JPH10108209A - 色信号補間方法 - Google Patents
色信号補間方法Info
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Abstract
ごとに分離した後の欠落した画素信号を適正に補間す
る。 【解決手段】 画素の欠落した特定の色信号を中心に上
下及び左右に特定の色信号が存在するとき、上下の色信
号量の差と左右の色信号量の差を、上下減算部7と左右
減算部8で求め、その差の大小関係を比較器9で比較
し、小さいと判断された色信号系をスイッチ部10で選
択し、選択された色信号量から求めた平均値により画素
の欠落した特定の色信号を補間することにより、原画像
にきわめて近い色信号補間が実現でき、従来の補間によ
って生じる顕著な特性劣化の原因である輪郭の偽信号を
抑えることができる。
Description
画素単位で市松状に配置して構成された2次元イメージ
センサーの欠落した色信号を補間する、色信号補間方法
に関するものである。
松状に配置して構成された2次元イメージセンサーの撮
像出力において、色フィルタに対応しない画素の欠落し
た特定の色信号を色フィルタに対応した特定の色信号で
補間する場合、画素の欠落した特定の色信号を中心に隣
接する複数の色フィルタに対応した特定の色信号の信号
量を単純に平均化して色フィルタに対応しない画素の欠
落した特定の色信号を補間している。
な従来の画素の信号補間方法について説明を行う。
フィルタ配置の概念図である。図5においてR,G,B
はそれぞれ赤、緑、青の色フィルタを示す。また、図6
は、図5のフィルタを配したイメージセンサーの撮像出
力のうち、Gの色信号をフィルタ配置にしたがって2次
元状に配列させた概念図である。
た箇所A、61〜64は、前記60のGの色信号が欠落
した箇所Aの上、下、左、右にそれぞれ位置するGの色
信号が存在する箇所(以下G信号と記す)、65はGの
色信号が欠落した箇所Bである。
ージセンサーで撮像した場合の撮像出力値と従来の補間
の様子を示している。
量を数値で表現した原図、図7(b)はGの位置の色信
号量を2次元状に配置した状態を示す。図内のすべての
数値は信号量を概念的に表現したものである。図6にお
いて60のGの色信号が欠落した箇所Aを補間するには
周囲の61、62、63、64のG信号が存在する箇所
の信号量の平均値をとり、60のGの色信号として補間
している。図7(c)は従来の補間方法で補間後の信号
量を2次元状に配置した状態を示す。
来の補間方法では図7(a)の原図に対する補間後図7
(c)の信号量の忠実度が低いため、2次元イメージセ
ンサーによる撮像信号出力を映像信号として用いる場合
において、解像度が低く、色あるいは輝度の変化点で偽
信号が発生しやすくなるという欠点を有していた。
ので、2次元イメージセンサーの撮像出力を、高解像度
で偽信号の発生を抑制した信号に加工する補間方法を提
供することを目的とする。
に、本発明の信号補間方法は、画素の欠落した特定の色
信号を中心に、その上下及び左右に色フィルタに対応し
た特定の色信号が存在するとき、上下の色信号量の差を
算出する演算部と、左右の色信号量の差を算出する演算
部と、各演算部によって算出された2つの色信号量の差
を比較する比較部を構成として備え、比較した色信号量
の差の大小関係に従って、上下、及び左右の色信号量の
うち平均値を求める色信号量を選択し、選択された色信
号量から求めた平均値により色フィルタに対応しない画
素の欠落した特定の色信号を補間するものである。
る設定部(コアリング値設定部)を構成として備え、こ
の一定の基準値(コアリング値)と、各演算部によって
算出された2つの色信号量の差を比較し、その大小関係
に従って平均値を求める色信号量を選択し、選択された
