JPH10109226A - ワイヤ放電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における断線復帰方法 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における断線復帰方法

Info

Publication number
JPH10109226A
JPH10109226A JP8283441A JP28344196A JPH10109226A JP H10109226 A JPH10109226 A JP H10109226A JP 8283441 A JP8283441 A JP 8283441A JP 28344196 A JP28344196 A JP 28344196A JP H10109226 A JPH10109226 A JP H10109226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
wire guide
electric discharge
return
machining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8283441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3824719B2 (ja
Inventor
Hisanori Yamada
久典 山田
Tatsuo Kuroda
達雄 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sodick Co Ltd filed Critical Sodick Co Ltd
Priority to JP28344196A priority Critical patent/JP3824719B2/ja
Priority to US09/068,990 priority patent/US6028281A/en
Priority to GB9811359A priority patent/GB2322091B/en
Priority to PCT/JP1997/003561 priority patent/WO1998014298A1/ja
Priority to CN97191579A priority patent/CN1071614C/zh
Publication of JPH10109226A publication Critical patent/JPH10109226A/ja
Priority to HK98110541A priority patent/HK1009772A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3824719B2 publication Critical patent/JP3824719B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/06Control of the travel curve of the relative movement between electrode and workpiece
    • B23H7/065Electric circuits specially adapted therefor

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤ電極の断線復帰を迅速に行なうことが
できるワイヤ放電加工装置の断線復帰装置を提供する。 【解決手段】 ワイヤ電極22が断線した時に、任意の
位置にワイヤガイド14A,14Bを相対移動させて前
記ワイヤ電極を結線した後、前記ワイヤ電極を中断位置
に復帰させて放電加工を継続させるようにした断線復帰
装置であって、加工軌跡を表示する表示手段32と、前
記加工軌跡における前記ワイヤガイドが戻るべき部分7
6を入力する入力手段58と、前記戻るべき部分に基づ
いて前記加工軌跡上の前記ワイヤガイドが戻るべき位置
を決定する位置決定手段60と、前記ワイヤガイドの現
在位置から前記戻るべき位置を経由して前記中断位置に
至る復帰経路を求める復帰経路演算手段62とを備える
ように構成する。これにより、断線復帰を迅速に行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤ電極の断線
時にその復帰を行なうワイヤ放電加工装置の断線復帰装
置及びワイヤ放電加工における断線復帰方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、略垂直方向に張架されたワイヤ
電極を更新送りしつつこれと被加工物との間に放電現象
を発生させて、あたかも糸ノコのように被加工物の所望
の場所に所望の輪郭形状で加工を施すようにした装置と
して、特開昭57−66825号公報に開示されたよう
なワイヤ放電加工装置が知られている。この種のワイヤ
放電加工装置は、非常に加工精度が高く、精密機械加工
に適している。ところで、放電加工に用いるワイヤ電極
は、線径が0.3〜0.01mmと非常に細く、ある程
度の強度を有してはいるが、放電状態や加工くずの状態
等に起因して、放電加工中に時々、断線が生じることは
避けられない。
【0003】この場合、断線した場所で自動的にワイヤ
電極を加工溝に挿通して結線し、この断線した場所から
再度加工を継続できればよい。しかし、通常は、ワイヤ
電極を失敗なく自動で挿通できる程度、十分に広い加工
溝幅を有していないので、ワイヤ電極が断線した場所で
失敗なくワイヤ電極を自動的に挿通して結線するという
ことは難しいことである。あるいは、ワイヤ電極が断線
した場所がテーパ形状であるなどワイヤ電極を自動的に
挿通して結線することが現在の技術では極めて困難な場
合もある。
【0004】そこで、従来一般的には、NCプログラム
を利用して、ワイヤガイドを自動的に加工の開始位置で
あるスタートホールまで相対移動させ、そこでワイヤ電
極の結線を行ない、結線後に加工済の加工軌跡を辿って
ワイヤ電極を復帰させるようにしている。この場合、上
述したような一連のいわゆる”断線復帰”が自動的に行
なえるので便利である。しかし、その一方で、断線した
場所が加工軌跡上のどの位置にあっても、またワイヤ電
極の断線の状態がどのような場合であっても、ワイヤガ
イドを一旦、スタートホールに戻すために、断線復帰の
