JPH10108014A - カラー画像読取り装置 - Google Patents

カラー画像読取り装置

Info

Publication number
JPH10108014A
JPH10108014A JP8258024A JP25802496A JPH10108014A JP H10108014 A JPH10108014 A JP H10108014A JP 8258024 A JP8258024 A JP 8258024A JP 25802496 A JP25802496 A JP 25802496A JP H10108014 A JPH10108014 A JP H10108014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
read
line
data
shading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8258024A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Furuyama
雅一 古山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8258024A priority Critical patent/JPH10108014A/ja
Publication of JPH10108014A publication Critical patent/JPH10108014A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取り精度を改善する。 【解決手段】 原稿10の読取り前に白色基準板を読取
り、そのシェーディング波形データをデータ歪み補正回
路36に記憶する。原稿10の各読取りラインの読取り
データをメモリ38に格納する。原稿読取り終了後に
も、同じ又は異なる白色基準板を読取り、そのシェーデ
ィング波形信号を回路36に記憶する。回路36は、原
稿読取り前後のシェーディング波形から、原稿10の各
読取りラインの読取り時点のシェーディング波形を算出
する。シェーディング補正回路40は、メモリ38から
各読取りラインの読取りデータを読み出し、回路36か
らの、同じ読取り時点でのシェーディング波形データに
より補正して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を色分離
して読み取るカラー画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像読取り装置、例えば、カラー
イメージ・スキャナでは、従来、光源の光量分布ムラ、
光電変換素子(通常は、ライン・センサ)の感度ムラ及
び動作環境等による読取り信号の誤差を軽減する方式と
して、原稿を読み取る前に色検出用基準板を読み込み、
その波形信号(シェーディング波形信号)を基準として
原稿画像の各読取りラインの読取り信号を補正してい
た。図2は、従来のカラー読取り装置の概略構成ブロッ
ク図であり、10は原稿、12は搬送ローラ、14R,
14G,14Bはそれぞれ赤、緑及び青のLEDアレー
からなるライン光源、16は、ライン光源14R,14
G,14Bにより照明された原稿10からの反射光を結
像レンズ18に向けるミラー、20は、結像レンズ18
により結像された原稿10の読取りラインのライン画像
を光電変換するライン・センサ、22はライン・センサ
20の出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換
器、24は、A/D変換器22の出力データをシェーデ
ィング補正するシェーディング補正回路、26は搬送ロ
ーラ12を駆動する紙搬送モータ、28は、ライン光源
14R,14G,14Bを点灯する点灯装置、30は紙
搬送モータ26及び点灯装置28を制御する点灯制御装
置である。
【0003】図3はLEDアレーからなるライン光源1
4R,14G,14Bの斜視図を示す。基盤32の上
に、多数のLED34は一直線上に多数配置されてい
る。LED34は、赤色のライン光源14Rでは赤色L
ED、緑色のライン光源14Gで緑色LED、青色のラ
イン光源14Bでは青色LEDである。
【0004】原稿10をセットしたら、まず原稿10を
読み取る前に、赤色ライン光源14R、緑色ライン光源
14G及び青色ライン光源14Bを各1回ずつ順次点灯
させ、図示しない白色基準板を照明する。その白色基準
板からの反射光は、ミラー16を介して結像レンズ18
に入射し、ライン・センサ20上に結像する。ライン・
センサ20は、入射光量に応じた電気信号を出力する。
ライン・センサ20の出力は、A/D変換器22により
ディジタル化され、シェーディング補正回路24に印加
される。シェーディング補正回路24は、このときの入
力データを、シェーディング波形信号として内部に記憶
する。
【0005】点灯制御装置30は次に、紙搬送モータ2
6により搬送ローラ12を回転させ、原稿10を所定の
読取り位置を通過させ、その間に、ライン光源14R,
14G,14Bを順番に点灯及び消灯させ、原稿10を
所定間隔の1ラインずつについてライン光源14R,1
4G,14Bにより順次的に照明する。これにより、原
稿10の所定間隔の1ラインずつについて、各色成分が
順次読み取られる。こうして得られた各ラインの赤、緑