色信号量から求めた平均値により特定の色信号を補間す
るものである。
から水平あるいは垂直方向に急峻な信号変化があるよう
な撮像出力がある場合に、急峻な信号変化を検知し、補
間に必要な信号を選別して補間信号を生成するため、映
像信号の解像感を高め、偽信号の発生を抑制し、高画質
の映像信号を提供することができる。
て図面を参照しながら説明する。
信号補間方法の信号の流れを示す機能ブロック図であ
る。図1において、1〜4は、図6に示した61〜64
のG信号の入力部(以下、それぞれ上段値入力部、下段
値入力部、左段値入力部、右段値入力部と記す)、5
は、1の上段値入力部に入力された61のG信号と2の
下段値入力部に入力された62のG信号を加算する演算
部(以下、上下加算部と記す)、6は、3の左段値入力
部に入力された63のG信号と4の右段値入力部に入力
された64のG信号を加算する演算部(以下、左右加算
部と記す)、7は、1の上段値入力部に入力された61
のG信号と2の下段値入力部に入力された62のG信号
を減算しその減算値の絶対値を算出する演算部(以下、
上下減算部と記す)、8は、3の左段値入力部に入力さ
れた63のG信号と4の右段値入力部に入力された64
のG信号を減算しその減算値の絶対値を算出する演算部
(以下、左右減算部と記す)、9は、7の上下減算部か
らの出力と8の左右減算部からの出力を比較し、大小を
判別する比較器、10は、9の比較器の出力をもとに、
7の上下減算部からの出力が8の左右減算部からの出力
より小さい場合は5の上下加算部の出力を選択し、8の
左右減算部からの出力が7の上下減算部からの出力より
小さい場合は6の左右加算部の出力を選択するスイッチ
部、11は、10のスイッチ部の出力を1/2にする演
算部(以下、平均化部と記す)、12は、信号出力部、
13は、5の上下加算部の出力と6の左右加算部の出力
を加算する演算部(以下、周辺加算部と記す)、14
は、13の周辺加算部の出力を1/2にする演算部(以
下、割算部と記す)である。
る信号補間方法による、2次元イメージセンサーで撮像
した場合の撮像出力値と補間の様子を示している。図3
において、図3(a)はR,G,Bフィルタの配置と撮
像した信号量を数値で表現した原図、図3(b)はGの
位置の色信号量を2次元状に配置した状態、図3(c)
は本発明の第1の実施の形態における信号補間方法によ
る補間後の信号量を2次元状に配置した状態を示す。
施の形態の信号補間方法について、以下、その動作を説
明する。
ージセンサーの撮像出力は、次の信号処理の過程でRと
GとBの各色成分ごとに振り分けられる。ここでG成分
だけ抜き出すと図3(b)のようになる。ここで図6の
60の位置に相当する図3(b)の箇所にはGの信号成
分は存在しない。この箇所を本発明の補間方法で補間を
行う。
信号に相当する0、下段値入力部2には図6の62のG
信号に相当する6、左段値入力部3には図6の63のG
信号に相当する8、右段値入力部4には図6の64のG
信号に相当する8がそれぞれ入力される。すると、5の
上下加算部の出力値は0+6=6となり、6の左右加算
部の出力値は8+8=16となり、7の上下減算部の出
力値は0−6の絶対値=6となり、8の左右減算部の出
力値は8−8の絶対値=0となる。
出力値の6と8の左右減算部の出力値の0を比較し、8
の左右減算部の出力値の方が7の上下減算部より小さい
と判断する。つぎに、10のスイッチ部は9の比較器の
情報をもとに6の左右加算部の出力値を選択する。すな
わち11の平均化部には6の左右加算部の出力値8+8
=16が入力される。11の平均化部の出力値は16/
2=8となり、12の信号出力部からは8が出力され、
図6の60の位置に相当する図3(b)の箇所にはGの
信号成分8が補間される。
(b)の箇所にもGの信号成分は存在しない。この箇所
