JPH10107537A - 表面実装型アンテナの製造方法 - Google Patents

表面実装型アンテナの製造方法

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JPH10107537A
JPH10107537A JP26053696A JP26053696A JPH10107537A JP H10107537 A JPH10107537 A JP H10107537A JP 26053696 A JP26053696 A JP 26053696A JP 26053696 A JP26053696 A JP 26053696A JP H10107537 A JPH10107537 A JP H10107537A
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JP
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electrode
electrodes
dielectric
mother substrate
surface mount
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JP26053696A
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Yoshiki Yamada
良樹 山田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体の比誘電率また比透磁率にばらつきがあ
っても、また基体に形成される電極パターンの寸法にば
らつきがあっても、所望の特性を容易に得られるように
する。また、予め電極を形成した母基板を共通に用い
て、特性の異なる表面実装型アンテナを容易に製造でき
るようにする。 【解決手段】 母基板11に、線状に連続する第1の電
極1を形成するとともに、この第1の電極に平行で、そ
れぞれ所定長を有する第2,第3の電極2,3をAの間
隔で形成し、第1・第2・第3の電極にそれぞれ直交す
るラインを分割し、分割後の誘電体基体の端面に第1・
第2の電極の端部を繋ぐ第4の電極を形成する。誘電体
母基板11から誘電体基体を切り出す際の分割ラインの
位置によって放射電極として作用する電極の長さを定
め、これによって表面実装型アンテナの共振周波数を定
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動体通信機器
などに用いられる表面実装型アンテナの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の表面実装型アンテナとして、本
願出願人は特願平08−158153号にて小型化およ
び周波数調整などを容易にしたものを出願している。同
出願に示した一実施例をここで図7を基に簡単に説明す
る。図7は上記出願の図面における図1に示された表面
実装型アンテナの構成を示す図であるが、図中の番号は
変えている。図7において、表面実装型アンテナは、セ
ラミックス、樹脂などの誘電体から成る直方体状の基体
101と、その表面に形成された、コ字状の放射電極1
02、第1のグランド電極103、給電電極104およ
び第2のグランド電極105で構成されている。この
内、放射電極102は基体101の一方の主面に形成さ
れ、一端は開放端となり、他端は基体101の一端面か
ら他方の主面に連続して設けられた第1のグランド電極
103に接続されている。給電電極104は、第1のグ
ランド電極103に近接して、基体101の一方の主面
から一端面を経由して他方の主面に連続して形成されて
いる。第2のグランド電極105は、基体101の一方
の主面から一端面を経由して他方の主面に連続して形成
され、一端が放射電極102の開放端に近接して形成さ
れている。そして、給電電極104には高周波信号源が
106が接続される。このように放射電極102の開放
端と給電電極104とを空間的に離して形成することに
より、容量結合による励振がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示し
た従来の表面実装型アンテナにおいては、基体の比誘電
率または比透磁率はその基体を製造する工程におけるロ
ット間でばらつきがあり、また各種電極パターンの寸法
