JPH10107105A - 圧力安定化装置及びこの装置を備えた基板の電気特性測定装置 - Google Patents

圧力安定化装置及びこの装置を備えた基板の電気特性測定装置

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JPH10107105A
JPH10107105A JP25925596A JP25925596A JPH10107105A JP H10107105 A JPH10107105 A JP H10107105A JP 25925596 A JP25925596 A JP 25925596A JP 25925596 A JP25925596 A JP 25925596A JP H10107105 A JPH10107105 A JP H10107105A
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tank
pressure
vacuum source
measuring
electromagnetic valve
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JP25925596A
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Fumiyoshi Nakatani
郁祥 中谷
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工場内等に設置されている圧力変動の大きな
真空源の利用を可能とする。 【解決手段】 圧力変動の大きな真空源42の負圧力を
タンク361及び配管362,363から構成された圧
力安定化装置36により圧力変動の小さな負圧力にして
ステージ30に供給し、ステージ30上に載置されたシ
リコンウエハ10を真空吸着する。この状態で、センサ
本体382をシリコンウエハ10に近接させると共に、
シリコンウエハ10の表裏間にバイアス電圧を印加して
センサ本体382に形成されている電気特性測定用電極
とシリコンウエハ10裏面との間の静電容量を測定し、
シリコンウエハ10のC−V特性を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空源の負圧力を
その真空源よりも圧力値の安定した状態で被供給部に供
給する圧力安定化装置及びこの装置を備えた基板の電気
特性測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程においては、シリコンウ
エハ表面の酸化膜であるSiO2膜に侵入した可動イオ
ン(主に可動Naイオン)によりトランジスタの特性が
大きく影響を受けることから、シリコンウエハのC−V
特性を用いてSiO2膜中の可動イオンの個数を推定す
る酸化膜評価が行われている。この場合、シリコンウエ
ハに接触しないでC−V特性の測定を行う非接触型の電
気特性測定装置では、ステージ上に真空吸着させたシリ
コンウエハにセンサを近接させ、このシリコンウエハ表
面の酸化膜とセンサ間の静電容量の測定が行われる。
【0003】上記シリコンウエハ表面の酸化膜とセンサ
との間隔は、例えば、0.3μm乃至0.6μmの範囲
内に設定されるため、上記間隔が僅かに変動してもシリ
コンウエハの正確な電気特性の測定が困難になる。その
ため、シリコンウエハをステージに真空吸着するための
負圧力源として、工場内等に設置されている圧力変動の
大きなユーティリティ(以下、真空源という。)を利用
せずに圧力変動の小さな真空ポンプを利用することによ
り、ステージ上におけるシリコンウエハの吸着状態を安
定化させてシリコンウエハ表面の酸化膜とセンサとの間
隔の変動が小さくなるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の非
接触型の電気特性測定装置では、シリコンウエハをステ
ージ上に真空吸着させるのに真空ポンプが利用されてい
るが、真空ポンプは電気特性測定装置を構成している他
の構成部材に比べてメンテナンスが煩雑になると共に、
機械的な振動が大きいために防振対策が必要になるとい
う問題があった。
【0005】一方、工場内等に設置されている真空源で
は真空ポンプのような問題が生じないので上記電気特性
測定装置等に利用できると都合がよいが、上記したよう
に圧力変動が大きいという問題がある。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、工場内等に設置されている圧力変動の大きな真
空源の利用を可能とする圧力安定化装置、及びこの装置
を備えた基板の電気特性測定装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、真空源の負圧
力を配管を介して上記真空源よりも圧力値の安定した状
態で被供給部に供給する圧力安定化装置であって、上記
配管の途中に配設されたタンクと、このタンク内部の圧
力変動を抑制する圧力制御手段とを備えたものである
(請求項1)。
【0008】上記構成によれば、配管の途中に配設され
たタンクと、このタンク内部の圧力変動を抑制する圧力
制御手段とを備えたことにより、真空源の負圧力がより
安定した状態で被供給部に供給される。
