JPH10108946A - 遊技機製造用釘打機 - Google Patents
遊技機製造用釘打機Info
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- JPH10108946A JPH10108946A JP26320796A JP26320796A JPH10108946A JP H10108946 A JPH10108946 A JP H10108946A JP 26320796 A JP26320796 A JP 26320796A JP 26320796 A JP26320796 A JP 26320796A JP H10108946 A JPH10108946 A JP H10108946A
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Abstract
の効率を向上する。 【解決手段】 釘検出手段17が釘受取位置13から釘
打込位置15までの間でホルダーアーム11に釘9が無
いことを検出すると、その釘9の無いことを検出した周
期での釘打込位置15における釘9の打ち込みを終了し
た後に、テーブル2を縦横移動して、テーブル2上の遊
技盤5の釘供給ミスが発生した釘9を打ち込むべき所定
位置を釘ホルダー機構7の下方に移動停止し、その後の
テーブル2の縦横移動動作を中断すると共に釘ホルダー
機構7を回転して釘検出手段17がホルダーアーム11
に釘9が有ることを検出し、当該釘9を保有したホルダ
ーアーム11が釘打込位置15に移動停止したら、この
ホルダーアーム11に保有された釘9を遊技盤5の釘供
給ミスが発生した釘9を打ち込むべき所定位置に自動的
に打ち込む。
Description
な遊技機を製造する際に、遊技盤に釘を1本づつ自動的
に打ち込む装置に関する。
公平3−42908号公報に示されているように、遊技
盤の意匠盤面を上に向けて、遊技盤をテーブルに位置決
め搭載し、このテーブルを釘打データーによる釘を打ち
込む位置と順序とに従って平面内で縦横に移動して遊技
盤の所定位置を釘ホルダー機構の下方に位置決め停止し
た後に、釘供給部から釘ホルダー機構に供給された釘
を、ハンマー機構で遊技盤に打ち込むことにより、遊技
盤に釘を1本づつ自動的に打ち込むようにしたものが知
られている。
打機では、釘供給部から釘ホルダー機構に釘が供給され
ない、釘供給ミスが発生すると、警報を発生すると同時
に、釘打機の釘打ち動作を停止する。そして、警報を聞
いた作業者が手動で機械を逆転操作して釘ホルダー機構
を釘受取位置に後退させて、当該釘ホルダー機構に釘を
供給した後に、スタートスイッチをオン操作する。これ
により、釘打機が前記動作停止後の動作を引き継ぐよう
に再駆動する。即ち、釘供給ミスの発生から再駆動の間
に、作業者が介在しているため、例えば作業者が他の作
業をしていて、釘供給ミスに即座に応じることができな
い等の理由から、釘打機の再駆動が円滑に行われないこ
とがままある。
補修して、釘打ち作業の効率を向上することができる遊
技機製造用釘打機を提供しようとするものである。
釘打機は、遊技盤を位置決め搭載したテーブルと、この
テーブルの上方に配置された釘ホルダー機構及びハンマ
ー機構等の組とを、釘打データーによる釘を打ち込む位
置と順序とに従って平面内で縦横に相対的に移動して、
遊技盤の所定位置を釘打位置の釘ホルダー機構の下方に
位置決め停止し、釘供給部から釘ホルダー機構に供給さ
れた釘を、ハンマー機構で遊技盤に打ち込むことによ
り、遊技盤に釘を1本づつ自動的に打ち込む遊技機製造
用釘打機において、前記釘ホルダー機構が、釘受取位置
と釘打込位置とに平面的に間欠回転する間欠回転機構
と、この間欠回転機構の間欠回転軸に当該間欠回転機構
が間欠回転動作を停止した際で釘受取位置と釘打込位置
と対応して設けられた複数のホルダーアームとを備える
一方、各ホルダーアームが釘受取位置又は釘受取位置か
ら釘打込位置までに移動する間のいずれかにホルダーア
ームでの釘の有無を検出する釘検出手段と、この釘検出
手段からの無釘検出信号により釘ホルダー機構及びハン
マー機構等の組とテーブルとの縦横への相対的な移動動
作を中断すると共に間欠回転機構を動作して釘供給部か
