JPH10107823A - 同一メッセージ伝送方法及びデータ伝送ステーション - Google Patents

同一メッセージ伝送方法及びデータ伝送ステーション

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Publication number
JPH10107823A
JPH10107823A JP26082196A JP26082196A JPH10107823A JP H10107823 A JPH10107823 A JP H10107823A JP 26082196 A JP26082196 A JP 26082196A JP 26082196 A JP26082196 A JP 26082196A JP H10107823 A JPH10107823 A JP H10107823A
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JP
Japan
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message
station
transmission
data
stations
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Application number
JP26082196A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Iwase
芳明 岩瀬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信するすべてのステーションへ同一メッセ
ージが確実に届き、なおかつ送信元ステーションへ処理
負荷を少なくすることができる。 【解決手段】 同一メッセージ伝送方法において、複数
のステーションに同じメッセージを送る場合に、送信元
ステーションは、メッセージデータにメッセージを送信
すべきステーションのアドレスを含め、1対1の確認付
きメッセージとして若干数のステーションに送信し、何
れかのステーションから同一メッセージを伝送するため
の確認付きメッセージを受信したステーションは、メッ
セージ未到着のステーションがある場合には、メッセー
ジデータに含められたアドレスをもとに次送信先を決定
し、かつメッセージデータに送信すべきステーションの
アドレスを含めた新たな1対1の確認付きメッセージを
メッセージ未到着の若干数のステーションに送信する同
一メッセージ伝送方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は同一メッセージ伝
送方法及びデータ伝送ステーション、特に同一メッセー
ジを複数のステーションに伝送するのに適した同一メッ
セージ伝送方法及びデータ伝送ステーションに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN等のデータ伝送システムが
広く用いられるようになっている。図13は従来のイー
サネットを使用した伝送ステーションの構成を示すブロ
ック図である。
【0003】同図に示すステーション50おいて、アプ
リケーション51からのデータ伝送要求がTCP/UD
P52,IP53のプロトコルで処理され、イーサネッ
ト部54から伝送路55に伝送フレームが出力される。
逆に、伝送路55からの伝送フレームはイーサネット部
55で受け取られ、さらにIP53,TCP/UDP5
2のプロトコルで処理されて、取り扱い可能な形式でア
プリケーション51に引き渡される。
【0004】このような伝送システム,特にイーサネッ
トを使用した伝送システムにおいて、あるステーション
から複数のステーションに対して同一のメッセージを同
時に送信したい場合がある。
【0005】このような場合、同報通知を用い伝送確認
することなくメッセージを送信するか、もしくは、伝送
対象ステーション全てに対し一々確認付きのメッセージ
を個別に送信するか、により一つのステーションから複
数のステーションへ同じメッセージを送信している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した手段のうち、
通常的に用いられる複数のステーションへの同一メッセ
ージ送信方法は、同報通知によるものである。この場
合、送信するメッセージは1つでよく、また、確認なし
のメッセージなので送信側のステーションの負荷は少な
い。
【0007】しかし、確認なしのメッセージではメッセ
ージが受信ステーションに届いたかどうかを送信ステー
ションでは確認することができないため、伝送路上のエ
ラーなどによりメッセージが受信ステーションに届かな
くても送信ステーションではわからず、確実な伝送を行
うことが困難である。
【0008】そこで、上記したように、確実にメッセー
ジを送信するためには、すべてのステーションへ1つず
つ確認付きメッセージを送信することになるが、これで
は送信するステーションの数が増えれば増えるほど送信
ステーションの処理負荷が大きくなってしまう。
【0009】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、イーサネットの伝送システムにおいて、送
信するすべてのステーションへメッセージが確実に届
き、なおかつ送信元ステーションへ処理負荷がかかりす
ぎないようにできる同一メッセージ伝送方法及びデータ
伝送ステーションを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、伝送路にイーサネット
