JPH05301119A - ワイヤカット放電加工機 - Google Patents

ワイヤカット放電加工機

Info

Publication number
JPH05301119A
JPH05301119A JP11038992A JP11038992A JPH05301119A JP H05301119 A JPH05301119 A JP H05301119A JP 11038992 A JP11038992 A JP 11038992A JP 11038992 A JP11038992 A JP 11038992A JP H05301119 A JPH05301119 A JP H05301119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
wire electrode
start hole
wire
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11038992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yu Kawanabe
祐 川那辺
Tetsuya Aoki
哲也 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP11038992A priority Critical patent/JPH05301119A/ja
Publication of JPH05301119A publication Critical patent/JPH05301119A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個の加工開始穴の内、加工が中断した部
品の加工開始穴へ短時間で容易にワイヤ電極を相対的に
位置決めでき、加工効率を向上することができるワイヤ
カット放電加工機を提供すること。 【構成】 ワイヤ電極が断線位置60でN回断線し加工
が中断した状態で、結線点復帰キーが操作されると、R
AMの加工開始穴位置記憶エリアに記憶された加工開始
穴53の位置を参照してワイヤ電極が相対的に移動され
て加工開始穴53に位置決めがなされ、自動結線ができ
る状態にされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤ電極と被加工物
とを相対的に移動して該被加工物に形成された複数の加
工開始穴から加工を開始し、複数個の部品を加工するワ
イヤカット放電加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加工を行うワイヤカット
放電加工機としては、1部品の加工が終了し次の部品の
加工を行うために一担ワイヤ電極を切断した後や、被加
工物の加工中にワイヤ電極が断線した際などに、自動的
にワイヤ電極を被加工物に形成された加工開始穴へ相対
的に位置決めした後、その加工開始穴においてワイヤ電
極を自動的に結線し、その後ワイヤ電極が断線した位置
までワイヤ電極をドライランで移動し再び加工を開始す
ることができるものが一般に知られている。
【0003】しかしながら、このようなワイヤ電極の自
動結線機能をもったワイヤカット放電加工機においても
万能ではなく、加工形状やワイヤ電極が断線した時の状
況などによっては何度もワイヤ電極の断線が繰り返され
る場合もあり、この場合加工を一担中断した後、作業者
が適切な処置を行った後に再度その部品の加工を行う必
要があった。
【0004】そして、目的の部品の再加工を行うために
その部品の加工開始穴でワイヤ電極を結線するには、た
とえば加工の開始位置へワイヤ電極と被加工物とを相対
的に移動して位置決めする機能をもった特公平2ー27
089号公報に示された装置では、その機能を利用して
一担ワイヤ電極を加工開始位置へ自動的に移動した後、
作業者がドライランなどにより前記ワイヤ電極が断線し
た部品の加工開始穴まで移動する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
部品の内で残り僅かな加工を残してワイヤ電極が断線
し、自動結線ができないような場合には、作業者がワイ
ヤ電極を一担最初の部品の加工開始穴まで移動してから
すでに加工した部品の加工経路上をトレースして目的の
加工開始穴まで移動して位置決めする必要があり、ワイ
ヤ電極を目的の部品の加工開始穴に位置決めするために
非常に長時間を要し効率が悪いなどの問題があった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、複数個の加工開始穴の内、加工
が中断した部品の加工開始穴へワイヤ電極を相対的に短
時間で容易に位置決めでき、加工効率を向上することが
できるワイヤカット放電加工機を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のワイヤカット放電加工機においては、被加工
物に形成された複数個の加工開始穴の内、少なくとも加
工中の部品の加工開始穴の位置を記憶するための記憶手
段と、加工の中断時に、ワイヤ電極と被加工物とを相対
的に移動して前記加工中であった部品の加工開始穴へ復
帰させる信号を発生するために操作される手動の操作手
