JPH10111334A - 直流電圧発生器 - Google Patents

直流電圧発生器

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JPH10111334A
JPH10111334A JP8266299A JP26629996A JPH10111334A JP H10111334 A JPH10111334 A JP H10111334A JP 8266299 A JP8266299 A JP 8266299A JP 26629996 A JP26629996 A JP 26629996A JP H10111334 A JPH10111334 A JP H10111334A
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JP
Japan
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voltage
switch
insulation resistance
under test
device under
Prior art date
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JP8266299A
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English (en)
Inventor
Hideo Miura
秀夫 三浦
Tetsuya Okumura
哲哉 奥村
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Hakusan Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hakusan Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被試験機器の各種試験を適切、迅速且つ容易
に行うこと。 【解決手段】 直流電圧発生器10のアナログタイマ1
8は、電源スイッチ投入後、一定時間が経過した時点で
動作し、半導体スイッチ19のベース電流を遮断してそ
の動作を停止させるカットオフ指令を行うものであっ
て、半導体スイッチ19の動作停止によって第1の端子
としての端子A,Bから被試験機器への直流電圧発生器
電圧の印加が一定時間にコントロールされる。また、絶
縁抵抗測定スイッチS2 は、それぞれの端子a,c側か
らb,d側に切替えられることにより、直流電圧発生器
10の内部回路の影響を受けずに、絶縁抵抗測定器20
による絶縁抵抗の測定が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機器や電子機
器等の被試験機器の試験を行うために直流電圧を印加す
る直流電圧発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】通信機器や電子機器等の被試験機器の試
験を行う場合、被試験機器に対し、たとえば図2に示す
ような直流電圧発生器によって直流電圧が印加されるよ
うになっている。
【0003】すなわち、直流電圧発生器10の電源スイ
ッチ12を投入すると、直流電源11の電圧がマルチバ
イブレータ13に印加される。マルチバイブレータ13
が任意の周波数で発振すると、その出力がトランス14
によって昇圧され、整流部15により整流される。
【0004】このとき、被試験機器(図示省略)に正電
圧を印加する場合、極性切替スイッチS1 を端子a,c
側に切り替えておくことにより、端子A,Bを介して被
試験機器に正電圧が印加される。
【0005】一方、被試験機器に負電圧を印加する場
合、極性切替スイッチS1 を端子b,d側に切り替えて
おくことにより、整流部15の出力が負電圧発生部16
によって負電圧に設定され、負電圧電流増幅部17によ
って増幅された後、端子A,Bを介して被試験機器に印
加される。
【0006】このようにして被試験機器に印加される正
負の直流電圧により、被試験機器の良否又は欠陥が検査
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の被試験機器の試験方法では、電源スイッチ2を投入
している間、正又は負の直流電圧が端子A,Bより被試
験機器側に出力され続けることになる。
【0008】このため、一定時間のみ正又は負の直流電
圧を被試験機器に印加したい場合、手動で電源スイッチ
12をオン/オフして直流電圧の印加時間をコントロー
ルする必要があり、正確な時間の電圧印加ができず、適
切な被試験機器の試験を行うことができないという不具
合がある。
【0009】また、被試験機器の絶縁抵抗を測定しよう
とする場合、被試験機器を端子A,Bに接続した状態で
は、直流電圧発生器10の内部回路の影響を受けてしま
うため、直流電圧発生器10の端子A,Bから被試験機
