JPH10110607A - 機関弁用スプリングリテーナおよび予備成形品製造装置 - Google Patents

機関弁用スプリングリテーナおよび予備成形品製造装置

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JPH10110607A
JPH10110607A JP26608796A JP26608796A JPH10110607A JP H10110607 A JPH10110607 A JP H10110607A JP 26608796 A JP26608796 A JP 26608796A JP 26608796 A JP26608796 A JP 26608796A JP H10110607 A JPH10110607 A JP H10110607A
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澄夫 田川
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政弘 沢井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機関弁のステムの上端部に装着された二つ割り
コッタを嵌合せしめるテーパ孔を有する連結筒部と、機
関弁を閉弁方向に付勢するコイル状のスプリングの上端
部をガイドすべく前記連結筒部よりも大径にして該連結
筒部の上端に同軸に連なるガイド筒部と、前記スプリン
グの上端を受けるべくガイド筒部の上端部から半径方向
外方に張出す鍔部とを有して、鍛造成形されて成る機関
弁用スプリングリテーナにおいて、軽量化を容易に図り
得るようにする。 【解決手段】ガイド筒部14bの上面に、該ガイド筒部
14bと略同軸である環状の肉抜き凹部23が形成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関において
機関弁を閉弁方向に付勢するスプリングの上端を受ける
べく、機関弁のステムの上端部に二つ割りコッタを介し
て固定される機関弁用スプリングリテーナ、ならびにそ
のスプリングリテーナを最終的に得る前の予備成形品を
冷間鍛造により得るための予備成形品製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるスプリングリテーナは、た
とえば特公平5−36604号公報等により既に知られ
ているが、このようなスプリングリテーナは、動弁負荷
を軽減するためには軽量であることが望ましく、上記公
報で開示されるようにアルミニウム合金でスプリングリ
テーナを成形したり、チタンを材料として用いて軽量化
を図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようにアルミニウム合金やチタン等の比較的高価な材料
による材料置換で軽量化を図るのでは、スプリングリテ
ーナの製造コストが高くつくことになる。そこで、安価
な材料を用いた鍛造成形によるスプリングリテーナでも
軽量化を図り得るようにすることが望まれる。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、鍛造成形による軽量化を容易に図り得るよう
にした機関弁用スプリングリテーナを提供することを目
的とするとともに、そのスプリングリテーナを得る前の
予備成形品を冷間鍛造するのに適した予備成形品製造装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、機関弁のステムの上端部に装着された二つ割りコ
ッタを嵌合せしめるテーパ孔を有する連結筒部と、機関
弁を閉弁方向に付勢するコイル状のスプリングの上端部
をガイドすべく前記連結筒部よりも大径にして該連結筒
部の上端に同軸に連なるガイド筒部と、前記スプリング
の上端を受けるべくガイド筒部の上端部から半径方向外
方に張出す鍔部とを有して、鍛造成形されて成る機関弁
用スプリングリテーナにおいて、ガイド筒部の上面に、
該ガイド筒部と略同軸である環状の肉抜き凹部が形成さ
れる。
【0006】かかる構成によれば、鍛造成形時に肉抜き
凹部を形成することは容易であり、その肉抜き凹部によ
りスプリングリテーナの軽量化を図ることが可能とな
り、しかも肉抜き凹部は、鍔部よりも厚肉であるガイド
筒部の上面に形成されるので肉抜き凹部の形成によりス
プリングリテーナの強度上問題が生じることはない。
【0007】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の機関弁用スプリングリテーナを得る前に肉
抜き凹部を有した予備成形品を冷間鍛造により製造する
ための予備成形品製造装置であって、共働して冷間鍛造
を行なうための下型および上型を備え、上型が、肉抜き
凹部を形成するための環状突起を下面に有する第1上型
と、スプリングリテーナの内面形状にほぼ対応した外形
を有して第1上型の中央部に嵌合される第2上型とから
成る分割型として構成される。