を本発明の補間方法で補間を行う。この場合、7の上下
減算部の出力値と8の左右減算部の出力値がともに4で
あるため、11の平均化部には14の割り算部の出力が
選択される。13の周辺加算部の出力は6+2+4+0
=12であり、14の割算部の出力は12/2=6とな
る。11の平均化部の出力値は6/2=3となり12の
信号出力部からは3が出力され、図6の65の位置に相
当する図3(b)の箇所にはGの信号成分3が補間され
る。
した部分を補間していくと、図3(c)のようになる。
図3(c)の補間結果は、図7(c)の従来の補間結果
と比較して、図3(a)の原図により忠実であることが
わかる。
述したが、信号が欠落した箇所を補間するために必要な
周囲の4つの信号のうち、いくつかがすでに補間によっ
てできた信号であってもよい。
の右上と左下、及び左上と右下に色フィルタの特定の色
信号が存在するとき、右上と左下の色信号量の差と、左
上と右下の色信号量の差を比較し、その大小関係に従っ
て前記右上、左下、左上、及び右下の色信号量のうち平
均値を求める色信号量を選択し、選択された色信号量か
ら求めた平均値により色フィルタに対応しない画素の欠
落した特定の色信号を補間してもよい。
における構成及び動作によって、各演算部と比較部が上
下方向及び左右方向の信号量の急峻な変化を持つ方向を
識別し、変化量の少ない方向のみの信号成分を使って信
号補間を行うため、従来の補間による輪郭の偽信号を抑
えることができる。
る信号補間方法の信号の流れを示す機能ブロック図であ
る。
た61のG信号の入力部(以下、それぞれ上段値入力
部、下段値入力部、左段値入力部、右段値入力部と記
す)、19は、15の上段値入力部に入力された61の
G信号と16の下段値入力部に入力された62のG信号
を加算する演算部(以下、上下加算部と記す)、20
は、17の左段値入力部に入力された63のG信号と1
8の右段値入力部に入力された64のG信号を加算する
演算部(以下、左右加算部と記す)、21は、19の上
下加算部の出力と20の左右加算部の出力を加算する演
算部(以下、周辺加算部と記す)、22は、21の周辺
加算部の出力を1/2にする演算部、23は、15の上
段値入力部に入力された61のG信号と16の下段値入
力部に入力された62のG信号を減算しその減算値の絶
対値を算出する演算部(以下、上下減算部と記す)、2
4は、17の左段値入力部に入力された63のG信号と
18の右段値入力部に入力された64のG信号を減算し
その減算値の絶対値を算出する演算部(以下、左右減算
部と記す)を示し、基本的には図1と同じ構成である。
減算部の出力と25のコアリング値を比較し、大小を判
別する比較器(以下、比較器Aと記す)、27は、24
の左右減算部の出力と25のコアリング値を比較し、大
小を判別する比較器(以下、比較器Bと記す)、28
は、26の比較器Aと27の比較器Bの出力をもとに、
26の比較器Aが23の上下減算部の出力が25のコア
リング値より小さいと判断し、27の比較器Bが24の
左右減算部の出力が25のコアリング値より大きいと判
断した場合、19の上下加算部の出力を選択し、26の
比較器Aが23の上下減算部の出力が25のコアリング
値より大きいと判断し、27の比較器Bが24の左右減
算部の出力が25のコアリング値より小さいと判断した
場合、20の左右加算部の出力を選択し、26の比較器
Aも27の比較器Bもともに前記コアリング値より大き
い、あるいは小さいと判断した場合は22の割算部の出
力を選択するスイッチ部、29は、28のスイッチ部の
出力を1/2にする演算部(以下、平均化部と記す)、
30は信号出力部である。
る信号補間方法による、2次元イメージセンサーで撮像
した場合の撮像出力値と補間の様子を示している。
フィルタの配置と撮像した信号量を数値で表現した原
図、図4(b)は、Gの位置の色信号量を2次元状に配