【0009】また、本発明は、上記圧力安定化装置にお
いて、上記圧力制御手段が、上記タンク内部を電磁バル
ブを介して上記タンク外部に連通する連通手段と、上記
タンク内部の圧力を測定する測定手段と、この測定手段
からの出力信号に応じて上記電磁バルブを開閉するバル
ブ開閉手段とを有するものである(請求項2)。
【0010】上記構成によれば、測定手段により測定さ
れたタンク内部の圧力が所定値よりも低いときには、バ
ルブ開閉手段により電磁バルブが開かれてタンク内部が
連通手段を通してタンク外部に連通されることによりタ
ンク内部の圧力が高くなり、タンク内部の圧力が所定値
よりも高いときには、電磁バルブが閉じられてタンク内
部がタンク外部と遮断されることによりタンク内部の圧
力が低くなる。
【0011】また、本発明は、上記圧力安定化装置にお
いて、上記圧力制御手段が、上記タンクの真空源側の配
管に接続された電磁バルブと、上記タンク内部の圧力を
測定する測定手段と、この測定手段からの出力信号に応
じて上記電磁バルブを開閉するバルブ開閉手段とを有す
るものである(請求項3)。
【0012】上記構成によれば、測定手段により測定さ
れたタンク内部の圧力が所定値よりも低いときには、電
磁バルブが閉じられてタンク内部が真空源と遮断される
ことによりタンク内部の圧力が高くなり、タンク内部の
圧力が所定値よりも高いときには、電磁バルブが開かれ
てタンク内部が真空源に接続されることによりタンク内
部の圧力が低くなる。
【0013】また、本発明は、上記圧力安定化装置にお
いて、上記圧力制御手段が、上記タンク内部をチェック
バルブを介して上記タンク外部に連通する連通手段を有
するものである(請求項4)。
【0014】上記構成によれば、タンク内部の圧力が所
定値よりも低いときには、チェックバルブが開かれてタ
ンク内部がタンク外部に連通されることによりタンク内
部の圧力が高くなり、タンク内部の圧力が所定値よりも
高いときには、チェックバルブが閉じられてタンク内部
がタンク外部と遮断されることによりタンク内部の圧力
が低くなる。
【0015】また、本発明は、上記圧力安定化装置にお
いて、上記圧力制御手段が、上記タンクの真空源側の配
管に接続された電磁バルブと、この電磁バルブを上記被
供給部側の動作と関連して一定時間だけ閉じるバルブ開
閉手段とを有するものである(請求項5)。
【0016】上記構成によれば、バルブ開閉手段により
電磁バルブが被供給部側の動作と関連して一定時間だけ
閉じられることにより、その時間内は被供給部側が真空
源側の圧力変動の影響を受けないようになる。
【0017】また、本発明は、上記圧力安定化装置にお
いて、上記圧力制御手段が、上記タンクの真空源側の配
管に接続されたチェックバルブを有するものである(請
求項6)。
【0018】上記構成によれば、タンク内部と真空源と
が所定の圧力差を維持しているときには、チェックバル
ブが開かれてタンク内部が真空源に接続されて所定の圧
力値を維持する一方、真空源の圧力が変動して圧力値が
高くなったときには、チェックバルブが閉じられてタン
ク内部が真空源から遮断されることによりタンク内部の
圧力は真空源の圧力変動の影響を受けないようになる。
【0019】また、本発明は、真空源によりステージ上
に基板を真空吸着した状態で基板の電気特性を測定する
電気特性測定装置において、上記真空源の負圧力を配管
を介して上記真空源よりも圧力値の安定した状態で上記
ステージに供給するものであって、上記配管の途中に配
設されたタンクと、このタンク内部の圧力変動を抑制す
る圧力制御手段とを有する圧力安定化装置を備えたもの
である(請求項7)。
【0020】上記構成によれば、配管の途中に配設され
たタンクと、このタンク内部の圧力変動を抑制する圧力
制御手段とを備えたことにより、真空源の負圧力がより
安定した状態でステージに供給され、基板がステージ上
に安定した状態で真空吸着される。
【0021】また、本発明は、上記基板の電気特性測定
装置において、上記圧力制御手段が、上記タンク内部を
電磁バルブを介して上記タンク外部に連通する連通手段
と、上記タンク内部の圧力を測定する測定手段と、この
測定手段からの出力信号に応じて上記電磁バルブを開閉
するバルブ開閉手段とを有するものである(請求項
8)。
【0022】上記構成によれば、測定手段により測定さ
れたタンク内部の圧力が所定値よりも低いときには、バ
ルブ開閉手段により電磁バルブが開かれてタンク内部が
連通手段を通してタンク外部に連通されることによりタ
ンク内部の圧力が高くなる一方、タンク内部の圧力が所
定値よりも高いときには、電磁バルブが閉じられてタン
ク内部がタンク外部と遮断されることによりタンク内部
の圧力が低くなり、真空源の負圧力が安定した状態でス
テージに供給される。
【0023】また、本発明は、上記基板の電気特性測定
装置において、上記圧力制御手段が、上記タンクの真空
源側の配管に接続された電磁バルブと、上記タンク内の
圧力を測定する測定手段と、この測定手段からの出力信
号に応じて上記電磁バルブを開閉するバルブ開閉手段と
を有するものである(請求項9)。
【0024】上記構成によれば、測定手段により測定さ
れたタンク内部の圧力が所定値よりも低いときには、電
磁バルブが閉じられてタンク内部が真空源と遮断される