も印刷工程におけるロット間でばらつきがある。そのた
め、設計上同一工程で製造された表面実装型アンテナで
あっても、得られる共振周波数にばらつきが生じる。そ
こで、このようなばらつきが生じても、共振周波数が所
定範囲内に入るように共振周波数を調整すれば、歩留り
が向上する。共振周波数を調整するためには、半完成品
状態で表面実装型アンテナの特性を測定し、共振周波数
が所定値より高い場合に、図7の(A)に示すように、
第1のグランド電極に近い部分をd1で示すように部分
的に削除して、放射電極102のL(インダクタンス)
成分を増大させることによって共振周波数を低下させ、
また共振周波数が所定値より低い場合には、同図の
(B)に示すように、放射電極102の開放端付近をd
2で示すように部分的に削除して、放射電極2のL(イ
ンダクタンス)成分およびC(静電容量)成分を減少さ
せることによって共振周波数を上昇させる方法が有効で
ある。
【0004】しかし、そのためには、周波数調整マージ
ンを初めから見込んだパターン設計が必要であり、全体
的に調整量が増加する問題があった。また、上述したよ
うに放射電極の一部を部分削除する調整方法では調整幅
をあまり広くとることができず、例えば要求される共振
周波数に応じてそれぞれ異なった電極パターンを設計す
ることになるため、多品種の表面実装型アンテナを製造
する場合に、全体の製造コストが嵩むという問題もあっ
た。
【0005】この発明の目的は基体の比誘電率また比透
磁率にばらつきがあっても、また基体に形成される電極
パターンの寸法にばらつきがあっても、所望の特性を容
易に得られるようにした表面実装型アンテナの製造方法
を提供することにある。
【0006】この発明の他の目的は、予め電極を形成し
た母基板を共通に用いて、特性の異なる表面実装型アン
テナを容易に製造できるようにした表面実装型アンテナ
の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、母基板をそ
れぞれの表面実装型アンテナの基体に分割する際に電極
の主要部の寸法を定めるようにして、例えば共振周波数
の設定または調整を行えるようにしたものであり、請求
項1に記載の通り、誘電体または磁性体の母基板に、線
状に連続する第1の電極を形成するとともに、この第1
の電極に略平行で、それぞれ所定長を有する第2・第3
の電極を第1の電極の延びる方向に沿って一定間隔で形
成し、第1・第2・第3の電極にそれぞれ直交するライ
ンを分割ラインとして前記母基板を前記一定間隔で分割
し、分割後の基体の端面に前記第1・第2の電極の端部
を繋ぐ第4の電極を形成する。この母基板の端面に形成
した第4の電極により連続する第1・第2・第4の電極
は放射電極を構成する。従って、第1・第2・第3の電
極を形成した母基板を、第1・第2・第3の電極にそれ
ぞれ直交するラインで分割する際のその分割位置によっ
て、第2の電極の長さが変化し、結局第4の電極形成後
の放射電極の長さが変化し、これによって表面実装型ア
ンテナの共振周波数が変化する。従って、上記分割位置
の設定によって、表面実装型アンテナの共振周波数を所
定値に設定することができる。
【0008】また、この発明は各種電極を形成した母基
板を共通に用いて特性の異なった複数種の表面実装型ア
ンテナを得るために請求項2に記載の通り、前記第1・
第2・第3の電極を形成した母基板を共通に用い、前記
第2の電極の端部と前記母基板の分割ラインとの距離を
設定することによって、第1・第2・第4の電極からな
る放射電極の共振周波数が異なった複数種の表面実装型
アンテナを形成する。このように母基板の分割ラインの
位置によって、基体の端面から第2の電極の端部までの
長さが定められ、例えばこの長さが長くなるほどアンテ
ナの共振周波数が低くなり、逆に短くなるほど共振周波
数が高くなる。従って第1・第2・第3の電極を形成し
た母基板を共通に用いて、分割ラインを変えるだけで特
性の異なった複数種の表面実装型アンテナが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態に係る
表面実装型アンテナの構造および製造方法を図1〜図4
を参照して以下に説明する。
【0010】図1は表面実装型アンテナの斜視図であ
る。誘電体の基体11´の図における上面には第1の電
極1、第2の電極2a,2b、第3の電極3a,3bを
