JPH10109654A - 乗用型芝刈機 - Google Patents

乗用型芝刈機

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JPH10109654A
JPH10109654A JP26682096A JP26682096A JPH10109654A JP H10109654 A JPH10109654 A JP H10109654A JP 26682096 A JP26682096 A JP 26682096A JP 26682096 A JP26682096 A JP 26682096A JP H10109654 A JPH10109654 A JP H10109654A
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Nobuyuki Yamashita
信行 山下
Masatoshi Yamaguchi
正敏 山口
Masaki Hayashi
林  正樹
Kazuaki Kurohara
一明 黒原
Masatake Murakawa
正剛 村川
Hiroki Nagai
宏樹 永井
Yoshio Tomiyama
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Hiroyuki Ogasawara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成の簡素化ならびに製造コストの低減を図
ることのできる電動式のパワーステアリング装置を採用
しながらも、その作動中における電動モータおよび制御
装置の発熱温度の上昇に起因した電動モータの焼き付き
や制御素子の破損などを回避できるようにする。 【解決手段】 走行機体1の前部にエンジン6を搭載
し、エンジン6後方のステアリングハンドル軸24を外
囲する操縦パネル27の下部に防塵構造の外気取り入れ
口27Aを設け、外気取り入れ口27Aからエンジン6
に向けて冷却風を流動させる冷却風路Rを形成した乗用
型芝刈機において、電動式のパワーステアリング装置P
Sを、アシスト用の電動モータ33と、ステアリング操
作時の操作トルクを検出するトルクセンサ31からの検
出に基づいて電動モータ33の作動を制御する制御装置
34とが冷却風路R中に位置するように配備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体の前部に
エンジンを搭載するとともに、該エンジンの後方に立設
されたステアリングハンドル軸を外囲する操縦パネルの
下部に防塵構造の外気取り入れ口を設けて、該外気取り
入れ口から前記エンジンに向けて冷却風を流動させる冷
却風路を形成してある乗用型芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用型芝刈機には、モーア昇降用の油圧
系を備えた機種と、モーア昇降用の油圧系を備えていな
い機種とがある。前者の機種においてステアリングアシ
スト力を供給するパワーステアリング装置を装備する場
合には、その構成の簡素化ならびに製造コストの低減を
図る点から、モーア昇降用の油圧系を有効利用できる油
圧式のものを採用することが考えられる。一方、後者の
機種においてパワーステアリング装置を装備する場合に
は、前者の機種と同様に油圧式のものを採用すると、そ
のために油圧系の一式(油圧ポンプや油圧配管など)を
新たに装備する必要が生じることから、構成の複雑化や
製造コストが嵩むなどの不都合を招くようになる。そこ
で従来では、後者の機種においてパワーステアリング装
置を装備する場合には、油圧式のものに比べて構成の簡
素化ならびに製造コストの低減を図ることのできる電動
式のものを採用することが考えられていた。ちなみに、
電動式のパワーステアリング装置は、アシスト用の電動
モータ、ステアリング操作時の操作トルクを検出するト
ルクセンサ、および、トルクセンサからの検出に基づい
て電動モータの作動を制御する制御装置などによって構
成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電動式
のパワーステアリング装置は、その構成上、作動中には
大電流が流れて電動モータや制御装置が発熱するもので
あり、しかも、乗用型芝刈機は、その機能上、旋回走行