器を取り外し、被試験機器に絶縁抵抗測定器を接続する
必要があるため、接続切替えのための作業が煩雑であ
り、迅速な測定ができないという不具合もあった。
【0010】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、被試験機器の各種試験を適切、迅速且つ容
易に行うことができる直流電圧発生器を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被試験機器の試験を行うために直流電圧を印加する直流
電圧発生器であって、直流電源からの電源を投入する電
源スイッチと、この電源スイッチによって投入された前
記直流電源からの直流電圧に基づき、任意の周波数で発
振する発振手段と、この発振手段による発振出力を整流
する整流手段と、この整流手段による整流出力の出力系
の開閉を行うスイッチング素子と、前記整流手段からの
整流出力によって作動し、一定時間経過後、前記スイッ
チング素子をオフするタイマ手段と、前記整流手段の整
流出力を負電圧に設定する負電圧設定手段と、前記整流
手段によって整流された正電圧と、前記負電圧設定手段
によって設定された負電圧との出力極性を切替える極性
切替スイッチと、この極性切替スイッチによって切替え
られた前記正電圧又は負電圧の直流電圧を前記被試験機
器側に出力する第1の端子と、前記被試験機器の絶縁抵
抗を測定するための絶縁抵抗測定器を接続する第2の端
子と、この第2の端子と前記第1の端子との間、又は前
記極性切替スイッチと前記第1の端子との間の経路を切
替える経路切替スイッチとが具備されていることを特徴
とする。
【0012】この発明では、整流手段による整流出力の
出力系側に系の開閉を行うスイッチング素子と、整流手
段からの整流出力によって作動し、一定時間経過後、ス
イッチング素子をオフするタイマ手段とを設け、タイマ
手段によって設定された時間でスイッチング素子をオフ
するようにしたので、第1の端子を介して被試験機器に
印加される直流電圧の印加時間が一定に維持される。
【0013】また、絶縁抵抗測定器によって被試験機器
の絶縁抵抗測定を行う場合、経路切替スイッチにより、
直流電圧発生器本体の内部回路の影響を受けずに、絶縁
抵抗測定が可能とされることから、絶縁抵抗測定器の接
続作業が不要となり、迅速な測定が行える。
【0014】請求項2記載の発明は、前記電源スイッチ
と前記極性切替スイッチとの間には、この極性切替スイ
ッチの切替え操作に連動して前記電源スイッチをオンさ
せる連動切替手段が具備されていることを特徴とする。
【0015】この発明では、連動切替手段により、極性
切替スイッチの切替え操作に連動して電源スイッチがオ
ンされるので、電源スイッチの投入操作が省ける。
【0016】請求項3記載の発明は、前記タイマ手段
は、タイマ設定手段によって前記スイッチング素子をオ
フするまでの時間が設定変更可能とされていることを特
徴とする。
【0017】タイマ設定手段によってタイマ手段のスイ
ッチング素子をオフするまでの時間が設定変更されるの
で、試験に合った直流電圧の印加時間の設定変更が容易
となる。
【0018】請求項4記載の発明は、前記極性切替スイ
ッチと前記経路切替スイッチとの間には、これらのスイ
ッチの切替え状態を監視する切替スイッチ監視手段が介
在されており、前記被試験機器に対する直流電圧印加試
験と前記絶縁抵抗の測定試験を行う際の切替え状態が適
切でない場合に、警告が発せられることを特徴とする。
【0019】この発明では、切替スイッチ監視手段によ
って、極性切替スイッチと経路切替スイッチとのスイッ
チの切替え状態が監視され、これらスイッチの切替え状
態が適切でない場合に警告が発せられるので、試験時に
おけるスイッチの切替えの誤りの認識が容易となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の詳細
を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する図に
おいて、図2と共通する部分には同一符号を付すものと
する。
【0021】図1は、本発明の直流電圧発生器の一実施
の形態を示すものであって、タイマ手段としてのアナロ
グタイマ18及びスイッチング素子としての半導体スイ
ッチ19が備えられている点で、従来のものとは構成が
相違する。
【0022】また、極性切替スイッチS1 の出力側に経
路切替スイッチとしての絶縁抵抗測定スイッチS2 を介
して絶縁抵抗測定器20が接続される第2の端子として
の端子C,Dが備えられている点でも、従来のものとは
構成が相違する。
【0023】すなわち、上記のアナログタイマ18は、
電源スイッチ投入後、一定時間が経過した時点で作動
し、半導体スイッチ19のベース電流を遮断してその動
作を停止させるカットオフ指令を行うものである。そし
て、半導体スイッチ19の動作停止により、第1の端子
