JPH1011158A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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Publication number
JPH1011158A
JPH1011158A JP16453696A JP16453696A JPH1011158A JP H1011158 A JPH1011158 A JP H1011158A JP 16453696 A JP16453696 A JP 16453696A JP 16453696 A JP16453696 A JP 16453696A JP H1011158 A JPH1011158 A JP H1011158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
thermistor
characteristic thermistor
voltage
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16453696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Ishida
美孝 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP16453696A priority Critical patent/JPH1011158A/ja
Publication of JPH1011158A publication Critical patent/JPH1011158A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温時に負特性サーミスタの抵抗値上昇に伴
う低温起動特性を改善する電源装置を提供。 【解決手段】 交流電源1投入時、制御手段4によって
正特性サーミスタ22と負特性サーミスタ21とが並列
接続され、突入電流が正特性サーミスタ22と負特性サ
ーミスタ21の合成抵抗により制御され、交流電源1投
入後の突入電流が防止された後に、検出手段5が出力電
圧Voを検出して制御手段4が作動し、正特性サーミス
タ23と消磁コイル3とが直列接続されて消磁を行い、
所定の時間経過後に制御手段4が、再び負特性サーミス
タ21と正特性サーミスタ22とを並列接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置に係り、
特に、正特性サーミスタを用いた消磁手段及び負特性サ
ーミスタを用いた突入電流防止手段を設けた電源装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源装置は、図2に示すように、
負特性サーミスタ21は交流電源1ラインに挿入され、
この抵抗値によって突入電流を抑制し、電源投入後に自
己発熱による温度上昇で抵抗値が減少して低温時での影
響を受けず、この抵抗器の場合、発熱に伴う抵抗値の減
少がないため、電力損失の発生や発熱という課題があ
り、かつ突入電流を防止した後に抵抗器を短絡させる場
合、回路規模が大きくなってコストアップの課題があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の負特性サーミス
タを用いた電源装置では、負特性サーミスタ21の特性
上、低温で負特性サーミスタ21の抵抗値が必要以上に
上昇し、装置が起動するのに必要とされる以上に電流制
限を行い、起動不良を起こす課題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、低温時に負特性
サーミスタの抵抗値上昇に伴う低温起動特性を改善する
電源装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の電源装置は、入力された交流電源を整流
して直流電圧を生成する整流手段と、この整流手段の入
力側の一端及び交流電源の一端間に接続した負特性サー
ミスタと、この負特性サーミスタが接続された交流電源
の一端に一端を接続した正特性サーミスタと、上記交流
電源の他端に一端を接続した消磁コイルと、上記直流電
圧を平滑する平滑手段と、この平滑手段で平滑された直
流電圧をスイッチングするスイッチ手段と、このスイッ
チ手段でスイッチングされた直流電圧を1次巻線に入力
して2次巻線に出力電圧を送出するトランスと、このト
ランスから送出された出力電圧を検出する検出手段と、
上記交流電源が入力された時に、上記正特性サーミスタ
の他端と上記整流手段の入力側の一端とを接続して突入
電流を制御し、上記検出手段が出力電圧を検出した時
に、上記正特性サーミスタの他端と上記消磁コイルの他
端とを接続して消磁するよう制御する制御手段とで構成
されたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態によ
る電源装置を図面を参照にして説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施の形態による電源
装置の構成図である。
【0008】本発明の一実施の形態による電源装置は、
図1に示すように、入力された交流電源1を整流して直
流電圧を生成する整流手段6と、この整流手段6の入力
側の一端及び交流電源1の一端間に接続した負特性サー
ミスタ21と、この負特性サーミスタ21が接続された
交流電源1の一端に一端を接続した正特性サーミスタ2
2と、交流電源1の他端に一端を接続した消磁コイル3
と、直流電圧を平滑する平滑手段7と、この平滑手段7
で平滑された直流電圧をスイッチングするスイッチ手段
8と、このスイッチ手段8でスイッチングされた直流電