作業に融通性がない。したがって、例えば、ワイヤ電極
が断線した位置が加工がかなり進行している位置に到達
している場合は、断線復帰に相当な時間がかかってしま
うことがある。また、ワイヤ電極の自動的な挿通と結線
の作業が必ずしも一度で成功するとは限らず、確実とは
言えない。
【0005】一方、オペレータによりリモートコントロ
ール操作によってスタートホールに限らずワイヤ電極を
挿通し結線する作業が行ない易い任意の位置にワイヤガ
イドを相対移動させてからワイヤ電極を挿通させて結線
し、ワイヤ電極を断線した中断位置に復帰させるように
することができる。この場合、断線復帰の作業の全てが
自動で行えないから、作業者において手間であることも
ある。しかしながら、ワイヤ電極を加工済の加工軌跡上
の適当な場所で挿通できるため断線した中断位置まで復
帰させる経路を短かくでき、断線復帰の時間を短かくす
ることができる。また当然のことながら、ワイヤ電極を
挿通し結線する作業も確実に行なえ安全である。以上の
ように、何れの方式であっても一長一短があり、これら
長所と短所とを考慮して、何れの方式で行なうかを選択
的あるいは混用して断線復帰を行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、オペレータに
より任意の位置にワイヤガイドを移動させてから、ワイ
ヤ電極を結線し断線復帰を行なう方式を用いた場合に
は、ワイヤ電極を挿通させるのに適当な任意の位置にワ
イヤガイドを移動させているから、挿通したワイヤ電極
の位置とワイヤガイドの位置とがずれているのが普通で
ある。このため、加工済の加工軌跡が単純な形状でない
場合は、ワイヤ電極を結線後、加工済の加工軌跡を目視
しながら、あるいは表示画面中の現在位置表示と軌跡表
示を参照しながら、リモートコントロールにより加工済
の加工軌跡に沿ってワイヤ電極を中断位置まで復帰させ
ることは特に難しい。そして、僅かな曖昧操作でもワイ
ヤ電極を引っかけるなどして結局断線復帰の作業に手間
取る事態がしばしば生じる。本発明は、以上のような問
題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたもの
である。本発明の目的は、任意の位置にワイヤガイドを
相対移動させてワイヤ電極を結線した後、前記ワイヤ電
極を中断位置に復帰させて放電加工を継続する際にワイ
ヤ電極の断線復帰をより容易にかつ確実に行なえるワイ
ヤ放電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工にお
ける断線復帰方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、ワイヤ電極が断線した時に、任意の位
置にワイヤガイドを相対移動させて前記ワイヤ電極を結
線した後、前記ワイヤ電極を中断位置に復帰させて放電
加工を継続させるようにした断線復帰装置であって、加
工軌跡を表示する表示手段と、前記加工軌跡における前
記ワイヤガイドが戻るべき部分を入力する入力手段と、
前記戻るべき部分に基づいて前記加工軌跡上の前記ワイ
ヤガイドが戻るべき位置を決定する位置決定手段と、前
記ワイヤガイドの現在位置から前記戻るべき位置を経由
して前記中断位置に至る復帰経路を求める復帰経路演算
手段とを備えるようにしたものである。
【0008】ワイヤ電極の断線が発生した時には、リモ
ートコントロール装置等を用いたマニュアル操作でワイ
ヤガイドを結線が可能な箇所まで戻るように移動し、そ
こでワイヤ電極を加工溝に挿通してこの再結線を行な
う。この場合、目視上、ワイヤガイドが加工軌跡線上に
位置するように移動したとしても、加工軌跡とワイヤガ
イドの実際の位置は、一般的にはずれが生じている。そ
して、表示手段に表示されている加工軌跡を見つつ、入
力手段を用いてワイヤガイドが戻るべき部分を指定す
る。この入力手段は、例えば表示手段に一体的に設けた
タッチパネルセンサとして構成され、該当する軌跡部分
を戻るべき部分として指で押圧乃至接触すればよい。こ
のようにして、大雑把にワイヤガイドが戻るべき部分が
決まると、これに基づいて位置決定手段は、上記戻るべ
き部分を通過している加工軌跡上のワイヤガイドが戻る
べき正確な位置を決定する。この戻るべき位置は、上記
した戻るべき部分が一定の大きさの面として指定される
大雑把なものに対して、座標としてポイントで求められ
る。
【0009】次に、復帰経路演算手段は、上記ワイヤガ
イドの現在位置から上記戻るべき位置を経由して、中断
位置に至る復帰経路を求める。そして、復帰経路に従っ
て、まず、ワイヤガイドを復帰位置まで自動で相対移動
させ、更に、この復帰経路(加工溝)に沿ってワイヤ電
極が移動するようにワイヤガイドは自動で動作し、中断
位置に達した所で放電加工を再開する。上記位置決定手
段は、上記戻るべき部分の属するNCプログラムブロッ
クを決定するブロック決定部と、決定された上記ブロッ
クにより表される軌跡線分であってワイヤガイドの現在
位置に最も近い位置をワイヤガイドが戻るべき位置とし
て決定する座標演算部とにより構成されている。これに
より、ワイヤ電極の断線復帰動作を円滑に行なうことが
可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るワイヤ放電
加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における断
線復帰方法の一実施例を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の断線復帰装置を組み込んだワイヤ放電加
工装置を示す概略構成図、図2は図1に示す装置の主要
部を示すブロック構成図である。図1に示すようにこの
ワイヤ放電加工装置2は、基台4に設置したX・Yテー
ブル6を有しており、この上にワークスタンド8を介し
て被加工物Wを固定している。
【0011】このX・Yテーブル6は、図面水平方向へ
移動するXテーブル6Aと図面垂直方向へ移動するYテ
ーブル6Bとよりなり、それぞれはサーボモータ10
A、10Bに接続されたボールネジ12により任意の位
置に移動される。また、ワークスタンド8の近傍には、
被加工物Wを上下に挟むような位置に上下一対の上ワイ
ヤガイド14Aと下ワイヤガイド14Bが設けられ、こ
れらの各ガイドはアーム16A、16Bを介してそれぞ
れ駆動モータ18A、18Bに連結されて、水平面内に