の頻度が高い上にその旋回走行が低速で行われる場合や
小半径で行われる場合が多く、パワーステアリング装置
を装備した際にはそれに掛かる負担が大きくなるもので
あることから、上記従来技術のように乗用型芝刈機に電
動式のパワーステアリング装置を装備した場合には、電
動モータおよび制御装置の発熱温度の上昇が著しくなっ
て、電動モータが焼き付く不都合や制御素子が破損する
不都合などを招く虞があった。
【0004】本発明の目的は、構成の簡素化ならびに製
造コストの低減を図ることのできる電動式のパワーステ
アリング装置を採用しながらも、その作動中における電
動モータおよび制御装置の発熱温度の上昇に起因した電
動モータの焼き付きや制御素子の破損などを回避できる
ようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうちの請求項1記載の発明では、走行機体
の前部にエンジンを搭載するとともに、該エンジンの後
方に立設されたステアリングハンドル軸を外囲する操縦
パネルの下部に防塵構造の外気取り入れ口を設けて、該
外気取り入れ口から前記エンジンに向けて冷却風を流動
させる冷却風路を形成してある乗用型芝刈機において、
ステアリングアシスト力を供給する電動式のパワーステ
アリング装置を、該パワーステアリング装置におけるア
シスト用の電動モータと、ステアリング操作時の操作ト
ルクを検出するトルクセンサからの検出に基づいて前記
電動モータの作動を制御する制御装置とが前記冷却風路
中に位置するように配備した。
【0006】上記請求項1記載の発明によると、運転中
は、常にパワーステアリング装置の電動モータと制御装
置とが操縦パネルの外気取り入れ口からエンジンに向け
て流動する冷却風に晒されて冷却されるようになること
から、パワーステアリング装置の作動中における電動モ
ータおよび制御装置の発熱温度の上昇を抑制できるよう
になる。また、外気取り入れ口は防塵構造であることか
ら、芝刈り作業時に発生する刈り芝などの塵埃が外気と
ともに取り入れられて前記電動モータや制御装置あるい
はエンジンなどに悪影響を及ぼすようになることを防止
できるようになる。
【0007】従って、構成の簡素化ならびに製造コスト
の低減を図ることのできる電動式のパワーステアリング
装置を採用しながらも、その作動中における電動モータ
および制御装置の発熱温度の上昇に起因した電動モータ
の焼き付きや制御素子の破損などを回避できるようにな
った。
【0008】本発明のうちの請求項2記載の発明では、
上記請求項1記載の発明において、前記ステアリングハ
ンドル軸を支持するステアリング支持台に、その底部に
形成した開口から補助冷却風を取り入れて前記冷却風路
に流入させる防塵構造の補助冷却風路を設けた。
【0009】上記請求項2記載の発明によると、補助冷
却風路を、ステアリング支持台の底部に形成した開口か
ら取り入れた補助冷却風がパワーステアリング装置の電
動モータや制御装置を経由して冷却風路に流入するよう
に設けた場合には、電動モータや制御装置を補助冷却風
にも晒すことができ、より好適に電動モータや制御装置
を冷却することができるので、より一層、パワーステア
リング装置の作動中における電動モータおよび制御装置
の発熱温度の上昇を抑制できるようになる。また、補助
冷却風路を、ステアリング支持台の底部に形成した開口
から取り入れた補助冷却風がパワーステアリング装置の
電動モータや制御装置を経由せずに冷却風路に流入する
ように設けた場合には、より好適にエンジンを冷却する
ことができるので、エンジンからの輻射熱の影響を受け
て間接的に電動モータや制御装置の発熱温度が上昇する
ことを防止できるようになる。しかも、補助冷却風路は
防塵構造であることから、芝刈り作業時に発生する刈り
芝などの塵埃が外気とともに取り入れられて前記電動モ
ータや制御装置あるいはエンジンなどに悪影響を及ぼす
ようになることを防止できるようになる。
【0010】従って、パワーステアリング装置の作動中
における電動モータおよび制御装置の発熱温度の上昇に
起因した電動モータの焼き付きや制御素子の破損などを
より確実に回避できるとともに、電動モータや制御装置
の発熱温度の上昇に伴う導電率の低下を抑制できるよう
になった。
【0011】本発明のうちの請求項3記載の発明では、
上記請求項2記載の発明において、前記パワーステアリ