ことによりタンク内部の圧力が高くなる一方、タンク内
部の圧力が所定値よりも高いときには、電磁バルブが開
かれてタンク内部が真空源に接続されることによりタン
ク内部の圧力が低くなり、真空源の負圧力が安定した状
態でステージに供給される。
【0025】また、本発明は、上記基板の電気特性測定
装置において、上記圧力制御手段が、上記タンク内部を
チェックバルブを介して上記タンク外部に連通する連通
手段を有するものである(請求項10)。
【0026】上記構成によれば、タンク内部の圧力が所
定値よりも低いときには、チェックバルブが開かれてタ
ンク内部がタンク外部に連通されることによりタンク内
部の圧力が高くなる一方、タンク内部の圧力が所定値よ
りも高いときには、チェックバルブが閉じられてタンク
内部がタンク外部と遮断されることによりタンク内部の
圧力が低くなり、真空源の負圧力が安定した状態でステ
ージに供給される。
【0027】また、本発明は、上記基板の電気特性測定
装置において、上記圧力制御手段が、上記タンクの真空
源側の配管に接続された電磁バルブと、この電磁バルブ
を上記電気特性の測定動作と関連して一定時間だけ閉じ
るバルブ開閉手段とを有するものである(請求項1
1)。
【0028】上記構成によれば、バルブ開閉手段により
電磁バルブが電気特性の測定動作と関連して一定時間だ
け閉じられることにより、電気特性の測定中は真空源側
の圧力変動の影響を受けないようになる。
【0029】また、本発明は、上記基板の電気特性測定
装置において、上記圧力制御手段が、上記タンクの真空
源側の配管に接続されたチェックバルブを有するもので
ある(請求項12)。
【0030】上記構成によれば、タンク内部と真空源と
が所定の圧力差を維持しているときには、チェックバル
ブが開かれてタンク内部は所定の圧力値を維持する一
方、真空源の圧力が変動して圧力値が高くなったときに
は、チェックバルブが閉じられてタンク内部が真空源か
ら遮断されることによりタンク内部の圧力は真空源の圧
力変動の影響を受けないようになり、真空源の負圧力が
安定した状態でステージに供給される。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る圧力安定化
装置を備えた基板の電気特性測定装置の概略構成を示す
図である。この図1に示す基板の電気特性測定装置は、
酸化膜の形成されたシリコンウエハのC−V特性等の電
気特性を非接触状態で測定するもので、シリコンウエハ
10を収納する測定部20と、光量測定器22と、イン
ピーダンスメータ24と、位置制御装置26と、全体の
動作を制御するホストコントローラ28とを備えてい
る。
【0032】測定部20は、シリコンウエハ10を真空
吸着するステージ30と、このステージ30を回転可能
に支持する支持台32と、この支持台32を移動する支
持台駆動装置34と、ステージ30に圧力変動の大きな
真空源42の負圧力を安定化した状態で供給する圧力安
定化装置36と、シリコンウエハ10と対向する位置に
配設されたセンサヘッド38と、センサヘッド38を固
定する支持筒40と、支持筒40を上下方向に移動させ
てセンサヘッド38をシリコンウエハ10に近接させる
センサ位置調節手段43とを備えている。
【0033】ステージ30は、シリコンウエハ10を載
置するサンプルステージ301と、このサンプルステー
ジ301を支持するベースステージ302とから構成さ
れている。このサンプルステージ301はシリコンウエ
ハ10と同材質のシリコンで構成され、ベースステージ
302は金属材料で構成されている。そして、共に内部
に空洞部が形成され、圧力安定化装置36から供給され
る負圧力によりシリコンウエハ10がサンプルステージ
301上に真空吸着されるようになっている。
【0034】支持台駆動装置34は、ボールねじ341
と、このボールねじ341を回転駆動する駆動モータ3
42とから構成されると共に、上記支持台32がボール
ねじ341に連結されており、ボールねじ341の回転
により支持台32を移動させるようになっている。
【0035】圧力安定化装置36は、上記したように工
場内等に設置されている真空源42の負圧力をその圧力
変動を小さくしてステージ30に供給するもので、タン
ク361と、このタンク361を真空源42に接続する
真空源側配管362と、タンク361をステージ30の
接続口303に接続するステージ側配管363とから構
成されている。このステージ側配管363は、支持台3
2と一緒に移動できるように少なくともステージ30の
接続口303側がフレキシブルな構成とされている。こ
の実施形態では、タンク361の容積は18リットルに
設定され、真空源側配管362の太さは内径2mm、長
さは400cmの値に設定され、ステージ側配管363
の太さは内径4mm、長さは100cmの値に設定され
ている。
【0036】すなわち、タンク361を真空源側配管3
62を介して真空源42に接続する一方、タンク361
をステージ側配管363を介してステージ30に接続し
た場合、図2に示すように、タンク361内部の圧力変
動は真空源42の圧力変動に比べて一定のタイムラグを
有し、かつ、その変動幅が真空源42の変動幅に比べて
小さくなる。このタイムラグと変動幅は、タンク361
の容積と、真空源側配管362の内径及び長さと、ステ