らホルダーアームへの釘供給ミスが発生したホルダーア
ームに代えて次のホルダーアームに保持された釘を釘供
給ミスが発生した釘打込位置に移動してハンマー機構で
打ち込む制御部とを備えたことを特徴としている。この
請求項1の構成によれば、釘検出手段が釘受取位置から
釘打込位置までの間でホルダーアームに釘が無いことを
検出し、釘供給部から釘ホルダー機構への釘供給ミスが
発生すると、その釘の無いことを検出した周期での釘打
込位置における釘の打ち込みを終了した後に、釘ホルダ
ー機構及びハンマー機構等の組とテーブルとを縦横に相
対的に移動して、テーブル上の遊技盤の釘供給ミスが発
生した釘を打ち込むべき所定位置を釘ホルダー機構の下
方に移動停止し、その後の釘ホルダー機構及びハンマー
機構等の組とテーブルとの縦横の相対的な移動動作を中
断すると共に釘ホルダー機構を回転して、釘検出手段が
ホルダーアームに釘が有ることを検出し、当該釘を保有
したホルダーアームが釘打込位置に移動停止したら、こ
のホルダーアームに保有された釘を遊技盤の釘供給ミス
が発生した釘を打ち込むべき所定位置に自動的に打ち込
むというように、釘供給ミスを検出すると、遊技盤を次
の釘打位置に移動する釘ホルダー機構及びハンマー機構
等の組とテーブルとの動作を中断し、釘ホルダー機構を
回転して、次の釘を釘供給ミスが発生した部分に正確に
打ち込むことで、釘供給ミスを自動的に補修して、釘打
ち動作を作業者を介在させずに自動復旧して、釘打ち作
業の効率を向上することができる。
る。先ず、図2において、装置本体1に設けられたテー
ブル2は、装置本体1に取り付けられたモーター3aで
図2の紙面の表裏方向に水平移動するX方向駆動機構3
と、このX方向駆動機構3の出力部材である可動部材に
取り付けられたモーター4aで図2の左右方向に水平移
動するY方向駆動機構4とで、或る1つの平面内でのY
方向である縦方向とX方向である横方向とに移動する。
を搭載する際の初期には、テーブル2は装置本体1に対
して図2の左側で紙面の手前側に最も移動した前進限度
位置に停止しており、その前進限度位置において、テー
ブル2に遊技盤5が供給される。
ような図外の遊技基板の一表面に、意匠図の描かれた図
外のセルシートを一体に結合してあると共に、その1本
の対角線の両端側に位置する1組の角隅部に空けられた
図外の基準孔を有しており、セルシートを上側に向け遊
技基板をテーブル2に直接接触させるようにして、前記
基準孔をテーブル2上に立設された図外の1対の位置決
めピンにその上方より外嵌装着することで、テーブル2
上に位置決め搭載される。
載されたことを検出する図外の遊技盤センサー、又は、
当該遊技盤センサーに代えて作業者の操作でオン動作さ
れるマニュアルスイッチのいずれかが、遊技盤種別信号
と釘打開始信号とを、コンピューターが内蔵された制御
部6に出力すると、コンピューターが制御部6の記憶装
置に予め記憶された当該遊技盤5の機種に対応する釘打
データー6aより釘9を打ち込む位置と順序とを抽出
し、それらの釘9を打ち込む位置と順序とに従ってX方
向駆動機構3のモーター3aとY方向駆動機構4のモー
ター4aとを制御して、テーブル2をX方向とY方向と
に移動することで、前記テーブル2上に位置決め搭載さ
れた遊技盤5の所定位置を、その上方に配置された釘ホ
ルダー機構7の下方に位置決め停止した後に、パーツフ
ィーダー8aとシューター8bとを備えた釘供給部8か
ら釘ホルダー機構7に供給された遊技釘と呼ばれる釘9
を、図外のハンマー機構の杵と呼ばれるハンマー18で
遊技盤5に打ち込むことで、1枚の遊技盤5に打つべき
多数の釘9を、当該遊技盤5に1本づつ自動的に打ち込
む。
数のホルダーアーム11と備えている。
当該テーブル2と干渉しないように装置本体1上に設け
られたセットプレート12に取り付けられている。
れる上の方に向けて約5°程度傾斜するように打ち込む
ことから、セットプレート12はテーブル2上の遊技盤
5の表面に対し前記傾斜角度だけ傾斜している。
回転機構10は、ゼネバーカム、パラレルカム、ローラ
ーギヤー等と通称されるゼネバー機構により構成されて
いる。
の回転に対し、機構の従動軸である出力軸が回転・停止