移動可能としている。ここでは、上下のワイヤガイド1
4A、14Bを共に移動可能にしているが、上ワイヤガ
イド14Aのみを移動可能にするようにしてもよい。ま
た、これらの上下のワイヤガイド14A、14Bは、
X、Yテーブル6と同様にリモートコントロール装置を
用いてマニュアルで移動可能になされている。上記上下
のワイヤガイド14A、14B間には、ワイヤボビン2
0に巻回されたワイヤ電極22が引き出されて上下方向
に挿通されており、このワイヤ電極22は多数のプーリ
24を介して一定の張力をもって張設されて、下方向へ
走行させるようになっている。
【0012】また、このワイヤ電極22には、これに給
電を行なうコマ部材26が接触されており、電源ユニッ
ト(電源、NCなどを含む)28側から給電を行なうよ
うになっている。この電源ユニット28側には、加工プ
ログラムや各種のパラメータ及び断線復帰後の再スター
ト信号等の入力を行なう入力手段30が接続される。ま
た、このユニット28には、入力されたNCプログラム
より表される加工軌跡、現在の加工位置等を表示する表
示手段として例えばLCD(液晶表示装置)32が接続
されている。そして、このユニット28により解析され
たNCプログラムに従って、モータ制御部34は各モー
タに対して駆動信号を出力することになる。そして、こ
のユニット28側に本発明の断線復帰装置36が設けら
れる。
【0013】図2はこの断線復帰装置36を組み込んだ
放電加工装置の本体の主要部を示している。図2におい
て、ユニット28側から説明する。図中、38は例えば
マイクロコンピュータ等よりなるNC制御部であり、こ
れには、入力手段30より入力されたNCプログラム等
を解析して装置全体の動作を制御する演算制御部40、
処理に必要な情報を記憶する例えばRAM等よりなる記
憶部42、解析結果によりモータの動きを必要とする場
合には、モータ制御部34に対して移動指令信号を出力
する移動指令部44が含まれる。
【0014】上記演算制御部40では、読み込んだNC
プログラムを解析すると、NCプログラムの各ブロック
毎に番号を付与する。例えばNCプログラムは、オペレ
ータが加工すべき軌跡に沿って予め組むものであり、直
線加工の指示とその長さ、曲線加工の指示とその曲率、
また、曲線加工時の回り方向、例えば時計方向か、反時
計方向かの指示などを組み入れた多数のNCプログラム
ブロックの集まりとして表され、解析時に、このブロッ
クに対して自動的に番号が割り付けられる。従って、1
つのプログラムブロックは1つの直線或いは曲線の加工
軌跡線分として表される。図3はNCプログラムのブロ
ックに対する番号割り付けの一例を示しており、図示例
のような加工軌跡をNCプログラムで書くと、解析時
に、例えば(1)〜(10)に示すように加工順に従っ
てブロック毎に番号が付される。このようなブロック番
号と対応するプログラムブロックは、例えば記憶部42
にテーブル化されて記憶される。
【0015】さて、図2に戻って、46は画像処理部で
あり、この画像処理部46は、上記演算制御部40で解
析されたNCプログラムの加工軌跡をLCD32の画面
サイズにスケーリングするスケーリング部48、スケー
リング結果を画面の座標に変換する座標変換部50、上
記加工軌跡のドットデータを作成するドットデータ作成
部52、このドットデータと、ブロック番号と、画面の
座標をデータテーブル化して記憶する、例えばRAMよ
りなる一時記憶部54、LCD画面上にポインタを表示
するポインタ出力部56等が含まれる。この画像処理部
54により、LCD32の加工軌跡、加工位置等の必要
な表示を行なうようになっている。
【0016】次に、断線復帰装置36側の説明を行な
う。この断線復帰装置36は、ユニット28上の表示手
段32と、加工軌跡上であってワイヤガイドが戻るべき
部分を指定する入力手段58と、この入力に基づいて加
工軌跡上のワイヤガイドが戻るべき位置(以下、アプロ
ーチ位置と称す)を決定する位置決定手段60と、ワイ
ヤガイドの現在位置から上記戻るべき位置を経由して復
帰経路を求める復帰経路演算手段62とにより主に構成
される。また、上記位置決定手段60は、ワイヤガイド
が戻るべき部分の属するNCプログラムブロック(以
下、アプローチブロックと称す)を決定するブロック決
定部64と、このアプローチブロックにより表される加
工軌跡の線分上において、ワイヤガイドの現在の位置か
らどの点が最も近いポイントかを決定してそれをアプロ
ーチ位置とする座標演算部66とにより主に構成され
る。
【0017】上記入力手段58は、LCD32の画面上
に設けられたタッチパネルセンサとして構成されてお
り、指によりここで押圧指示された画面位置は、画面位
置検出部68によって検出され、その部分をポインタ出
力部56によってポインタ表示できるようになってい
る。この場合、既に表示されているポインタがあれば、
その既表示のものは消去される。ブロック決定部64
は、指で触れた部分の座標と上記一時記憶部54に記憶
されている軌跡ドットデータの座標とが一致したものが
あれば、その一致座標の属する軌跡を表わすプログラム
ブロック番号を特定し、これをアプローチブロックとす
る。このブロック番号は、一時記憶部54に記憶してお
く。
【0018】座標演算部66は、上記アプローチブロッ
クによリ表わされる加工軌跡線分の上の、どのポイント
がワイヤガイドの現在の位置に最も近いポイントである
かを決定し、これをアプローチ位置(座標)とする。こ
の場合、ワイヤガイドの位置は、マニュアルで動かした
場合でも常時、認識されている。アプローチ位置の決定
に際しては、後述するように、ガイド位置からその軌跡
線分に対して垂線を引いてその交点を求めればよく、ま
た、垂線が引けない場合には、その軌跡線分の内の、開
始点か、終了点の内、ガイド位置に近い方の点を求めれ
ばよい。復帰経路演算手段62は、上記アプローチ位置
と記憶されている断線(中断)位置の座標とに基づい
て、アプローチ位置から中断位置までの間に介在するす
べてのプログラムブロックを記憶部42から読み込み、
ワイヤガイドがたどるべき復帰経路を求める。この復帰
経路を演算制御部40にて解析させることにより、ワイ
ヤ電極再結線後、まず、ワイヤガイドは放電加工用の電
圧を極間に印加させない状態でアプローチ位置まで移動
して、ワイヤ電極が加工溝を通って上下方向に直線状と
なるようにし、その後、無放電でワイヤ電極が加工溝を
