JPH10108072A - 画像圧縮方法及び装置 - Google Patents
画像圧縮方法及び装置Info
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- JPH10108072A JPH10108072A JP25605496A JP25605496A JPH10108072A JP H10108072 A JPH10108072 A JP H10108072A JP 25605496 A JP25605496 A JP 25605496A JP 25605496 A JP25605496 A JP 25605496A JP H10108072 A JPH10108072 A JP H10108072A
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Abstract
応じてそれぞれ複数の文字データを用意しなければなら
ない。 【解決手段】 枠検出器11は量子化器10より入力さ
れた4値化された文字データから枠部分を検出し、枠情
報を作成する。代表値変更器12は中間画素コード”1
1”の画素を画素コード”10”に変更し、中間画素コ
ード”10”の代表値を中間画素コード”10”及び”
11”の代表値の平均値に変更する。また、同様に、ミ
キシング比率も変更する。枠作成器13は枠情報に基づ
き、文字データの画素コードを変更する。この処理によ
り、文字データの文字の周りに枠を付けることができ
る。枠作成器13により上記のように枠が付けられた文
字データは、ランレングス符号化器5により公知のラン
レングス符号化されてビットストリームデータとして出
力端子6へ出力される。
Description
置に係り、特に多値ランレングス符号化を用いて文字画
像を圧縮する画像圧縮方法及び装置に関する。
ック図を示す。同図において、入力端子1より入力され
た、例えばカラオケの歌詞の文字画像データは、一旦、
特殊効果処理器2に入力されて特殊効果のための信号処
理が施される。この特殊効果は、例えば文字に枠を付け
たり影付けをする効果である。
像データは、フレームメモリ3に供給されて記憶された
後、読み出されて量子化器4により複数の階調に量子化
される。量子化された文字画像データは、ランレングス
符号化器5に供給され、ここでデータ要素と出現回数の
組み合わせに応じて可変長符号化する公知のランレング
ス符号化されて圧縮され、ビットストリームとして出力
端子6へ出力される。
の画像圧縮装置では、文字画像データに対して特殊効果
を施すためには、特殊効果を行った文字画像データを作
ってから量子化器4で量子化する必要があり、異なる枠
の太さなど異なる特殊効果に応じてそれぞれ複数の文字
画像データを用意しなければならない。また、一つの入
力画像データから特殊効果を行わない画像のビットスト
リームと、特殊効果を行った画像のビットストリームの
両方を得たい場合は、複数の入力画像データを用意する
必要がある。
殊効果の有無や種類に応じて、予め複数の入力画像デー
タを用意する必要があるため、工数の増加や画像データ
を記憶するための記憶装置の容量増大などの不具合をも
たらしている。
量子化以前に特殊効果を施した複数の文字画像データを
用意することなく、量子化及び特殊効果の施された文字
画像データを得ることができる画像圧縮方法及び装置を
提供することを目的とする。
め、本発明の画像圧縮方法は、入力画像データを複数の
階調に量子化し、そのうち所定の一の階調を用いて特殊
効果を施すための情報を作成すると共に、所定の一の階
調を除く残りの階調のうち少なくとも一の階調が示す代
表値を変更し、この代表値が変更された画像データと情
報とから特殊効果が施された画像データを作成した後、
その作成画像データを圧縮符号化して圧縮画像データと
して出力することを特徴とする。
的を達成するため、入力画像データを複数の階調に量子
化する量子化手段と、量子化手段の出力画像データの複
数の階調のうち所定の一の階調を用いて特殊効果を施す
ための情報を作成する情報作成手段と、量子化手段の出
力画像データの所定の一の階調を除く残りの階調のうち
少なくとも一の階調が示す代表値を変更する代表値変更
手段と、代表値変更手段の出力画像データと情報作成手
段の出力情報とから特殊効果が施された画像データを作
成する特殊効果付与手段と、特殊効果付与手段の出力画
像データを圧縮符号化して圧縮画像データを出力する符
号化手段とを有する構成としたものである。
タの複数の階調のうち所定の一の階調を用いて特殊効果