置した状態、図4(c)は、本発明の第2の実施の形態
における信号補間方法による補間後の信号量を2次元状
に配置した状態を示す。
態の信号補間方法について、以下、その動作を説明す
る。
ージセンサーの撮像出力は、次の信号処理の過程でRと
GとBの各色成分ごとに振り分けられる。ここでG成分
だけ抜き出すと図4(b)のようになる。ここで図6の
60の位置に相当する図4(b)の箇所にはGの信号成
分は存在しない。この箇所を本発明の補間方法で補間を
行う。
G信号に相当する0、下段値入力部16には図6の62
のG信号に相当する6、左段値入力部17には図6の6
3のG信号に相当する8、右段値入力部18には図6の
64のG信号に相当する8がそれぞれ入力される。する
と、19の上下加算部の出力値は0+6=6となり、2
0の左右加算部の出力値は8+8=16となり、21の
周辺加算部の出力値は6+16=22となる。したがっ
て、22の割算部の出力値は22/2=11となる。つ
ぎに、23の上下減算部の出力値は0−6の絶対値=6
となり、24の左右減算部の出力値は8−8の絶対値=
0となる。ここで、25のコアリング値を4とする。
力値の6と25のコアリング値の4を比較し、23の上
下減算部の出力値が25のコアリング値より大きいと判
断する。27の比較器Bは、24の左右減算部の出力値
の0と25のコアリング値の4を比較し、24の左右減
算部の出力値が25のコアリング値より小さいと判断す
る。つぎに、28のスイッチ部は26の比較器Aと27
の比較器Bの出力をもとに、26の比較器Aが23の上
下減算部の出力が25のコアリング値より小さいと判断
し、27の比較器Bが24の左右減算部の出力が25の
コアリング値より大きいと判断した場合、19の上下加
算部の出力を選択し、26の比較器Aが23の上下減算
部の出力が25のコアリング値より大きいと判断し、2
7の比較器Bが24の左右減算部の出力が25のコアリ
ング値より小さいと判断した場合、20の左右加算部の
出力を選択し、26の比較器Aも27の比較器Bもとも
に前記コアリング値より大きい、あるいは小さいと判断
した場合は22の割算部の出力を選択することから、2
6の比較器Aと27の比較器Bの情報をもとに20の左
右加算部の出力値を選択する。すなわち29の平均化部
には20の左右加算部の出力値8+8=16が入力され
る。29の平均化部の出力値は16/2=8となり30
の信号出力部からは8が出力され、図6の60の位置に
相当する図4(b)の箇所にはGの信号成分8が補間さ
れる。
(b)の箇所にもGの信号成分は存在しない。この箇所
を本発明の補間方法で補間を行う。この場合、23の上
下減算部の出力値と24の左右減算部の出力値がともに
4であるため29の平均化部には22の割算部の出力が
選択される。21の周辺加算部の出力は6+2+4+0
=12であり、22の割り算部の出力は12/2=6と
なる。29の平均化部の出力値は6/2=3となり30
の信号出力部からは3が出力され、図6の65の位置に
相当する図4(b)の箇所にはGの信号成分3が補間さ
れる。
した部分を補間していくと、図4(c)のようになる。
図4(c)の補間結果は、図7(c)の従来の補間結果
と比較して図4(a)の原図により忠実であることがわ
かる。
述したが、信号が欠落した箇所を補間するために必要な
周囲の4つの信号のうち、いくつかがすでに補間によっ
てできた信号であってもよい。
における構成及び動作によって、各演算部と比較部が上
下方向及び左右方向の信号量の急峻な変化を持つ方向を
識別し、変化量の少ない方向の信号成分を使って信号補
間を行うため、原画像に極めて近い忠実度の高い信号補
間が実現でき、従来の補間によって発生する顕著な特性
劣化の原因である輪郭の偽信号を抑えることができるた