及び青のアナログ読取り信号はA/D変換器22により
ディジタル信号に変換されてシェーディング補正回路2
4に印加される。シェーディング補正回路24は、先に
白色基準板を読み込んだときのシェーディング波形信号
と、原稿10から読み込んだ読取り信号とを順次比較
し、原稿10読み取り前における光量分布ムラ、及びラ
イン・センサ20の感度ムラ等が読取り信号に与える影
響を補正する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシェー
ディング方式では、ライン光源14R,14G,14B
の経時光量変化及び温度による光量変化について考慮さ
れていなかった。つまり原稿読み取り中にライン光源1
4R,14G,14Bは、発熱及び時間的要因などによ
りその光量分布が刻々と変化する。原稿10の読取り信
号を補正するための基準信号であるシェーディング波形
信号も、白色基準板の読取り時点での光源14R,14
G,14Bの状態に影響され、一定ではない。
【0007】従って、従来例のように、原稿読み取り前
に読み込んだシェーディング波形信号を基準にして読取
りデータを補正するだけでは、各読取りラインの読み取
り時点での本来的なシェーディング波形とは異なるシェ
ーディング波形を基準に読取りデータを補正しているこ
とになり、色分離に誤差が生じてしまう。即ち、色を誤
判定してしまうという問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決し、色
の誤判定を大幅に低減したカラー画像読取り装置を提示
することを目的とする。
【0009】本発明はまた、安価な単ライン・センサを
使用して高精細な画像読取りを可能にするカラー画像読
取り装置を提示することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカラー画像
読取り装置は、それぞれ異なった波長域で原稿を照明す
る複数の光源と、当該複数の光源を所定期間ずつ順次点
灯させる点灯手段と、当該複数の光源によって照射され
た原稿からの反射光を結像する光学系と、当該光学系の
結像面に配置され、各光源ごとに原稿画像を読み取る撮
像手段とを具備するカラー画像読取り装置であって、当
該原稿の読み取り前後にシェーディング波形信号を少な
くとも各1回ずつ読み込み、それらの信号をもとに各読
取りラインの読取り時点でのシェーディング波形信号を
算出し、当該読取り時点でのシェーディング波形信号を
もとに各読取りラインの読取り信号を補正することを特
徴とする。
【0011】原稿読み取り前後のシェーディング波形信
号から、各読取りラインの読取り時のシェーディング波
形を算出し、それをもとに各読取りラインの読取り信号
を補正するので、光源及び撮像素子の経時変化を加味し
た補正を行なえ、より高い精度で原稿を読み込める。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。図2と同じ構成要素には同じ符号を付し
てある。36は原稿読取り前後のシェーディング波形か
ら原稿の各ラインの読取り時のシェーディング波形を算
出するデータ歪み補正回路、38は、原稿10の各読取
りラインの読取りデータを記憶するメモリ、40は、メ
モリ38に記憶される各読取りデータを、データ歪み補
正回路36により算出された、当該読取りラインの読取
り時のシェーディング波形データによりシェーディング
補正するシェーディング補正回路である。
【0014】点灯制御装置42は、詳細は後述するが、
原稿読取り直後にも白色基準板の色分解データを取り込
むために点灯装置28を制御する点で、従来例の点灯制
御装置30と異なる。
【0015】本実施例の動作を説明する。原稿10をセ
ットしたら、点灯制御装置42は、まず原稿10を読み
取る前に、点灯装置28により赤色ライン光源14R、
緑色ライン光源14G及び青色ライン光源14Bを各1
回ずつ順次点灯させ、図示しない白色基準板を照明す
る。その白色基準板からの反射光は、ミラー16を介し
て結像レンズ18に入射し、ライン・センサ20上に結
像する。ライン・センサ20は、入射光量に応じた電気
信号を出力する。ライン・センサ20の出力は、A/D
変換器22によりディジタル化され、データ歪み補正回
路38は、このときのA/D変換器22の出力データを
原稿読取り直前のシェーディング波形データとして一時
記憶する。
【0016】点灯制御装置42は次に、紙搬送モータ2
6により搬送ローラ12を回転させ、原稿10を所定の
読取り位置を通過させ、その間に、ライン光源14R,
14G,14Bを順番に点灯及び消灯させ、原稿10が
所定間隔の1ラインずつについてライン光源14R,1
4G,14Bにより順次的に照明する。これにより、そ
のラインの各色成分が順次読み取られる。こうして得ら
れた各ラインの赤、緑及び青のアナログ読取り信号はA
/D変換器22によりディジタル信号に変換され、メモ
リ38に一時保存される。
【0017】このようにして、原稿10の各読取りライ
ンの色分解データがメモリ38に記憶される。
【0018】原稿10の読取りが完了すると、点灯制御
装置42は、点灯装置28により赤色ライン光源14
R、緑色ライン光源14G及び青色ライン光源14Bを
各1回ずつ順次点灯させ、図示しない白色基準板(原稿
読取り前の白色基準板と同じものでも、異なるものでも