としての端子A,Bから被試験機器(図示省略)への直
流電圧の印加が停止されることにより、被試験機器への
直流電圧の印加時間が一定となるように制御されるよう
になっている。
【0024】また、本実施の形態における絶縁抵抗測定
スイッチS2 は、それぞれの端子a,c側からb,d側
に切替えられることにより、端子A−C,B−D間の経
路が直流電圧発生器10の内部回路から隔離されるた
め、その内部回路の影響を受けずに、絶縁抵抗測定器2
0による絶縁抵抗の測定が行われるようになっている。
【0025】続いて、以上のような構成の直流電圧発生
器10の動作について説明する。まず、直流電圧発生器
10による被試験機器の試験を行う場合、絶縁抵抗測定
器20を端子C,Dに接続しておくとともに、絶縁抵抗
測定スイッチS2 を端子a,c側に切替えておく。これ
により、直流電圧発生器10と絶縁抵抗測定器20と
は、共に影響を及ぼさない状態で接続されることにな
る。
【0026】そして、被試験機器に対して正電圧を印加
する場合、まず極性切替スイッチS1 を端子a,c側に
切り替えておく。
【0027】この状態で、直流電圧発生器10の電源ス
イッチ12を投入すると、直流電源11の電圧が発振手
段としてのマルチバイブレータ13に印加される。マル
チバイブレータ13が任意の周波数で発振すると、その
出力がトランス14によって昇圧され、整流手段として
の整流部15により整流される。
【0028】整流部15の出力がアナログタイマ18に
印加され、アナログタイマ18が作動を開始すると同時
に、半導体スイッチ19もオン状態となり、端子A,B
から被試験機器に正電圧が印加される。
【0029】そして、アナログタイマ18は、一定時間
が経過すると、半導体スイッチ19のベース電流を遮断
してその動作を停止させる。これにより、端子A,Bか
らの被試験機器への正電圧の印加が停止される。このと
き、被試験機器への正電圧の印加時間がアナログタイマ
18によって設定されている時間によって制御される。
【0030】これに対し、被試験機器に負電圧を印加す
る場合、極性切替スイッチS1 を端子b,d側に切り替
えておく。
【0031】この状態で、上述したように、電源スイッ
チ12を投入すると、直流電源11の電圧がマルチバイ
ブレータ13に印加される。マルチバイブレータ13が
任意の周波数で発振すると、その出力がトランス14に
よって昇圧され、整流部15により整流される。
【0032】このとき、整流部15の出力が負電圧設定
手段としての負電圧発生部16によって負電圧に設定さ
れ、負電圧電流増幅部17によって増幅される。
【0033】またこのとき、整流部15の出力がアナロ
グタイマ18に印加され、アナログタイマ18が作動を
開始すると同時に、半導体スイッチ19のオン動作によ
り、負電圧電流増幅部17によって増幅され負電圧が端
子A,Bを介して被試験機器に印加される。
【0034】そして、アナログタイマ18は、一定時間
が経過すると、半導体スイッチ19のベース電流を遮断
してその動作を停止させる。これにより、端子A,Bか
らの被試験機器への負電圧の印加が停止される。このと
き、被試験機器への負電圧の印加時間は、上述したアナ
ログタイマ18によって設定されている時間であって、
正電圧の印加と同じである。
【0035】一方、被試験機器の絶縁抵抗の測定を行う
場合には、絶縁抵抗測定スイッチS2 をb,d側に切替
える。これにより、端子A−C,B−D間の経路が直流
電圧発生器10の内部回路から隔離されるため、その内
部回路の影響を受けずに、絶縁抵抗測定器20による絶
縁抵抗の測定が可能となる。
【0036】このように、この実施の形態では、整流部
15による整流出力の出力系側に系の開閉を行う半導体
スイッチ19と、整流部15からの整流出力によって作
動し、一定時間経過後、半導体スイッチ19をオフする
アナログタイマ18とを設け、アナログタイマ18によ
って設定された時間で半導体スイッチ19をオフするよ
うにしたので、端子A,Bを介して被試験機器に印加さ
れる直流電圧の印加時間が一定に維持される。
【0037】また、絶縁抵抗測定器20によって被試験
機器の絶縁抵抗測定を行う場合、絶縁抵抗測定スイッチ
S2 の切替え操作により、直流電圧発生器10の内部回
路の影響を受けずに、絶縁抵抗測定が可能とされること
から、直流電圧発生器10の取外し作業と絶縁抵抗測定
器20の接続作業とが不要となり、迅速な測定が行え
る。
【0038】図2は、図1の直流電圧発生器10の構成
を変えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0039】この実施の形態では、極性切替スイッチS
1 の切替えに連動して電源スイッチ12をオン/オフす
る連動切替手段としての連動切替部30が設けられてい
る。
【0040】すなわち、被試験機器に対して正電圧又は
負電圧を印加する場合、上述したように、極性切替スイ