を使用した伝送システムの同一メッセージ伝送方法にお
いて、複数のステーションに同じメッセージを送る場合
に、送信元ステーションは、メッセージデータにメッセ
ージを送信すべきステーションのアドレスを含め、1対
1の確認付きメッセージとして若干数のステーションに
送信し、何れかのステーションから同一メッセージを伝
送するための確認付きメッセージを受信したステーショ
ンは、メッセージ未到着のステーションがある場合に
は、メッセージデータに含められたアドレスをもとに次
送信先を決定し、かつメッセージデータに送信すべきス
テーションのアドレスを含めた新たな1対1の確認付き
メッセージをメッセージ未到着の若干数のステーション
に送信する同一メッセージ伝送方法である。
【0011】したがって、本発明の同一メッセージ伝送
方法においては、送信元から発信されたメッセージに予
め必要な送信先アドレスが設けられており、各ステーシ
ョンは当該メッセージを受け取ると受信確認のフレーム
を返すとともに、送信先アドレスに基づき未到着の若干
数のステーションに新たなメッセージを送信する。
【0012】この応答確認付メッセージのやり取りが繰
り返られ、最終的には送信すべき全ステーションに対
し、メッセージが到着することになる。なお、ここで、
若干数のステーションといっているのは、例えば1つの
ステーションを意味し、2乃至3つ程度でもよい。つま
り、上記同一メッセージを行う上で1のステーションの
負担が大きくなりすぎない程度の送信数であることを意
味している。
【0013】したがって、本発明によれば、多数のステ
ーションに対し同一メッセージを送信する際、各ステー
ションの負荷を少なくし、つまり分散し、かつ送信すべ
きステーションに確実にメッセージを届けることができ
る。
【0014】また、請求項2に対応する発明は、伝送路
にイーサネットを使用した伝送システムの同一メッセー
ジ伝送方法において、複数のステーションに同じメッセ
ージを送る場合に、送信元ステーションは、メッセージ
データにメッセージを送信すべき全ステーションのアド
レスを含め、さらにメッセージデータに次送信先確認用
のデータ領域を設け、1対1の確認付きメッセージとし
て1のステーションに送信し、何れかのステーションか
ら同一メッセージを伝送するための確認付きメッセージ
を受信したステーションは、メッセージ未到着のステー
ションがある場合には、次送信先確認用のデータ領域の
情報及びメッセージデータ内のアドレスをもとに次送信
先ステーションを確認するとともに、次送信先確認用の
データ領域をさらにメッセージ未到着の次の送信先を示
す情報に加工し、加工後のメッセージを新たな1対1の
確認付きメッセージとして次ステーションに送信する同
一メッセージ伝送方法である。
【0015】したがって、本発明の同一メッセージ伝送
方法においては、請求項1記載の発明と同様に作用する
他、メッセージデータに次送信先確認用のデータ領域が
設けられている。
【0016】メッセージを受信した各ステーションはこ
の次送信先確認用のデータ領域の情報を用い、また、次
ステーション用に加工して、同一メッセージの伝送を継
続する。
【0017】さらに、請求項3に対応する発明は、伝送
路にイーサネットを使用した伝送システムの同一メッセ
ージ伝送方法において、複数のステーションに同じメッ
セージを送る場合に、送信元ステーションは、メッセー
ジデータにメッセージを送信すべきステーションのアド
レスを含め、1対1の確認付きメッセージとして若干数
のステーションに送信し、何れかのステーションから同
一メッセージを伝送するための確認付きメッセージを受
信したステーションは、受信したメッセージデータに含
められたアドレスを若干数のグループに分け、メッセー
ジデータに含めるべきアドレスを各グループに対応する
アドレスとした新たな若干数のメッセージを作成し、各
メッセージを1対1の確認付きメッセージとしてそれぞ
れ対応するグループの1のステーションに送信する同一
メッセージ伝送方法である。
【0018】したがって、本発明の同一メッセージ伝送
方法においては、請求項1記載の発明と同様に作用する
他、メッセージデータに含めるべきアドレスを各受信ス
テーションにて複数のグループに分割するようにしてい
る。
【0019】なお、ここでの若干数のグループ及びメッ
セージは、残り送信先ステーション数が1である場合を
除き、2以上であることが望ましい。また、ステーショ
ンの負担が大きくなりすぎないようにすべき点は請求項
1記載の発明の場合と同様である。
【0020】したがって、請求項1記載の発明と同様な
効果が得られる他、より短い時間で同一メッセージの全
ステーションへの伝送を終了させることができる。さら
にまた、請求項4に対応する発明は、伝送路にイーサネ
ットを使用した伝送システムの同一メッセージ伝送方法
において、複数のステーションに同じメッセージを送る
場合に、送信元ステーションは、メッセージデータに自
ステーションアドレスとメッセージを送信すべきステー
ションのアドレスとを含め、さらに前記メッセージデー
タに次送信先確認用のデータ領域を設け、1対1の確認
なしメッセージとして1のステーションに送信し、何れ
かのステーションから同一メッセージを伝送するための
確認なしメッセージを受信したステーションは、次送信
先確認用のデータ領域の情報及びメッセージデータ内の
アドレスをもとに、次送信先ステーションを確認すると
ともに、次送信先確認用のデータ領域をさらに次の送信
先を示す情報に加工し、加工後のメッセージを新たな1