ング装置に電力を供給するバッテリを前記補助冷却風路
中に位置するように配備した。
【0012】上記請求項3記載の発明によると、運転中
は、バッテリがステアリング支持台の底部に形成した開
口から取り入れた補助冷却風に晒されて冷却されるよう
になることから、バッテリの発熱温度の上昇を抑制でき
るとともに、バッテリからの輻射熱の影響を受けて間接
的に電動モータや制御装置の発熱温度が上昇することを
防止できるようになる。
【0013】従って、パワーステアリング装置の作動中
における電動モータおよび制御装置の発熱温度の上昇に
起因した電動モータの焼き付きや制御素子の破損などを
より確実に回避できるとともに、電動モータや制御装置
ならびにバッテリの発熱温度の上昇に伴う導電率の低下
を抑制できるようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】図1には乗用型芝刈機の全体側面が示され
ており、この乗用型芝刈機は、乗用型の走行機体1と、
その前後中間位置に前リンク2と後リンク3によって平
行四連リンク形式に吊り下げ支持されたモーア4によっ
てミッドマウント型に構成されている。走行機体1は、
左右一対の主フレーム5Aなどからなる機体フレーム
5、機体フレーム5の前部に搭載された横軸型のエンジ
ン6、エンジン6の背部に装着された冷却ファン7、冷
却ファン7の背部に配備されたラジエータ8、機体フレ
ーム5の後部に連結された静油圧式無段変速装置9、機
体フレーム5の前下部に連結された車軸フレーム10、
機体フレーム5の後下部に連結された車軸ケース11、
車軸フレーム10の左右両端にそれぞれ装着された操向
輪としての前輪12、車軸ケース11の左右両端にそれ
ぞれ装着された駆動輪としての後輪13、前輪12に連
係されたステアリングハンドル14、および、機体フレ
ーム5の後部上方に配備された運転座席15などによっ
て構成されている。
【0016】図1および図2に示すように、機体フレー
ム5における車軸ケース11の前方には、ベベルギヤ式
の伝動機構(図示せず)を内蔵した伝動ケース16が配
備されている。伝動ケース16は、その前部から前方に
向けて延設された伝動軸17などを介してエンジン6に
伝動連結されている。また、伝動ケース16の上部に
は、静油圧式無段変速装置9の入力プーリ9aに第一伝
動ベルト18を介して伝動連結される第一出力プーリ1
6aと、走行機体1の後部に集草容器(図示せず)を装
着した際においてモーア4から集草容器に向けて刈り芝
を流動させるブロワ装置(図示せず)に動力を供給する
ための第二出力プーリ16bとが上下に並設されてい
る。一方、伝動ケース16の下部には、モーア4の入力
プーリ4aに第二伝動ベルト19を介して伝動連結され
る第三出力プーリ16cが電磁クラッチ20を介して装
着されている。
【0017】図1、図3および図4に示すように、左右
一対の前輪12とステアリングハンドル14とは、左右
の前輪12にそれぞれ装着されたナックルアーム21、
それら左右のナックルアーム21を連動連結するタイロ
ッド22、左側のナックルアーム21に連動連結された
前後向きのドラグリンク23、および、ドラグリンク2
3とステアリングハンドル14より下方に向けて延設さ
れたステアリングハンドル軸24とを連動連結するラッ
ク・ピニオン形式の伝動機構25などによって連係され
ている。伝動機構25は、機体フレーム5における左側
の主フレーム5Aの外側にそれに沿う前後向き姿勢で配
備されている。そのため、ステアリングハンドル軸24
には、その下部側を伝動機構25に向けて変位させるた
めの自在継手24aが装備されている。以上の構成か
ら、ステアリングハンドル14の回動操作を行うと、そ
れに伴って、ステアリングハンドル軸24が回動操作さ
れて、その下端に連動連結された伝動機構25のピニオ
ン(図示せず)が、ドラグリンク23に連動連結された
伝動機構25のラック(図示せず)を前後方向に移動さ
せるようになっており、その結果、ドラグリンク23に
連動連結される左側のナックルアーム21を備えた左側
の前車輪12と、左側のナックルアーム21にタイロッ
ド22を介して連動連結される右側のナックルアーム2
1を備えた右側の前車輪12とが、ステアリングハンド
ル14の回動操作量に応じた操向角(切れ角)が得られ
