JPH10108921A - ゴルフボール - Google Patents

ゴルフボール

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飛行安定性を保ち、飛距離を伸ばすことので
きるゴルフボールを提供する。 【解決手段】 球状多面体に分けられた球体表面上に、
ディンプルが配列されており、ディンプル自体が持つ独
自の独立した性能を減少させるために、隣接するディン
プル同士が空気連結溝で連結されていて、これにより、
ディンプルとディンプルの間の空気の流れの連続性が確
保されて、ゴルフボールが飛行する時に生じるドラッグ
を最小限に抑え、ゴルフボールの持っている本来の性能
が最大に発揮される。この空気連結溝は、ゴルフボール
のディンプルの配列によって、全てのディンプルが互い
に連結されていても良いし、あるいは、一部のディンプ
ル同士のみ連結されていても良い。更に、この溝は、任
意の一つのディンプルについて見た時に、隣接するディ
ンプルのうちの一部とだけ連結されていても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフボールに関
し、より詳細には、ゴルフボールの飛行時に空気の流れ
がディンプルとディンプルの間で途切れずに連続した空
気の流れを与える溝を有しているゴルフボールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】全てのゴルフボールはその球体の表面に
多数のディンプルを有しているが、そのディンプルの配
列、大きさ、形状及び深さ等によって、種々の飛行特性
が決定される。一般的に、ゴルフボールにディンプルを
配列する時は、ボールの表面を球状多面体となるように
分けてディンプルを配列するが、この目的は、ゴルフボ
ールの左右対称性を維持し、ディンプルでの空気力学的
な抗力を均一にして、これにより、一定した飛行安定性
を得ようとするためである。又、ディンプルの形状も、
円形、楕円形、回転楕円形や多角形など様々な形態があ
るが、このうち、円形のディンプル、又は円形のディン
プルに部分的に楕円形のディンプルが混ざっているもの
等が主に多く使用されている。一方、ディンプルの大き
さも、同一の大きさのディンプルが使用されることもあ
るし、大きさが異なる様々な種類のディンプルが使用さ
れることもあり、ディンプルの深さにおいても、同一の
深さであることも、深さが互いに異なることもある。
【0003】しかし、主に多く使用されている円形ディ
ンプルを有するゴルフボールや、又は円形ディンプルに
部分的に楕円形ディンプルが混ざっているゴルフボール
においては、最適なディンプルの配列と最適な構造及び
物性を有していても目的としたところとは異なり、その
ゴルフボールが持つ特性に見合った最大の飛距離を得る
ことができず、飛行安定性を得ることができなかった。
これは、ゴルフボールが飛行する際に逆回転しながら飛
行をする為に生じる、ゴルフボールの進行方向の反対側
とそのゴルフボールの両横側及び後部の円形ディンプル
の中で生じる部分的な真空状態等による過度なドラッグ
(drag、ゴルフボールが進行方向と反対側に引っ張られ
る現象)がかかって、これにより、打撃時に、ゴルフボ
ールに伝わったエネルギーの望ましくない大きな損失が
生じる為である。しかしながら、この逆回転は、ゴルフ
ボールの揚力をもたらし、ボールを高く浮上させ、相対
的に飛距離を一層出せるものであって、前述した過度な
ドラッグによるエネルギーの損失とは互いに二律背反的
な現象である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、このドラッグ現象を最小限に抑えながら、適切な揚
力を生じさせ、ゴルフボール自体が有している特性を保
ち、飛距離を最大に伸ばすことができる構造のゴルフボ
ールを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のゴルフボール
は、ゴルフボールの球面が球状多面体に分けられてお
り、該表面上にディンプルが配列されているゴルフボー
ルにおいて、前記ディンプルが、幅0.1mm〜4mm
で、長さ5mm以下で、深さ1.2mm以下の空気連結