を施すための情報を作成し、所定の一の階調を除く残り
の階調のうち少なくとも一の階調が示す代表値を変更
し、これらの画像データ及び情報から特殊効果が施され
た画像データを作成して符号化手段に入力しているた
め、量子化手段に入力する画像データとして特殊効果の
施された画像データを用意しなくても特殊効果の施され
た画像データを得ることができる。
であり、情報作成手段は、量子化手段の出力画像データ
の注目画素の周辺の画素の階調が所定の一の階調で、注
目画素の階調が所定の一の階調を除く残りの階調のいず
れかのときに周辺の画素を枠部分として検出して枠情報
を作成する手段であり、代表値変更手段は、所定の一の
階調を除く残りの階調のうち少なくとも一の中間階調が
示す代表値を変更する手段であることを特徴とする。
段からの画像データと情報作成手段からの枠情報とを入
力信号として受け、画像データのうち、枠情報として作
成された画素の階調を枠として定めた階調に変更して出
力する枠作成器からなる構成としてもよい。
に可変された情報を枠情報として作成することを特徴と
する。更に、情報作成手段は、2次元検出オペレータを
用いて枠部分を検出する構成としてもよい。
て図面と共に説明する。
の形態のブロック図を示す。同図中、図7と同一構成部
分には同一符号を付してある。図1に示す実施の形態は
4値に量子化された文字画像データにおいて、文字の周
りに右下方向に枠を付ける場合の例であり、入力端子1
を介して入力された文字画像データは、フレームメモリ
3に供給されて一旦一画面分が記憶された後、量子化器
10に供給されて4値に量子化される。
に示すように、背景画素コード”00”、パターン画素
コード”01”、中間画素コード”10”及び”11”
で表され、それぞれ輝度及び色差を表す代表値と背景画
像とのミキシング比率を持つ。ここで、代表値とは、そ
の画素コードが表す輝度値、色差値を示す。また、ミキ
シング比率とは、文字画像データにおいて、その画素コ
ードの画素が表示される際に、背景画像と重ね合わせて
表示するときの背景画像との混合割合を示す。従って、
ミキシング比率が0%ならば、背景画像のみが表示さ
れ、100%ならば文字画像のみが表示されることとな
る。
1の枠検出器11及び代表値変更器12にそれぞれ入力
される。枠検出器11は入力された文字画像データから
枠部分を検出し、枠情報を作成する。すなわち、この枠
検出器11による枠部分の検出について図5と共に説明
する。ここでは、3×3の2次元検出オペレータを用い
て、右下方向に2画素の枠を付ける場合を例にとって説
明する。図5(a)に示すような3×3の2次元検出オ
ペレータを各画素に当てはめたとき、注目画素Cがパタ
ーン画素コード”01”、又は中間画素コード”1
0”、又は中間コード”11”で、かつ、周辺画素Nが
背景画素コード”00”であったならば、周辺画素Nを
枠部分であると判定する。
更器12は中間画素コード”11”の画素を画素コー
ド”10”に変更し、中間画素コード”10”の代表値
を中間画素コード”10”及び”11”の代表値の平均
値(中間値)に変更する。すなわち、中間画素コード”
10”と”11”で表されていた画素をすべて画素コー
ド”10”で表し、その代表値をそれまで中間画素コー
ド”10”と”11”で表していた画素の代表値の平均
値(両者の中間の値)にする。また、同様に、ミキシン
グ比率も同様に変更する。これにより、図3に示すよう
に、文字画像データを3値で表すことができると共に、
残りの一つの量子化値(階調)を特殊効果に利用でき
る。
代表値変更器12により代表値が変更された文字画像デ
ータは、それぞれ枠作成器13に入力され、ここで枠情
報に基づき、文字画像データの画素コードが変更され
る。具体的には、図4に示すように、枠作成器13は枠
として検出された画素の画素コードを中間画素コード”
11”に変更し、その代表値を枠部分に用いる輝度及び
色差値に変更する。また、中間画素コード”11”のミ
キシング比率を枠部分に用いるミキシング比率に変更す
る。この処理により、文字画像データの文字の周りに枠
を付けることができる。
られた文字画像データは、図1に示すランレングス符号
化器5に供給され、従来と同様にして同じ値が連続する
数に応じて符号化ビット数を可変する、公知のランレン
グス符号化されてビットストリームデータとして出力端
子6へ出力される。
いて図6と共に説明する。同じ値が1個から3個連続す
るとき、図6(a)に21及び22で示すように、連続
する画素の数を2ビットで表し、その後にその画素の値