対1の確認なしメッセージとして次ステーションに送信
し、送信元ステーションは、メッセージの最終送信先と
して、メッセージを最終的に受け取るようにした同一メ
ッセージ伝送方法である。
【0021】したがって、本発明の同一メッセージ伝送
方法においては、送信元から発信されたメッセージに予
め必要な送信先アドレスが設けられており、各ステーシ
ョンは当該メッセージを受け取ると、送信先アドレスに
基づき未到着の他のステーションに新たなメッセージを
送信する。
【0022】そして、最終的には、メッセージを送信元
ステーションに伝送するようにしている。したがって、
送信元では、確実に各ステーションにメッセージが到着
したことを知ることができる。
【0023】なお、ここでのメッセージ伝送は、従来技
術で述べたいわゆる同報伝送とは異なり、各ステーショ
ン宛に確実に伝送されるものである。したがって、本発
明によれば、多数のステーションに対し同一メッセージ
を送信する際、各ステーションの負荷を少なくし、つま
り分散し、かつ送信すべきステーションに確実にメッセ
ージを届けることができる。
【0024】一方、請求項5に対応する発明は、伝送路
にイーサネットを使用した伝送システムに用いられるデ
ータ伝送ステーションにおいて、複数のステーションに
同じメッセージを送る場合に、メッセージデータにメッ
セージを送信すべきステーションのアドレスを含め、1
対1の確認付きメッセージとして若干数のステーション
に送信する同一メッセージ送出手段と、何れかのステー
ションから同一メッセージを伝送するための確認付きメ
ッセージを受信すると、メッセージ未到着のステーショ
ンがある場合には、メッセージデータに含められたアド
レスをもとに次送信先を決定し、かつメッセージデータ
に送信すべきステーションのアドレスを含めた新たな1
対1の確認付きメッセージをメッセージ未到着の若干数
のステーションに送信する受信メッセージ処理手段とを
備えたデータ伝送ステーションである。
【0025】したがって、このようなステーションで持
ってネットワークシステムを構築すれば、請求項1記載
の発明の場合と同様な効果が得られる。また、請求項6
に対応する発明は、伝送路にイーサネットを使用した伝
送システムに用いられるデータ伝送ステーションにおい
て、複数のステーションに同じメッセージを送る場合
に、メッセージデータに、メッセージを送信すべきステ
ーションのアドレスと最終送信先としての自ステーショ
ンアドレスとを含め、さらに前記メッセージデータに次
送信先確認用のデータ領域を設け、1対1の確認なしメ
ッセージとして1のステーションに送信する同一メッセ
ージ送出手段と、何れかのステーションから同一メッセ
ージを伝送するための確認なしメッセージを受信する
と、次送信先確認用のデータ領域の情報及びメッセージ
データ内のアドレスをもとに、次送信先ステーションを
確認するとともに、次送信先確認用のデータ領域をさら
に次の送信先を示す情報に加工し、加工後のメッセージ
を新たな1対1の確認なしメッセージとして次ステーシ
ョンに送信する受信メッセージ処理手段とを備えたデー
タ伝送ステーションである。したがって、このようなス
テーションで持ってネットワークシステムを構築すれ
ば、請求項4記載の発明の場合と同様な効果が得られ
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施
の形態に係る同一メッセージ伝送方法を適用する伝送ス
テーションの一例を示すブロック構成図である。
【0027】このステーション1は、CSMA/CD方
式を用いるネットワークシステムにおける1ステーショ
ンであり、アプリケーション部2と、アドレス付加変更
部3と、TCP/UDP部4と、IP部5と、データ伝
送路7に接続されたイーサネット部6とによって構成さ
れている。また、特に図示しないが、ステーション1と
同様なステーションがデータ伝送路7に複数接続されて
いる。
【0028】アプリケーション部2は、ステーション1
に設定されたアプリケーションプログラムを実行する部
分であり、他ステーションにメッセージを伝送するよう
に要求し、また、他ステーションからのメッセージを受
け取り所定の処理を実行する。
【0029】アドレス付加変更部3は、基本的にはアプ
リケーション部2からのメッセージデータ(APIデー
タもしくはアプリケーションデータともいう)をTCP
/UDP部4に引き渡し、逆にTCP/UDP部4から
のAPIデータをアプリケーション部2に引き渡す。
【0030】また、アドレス付加変更部3は、アプリケ
ーション部2が複数ステーションに対する同報通信を要
求してきた場合には、APIデータに同情報通信用情報
を付加してTCP/UDP部4に引き渡し、また、TC
P/UDP部4から受け取ったAPIデータにさらに同
情報通信用情報が付加されている場合には、同情報通信
用情報を削除してAPIデータのみをアプリケーション
部2に引き渡すとともに、同情報通信用情報に基づく所
定の処理を実行する。
【0031】つまり、アドレス付加変更部3は、本実施
形態においては、自ステーションが最終の宛先となって
いなければ同情報通信用情報に所定の処理を施し次のス
テーションに送信するようにTCP/UDP部4に依頼
する。
【0032】本実施形態における同報通信用の伝送フレ
ームを図2に示す。図2は本実施形態における同報通信
用の伝送フレームの構成を示す図である。この伝送フレ
ーム11は、伝送確認を要求する形式のメッセージであ
って、メッセージ本体の先頭及び終端にメッセージヘッ
