JP3098992U - 芳香筆記具 - Google Patents

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【課題】着脱自在の芳香噴霧手段を内包連結した筆記具を提供し、文筆活動、勉強等で疲労した時、又は眠気を催した時に、此の筆記具に連結されている芳香噴霧手段で芳香剤を散布し、その芳香剤特有のアロマ効果の恩恵を受け、夫々の作業効果を向上させる。
【解決手段】芳香筆記具1は、中空連結部3を介して、筆記具部と芳香スプレー部2とを、その両端に着脱自在に連結し、芳香スプレー部2のスプレー頭部を中空連結部3の一端内部に螺入し内包すると供に、此のスプレー部分を回動する事に依って、筆記具部内のペン芯の出入れを制御して文筆活動を可能にすると供に、眠気又は疲労発生時に、芳香剤に依るアロマ効果を希望する場合には、芳香スプレー部2を取り外してスプレー頭部を反復押圧して芳香剤を敗布し、瞬間的にその効果を期待し且つ楽しむ様に構成した。
【選択図】   図 1

Description

考案の詳細な説明
    本考案は、芳香筆記具詳しくは筆記具に芳香スプレーを組合せた携帯自在の芳香筆記具に関し、必要に応じて書し、時に応じて芳香を散布してストレスを和らげ、環境を浄化して瞬間的安息の場を提供し得る如く構成された芳香筆記具を提供する事を課題とする。
   先行特許文献 1  特開平8−337091号
   先行特許文献 2  特開平8−337092号
   先行特許文献 3  特開2002−154298号
   先行特許文献 4  実開平5−41885号
    上記先行特許文献1の発明は、携帯筆記具の上部に、芳香発散物質を封入した窓付きキャップを設け、この窓の開閉を調節して芳香剤の発散量を調節する様に構成した事を特徴とする技術である。
    一方、先行特許文献2の発明は、携帯用筆記具のキャップ部に芳香水を封入し、このキャップ上部に芳香水発敗用細孔と排管を備えた弾力性スポンジを取り付け、時に応じて此を圧縮して芳香水を吸引発散させるか、上記芳香水内封キャップにコルク栓か或はスポイト状栓を設け、必要に応じて此等を外して芳香水を外部に放散させて芳香を漂わせる様に構成した事を特徴とし、又、先行特許文献3の技術は、シャープペンシルの筆記用ペン芯を、ノック式の作用でペン先から突出させる様に構成したペンに於て、前記ペン芯の繰り出し部材の上部に、芳香剤収納容器を載せ、此の部分を介して筆記具の芯繰り出しが行い得る様に構成すると供に、前記芳香剤容器内に収納された芳香剤含浸フェルト芯材上端を容器から突出させ、此の部分を覆うキャップを外し、前記芯材から漂い出る芳香を嗅ぐ様に構成した事を特徴とするものである。
    最後に、先行特許文献4の技術は、シャープペン本体内の筆記芯部のまわりの適当位置に、芳香含浸材を封入した芳香容器を取り付けると供に、此の容器内の芳香含浸材を圧縮するための連結棒と、筆記芯部押圧用のノック部とを連結して、筆記部芯の押し出しと同時に(又は別途に)芳香含浸材中の芳香剤をペン本体内に圧縮放散させ、更にこの芳香剤を、細孔を通して外部に放出して使用者を覚醒し、リラックスさせる様に構成した事を特徴とするものである。
考案が解決せんとする課題
    この様な先行特許文献1、2の技術は、芳香剤を封入する窓付きキャップとの2部分より成る筆記具のため、安価且つ簡便であるとは云え、上部のキャップ内に封入された芳香剤が極めて限られた範囲内にしか放出されず、又、携帯中不用意にその放出部から発散して、高価な芳香剤を浪費し勝ちな欠点がある。
    又、先行特許文献3の発明は、比較的実用的な芳香シャープペンシルを提供していると見られるが、芳香剤の放出量も少なく、又放出範囲も狭いので、覚醒効果、精神安定効果もあまり期待出来ないものである。
    最後に、先行特許文献4の考案は、上記3技術と同様に、携帯中不用意な芳香剤の浪費の心配があり、加えてその芳香発生必要時にも、筆記具を持つ指又は掌の一部に依って芳香放出口が塞がれ、アロマ効果を減少させる傾向がある。