たどって移動するようにワイヤガイドを相対移動させ
る。そして、中断位置にワイヤ電極が達したならば、こ
こで放電加工用の電圧を極間に印加して放電加工を再開
するように制御することになる。
【0019】次に、以上のように構成された装置に基づ
いて行なわれる本発明方法について説明する。まず、所
望の加工軌跡となるように予め組んだNCプログラムを
入力手段30から読み込むと、これを演算制御部40は
解析し、各プログラムブロックに番号を付すことにな
る。図3中の実線は加工軌跡の一例を示し、加工順に従
って、直線状線分や円弧状の線分など、ブロック毎に番
号が自動的に付される。図示例においては、(1)〜
(10)までのブロック番号が付されているが、実際に
は、加工形状に従って、もっと多くの番号が付される。
そして、実際の加工時には、このブロック番号順に従っ
て加工軌跡をたどるようにワイヤガイド14A、14B
と被加工物Wの相対移動が制御される。
【0020】解析結果のブロック番号は、プログラムブ
ロックと共に記憶部42に記憶され、一方、プログラム
を解析することによって得られる移動指令は移動指令部
44へ入力され、そして、モータ制御部34から各モー
タへ駆動信号が供給される。これにより、プログラムブ
ロックによって表わされる加工軌跡を描くように、上記
ワイヤガイドや被加工物Wの相対移動が制御される。こ
れにより、図1において、ワイヤ電極22は所定の張力
が印加されつつ、更新走行され、これと被加工物Wとの
間に放電を生ぜしめて相対移動制御下で加工が行なわれ
ていくことになる。
【0021】図2に戻って、また、上記演算制御部40
での解析データは、画像処理部46のスケーリング部4
8に与えられ、ここでデータをLCD画面サイズにスケ
ーリングする。このスケーリングデータは座標変換部5
0にて画面データに変更され、このデータに基づいてド
ットデータ作成部52が加工軌跡のドットデータを作成
する。この軌跡のドットデータは、ブロック番号及び画
面の座標と共にテーブル化されて一時記憶部54に記憶
される。また、上記座標変換部50で得られた座標デー
タに基づいて加工軌跡がLCD32上に表示される。こ
のようにして、LCD画面上に表示された加工軌跡が図
4(A)に示されており、図4(B)はこの時の被加工
物Wの状態を示す。図4(A)において加工軌跡70は
全体が表示されており、現在の加工位置が*印で示され
ている。尚、LCD画面の左上には、現在の加工位置が
座標で表示されており、左下にはNCプログラムが表示
されている。そして、上記*印で示される加工位置に該
当するNCプログラムブロックは色別表示され判別容易
になっている。また、通常の加工時においては、加工位
置とワイヤガイドの実際の位置は、平面的に見た場合に
は、ある程度ずれている場合もあるが、略一致してい
る。
【0022】また、LCD表示面上には被加工物の輪郭
は表示されないが、図4(A)及びこれ以降の表示面に
は理解を容易にするために被加工物の輪郭72を破線で
示している。この時、図4(B)に示す被加工物Wには
加工に従って加工軌跡74が実際に形成されており、ス
タート地点にはスタート時にワイヤ電極を挿通するスタ
ートホール75が形成されている。また、現在の加工位
置は、逐次取得されて記憶され、また、ワイヤガイドの
位置座標も常時、認識されて記憶される。さて、このよ
うに放電加工を継続している内に、図4(A)に示す*
印の地点でワイヤ電極が断線して加工が中断したものと
する。すると、オペレータはリモートコントローラを用
いたマニュアル操作で上下ワイヤガイド14A、14B
を結線が行ない易い位置、近傍まで戻すように移動さ
せ、そこで、断線したワイヤ電極22を加工溝(加工済
の加工軌跡)内に挿通して再結線する。この時、中断位
置(座標)は記憶される。この場合、ワイヤガイドを戻
した時に、これが加工溝上に一致するようにコントロー
ルすることは難しい。加工溝とワイヤガイドは上下方向
には一直線にはならず、ずれが発生するのが一般的であ
るからである。
【0023】図5(A)はワイヤガイド14Aを加工溝
が少し広くなっている部分の近傍まで戻した時の状態を
示し、平面内においてワイヤガイド14Aは加工軌跡7
0から僅かにずれている。また、図5(B)は、この時
のワイヤ電極22の結線状態を示しており、加工軌跡7
0を挿通させて上下のワイヤガイド14A、14Bに支
持されたワイヤ電極22はくの字状に折れ曲がってい
る。もし、この状態でワイヤ電極22に対して無理な動
作を与えれば、再度断線が生じてしまう。そこで、オペ
レータはLCD22の表示画像を見ながら、加工軌跡上
の、ワイヤガイドが戻るべき部分を指定する。この戻る
べき部分は、一般的には、そのワイヤガイドの現在位置
が加工済の加工軌跡に対して近い部分であり、オペレー
タがその部分をおおよその感覚で指定することになる。
また、この部分は、当然のこととしてワイヤ電極22が
挿通されている部分ではあるが、完全に一致するもので
なくてもよい。この戻るべき部分の指定は、LCD32
に併設したタッチパネルセンサ58に指で押圧すること
により指定することができる。図6に示すLCD表示面
上において破線で示す丸印は、オペレータにより、押圧
された戻るべき部分76を示している。すると、この押
圧された部分は、画面位置検出部68を介して検出さ
れ、ポインタ出力部56はオペレータに確認させるため
に押圧部分をポインタ78により表示する(図6参
照)。
【0024】一方、再スタート信号を待ってブロック決
定部64は、上記押圧された戻るべき部分76の座標を
基にして、これが上記一時記憶部54に記憶されている
加工軌跡のどの部分に一致するものか、或いは属するも
のかを判断し、一致するものがあれば、それが属するブ
ロック番号を特定し、記憶しておく。このブロック番号
が特定されたならば、そのブロック番号のプログラムブ
ロック(アプローチブロック)により表わされる加工軌
跡線分を、オペレータに認識させるために色変えした
り、或いはその線分を太くしたりする。図7はLCD表
示面であり、戻るべき部分76が属するプログラムブロ
ックにより表わされる加工軌跡線分80を太く表示した
状態を示している。尚、この部分は、図3を参照すると
明らかなようにプログラムブロック(2)に対応してい
る。
【0025】次に、座標演算部66は、このブロック番
号とNC制御部38の記憶部42に記憶されているプロ
グラムブロック、及び現在のワイヤガイドの位置とに基