る状態に操向操作されるようになっている。
【0018】ステアリングハンドル14の回動操作量と
前車輪12の操向角との関係について詳述すると、伝動
機構25は、ステアリングハンドル14の回動操作量と
前車輪12の操向角との関係が図5に示す特性曲線を描
くように、ラックおよびピニオンにおける噛み合い歯の
ピッチが不等ピッチに設定されている。つまり、伝動機
構25は、ステアリングハンドル14の直進位置(中立
位置)からの回動操作量が小さくなるほど前車輪12の
操向角の変化量が小さくなる(ステアリングハンドル1
4の直進位置からの回動操作量が大きくなるほど前車輪
12の操向角の変化量が大きくなる)ように設定されて
おり、これによって、直進走行による刈り取り作業時に
おいて、走行機体1の揺れなどによってステアリングハ
ンドル14に僅かなブレが生じたとしても、そのブレに
よって前車輪12の操向角が変化することを抑制できて
走行機体1を容易に直進状態に維持でき、もって、直進
走行による綺麗な刈り跡が簡単に得られるようになって
いる。
【0019】図1、図3および図4に示すように、走行
機体1の前部に配備されたエンジン6やラジエータ8な
どはエンジンボンネット26にて覆われるとともに、走
行機体1の略中央部に立設されたステアリングハンドル
軸24は、エンジンボンネット26に連続する状態に形
成された操縦パネル27にて、その背部から外囲される
ようになっている。操縦パネル27の下部には、冷却フ
ァン7の回転に伴って外気が取り入れられる外気取り入
れ口27Aが形成されている。この外気取り入れ口27
Aは防塵網28が張設された防塵構造に構成されてお
り、芝刈り作業時において刈り芝などの塵埃が外気とと
もに外気取り入れ口27Aから取り入れられることを防
止している。また、機体フレーム5におけるラジエータ
8から操縦パネル27に亘る部分には、その部分を閉塞
する状態に載置台29が装備されており、この載置台2
9の後部側にステアリングハンドル軸24を支持する箱
型のステアリング支持台30が連設されている。つま
り、エンジンボンネット26、操縦パネル27、およ
び、載置台29によって、冷却ファン7の回転に伴って
外気取り入れ口27Aからラジエータ8およびエンジン
6に向けて冷却風(外気)を流動させる冷却風路Rが形
成されている。
【0020】図1、図3、図4および図6に示すよう
に、左右一対の前輪12からステアリングハンドル14
に亘るステアリング操作系には電動式のパワーステアリ
ング装置PSが装備されている。このパワーステアリン
グ装置PSは、ステアリングハンドル軸24に装着され
たトルクセンサ31、ステアリングハンドル軸24にベ
ベルギヤ機構32を介してステアリングアシスト力を供
給する電動モータ33、および、トルクセンサ31から
の検出に基づいて電動モータ33の作動を制御する制御
装置34などによって構成されており、ステアリングハ
ンドル14の回動操作に伴ってトルクセンサ31がステ
アリングハンドル軸24に作用する操作トルクを検出
し、その検出に基づいて制御装置34が電動モータ33
の作動を制御し、その作動によって得られた動力(ステ
アリングアシスト力)がベベルギヤ機構32を介してス
テアリングハンドル軸24に伝達されることによって、
電動モータ33からのステアリングアシスト力でステア
リングハンドル軸24を補助的に回動操作するようにな
っている。つまり、操縦運転時におけるステアリングハ
ンドル14の回動操作力を軽減できるようになってい
る。
【0021】図1、図3および図4に示すように、パワ
ーステアリング装置PSの電動モータ33は、ステアリ
ングハンドル軸24における上下中間部位に連結配備さ
れている。また、制御装置34は、ステアリング支持台
30の左側部に連結配備されている。つまり、パワース
テアリング装置PSの電動モータ33と制御装置34は
冷却風路R中に位置するように配備されており、これに
よって、冷却ファン7の運転中は、常にパワーステアリ
ング装置PSの電動モータ33と制御装置34とを、操
縦パネル27の外気取り入れ口27Aからエンジン6に
向けて流動する冷却風に晒すことができて冷却できるこ
とから、パワーステアリング装置PSの作動中における
電動モータ33および制御装置34の発熱温度の上昇を
抑制でき、もって、パワーステアリング装置PSの作動