を所定周期で繰り返すように構成した機構であって、例
えばセットプレート12にドライブカムプレート10a
とゼネバーカムプレート10bとを並列に離隔配置して
ブラケット10c,10dにより回転可能に取り付け
て、ドライブカムプレート10aをセットプレート12
に取り付けられたモーター10eで回転駆動すること
で、ドライブカムプレート10aより外側に突設された
カムフォロア10fを、ゼネバーカムプレート10bに
周方向に等分配置されて放射条に形成された複数のスリ
ット10gの1つに順に摺接係合させて、1回転に相当
する360°をスリット数で割った回転角度毎に、ゼネ
バーカムプレート10bを間欠的に回転すると共に、ド
ライブカムプレート10aのカムフォロア10f以外の
図1に示す半円弧部分10iがゼネバーカムプレート1
0bのスリット10g間に位置する半円弧状の図1に示
す外周縁部分10jに摺接係合する間だけ、前記ゼネバ
ーカムプレート10bの回転を間欠的に停止するように
なっている。図1ではドライブカムプレート10aのカ
ム軸がモーター10eの出力軸に直接連結したように図
示したが、実際には、モーター10eの回転をドライブ
カムプレート10aに減速して伝達するのが普通であ
り、ドライブカムプレート10aのカム軸をモーター1
0eの出力軸に図外の減速機を介して連結している。
に、ゼネバーカムプレート10bはモーター10eの1
回転毎に1/4回転と停止とを順に繰り返すことから、
ゼネバーカムプレート10bの中心に設けられた間欠回
転軸10hを中心として90度毎に等分に振り分けられ
た4個のスリット10gを備えている。
分に振り分けられた釘受取位置13、釘有無検査位置1
4、釘打込位置15、予備位置16に平面的に間欠回転
する間欠回転機構10の出力部材であって、ドライブカ
ムプレート10aの半円弧部分10iがゼネバーカムプ
レート10bの外周縁部分10jに摺接係合しているこ
とで、間欠回転軸10hがその回転動作を停止した際の
釘受取位置13、釘有無検査位置14、釘打込位置1
5、予備位置16の各位置に対応する複数のホルダーア
ーム11を備えている。
ルダーアーム11を釘受取位置13から釘有無検査位置
14、釘打込位置15、予備位置16を順に経由して釘
受取位置13に戻すような向きに設定してある。
の間欠回転により前記セットプレート12と同様に遊技
盤5の表面に対する前記傾斜角度だけ傾斜した1つの平
面内を間欠回転する一方、昇降及び進退可能に組付けら
れた一対のフィンガー11a,11bを有している。
部材に可動側部材を1本のピン11cで開閉可能に連結
された形態であって、そのピン11cより内側の後端部
に装着されたコイルスプリングのような弾性体11dの
弾性でピン11cより外側の先端部が閉じ方向に付勢さ
れ、その先端部には釘保持部11eを備えている。
aの内側面に形成された平面視V字形の溝と、この溝に
対応する固定側のフィンガー11aの平坦な内側面とよ
り形成されている。可動側のフィンガー11aのピン1
1cより先端部側には開閉ローラー11fを回転可能に
有している。開閉ローラー11fは、後述する釘打込位
置においてホルダーアーム11に支持された釘9がハン
マー18で遊技盤5に打ち込まれてから当該ホルダーア
ーム11が復帰を開始するまでに、図外のホルダー開閉
駆動機構の出力部材である開閉操作部材により弾性体1
1dの弾性に抗して一側方向に押し動かされることで、
可動側のフィンガー11aがピン11cを中心として一
側方向に開動する。この開動量は復帰するホルダーアー
ム11が遊技盤5に打ち込まれた釘9と干渉しないよう
な最低寸法に設定されている。
間欠回転軸10hの回転動作により間欠回転軸10hを
中心とする1つの円を描く軌跡R1を通り、各ホルダー
アーム11のピン11cは間欠回転軸10hの回転動作
により間欠回転軸10hを中心とする前記軌跡R1より
曲率の小さな円を描く軌跡R2を通る。
て、釘受取位置13におけるホルダーアーム11には釘
供給部8のシューター8bより1本の釘9が分離供給さ
れ、この釘9の頭部が釘供給部8の図外の押出部材で押
し下げられ、当該釘9の先端部がホルダーアーム11の
弾性体11dの弾性に抗して一対のフィンガー11a,
11bを開いて釘保持部11eに押し込まれることで、