づいてワイヤガイドが戻るべき位置、すなわちアプロー
チ位置(座標)を求める。この算出部は、上記アプロー
チブロックにより表わされる加工軌跡線分の内、ワイヤ
ガイドの現在位置に最も近い点をアプローチ位置として
決定する。図8はアプローチ位置を求める手順を示して
おり、図8(A)はアプローチブロックの加工軌跡線分
80に対して、ワイヤガイド14Aの現在位置(平面投
影において)から垂線が引ける場合を示し、この場合に
は垂線と加工軌跡線分80との交点がアプローチ位置8
2として決定される。図8(B)は加工軌跡線分80に
対して垂線が引けない場合であり、この時には、この線
分の内の開始点と終点の内のいずれか、ワイヤガイド1
4Aに近い方の点がアプローチ位置(指定ブロックの終
点)82として決定される。このようにアプローチ位置
82が決定されると、復帰経路演算手段62は、上記ア
プローチ位置82から前記中断位置が属するプログラム
ブロックまでの間に存在するプログラムブロックのデー
タを記憶部42から読み込み、復帰軌跡のデータを作成
する。本実施例では、図3に示すブロック番号と中断位
置とを参照すれば、ブロック番号(2)、(3)、
(4)、(5)のブロックが読み込まれることになる。
これにより、このアプローチ位置82から中断位置まで
ワイヤ電極22をどのような軌跡で相対移動させればよ
いかが判る。
【0026】さて、このように中断位置までの復帰軌跡
が算出されたならば、このデータを演算制御部40に渡
し、ワイヤ電極22がその軌跡に沿って移動するように
ワイヤガイドを相対移動させる。まず、図9(A)に示
すようにワイヤガイド14Aを上記アプローチ位置82
まで直線的に相対移動させて、図9(B)に示すように
ワイヤガイド14A、14Bを加工軌跡70の真上と真
下に位置させ、ワイヤ電極22を上下方向に直線上にす
る(図5(B)参照)。この操作中は、当然のこととし
て極間に電圧を供給しない。次に、上記算出した復帰軌
跡に沿ってワイヤ電極22を中断位置まで、放電が生じ
るような電圧を極間に供給せず、いわゆる無放電の条件
下で相対移動し、そして、中断位置に達したならば、放
電加工が再開され継続される。このようにして、断線復
帰操作が完了することになる。このように、オペレータ
は、断線により放電加工が中断したならば、マニュアル
操作でワイヤガイドを結線が行ない易い位置まで移動し
てワイヤ電極の再結線を行ない、タッチパネルセンサで
戻るべき部分を指定した後に再スタート信号を入力する
だけで、迅速に断線復帰操作を行なうことができる。従
って、従来のようにワイヤ断線の復帰操作をすべて手動
で行なっていた場合と異なり、復帰操作を容易にかつ確
実に行なうことが可能となる。また、加工軌跡の形状に
左右されず、これが複雑な場合でも、容易且つ迅速に断
線復帰操作を行なうことができる。
【0027】以上の一連の流れを図10及び図11に示
すフローチャートに基づいて説明する。まず、NCプロ
グラムを読み込んで解析した後に、放電加工が開始され
ると(S1)、ワイヤ電極22の断線による中断が生じ
たか否かが常時判断される(S2)。中断が発生する
と、その中断位置の座標が記憶部42に記憶される(S
3)。オペレータは、ワイヤ電極の中断が発生すると、
マニュアル操作でワイヤガイドを結線がし易い場所に移
動し、そこで、加工溝にワイヤ電極を挿通して再結線す
る(S4)。この時のワイヤガイドの現在位置は記憶さ
れており(S5)、オペレータは次に、LCD32上の
加工軌跡の戻るべき部分にタッチパネルセンサ58上か
ら指で触れる(S6)。するとこの触れた部分は画面位
置検出部68により検出され、ブロック決定部64は、
指の触れたドットデータ群を通過する加工軌跡の属する
NCプログラムのブロック番号を、一時記憶部54の記
憶内容を参照しつつ特定する(S7)。
【0028】そして、特定したブロック番号を一時記憶
部54へ記憶すると同時に、そのブロック番号に対応す
るプログラムブロックにより表わされる軌跡の描画線の
1ブロック分の表示態様を変え、オペレータに認識させ
る(S8)。次に、座標演算部66は、ワイヤガイドの
現在位置から上記特定されたプログラムブロックにより
表わされる加工軌跡に対して垂線が引けるか否か判断し
(S9)、引ける場合には、その垂線と加工軌跡との交
点をアプローチ座標とする(S10)。また、垂線が引
けない場合には、特定されたアプローチブロックにより
表わされる加工軌跡の開始点または終点の内、ワイヤガ
イドに近い方をアプローチ座標とする(S11)。そし
て、このようにアプローチ座標が決まったならば、オペ
レータの再スタート信号を待って(S12)、復帰経路
演算手段62はアプローチ座標から中断位置の属するプ
ログラムブロックまでの復帰経路を算出する(S1
3)。このように復帰経路が求まったならば、まず、無
放電でアプローチ座標まで直線でワイヤガイドを移動し
(S14)、次に、無放電でアプローチ座標から復帰軌
跡に沿ってワイヤガイドを移動する(S15)。そし
て、ワイヤ電極が中断位置に達したならばワイヤ電極と
被加工物との極間に放電加工のための電圧を供給して加
工を再開する(S16)。
【0029】上記したS12の再スタート信号は、オペ
レータが入力手段30から入力するが、S6におけるタ
ッチセンサパネルへの接触後ならば、いつ入力してもよ
い。このように、ワイヤ電極切断時の復帰動作を、加工
軌跡の形状に関係なく、迅速且つ確実に行なうことがで
きる。上記したフローの動作は、基本的動作のみを示し
たものであるから、本発明の目的、処理の順序やその他
の処理を組み合わせるなどの変形が可能でありこれに限
定されるものではない。また、表示手段としてLCD3
2を用いたが、これに代えてCRTディスプレイを用い
てもよいし、また、タッチパネルセンサ58に代えて、
表示軌跡上に対応させてブロック番号を表示させ、この
対応番号をテンキー入力手段より入力するなどして復帰
部分入力手段58の機能を果たすようにするなど、種々
の変形が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワイヤ放
電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における
断線復帰方法によれば、少なくとも次のように優れた作
用効果を発揮することができる。ワイヤ電極の断線した
位置がどこであってもワイヤガイドを結線の行ない易い