中における電動モータ33および制御装置34の発熱温
度の上昇に起因した電動モータ33の焼き付きや制御素
子の破損などを回避できるようになっている。また、パ
ワーステアリング装置PSの電動モータ33と制御装置
34とをエンジンボンネット26、操縦パネル27、お
よび、載置台29によって形成される冷却風路R中に配
備したことによって、これらの電気系に対して水が直接
的に掛かることを防止でき、その上、これらの電気系に
水が付着したとしても冷却風で吹き飛ばすことができる
ので、パワーステアリング装置PSの防水面でも有利に
できるようになっている。しかも、外気取り入れ口27
Aは防塵構造であることから、芝刈り作業時に発生する
刈り芝などの塵埃が外気とともに取り入れられてパワー
ステアリング装置PSの電動モータ33や制御装置34
あるいはエンジン6などに悪影響を及ぼすようになるこ
とを防止できるようになっている。
【0022】図3および図4に示すように、載置台29
の後部側に連設されるステアリング支持台30は、その
底部に開口30Aが形成されるとともに、その前壁部が
防塵網30Bによって構成されている。つまり、ステア
リング支持台30には、その底部に形成した開口30A
から補助冷却風を取り入れて冷却風路Rに流入させる防
塵構造の補助冷却風路rが設けられている。また、この
補助冷却風路r中となる載置台29におけるステアリン
グ支持台30の防塵網30Bの直前箇所には、パワース
テアリング装置PSなどに電力を供給するバッテリ35
が配備されている。つまり、バッテリ35を補助冷却風
路r中に位置させたことによって、冷却ファン7の運転
中は、バッテリ35をステアリング支持台30の底部に
形成した開口30Aから取り入れた補助冷却風に晒すこ
とができて冷却できることから、バッテリ35の発熱温
度の上昇を抑制できるとともに、バッテリ35からの輻
射熱の影響を受けて間接的にパワーステアリング装置P
Sの電動モータ33や制御装置34の発熱温度が上昇す
ることを防止できるようになっている。その結果、パワ
ーステアリング装置PSの作動中における電動モータ3
3および制御装置34の発熱温度の上昇に起因した電動
モータ33の焼き付きや制御素子の破損などをより確実
に回避できるとともに、電動モータ33や制御装置34
ならびにバッテリ35の発熱温度の上昇に伴う導電率の
低下を抑制できるようになっている。
【0023】また、冷却効率の向上を図りながらもパワ
ーステアリング装置PSとバッテリ35とを近接配備で
きることから、それらに亘るハーネスの引き回しを簡単
かつ短くすることができるので、パワーステアリング装
置PSを装備する上での構成の簡素化、ならびに、バッ
テリ35とパワーステアリング装置PSとの間での電圧
降下の抑制をも図れるようになっている。しかも、補助
冷却風路rは防塵構造であることから、芝刈り作業時に
発生する刈り芝などの塵埃が外気とともに取り入れられ
てパワーステアリング装置PSの電動モータ33や制御
装置34あるいはエンジン6などに悪影響を及ぼすよう
になることを防止できるようになっている。さらに、ス
テアリング支持台30における底部の開口30Aより奥
まった前壁部に防塵網30Bを配備していることから、
底部の開口30Aに防塵網30Bを配備する場合に比較
して刈り芝などの塵埃が防塵網30Bに付着し難くなる
とともに、防塵網30Bが縦姿勢であることから、防塵
網30Bに刈り芝などの塵埃が付着してもその殆どが冷
却ファン7の停止に伴って自然に落下するようになるの
で、刈り芝などの塵埃による防塵網30Bの目詰まりの
発生を抑制できるようになっている。
【0024】図1、図3および図4に示すように、パワ
ーステアリング装置PSの電動モータ33は、ステアリ
ングハンドル軸24から右斜め前方に向かう姿勢もしく
は左斜め前方に向かう姿勢(この実施形態においては右
斜め前方に向かう姿勢を図示し、左斜め前方に向かう姿
勢の図示は省略する)で配備されている。このように電
動モータ33を配備することによって、電動モータ33
をステアリングハンドル軸24から左右横側方に向かう
姿勢や左右斜め後方に向かう姿勢あるいは後方に向かう
姿勢で配備した場合のように走行機体1の搭乗空間が狭
くなる不都合なく、電動モータ33を平面視においてバ
ッテリ35と重なり合わない状態に配備することがで
き、もって、バッテリ35の交換やメンテナンスなどを