よいが、同じものであるのが好ましい。)を照明する。
そのときの、ライン・センサ20の各色の出力は、A/
D変換器22を介して原稿読取り直後のシェーディング
波形としてデータ歪み補正回路36に印加される。
【0019】データ歪み補正回路36は、原稿読取り直
前のシェーディング波形と原稿読取り直後のシェーディ
ング波形とを比較及び演算し、原稿10の各読取りライ
ンの読取り時点でのシェーディング波形を算出する。
【0020】シェーディング補正回路40は、メモリ3
8から各読取りラインの読取りデータを読み込むと共
に、その読取りラインの読取り時におけるシェーディン
グ波形をデータ歪み補正回路36から取り込み、メモリ
38からのデータをデータ歪み補正回路36からのデー
タで補正して、出力する。これにより、原稿10の各読
取りラインの読取りデータは、その読取り時点の照明ム
ラを反映した補正データ(勿論、ライン・センサ20の
感度ムラも含む。)で補正される。
【0021】原稿10の読取り時には、従来例と同様
に、原稿読取り直前のシェーディング波形で各読取りラ
インの読取りデータを補正しておき、原稿読取り後に、
原稿読取り直前のシェーディング波形と原稿読取り直後
のシェーディング波形とから算出した各読取りラインの
読取り時のシェーディング波形が原稿読取り前のシェー
ディング波形からどの程度すれているかを示す補正デー
タを出力するようにしてもよい。即ち、原稿の読取りデ
ータを処理又は利用する情報処理装置側に、メモリ38
及びシェーディング補正回路40に相当する機能要素を
設けることになる。
【0022】本実施例では、原稿の各ラインの読取り時
の照明ムラ及びライン・センサの感度ムラを反映する補
正データで原稿の読取りデータを補正するので、高精度
の読取りを実現でき、正確な色を読み取れる。
【0023】本実施例では、ライン・センサ20が単一
ラインのライン・センサであるので、小型・低価格にな
り、かつまた、ライン・センサの感度ムラの補正が容易
になる。
【0024】シェーディング波形信号の取り込み回数を
増せば、それだけ、精度が向上する。上記実施例では、
ディジタル化後に読取り信号を補正したが、アナログ信
号段階で補正しても良い。また1ラインごとに読み取る
画像読み取り装置を例に説明したが、平面読み取りを行
うエリア(2次元)型の撮像素子を使用する画像読取り
装置にも本発明を適用でき、上記実施例と同様の作用効
果を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、原稿の読み取り前後にシェーディ
ング波形信号を少なくとも各1回ずつ読み込み、それら
の信号をもとに原稿の読み取り開始から終了までの間
の、シェーディング波形信号の経時変化を演算処理し、
各読取りラインの読み取り時における最適シェーディン
グ波形を導き出して、各読取りラインの読取り信号を最
適シェーディング波形で補正するようにしたので、補正
後の読取り信号は、その読取り時の照明ムラや光電変換
素子の感度ムラの実際値を補正したものとなり、原稿の
色を正しく読み取ることができる。
【0026】従来の構成を大きく変更せず且つ簡単な構
成で、色再現性の良いカラー高精細読み取りを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のカラー画像読取り装置の構成略図の
一例である。
【図2】 従来のカラー画像読取り装置の概略構成ブロ
ック図である。
【図3】 ライン光源14R,14G,14Bの斜視図
である。
【符号の説明】
10:原稿 12:搬送ローラ 14R,14G,14B:ライン光源 16:ミラー 18:結像レンズ 20:ライン・センサ 22:A/D変換器 24は:シェーディング補正回路 26:紙搬送モータ 28:点灯装置 30:点灯制御装置 32:基板 34:LED 36:データ歪み補正回路 38:メモリ 40:シェーディング補正回路 42;点灯制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なった波長域で原稿を照明す
    る複数の光源と、 当該複数の光源を所定期間ずつ順次点灯させる点灯手段
    と、 当該複数の光源によって照射された原稿からの反射光を
    結像する光学系と、 当該光学系の結像面に配置され、各光源ごとに原稿画像
    を読み取る撮像手段とを具備するカラー画像読取り装置
    であって、 当該原稿の読み取り前後にシェーディング波形信号を少
    なくとも各1回ずつ読み込み、それらの信号をもとに各
    読取りラインの読取り時点でのシェーディング波形信号
    を算出し、当該読取り時点でのシェーディング波形信号
    をもとに各読取りラインの読取り信号を補正することを
    特徴とするカラー画像読取り装置。