ダ部12と図示しないメッセージ終端部とが取り付けら
れて成っている。
【0033】メッセージ本体は、アプリケーション部2
が作成した通信内容そのものであるAPIデータ13
と、メッセージヘッダ部12〜APIデータ13間に設
けられた同情報通信用情報14とからなっている。
【0034】同情報通信用情報14には、メッセージを
受信すべきステーション数nを示すステーション数領域
15、各ステーションのアドレスが格納されたアドレス
領域16と、メッセージを受信したステーションのカウ
ント数iをカウントするカウントエリア17が設けられ
ている。カウント数iは、メッセージ受信時点において
それまで受信されたステーションの数を表している。
【0035】このカウントエリア17は、メッセージが
あるステーションから次のステーションに送信される度
に、アドレス付加変更部3によりカウントアップされ
る。また、次に送信すべきステーションはカウントアッ
プ後の値に対応するアドレスである。
【0036】つまり、ステーション数領域15に格納さ
れたステーション数nと同数のアドレスがアドレス領域
16に確保されており、各アドレスは、カウントエリア
17のカウント数iに対応している。
【0037】したがって、アドレス付加変更部3は、受
信したメッセージにおいてカウントエリア16内のカウ
ント数iとステーション数領域15内のステーション数
nが一致していなければ、上記カウントアップ後、次の
ステーションにメッセージを送信するよう依頼する。逆
に、一致していれば、この同報通信が対象全ステーショ
ンに到達したと判定し、次のステーションへの送信は行
わない。
【0038】TCP/UDP部4及びIP部5(以下、
プロトコルともいう)は、伝送プロトコルであり、同報
通信用の伝送フレームを含め、確認付のメッセージを他
のステーションから受けたときには当該他のステーショ
ンに応答メッセージを送信するとともに、メッセージヘ
ッダ部及び図示しない終端部を削除してアドレス付加変
更部3に引き渡す。また、アドレス付加変更部3からメ
ッセージの送信を依頼されたときには、メッセージヘッ
ダ部12及び図示しない終端部を付加し送信先のステー
ションに介して伝送フレームを送信する。
【0039】イーサネット部6は、データ伝送路7及び
IP部5とフレームを授受し、イーサネットによるデー
タ伝送を行う部分である。次に、以上のように構成され
た本発明の実施の形態に係る同一メッセージ伝送方法を
適用したネットワークシステムでの同報通信について説
明する。
【0040】図3は本実施の形態におけるステーション
間でのメッセージの流れを示す説明図である。図4は本
実施の形態における処理を示す流れ図である。
【0041】本実施形態では、図3に示すようにメッセ
ージのタイプを1対1の確認つきメッセージにして伝送
が行われる。つまり、送信元のステーションからステー
ション#1にメッセージが送信され、以下、ステーショ
ン#2、#3、#4、#5、#6、#7の順で1対1の
確認付メッセージ伝送が行われる。なお、この場合、ス
テーション数領域15内のステーション数は「7」で、
図3に示す各ステーションの番号がアドレス領域16内
のアドレスの順番に対応している。
【0042】このような同報通信を行うための各ステー
ションにおける動作を図4を用いて説明する。まず、デ
ータを受信したら(ST1)、TCP/UDP部4及び
IP部5により応答メッセージが送信される(ST
2)。
【0043】その後、アドレス付加変更部3において、
メッセージの同情報通信用情報14の内容に基づき、受
信したステーションの数であるカウント数iとメッセー
ジを受信するステーション数nが比較される。
【0044】このときカウント数iとステーション数n
が等しければ(ST3)、そのステーションは同報通信
における最後のステーションなのでそのまま終了する。
一方、カウント数iとステーション数nが等しくなけれ
ば(ST3)、カウント数iがインクリメントされ(S
T4)、メッセージの同情報通信用情報14内のアドレ
ス領域16から自局の次のステーションのアドレスが捜
し出され、そのステーションにメッセージが送信される
(ST5)。
【0045】そしてメッセージの応答が受信されれば
(ST6)この一連の処理は終了する。一方、応答を受
信できず(ST6)、さらに、所定時間が経過すると
(ST7)、アドレス付加変更部3により送信するステ
ーションはないと判断され、カウント数iが再びインク
リメントされ(ST4)、その次のステーションへメッ
セージが送信される(ST5)。
【0046】上述したように、本発明の実施の形態に係
る同一メッセージ伝送方法及びデータ伝送ステーション
によれば、メッセージ内に送信するステーションのアド
レスを付加し、1対1の確認付きメッセージで伝送され
るべき各ステーションが順次伝送を行うようにしたの
で、送信ステーション1局の負荷を減らすことができ、
かつ各ステーションでメッセージ伝送確認を取ることが
でき、確実にメッセージの伝送が行われる。 (発明の第2の実施の形態)本実施の形態の同一メッセ
ージ伝送方法においては、確認要求を付加しないメッセ
ージが用いられ、かつメッセージが送信元ステーション
に戻るように伝送されるものである。そのステーション
の構成は図1に示す第1の実施形態の場合と同様であ
り、アドレス付加変更部3の構成のみが異なるので、そ
の相違点のみを説明する。
【0047】また、本実施形態では、上記実施形態と同
報通信方法が異なることから、伝送フレームの構成も異
なるものとなっている。図5は本発明の第2の実施の形