段と、その操作手段が操作されることにより発生される
信号に基いて、前記加工中の部品の加工開始穴の位置を
前記記憶手段から読み出す読み出し手段と、その読み出
し手段により読み出された加工開始穴へワイヤ電極を被
加工物に対して相対的に位置決めする制御手段とを備え
ている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明のワイヤカット放電
加工機においては、ワイヤ電極の断線などにより加工が
中断した際に操作手段が操作されると、その操作により
発生される信号に基いて、読み出し手段により加工中の
部品の加工開始穴の位置が記憶手段から読み出される。
次に、制御手段によりその読み出された加工開始穴へワ
イヤ電極が被加工物に対して相対的に位置決めされる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0010】ワイヤカット放電加工機における基台1上
には、加工槽2が載置されており、該加工槽2内には、
加工槽2に固定されたワークテーブル3上に被加工物W
が載置固定されている。また、基台1と加工槽2との間
には、図1に示すように、XY平面上を移動できるXY
テーブル6が配置されており、X軸モータ4及びY軸モ
ータ5により駆動制御される。
【0011】コラム7の上部には、ワイヤ電極8を巻回
したワイヤボビン9が設けられており、そのコラム7の
上部に支持された上部アーム10には上ノズル11が配
置されている。またコラム7の下部に支持された下部ア
ーム12には下ノズル13が配置されている。ワイヤボ
ビン9から引き出されたワイヤ電極8は、上ノズル11
から被加工物Wを介して下ノズル13に略鉛直上に張架
され、図示しない電源からワイヤ電極8と被加工物Wと
にパルス電流を通電し、鉛直上にて下向きに通過するワ
イヤ電極8と被加工物Wとの微小間隙部(放電加工部)
で放電加工が行われる。そして、前記上ノズル11及び
下ノズル13の両方から加工液を前記間隙部に向かって
噴出させ、放電加工の金属屑の除去と前記間隙部の冷却
とを実行する。
【0012】方向変換プーリ14は前記下ノズル13の
下方に配置されており、該方向変換プーリ14にて横方
向に搬送方向を変換された使用済みのワイヤ電極8を強
制的に挟持搬送するための上下一対のローラ15,16
のうち少なくとも一方のローラを収納モータ17(図2
参照)にて回転駆動し、使用済みのワイヤ電極8を収納
する収納箱18に送る。
【0013】次に、ワイヤ電極8の供給部について、図
2を参照して説明する。
【0014】ワイヤボビン9に回転力を与える駆動モー
タ20は、放電加工時にワイヤボビン9の回転する方向
に対して逆方向の回転力を発生させ、放電加工中のワイ
ヤ電極8に予張力を付与し、断線時にはワイヤ電極8を
巻き戻す力を与える。また、加工中には、回転センサ2
2を備えたパウダーブレーキなどのブレーキ手段23に
連結されて制動力を与えられるプーリ21にてワイヤ電
極8に張力が与えられる。
【0015】フレーム24には、上部ワイヤガイド27
が設けられ、その上部ワイヤガイド27の下方位置に送
りローラ28が設けられている。該送りローラ28はス
テップモータよりなる搬送モータ29により回転駆動さ
せられる。ピンチローラ30は前記送りローラ28と対
向して設けられ、第1ソレノイド31に連結されてお
り、その第1ソレノイド31が励磁されると前記送りロ
ーラ28との間でワイヤ電極8を挟持してワイヤ電極8
を下方に搬送するよう構成されている。
【0016】前記フレーム24に設けられる切断手段3
5は、前記ピンチローラ30の下方位置に固定された固
定刃体36と、第2ソレノイド38にて略水平方向に往
復動する移動刃体37とからなり、該固定刃体36と移
動刃体37とによりその間を通過するワイヤ電極8を切
断する構成である。ワイヤ電極8の先端を検出するため
のセンサ39は、フレーム24の前記切断手段35の下
方位置に設けられ,下部ワイヤガイド40は前記センサ
39の下方に配置されている。また、該下部ワイヤガイ
ド40の下方には加工時に上ガイド62方向にワイヤ電
極8を案内するためのガイド体44が配置されている。
該上ガイド62の下方には、被加工物Wを挟む位置に下
ガイド63が設けられ、該上ガイド62と下ガイド63
との間で張架されるワイヤ電極8により被加工物Wとの
間に前記微小間隙部が形成される。
【0017】ワイヤカット放電加工機の制御装置として
の中央処理装置(CPU)45は、図3に示すように、
ワイヤカット放電加工機の制御プログラム及びワイヤ電
極8を自動的に結線するための制御プログラムなどが予
め記憶された読み出し専用メモリ(ROM)46と、各
種データを一時的に記憶させる随時読み書き可能メモリ
(RAM)47とを備えている。該RAM47内には、
複数の加工開始穴の位置の内、加工中の最新の開始穴の
位置を記憶保持するための加工開始穴位置記憶エリア5
0が確保されている。また、CPU45には、前記ワイ
ヤ電極検出用のセンサ39,回転センサ22及び操作パ
ネルに配設された結線点復帰キー49が接続されている
と共に、駆動回路48を介してX軸モータ4,Y軸モー
タ5,収納モータ17,駆動モータ20,ブレーキ手段
23,搬送モータ29,第1ソレノイド31,第2ソレ