場所へ移動して再結線し、中断位置に復帰させることが
でき、断線復帰が迅速に行なえる。加工軌跡上の戻るべ
き部分を指定するだけで、加工軌跡上の復帰位置及び復
帰軌跡を自動的に算出し、それに沿ってワイヤガイドは
自動的に移動されるので、復帰操作が容易且つ確実に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断線復帰装置を組み込んだワイヤ放電
加工装置を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す装置の主要部を示すブロック構成図
である。
【図3】NCプログラムの各ブロックに割り付けられた
番号の一例を示す図である。
【図4】加工中断が生じる時までの表示手段上における
表示態様とそれに対応する被加工物の状態を示す図であ
る。
【図5】ワイヤガイドを所望の位置にマニュアルで移動
した時の被加工物の平面図と、ワイヤ電極を再結線した
時の状態を示す断面図である。
【図6】タッチパネルセンサ上に所望の部分を押圧した
時の状態を示す平面図である。
【図7】押圧した部分に属するプログラムブロックの加
工軌跡の表示態様を変化させた状態を示す図である。
【図8】ワイヤガイドに最も近い加工軌跡線分上のアプ
ローチ位置を決定する方法を説明するための図である。
【図9】ワイヤガイドをアプローチ位置に移動させた時
の状態を示す平面図と断面図である。
【図10】本発明方法のフローチャートを示す図であ
る。
【図11】本発明方法のフローチャートを示す図であ
る。
【符号の説明】
2…ワイヤ放電加工装置 14A…上ワイヤガイド 14B…下ワイヤガイド 22…ワイヤ電極 28…電源ユニット 30…入力手段 32…LCD(表示手段) 34…モータ制御部 36…断線復帰装置 38…NC制御部 40…演算制御部 46…画像処理部 58…タッチパネルセンサ(入力手段) 60…位置決定手段 62…復帰経路演算手段 64…ブロック決定部 66…座標演算部 70…加工軌跡 76…戻るべき部分 82…アプローチ位置(復帰位置) W…被加工物

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ電極が断線した時に、任意の位置
    にワイヤガイドを相対移動させて前記ワイヤ電極を結線
    した後、前記ワイヤ電極を中断位置に復帰させて放電加
    工を継続させるようにした断線復帰装置であって、加工
    軌跡を表示する表示手段と、前記加工軌跡における前記
    ワイヤガイドが戻るべき部分を入力する入力手段と、前
    記戻るべき部分に基づいて前記加工軌跡上の前記ワイヤ
    ガイドが戻るべき位置を決定する位置決定手段と、前記
    ワイヤガイドの現在位置から前記戻るべき位置を経由し
    て前記中断位置に至る復帰経路を求める復帰経路演算手
    段とを備えたことを特徴とするワイヤ放電加工装置の断
    線復帰装置。
  2. 【請求項2】 前記位置決定手段が、前記戻るべき部分
    の属するNCプログラムブロックを決定するブロック決
    定部と、該ブロック決定部により決定された前記NCプ
    ログラムブロックにより表される加工軌跡上の前記ワイ
    ヤガイドの現在位置に最も近い位置に基づいて前記戻る
    べき位置を算出する座標演算部とを含んでなることを特
    徴とする請求項1記載のワイヤ放電加工装置の断線復帰
    装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、前記表示手段に併せて
    設けられたタッチパネルセンサであることを特徴とする
    請求項1または2記載のワイヤ放電加工装置の断線復帰
    装置。
  4. 【請求項4】 ワイヤ電極が断線した時に、任意の位置
    にワイヤガイドを相対移動させて前記ワイヤ電極を結線
    した後、前記ワイヤ電極を中断位置に復帰させて放電加
    工を継続するようにしたワイヤ放電加工における断線復
    帰方法であって、指定された前記ワイヤガイドが戻るべ
    き部分と、前記ワイヤガイドの現在位置とに基づいて加
    工軌跡の前記ワイヤガイドが戻るべき位置を求めて前記
    ワイヤガイドが戻るべき位置に前記ワイヤガイドを相対
    移動させ、前記中断位置に復帰させた後に放電加工を継
    続するようにしたことを特徴とするワイヤ放電加工にお
    ける断線復帰方法。
  5. 【請求項5】 前記戻るべき部分に属するNCプログラ
    ムブロックを特定し、前記特定されたNCプログラムブ
    ロックで表される加工軌跡上の位置を算出して、前記ワ
    イヤガイドが戻るべき位置を求めることを特徴とする請
    求項4記載のワイヤ放電加工における断線復帰方法。
  6. 【請求項6】 前記特定されたNCプログラムブロック
    により表される加工軌跡上であって前記ワイヤガイドの
    現在位置から最も近い位置を前記ワイヤガイドが戻るべ
    き位置として前記戻るべき位置を求めることを特徴とす
    る請求項5記載のワイヤ放電加工における断線復帰方
    法。
JP28344196A 1996-10-04 1996-10-04 ワイヤ放電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における断線復帰方法 Expired - Fee Related JP3824719B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28344196A JP3824719B2 (ja) 1996-10-04 1996-10-04 ワイヤ放電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における断線復帰方法
US09/068,990 US6028281A (en) 1996-10-04 1997-06-10 Wire cut electric discharge method and apparatus
GB9811359A GB2322091B (en) 1996-10-04 1997-10-06 Wire cut electric discharge machining method and device