を2ビットで表す。次に、同じ値が4個から15個連続
するときは、図6(b)に23で示すように、2ビット
の”0”を配置した後、連続する画素数を示す4ビット
の領域24、画素の値を示す2ビットの領域25を順次
に配置する。
ときは、図6(c)に示すように、4ビットの”0”の
領域26に続けて、連続する画素数を示す6ビットの領
域27と、画素の値を示す2ビットの領域28を順次に
配置する。同様に、同じ値が64個から255個連続す
るときは、図6(d)に示すように、6ビットの”0”
の領域29に続けて、連続する画素数を示す8ビットの
領域30と、画素の値を示す2ビットの領域31を順次
に配置する。同様に、同じ値が256個からその画素ラ
インの最後まで連続するときは、図6(e)に示すよう
に、14ビットの”0”の領域32に続けて、その画素
の値を示す2ビットの領域33を配置する。
いて説明する。図1において、量子化器10によって4
値化された文字画像データを、背景画素、パターン画
素、中間画素2つ(中間1、中間2)をそれぞれ”0
0”、”01”、”10”、”11”で表し、それらの
輝度(Y)と2種類の色差(Cb、Cr)を示す代表値
と、背景画像とのミキシング比率を表1に示すように表
すものとする。
素コード”01”は白、中間画素コード”10”及び”
11”はグレーとなる。
タは枠検出器11に供給されて枠情報が作成され、また
これと同時に代表値変更器12に供給されて中間画素コ
ード”11”の画素が中間画素コード”10”に変更さ
れ、中間画素コード”10”の代表値が中間画素コー
ド”10”及び”11”の代表値の平均値(Y128,
Cb128,Cr128)に変更される。また、ミキシ
ング比率も45%に変更する。
報は、枠作成器13において枠として検出された画素の
画素コードが中間画素コード”11”に変更され、その
代表値が枠部分に用いる値(Y255,Cb255,C
r0)に変更される。また、中間画素コード”11”の
ミキシング比率を枠部分に用いるミキシング比率(10
0%)に変更する。この処理により、文字画像データの
文字の周りに青色の枠を付けることができる。枠付け後
の各値を表2に示す。
文字画像データのうちの中間画素コード”11”の階調
を用いてパターン画素コード”01”による文字の周り
に枠を付け、残りの階調である中間画素コード”10”
に対してその階調が示す代表値を変更しているので、文
字画像データに特殊効果を行うことができ、量子化する
ために特殊効果を施した文字画像データを用意すること
を不要にできる。
3×3の2次元検出オペレータを用いたものに限定され
るものではなく、例えば図5(b)に示すような3×3
の2次元検出オペレータを各画素に当てはめ、注目画素
Cがパターン画素コード”01”、又は中間画素コー
ド”10”、又は中間画素コード”11”で、かつ、周
辺画素Nが背景画素コード”00”であったならば、周
辺画素Nを枠部分であると判定することにより、文字の
周囲に1画素の幅の枠を付けることが可能である。
次元検出オペレータを用いて同様の操作を行うことによ
り、文字の右下方向に4画素の枠を付けることができ
る。このように、2次元検出オペレータの構成を変更す
ることにより、枠の幅を変更することができ、異なる種
類の特殊効果を施すことができる。
れるものではなく、例えば量子化ビット数は4ビット以
外の複数ビットでもよく、また、圧縮符号化装置はラン
レングス符号化装置以外のMR符号化装置、MMR符号
化装置等の他の公知の圧縮符号化装置を用いることがで
きる。
複数階調に量子化された画像データに特殊効果を付与で
きるため、量子化器に入力する画像データとして特殊効
果の施された画像データを用意しなくて済み、従来に比
べ工数を低減できると共に画像データを記憶するための
記憶装置の容量の削減ができる。
である。
図である。
である。
一例を示す図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 入力画像データを複数の階調に量子化
し、そのうち所定の一の階調を用いて特殊効果を施すた
めの情報を作成すると共に、前記所定の一の階調を除く
残りの階調のうち少なくとも一の階調が示す代表値を変
更し、この代表値が変更された画像データと前記情報と
から特殊効果が施された画像データを作成した後、その
作成画像データを圧縮符号化して圧縮画像データとして
出力することを特徴とする画像圧縮方法。 - 【請求項2】 入力画像データを複数の階調に量子化す
る量子化手段と、 前記量子化手段の出力画像データの前記複数の階調のう