溝(air connection channel)によって、互いに連結され
ていることを特徴とする。又、本発明は、上記構造のゴ
ルフボールにおいて、前記ディンプルの全てが前記空気
連結溝によって互いに連結されていることを特徴とする
ものでもある。又、本発明は、上記構造のゴルフボール
において、前記ディンプルのうち、いくつかのディンプ
ルは互いに前記空気連結溝により連結されているが、残
りのディンプルは空気連結溝により連結されていないこ
とを特徴とするものである。又、本発明は、上記構造の
ゴルフボールにおいて、前記ディンプルのうちの任意の
一つのディンプルにおいて、当該ディンプルが、該ディ
ンプルと隣接した周囲のディンプルのうちのいくつかと
は前記空気連結溝によって連結されているが、他のディ
ンプルとは連結されていないことを特徴とするものでも
ある。又、本発明は、上記構造のゴルフボールにおい
て、前記ゴルフボールの表面に、隣接するディンプル同
士が互いに前記空気連結溝により連結されている部分
と、連結されていない部分とが存在していることを特徴
とするものでもある。又、本発明は、上記構造のゴルフ
ボールにおいて、前記ディンプルの直径の種類が、1種
類で、同一であることを特徴とするものでもある。又、
本発明は、上記構造のゴルフボールにおいて、前記ディ
ンプルの直径の種類が、2〜10種類からなることを特
徴とするものでもある。又、本発明は、上記構造のゴル
フボールにおいて、前記ディンプルの直径が0.8mm
ないし6mmであることを特徴とするものでもある。
又、本発明は、上記構造のゴルフボールにおいて、前記
ディンプルの深さが全て同一であることを特徴とするも
のでもある。又、本発明は、上記構造のゴルフボールに
おいて、前記ディンプルのうち、いくつかのディンプル
は同一の深さであるが、他のディンプルの深さは異なっ
ていることを特徴とするものでもある。又、本発明は、
上記構造のゴルフボールにおいて、前記ディンプルの深
さが互いに異なっていることを特徴とするものでもあ
る。
【0006】本発明の基本的な概念は、円形又は楕円形
又はその両方である、各々のディンプルの境界がはっき
りと形成されていて、しかも独立している隣接したディ
ンプルとディンプルの間に、空気の流れをもたらし得る
溝(以下、本明細書では、空気連結溝と称する)が設け
られ、これにより、ゴルフボールが飛行する間に空気の
流れがディンプルとディンプルの間で途切れずに連続す
るようになったゴルフボールを提供するものである。
又、この溝は、逆回転して飛行する間に生じる真空を素
早く隣接するディンプルに分散させる役割をし、結果的
にドラッグを最小限に抑え、飛距離を伸ばし、飛行を安
定化させるのに寄与する。本発明が更に明確に理解され
るように、以下の添付図面を参照して例示し、いくつか
の実施例を説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるゴルフボー
ルの表面を極側から見た時の図であり、ゴルフボールの
表面を球状多面体の構成に分けて、ディンプルを配列さ
せ、ディンプルとディンプルを互いに接続する空気連結
溝(Xで表示した四角形の黒い部分)を設け、ディンプ
ルが独立しているのではなく、連続した集合体の模様の
状態であることを示したものである。この図では、四角
形模様の黒い部分のうち、いくつかだけをXで表した
が、四角形の黒い部分は全て空気連結溝である。四角形
模様の黒い部分は、実際には二辺が円弧の一部分で、残
りの二辺が直線に近い線分を有しており、この四角形の
形状は、以下に述べるもの全て同様である。
【0008】図2は、本発明によるゴルフボールの表面
を極側から見た時の図であり、図1と同様に、多面体の
構成の一例を示すもので、球体の表面が20面体、又は
20〜12面体に分けられ、当該表面にディンプルが配
列されていて、しかも、これらディンプルを互いに連結
する空気連結溝が形成されており、本発明に相応した完
成したゴルフボールの一例を示す図である。
【0009】図3は、本発明によるゴルフボールの表面
を極側から見た時の図であり、図1と同様に多面体の構
成の一例を示すものである。球体の表面が8面体、又は