本発明は、この様な従来技術の不備、欠点を改善する事を課題とするものである。
課題を解決するための手段
    上記課題を解決する為に本考案は、芳香筆記具の全体を筆記具部、芳香スプレー部及び此等両者を回動自在に連結する中空連結部の三部分より構成し、この筆記具部内に収納されたペン芯の出入りを、前記中空連結部に連結する芳香スプレー部の回動に依って行い得る如く構成すると供に、前記芳香スプレー部のスプレー頭部を、前記中空連結部の一方の端部内に挿入螺着し、その底部をネジ切りされたキャップ型被蓋を螺合して密封芳香容器部を形成した事を特徴とするものである。
     斯くの如き構成に依り、文書作成時には、筆記具部内に収納されるペン芯部は、前記中空連結体部に連結する芳香スプレー部を左右に回動する事に依って出入れされ、持ち運び時には、前記芳香スプレー部の外側に装着されたクリップに依り、ポケット等に装着して携帯される。
     又、芳香の散布を必要とする時には、前記中空連結体部の他端に螺合された芳香スプレー部を取り外し、そのスプレー頭を上に、前記キャップ型被蓋を下にして、何れかの指の間又は何れかの指と平面の間でスプレー頭を反復押圧して芳香剤を散布し吸気される。
又、此の芳香剤を使い果たした時には、前記キャップ被蓋を外し、用意された芳香剤容器から、スポイル等で補給される。
勿論、筆記具部のペン芯も必要に応じて取り替え得る様に構成されている。
此の様な構成なのでスプレー頭部は、通常は中空連結体部内に収納され、芳香剤の不注意に依る浪費を防ぐ事が出来ると同時に、ポンプスプレー型の手段の為に放散量も多く、散布範囲も広いので、同種の器具に比し、強いアロマ効果を与え得る事が出来る。以下に、本考案の好個の実施例を記載する。
    本考案の芳香筆記具(1)は、図1及び図2に示す如く、主としてボールペン型の筆記具部(4)と、内部が中空の中空連結部(3)と圧縮ポンプ型の芳香スプレー部(2)との連結組合体より成る。
    上記筆記具部(4)は、図2及び図6に示す如く、一体的なペン先部(7)とペン芯収納胴部(4)とより成り、此の胴部内には、ペン芯(10)をそのねじ部(21)で−体的に内挿螺着したペン芯ケース(21)が間挿されている。
此のペン芯(10)には、図6に示す如く、更に溝つき頭部(20)が収納胴部(4)から突出する様に取り付けられている。
    又一方、前記筆記具部(4)の連結端部の内壁とペン芯ケース(21)間の空隙(24)内には、前記中空連結部(3)の一端(17)が矢印(t)方向から差し込まれて連結されているが、此のままではペン芯は不作用の状態にあり、その先端は筆記具先端(7)内に納まったままになっている。
    この様に連結された筆記具部(4)と中空連結部(3)とには、更に芳香スプレー部(2)が、その外ねじ部(11)と中空連結部端の内ねじ部(20)との矢印(s)−(u)方向の螺合に依って一体化され、前記芳香スプレー頭部(8)を中空連結部内に安全に収納した一本の芳香筆記具として形成される。
    此の様な芳香筆記具(1)の使用態様に於て、先ず文書作成時には、通常のボールペンの如く、矢印(F)又は(F’)方向に芳香スプレー部(2)又は中空連結部(3)を回動して、ペン芯(10)を出入れする。
此の際のペン芯(10)の動作は、図6に示されている。
即ち、筆記具部(4)内の空隙(24)に嵌挿された中空連結部(3)の一端部(17)は、図1の如く回されながら更にやや傾斜した中空連結部分(18)の表面まで挿入されると、その内壁に接していたペン芯頭(20)も又回転されながら、ペン芯(10)を(t’)方向(図6参照)に押し進め、ペン先(7)の外えペン芯を押し出して筆記可能な状態を形成する。
又此を逆方向に回転させれば、ペン芯ケース内の先端又はペン芯上部に設けられたスプリング(図示せず)の作用でペン芯先端は、ペン先内部に引き込まれ収納される。
    次いで執筆作業若しくは勉強等で疲労し眠気を催したりて、気分転換を図りたい時には、先ず芳香スプレー部(2)を中空連結部(3)から取り外し、図3の如く平面上に立てるか、二本の指間に挟むかして、(13)で示す如くスプレー頭(8)を繰り返し(F)(F’)方向に圧縮し、芳香油(12)を細孔(9)から噴霧させる。