ージ側配管363の内径及び長さとを変更することによ
って変化するので、それらを所定の関係に設定すること
によってタンク361から出力される負圧力の圧力変動
を小さくすることが可能となり、安定した負圧力をステ
ージ30に供給することが可能となる。なお、本発明に
おいては、ステージ30上にシリコンウエハ10を真空
吸着するために供給されるステージ30側よりも低い圧
力を負圧力と称している。
【0037】センサヘッド38は、レーザ光導入用の直
角プリズム381と、この直角プリズム381の底面に
接着されると共に、光学ガラスで形成された底面382
aと斜面382bとを有するセンサ本体382とから構
成されている。このセンサ本体382は、図3に示すよ
うに、その底面382aに、リング状の電気特性測定用
電極383と、この電気特性測定用電極383の外周に
配設された3個の平行度調整用電極384,385,3
86と、電気特性測定用電極383と平行度調整用電極
384,385,386との間に配設されたリング状の
ガード電極387とが形成されると共に、その斜面38
2bに、電気特性測定用電極383に接続された配線電
極383aと、平行度調整用電極384,385,38
6に接続された配線電極384a,385a,386a
と、ガード電極387に接続された配線電極387aと
が形成されて構成されたものである。
【0038】支持筒40は、その下部にセンサヘッド3
8を支持すると共に、その周面にレーザ発信器44と、
受光センサ46とを備えている。この構成において、レ
ーザ発信器44から発射されたレーザ光は直角プリズム
381を通ってセンサ本体382に導入され、センサ本
体382の底面で反射された後に受光センサ46で受光
されるようになっている。この受光センサ46で受光さ
れたレーザ光は、光量測定器22によりその光量が測定
され、この光量に基づいてセンサ本体382とシリコン
ウエハ10表面の酸化膜との間隔(以下、ギャップ寸法
と呼ぶ。)が測定されるようになっている。
【0039】センサ位置調節手段43は、フランジ48
の上部に配設されたステッピングモータ50と、フラン
ジ48と支持筒40との間に配設された3個の圧電アク
チュエータ52,54,56とから構成され、位置制御
装置26によりその駆動が制御されるようになってい
る。すなわち、センサヘッド38は、センサ本体382
の底面で反射されたレーザ光の光量を光量測定器22に
より測定しつつステッピングモータ50が駆動されてシ
リコンウエハ10表面の酸化膜とのギャップ寸法が所定
値(例えば、1.5μm程度)となる位置に移動され
る。
【0040】また、センサヘッド38は、ステッピング
モータ50による位置調節が終了した後に、上記のよう
にレーザ光の光量を光量測定器22により測定しつつ圧
電アクチュエータ52,54,56が駆動されて上記ギ
ャップ寸法が所定値(例えば、0.3μm乃至0.6μ
m)となるように微調整される。そして、センサ本体3
82の平行度調整用電極384,385,386とシリ
コンウエハ10裏面(ステージ30側)との間の各静電
容量がインピーダンスメータ24によって測定され、各
静電容量が略同一の値になるように各圧電アクチュエー
タ52,54,56が駆動されてシリコンウエハ10に
対する傾きが微調整されるようになっている。
【0041】上記のように構成された基板の電気特性測
定装置では、例えば、シリコンウエハ10の表裏間にバ
イアス電圧をかけた状態でセンサ本体382の電気特性
測定用電極383とシリコンウエハ10裏面との間の静
電容量をインピーダンスメータ24により測定すること
により、シリコンウエハ10のC−V特性を求めること
ができる。
【0042】すなわち、上記のインピーダンスメータ2
4により測定された静電容量は、電気特性測定用電極3
83とシリコンウエハ10表面の酸化膜とのギャップの
静電容量Cgと、酸化膜の静電容量Ciと、シリコンウ
エハ10の静電容量Csとの直列合成容量Ctである。
一方、シリコンウエハ10のC−V特性は、酸化膜の静
電容量Ciと、シリコンウエハ10の静電容量Csとの
直列合成容量Ctaの電圧依存性を表すものである。
【0043】従って、上記のようにシリコンウエハ10
にバイアス電圧をかけた状態で上記合成容量Ctを測定
し、その値から電気特性測定用電極383とシリコンウ
エハ10の酸化膜とのギャップの静電容量Cgを減算し
て合成容量Ctaを得、それによりシリコンウエハ10
のC−V特性を得ることができる。なお、静電容量Cg
は次のようにして得られる。すなわち、電気特性測定用
電極383とシリコンウエハ10の酸化膜とのギャップ
寸法がレーザ発信器44から発射されたレーザ光のセン
サ本体382底面で反射された光量を測定することによ
り得られるので、このギャップ寸法、電気特性測定用電
極383の面積及び空気の誘電率から静電容量Cgを計
算により得ることができる。
【0044】図4は、センサ本体382の電気特性測定
用電極383とシリコンウエハ10裏面との間の静電容
量の変動を示す図であり、実線は上記のように構成され
た本発明に係る基板の電気特性測定装置に係るもの、点
線は上記実施形態における真空源側配管362及びステ
ージ側配管363を取り除いてタンク361を直接、真