前記ホルダーアーム11が弾性体11dの弾性で1本の
釘9を間欠回転軸10hの軸心と平行な直立に支持す
る。
12に取り付けられた接触タイプ又は非接触タイプの釘
センサー17を、ホルダーアーム11と干渉しないよう
に備えている。
回転を停止した際に、釘有無検査位置14におけるホル
ダーアーム11の釘9の有無を検出し、その検出結果に
相当する電気信号を、例えばホルダーアーム11に釘9
が直立に存在する場合は電気的な2値化信号のローレベ
ルに相当する「0」を制御部6に出力し、逆にホルダー
アーム11に釘9が直立に存在しない場合は電気的な2
値化信号のハイレベルに相当する「1」を制御部6に出
力する。
て、釘打込位置15におけるホルダーアーム11は、図
外の昇降駆動機構及び図外の進退駆動機構による間欠回
転軸10hの軸心に沿う下降と間欠回転軸10hの径方
向外側への前進との合成運動で、ホルダーアーム11の
釘保持部11eの下面が遊技盤5の表面の所定位置に徐
々に近づく漸近曲線を描いて実線示位置から仮想線示位
置へと下降前進して停止する。
11に直立に支持された釘9の軸心の真上にはハンマー
機構のハンマー18が同軸状に離隔配置されている。
な停止に伴うハンマー機構の釘打ち動作で間欠回転軸1
0hの軸心に沿う下降運動を行って、釘打込位置15の
ホルダーアーム11に支持された釘9の頭部を上方より
押し下げることで、当該釘9をホルダーアーム11の弾
性体11dの弾性による支持力に抗して遊技盤5の所定
位置に所定打込量だけ前記所定傾斜角度で以て押し込
む。
アーム11を間欠回転軸10hにその軸方向に沿う方向
へ昇降可能に組付けた昇降ガイド機構20と、ホルダー
アーム11を間欠回転軸10hにその径方向へ進退可能
に組付けた進退ガイド機構21とを示している。
の外周面より当該間欠回転軸10hの軸心に沿って突設
された縦レール20a、縦レール20aに摺接係合され
た昇降スライダー20b、昇降スライダー20bの上下
方向の中間で外側面に回転可能に取り付けられた昇降ロ
ーラー20cを備え、釘打込位置15以外では昇降ロー
ラー20cが間欠回転機構10と干渉しないようにセッ
トプレート12に取り付けられた案内環22に摺接係合
していて、間欠回転機構10が間欠回転を停止する際
に、釘打込位置15におけるホルダーアーム11の昇降
ローラー20cが案内環22より当該案内環22の切欠
部22aに配置され図外の昇降駆動機構の出力部材を構
成する昇降操作部材に取り込まれ、当該昇降操作部材の
下降により、昇降スライダー20bが縦レール20aに
沿って下降し、ハンマー機構による釘打ち後に伴う昇降
操作部材の上昇で、昇降スライダー20bが縦レール2
0aに沿って上昇し、昇降操作部材が案内環22の切欠
部22aに収納停止後に、間欠回転機構10が間欠回転
を開始し、昇降ローラー20cが昇降操作部材から案内
環22に摺接係合するように受け渡される。
の軸心と直交するように昇降スライダー20bの下端よ
り外側に突設された横レール21a、横レール21aに
摺接係合されていると共にホルダーアーム11の釘保持
部11eを構成する平坦面を有する固定側のフィンガー
11aに取り付けられた進退スライダー21b、進退ス
ライダー21bの一側に組付けられた固定ブラケット2
1c、固定ブラケット21cの後方に対向するように横
レール21aに組付けられた可動ブラケット21d、固
定ブラケット21cに突設されて可動ブラケット21d
に移動可能に貫通されたスプリングピン21e、スプリ
ングピン21eの可動ブラケット21dより後方に突出
された後端部と可動ブラケット21dとの間に装着され
て進退スライダー21bに後退方向の弾性を付与するス
プリング21f、進退スライダー21bの他側より前記
案内環22及び昇降操作部材に干渉しないように立設さ
れたスライドガイドバー21g、スライドガイドバー2
1gの進退スライダー側面に回転可能に取り付けられた
進退ローラー21hを備え、間欠回転機構10が間欠回
転を停止した際に、釘打込位置15におけるホルダーア
ーム11の進退ローラー21hがセットプレート12に
設けられた図外の進退駆動機構の出力部材を構成する進
退操作部材で前方に押され、進退スライダー21bがス