態に係る同一メッセージ伝送方法における同報通信用の
伝送フレームの構成を示す図である。
【0048】この伝送フレーム21は、伝送確認を要求
しない形式のメッセージであって、メッセージ本体の先
頭及び終端にメッセージヘッダ部22と図示しないメッ
セージ終端部とが取り付けられて成っている。
【0049】メッセージ本体のAPIデータ23及び同
情報通信用情報24のうち、同情報通信用情報24に
は、メッセージを受信すべきステーション数nを示すス
テーション数領域25、各ステーションのアドレスが格
納されたアドレス領域26と、メッセージを受信したス
テーションのカウント数iをカウントするカウントエリ
ア27が設けられており、ステーション数領域25とカ
ウントエリア27とは図2に示すステーション数領域1
5とカウントエリア17と同様なものである。
【0050】ただし、ステーション数領域25のステー
ション数nのn番目はメッセージを送出した送信元ステ
ーション自身を意味している。したがって、アドレス領
域26全体には、n個のアドレスが格納されているもの
の、そのn番目のアドレス領域26aには送信元ステー
ション自身のアドレスが格納されている。
【0051】アドレス付加変更部は、このような伝送フ
レーム21から取り出されたメッセージ本体に対し上記
実施形態の場合と同様な処理を行う。また、当該フレー
ムは伝送確認を要求しない形式のメッセージであること
から、応答受信に伴う処理を行わない点が第1実施形態
のアドレス付加変更部の動作と異なっている。
【0052】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る同一メッセージ伝送方法を適用したネッ
トワークシステムでの同報通信について説明する。図6
は本実施の形態におけるステーション間でのメッセージ
の流れを示す説明図である。
【0053】図7は本実施の形態における処理を示す流
れ図である。本実施形態では、図6に示すように、メッ
セージのタイプを1対1の確認なしメッセージにして伝
送が行われる。
【0054】つまり、送信元のステーションからステー
ション#1にメッセージが送信され、以下、ステーショ
ン#2、#3、#4、#5、#6、#7の順で確認なし
メッセージ伝送が行われる。そして、最後に、送信元の
ステーションにメッセージが戻れば、全ステーションに
同報通信が行われたことになる。
【0055】このような同報通信を行うための各ステー
ションにおける動作を図7を用いて説明する。まず、デ
ータを受信すると、アドレス付加変更部において受信ス
テーション数であるカウント数iとメッセージを受信す
るステーション数nが比較される(ST11)。
【0056】このときiとnが等しければそのステーシ
ョンは送信元のステーションなのでそのまま終了する
(ST12)。一方、カウント数iとステーション数n
が等しくなければカウント数iがインクリメントされる
(ST13)。
【0057】そして、メッセージの同情報通信用情報2
4内のアドレス領域26から自局の次のステーションの
アドレスがさがし出され、そのステーションに対し新た
な同情報通信用情報24がAPIデータ23に付加され
たメッセージが送信される(ST14)。
【0058】一方、特に図示しないが、送信元のステー
ションにおいては、同報通信用のメッセージを送信した
らタイマが起動される。上記メッセージが帰って来る前
にタイマがタイムアウトが発生したら、送信元のステー
ションにより再びメッセージが送信される。
【0059】上述したように、本発明の実施の形態に係
る同一メッセージ伝送方法及びデータ伝送ステーション
によれば、メッセージ内に送信するステーションのアド
レスを付加し、1対1の確認なしメッセージで伝送し、
最終的には送信元にメッセージを戻すようにしたので、
送信ステーション1局の負荷を減らすことができ、伝送
路上のメッセージ数も少なくすることができ、かつ送信
元のステーションで確認を取ることで確実にメッセージ
の伝送を行うことができる。
【0060】なお、本実施形態の発明は、従来の単なる
同報通信と異なり、アドレス付加変更部3がメッセージ
を受け取った後、そのメッセージを元にして次の送信を
プロトコルに要求するので、送信元にメッセージが戻っ
てきたときには確実なデータ伝送が行われていることに
なる。 (発明の第3の実施の形態)本実施の形態の同一メッセ
ージ伝送方法においては、確認付メッセージを用い、メ
ッセージを受けた各ステーションはその先に送信される
べきステーションを2つのグループにわけて、各グルー
プにそれぞれ対応する2ステーションに対し新たな送信
を行うことで、同報通信を実現するものである。そのス
テーションの構成は図1に示す第1の実施形態の場合と
同様であり、アドレス付加変更部3の構成のみが異なる
ので、その相違点のみを説明する。
【0061】また、本実施形態では、上記実施形態と同
報通信方法が異なることから、伝送フレームの構成も異
なるものとなっている。図8は本発明の第3の実施の形
態に係る同一メッセージ伝送方法における同報通信用の
伝送フレームの構成を示す図であり、同図ではメッセー
ジ受信時の内容を示している。
【0062】この伝送フレーム31は、伝送確認を要求
する形式のメッセージであって、メッセージ本体の先頭
及び終端にメッセージヘッダ部32と図示しないメッセ
ージ終端部とが取り付けられて成っている。
【0063】メッセージ本体のAPIデータ33及び同
情報通信用情報34のうち、同情報通信用情報34に
は、受信したステーションを含む残り送信対象ステーシ
ョン数を示すステーション数領域35と、これに対応す
