JPH1010852A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH1010852A
JPH1010852A JP8164561A JP16456196A JPH1010852A JP H1010852 A JPH1010852 A JP H1010852A JP 8164561 A JP8164561 A JP 8164561A JP 16456196 A JP16456196 A JP 16456196A JP H1010852 A JPH1010852 A JP H1010852A
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JP
Japan
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developer
stirring
shaft
developing sleeve
supply member
Prior art date
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Pending
Application number
JP8164561A
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English (en)
Inventor
Masahiko Akafuji
昌彦 赤藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1010852A publication Critical patent/JPH1010852A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で撹拌部材から現像担持ローラへの
現像剤供給量を増加することのできる現像装置を提供す
るピッチムラが発生を抑えられるとともに搬送効率が良
好となる現像装置を提供する。 【解決手段】第2撹拌部材9は軸部に螺旋状の羽根9a
が一定間隔で複数条形成された多条スクリュウであり、
その多条スクリュウの羽根9aに現像剤スリーブ3への
現像剤6の供給を補う現像剤供給部材13を設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像スリーブと該
現像スリーブ内に設けられた磁気ロールを有し、像担持
体に対向配置された現像剤担持ローラと、磁性キャリア
と非磁性トナーからなる現像剤を混合撹拌させながら循
環する2本の撹拌部材とを有し、該撹拌部材の上方に前
記現像剤担持ローラが配置されている、複写機、ファク
シミリ、レーザプリンタ等の画像形成装置の現像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置の小型化により、像
担持体としての感光体や現像装置自体を小型化するとと
もに、感光体、現像スリーブ、撹拌部材等の配置や構成
も多様になっている。その1つとして現像スリーブが撹
拌部材の上方に位置する現像装置も知られており、この
種の装置では現像剤を撹拌部材から現像スリーブに汲み
上げるようにしている。また、近年の画像形成装置はプ
リント速度の高速化が進められており、このため感光
体、現像スリーブの回転速度を高速にすることが必至と
なっている。感光体や現像スリーブを高速回転させる
と、それに見合う量の現像剤を撹拌部材から現像スリー
ブに供給しなければならない。このとき、特開平4−3
7774号公報に記載されているような上記現像スリー
ブが撹拌部材の上方に位置する現像装置においては、撹
拌部材を高速で回転させることで、現像剤の搬送量を増
大できるが、この場合撹拌部材をかなり高速で回転させ
ねばならず、自ずと限度があった。
【0003】また、上記現像スリーブが撹拌部材の上方
に位置する現像装置において、特開平4−319976
号公報には搬送ローラに磁石を設けて搬送ローラから現
像ローラへの搬送するトナー量を増加させることが開示
させていてる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記現
像装置のように現像スリーブ以外にも磁気部材を使用す
ると、構成が非常に難しくなり、コストも嵩むという問
題があった。
【0005】本発明は、上記した従来の問題を解消し、
簡単な構成で撹拌部材から現像担持ローラへの現像剤供
給量を増加することのできる現像装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、現像スリーブと該現像スリーブ内に設け
られた磁気ロールを有し、像担持体に対向配置された現
像剤担持ローラと、磁性キャリアと非磁性トナーからな
る現像剤を混合撹拌させながら循環する2本の撹拌部材
とを有し、該撹拌部材の上方に前記現像剤担持ローラが
配置されている現像装置において、前記撹拌部材は軸部
に螺旋状の羽根が一定間隔で複数条形成された多条スク
リュウであり、該多条スクリュウの羽根に、前記現像剤
担持ローラへの現像剤の供給を補う現像剤供給部材を設
けたことを特徴としている。
【0007】なお、本発明は前記現像剤供給部材が、前
記撹拌部材の周壁に接触可能であって、該周壁に接触状
態で屈曲し、非接触状態で伸長する柔軟で弾性を有する
材料からなると、効果的である。
【0008】また、本発明は前記現像剤供給部材に切り
込みが形成されていると、効果的である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明に係る現像装置の一実施例を示
す断面図、図2はその平面図である。
【0010】図1において、現像装置1は二成分現像装
置であって、そのケーシング2の上部に開口が形成さ
れ、この開口部に現像剤担持ローラとしての現像スリー
ブ3が設けられている。この現像スリーブ3は、像担持
体としての感光体ドラム5と軸線が互いに平行になるよ
うに対向配置されている。また、現像スリーブ3内には
S極、N極を交互に配置した磁気ロール4を備えてお
り、現像スリーブ3が矢印A方向に回転されると、磁気
ロール4の磁力によって該スリーブ上に現像剤がブラシ
状に付着される。このブラシ状の現像剤は、矢印D方向
に回転する感光体ドラム4に接して該感光体に形成され
た静電潜像を可視像化する。このとき、現像スリーブ3
に搬送された現像剤6は現像スリーブ3の回転方向にて
感光体ドラム4よりも上流側に設けられた現像剤規制部
材7によって所定の厚さになるように規制される。
【0011】現像装置1には、現像スリーブ3の下方に
互いに平行に配置された撹拌部材としての第1撹拌軸8
及び第2撹拌軸9が設けられ、これら撹拌軸8,9はそ
れぞれケーシング2内に設けられた第1撹拌スペース1