電動モータ33にて阻害されることなく容易に行えるよ
うになっている。
【0025】図6に示すように、走行機体1には、電磁
クラッチ20への通電状態からモーア4の作動状態を検
出するクラッチセンサ36、前輪12の操向角を検出す
る操向角検出センサ37、および、ステアリングハンド
ル14の操作方向を検出するステアリングセンサ38が
装備されており、パワーステアリング装置PSの制御装
置34には、それらの各センサ36〜38からの検出情
報が入力されるとともに、制御装置34は、それらの検
出情報に基づいて電動モータ33の作動を制御して電動
モータ33より出力されるステアリングアシスト力を調
節するようになっている。詳述すると、図7に示すよう
に、制御装置34は、クラッチセンサ36により電磁ク
ラッチ20が非伝動状態であることが検出されている非
作業走行時には、作業走行時に比べて走行速度が速くス
テアリング操作も比較的に軽く行えることから、電動モ
ータ33より出力されるステアリングアシスト力が
「中」になるように電動モータ33の作動を制御するよ
うになっている。また、クラッチセンサ36により電磁
クラッチ20が伝動状態であることが検出されている作
業走行時には、先ず、操向角検出センサ37により検出
される前輪12の操向角が直進位置を0°として±15
°の範囲内にあるか否かを判断し、その範囲内にある場
合には直進走行であると断定して電動モータ33より出
力されるステアリングアシスト力が「最小」になるよう
に電動モータ33の作動を制御するようになっている。
つまり、直進走行による刈り取り作業時においては、電
動モータ33からのステアリングアシスト力を「最小」
にし、ステアリングを重くして直進性を高めることによ
って、作業地の凹凸や傾斜の影響によりハンドルが取ら
れて機体がフラ付くことを抑制し、もって、機体のフラ
付きにより刈り跡が乱れることを防止している。一方、
操向角検出センサ37により検出される前輪12の操向
角が直進位置を0°として±15°の範囲内にない場合
には旋回走行であると断定するとともに、ステアリング
センサ38により検出されるステアリングハンドル14
の操作方向から旋回方向を確認する。旋回方向が「左」
方向である場合には、電動モータ33より出力されるス
テアリングアシスト力が「最大」になるように電動モー
タ33の作動を制御し、また逆に、旋回方向が「右」方
向である場合には、電動モータ33より出力されるステ
アリングアシスト力が「中」になるように電動モータ3
3の作動を制御するようになっている。つまり、乗用型
芝刈機は、一般に、走行機体1に対してモーア4が左方
向にオフセットされるとともにモーア4の右側端に刈り
芝排出用の開口(図示せず)が設けられ、作業走行時に
は左旋回で方向転換を行うように構成されていることか
ら、作業走行中の左旋回時においては、電動モータ33
からのステアリングアシスト力を「最大」にし、ステア
リングを軽くして左方向へのステアリング操作を容易に
行えるようにし、かつ、作業走行中の右旋回時において
は、電動モータ33からのステアリングアシスト力を
「中」にし、ステアリングを比較的に重くして右方向へ
のステアリング操作を行い難くしているのである。
【0026】尚、クラッチセンサ36に代えて、モーア
4を手動で昇降させるための操作レバー39の操作位置
を検出するレバーセンサ(図示せず)を装備し、このレ
バーセンサにより検出される操作レバー39の操作位置
(モーア4の昇降高さ)から制御装置34がモーア4の
作動状態を検知するように構成してもよく、また、操向
角検出センサ37またはステアリングセンサ38のいず
れか一方で、前輪12の操向角(ステアリングハンドル
14の操作角)とステアリングハンドル14の操作方向
(前輪12の操向方向)とを検出するように構成しても
よい。
【0027】さらに、走行速度が速くなるほどステアリ
ングが軽くなり、また、先述したように、伝動機構25
は、ステアリングハンドル14の直進位置からの回動操
作量(操作角)が大きくなるほど前車輪12の操向角の
変化量が大きくなるように設定されていることから、図
6において二点鎖線で示すように、走行速度を検出する
車速センサ40とステアリングハンドル14の操作角を
検出するステアリング操作角検出センサ41とを装備
し、作業走行時においては、制御装置34が図8に示す