圧を1次巻線に91入力して2次巻線92に出力電圧V
oを送出するトランス9と、このトランス9から送出さ
れた出力電圧Voを検出する検出手段5と、交流電源1
が入力された時に、正特性サーミスタ22の他端と整流
手段6の入力側の一端とを接続して突入電流を制御し、
検出手段5が出力電圧Voを検出した時に、正特性サー
ミスタ22の他端と消磁コイル3の他端とを接続して消
磁するよう制御する制御手段4とで構成される。
【0009】次に、本発明の一実施の形態による電源装
置の動作を図面を参照にして説明する。
【0010】本発明の一実施の形態による電源装置の動
作は、図1に示すように、交流電源1投入時、制御手段
4によって正特性サーミスタ22と負特性サーミスタ2
1とが並列接続され、突入電流が正特性サーミスタ22
と負特性サーミスタ21の合成抵抗により制御され、交
流電源1投入後の突入電流が防止された後に、検出手段
5が出力電圧Voを検出して制御手段4が作動し、正特
性サーミスタ23と消磁コイル3とが直列接続されて消
磁を行い、所定の時間経過後に制御手段4が、再び負特
性サーミスタ21と正特性サーミスタ22とを並列接続
する。
【0011】また、突入電流を防止する正特性サーミス
タ22と負特性サーミスタ21の合成抵抗Rは、正特性
サーミスタ22の抵抗値をRp、負特性サーミスタ21
の抵抗値をRnとすると、 R=Rp・Rn/(R
p+Rn)となり、同様に、低温での合成抵抗RLは、
低温時における正特性サーミスタ22の抵抗値をRp
1、負特性サーミスタ21の抵抗値をRn1とすると、 RL=Rp1・Rn1/(Rp1+Rn1) となり、低温ではRn1の抗変化率が大きい為、Rp1
とRn1の関係を、Rp1 Rn1とすると、 RL
Rp1となり、正特性サーミスタ22の抵抗値に依存す
ることとなり、低温時で負特性サーミスタ21は抵抗変
化率が小さいため、正特性サーミスタ22を単独で使用
した場合よりも合成抵抗RLは抵抗値の上昇が少ない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電源装置
によれば、電源投入時に正特性サーミスタと負特性サー
ミスタとを並列接続し、電源投入後に負特性サーミスタ
と消磁コイルとを直列接続するため、低温時の電源起動
を改善する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電源装置の構成図
である。
【図2】従来の電源装置の構成図である。
【符号の説明】
1 交流電源 3 消磁コイル 4 制御手段 5 検出手段 6 整流手段 7 平滑手段 8 スイッチ手段 9 トランス 21 負特性サーミスタ 22 正特性サーミスタ 91 1次巻線 92 2次巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/06 8726−5H H02M 7/06 H H04N 9/29 H04N 9/29 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された交流電源を整流して直流電圧
    を生成する整流手段と、この整流手段の入力側の一端及
    び交流電源の一端間に接続した負特性サーミスタと、こ
    の負特性サーミスタが接続された交流電源の一端に一端
    を接続した正特性サーミスタと、上記交流電源の他端に
    一端を接続した消磁コイルと、上記直流電圧を平滑する
    平滑手段と、この平滑手段で平滑された直流電圧をスイ
    ッチングするスイッチ手段と、このスイッチ手段でスイ
    ッチングされた直流電圧を1次巻線に入力して2次巻線
    に出力電圧を送出するトランスと、このトランスから送
    出された出力電圧を検出する検出手段と、上記交流電源
    が入力された時に、上記正特性サーミスタの他端と上記
    整流手段の入力側の一端とを接続して突入電流を制御
    し、上記検出手段が出力電圧を検出した時に、上記正特
    性サーミスタの他端と上記消磁コイルの他端とを接続し
    て消磁するよう制御する制御手段とで構成されたことを
    特徴とする電源装置。
JP16453696A 1996-06-25 1996-06-25 電源装置 Pending JPH1011158A (ja)

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JP16453696A JPH1011158A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 電源装置

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JP16453696A JPH1011158A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 電源装置

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JPH1011158A true JPH1011158A (ja) 1998-01-16

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ID=15795030

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JP16453696A Pending JPH1011158A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 電源装置

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