る送信対象ステーションアドレスを格納したアドレス領
域36とが設けられている。
【0064】同図に示す例では、ステーション数領域3
5にステーション数としてnが入っている。したがっ
て、メッセージを受け取ったステーションを除くと、メ
ッセージを伝送すべきメッセージの数はn−1である。
【0065】アドレス付加変更部は、このような伝送フ
レームのメッセージ本体をプロトコルから受け取った場
合には、同情報通信用情報34を除いてAPIデータ3
3をアプリケーション部2に引き渡すとともに、以下に
述べるように、メッセージ自本体を図9若しくは図10
のような状態に処理し、これを次のステーションに対し
メッセージとして送信するようにプロトコルに依頼す
る。
【0066】まず、アドレス付加変更部は、受信フレー
ムに示される送信予定ステーションを2つのグループに
分割する。そして、各グループの1つのステーション、
すなわち合計2ステーションに対し確認付メッセージを
送信する。各メッセージには、そのグループに属するス
テーション数をステーション数領域35に格納し、その
グループに属する各ステーションのアドレスをアドレス
領域36に格納する。
【0067】この各グループのステーション数は、基本
的には、受信フレームのステーション数領域35のステ
ーション数から自己を引いて2分する,すなわち(n−
1)/2とすることによって得られる。残りステーショ
ン数n−1が偶数である場合と奇数である場合で、その
取り扱いが多少異なる。この違いを図9、図10を用い
て説明する。
【0068】図9は本実施の形態に係る同一メッセージ
伝送方法における送信時の同報通信用の伝送フレームの
内容例を示す図であり、同図は残りステーション数n−
1が偶数の場合を示している。
【0069】この図に示すグループ分けの方法は一例に
すぎず、この場合は、受信時のnステーション(自己を
含む)のうち、1番目から(n−1)/2番目までが1
のグループに所属し、(n−1)/2+1番目からn−
1番目までがもう一方のグループに所属している。
【0070】図10は本実施の形態に係る同一メッセー
ジ伝送方法における送信時の同報通信用の伝送フレーム
の内容例を示す図であり、同図は残りステーション数n
−1が奇数の場合を示している。
【0071】この場合、受信時のnステーション(自己
を含む)のうち、1番目からn/2番目までが1のグル
ープに所属し、n/2+1番目からn−1番目までがも
う一方のグループに所属している。
【0072】このように、アドレス付加変更部は、各グ
ループ宛に伝送フレームを作成して、それぞれ確認付メ
ッセージとして送信するようデータ伝送路7及びIP部
5に要求する。
【0073】なお、自己が送信元ステーションである場
合には、アドレス付加変更部は、アプリケーション部2
に要求される同報通信対象ステーション数n−1(この
場合、自己は含まない)に対し、図9もしくは図10に
示すような各グループ宛のメッセージ本体を作成し、プ
ロトコルに送信要求する。
【0074】次に、以上のように構成された本発明の実
施の形態に係る同一メッセージ伝送方法を適用したネッ
トワークシステムでの同報通信について説明する。図1
1は本実施の形態におけるステーション間でのメッセー
ジの流れを示す説明図である。
【0075】図12は本実施の形態における処理を示す
流れ図である。本実施形態では、図11に示すように、
各ステーションは、メッセージのタイプを1対1の確認
ありメッセージにし、2つのステーションへ伝送を行
う。
【0076】図11の例では、まず送信元のステーショ
ンからステーション#1,#6にメッセージが送信され
る。以下、ステーション#1からはステーション#2、
#3、ステーション#6からはステーション#4、#5
へと確認付きメッセージ伝送が行われる。そして、対象
となる全ステーションにメッセージが送信されれば、全
ステーションに同報通信が行われたことになる。
【0077】このような同報通信を行うための各ステー
ションにおける動作を図12を用いて説明する。まず、
データを受信すると(ST31)、プロトコルにより応
答メッセージが送信される(ST32)。
【0078】その後、アドレス付加変更部では、メッセ
ージ内のステーション数領域35の受信時のステーショ
ン数nを見てこれが1ならば(ST33)、そのステー
ションは同報通信の最後のステーションなのでそのまま
終了する。
【0079】一方、受信時のステーション数nが1でな
ければ(ST33)、アドレス領域36のアドレスから
次に送信する2つのステーションが決められ、メッセー
ジ内の送信先アドレスが半分に分割され、2つ送信メッ
セージが作成される(ST34)。このときアドレスの
数が奇数ならばどちらかを1つ多くしておく。
【0080】そして、ステップST33で作成された2
つのメッセージが送信され(ST35)、双方のメッセ
ージについて応答を受信すれば(ST36)、この一連
の処理は終了する。
【0081】また、応答を受信できずタイムアウトした
場合には(ST37)、応答を戻さないステーションは
存在しないと判断される。そして、応答を戻さないステ
ーションに送信すべきメッセージのステーション数領域
35から、ステーション数がマイナス1され、かつ対応
するアドレスがアドレス領域35から削除されて(ST
38)、ステップST35に戻りその次のステーション
へメッセージが送信される。
【0082】上述したように、本発明の実施の形態に係
る同一メッセージ伝送方法及びデータ伝送ステーション
によれば、メッセージ内に送信するステーションのアド