ように車速センサ40とステアリング操作角検出センサ
41からの検出情報に基づいて電動モータ33の作動を
制御して電動モータ33より出力されるステアリングア
シスト力を調節するように構成してもよい。詳述する
と、車速センサ40により検出される走行速度が4km
/h以下である場合には、ステアリングが充分に重いこ
とから、ステアリング操作角検出センサ41により検出
されるステアリングハンドル14の操作角に関係なく、
電動モータ33より出力されるステアリングアシスト力
が「最大」になるように電動モータ33の作動を制御す
る。車速センサ40により検出される走行速度が4km
/h〜5km/hである場合には、ステアリングが比較
的に重いことから、ステアリング操作角検出センサ41
により検出されるステアリングハンドル14の操作角が
予め設定された所定の操作角θaに至るまでの間は、電
動モータ33より出力されるステアリングアシスト力が
「最大」になるように電動モータ33の作動を制御し、
ステアリングハンドル14の操作角が所定の操作角θa
以上になると、ステアリングハンドル14の操作角が大
きくなるほど、大きい変化量で電動モータ33より出力
されるステアリングアシスト力が小さく(ステアリング
が重く)なるように電動モータ33の作動を制御する。
車速センサ40により検出される走行速度が5km/h
以上である場合には、走行速度が速いほど電動モータ3
3より出力されるステアリングアシスト力が小さく(ス
テアリングが重く)なり、また、ステアリングハンドル
14の操作角が大きくなるほど大きい変化量でステアリ
ングアシスト力を小さく(ステアリングを重く)する前
述の制御作動の開始点であるステアリングハンドル14
の所定の操作角θaが小さくなる(前述の制御作動の開
始が速くなる)ように電動モータ33の作動を制御す
る、というように制御装置34を構成するのである。つ
まり、走行速度が速くかつステアリングハンドル14の
操作角が大きくなるほどステアリングが重くなるように
電動モータ33の作動を制御するのであり、これによっ
て、作業走行時における急旋回操作を行い難くして、急
旋回走行により芝が傷付けられることを防止するのであ
る。
【0028】尚、この場合には、ステアリング操作角検
出センサ41に代えて、前述した前輪12の操向角を検
出する操向角検出センサ37や、ステアリングハンドル
14の操作角を検出するステアリングセンサ38を採用
するようにしてもよい。
【0029】〔別実施形態〕以下、本発明の別実施形態
を列記する。 上記の実施形態においては、機体フレーム5の前部
に横軸型のエンジン6を搭載するとともに、そのエンジ
ン6の背部に冷却ファン7とラジエータ8とを配備し、
さらに、ラジエータ8の後方に立設した操縦パネル27
の下部に外気取り入れ口27Aを形成することによっ
て、外気取り入れ口27Aからラジエータ8に向かう冷
却風が機体の前後方向に沿って直線状に流動するように
冷却風路Rを形成した走行機体1を例示したが、走行機
体1としては、図9に示すように、機体フレーム5の前
部に縦軸型のエンジン6を搭載するとともに、そのエン
ジン6の上部に冷却ファン7とラジエータ8とを配備
し、さらに、エンジン6の後方に立設した操縦パネル2
7の下部に外気取り入れ口27Aを形成することによっ
て、外気取り入れ口27Aからラジエータ8に向かう冷
却風が機体の下部からその上部前方に向けて前上がりに
流動するように冷却風路Rを形成したものであってもよ
い。 上記の実施形態においては前輪操舵式の走行機体1
を例示したが、走行機体1としては、ステアリングハン
ドル14が後輪13に連係された後輪操舵式のものや、
ステアリングハンドル14が前輪12と後輪13とに連
係された四輪操舵式のものであってよい。 図10に示すように、パワーステアリング装置PS
の電動モータ33を、ラック・ピニオン形式の伝動機構
25と一体形成しながら冷却風路R中に位置するように
配備してもよい。この構成によると、比較的に重量のあ
る電動モータ33を走行機体1の下部に配置できて機体
重心を低くできることから、走行機体1の安定性の向上
を図ることができ、また、電動モータ33と伝動機構2
5との一体形成によって構成の簡素化ならびに製造コス
トの削減を図れるようになる。 パワーステアリング装置PSの電動モータ33が補