【0008】このような構成によれば、第1上型による
肉抜き凹部の形成時に、該肉抜き凹部よりも半径方向内
方側で、第1および第2上型と予備成形品を形成するた
めの素材とで囲まれる空間の空気を、第1および第2上
型間に生じる環状の間隙から逃がすようにして、肉抜き
凹部よりも内方側の予備成形品の形状を第1および第2
上型で正確に定めることができる。
【0009】さらに請求項3記載の発明によれば、第1
上型に、前記予備成形品の上面外周縁を規制する環状の
規制壁が設けられ、これにより、環状突起による肉抜き
凹部の形成時に肉抜き凹部の外方側で予備成形品を形成
するための素材の肉が外方に自由に流れてしまうことを
規制し、スプリングリテーナの上面形状を第1上型の下
面形状に確実に対応させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0011】図1ないし図5は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は本発明を適用した内燃機関の動弁装
置を示す縦断面図、図2はスプリングリテーナの拡大縦
断面図、図3はスプリングリテーナの冷間鍛造過程を順
次示す図、図4は環状凹部形成時の金型の縦断面図、図
5は図4の5矢示部拡大図である。
【0012】先ず図1において、たとえば自動二輪車に
搭載される内燃機関のシリンダブロックCBにはシリン
ダヘッドCHが結合され、シリンダブロックCBに摺動
可能に嵌合されているピストン7とシリンダヘッドCH
との間に燃焼室8が形成される。シリンダヘッドCHに
は、前記燃焼室8の天井面に開口するようにして排気弁
口9が設けられるとともに、排気弁口9に通じる排気ポ
ート10が設けられており、排気弁口9を開閉可能な機
関弁としての排気弁Vのステム11は、シリンダヘッド
CHに圧入されたガイド筒12に摺動自在に嵌合され
る。
【0013】ガイド筒12から上方に突出したステム1
1の上端部には、二つ割りコッタ13を介してスプリン
グリテーナ14が固定されており、このスプリングリテ
ーナ14と、シリンダヘッドCHの上面に当接支持され
たばね受部材15との間に、ステム11を囲繞するコイ
ル状のスプリング16が設けられ、スプリングリテーナ
14すなわち排気弁Vが該スプリング16により閉弁方
向に弾発付勢される。
【0014】スプリング16の上部およびスプリングリ
テーナ14は、上端を閉塞した有底円筒状のリフタ18
で覆われており、該リフタ18は、シリンダヘッドCH
に設けられているガイド部17に摺動自在に嵌合され
る。このリフタ18の閉塞端内面には、ステム11の上
端に設けられた拡径部11aに当接する突部18aが突
設されており、スプリング16により上方に向けて弾発
付勢されるリフタ18の閉塞端外面に、動弁カム19が
摺接される。これにより排気弁Vは、動弁カム19のカ
ムプロフィルに応じた動弁特性で開閉駆動される。
【0015】図2において、スプリングリテーナ14
は、連結筒部14aと、該連結筒部14aの上端に同軸
に連なるガイド筒部14bと、ガイド筒部14bの上端
から半径方向外方に張出す鍔部14cとを有して、鉄系
金属の冷間鍛造により形成されるものである。
【0016】連結筒部14aは、下方に向うにつれて小
径となるテーパ孔20を同軸に有するものであり、この
テーパ孔20に、排気弁Vにおけるステム11の上端部
に係合、装着される二つ割りコッタ13が上方から嵌合
され、それによりステム11の上端部にスプリングリテ
ーナ14が固定されることになる。
【0017】ガイド筒部14bは、その軸方向に沿う厚
みを比較的大にするとともに外径を連結筒部14aの外
径よりも大として該連結筒部14aの上端に連なるもの
であり、このガイド筒部14bには、ステム11の上端
の拡径部11aを嵌合せしめるべくテーパ孔20の大径
端(上端)よりも大径に形成される嵌合孔21が設けら
れ、テーパ孔20の大径端および嵌合孔21間には上方
に臨む環状の段部22が形成される。
【0018】鍔部14cは、ガイド筒部14bの軸方向
に沿う肉厚よりも薄肉にしてガイド筒部14bの上端か
ら半径方向外方に張出すようにしてガイド筒部14bに
連設されており、ガイド筒部14bおよび鍔部14cの
上面は段差なく面一に連なる。
【0019】ガイド筒部14bは、スプリング16の上
端部をガイドすべく該スプリング16の上端部に挿入さ
れており、該スプリング16の上端は、鍔部14cの下
面で受けられる。
【0020】しかもスプリングリテーナ14におけるガ
イド筒部14bの上面には、ガイド筒部14bと略同軸
である環状の肉抜き凹部23が形成される。
【0021】このようなスプリングリテーナ14は、図
3の(a)〜(e)で示す冷間鍛造過程を経て得られる
ものであり、その冷間鍛造過程を順次説明すると、先ず
図3(a)で示すブロック状の鉄形金属から成る素材2
5が準備され、その素材25に第1番目の冷間鍛造を施
すことにより、図3(b)で示すように、上面に開口し