レスを付加し、2つのステーションに対して1対1の確
認付きメッセージで伝送するようにしたので、上記実施
形態を同様な効果が得られる他、早い時間で全ステーシ
ョンに確実なメッセージの伝送を行うことができる。
【0083】なお、本実施の形態では、2つのステーシ
ョンに対して1対1の確認付きメッセージで伝送するよ
うにしたが、本発明は2つのステーションに対する場合
に限られるものでなく、上記アドレスのグループ分けを
複数とし、1のステーションの負荷が大きくなりすぎな
い範囲で3〜5程度のステーションに対する伝送として
もよい。
【0084】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。また、実施形態に記載した
手法は、コンピュータに実行させることができるプログ
ラムとして、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハー
ドディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布するこ
ともできる。
【0085】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、メ
ッセージ内に送信するステーションのアドレスを付加
し、1対1の確認なし、あるいは確認付きのメッセージ
を送信することにより、送信するすべてのステーション
へメッセージが確実に届き、なおかつ送信元ステーショ
ンへ処理負荷を少なくすることができる同一メッセージ
伝送方法及びデータ伝送ステーションを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る同一メッセー
ジ伝送方法を適用する伝送ステーションの一例を示すブ
ロック構成図。
【図2】同実施形態における同報通信用の伝送フレーム
の構成を示す図。
【図3】同実施の形態におけるステーション間でのメッ
セージの流れを示す説明図。
【図4】同実施の形態における処理を示す流れ図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る同一メッセー
ジ伝送方法における同報通信用の伝送フレームの構成を
示す図。
【図6】同実施の形態におけるステーション間でのメッ
セージの流れを示す説明図。
【図7】同実施の形態における処理を示す流れ図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る同一メッセー
ジ伝送方法における同報通信用の伝送フレームの構成を
示す図。
【図9】同実施の形態に係る同一メッセージ伝送方法に
おける送信時の同報通信用の伝送フレームの内容例を示
す図
【図10】同実施の形態に係る同一メッセージ伝送方法
における送信時の同報通信用の伝送フレームの内容例を
示す図。
【図11】同実施の形態におけるステーション間でのメ
ッセージの流れを示す説明図。
【図12】同実施の形態における処理を示す流れ図。
【図13】従来のイーサネットを使用した伝送ステーシ
ョンの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…ステーション 2…アプリケーション部 3…アドレス付加変更部 4…TCP/UDP部 5…IP部 6…イーサネット部 7…データ伝送路 11…伝送フレーム 12…メッセージヘッダ部 13…APIデータ 14…同情報通信用情報 15…ステーション数領域 16…アドレス領域 17…カウントエリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路にイーサネット(登録商標)を使
    用した伝送システムの同一メッセージ伝送方法におい
    て、 複数のステーションに同じメッセージを送る場合に、送
    信元ステーションは、メッセージデータにメッセージを
    送信すべきステーションのアドレスを含め、1対1の確
    認付きメッセージとして若干数のステーションに送信
    し、 何れかのステーションから同一メッセージを伝送するた
    めの確認付きメッセージを受信したステーションは、メ
    ッセージ未到着のステーションがある場合には、メッセ
    ージデータに含められたアドレスをもとに次送信先を決
    定し、かつメッセージデータに送信すべきステーション
    のアドレスを含めた新たな1対1の確認付きメッセージ
    をメッセージ未到着の若干数のステーションに送信する
    ことを特徴とする同一メッセージ伝送方法。
  2. 【請求項2】 伝送路にイーサネットを使用した伝送シ
    ステムの同一メッセージ伝送方法において、 複数のステーションに同じメッセージを送る場合に、送
    信元ステーションは、メッセージデータにメッセージを
    送信すべき全ステーションのアドレスを含め、さらに前
    記メッセージデータに次送信先確認用のデータ領域を設
    け、1対1の確認付きメッセージとして1のステーショ
    ンに送信し、 何れかのステーションから同一メッセージを伝送するた
    めの確認付きメッセージを受信したステーションは、メ
    ッセージ未到着のステーションがある場合には、次送信
    先確認用のデータ領域の情報及びメッセージデータ内の
    アドレスをもとに次送信先ステーションを確認するとと
    もに、前記次送信先確認用のデータ領域をさらにメッセ
    ージ未到着の次の送信先を示す情報に加工し、加工後の
