JPH10108726A - マニキュア落とし器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 女性の日常的なことであるマニキュアを落と
すという面倒な作業を簡略化し、いつでもどこでもでき
るコンパクトなマニキュア落とし器を提供する。 【解決手段】 容器（１）にノック式のポンプ（２）を
設ける。吸口（４）に吸管（５）を設け吸管（５）の先
端を容器（１）内に置く。排口（６）に排管（７）を設
けその先端を除光液噴射口（８）に密着する。穴開きキ
ャップ（９）に吸収材（１０）を設けた物をカートリッ
ジとし、カートリッ ジをネジ山（１６）に装着する。
先端キャップ（１１）の凸部（１２）を凹部（１３）に
装着する。補給口（１４）に補給口内部キャップ（１
５）を装着し、ネジ山（１７）に補給口外部キャップ
（１８）を装着する。この器具の容器（１）の中に、除
光液を入れたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、ポンプを用いた
容器に除光液を入れたもので、マニキュアを落とすため
のマニキュア落とし器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、マニキュアを落とす時は除光液の
入っている容器から脱脂綿等に除光液を染み込ませて、
その除光液の染み込んだ脱脂綿等を指で持ってマニキュ
アをコスリ落としている。又、除光液の入った容器の中
にスポンジが入れてあるものもあった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ．除光液の入った容器から脱脂綿等に除光液を染み込
ませる作業が非常に面倒である。 ロ．又、染み込ませる作業をする時、除光液がこぼれて
しまう事がある。 ハ．除光液を染み込ませた脱脂綿等は指で持たなければ
ならず除光液が指に付き不快感を味わう。 ニ．除光液は、揮発性が高いので除光液の入った容器の
蓋を開けた時、除光液が揮発して減りが早くなる。その
うえ、悪臭を放つ。 ホ．マニキュアを落とす作業が全体的に合理的ではない
為、手数がかかり面倒である。 本発明は、以上のような欠点を解決する為になされたも
のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】ノック（３）と吸口
（４）と排口（６）の３点を設けたノック式のポンプ
（２）を容器（１）の側面に設ける。吸口（４）に吸管
（５）を設け、排口（６）に排管（７）を設ける。排管
（７）の先を除光液噴射口（８）に密着する。穴開きキ
ャップ（９）に吸収材（１０）を設ける。吸収材（１
０）を設けた穴開きキャップ（９）をネジ山（１６）に
ネジ込んで装着する。先端キャップ（１１）の凸部（１
２）を凹部（１３）に噛み合わせて装着する。補給口
（１４）に補給口内部キャップ（１５）をはめ込む。ネ
ジ山（１７）に補給口外部キャップ（１８）をネジ込ん
で装着する。本発明は、以上の構成よりなるマニキュア
落とし器である。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）ノック（３）と吸口（４）と排口（６）の３点を
設けたノック式のポンプ（２）を容器（１）の側面に設
ける。 （ロ）ポンプ（２）の吸口（４）に吸管（５）を設け、
吸管（５）をゆるやかに曲げて容器（１）内部の湾曲面
に吸管（５）の先端を置く。 （ハ）排口（６）に排管（７）を設け、排管（７）の先
を除光液噴射口（８）に密着する。 （ニ）ネジ込み式の脱着可能な穴開きキャップ（９）に
ポリビニールアルコールポリエステル製の吸収材（１
０）をはめ込み、穴開きキャップ（９）の穴に凹部（１
９）を噛み合わせる。この噛み合わせたものをカートリ
ッジとする。 （ホ）カートリッジを除光液噴射口（８）のところのネ
ジ山（１６）にネジ込んで装着する。 （ヘ）先端キャップ（１１）を容器（１）の先端に押し
込み、凸部（１２）を凹部（１３）に噛み合わせて装着
する。 （ト）補給口（１４）から除光液を注入して、補給口内
部キャップ（１５）をはめ込む。（チ）補給口（１４）
のところのネジ山（１７）にネジ込み式の補給口外部キ
ャップ（１８）をネジ込んで装着する。 （リ）ノック（３）にネジ山（２０）を設け、本体にネ
ジ山（２１）を設ける。ノック（３）を押しながらネジ
山（２０）をネジ山（２１）にネジ込む。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、先端キャップ（１１）を外し、ネジ山（２
０）とネジ山（２１）が噛み合ってロック状態のノック
（３）をロック解除方向へ回してロックを解除する。そ
してマニキュア落とし器を鉛筆を持つように持って、人
差し指をノック（３）に乗せる。ノック（３）を数回押
すとポンプ（２）がはたらき、容器（１）内に入ってい
る除光液が吸管（５）を伝わって吸口（４）に吸われ、
排口（６）から出て排管（７）を通り除光液噴射口
（８）から放出する。放出された除光液は吸収材（１
０）に染み込む。除光液が染み込んだ吸収材（１０）
を、落としたいマニキュアに軽くこすると簡単にマニキ
ュアを落とすことができる。使用後は、ノックを押しな
がらロック方向へ回しロックする。そして、先端キャッ
プ（１１）をする。吸収材（１０）にマニキュアが大量
に付着し、マニキュアを落とせなくなってきたらカート
リッジを外し新品に交換する。容器（１）内の除光液の
量が減ってきたら、補給口外部キャップ（１８）を外し
て、補給口内部キャップ（１５）を外し、補給口（１
４）から除光液を補給する。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することによって、マニキ
ュアを落とす時の面倒な作業が簡略化され手軽で簡単に
マニキュアを落とせるようになった。そのうえ除光液の
揮発性からくる悪臭を最小限に抑える事ができる。そし
て揮発を最小限に抑えることによって、除光液の量の減
りが抑えられ長持ちするようになった。従来の脱脂綿や
スポンジでは、少量しかマニキュアを落とせなかったが
本発明の吸収材を使うことによって数倍の量のマニキュ
アを落とせるようになった。コンパクトなのでいつでも
どこでもマニキュアを落とせるようになった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の構造図

【図３】本発明の構造図

【図４】本発明の断面図

【図５】本発明の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ 容器 ２ ポンプ ３ ノック ４ 吸口 ５ 吸管 ６ 排口 ７ 排管 ８ 除光液噴射口 ９ 穴開きキャップ １０ 吸収材 １１ 先端キャップ １２ 凸部 １３ 凹部 １４ 補給口 １５ 補給口内部キャップ １６ ネジ山 １７ ネジ山 １８ 補給口外部キャップ １９ 凹部 ２０ ネジ山 ２１ ネジ山 ２２ 伸バネ ２３ 吸弁 ２４ 排弁 ２５ ピストン Ａはカートリッジ部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】イ．容器（１）にノック式のポンプ（２）
   を設ける。 ロ．吸口（４）に吸管（５）を設け、吸管（５）の先端
   を容器（１）内に置き、排口（６）に排管（７）を設け
   その先端を除光液噴射口（８）に密着する。 ハ．穴開きキャップ（９）に吸収材（１０）を設けた物
   をカートリッジとし、カートリッジをネジ山（１６）に
   装着する。 ニ．先端キャップ（１１）の凸部（１２）を凹部（１
   ３）に装着する。 ホ．補給口（１４）に補給口内部キャップ（１５）を装
   着し、ネジ山（１７）に補給口外部キャップ（１８）を
   装着する。 この器具の容器（１）の中に、除光液を入れたことを特
   徴とする、マニキュア落とし器。