所
定の質量範囲の走査を複数回繰り返して行なうと、印加
電圧は図3に示すように鋸波形状となる。
【0018】これと同時に、CPU30は、印加電圧を
変化させるためにメモリ31から読み出してD/A変換
器32へ与える電圧値データを単位時間(例えば1分)
に渡って積算する。上記のような質量走査が行なわれて
いるときには、この積算値は、図3において単位時間内
の電圧変化の線で囲まれる面積(図3中の斜線の範囲)
に対応した値となる。この単位時間毎の電圧値データの
積算は、一旦質量分析が開始されると、質量走査が行な
われているときのみならず質量走査が行なわれる前や質
量走査が終了した後でも常に継続される。なお、誘電損
に起因する温度変化の速度は非常に緩慢であるので、単
位時間は1回の質量走査に要する時間よりも充分に長い
時間に設定される。
【0019】CPU30は、供給電力に対応する値であ
る単位時間内の電圧値データの積算値を得ると、メモリ
31に記憶している定数R及びCを読み出し、上述した
近似計算式を用いてホルダ45の温度変化を算出する。
すなわち、従来装置のように温度センサを用いることな
くホルダ45の温度が間接的に求まる。
【0020】温度変化が求まったならば、メモリ31に
記憶している温度変化と電圧の補正量との対応関係のテ
ーブルを参照して補正量を得る。そして、指示された質
量数に対応する電圧値データをメモリ31から読み出し
てD/A変換器32に与える際に、上記補正量を加算又
は減算したデータをD/A変換器32へ送ることによ
り、電圧発生部20からロッド電極41〜44に印加さ
れる電圧を補正する。すなわち、電圧の補正量は単位時
間毎に更新されるから、D/A変換器32に与えられる
電圧値データは単位時間毎に新たに求められた補正量を
もって修正される。
【0021】なお、上記実施例では、予め既知の質量数
を有する試料を測定することによりホルダの温度変化と
電圧の補正量との対応関係を求めておき、実際の試料分
析の際にはこれを参照して補正量を得るようにしている
が、ホルダやロッド電極の膨張率を用いて温度変化量か
らロッド電極の内接円半径r0の変化量を計算し、更に
この変化量から質量数のずれを算出し、この質量数のず
れを補正した電圧値データをD/A変換器32へ入力す
るようにしてもよい。
【0022】また、上記実施例では、質量数のずれを補
正するために印加電圧を調整し、目的とする質量を有す
るイオンが四重極質量フィルタ40を通過するようにし
ていた。しかしながら、上述のように質量スペクトル上
では質量数のずれは横軸方向へのスペクトルカーブの移
動となるから、印加電圧を調整する代わりに、データ処
理部16において質量数のずれを補正するべくスペクト
ルカーブをずらす処理を行なうようにしてもよい。この
ような補正の方法は、実際に四重極質量フィルタ40を
通過するイオンの質量数自体が補正されたものとなって
いるわけではないので、任意の或る質量数を有するイオ
ンの相対強度を測定する場合には有効ではないが、所定
の質量範囲の走査を行なって質量スペクトルを得る場合
には有効である。
【0023】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえることは明らか
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の四重極質量分析装置の一実施例の要
部の構成図。
【図2】 四重極質量フィルタにおける供給電力と温度
変化との関係をモデル化するための電気回路の一例を示
す図。
【図3】 四重極質量フィルタに印加される電圧波形の
一例を示す図。
【図4】 一般的な四重極質量フィルタの構成を示す斜
視図(a)及び断面図(b)。
【符号の説明】
20…電圧発生部 21…発振器 22…変調器 23…RFアンプ 24…トランス 25…整流・平滑回路 26…誤差アンプ 27…加算器 28…DCアンプ 30…CPU 31…メモリ 32…D/A変換器 40…四重極質量フィルタ 41、42、43、44…ロッド電極 45…ホルダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四重極質量フィルタの電極に所定電圧を
    印加することにより該フィルタの長軸方向の空間に導入
    されたイオンのうちの特定質量数のイオンのみを通過さ
    せ、該通過したイオンを検出器で検出してデータ処理を
    行ない質量スペクトルを得る四重極質量分析装置におい
    て、 a)四重極質量フィルタの電極に供給される単位時間当た
    りの電力を算出する電力算出手段と、 b)単位時間当たりの電力を基に四重極質量フィルタの温
    度を算出し、該温度に対応した質量数のずれを補正する
    ための補正量を算出する補正量算出手段と、 c)補正量に応じて補正された高周波電圧を発生する電圧
    発生手段と、を備えることを特徴とする四重極質量分析
    装置。
JP8285956A 1996-10-07 1996-10-07 四重極質量分析装置 Pending JPH10112282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8285956A JPH10112282A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 四重極質量分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8285956A JPH10112282A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 四重極質量分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10112282A true JPH10112282A (ja) 1998-04-28

Family