形成していて、図における下面には5a,5b,6a,
6b,7a,7bで示す裏面側電極を形成している。ま
た基体11´の図における左手前の端面には、電極1,
3b,2bと電極5b,6b,7bとの間を接続する端
面電極8,9,10をそれぞれ形成している。また、基
体11´の図における右後方の端面には電極1と2a間
を接続するとともに、電極3a,5a,6a,7aとも
接続する第4の電極4を形成している。このように基体
11´の各面に形成した電極のうち1,4,5a,3
a,6a,7a,2aは放射電極として作用し、電極8
と5bとは第1のグランド電極として作用する。また6
b、9および3bとで給電電極を構成し、7b、10お
よび2bとで第2のグランド電極を構成する。図1に示
すように、電極5bおよび7bをそれぞれ接地し、電極
6bに高周波信号源を印加することによって、給電電極
(6b,9,3b)がこれと容量結合する放射電極
(1,4,5a,3a,6a,7a,2a)を励振し、
この放射電極から電磁波が放射されることになる。
【0011】図2は図1に示した表面実装型アンテナの
等価回路図である。この表面実装型アンテナはインダク
タL、抵抗R、コンデンサC12,C22,C24,C
14とで構成される。図1の構成との関係で示すと、イ
ンダクタLは電極1,4,2aなどから成る放射電極の
自己インダクタンス、コンデンサC12は放射電極の開
放端(電極2aの先端部付近)と第1のグランド電極
(5b,8)との間に形成される静電容量、コンデンサ
C22は放射電極の開放端(電極2aの先端部付近)と
第2のグランド電極(7b,10,2b)との間に形成
される静電容量、コンデンサC24は放射電極の開放端
(電極2aの先端部付近)と給電電極(6b,9,3
b)との間に形成される静電容量、コンデンサC14は
給電電極(6b,9,3b)と第1のグランド電極(5
b,8)および第2のグランド電極(7b,10,2
b)との間に形成される静電容量である。そして、抵抗
Rは表面実装型アンテナの放射抵抗である。
【0012】図2に示した等価回路において共振回路は
主としてインダクタL、抵抗R、コンデンサC12,C
22とで構成される。高周波信号源からコンデンサC2
4を介して共振回路に信号が入力されると、そのエネル
ギーは共振回路内で共振し、その一部が空中に放射さ
れ、アンテナとして機能する。この放射エネルギーは等
価的に抵抗Rで消費されるエネルギーとして表される。
【0013】さて、図1に示した表面実装型アンテナの
共振周波数は電極2aの長さによって設定する。図3は
表面実装型アンテナの上面図である。同図において
(A)と(B)とでは電極2aの端面からの長さが異な
る(La1<La2)。電極2aの長さが短くなるほど
放射電極の全体の長さが短くなるため、図2に示した等
価回路におけるインダクタLのインダクタンスが小さく
なり、結果として共振周波数が上昇する。逆に、電極2
aの長さが長くなるほど放射電極の全体の長さが長くな
るため、図2に示した等価回路におけるインダクタLの
インダクタンスが大きくなり、結果として共振周波数が
低下する。
【0014】図4は図1および図3に示した表面実装型
アンテナを製造するための母基板状態での各種電極パタ
ーンの例を示す図であり、(A)は上面図、(B)は底
面図((A)に示す状態から誘電体母基板を横方向に裏
返した状態を示す図)である。誘電体母基板11の上面
には線状に連続する第1の電極1を形成するとともに、
この第1の電極1に平行で、それぞれ所定長を有する第
2の電極2および第3の電極3を第1の電極1の延びる
方向に沿ってそれぞれ間隔Aを隔てて形成している。ま
た、誘電体母基板11の底面側には底面側電極5,6,
7を一定間隔で形成している。図中の破線は誘電体母基
板11の分割ラインであり、縦横の分割によって単一の
誘電体母基板11から、上底面にそれぞれ電極を設けた
複数の誘電体基体11´を得る。
【0015】図4に示した各電極は誘電体母基板11の
上面および底面にそれぞれAgペーストのスクリーン印
刷法によって一括形成する。また、誘電体母基板を分割
する際、まず図における縦方向の破線に沿ってダイシン
グブレードによってハーフカットの溝を形成する。続い
て、誘電体母基板11に対して図における横方向の破線
で示す分割ラインで分割する。この分割ラインは図4に