6〜8面体に分けられ、当該表面にディンプルが配列さ
れていて、しかも、これらディンプルを互いに連結する
空気連結溝が形成されており、本発明に相応した完成し
たゴルフボールの一例を示す図である。
【0010】図4は、ゴルフボールのディンプルを互い
に連結する空気連結溝(Xで表示した四角形模様の黒い
部分)の典型的なパターンを示す展開図の一部分であ
り、この図では、四角形模様の黒い部分のうち、いくつ
かだけをXで表したが、四角形の黒い部分は全て空気連
結溝である。四角形模様の黒い部分は、実際には二辺が
円弧の一部分で、残りの二辺が直線に近い線分を有して
おり、この四角形の形状は、以下全て同様である。
【0011】図5は、ゴルフボールのディンプルを互い
に連結する空気連結溝(Xで表示した四角形模様の黒い
部分)の典型的なパターンを示す展開図の一部分である
が、第4図のものとは、ディンプルの一部分のみが空気
連結溝を有し、他のディンプルは空気連結溝を有してい
ないこと以外は同じであり、本発明による空気連結溝で
ディンプルを連結する際の種々の形態を示したものであ
り、この図では、四角形模様の黒い部分のうち、いくつ
かだけをXで表したが、四角形の黒い部分は全て空気連
結溝である。四角形模様の黒い部分は、実際には二辺が
円弧の一部分であり、残りの二辺が直線に近い線分を有
しており、この四角形の形状は、以下全て同様である。
【0012】図6〜図13はそれぞれ、本発明の第1の
具体例〜第8の具体例における空気連結溝を示すもので
ある。図6は、ゴルフボールのディンプルを空気連結溝
で連結する際、A−1と表示されたディンプルが、4個
のディンプルと隣接している場合に、4個の空気連結溝
を有していることを示した図である。図7は、ゴルフボ
ールのディンプルを空気連結溝で連結する際、A−2と
表示されたディンプルが、5個のディンプルと隣接して
いる場合に、5個の空気連結溝を有していることを示し
た図である。図8は、ゴルフボールのディンプルを空気
連結溝で連結する際、A−3と表示されたディンプル
が、6個のディンプルと隣接している場合に、6個の空
気連結溝を有していることを示した図である。図9は、
ゴルフボールのディンプルを空気連結溝で連結する際、
A−4と表示されたディンプルが、7個のディンプルと
隣接している場合に、7個の空気連結溝を有しているこ
とを示した図である。図10は、ゴルフボールのディン
プルを空気連結溝で連結する際、A−5と表示されたデ
ィンプルが、8個のディンプルと隣接している場合に、
8個の空気連結溝を有していることを示した図である。
図11は、ゴルフボールのディンプルを空気連結溝で連
結する際、A−6と表示されたディンプルが、4個のデ
ィンプルと隣接している場合に、2個の空気連結溝を有
していることを示した図である。図12は、ゴルフボー
ルのディンプルを空気連結溝で連結する際、A−7と表
示されたディンプルが、6個のディンプルと隣接してい
る場合に、3個の空気連結溝を有していることを示した
図である。図13は、ゴルフボールのディンプルを空気
連結溝で連結する際、A−8と表示されたディンプル
が、8個のディンプルと隣接している場合に、4個の空
気連結溝を有していることを示した図である。
【0013】提示された図14及び図15には、空気連
結溝を作る方法と、その形状及び大きさ等の寸法が示さ
れているが、このような溝は、まず互いに隣り合ってい
るディンプルの間に各々のディンプルの中心を連結する
線を引き、その線から一定の幅(W)を設定することに
より形成される。その幅(W)の大きさの制限は次の通
りである。直径Dを有する、ある一つのディンプルの周
囲に、隣り合うディンプルが複数ある場合には、図6、
図7、図8、図9、図10等のように、各々全てに空気
連結溝を設けるか、あるいは、図11、図12、図13
等のように、それらの一部分だけに空気連結溝を設けて
も良く、N個の空気連結溝が存在する場合には、直径D
を有するディンプルにおいて各々のWの合計は、直径D
を有するディンプルの円周の70%以内にするのが好ま
しい。この際、ディンプルの直径の種類は、1種類で同
一のものであっても良いし、2〜10種類であっても良
い。又、一つの空気連結溝の幅(W)の大きさは、0.