め、高解像感のある映像信号を発生することができる。
を中心にその上下及び左右に特定の色信号が存在すると
き、上下の色信号量の差と、左右の色信号量の差を比較
し、その大小関係に従って上下、及び左右の色信号量の
うち平均値を求める色信号量を選択し、選択された色信
号量から求めた平均値により前記色フィルタに対応しな
い画素の欠落した特定の色信号を補間することによっ
て、原画像に極めて近い忠実度の高い信号補間が実現で
き、従来の補間によって発生する顕著な特性劣化の原因
である輪郭の偽信号を抑えることができるため、高解像
感のある映像信号を発生することができる優れた信号補
間を実現する方法である。
法の信号の流れを示す機能ブロック図
法の信号の流れを示す機能ブロック図
法による、2次元イメージセンサーで撮像した場合の撮
像出力値と補間の様子を示す図
法による、2次元イメージセンサーで撮像した場合の撮
像出力値と補間の様子を示す図
の概念図
像出力のうち、Gの色信号をフィルタ配置にしたがって
2次元状に配列させた概念図
出力値と従来の補間の様子を示す図
Claims (21)
- 【請求項1】特定の色フィルタを画素単位で市松状に配
置して構成された2次元イメージセンサーの撮像出力の
前記色フィルタに対応しない画素の欠落した特定の色信
号を前記色フィルタに対応した特定の色信号で補間する
色信号補間方法において、 前記2次元イメージセンサーの撮像出力をフィルタ配置
にしたがって2次元状に配列させたとき、前記画素の欠
落した特定の色信号を中心にその上下及び左右に前記色
フィルタに対応した特定の色信号が存在するとき、 前記上下の色信号量の第1の差と、前記左右の色信号量
の第2の差をとり、前記第1の差と第2の差を比較し、
その大小関係に従って前記上下、及び左右の色信号量の
うち平均値を求める色信号量を選択し、前記選択された
色信号量から求めた平均値により前記色フィルタに対応
しない画素の欠落した特定の色信号を補間する色信号補
間方法。 - 【請求項2】上下の色信号量の第1の差と、左右の色信
号量の第2の差を比較して、色信号量の差が小さい方の
2つの色信号量を選択し、この2つの色信号量を平均化
して色フィルタに対応しない画素の欠落した特定の色信
号を補間する請求項1記載の色信号補間方法。 - 【請求項3】上下の色信号量の第1の差と、左右の色信
号量の第2の差が等しい場合、上下、及び左右の4つの
色信号量を平均化して色フィルタに対応しない画素の欠
落した特定の色信号を補間する請求項1記載の色信号補
間方法。 - 【請求項4】特定の色フィルタを画素単位で市松状に配
置して構成された2次元イメージセンサーの撮像出力の
前記色フィルタに対応しない画素の欠落した特定の色信
号を前記色フィルタに対応した特定の色信号で補間する
色信号補間方法において、 前記2次元イメージセンサーの撮像出力をフィルタ配置
にしたがって2次元状に配列させたとき、前記画素の欠
落した特定の色信号を中心にその上下及び左右に前記色
フィルタに対応した特定の色信号が存在するとき、 前記上下の色信号量の第1の差と前記左右の色信号量の
第2の差をとり、前記第1の差、及び第2の差とある一
定の基準値(コアリング値)をそれぞれ比較し、その大
小関係に従って前記上下、及び左右の色信号量のうち平
均値を求める色信号量を選択し、前記選択された色信号
量から求めた平均値により前記色フィルタに対応しない
画素の欠落した特定の色信号を補間する色信号補間方
法。 - 【請求項5】コアリング値より上下の色信号量の第1の
差が小さく、コアリング値より左右の色信号量の第2の
差が大きい場合、上下の色信号量を平均化して色フィル
タに対応しない画素の欠落した特定の色信号を補間する
請求項4記載の色信号補間方法。 - 【請求項6】コアリング値より上下の色信号量の第1の
差が大きく、コアリング値より左右の色信号量の第2の