0及び第2撹拌スペース11内に配置されている。この
第1撹拌スペース10及び第2撹拌スペース11の間に
は仕切板12が設けられており、仕切板12は図2に示
すようにその長手方向の両端が対向するケーシング2の
壁面と適当な間隔が開けられている。第1、第2撹拌軸
8,9は、回転軸を中心に螺旋状の羽根を一定間隔で複
数条有する多条スクリュウで構成されている。この第
1、第2撹拌軸8,9は、螺旋方向が同方向で、それぞ
れ矢印B,Cの方向に回転されることにより、現像剤6
が図2の矢印方向に循環される。なお、図2の符号Eは
消費された量に応じて新たに補給されるトナーの補給位
置を示している。
【0012】第2撹拌軸9は、現像スリーブ3の真下で
比較的近接した位置に配置され、第1撹拌軸8はそれよ
りも現像スリーブ3から離れて配置されており、現像器
内を循環する現像剤6は第2撹拌軸9から現像スリーブ
3に供給される。すなわち、磁気ロール4の汲み上げ極
(図示せず)が第2撹拌軸9と対向する真下の位置に配
置され、第2撹拌軸9に搬送されている現像剤6が磁気
ロール4の磁気吸引力によって現像スリーブ3に吸引さ
れて供給される。しかし、かかる現像剤の供給ではプリ
ント速度の高速化に対し現像剤の供給が遅れぎみになる
恐れがある。
【0013】そこで、本例では図3及び図4に示すよう
に、現像剤6を現像スリーブ3に供給する第2撹拌軸9
の螺旋状の羽根9aに現像剤の供給を補う現像剤供給部
材13を設けており、この現像剤供給部材13は螺旋状
羽根9aの稜線に放射方向に向けて取り付けられてい
る。なお、現像剤供給部材13は接着、取り付け溝等を
形成しての圧入やサイドからの挿入等の適宜方法によっ
て第2撹拌軸9の羽根9aに取り付けられている。
【0014】また、第2撹拌軸9はスクリュウのピッチ
幅を大きく取ることが好ましく、ピッチ幅を大きく取る
ことによって各螺旋状の羽根9aが軸線と平行に近い構
造となる。この結果、第2撹拌軸9は矢印C方向に回転
することによって現像剤6を該軸の放射方向に放出する
ような作用が働く。従って、現像スリーブ3が第2撹拌
軸9の垂直上方に位置するような関係であるとき、第2
撹拌軸9を比較的高速で回転させることによって現像剤
供給部材13が現像剤を真上にも多量に跳ね上げ、現像
スリーブ3への現像剤6の供給を増大させることができ
る。
【0015】ところで、第2撹拌軸9のピッチ幅を大き
く取ると、現像剤の撹拌性が低下してしまうことが避け
られない。しかし、この問題は第2撹拌軸9の条数をな
るべく多くすることによって撹拌性の低下を抑えられる
ことができ、しかも羽根9aが多くなれば現像剤の跳ね
上げ効果がさらに向上する。なお、第1撹拌軸8には現
像剤供給部材13を必要としない。しかし、剤溜りや剤
不足が生じないように現像剤を循環させるには第1撹拌
軸8の現像剤の搬送速度、搬送量を第2撹拌軸9のそれ
と同等になるように設定しなければならない。よって、
このような設定が困難等の場合には第1撹拌軸8の構成
を第2撹拌軸9に合わせるようにしてもよい。
【0016】また、本例の現像剤供給部材13は押さえ
付けると屈曲し、押さえ付けを解除すると伸長して元の
状態に戻ることが可能となるような柔軟で弾性を有する
材質のものが選定されている。その材料としては、例え
ばマイラー(商品名)やゴム等の高分子材料が好都合で
ある。そして、現像剤供給部材13は第2撹拌スペース
11を形成するケーシング2の壁面に当接する幅を有す
るように構成している。
【0017】このように構成した現像剤供給部材13
は、第2撹拌軸9が回転すると、図4に示すように、ケ
ーシング2の壁面に接触して屈曲し、この屈曲は現像剤
供給部材13が仕切板12から離れるまで続き、仕切板
12から離れると自身の弾性力によって伸長した状態に
戻る。この屈曲状態から伸長状態に変化するとき、現像
剤供給部材13はその弾性力によって現像剤6を上方へ
跳ね上げるため、跳ね上げられた現像剤が現像スリーブ
3の磁気ロール4による汲み上げ磁力の及ぼす領域、あ
るいは現像スリーブ3の表面に供給される。
【0018】このようにして、現像剤供給部材13は現
像剤6の現像スリーブ3への供給を大いに助けるため、
高速機においても現像スリーブ3における現像剤6の汲
み上げ量不足が確実に解消することができる。
【0019】図5は、本発明の変形例を示し、本例では
切り込み14の処理した現像剤供給部材13を第2撹拌
軸9に設けている。この現像剤供給部材13は、切り込
み14を形成していることによって、該供給部材13を
ある大きさで独立させることとなり、ケーシング2の壁
面に接触したときの柔軟性が増す。従って、現像剤供給
部材13が壁面に接触することによって発生する摩擦力
によるトルクを軽減することができ、現像剤供給部材1
3が仕切板12から解除されたときにも切り込み14に
よって現像剤供給部材13が各辺ごとに独立して屈曲、
伸長運動するので、弾性力も増して現像剤6の跳ね上げ
供給量も増加する。なお、現像剤供給部材13の切り込
み14は本例ではほぼ等間隔に設けているが、切り込み
14はその間隔や数が任意である。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載の現像装置によれば、撹
拌部材は軸部に螺旋状の羽根が一定間隔で複数条形成さ
れた多条スクリュウであり、該多条スクリュウの羽根に
現像剤担持ローラへの現像剤の供給を補う現像剤供給部
材を設けたので、撹拌部材の上方に現像剤担持ローラを
設けていても現像剤を汲み上げ量を増大でき、高速機の
にも十分使用に耐え得ることができる。
【0021】請求項2に記載の現像装置によれば、現像
剤供給部材が、撹拌部材の周壁に接触可能であって、該
周壁に接触状態で屈曲し、非接触状態になると伸長する
柔軟で弾性を有する材料からなるので、現像剤供給部材
の弾性力により現像剤を現像剤担持ローラ側に跳ね上げ
ることが可能となり、現像剤の供給量が多くなって汲み
上げ効率が増すことができる。
【0022】請求項3に記載の現像装置では、現像剤供
給部材に切り込みが形成されているので、現像剤供給部
材の柔軟性及び現像剤跳ね上げ力を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】図1のII-II線の断面説明図である。
【図3】現像剤供給部材を設けた第2撹拌軸の一部を示
す拡大斜視図である。
【図4】現像剤供給部材を設けた第2撹拌軸の作動を示
す説明図である。
【図5】本発明の変形例を示す第2撹拌軸の拡大斜視図
である。
【符号の説明】
1 現像装置 2 ケーシング 3 現像スリーブ 4 磁気ロール 8 第1撹拌軸 9 第2撹拌軸 9a 羽根 13 現像剤供給部材 14 切り込み