ッチS1 の切替えが行われるため、この切替え時に連動
切替制御部30によって電源スイッチ12が再度オンさ
れ、正電圧の印加から負電圧の印加が電源スイッチ12
の操作を行うことなく続行されるようになっている。
【0041】したがって、この実施の形態では、被試験
機器に対しての正電圧から負電圧の印加の切替時に電源
スイッチ12の操作が省かれるので、被試験機器の試験
がさらに迅速に行われる。
【0042】図3は、図1の直流電圧発生器10の構成
を変えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0043】この実施の形態では、アナログタイマ18
における設定時間を変更するためのタイマ設定手段とし
てのタイマ設定部31が設けられている。
【0044】すなわち、アナログタイマ18は、上述し
たように、電源スイッチ12が投入された後、一定時間
が経過した時点で、半導体スイッチ19のベース電流を
遮断することにより、被試験機器への正電圧又は負電圧
の直流電圧の印加時間を一定にするものであるが、タイ
マ設定部31の操作によってアナログタイマ18の設定
時間の変更が可能とされることにより、印加時間の一定
の度合いの変更が容易となる。
【0045】したがって、この実施の形態では、タイマ
設定部31の操作によってアナログタイマ18の設定時
間の変更が可能とされるため、被試験機器への直流電圧
の印加時間を任意に変更することができ、試験に合った
直流電圧の印加時間の設定変更が容易となる。
【0046】図4は、図1の直流電圧発生器10の構成
を変えた場合の他の実施の形態を示すものである。
【0047】この実施の形態では、極性切替スイッチS
1 と絶縁抵抗測定スイッチS2 との切替え状態を監視す
る切替スイッチ監視部32と、ブザーやランプ等によっ
て構成される警告発生部33とが設けられている。ま
た、これら切替スイッチ監視部32及び警告発生部33
は、切替スイッチ監視手段を構成している。
【0048】すなわち、被試験機器への直流電圧の印加
試験を行うとき、絶縁抵抗測定スイッチS2 が端子b,
d側に切替えられている状態では、端子A,Bからの被
試験機器への直流電圧の印加が行われない。
【0049】この場合、切替スイッチ監視部32によっ
てこれら極性切替スイッチS1 と絶縁抵抗測定スイッチ
S2 との切替え状態が適切でないと判断され、警告発生
部33から警告音又は警告光が発せられるようになって
いる。
【0050】これにより、切替え状態の誤りが認識でき
るため、再度、絶縁抵抗測定スイッチS2 を切替えるこ
とにより、被試験機器への直流電圧の印加試験が迅速に
行われる。
【0051】また、絶縁抵抗測定器20による絶縁抵抗
の測定を行うとき、絶縁抵抗測定スイッチS2 の切替え
を忘れた場合であっても、同様に、切替スイッチ監視部
32によって絶縁抵抗測定スイッチS2 の切替え状態が
不適切と判断され、警告発生部33から警告音又は警告
光が発せられるため、絶縁抵抗測定スイッチS2 の切替
えの誤りを認識することができ、絶縁抵抗測定器20に
よる被試験機器の絶縁抵抗の測定が迅速に行われる。
【0052】このように、この実施の形態では、切替ス
イッチ監視部32によって、極性切替スイッチS1 と絶
縁抵抗測定スイッチS2 との切替え状態が監視され、こ
れらスイッチの切替え状態が適切でない場合に、警告発
生部33から警告音又は警告光が発せられるので、試験
時におけるスイッチの切替えの誤りの認識が容易とな
り、試験の迅速化が図れる。
【0053】なお、以上の各実施の形態では、連動切替
部30、タイマ設定部31、切替スイッチ監視部32及
び警告発生部33をそれぞれ個別に設けた場合について
説明したが、この例に限らず、これらの構成要素を適宜
組み合わせて直流電圧発生器10を構成するようにして
もよい。
【0054】また、以上の各実施の形態では、本発明の
直流電圧発生器を、通信機器や電子機器等の被試験機器
の試験を行うために適用した場合について説明したが、
この例に限らず、通信回路系の障害診断を目的とする切
替回路の試験に用いるようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の直流電圧
発生器によれば、整流手段による整流出力の出力系側に
系の開閉を行うスイッチング素子と、整流手段からの整
流出力によって作動し、一定時間経過後、スイッチング
素子をオフするタイマ手段とを設け、タイマ手段によっ
て設定された時間でスイッチング素子をオフするように
したので、第1の端子を介して被試験機器に印加される
直流電圧の印加時間が一定に維持される。
【0056】また、絶縁抵抗測定器によって被試験機器
の絶縁抵抗測定を行う場合、経路切替スイッチにより、
直流電圧発生器本体の内部回路の影響を受けずに、絶縁
抵抗測定が可能とされることから、絶縁抵抗測定器の接
続作業が不要となり、迅速な測定が行える。したがっ