差が小さい場合、左右の色信号量を平均化して色フィル
タに対応しない画素の欠落した特定の色信号を補間する
請求項4記載の色信号補間方法。 - 【請求項7】上下の色信号量の第1の差、及び、左右の
色信号量の第2の差がともにコアリング値よりも小さい
場合、上下、及び左右の4つの色信号量を平均化して色
フィルタに対応しない画素の欠落した特定の色信号を補
間する請求項4記載の色信号補間方法。 - 【請求項8】第1の色フィルタを画素単位で市松状に配
置し、前記第1の色フィルタに対応しない画素部に第2
の色フィルタを配置して構成された2次元イメージセン
サーの撮像出力の前記第2の色フィルタに対応しない画
素の欠落した色信号を前記第2の色フィルタに対応した
色信号で補間する色信号補間方法において、 前記2次元イメージセンサーの撮像出力をフィルタ配置
にしたがって2次元状に配列させたとき、前記画素の欠
落した色信号を中心にその上下(または左右)に前記第
2の色フィルタに対応した色信号が存在し、前記画素の
欠落した色信号を中心にその左右(または上下)に補間
された第2の色フィルタに対応した色信号が存在すると
き、 前記上下(または左右)の色信号量の第1の差と、前記
左右(または上下)の補間された色信号量の第2の差を
とり、前記第1の差と第2の差を比較し、その大小関係
に従って前記上下、及び左右の色信号量のうち平均値を
求める色信号量を選択し、前記選択された色信号量から
求めた平均値により前記色フィルタに対応しない画素の
欠落した特定の色信号を補間する色信号補間方法。 - 【請求項9】上下(または左右)の色信号量の第1の差
と、左右(または上下)の色信号量の第2の差を比較し
て、色信号量の差が小さい方の2つの色信号量を選択
し、この2つの色信号量を平均化して色フィルタに対応
しない画素の欠落した色信号を補間する請求項8記載の
色信号補間方法。 - 【請求項10】上下(または左右)の色信号量の第1の
差と、左右(または上下)の色信号量の第2の差が等し
い場合、上下、及び左右の4つの色信号量を平均化して
色フィルタに対応しない画素の欠落した特定の色信号を
補間する請求項8記載の色信号補間方法。 - 【請求項11】第1の色フィルタを画素単位で市松状に
配置し、前記第1の色フィルタに対応しない画素部に第
2の色フィルタを配置して色フィルタが構成された2次
元イメージセンサーの撮像出力の前記第2の色フィルタ
に対応しない画素の欠落した色信号を前記第2の色フィ
ルタに対応した色信号で補間する色信号補間方法におい
て、 前記2次元イメージセンサーの撮像出力をフィルタ配置
にしたがって2次元状に配列させたとき、前記画素の欠
落した色信号を中心にその上下(または左右)に前記第
2の色フィルタに対応した色信号が存在し、前記画素の
欠落した色信号を中心にその左右(または上下)に補間
された第2の色フィルタに対応した色信号が存在すると
き、 前記上下(または左右)の色信号量の第1の差と、前記
左右(または上下)の補間された色信号量の第2の差を
とり、前記第1の差、及び第2の差とある一定の基準値
(コアリング値)をそれぞれ比較し、その大小関係に従
って前記上下、及び左右の色信号量のうち平均値を求め
る色信号量を選択し、前記選択された色信号量から求め
た平均値により前記色フィルタに対応しない画素の欠落
した特定の色信号を補間する色信号補間方法。 - 【請求項12】コアリング値より上下(または左右)の
色信号量の第1の差が小さく、コアリング値より左右
(または上下)の補間された色信号量の第2の差が大き
い場合、上下(または左右)の色信号量を平均化して色
フィルタに対応しない画素の欠落した特定の色信号を補
間する請求項11記載の色信号補間方法。 - 【請求項13】コアリング値より上下(または左右)の
色信号量の第1の差が大きく、コアリング値より左右