1mm以上4mm以下にするのが好ましい。
【0014】空気連結溝の長さについては、図14に示
されるように、直径D1を有するディンプルに対して
は、任意の小さな直径d1を設定し、直径D2を有する
ディンプルに対しては、また別の任意の小さな直径d2
を設定することによって、幅Wを得る一方、この長さ
は、小さな直径d1の円弧の一部分を占有する二つの点
と任意のまた別の小さい直径d2の円弧の一部分を占有
する二つの点を互いに平行に連結する時できる線分を長
さとして得られる。その長さは5mm以下にするのが好
ましい。ここで、図15に示されているように、直径D
を有するディンプルにおいて任意の小さな直径dは、d
の大きさがDの50%以上となるようにして決定される
が、これは任意の小さな直径dの大きさが直径Dの50
%未満になれば、空気連結溝の長さが長過ぎて、ゴルフ
ボールが飛行する際に当たる空気により、より大きな空
気抵抗を受けるようになって、飛距離の低下もたらすこ
とがあるからである。
【0015】そして、空気連結溝の深さについては、図
14及び図15に示されているように、直径Dを有する
ディンプルで深さがHの場合、任意の小さな直径dでの
深さはhになるが、この空気連結溝の深さhは、ディン
プルの深さHの70%以下となるか、あるいは、大体
1.2mm以下となるようにするのがよい。万一、それ
より深くなると、空気の流れがディンプルで妨害され、
目的としたところとは異なり、飛行安定性が悪くなる。
【0016】空気連結溝の断面形状は、図15に示され
ているように、X1、X2、X3、X4等のように、様
々な形状であって良く、基本的にディンプル自体の深さ
と相関関係にある。一般的に言うと、ディンプルの深さ
が浅いものは、四角形状のパターンが望ましいが、ディ
ンプルの深さが深いものは、半円形状のものがよく、形
状を選択する際には、ディンプルの深さを考慮すべきで
ある。又、図6、図7、図8、図9、図10等のよう
に、一つのディンプルが隣接した全てのディンプルと空
気連結溝を有していても良いし、あるいは、図11、図
12、図13等のように、隣接するディンプルの一部と
だけ空気連結溝を有し、他のディンプルとは空気連結溝
を有さなくても良い。これは、ディンプルの配列と密接
した関係があり、ディンプルの配列とは、即ち、球体を
球状多面体に分ける時に、その球状多面体が同一の大き
さの面体でできたものであるのか、又はその面体が互い
に異なる大きさや互いに異なる形状の面体でできた球状
多面体なのかによって、全てのディンプルが空気連結溝
を有するのか、あるいは、ディンプルの一部しか空気連
結溝を有さないのかということである。言い換えると、
これは、結局ゴルフボールの表面にディンプルを配列す
る際に、ディンプルの全てが一様であるか否かと、空気
の流れを考慮した上で決定しなければならないというこ
とである。
【0017】上記のようにして、ゴルフボール上に空気
連結溝を設けることにより、図2と図3のようなドラッ
グを著しく減少させ、飛距離を画期的に伸ばすことので
きるゴルフボールの表面が完成した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるゴルフボールの表面を極側から見
た時の図である。
【図2】本発明によるゴルフボールの表面を極側から見
た時の図であり、図1と同様に多面体の構成の一例を示
すものである。
【図3】本発明によるゴルフボールの表面を極側から見
た時の図であり、図1と同様に多面体の構成の一例を示
すものである。
【図4】ゴルフボールのディンプルを互いに連結させる
空気連結溝(Xで表示した四角形模様の黒い部分)で、
ディンプルが連結されている典型的なパターンを示す展
開図の一部分である。
【図5】ゴルフボールのディンプルを互いに連結させる
空気連結溝(Xで表示した四角形模様の黒い部分)で、
ディンプルが連結されている典型的なパターンを示す展
開図の一部分であるが、図4のものとは、ディンプルの
一部分のみ空気連結溝があり、あるディンプルには空気
連結溝がない点で異なる以外は同じである。
【図6】本発明の第1の実施例として、ゴルフボールの
ディンプルを空気連結溝で連結する場合を示した図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例として、ゴルフボールの