ID=17698138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8285956A Pending JPH10112282A (ja) 1996-10-07 1996-10-07 四重極質量分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10112282A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146440A1 (ja) * 2007-05-30 2008-12-04 Shimadzu Corporation 飛行時間型質量分析装置
WO2018037440A1 (ja) * 2016-08-22 2018-03-01 株式会社島津製作所 飛行時間型質量分析装置
EP3435404A1 (en) * 2017-07-28 2019-01-30 Thermo Finnigan LLC Tuning multipole rf amplitude for ions not present in calibrant
WO2022158430A1 (ja) * 2021-01-22 2022-07-28 株式会社日立ハイテク 質量分析装置とその制御方法
WO2023013274A1 (ja) 2021-08-06 2023-02-09 株式会社日立ハイテク 質量分析装置
WO2023053296A1 (ja) * 2021-09-29 2023-04-06 株式会社島津製作所 質量分析装置および質量分析方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146440A1 (ja) * 2007-05-30 2008-12-04 Shimadzu Corporation 飛行時間型質量分析装置
US8013293B2 (en) 2007-05-30 2011-09-06 Shimadzu Corporation Time-of-flight mass spectrometer
JP4816794B2 (ja) * 2007-05-30 2011-11-16 株式会社島津製作所 飛行時間型質量分析装置
WO2018037440A1 (ja) * 2016-08-22 2018-03-01 株式会社島津製作所 飛行時間型質量分析装置
JPWO2018037440A1 (ja) * 2016-08-22 2019-01-10 株式会社島津製作所 飛行時間型質量分析装置
CN109643637A (zh) * 2016-08-22 2019-04-16 株式会社岛津制作所 飞行时间质谱分析装置
EP3435404A1 (en) * 2017-07-28 2019-01-30 Thermo Finnigan LLC Tuning multipole rf amplitude for ions not present in calibrant
CN109308989A (zh) * 2017-07-28 2019-02-05 萨默费尼根有限公司 针对校准物中不存在的离子调谐多极杆rf振幅
WO2022158430A1 (ja) * 2021-01-22 2022-07-28 株式会社日立ハイテク 質量分析装置とその制御方法
WO2023013274A1 (ja) 2021-08-06 2023-02-09 株式会社日立ハイテク 質量分析装置
WO2023053296A1 (ja) * 2021-09-29 2023-04-06 株式会社島津製作所 質量分析装置および質量分析方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3890088B2 (ja) 改良された感度のためのイオントラップ質量分析計方法および装置
US8445844B2 (en) Quadrupole mass spectrometer
EP0579935A1 (en) Quadrupole ion trap technique for ion isolation
US8368010B2 (en) Quadrupole mass spectrometer
EP0580986B1 (en) Method of operating a quadrupole trap applied to collision induced disassociation for MS/MS processes
JP2010092630A (ja) 四重極型質量分析装置
US20120286585A1 (en) High-frequency (hf) voltage supply system and method for supplying a multipole mass spectrometer with the hf ac voltage used to generate a multipole field
EP3454358B1 (en) Determining isotope ratios using mass spectrometry
US20130200256A1 (en) Mass Spectroscope and its Adjusting Method
EP0883894B1 (en) Method of operating an ion trap mass spectrometer
JPH10112282A (ja) 四重極質量分析装置
JP3279045B2 (ja) 四重極質量分析装置
JPH0542106B2 (ja)
US10345262B1 (en) Method and apparatus for analyzing a sample by high-field asymmetric waveform ion mobility-mass spectrometry
JPH0114665B2 (ja)
US4816675A (en) Quadrupole mass filter with unbalanced R.F. voltage
JP4305832B2 (ja) 多重極型質量分析計
JP2002033075A (ja) 質量分析装置
JPH06290733A (ja) 四重極質量分析計
JP5293562B2 (ja) イオントラップ質量分析装置
JP2529219B2 (ja) 質量分析計の四極質量フィルタと使用する回路
JP7480364B2 (ja) 質量分析装置とその制御方法
JP5012965B2 (ja) 四重極型質量分析装置
WO2023053296A1 (ja) 質量分析装置および質量分析方法
WO2020166111A1 (ja) 質量分析装置