ノイド38が接続されている。
【0018】本実施例は以上のように構成され、次にそ
の作用を説明する。
【0019】まず、加工中にワイヤ電極8が断線した際
のワイヤ電極8の自動結線制御について図4及び図5を
参照して説明する。
【0020】図示しないスタートボタンが押されると、
ワイヤ電極8が自動結線される加工開始穴の位置をRA
M47の加工開始穴位置記憶エリア50に記憶するなど
の初期設定(S1)に続き、放電加工を実行する(S
2)。この状態では、駆動モータ20にはワイヤ電極8
に予張力を付与するような回転力が与えられている。ま
た、ワイヤ電極検出用のセンサ39にてワイヤ電極8が
検出されているので、当該センサ39の出力信号はON
である。この時、その加工中においては常にワイヤ電極
8が被加工物Wの箇所で断線しているか否かを判別して
いる(S3)。
【0021】そして、ワイヤ電極8が断線すると、プー
リ21の回転が停止し、それを回転センサ22で検出す
ると共に(S3,YES)、その断線した位置をRAM
47に記憶する。次に、この断線が同一加工中において
何回目かが判定され(S4)、予め決められたN回目で
あれば加工を中断してアラームを表示する(S6)。ま
た、N回目でなければ、ワイヤ電極8を自動的に結線す
るための処理を実行し(S5)、再び放電加工を再開す
る(S2)。
【0022】前記自動結線処理においては、図5に示す
ように、断線したワイヤ電極8がフリーな状態になるた
め、前記駆動モータ20の回転力がワイヤ電極8を巻き
戻す方向(矢印A方向)の力として作用しているので、
ワイヤ電極8は矢印A方向に巻き戻される(S11)。
次いで、ワイヤ電極検出用のセンサ39の出力信号がO
FFになったか否かが判別される(S12)。ワイヤ電
極8の断線の先端箇所がセンサ39より上方に位置する
と、センサ39の出力信号はOFFとなる。センサ39
の出力信号がOFFになれば(S12,YES)、直ち
に駆動モータ20の回転を停止させる(S13)。
【0023】次いで、加工中であった部品の加工開始穴
の位置をRAM47の加工開始穴位置記憶エリア50か
ら読み出し、X軸モータ4及びY軸モータ5を駆動して
パルス分配処理を行い、前記断線位置から加工開始穴へ
ワイヤ電極8を被加工物Wに対して直線経路で相対的に
移動する(S14)。この処理は、複数個の部品を加工
する場合には、ワイヤ電極を自動結線するためのM22
のコードが指令された時の位置を、M22のコードが指
令される毎に更新して前記RAM47の加工開始穴位置
記憶エリア50に記憶するように構成されており、ワイ
ヤ電極8が断線した位置から加工が中断した部品の加工
開始穴に自動的に移動される。
【0024】その後、第1ソレノイド31を励磁して送
りローラ28とピンチローラ30とでワイヤ電極8を挟
持し、次いで搬送モータ29を駆動してワイヤ電極8の
挿通を開始する(S15)。次いで、収納モータ17を
駆動し(S16)、前記挿通されたワイヤ電極8が下部
ワイヤガイド40,ガイド体44,上ガイド62,被加
工物W,下ガイド63を通過した後、方向変換プーリ1
4を介してローラ15,16に挟持される。ワイヤ電極
8がローラ15,16に挟持されると、収納モータ17
の回転速度でワイヤ電極8が送給され、その送給速度の
変化を回転センサ22で検出し自動結線の終了を判別す
る(S17)。自動結線の終了が判別されると(S1
7,YES)、RAM47に記憶されたプログラムを解
析し、X軸モータ4及びY軸モータ5を駆動して前記断
線位置までワイヤ電極8を被加工物Wに対して相対的に
ドライランで移動させた後(S18)、放電加工を再開
する(図4参照)。
【0025】次に、上述したワイヤ電極8の自動結線の
制御を使って被加工物Wを加工している途中に加工が中
断された際に(図4,S6参照)、再び加工を行うため
の制御について図6を参照して説明する。
【0026】まず、複数の加工開始穴51乃至54が形
成された被加工物Wに、複数の部品55乃至58を加工
するものとする。この場合、加工プログラムは加工開始
穴51の位置を加工原点として、M22(ワイヤ電極自
動結線),M86(加工開始),G01Y・・・・(移
動),M87(加工終了),M23(ワイヤ電極切
断),G00X・・Y・・(位置決め),M22,M8
6,G01Y・・・・・と繰り返される。
【0027】そこで、実際に加工が行われる際には、上
記の加工プログラムに基いて最初の加工開始穴51にお
いてワイヤ電極8の自動結線が行われた後、部品55の
加工が行われる。部品55の加工が終了すると、切断手
段35によりワイヤ電極8が切断された後、次の加工開
始穴52へ移動される。そしてその加工開始穴52にお
いても同様に、ワイヤ電極8の自動結線が行われて部品
56の加工が行われる。
【0028】この時、前記RAM47の加工開始穴位置
記憶エリア50には、まず加工開始穴51の位置が記憶
されており、加工が進行して次の加工開始穴52におい
てM22のコードが指令された時点で加工開始穴52の
位置が改めて上書きされて記憶される。従って、前記加
工開始穴位置記憶エリア50には、現在加工中の部品に
対する最新の加工開始穴の位置のみが記憶されている。
【0029】尚、被加工物Wに加工される部品の内、最
初に加工される部品の加工開始穴51の位置は、他の加