    此の際、噴出量が少ないか或は噴出しない場合には、芳香油がないか或は少ないか、又はスプレーが故障しているかであるので、キャップ状の被蓋(5)を(T)−(T’)方向に回して取り外し、内部を点検し、故障の等の異常がなければ、スポイト(16)で別途の芳香油容器(29)(図6参照)から芳香油を補給し、被蓋外ねじ(14)を芳香スプレー部内ねじ(16)に合わせてねじ込んで密閉し、必要ならば更にスプレーを再開する。
  又、芳香油の噴霧が終了すれば、スプレー頭(8)を、中空連結部(3)内に挿入し、スプレー部(2)の外ねじ(11)と中空連結部の内ねじ(22)とを螺合して元通り連結し、クリップ(6)でポケット等に挟持して携帯する。
    此の様な芳香筆記具(1)は、それ自体で販売されても良いが、例えば適当な形状の化粧箱(25)内の支持棚(26)(27)及び箱底(28)間に、芳香油入り容器(29)、芳香油注入用スポイト(16)等と供に衝撃を受けない様に埋め込んで、ギフト用セットとして販売する事も可能である。
    斯の如き構成及び作用を有するので本考案の芳香筆記具は、従来品に比して携帯中高価な芳香油が洩れる心配は無く、その噴霧機構が通常の香水スプレーとほぼ同じなので、噴出される芳香油の量も多く、噴霧範囲も広いので、芳香覚醒、環境浄化、殺菌作用が強く、従って芳香によるアロマ効果も大きい特徴がある。
勿論、筆記具としては、自由にペン芯も取り替え得るに加え、芳香スプレー部のクリップに依って、ポケット等に挟持して携帯し得るので極めて便利な筆記具であると断言する事が可能である。
   本考案の芳香筆記具の正面図である。    本考案の芳香スプレー部を取り外した状態を示す正面図である。    図2の芳香スプレー部の芳香噴霧操作を示す正面図である。    上記芳香スプレー部から芳香油供給口密封用被蓋を取り外す作業を示す拡大部分図である。。    上記キャップ状被蓋を取り外した後の芳香油注入作業を示す拡大部分図である。    本考案の芳香筆記具の筆記具部、中空連結部及び芳香スプレー部夫々の連結関係を示す平面図である。    上記筆記具部用のペン芯を示す正面図である    本考案の筆記具、芳香油容器、芳香油注入用スポイトの三点を収納したギフト用箱入りセットの平面図である。
符号の説明
        1       芳香筆記具
        2       芳香スプレー部
        3       中空連結部
        5       キャップ状被蓋
        6       クリップ
        7       ペン先
        8       スプレー頭
        9       細孔
        12      芳香油噴霧

Claims (3)

  1.     筆記具部(4)と、芳香スプレー部(2)と、此等両者を連結する中空連結部(3)との組合せより成り、前記筆記具部(4)は取替自在のペン芯部(10)を内蔵すると供に、前記芳香スプレー部(2)の左右の回動に依って、その先端から前記芯部先端が出入りする如く構成され、前記芳香スプレー部(2)は、前記中空連結部(3)から取り外して噴霧する如く構成した事を特徴とする芳香筆記具。
  2.     前記芳香スプレー部(2)外側にクリップ(6)を付設してポケット挟持型とした事を特徴とする請求項1記載の芳香筆記具。
  3.     請求項1又は2何れかに記載の芳香筆記具と、所望芳香オイル入り容器と、芳香オイル注入器具とを、所望化粧箱に封入した芳香筆記具セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0611894U (ja) * 1991-11-27 1994-02-15 リコー精器株式会社 活水器

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