空源42とステージ30とに接続した構成に係るもの、
鎖線は従来の真空ポンプを用いた構成に係るものであ
る。なお、この静電容量の変動は、ステージ30に供給
される負圧力の変動と対応するものである。
【0045】この図から明らかなように、本発明に係る
基板の電気特性測定装置は、静電容量が真空ポンプの場
合と略同程度の安定度を有しており、真空源42の圧力
変動が小さくなっていることが理解できる。また、タン
ク361のみでは真空源42の圧力変動を小さくするこ
とができず、タンク361の容積と共に、真空源側配管
362とステージ側配管363の内径及び長さを所定の
関係に設定することによって上記のような効果が得られ
ることが理解できる。
【0046】なお、上記実施形態では、タンク361を
1個のみ使用しているが、図5に示すように、複数個
(図示では3個)のタンク361を並列接続して使用す
るようにしたり、図6に示すように、複数個(図示では
2個)のタンク361を直列接続して使用するようにし
たりすることもできる。このように複数個のタンク36
1を使用すると、各タンク361の小型化が可能とな
り、装置内におけるタンク361の配置の自由度が高め
られることになる。
【0047】また、上記実施形態では、タンク361の
容積、真空源側配管362の内径と長さ及びステージ側
配管363の内径と長さを所定の関係に設定することに
より圧力安定化装置36を構成しているが、以下に述べ
るような種々の圧力制御手段を備えるようにすると、タ
ンク361内部の圧力変動を抑制でき、特にタンク36
1の容積等を所定の関係に設定しなくても真空源42の
負圧力をその圧力変動をより小さくしてステージ30に
供給することが可能となる。
【0048】すなわち、図7に示す構成は、タンク36
1内部の圧力を測定する半導体圧力センサ等からなる真
空計611と、タンク361内部を電磁バルブ612を
介してタンク361外部である大気中に連通する配管6
13と、真空計611からの出力信号に応じて電磁バル
ブ612を開閉する制御回路614とから構成された圧
力制御手段61を備えたものである。この圧力制御手段
61は、タンク361内部の圧力が、真空源42の圧力
よりも大きな所定の圧力値Pとなるように制御するもの
である。
【0049】従って、真空計611で測定されたタンク
361内部の圧力が圧力値P以下のときには、電磁バル
ブ612が開放されてタンク361内部が大気中に連通
されることによりタンク361内部の圧力が高められ
る。また、真空計611で測定されたタンク361内部
の圧力が圧力値Pを越えたときには、電磁バルブ612
が閉じられてタンク361内部が大気と遮断されること
により減圧される。このような制御により、図8の実測
値に示すように、タンク361内部の圧力変動を真空源
42の圧力変動よりも小さくすることができる。
【0050】また、図9に示す構成は、タンク361内
部の圧力を測定する半導体圧力センサ等からなる真空計
621と、真空源42に接続される真空源側配管362
の途中に配設された電磁バルブ622と、真空計621
からの出力信号に応じて電磁バルブ622を開閉する制
御回路623とから構成された圧力制御手段62を備え
たものである。この圧力制御手段62は、図7に示す圧
力制御手段61と同様に、タンク361内部の圧力が、
真空源42の圧力よりも大きな所定の圧力値Pとなるよ
うに制御するものである。
【0051】従って、真空計621で測定されたタンク
361内部の圧力が圧力値P以下のときには、電磁バル
ブ622が閉じられてタンク361が真空源42と遮断
されることによりタンク361内部の圧力が高められ
る。また、真空計621で測定されたタンク361内部
の圧力が圧力値Pを越えたときには、電磁バルブ612
が開放されてタンク361内部が真空源42に接続され
ることにより減圧される。このような制御により、図1
0の実測値に示すように、タンク361内部の圧力変動
を真空源42の圧力変動よりも小さくすることができ
る。
【0052】また、図11に示す構成は、タンク361
内部をチェックバルブ(逆止め弁)631を介してを大
気中に連通する配管632から構成された圧力制御手段
63を備えたものである。この圧力制御手段63は、図
7及び図9に示す圧力制御手段61,62と同様に、タ
ンク361内部の圧力が、真空源42の圧力よりも大き
な所定の圧力値Pとなるように制御するものである。な
お、上記チェックバルブ631は、上流側と下流側の圧
力差が所定値を越えたときに気体が一方向にのみ流れ得
るように構成されたもので、この実施形態では大気中か
らタンク361内部の方向に気体が流れるように配設さ
れている。
【0053】従って、タンク361内部の圧力が圧力値
P以下のときには、タンク361内部と大気中との圧力
差が大きくなるため、チェックバルブ631が開かれて
タンク361内部が大気中に連通されることによりタン
ク361内部の圧力が高められる。また、タンク361
内部の圧力が圧力値Pを越えたときには、タンク361
内部と大気中との圧力差が小さくなるため、チェックバ
ルブ631が閉じられてタンク361内部が減圧され
る。このような制御により、図12の実測値に示すよう
に、タンク361内部の圧力変動を真空源42の圧力変
動よりも小さくすることができる。