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像スリーブと該現像スリーブ内に設け
    られた磁気ロールを有し、像担持体に対向配置された現
    像剤担持ローラと、磁性キャリアと非磁性トナーからな
    る現像剤を混合撹拌させながら循環する2本の撹拌部材
    とを有し、該撹拌部材の上方に前記現像剤担持ローラが
    配置されている現像装置において、 前記撹拌部材は軸部に螺旋状の羽根が一定間隔で複数条
    形成された多条スクリュウであり、該多条スクリュウの
    羽根に前記現像剤担持ローラへの現像剤の供給を補う現
    像剤供給部材を設けたことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤供給部材が、前記撹拌部材の
    周壁に接触可能であって、該周壁に接触状態で屈曲し、
    非接触状態で伸長する柔軟で弾性を有する材料からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の現像装置にお
    いて、前記現像剤供給部材に切り込みが形成されている
    ことを特徴とする現像装置。
JP8164561A 1996-06-25 1996-06-25 現像装置 Pending JPH1010852A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8164561A JPH1010852A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 現像装置

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JP8164561A JPH1010852A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 現像装置

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ID=15795510

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JP8164561A Pending JPH1010852A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 現像装置

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JP (1) JPH1010852A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1202127A1 (en) * 2000-10-31 2002-05-02 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus and image formation apparatus
JP2007171940A (ja) * 2005-11-22 2007-07-05 Kyocera Mita Corp 現像剤攪拌搬送部材、現像剤攪拌搬送装置、現像装置および画像形成装置
JP2008276154A (ja) * 2007-01-05 2008-11-13 Ricoh Co Ltd 現像剤攪拌部材、現像装置、及び画像形成装置

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EP1202127A1 (en) * 2000-10-31 2002-05-02 Ricoh Company, Ltd. Developing apparatus and image formation apparatus
JP2007171940A (ja) * 2005-11-22 2007-07-05 Kyocera Mita Corp 現像剤攪拌搬送部材、現像剤攪拌搬送装置、現像装置および画像形成装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040928