ち所定の一の階調を用いて特殊効果を施すための情報を
作成する情報作成手段と、 前記量子化手段の出力画像データの前記所定の一の階調
を除く残りの階調のうち少なくとも一の階調が示す代表
値を変更する代表値変更手段と、 前記代表値変更手段の出力画像データと前記情報作成手
段の出力情報とから前記特殊効果が施された画像データ
を作成する特殊効果付与手段と、 前記特殊効果付与手段の出力画像データを圧縮符号化し
て圧縮画像データを出力する符号化手段とを有すること
を特徴とする画像圧縮装置。 - 【請求項3】 前記入力画像データは文字画像データで
あり、前記情報作成手段は、前記量子化手段の出力画像
データの注目画素の周辺の画素の階調が前記所定の一の
階調で、前記注目画素の階調が前記所定の一の階調を除
く残りの階調のいずれかのときに前記周辺の画素を枠部
分として検出して枠情報を作成する手段であり、前記代
表値変更手段は、前記所定の一の階調を除く残りの階調
のうち少なくとも一の中間階調が示す代表値を変更する
手段であることを特徴とする請求項2記載の画像圧縮装
置。 - 【請求項4】 前記特殊効果付与手段は、前記代表値変
更手段からの画像データと前記情報作成手段からの枠情
報とを入力信号として受け、前記画像データのうち、前
記枠情報として作成された画素の階調を枠として定めた
階調に変更して出力する枠作成器からなることを特徴と
する請求項3記載の画像圧縮装置。 - 【請求項5】 前記情報作成手段は、枠の幅が所定方向
に可変される情報を前記枠情報として作成することを特
徴とする請求項3記載の画像圧縮装置。 - 【請求項6】 前記情報作成手段は、2次元検出オペレ
ータを用いて前記枠部分を検出することを特徴とする請
求項3又は5記載の画像圧縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25605496A JP3376831B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 画像圧縮方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25605496A JP3376831B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 画像圧縮方法 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001243501A Division JP3375079B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 画像圧縮装置 |
JP2001243500A Division JP3375078B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 画像圧縮装置 |
JP2001243502A Division JP3375080B2 (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 画像圧縮方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10108072A true JPH10108072A (ja) | 1998-04-24 |
JP3376831B2 JP3376831B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=17287270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25605496A Expired - Lifetime JP3376831B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 画像圧縮方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3376831B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP25605496A patent/JP3376831B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3376831B2 (ja) | 2003-02-10 |
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