ライドガイドバー21gを介してスプリング21fの弾
性に抗して横レール21aに沿って前進し、ハンマー機
構による釘打ち後に伴う進退操作部材による前方への押
圧操作の解除に従い、進退スライダー21bがスプリン
グ21fの弾性で横レール21aに沿って後退する。
ド機構21によるホルダーアーム11の前進動作と、前
記昇降ガイド機構20によるホルダーアーム11の下降
動作との合成運動により、ホルダーアーム11の釘保持
部11eが漸近曲線である軌跡を描いて、遊技盤5に既
に打ち込まれた釘9と干渉しないように遊技盤5の表面
の所定位置に徐々に近づいて停止する。
で遊技盤5の所定位置に所定打込量だけ打ち込まれた後
に、進退ガイド機構21によるホルダーアーム11の後
退動作と前記昇降ガイド機構20によるホルダーアーム
11の昇降動作との合成運動により、ホルダーアーム1
1の釘保持部11eが前記軌跡を逆方向に経由して復帰
する。
置に停止したテーブル2上に、釘9を打ち込むべき遊技
盤5を位置決め搭載し、釘打開始信号と前記遊技盤5の
機種を表す遊技盤種別信号とが図外の遊技盤センサー又
はマニュアルスイッチから制御部6に出力されると、制
御部6が遊技盤種別信号に応じた釘打データー6aを記
憶装置より抽出し、その釘打データー6aより釘9を打
ち込む位置と順序とを求めて、その打ち込む位置と順序
とに従って、X方向駆動機構3、Y方向駆動機構4、釘
供給部8、間欠回転機構10、図外のハンマー機構、図
外の昇降駆動機構、図外の進退駆動機構を制御すること
で、テーブル2上の遊技盤5に打ち込むべき多数本の釘
9を1本づつ所定位置に自動的に打ち込んだ後に、テー
ブル2を前進限度位置に復帰する。
取位置13における釘供給部8からホルダーアーム11
に釘9が直立した正常な供給姿勢に供給されない、釘供
給ミスが発生した場合、前記1本づつ釘9を遊技盤5に
打ち込んで行く釘打ち動作の進行に伴い、当該ホルダー
アーム11が釘受取位置13から釘有無検査位置14に
回転停止することにより、釘センサー17が2値化信号
の「1」を制御部6に出力する。すると、制御部6は、
前記釘センサー17が釘供給ミスを検出した周期中の釘
打ち動作を終了した後に、次周期の釘打ち動作を中断す
ると共に、間欠回転機構10を動作して釘供給ミスが発
生したホルダーアーム11に代えて次のホルダーアーム
11に支持された釘9を釘打込位置15に移動してハン
マー18で遊技盤5に打ち込む。
ホルダーアーム11−1が予備位置16から釘受取位置
13に移動停止し、ホルダーアーム11−2が釘受取位
置13から釘有無検査位置14に移動停止し、ホルダー
アーム11−3が釘有無検査位置14から釘打込位置1
5に移動停止し、ホルダーアーム11−4が釘打込位置
15から予備位置16に移動停止し、前記ホルダーアー
ム11−2が釘受取位置13から釘有無検査位置14に
無釘状態で移動停止し、そのホルダーアーム11−2の
無釘状態を釘センサー17が検出した周期では、釘打込
位置15でのホルダーアーム11−3に支持された釘9
−1を遊技盤5に打ち込む釘打ち動作が終了すると、X
方向駆動機構3とY方向駆動機構4とがテーブル2を移
動停止する。
うに、釘9−1が打ち込まれた遊技盤5が移動停止し、
当該遊技盤5の釘供給ミスが発生した釘9を打ち込むべ
き所定位置が釘打込位置15でのホルダーアーム11−
2の下方に移動停止する。
転を1回行う。この1回目の間欠回転により、図4のb
図に示すように、ホルダーアーム11−1が釘受取位置
13から釘有無検査位置14に移動停止し、ホルダーア
ーム11−2が釘有無検査位置14から釘打込位置15
に移動停止し、ホルダーアーム11−3が釘打込位置1
5から予備位置16に移動停止し、ホルダーアーム11
−4が予備位置16から釘受取位置13に移動停止し、
前記釘受取位置13から釘有無検査位置14に移動停止
されたホルダーアーム11−1に釘9−2が直立に存在
し、その釘9−2の存在を検出した釘センサー17が2
値化信号の「0」を制御部6に出力すると、この「0」
の信号は、間欠回転機構10をもう1回、間欠回転する
と、釘有無検査位置14で釘9−2を支持したホルダー
アーム11−1が前記釘供給ミスを発生したホルダーア