ディンプルを空気連結溝で連結する場合を示した図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施例として、ゴルフボールの
ディンプルを空気連結溝で連結する場合を示した図であ
る。
【図9】本発明の第4の実施例として、ゴルフボールの
ディンプルを空気連結溝で連結する場合を示した図であ
る。
【図10】本発明の第5の実施例として、ゴルフボール
のディンプルを空気連結溝で連結する場合を示した図で
ある。
【図11】本発明の第6の実施例として、ゴルフボール
のディンプルを空気連結溝で連結する場合を示した図で
ある。
【図12】本発明の第7の実施例として、ゴルフボール
のディンプルを空気連結溝で連結する場合を示した図で
ある。
【図13】本発明の第8の実施例として、ゴルフボール
のディンプルを空気連結溝で連結する場合を示した図で
ある。
【図14】空気連結溝が形成される際の、2個のディン
プルの断面を示した図であり、更に、互いに異なる直径
を有する2個のディンプルを空気連結溝で連結する際
に、ディンプルの深さ及び大きさと、空気連結溝の深さ
及び大きさを決定する方法が示されている。
【図15】ディンプルに空気連結溝を設ける際に適した
深さ、長さ及び幅、空気連結溝の様々な断面形状(X
1、X2、X3、X4で表示されたもの)及び、左側の
図に空気連結溝が設けられた後の、断面の様々な実際の
形態を示す図である。
【符号の説明】
X 空気連結溝

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフボールの球面が球状多面体に分け
    られており、該表面上にディンプルが配列されているゴ
    ルフボールにおいて、前記ディンプルが、幅0.1mm
    〜4mmで、長さ5mm以下で、深さ1.2mm以下の
    空気連結溝によって、互いに連結されていることを特徴
    とするゴルフボール。
  2. 【請求項2】 前記ディンプルの全てが前記空気連結溝
    によって互いに連結されていることを特徴とする請求項
    1記載のゴルフボール。
  3. 【請求項3】 前記ディンプルのうち、いくつかのディ
    ンプルは互いに前記空気連結溝により連結されている
    が、残りのディンプルは前記空気連結溝により連結され
    ていないことを特徴とする請求項1記載のゴルフボー
    ル。
  4. 【請求項4】 前記ディンプルのうちの任意の一つのデ
    ィンプルにおいて、当該ディンプルが、該ディンプルと
    隣接した周囲のディンプルのうちのいくつかとは前記空
    気連結溝によって連結されているが、他のディンプルと
    は連結されていないことを特徴とする請求項3記載のゴ
    ルフボール。
  5. 【請求項5】 前記ゴルフボールの表面に、隣接するデ
    ィンプル同士が互いに前記空気連結溝により連結されて
    いる部分と、連結されていない部分とが存在しているこ
    とを特徴とする請求項3記載のゴルフボール。
  6. 【請求項6】 前記ディンプルの直径の種類が、1種類
    で、同一であることを特徴とする前記請求項のいずれか
    1項に記載のゴルフボール。
  7. 【請求項7】 前記ディンプルの直径の種類が、2〜1
    0種類からなることを特徴とする前記請求項のいずれか
    1項に記載のゴルフボール。
  8. 【請求項8】 前記ディンプルの直径が0.8mmない
    し6mmであることを特徴とする請求項7記載のゴルフ
    ボール。
  9. 【請求項9】 前記ディンプルの深さが全て同一である
    ことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載のゴ
    ルフボール。
  10. 【請求項10】 前記ディンプルのうち、いくつかのデ
    ィンプルは同一の深さであるが、他のディンプルの深さ
    は異なっていることを特徴とする前記請求項のいずれか
    1項に記載のゴルフボール。
  11. 【請求項11】 前記ディンプルの深さが互いに異なっ
    ていることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記
    載のゴルフボール。
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