て、被試験機器の各種試験を適切、迅速且つ容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直流電圧発生器の一実施の形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1の直流電圧発生器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】図1の直流電圧発生器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示すブロック図である。
【図4】図1の直流電圧発生器の構成を変えた場合の他
の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】従来の直流電圧発生器を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 直流電圧発生器 11 直流電源 12 電源スイッチ 13 マルチバイブレータ 14 トランス 15 整流部 16 負電圧発生部 17 負電圧電流増幅部 18 アナログタイマ 19 半導体スイッチ 10 絶縁抵抗測定器 30 連動切替制御部 31 タイマ設定部 32 切替スイッチ監視部 33 警告発生部 S1 極性切替スイッチ S2 絶縁抵抗測定スイッチ A,B,C,D 端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02M 3/28 H02M 3/28 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験機器の試験を行うために直流電圧
    を印加する直流電圧発生器であって、 直流電源からの電源を投入する電源スイッチと、 この電源スイッチによって投入された前記直流電源から
    の直流電圧に基づき、任意の周波数で発振する発振手段
    と、 この発振手段による発振出力を整流する整流手段と、 この整流手段による整流出力の出力系の開閉を行うスイ
    ッチング素子と、 前記整流手段からの整流出力によって作動し、一定時間
    経過後、前記スイッチング素子をオフするタイマ手段
    と、 前記整流手段の整流出力を負電圧に設定する負電圧設定
    手段と、 前記整流手段によって整流された正電圧と、前記負電圧
    設定手段によって設定された負電圧との出力極性を切替
    える極性切替スイッチと、 この極性切替スイッチによって切替えられた前記正電圧
    又は負電圧の直流電圧を前記被試験機器側に出力する第
    1の端子と、 前記被試験機器の絶縁抵抗を測定するための絶縁抵抗測
    定器を接続する第2の端子と、 この第2の端子と前記第1の端子との間、又は前記極性
    切替スイッチと前記第1の端子との間の経路を切替える
    経路切替スイッチとが具備されていることを特徴とする
    直流電圧発生器。
  2. 【請求項2】 前記電源スイッチと前記極性切替スイッ
    チとの間には、この極性切替スイッチの切替え操作に連
    動して前記電源スイッチをオンさせる連動切替手段が具
    備されていることを特徴とする請求項1記載の直流電圧
    発生器。
  3. 【請求項3】 前記タイマ手段は、タイマ設定手段によ
    って前記スイッチング素子をオフするまでの時間が設定
    変更可能とされていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の直流電圧発生器。
  4. 【請求項4】 前記極性切替スイッチと前記経路切替ス
    イッチとの間には、これらのスイッチの切替え状態を監
    視する切替スイッチ監視手段が介在されており、前記被
    試験機器に対する直流電圧印加試験と前記絶縁抵抗の測
    定試験を行う際の切替え状態が適切でない場合に、警告
    が発せられることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の直流電圧発生器。
JP8266299A 1996-10-07 1996-10-07 直流電圧発生器 Pending JPH10111334A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005069470A1 (en) * 2004-01-14 2005-07-28 Euicheol Nho Sag-swell and outage generator for performance test of custom power devices
CN102798782A (zh) * 2012-08-13 2012-11-28 伍俊 一种高压绝缘电阻监测报警仪

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