ーム11−2に代えて釘打込位置15に移動停止するこ
とを意味する。
き続き、制御部6が間欠回転機構10を前記1回目の間
欠回転に引き続いて間欠回転を1回行う。
示すように、ホルダーアーム11−4が釘受取位置13
から釘有無検査位置14に移動停止し、ホルダーアーム
11−1が釘有無検査位置14から釘打込位置15に移
動停止し、ホルダーアーム11−2が釘打込位置15か
ら予備位置16に移動停止し、ホルダーアーム11−3
が予備位置16から釘受取位置13に移動停止した後
に、前記釘有無検査位置14から釘打込位置15に移動
停止したホルダーアーム11−1が、図外の昇降駆動機
構による昇降ガイド機構20の下降と図外の進退駆動機
構による進退ガイド機構21の前進との合成運動によ
り、図1〜2の実線示から仮想線示へと下降停止する。
この釘打込位置15のホルダーアーム11−1に直立に
支持された釘9−2をハンマー18が押し下げることに
より、当該釘9−2が前記移動停止された遊技盤5の釘
供給ミスが発生した釘9が打ち込まれるべき所定位置に
打ち込まれる。
サー17が釘受取位置13から釘打込位置15までの間
に設定された釘有無検査位置14に移動停止したホルダ
ーアーム11に釘9が無いことを検出し、釘供給部8か
ら釘ホルダー機構7への釘供給ミスが発生すると、その
釘9の無いことを検出した周期での釘打込位置15にお
ける釘9の打ち込みを終了した後に、テーブル2を縦横
移動して、テーブル2上の遊技盤5の釘供給ミスが発生
した釘9を打ち込むべき所定位置を釘ホルダー機構7の
下方に移動停止し、その後のテーブル2の縦横移動動作
を中断すると共に、釘ホルダー機構7を回転して釘有無
検査位置14でホルダーアーム11に釘9が有ることを
検出し、当該釘9を保有したホルダーアーム11が釘有
無検査位置14から釘打込位置15に移動停止したら、
このホルダーアーム11に保有された釘9を遊技盤5の
釘供給ミスが発生した釘9を打ち込むべき所定位置に自
動的に打ち込むことができる。
に回転するようにしたので、釘受取位置13と釘打込位
置15とが平面内で離隔配置される。よって、釘受取位
置13の下方に、釘供給ミスによる落下釘を捕らえる受
け皿のような機構を設けて、ミス釘の遊技盤5上への落
下防止を図ることができる。
4回転毎に回転と停止とを間欠的に繰り返すことで4つ
の停止位置を有する機構を図示し、その4つの停止位置
の1つに割り当てた釘受取位置13と別の1つの停止位
置に割り当てた釘打込位置15との間に存在する更に別
の1つの停止位置に割り当てた釘有無検査位置14に対
応して釘センサー17を設けて、ホルダーアーム11へ
の釘供給ミスを検出する機構を図示して説明したが、間
欠回転機構を1/2回転毎に回転と停止とを間欠的に繰
り返すことで2つの停止位置を有したり、1/3回転毎
に回転と停止とを間欠的に繰り返すことで3つの停止位
置を有したり、1/5回転以上毎に回転と停止とを間欠
的に繰り返すことで5つ以上の停止位置を有する機構に
構成しても同様の効果がある。但し、間欠回転機構を1
/2回転毎に回転と停止とを間欠的に繰り返す機構の場
合には、一方の停止位置を釘受取位置13とし、他方の
停止位置を釘打込位置15とする必要があるので、釘セ
ンサー17を釘受取位置13、又は釘受取位置13から
釘打込位置15までに移動する間のいずれかに設定し
て、ホルダーアーム11の釘供給ミスを検出すれば適用
できる。
止し、テーブル2を駆動する場合を図示して説明した
が、テーブル2を静止し、セットプレート12を駆動し
て、ハンマー18を含むハンマー機構と釘ホルダー機構
7との組をXY方向に移動するか、又は、テーブル2を
X方向、ハンマー機構と釘ホルダー機構7との組をY方
向に移動しても、同様の作用効果がある。この場合、釘
供給部8をセットプレート12に組付けてハンマー機構
と釘ホルダー機構7とからなる組と同様に移動すれば、
釘ホルダー機構7への釘供給動作が円滑になる。
を変えることで、風車取付機としても使用できる。
構、5 遊技盤、6制御部、7 釘ホルダー機構、8
釘供給部、9 釘、10 間欠回転機構、11 ホルダ
ーアーム、13 釘受取位置、14 釘有無検査位置、
15 釘打込位置。
Claims (1)
- 【請求項1】 遊技盤を位置決め搭載したテーブルと、