示すように、第1,第2,第3の電極1,2,3および
底面側電極5,6,7にそれぞれ直交するラインであ
り、この横方向の分割ラインで誘電体母基板11を分断
することによって、電極1,2,3,5,6,7がそれ
ぞれ分割されることになる。その後、このようにして得
られた短冊状の誘電体板を上記ハーフカットの溝部分で
分割することによって個別の誘電体基体を得る。
【0016】図4の(A)におけるLaは誘電体母基板
11の分割に伴って分割される第2の電極の基体端面か
らの長さである。この長さLaは先行試験により予め決
定する。すなわちこの長さLaが標準として予め定めた
長さとなるように分割した誘電体基体を用いて、その端
面に図1に示した第4の電極4および端面電極8,9,
10を形成して表面実装型アンテナを構成し、その共振
周波数を測定する。そして所定の共振周波数からのずれ
に応じて、所定の共振周波数を得るための第2の電極の
端面からの長さLaを決定し、そのロットについては長
さLaが決定した長さとなるように分割ラインを設定す
る。誘電体母基板11に対するダイシングブレードの制
御は、イメージセンサによる光学的手法で、第2の電極
2の端部から距離Laだけ離れた位置を横方向にダイシ
ングブレードが通るように数値制御を行う。この誘電体
母基板11に対する横方向の分割ラインの間隔Aは設計
上は一定である。従っていずれかの第2の電極の先端か
らの距離Laだけ離れたラインを決定すれば、あとはそ
こから間隔A毎に順次分割すればよい。ただし、各電極
パターンの図における縦方向の形成位置のばらつきの影
響を受けないようにするためには、各分割ライン毎に第
2の電極2の先端から距離Laだけ離れた位置をその都
度位置制御して分割すればよい。
【0017】その後、このようにして得られた短冊状の
誘電体板をハーフカットの溝部分で分割することによっ
て個別の誘電体基体を得る。そして、複数の誘電体基体
を積層した状態で、誘電体基体の四方の端面にAgペー
ストの電極パターン(図1に示した第4の電極4および
端面電極8,9,10の電極パターン)を順次印刷形成
する。その後、各面に形成したAgペーストの電極パタ
ーンを焼成して、誘電体基体に対して電極を焼き付け
る。
【0018】このようにして、ロット単位で誘電体母基
板の比誘電率にばらつきがあっても、また誘電体母基板
に設けられている電極パターンの各部の寸法にばらつき
があっても、誘電体母基板から誘電体基体を分割する際
に、放射電極の一部として作用する第2の電極の長さL
aを、そのロットに応じた長さにすることによって、所
定の共振周波数を有する表面実装型アンテナが容易に得
られる。
【0019】また、上述した通り、放射電極のインダク
タンス成分は誘電体母基板の分割位置によって決定され
るため、同一材料の誘電体母基板に同一の各種電極パタ
ーンを形成した誘電体母基板を共通に用い、特性の異な
る表面実装型アンテナを製造する場合も、必要な共振周
波数に応じて誘電体母基板の分割位置を変えるだけで、
広範囲に亘って所望のアンテナ特性を有する表面実装型
アンテナが得られる。
【0020】次に、第2の実施形態に係る表面実装型ア
ンテナを得るための誘電体母基板の例を図5に示す。図
5の(A)は第1の実施形態における図4の(A)に示
した図に対応する部分の図、(B)はその母基板から切
り出した1つの基体である。このように、第1の電極1
および第2の電極2にそれぞれ複数の突起パターンを形
成している。このような電極パターンを設けておくこと
によって、誘電体母基板11を所定の分割ラインで分割
して複数の誘電体基体を得て、それぞれの端面に上述し
たものと同様の第4の電極および端面電極を形成して表
面実装型アンテナを作成した後に、更に容易に微調整を
行うことができる。すなわち第2の電極2の分割後に放
射電極の一部として作用する電極2aの先端部付近にあ
る突起パターンを一つずつ削除することによって、放射
電極のインダクタンス成分を一定量ずつ減少させて、共
振周波数を高めることができ、また第1の電極1の第1
のグランド電極付近の突起部を一つずつ削除することに
よって、放射電極のインダクタンス成分を一定量ずつ増
大させて共振周波数を低下させることができる。
【0021】次に第3の実施形態に係る表面実装型アン
テナの構造および製造方法を図6を参照して以下に説明
する。
【0022】第1の実施形態では、第2のグランド電極