【0054】また、図13に示す構成は、真空源42に
接続される真空源側配管362の途中にチェックバルブ
(逆止め弁)641が配設されて構成された圧力制御手
段64を備えたものである。この圧力制御手段64は、
タンク361内部の圧力が、真空源42の圧力の変動幅
における最も低い圧力値よりも大きな所定の圧力値Pと
なるように制御するものである。なお、このチェックバ
ルブ641は、図11の場合と同様に上流側と下流側の
圧力差が所定値を越えたときに気体が一方向にのみ流れ
得るように構成されたもので、この実施形態ではタンク
361から真空源42の方向に気体が流れるように配設
されている。
【0055】従って、タンク361内部と真空源42と
が所定の圧力差を維持しているときには、チェックバル
ブ641が開かれてタンク361内部は所定の圧力値P
を維持する一方、真空源42の圧力が変動して圧力値が
大きくなったときには、タンク361内部と真空源42
との圧力差が小さくなるため、チェックバルブ641が
閉じられてタンク361内部が真空源42から遮断され
ることによりタンク361内部の圧力は真空源42の圧
力変動の影響を受けずに圧力値Pを維持することにな
る。このような制御により、図14の実測値に示すよう
に、タンク361内部の圧力変動を真空源42の圧力変
動よりも小さくすることができる。なお、真空源42の
圧力が変動して圧力値が小さくなったときには、タンク
361内部の圧力はその影響を受けることになるが、圧
力値が小さくなる場合にはシリコンウエハ10の吸着状
態に大きな影響を与えることはない。
【0056】また、図15に示す構成は、真空源42に
接続される真空源側配管362の途中に配設された電磁
バルブ651と、この電磁バルブ651を開閉する制御
回路652とから構成された圧力制御手段65を備えた
ものである。この圧力制御手段65は、シリコンウエハ
10のC−V特性等の電気特性の測定時にのみ電磁バル
ブ651が閉じられてタンク361内部の圧力が真空源
42の圧力変動の影響をうけないようにし、電気特性の
非測定時には電磁バルブ651が開けられてタンク36
1内部の圧力が真空源42の圧力に近似した値となるよ
うに制御するものである。このような制御により、図1
6の実測値に示すように、電気特性の測定時におけるタ
ンク361内部の圧力変動を小さくすることができる。
【0057】なお、図7に示す構成の制御回路614、
図9に示す構成の制御回路623、及び図15に示す構
成の制御回路652は、ホストコントローラ28(図
1)により制御される。
【0058】また、上記実施形態では、基板の電気特性
測定装置として、シリコンウエハ等の基板の電気特性を
センサを接触させないで測定するようにした非接触型の
ものについて説明したが、本発明の基板の電気特性測定
装置はシリコンウエハ等の基板の電気特性をセンサ等を
接触させて測定する構成のものにも適用することができ
る。
【0059】さらに、上記実施形態では、圧力安定化装
置として、基板の電気特性測定装置に適用したものにつ
いて説明したが、本発明の圧力安定化装置は基板の電気
特性測定装置以外の装置にも適用することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧力安定
化装置によれば、真空源の負圧力を被供給部に供給する
配管の途中に配設されたタンクと、このタンク内部の圧
力変動を抑制する圧力制御手段とを備えているので、被
供給部に圧力変動の小さな負圧力を供給する必要がある
場合でも、工場内等に設置されている圧力変動の大きな
真空源を利用することが可能となる。
【0061】また、本発明の圧力安定化装置によれば、
測定手段により測定されたタンク内部の圧力が所定値よ
りも低いときには、バルブ開閉手段により電磁バルブを
開いてタンク内部をタンク外部に連通させてタンク内部
の圧力を高くし、所定値よりも高いときには、電磁バル
ブを閉じてタンク内部の圧力を低くしているので、圧力
変動の大きな真空源であっても安定した負圧力を被供給
部に供給することができる。
【0062】また、本発明の圧力安定化装置によれば、
測定手段により測定されたタンク内部の圧力が所定値よ
りも低いときには、バルブ開閉手段により電磁バルブを
閉じて真空源と遮断することによりタンク内部の圧力を
高くし、所定値よりも高いときには、電磁バルブを開い
て真空源に接続することによりタンク内部の圧力を低く
しているので、少ない構成部材で安定した負圧力を被供
給部に供給することができる。
【0063】また、本発明の圧力安定化装置によれば、
タンク内部の圧力が所定値よりも低いときには、チェッ
クバルブを開いてタンク内部をタンク外部に連通させる
ことによりタンク内部の圧力を高くし、所定値よりも高
いときには、チェックバルブを閉じてタンク内部をタン
ク外部と遮断することによりタンク内部の圧力を低くし
ているので、簡単な構成で安定した負圧力を被供給部に
供給することができる。
【0064】また、本発明の圧力安定化装置によれば、
バルブ開閉手段により電磁バルブを被供給部側の動作と
関連して一定時間だけ閉じているので、電磁バルブの閉
じられている時間内に安定した負圧力を被供給部に供給
することができる。
【0065】また、本発明の圧力安定化装置によれば、
タンク内部と真空源とが所定の圧力差を維持していると