た凹部29を有する第1の予備成形品26が得られる。
第1の予備成形品26に第2番目の冷間鍛造が施される
ことにより、図3(c)で示すように、前記凹部29よ
りも深い凹部30を有する第2の予備成形品27が得ら
れ、その後の第3番目の冷間鍛造が第2の予備成形品2
7に施されることにより、図3(d)で示すように第3
の予備成形品28が得られる。この第3番目の冷間鍛造
により得られた第3の予備成形品28には、スプリング
リテーナ14が有するテーパ孔20にほぼ対応するテー
パ孔部20′に段部22を介して嵌合孔21が連なって
成る凹部31と、環状である肉抜き凹部23と、スプリ
ングリテーナ14の鍔部14cにほぼ対応するが該鍔部
14cよりも大径である鍔部14c′と、前記テーパ孔
部20′の下端を閉塞して下方に突出する突部28aと
が形成される。而して第3の予備成形品28には最終的
なトリミング加工が施され、第3の予備成形品28か
ら、鍔部14c′の外周縁部が除去されるとともに、テ
ーパ孔部20′の下端を開放してテーパ孔20を形成す
るように突部28aが除去されることにより、図3
(e)で示すように、スプリングリテーナ14が最終的
に得られることになる。
【0022】第3の予備成形品28を得るための製造装
置は、図4および図5で示すように、相互に共働して冷
間鍛造を行なうための下型32および上型33を備える
ものであり、上型33は、肉抜き凹部23を形成するた
めの環状突起37を下面に有する第1上型34と、スプ
リングリテーナ14の内面形状にほぼ対応した外形を有
した棒状にして第1上型34の中央部に嵌合される第2
上型35とから成る分割型として構成され、第1および
第2上型34,35間には、空気の流通を許容する程度
の微小間隙36が環状に形成される。また第1上型34
には、第3の予備成形品28の上面外周縁を規制する環
状の規制壁38が設けられている。
【0023】下型32には、スプリングリテーナ14に
おけるガイド筒部14bの外面形状に対応して下型32
の上面に開口する孔39と、スプリングリテーナ14に
おける連結筒部14aの外面形状に対応して前記孔39
の下端に同軸に連なる孔40と、第3の予備成形品28
における突部28aの外面形状に対応して前記孔40の
下端に同軸に連なるとともに下端が閉塞された穴41と
が、相互間に段差を介在させて設けられている。しかも
下型32および上型33による冷間鍛造成形時に上型3
3が下降限まで下降した状態で、第1上型34の規制壁
38よりも外方側の下面と、下型32の上面との間には
所定の間隙が形成されるように設定されている。
【0024】次にこの実施例の作用について説明する
と、スプリングリテーナ14の上面には、その冷間鍛造
成形時に環状の肉抜き凹部23が形成されるものであ
り、スプリングリテーナ14への旋削加工を施すことな
しに形成した肉抜き凹部23により、スプリングリテー
ナ14の軽量化を図ることが可能となる。しかも肉抜き
凹部23は、スプリングリテーナ14において鍔部14
cよりも厚肉であるガイド筒部14bの上面に形成され
るものであり、肉抜き凹部23の形成によりスプリング
リテーナ14の強度上問題が生じることはない。
【0025】またスプリングリテーナ14を最終的に得
る前の第3の予備成形品28を得るための予備成形品製
造装置において、下型32と共働して冷間鍛造を行なう
上型33が、肉抜き凹部23を形成するための環状突起
37を下面に有する第1上型34と、第1上型34の中
央部に嵌合される第2上型35とから成る分割型として
構成されており、空気の流通を許容する程度の微小間隙
36が第1および第2上型34,35間に環状に形成さ
れている。したがって環状突起37によって肉抜き凹部
23を形成するときに、肉抜き凹部23よりも半径方向
内方側で、第1および第2上型33,34と第3の予備
成形品28を形成するための素材である第2の予備成形
品27とで囲まれる空間の空気を、前記微小間隙36か
ら逃がすことができ、肉抜き凹部23よりも内方側での
第3の予備成形品28の形状を第1および第2上型3
4,35で正確に定めることができる。
【0026】さらに、第1上型34には、第3の予備成
形品28の上面外周縁を規制する環状の規制壁38が設
けられているので、環状突起37で形成される肉抜き凹
部23の外方側で、第3の予備成形品28を形成するた
めの素材である第2の予備成形品27の肉が外方に自由
に流れてしまうことが規制される。
【0027】ここで、規制壁38がない場合を想定する
と、第1上型34および下型32間で第2の予備成形品
27が挟まれたときにその予備成形品27の肉が半径方
向外方に自由に流れてしまうことにより、肉抜き凹部2
3の外周側が図5の鎖線で示すように乱れてしまう。ま
た下型32の孔39の上縁よりも内方側では予備成形品
27の肉が比較的強く挟まれるのに対して、孔39の上
縁よりも外方側で肉の外方側への流れが自由に起こるこ
とにより、孔39の上縁にほぼ対応する位置で第3の予
備成形品28の上面にしわ42が生じてしまうのであ