助冷却風路r中にも位置する状態となるようにステアリ
ング支持台30の天井部を防塵網30Bで構成して、よ
り効果的にパワーステアリング装置PSの電動モータ3
3を冷却できるようにしてもよい。また、パワーステア
リング装置PSの制御装置34が補助冷却風路r中にも
位置する状態となるようにステアリング支持台30の左
壁部を防塵網30Bで構成して、より効果的にパワース
テアリング装置PSの制御装置34を冷却できるように
してもよい。 防塵網30Bに代えてパンチングメタルなどを採用
することによって、補助冷却風路rを防塵構造に構成す
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型芝刈機の全体側面図
【図2】伝動構造を示す乗用型芝刈機の平面図
【図3】パワーステアリング装置およびバッテリの配置
を示す乗用型芝刈機の要部縦断側面図
【図4】パワーステアリング装置およびバッテリの配置
を示す乗用型芝刈機における前半部の横断平面図
【図5】伝動機構により設定されたステアリングハンド
ルの回動操作量と前車輪の操向角との関係を示す図
【図6】パワーステアリング装置の制御構成を示すブロ
ック図
【図7】制御装置による走行状態に基づくステアリング
アシスト力の調節制御を示すフローチャート
【図8】制御装置による走行速度とステアリング操作角
に基づくステアリングアシスト力の調節具合を示す図
【図9】別実施形態における乗用型芝刈機前半部の構成
を示す縦断側面図
【図10】別実施形態における電動モータの配設箇所を
示す図
【符号の説明】
1 走行機体 6 エンジン 24 ステアリングハンドル軸 27 操縦パネル 27A 外気取り入れ口 30 ステアリング支持台 30A 開口 31 トルクセンサ 33 電動モータ 34 制御装置 35 バッテリ PS パワーステアリング装置 R 冷却風路 r 補助冷却風路
フロントページの続き (72)発明者 山口 正敏 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 林 正樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 黒原 一明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 村川 正剛 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 永井 宏樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 冨山 芳雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 小笠原 博之 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 上村 勝彦 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の前部にエンジンを搭載すると
    ともに、該エンジンの後方に立設されたステアリングハ
    ンドル軸を外囲する操縦パネルの下部に防塵構造の外気
    取り入れ口を設けて、該外気取り入れ口から前記エンジ
    ンに向けて冷却風を流動させる冷却風路を形成してある
    乗用型芝刈機において、 ステアリングアシスト力を供給する電動式のパワーステ
    アリング装置を、該パワーステアリング装置におけるア
    シスト用の電動モータと、ステアリング操作時の操作ト
    ルクを検出するトルクセンサからの検出に基づいて前記
    電動モータの作動を制御する制御装置とが前記冷却風路
    中に位置するように配備してある乗用型芝刈機。
  2. 【請求項2】 前記ステアリングハンドル軸を支持する
    ステアリング支持台に、その底部に形成した開口から補
    助冷却風を取り入れて前記冷却風路に流入させる防塵構
    造の補助冷却風路を設けてある請求項1記載の乗用型芝
    刈機。
  3. 【請求項3】 前記パワーステアリング装置に電力を供
    給するバッテリを前記補助冷却風路中に位置するように
    配備してある請求項2記載の乗用型芝刈機。
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