PCT/JP1997/003561 WO1998014298A1 (fr) 1996-10-04 1997-10-06 Appareil et procede de decharge electrique pour coupure de cable
CN97191579A CN1071614C (zh) 1996-10-04 1997-10-06 线切割放电加工方法及装置
HK98110541A HK1009772A1 (en) 1996-10-04 1998-09-09 Wire cut electric discharge machining method and device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28344196A JP3824719B2 (ja) 1996-10-04 1996-10-04 ワイヤ放電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における断線復帰方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10109226A true JPH10109226A (ja) 1998-04-28
JP3824719B2 JP3824719B2 (ja) 2006-09-20

Family

ID=17665593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28344196A Expired - Fee Related JP3824719B2 (ja) 1996-10-04 1996-10-04 ワイヤ放電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における断線復帰方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6028281A (ja)
JP (1) JP3824719B2 (ja)
CN (1) CN1071614C (ja)
GB (1) GB2322091B (ja)
HK (1) HK1009772A1 (ja)
WO (1) WO1998014298A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320999A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Mitsubishi Electric Corp ワイヤ放電加工用nc制御装置
JP2008004806A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工結果管理方法
KR20160019384A (ko) * 2014-08-11 2016-02-19 화낙 코퍼레이션 임의의 퇴피 위치로부터 방전 상태에서 이동시켜 중단 위치로 복귀하는 기능을 갖는 와이어 방전 가공기
JP2019000962A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機の制御装置、および、ワイヤ放電加工機の制御方法
JP7216257B1 (ja) * 2022-07-27 2023-01-31 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機の制御装置および表示方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2452496A (en) * 2007-09-05 2009-03-11 Geoffrey John Cook EDM machine attachment and method for machining winkle or tunnel gates in injection mould tools
US8829383B2 (en) * 2008-07-03 2014-09-09 Mitsubishi Electric Corporation Wire electric discharge machine and wire electric discharge machining method
CN102039638B (zh) * 2009-10-26 2013-04-24 英利能源(中国)有限公司 一种利用切割线切割基片的切割方法
JP4904405B2 (ja) * 2010-01-04 2012-03-28 ファナック株式会社 ワイヤカット放電加工機における断線修復装置
JP5734270B2 (ja) * 2012-12-21 2015-06-17 ファナック株式会社 コーナ角度に応じて自動的に加工経路の補正を行うワイヤ放電加工機
US9932388B2 (en) 2014-11-13 2018-04-03 Hemarus Therapeutics Limited Chromatographic process for producing high purity fibrinogen and thrombin
JP6034896B2 (ja) * 2015-02-24 2016-11-30 ファナック株式会社 結線穴位置を補正できるワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法
TWI567516B (zh) * 2015-12-31 2017-01-21 Excetek Technologies Co Ltd Machining Accuracy Control Method of Wire - cut Non - uniform Thickness Workpiece

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60213423A (ja) * 1984-04-07 1985-10-25 Fanuc Ltd ワイヤ放電加工機における現在位置表示方法
JPH01140921A (ja) * 1987-11-28 1989-06-02 Fanuc Ltd ワイヤ再結線方法
JPH0673776B2 (ja) * 1988-03-01 1994-09-21 三菱電機株式会社 ワイヤ放電加工装置の断線復帰制御方法
WO1990002013A1 (en) * 1988-08-19 1990-03-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Wire breakage restoration method of wire electric discharge machining apparatus