(または上下)の補間された色信号量の第2の差が小さ
い場合、左右(または上下)の補間された色信号量を平
均化して色フィルタに対応しない画素の欠落した特定の
色信号を補間する請求項11記載の色信号補間方法。 - 【請求項14】上下(または左右)の色信号量の第1の
差、及び、左右(または上下)の補間された色信号量の
第2の差がともにコアリング値よりも小さい場合、上
下、及び左右の4つの色信号量を平均化して色フィルタ
に対応しない画素の欠落した特定の色信号を補間する請
求項11記載の色信号補間方法。 - 【請求項15】特定の色フィルタを画素単位で市松状に
配置して構成された2次元イメージセンサーの撮像出力
の前記色フィルタに対応しない画素の欠落した特定の色
信号を前記色フィルタに対応した特定の色信号で補間す
る色信号補間方法において、 前記2次元イメージセンサーの撮像出力をフィルタ配置
にしたがって2次元状に配列させたとき、前記画素の欠
落した特定の色信号を中心にその右上と左下、及び左上
と右下に前記色フィルタに対応した特定の色信号が存在
するとき、 前記右上と左下の色信号量の第1の差と、前記左上と右
下の色信号量の第2の差をとり、前記第1の差と第2の
差を比較し、その大小関係に従って前記右上、左下、左
上、及び右下の色信号量のうち平均値を求める色信号量
を選択し、前記選択された色信号量から求めた平均値に
より前記色フィルタに対応しない画素の欠落した特定の
色信号を補間する色信号補間方法。 - 【請求項16】色信号量の差が小さい方の2つの色信号
量を選択し、この2つの色信号量を平均化して色フィル
タに対応しない画素の欠落した特定の色信号を補間する
請求項15記載の色信号補間方法。 - 【請求項17】色信号量の第1の差と第2の差が等しい
場合、右上、左下、左上、及び右下の4つの色信号量を
平均化して色フィルタに対応しない画素の欠落した特定
の色信号を補間する請求項15記載の色信号補間方法。 - 【請求項18】特定の色フィルタを画素単位で市松状に
配置して構成された2次元イメージセンサーの撮像出力
の前記色フィルタに対応しない画素の欠落した特定の色
信号を前記色フィルタに対応した特定の色信号で補間す
る色信号補間方法において、 前記2次元イメージセンサーの撮像出力をフィルタ配置
にしたがって2次元状に配列させたとき、前記画素の欠
落した特定の色信号を中心にその右上と左下、及び左上
と右下に前記色フィルタに対応した特定の色信号が存在
するとき、 前記右上と左下の色信号量の第1の差と、前記左上と右
下の色信号量の第2の差をとり、前記第1の差、及び第
2の差とある一定の基準値(コアリング値)をそれぞれ
比較し、その大小関係に従って前記右上、左下、左上、
及び右下の色信号量のうち平均値を求める色信号量を選
択し、前記選択された色信号量から求めた平均値により
前記色フィルタに対応しない画素の欠落した特定の色信
号を補間する色信号補間方法。 - 【請求項19】コアリング値より色信号量の第1の差が
小さく、第2の差が大きい場合、右上と左下の色信号量
を平均化して色フィルタに対応しない画素の欠落した特
定の色信号を補間する請求項18記載の色信号補間方
法。 - 【請求項20】コアリング値より色信号量の第1の差が
大きく、第2の差が小さい場合、左上と右下の色信号量
を平均化して色フィルタに対応しない画素の欠落した特
定の色信号を補間する請求項18記載の色信号補間方
法。 - 【請求項21】色信号量の第1の差、及び第2の差がと
もにコアリング値よりも小さい場合、右上、左下、左
上、及び右下の4つの色信号量を平均化して色フィルタ
に対応しない画素の欠落した特定の色信号を補間する請
求項18記載の色信号補間方法。
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