このテーブルの上方に配置された釘ホルダー機構及びハ
ンマー機構等の組とを、釘打データーによる釘を打ち込
む位置と順序とに従って平面内で縦横に相対的に移動し
て、遊技盤の所定位置を釘ホルダー機構の下方に位置決
め停止し、釘供給部から釘ホルダー機構に供給された釘
を、ハンマー機構で遊技盤に打ち込むことにより、遊技
盤に釘を1本づつ自動的に打ち込む遊技機製造用釘打機
であって、前記釘ホルダー機構が、釘受取位置と釘打込
位置とに平面的に間欠回転する間欠回転機構と、この間
欠回転機構の間欠回転軸に当該間欠回転機構が間欠回転
動作を停止した際で釘受取位置と釘打込位置と対応して
設けられた複数のホルダーアームとを備える一方、各ホ
ルダーアームが釘受取位置又は釘受取位置から釘打込位
置までに移動する間のいずれかにホルダーアームでの釘
の有無を検出する釘検出手段と、この釘検出手段からの
無釘検出信号により釘ホルダー機構及びハンマー機構等
の組とテーブルとの縦横への相対的な移動動作を中断す
ると共に間欠回転機構を動作して釘供給部からホルダー
アームへの釘供給ミスが発生したホルダーアームに代え
て次のホルダーアームに保持された釘を釘供給ミスが発
生した釘打込位置に移動してハンマー機構で打ち込む制
御部とを備えたことを特徴とするを遊技機製造用釘打
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26320796A JP3721232B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 遊技機製造用釘打機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26320796A JP3721232B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 遊技機製造用釘打機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005227811A Division JP3970895B2 (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | 遊技機製造用釘打機 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3721232B2 JP3721232B2 (ja) | 2005-11-30 |
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ID=17386277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26320796A Expired - Fee Related JP3721232B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 遊技機製造用釘打機 |
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JP (1) | JP3721232B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114800391A (zh) * | 2022-05-10 | 2022-07-29 | 极景门窗有限公司 | 一种中梃五金件打钉设备 |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP26320796A patent/JP3721232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114800391A (zh) * | 2022-05-10 | 2022-07-29 | 极景门窗有限公司 | 一种中梃五金件打钉设备 |
CN114800391B (zh) * | 2022-05-10 | 2023-07-21 | 极景门窗有限公司 | 一种中梃五金件打钉设备 |
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