り、肉抜き凹部23の外方側で肉が外方に自由に流れて
しまうことを規制壁38で規制することにより、そのよ
うな肉抜き凹部23の外周側形状に乱れが生じたり、し
わ42が発生することを防止して、スプリングリテーナ
14の上面形状を第1上型34の下面形状に確実に対応
させることができる。
【0028】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、鍛造成形時に肉抜き凹部を容易に形成するようにし
てスプリングリテーナの軽量化を図ることができ、しか
も肉抜き凹部の形成によりスプリングリテーナの強度上
問題が生じることを回避することができる。
【0030】また請求項2記載の発明によれば、第1上
型による肉抜き凹部の形成時に、該肉抜き凹部よりも半
径方向内方側での空気が閉じ込められることを防止し
て、肉抜き凹部よりも内方側の予備成形品の形状を第1
および第2上型で正確に定めることができる。
【0031】さらに請求項3記載の発明によれば、環状
突起による肉抜き凹部の形成時に肉抜き凹部の外方側で
予備成形品を形成するための素材の肉が外方に自由に流
れてしまうことを規制し、スプリングリテーナの上面形
状を第1上型の下面形状に確実に対応させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した内燃機関の動弁装置を示す縦
断面図である。
【図2】スプリングリテーナの拡大縦断面図である。
【図3】スプリングリテーナの冷間鍛造過程を順次示す
図である。
【図4】環状凹部形成時の金型の縦断面図である。
【図5】図4の5矢示部拡大図である。
【符号の説明】
11・・・ステム 13・・・二つ割りコッタ 14・・・スプリングリテーナ 14a・・・連結筒部 14b・・・ガイド筒部 14c・・・鍔部 16・・・スプリング 20・・・テーパ孔 23・・・肉抜き凹部 28・・・予備成形品 32・・・下型 33・・・上型 34・・・第1上型 35・・・第2上型 37・・・環状突起 38・・・規制壁 V・・・機関弁としての排気弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沢井 政弘 富山県婦負郡婦中町地角540−1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関弁(V)のステム(11)の上端部
    に装着された二つ割りコッタ(13)を嵌合せしめるテ
    ーパ孔(20)を有する連結筒部(14a)と、機関弁
    (V)を閉弁方向に付勢するコイル状のスプリング(1
    6)の上端部をガイドすべく前記連結筒部(14a)よ
    りも大径にして該連結筒部(14a)の上端に同軸に連
    なるガイド筒部(14b)と、前記スプリング(16)
    の上端を受けるべくガイド筒部(14b)の上端部から
    半径方向外方に張出す鍔部(14c)とを有して、鍛造
    成形されて成る機関弁用スプリングリテーナにおいて、
    ガイド筒部(14b)の上面に、該ガイド筒部(14
    b)と略同軸である環状の肉抜き凹部(23)が形成さ
    れることを特徴とする機関弁用スプリングリテーナ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の機関弁用スプリング
    リテーナを得る前に肉抜き凹部(23)を有した予備成
    形品(28)を冷間鍛造により製造するための予備成形
    品製造装置であって、共働して冷間鍛造を行なうための
    下型(32)および上型(33)を備え、上型(33)
    が、肉抜き凹部(23)を形成するための環状突起(3
    7)を下面に有する第1上型(34)と、スプリングリ
    テーナ(14)の内面形状にほぼ対応した外形を有して
    第1上型(34)の中央部に嵌合される第2上型(3
    5)とから成る分割型として構成されることを特徴とす
    る予備成形品製造装置。
  3. 【請求項3】 第1上型(34)に、前記予備成形品
    (28)の上面外周縁を規制する環状の規制壁(38)
    が設けられることを特徴とする請求項2記載の予備成形
    品製造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125383A (ja) * 2004-09-29 2006-05-18 Honda Motor Co Ltd スプリングリテーナ及びその製造方法
WO2010002996A1 (en) * 2008-07-02 2010-01-07 Charter Manufacturing Co., Inc. Valve spring retainer
CN110094243A (zh) * 2018-01-29 2019-08-06 保时捷股份公司 减重的气门弹簧座

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