JP8258024A 1996-09-30 1996-09-30 カラー画像読取り装置 Withdrawn JPH10108014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8258024A JPH10108014A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 カラー画像読取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8258024A JPH10108014A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 カラー画像読取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10108014A true JPH10108014A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17314478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8258024A Withdrawn JPH10108014A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 カラー画像読取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10108014A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002111969A (ja) * 2000-07-24 2002-04-12 Nikon Corp 画像読取装置、画像読取システム、画像読取装置に対する制御手順を記憶する記憶媒体
US6606464B2 (en) 1999-12-28 2003-08-12 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for image reading and image forming, with shading operation control for increased throughput
US7755805B2 (en) 2002-05-14 2010-07-13 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus, control method therefor, and program

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6606464B2 (en) 1999-12-28 2003-08-12 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for image reading and image forming, with shading operation control for increased throughput
JP2002111969A (ja) * 2000-07-24 2002-04-12 Nikon Corp 画像読取装置、画像読取システム、画像読取装置に対する制御手順を記憶する記憶媒体
US7755805B2 (en) 2002-05-14 2010-07-13 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus, control method therefor, and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3129245B2 (ja) 撮像装置
US5802217A (en) Image reading apparatus for obtaining a shading correction factor using two white reference members
JP2501656B2 (ja) 画像走査装置
US4709147A (en) Image reading apparatus which calculates an original reading domain
JP3266807B2 (ja) 画像読取装置
US4916549A (en) Image sensing apparatus with shading compensation
JPH10108014A (ja) カラー画像読取り装置
US5455412A (en) Document scanner employing a test chart to correlate the independent motion of the light source and the reader
JPH07121685A (ja) 照明光量異常検出回路
JPS61257069A (ja) 光量変化補正方法
JP3168020B2 (ja) 画像読取装置および方法
JP2852807B2 (ja) 画像読取装置
JPS63247872A (ja) 原稿読み取り装置
JP3177846B2 (ja) 画像読取り装置
JP2662100B2 (ja) 光電変換素子の位置検出方法
JPH11168594A (ja) 画像読取装置
JPH0537778A (ja) 画像読取装置
JPH04318757A (ja) 画像読取装置
JPH07131645A (ja) 画像読み取り装置
JPS63240260A (ja) 画像読み取り装置
JPH06152953A (ja) 画像読み取り装置
JPH03201675A (ja) 画像処理装置
JPH02308664A (ja) カラー読取装置
JPH02196206A (ja) 画像読み取り装置
JPH01160768U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031202