を設けて、その第2のグランド電極と放射電極の開放端
との間に静電容量を形成させた例を示したが、この第2
のグランド電極は必須ではなく、図6に示すように、第
2のグランド電極を設けないようにしてもよい。また、
第1の実施形態では、給電電極(6b,9,3b)を第
1の電極および第1のグランド電極より内側に設けた
が、この第3の実施形態では図6に示すように給電電極
(12b,15,13b)を第1の電極1および第1の
グランド電極(8,5b)より外側に設けている。
【0023】尚、上述した例では、Agペーストのスク
リーン印刷法によって電極パターンを直接形成したが、
その他の方法として、各種電極を全面塗布形成し、焼成
した後にエッチングによって電極パターンを形成しても
よく、また誘電体母基板にCu等のメッキ膜を施して、
エッチングによって電極パターンを形成してもよい。
【0024】また、上述した例では母基板として誘電体
母基板を用いたが、磁性体の母基板を用いて、同様にし
て、磁性体基体に各種電極を形成した表面実装型アンテ
ナを得るようにしてよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1・
第2・第3の電極を形成した母基板を、第1・第2・第
3の電極にそれぞれ直交するラインで分割する際のその
分割位置の設定によって、表面実装型アンテナの共振周
波数を所定値に設定することができるため、放射電極の
部分削除による個々の表面実装型アンテナの共振周波数
の調整作業が不要となる。しかも放射電極の部分削除に
よる調整方法とは異なり調整幅を広くとることができる
ため、予め周波数調整マージンを見込んだパターン設計
が不要となる。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、要求され
る共振周波数に応じて電極パターンを設計する必要がな
く、多品種の表面実装型アンテナを製造する場合に、全
体の製造コストを著しく低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る表面実装型アンテナの斜
視図である。
【図2】図1に示す表面実装型アンテナの等価回路図で
ある。
【図3】第1の実施形態に係る表面実装型アンテナの上
面図である。
【図4】第1の実施形態に係る表面実装型アンテナの製
造で用いる誘電体母基板の各種電極パターンの例を示す
図である。
【図5】第2の実施形態に係る表面実装型アンテナを得
るための誘電体母基板および誘電体基体の上面図であ
る。
【図6】第3の実施形態に係る表面実装型アンテナの斜
視図である。
【図7】従来の表面実装型アンテナの斜視図である。
【符号の説明】
1−第1の電極 2,2a,2b−第2の電極 3,3a.3b−第3の電極 4−第4の電極 5,6,7−底面側電極 5a,5b,6a,6b,7a,7b−底面側電極 8,9,10−端面電極 11−誘電体母基板 11´−基体 (1,4,5a,3a,6a,7a,2a)−放射電極 (5b,8)−第1のグランド電極 (7b,10,2b)−第2のグランド電極 (6b,9,3b)−給電電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体または磁性体の母基板に、線状に
    連続する第1の電極を形成するとともに、この第1の電
    極に略平行で、それぞれ所定長を有する第2・第3の電
    極を第1の電極の延びる方向に沿って一定間隔で形成
    し、第1・第2・第3の電極にそれぞれ直交するライン
    を分割ラインとして前記母基板を前記一定間隔で分割
    し、分割後の基体の端面に前記第1・第2の電極の端部
    を繋ぐ第4の電極を形成することを特徴とする表面実装
    型アンテナの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1・第2・第3の電極を形成した
    母基板を共通に用い、前記第2の電極の端部と前記母基
    板の分割ラインとの距離を設定することによって、第1
    ・第2・第4の電極からなる放射電極の共振周波数が異
    なった複数種の表面実装型アンテナを形成することを特
    徴とする請求項1に記載の表面実装型アンテナの製造方
    法。
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