きには、チェックバルブが開かれてタンク内部が真空源
に接続されることにより所定の圧力を維持し、真空源の
圧力値が高くなったときには、チェックバルブが閉じら
れてタンク内部が真空源から遮断されるようにしている
ので、タンク内部の圧力は真空源の圧力変動の影響を受
けず、簡単な構成で安定した負圧力を被供給部に供給す
ることができる。
【0066】また、本発明の基板の電気特性測定装置に
よれば、真空源の負圧力をステージに供給する配管の途
中に配設したタンクと、このタンク内部の圧力変動を抑
制する圧力制御手段とを有する圧力安定化装置を備えて
いるので、圧力変動の大きな真空源であってもステージ
に安定した負圧力を供給することができ、ステージ上に
基板を安定した状態で真空吸着することが可能となる。
【0067】また、本発明の基板の電気特性測定装置に
よれば、測定手段により測定されたタンク内部の圧力が
所定値よりも低いときには、バルブ開閉手段により電磁
バルブを開いてタンク内部をタンク外部に連通させてタ
ンク内部の圧力を高くし、所定値よりも高いときには、
電磁バルブを閉じてタンク内部の圧力を低くしているの
で、圧力変動の大きな真空源であってもステージに安定
した負圧力を供給することができる。
【0068】また、本発明の基板の電気特性測定装置に
よれば、測定手段により測定されたタンク内部の圧力が
所定値よりも低いときには、バルブ開閉手段により電磁
バルブを閉じて真空源と遮断することによりタンク内部
の圧力を高くし、所定値よりも高いときには、電磁バル
ブを開いて真空源に接続することによりタンク内部の圧
力を低くしているので、少ない構成部材で安定した負圧
力をステージに供給することができる。
【0069】また、本発明の基板の電気特性測定装置に
よれば、タンク内部の圧力が所定値よりも低いときに
は、チェックバルブを開いてタンク内部をタンク外部に
連通させることによりタンク内部の圧力を高くし、所定
値よりも高いときには、チェックバルブを閉じてタンク
内部をタンク外部と遮断することによりタンク内部の圧
力を低くしているので、簡単な構成で安定した負圧力を
ステージに供給することができる。
【0070】また、本発明の基板の電気特性測定装置に
よれば、バルブ開閉手段により電磁バルブを電気特性の
測定動作と関連して一定時間だけ閉じているので、電気
特性の測定時に安定した負圧力をステージに供給するこ
とができる。
【0071】また、本発明の基板の電気特性測定装置に
よれば、タンク内部と真空源とが所定の圧力差を維持し
ているときには、チェックバルブが開かれてタンク内部
が真空源に接続されることにより所定の圧力を維持し、
真空源の圧力値が高くなったときには、チェックバルブ
が閉じられてタンク内部が真空源から遮断されるように
しているので、タンク内部の圧力は真空源の圧力変動の
影響を受けず、簡単な構成で安定した負圧力をステージ
に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧力安定化装置を備えた基板の電
気特性測定装置の概略構成を示す図である。
【図2】タンクと配管とから構成された圧力安定化装置
の圧力変動を示す図である。
【図3】図1に示す基板の電気特性測定装置におけるセ
ンサの電極構成を説明するための図である。
【図4】図1に示す基板の電気特性測定装置のステージ
上におけるシリコンウエハの吸着状態を説明するための
図である。
【図5】図1に示す基板の電気特性測定装置の別の実施
形態の要部を示す図である。
【図6】図1に示す基板の電気特性測定装置の別の実施
形態の要部を示す図である。
【図7】図1に示す基板の電気特性測定装置の別の実施
形態の要部を示す図である。
【図8】図7に示す基板の電気特性測定装置における圧
力安定化装置の圧力変動を説明する図である。
【図9】図1に示す基板の電気特性測定装置の別の実施
形態の要部を示す図である。
【図10】図9に示す基板の電気特性測定装置における
圧力安定化装置の圧力変動を説明する図である。
【図11】図1に示す基板の電気特性測定装置の別の実
施形態の要部を示す図である。
【図12】図11に示す基板の電気特性測定装置におけ
る圧力安定化装置の圧力変動を説明する図である。
【図13】図1に示す基板の電気特性測定装置の別の実
施形態の要部を示す図である。
【図14】図13に示す基板の電気特性測定装置におけ
る圧力安定化装置の圧力変動を説明する図である。
【図15】図1に示す基板の電気特性測定装置の別の実
施形態の要部を示す図である。
【図16】図15に示す基板の電気特性測定装置におけ
る圧力安定化装置の圧力変動を説明する図である。
【符号の説明】
10 シリコンウエハ(基板) 20 測定部 22 光量測定器 24 インピーダンスメータ 26 位置制御装置 28 ホストコントローラ 30 ステージ(被供給部) 34 支持台駆動装置 36 圧力安定化装置 38 センサヘッド 42 真空源 61,62,63,64,65 圧力制御手段 361 タンク 362 真空源側配管 363 ステージ側配管 611,621 真空計(測定手段) 612,622,651 電磁バルブ 613,632 配管(連通手段) 614,623,652 制御回路(バルブ開閉手段) 631,641 チェックバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01R 31/302 H01L 21/68 P H01L 21/68 G01R 31/28 L