工開始穴とは別に加工開始点としてRAM47の所定の
エリアに記憶するようにしてもよい。
【0030】そして、特に加工に問題がなくワイヤ電極
8が加工中に断線することもなければ、このような制御
を継続して残りの部品57,58も同様に加工が行わ
れ、全ての加工が終了するとプログラム運転を停止す
る。
【0031】しかしながら、部品57の加工中に断線位
置60においてワイヤ電極8が断線した際には、前述し
た図4及び図5に示す自動結線の処理を行い、それにも
拘らずN回断線した場合には、断線位置60において加
工が中断される。そこで、作業者は断線した状況などを
見ながら前記切断手段35を作動させて被加工物W内に
残っているワイヤ電極8を切断する。その後、結線点復
帰キー49が作業者によって操作されると、前記RAM
47の加工開始穴位置記憶エリア50を参照して加工を
中断した部品57の加工開始穴53へワイヤ電極8を直
線経路で相対的に移動する。そして、作業者は前記断線
位置60の加工屑を除去するなどの適切な処置を行った
後再び加工開始を指令することにより、該加工開始穴5
3においてワイヤ電極8を結線した後、すでに加工した
経路を断線位置60までドライランで移動して断線位置
60から加工を再開する。
【0032】従って、本実施例においては、断線位置6
0からワイヤ電極8を結線できる加工開始穴53の位置
まで位置決めするのに、従来のように一担加工開始穴5
1まで移動した後部品55の加工経路上をドライランで
移動し、更に加工開始穴52へ移動して部品56の加工
経路上をドライランで移動した後に、加工開始穴53へ
移動して位置決めする必要がなく、短時間でワイヤ電極
8を自動結線したい位置へ位置決めすることができる。
【0033】尚、本発明は本実施例に限定されることな
く、適宜変更できることは言うまでもない。
【0034】例えば、本実施例においては被加工物Wか
ら必要な部品を複数個くり抜いて加工する場合について
述べたが、被加工物Wから不要な部品をくり抜いて残り
の部分を完成品とすることもできる。この場合、加工開
始穴は不要な部品の内部に形成されることになるが、本
発明が適用できることは言うまでもない。
【0035】また、本実施例においては加工開始穴の位
置を1箇所だけ記憶するようにしたが、各加工開始穴の
位置をすべて記憶しておき現在加工中の部品を判別して
その加工開始穴へ移動させるようにしてもよい。
【0036】更に、加工開始穴の位置をRAMにエリア
を設けて記憶することなく、断線した位置からプログラ
ムを逆方向へ解析して最初に解析されたM22のコード
までの距離を演算して加工開始穴の位置を定義するよう
にしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のワイヤカット放電加工機においては、簡単な操作
で複数個の加工開始穴の内、加工が中断した部品の加工
開始穴へ短時間で容易にワイヤ電極を相対的に位置決め
できるので、加工効率を向上することができるなどの効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したワイヤカット放電加工機の
全体図である。
【図2】自動結線部の要部を示す説明図である。
【図3】制御装置を示すブロック図である。
【図4】作用を説明するためのフローチャートである。
【図5】作用を説明するためのフローチャートである。
【図6】加工の状態を説明するための説明図である。
【符号の説明】
W 被加工物 4 X軸モータ 5 Y軸モータ 8 ワイヤ電極 45 CPU 47 RAM 49 結線点復帰キー 50 加工開始穴位置記憶エリア 51,52,53,54 加工開始穴 55,56,57,58 部品 60 断線位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ電極と被加工物とを相対的に移動
    して該被加工物に形成された複数の加工開始穴から順に
    加工を行い、複数個の部品を加工するワイヤカット放電
    加工機において、 前記複数個の加工開始穴の内、少なくとも加工中の部品
    の加工開始穴の位置を記憶するための記憶手段と、 前記加工の中断時に、ワイヤ電極と被加工物とを相対的
    に移動して前記加工中であった部品の加工開始穴へ復帰
    させる信号を発生するために操作される手動の操作手段
    と、 その操作手段が操作されることにより発生される信号に
    基いて、前記加工中の部品の加工開始穴の位置を前記記
    憶手段から読み出す読み出し手段と、 その読み出し手段により読み出された加工開始穴へワイ
    ヤ電極を被加工物に対して相対的に位置決めする制御手
    段とを備えていることを特徴とするワイヤカット放電加
    工機。