    メッセージを新たな1対1の確認付きメッセージとして
    次ステーションに送信することを特徴とする同一メッセ
    ージ伝送方法。
  3. 【請求項3】 伝送路にイーサネットを使用した伝送シ
    ステムの同一メッセージ伝送方法において、 複数のステーションに同じメッセージを送る場合に、送
    信元ステーションは、メッセージデータにメッセージを
    送信すべきステーションのアドレスを含め、1対1の確
    認付きメッセージとして若干数のステーションに送信
    し、 何れかのステーションから同一メッセージを伝送するた
    めの確認付きメッセージを受信したステーションは、受
    信したメッセージデータに含められたアドレスを若干数
    のグループに分け、メッセージデータに含めるべきアド
    レスを前記各グループに対応するアドレスとした新たな
    若干数のメッセージを作成し、各メッセージを1対1の
    確認付きメッセージとしてそれぞれ対応するグループの
    1のステーションに送信することを特徴とする同一メッ
    セージ伝送方法。
  4. 【請求項4】 伝送路にイーサネットを使用した伝送
    システムの同一メッセージ伝送方法において、 複数のステーションに同じメッセージを送る場合に、送
    信元ステーションは、メッセージデータに自ステーショ
    ンアドレスとメッセージを送信すべきステーションのア
    ドレスとを含め、さらに前記メッセージデータに次送信
    先確認用のデータ領域を設け、1対1の確認なしメッセ
    ージとして1のステーションに送信し、 何れかのステーションから同一メッセージを伝送するた
    めの確認なしメッセージを受信したステーションは、次
    送信先確認用のデータ領域の情報及びメッセージデータ
    内のアドレスをもとに、次送信先ステーションを確認す
    るとともに、前記次送信先確認用のデータ領域をさらに
    次の送信先を示す情報に加工し、加工後のメッセージを
    新たな1対1の確認なしメッセージとして次ステーショ
    ンに送信し、 前記送信元ステーションは、メッセージの最終送信先と
    して、メッセージを最終的に受け取るようにしたことを
    特徴とする同一メッセージ伝送方法。
  5. 【請求項5】 伝送路にイーサネットを使用した伝送シ
    ステムに用いられるデータ伝送ステーションにおいて、 複数のステーションに同じメッセージを送る場合に、メ
    ッセージデータにメッセージを送信すべきステーション
    のアドレスを含め、1対1の確認付きメッセージとして
    若干数のステーションに送信する同一メッセージ送出手
    段と、 何れかのステーションから同一メッセージを伝送するた
    めの確認付きメッセージを受信すると、メッセージ未到
    着のステーションがある場合には、メッセージデータに
    含められたアドレスをもとに次送信先を決定し、かつメ
    ッセージデータに送信すべきステーションのアドレスを
    含めた新たな1対1の確認付きメッセージをメッセージ
    未到着の若干数のステーションに送信する受信メッセー
    ジ処理手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送ステ
    ーション。
  6. 【請求項6】 伝送路にイーサネットを使用した伝送
    システムに用いられるデータ伝送ステーションにおい
    て、 複数のステーションに同じメッセージを送る場合に、メ
    ッセージデータに、メッセージを送信すべきステーショ
    ンのアドレスと最終送信先としての自ステーションアド
    レスとを含め、さらに前記メッセージデータに次送信先
    確認用のデータ領域を設け、1対1の確認なしメッセー
    ジとして1のステーションに送信する同一メッセージ送
    出手段と、 何れかのステーションから同一メッセージを伝送するた
    めの確認なしメッセージを受信すると、次送信先確認用
    のデータ領域の情報及びメッセージデータ内のアドレス
    をもとに、次送信先ステーションを確認するとともに、
    前記次送信先確認用のデータ領域をさらに次の送信先を
    示す情報に加工し、加工後のメッセージを新たな1対1
    の確認なしメッセージとして次ステーションに送信する
    受信メッセージ処理手段とを備えたことを特徴とするデ
    ータ伝送ステーション。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040024628A (ko) * 2002-09-12 2004-03-22 (주) 솔빅스테크놀로지 유디피 제어시스템의 송수신처리방법
KR100468290B1 (ko) * 2002-09-12 2005-01-27 (주) 솔빅스테크놀로지 유디피 제어시스템
JP2009111606A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Mitsubishi Electric Corp データ転送装置及びデータ転送システム

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KR100468290B1 (ko) * 2002-09-12 2005-01-27 (주) 솔빅스테크놀로지 유디피 제어시스템
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