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空源の負圧力を配管を介して上記真空
    源よりも圧力値の安定した状態で被供給部に供給する圧
    力安定化装置であって、上記配管の途中に配設されたタ
    ンクと、このタンク内部の圧力変動を抑制する圧力制御
    手段とを備えたことを特徴とする圧力安定化装置。
  2. 【請求項2】 上記圧力制御手段は、上記タンク内部を
    電磁バルブを介して上記タンク外部に連通する連通手段
    と、上記タンク内部の圧力を測定する測定手段と、この
    測定手段からの出力信号に応じて上記電磁バルブを開閉
    するバルブ開閉手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載の圧力安定化装置。
  3. 【請求項3】 上記圧力制御手段は、上記タンクの真空
    源側の配管に接続された電磁バルブと、上記タンク内部
    の圧力を測定する測定手段と、この測定手段からの出力
    信号に応じて上記電磁バルブを開閉するバルブ開閉手段
    とを有することを特徴とする請求項1記載の圧力安定化
    装置。
  4. 【請求項4】 上記圧力制御手段は、上記タンク内部を
    チェックバルブを介して上記タンク外部に連通する連通
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の圧力安定
    化装置。
  5. 【請求項5】 上記圧力制御手段は、上記タンクの真空
    源側の配管に接続された電磁バルブと、この電磁バルブ
    を上記被供給部側の動作と関連して一定時間だけ閉じる
    バルブ開閉手段とを有することを特徴とする請求項1記
    載の圧力安定化装置。
  6. 【請求項6】 上記圧力制御手段は、上記タンクの真空
    源側の配管に接続されたチェックバルブを有することを
    特徴とする請求項1記載の圧力安定化装置。
  7. 【請求項7】 真空源によりステージ上に基板を真空吸
    着した状態で基板の電気特性を測定する電気特性測定装
    置において、上記真空源の負圧力を配管を介して上記真
    空源よりも圧力値の安定した状態で上記ステージに供給
    するものであって、上記配管の途中に配設されたタンク
    と、このタンク内部の圧力変動を抑制する圧力制御手段
    とを有する圧力安定化装置を備えたことを特徴とする基
    板の電気特性測定装置。
  8. 【請求項8】 上記圧力制御手段は、上記タンク内部を
    電磁バルブを介して上記タンク外部に連通する連通手段
    と、上記タンク内部の圧力を測定する測定手段と、この
    測定手段からの出力信号に応じて上記電磁バルブを開閉
    するバルブ開閉手段とを有することを特徴とする請求項
    7記載の基板の電気特性測定装置。
  9. 【請求項9】 上記圧力制御手段は、上記タンクの真空
    源側の配管に接続された電磁バルブと、上記タンク内部
    の圧力を測定する測定手段と、この測定手段からの出力
    信号に応じて上記電磁バルブを開閉するバルブ開閉手段
    とを有することを特徴とする請求項7記載の基板の電気
    特性測定装置。
  10. 【請求項10】 上記圧力制御手段は、上記タンク内部
    をチェックバルブを介して上記タンク外部に連通する連
    通手段を有することを特徴とする請求項7記載の基板の
    電気特性測定装置。
  11. 【請求項11】 上記圧力制御手段は、上記タンクの真
    空源側の配管に接続された電磁バルブと、この電磁バル
    ブを上記電気特性の測定動作と関連して一定時間だけ閉
    じるバルブ開閉手段とを有することを特徴とする請求項
    7記載の基板の電気特性測定装置。
  12. 【請求項12】 上記圧力制御手段は、上記タンクの真
    空源側の配管に接続されたチェックバルブを有すること
    を特徴とする請求項7記載の基板の電気特性測定装置。
JP25925596A 1996-09-30 1996-09-30 圧力安定化装置及びこの装置を備えた基板の電気特性測定装置 Withdrawn JPH10107105A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005209859A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd ウェハー搬送処理方法とこれを用いる半導体製造装置
JP2007533153A (ja) * 2004-04-14 2007-11-15 コアフロー サイエンティフィック ソリューションズ リミテッド 距離調整用非接触支持台
WO2022025018A1 (ja) * 2020-07-30 2022-02-03 ファナック株式会社 真空圧供給システム

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