JP11038992A 1992-04-28 1992-04-28 ワイヤカット放電加工機 Pending JPH05301119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11038992A JPH05301119A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ワイヤカット放電加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11038992A JPH05301119A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ワイヤカット放電加工機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05301119A true JPH05301119A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14534574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11038992A Pending JPH05301119A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ワイヤカット放電加工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05301119A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5859401A (en) * 1995-08-23 1999-01-12 Fanuc Ltd. Wire electric discharge machining method
US6028281A (en) * 1996-10-04 2000-02-22 Sodick Co., Ltd. Wire cut electric discharge method and apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5859401A (en) * 1995-08-23 1999-01-12 Fanuc Ltd. Wire electric discharge machining method
US6028281A (en) * 1996-10-04 2000-02-22 Sodick Co., Ltd. Wire cut electric discharge method and apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0059639B1 (en) A method for wire-cut electric discharge machining
US5302796A (en) Wire-cut electrical discharge machine having wire electrode cutting device
US4338505A (en) Method and apparatus for restoring a wire electrode
US9969020B2 (en) Wire electric discharge machine having function of moving from arbitrary retreat position in electric discharge state and returning to halt position
JPH0253528A (ja) ワイヤ放電加工機の結線方法
US5288966A (en) Wire-cut electrical discharge machine having wire electrode cutting device
US4816636A (en) Wire cut electric discharge machine
JPH05301119A (ja) ワイヤカット放電加工機
US4940871A (en) Method of restoring a wire electrode broken during an electric discharge machining operation
JP2005153128A (ja) ワイヤ放電加工機における手動送り装置
US4486642A (en) Electroerosive contour-machining method
JPH068054A (ja) ワイヤカット放電加工機の放電加工モニタ方法
JP3421413B2 (ja) ワイヤカット放電加工機の自動結線異常検出方法
JP2004314191A (ja) ワイヤカット放電加工における位置決め方法
JP2885228B2 (ja) ワイヤ放電加工方法及び装置
JP2717109B2 (ja) ワイヤカット放電加工装置
JPS6085830A (ja) ワイヤ放電加工方法
JP3079734B2 (ja) ワイヤ放電加工機におけるワイヤ電極の切断装置
JP2734301B2 (ja) ワイヤ放電加工方法
US20230050037A1 (en) Lathe and method of detecting cut-off tool breakage
JPH0386428A (ja) ワイヤカット放電加工機の断線修復方法
JP3032336B2 (ja) 放電加工方法
JPH0615530A (ja) ワイヤカット放電加工機
JPH07299660A (ja) ワイヤカット放電加工用ノズル装置
JPH04289026A (ja) ワイヤカット放電加工機の短絡解除方法