JP2780446B2 (ja) * 1990-06-07 1998-07-30 三菱電機株式会社 放電加工装置
JP2684874B2 (ja) * 1991-06-25 1997-12-03 三菱電機株式会社 ワイヤ放電加工装置並びにワイヤ放電加工方法
CA2091515C (en) * 1992-04-10 1997-01-28 Douglas S. Richart Wrinkle finish powder coatings
JPH05301119A (ja) * 1992-04-28 1993-11-16 Brother Ind Ltd ワイヤカット放電加工機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320999A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Mitsubishi Electric Corp ワイヤ放電加工用nc制御装置
JP2008004806A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの加工結果管理方法
KR20160019384A (ko) * 2014-08-11 2016-02-19 화낙 코퍼레이션 임의의 퇴피 위치로부터 방전 상태에서 이동시켜 중단 위치로 복귀하는 기능을 갖는 와이어 방전 가공기
JP2016040070A (ja) * 2014-08-11 2016-03-24 ファナック株式会社 任意の退避位置から放電状態で移動し中断位置に復帰する機能を有するワイヤ放電加工機
CN106180930A (zh) * 2014-08-11 2016-12-07 发那科株式会社 线放电加工机
US9969020B2 (en) 2014-08-11 2018-05-15 Fanuc Corporation Wire electric discharge machine having function of moving from arbitrary retreat position in electric discharge state and returning to halt position
JP2019000962A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機の制御装置、および、ワイヤ放電加工機の制御方法
US10730127B2 (en) 2017-06-19 2020-08-04 Fanuc Corporation Control device for wire electrical discharge machine and control method of wire electrical discharge machine
JP7216257B1 (ja) * 2022-07-27 2023-01-31 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機の制御装置および表示方法
WO2024023973A1 (ja) * 2022-07-27 2024-02-01 ファナック株式会社 ワイヤ放電加工機の制御装置および表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
HK1009772A1 (en) 1999-06-11
JP3824719B2 (ja) 2006-09-20
GB9811359D0 (en) 1998-07-22
GB2322091B (en) 1999-06-09
US6028281A (en) 2000-02-22
WO1998014298A1 (fr) 1998-04-09
GB2322091A (en) 1998-08-19
CN1071614C (zh) 2001-09-26
CN1207064A (zh) 1999-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3824719B2 (ja) ワイヤ放電加工装置の断線復帰装置及びワイヤ放電加工における断線復帰方法
JP2006293537A (ja) 数値制御装置
US20040251238A1 (en) Machining monitor
JP7372191B2 (ja) プログラム編集装置、ワイヤ放電加工機およびプログラム編集方法
EP1402984B1 (en) Wire electric discharge machining apparatus
JPS58126025A (ja) ワイヤ電極垂直出し方法
JPS58217223A (ja) デイスプレイ装置付数値制御放電加工装置
JPH0694090B2 (ja) ワイヤ放電加工方法およびその装置
JP3036337B2 (ja) ワイヤ放電加工機
JP3421413B2 (ja) ワイヤカット放電加工機の自動結線異常検出方法
JP5483894B2 (ja) 測定プログラムのチェック方法及び測定機能を有する機械
JP2705460B2 (ja) ワイヤ放電加工装置
JPH01118905A (ja) 工作機械のnc装置とそのnc装置への入力方法
JPH0635095B2 (ja) 放電加工の形状表示装置
JP3034270B2 (ja) Nc加工機における運転制御装置
JPH0542446A (ja) 数値制御装置およびcad/cam装置
JP3571093B2 (ja) ワイヤカット放電加工方法及びその装置
JPH0616970B2 (ja) ワイヤ放電加工におけるワイヤ断線表示方法
EP0345355A1 (en) Interactive nc apparatus
JP2000235408A (ja) ワイヤカット放電加工のテーパカットにおけるncプログラムのチェック方法及び装置
EP0692754A2 (en) Numerical control device
JPS62198906A (ja) 数値制御装置における加工プログラムのチエツク方法
JP2699788B2 (ja) ワイヤ放電加工装置
JPH01246019A (ja) ワイヤカット放電加工装置
JPH01205927A (ja) ワイヤ放電加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees