JPH10270518A - 基板評価装置 - Google Patents

基板評価装置

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JPH10270518A
JPH10270518A JP7163997A JP7163997A JPH10270518A JP H10270518 A JPH10270518 A JP H10270518A JP 7163997 A JP7163997 A JP 7163997A JP 7163997 A JP7163997 A JP 7163997A JP H10270518 A JPH10270518 A JP H10270518A
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film thickness
silicon wafer
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Tatsufumi Kusuda
達文 楠田
Ikuyoshi Nakatani
郁祥 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膜厚測定工程で測定した膜厚データを電気特
性測定工程で直接利用することができるようにすると共
に、膜厚測定工程から電気特性測定工程に至る工程を簡
素化できるようにする。 【解決手段】 シリコンウエハWを載置する基板載置台
34、シリコンウエハW表面の酸化膜の厚さを測定する
膜厚測定器22、シリコンウエハWの電気特性を測定す
るインピーダンスメータ26等を備えると共に、膜厚測
定器22から出力される膜厚データに応じてシリコンウ
エハW表面の酸化膜とセンサヘッド44とのギャップ寸
法を変更する変更手段321aと、センサヘッド44を
シリコンウエハW表面の酸化膜に対する接離方向に移動
させて上記ギャップ寸法を有するように位置調節するセ
ンサ位置調節手段48と、膜厚測定器22から出力され
る膜厚値、インピーダンスメータ26から出力される静
電容量値等に基づいて酸化膜の評価特性を算出する評価
算出手段321bを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に薄膜が形成
された基板の電気特性等を評価するための基板評価装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から半導体製造工程においては、シ
リコンウエハ表面に形成された酸化膜(SiO2膜)に
侵入した電荷によりトランジスタの特性が大きく影響を
受けることから、シリコンウエハのC−V(Capacitanc
e-Voltage)特性等の電気特性を用いてSiO2膜中のイ
オンの個数を推定する等して酸化膜評価が行われてい
る。
【0003】上記C−V特性の測定は、例えば、光学ガ
ラス表面に形成された電極をシリコンウエハ表面に0.
3〜0.5μm程度のギャップ寸法を隔てて近接させ、
この電極とシリコンウエハ裏面との間に直流バイアスを
印加し、このバイアス電圧に対するインピーダンス(静
電容量)変化を測定することにより行われる。また、上
記C−V特性等からイオンの数量を推定する等して酸化
膜評価を行うには酸化膜自身の静電容量値が必要であ
り、その静電容量値を求めるためにあらかじめ酸化膜の
膜厚測定が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、酸化膜の膜
厚測定は、酸化処理工程で処理されたシリコンウエハを
カセットに収納した状態でシリコンウエハ表面の酸化膜
の評価工程である基板評価工程から独立した膜厚測定工
程に運び込んで行われる。そして、膜厚測定の行われた
シリコンウエハは、再びカセットに収納された状態で基
板評価工程に運び込まれて基板の電気特性等の測定が行
われることになるが、膜厚測定工程が基板評価工程から
独立しているため、測定した膜厚データを基板評価工程
で直接利用することができないという問題があった。
【0005】また、酸化処理工程で処理されたシリコン
ウエハを膜厚測定工程に運び込み、膜厚測定の終了した
シリコンウエハを基板評価工程に運び込むことになるた
め、工程が煩雑化するだけでなくロスタイムが増加する
という問題もあった。なお、上記のような問題は、シリ
コンウエハだけではなく、表面に薄膜の形成されたシリ
コンウエハ以外の他の基板についても生じるものであ
る。
【0006】従って、本発明は、膜厚測定工程で測定し
た膜厚データを基板評価工程で直接利用することがで
き、しかも、膜厚測定工程から基板評価工程に至る工程
を簡素化することのできる基板評価装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る基板評価装置は、表面に薄膜が形成
された基板を評価するための基板評価装置であって、基
板に形成された薄膜の厚さを測定する膜厚測定部と、基
板の電気特性を測定する電気特性測定部と、前記膜厚測
定部で測定された膜厚データを利用して前記電気特性測
定部に基板の電気特性を測定させる制御手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、膜厚測定部で測定され
た膜厚データが、制御手段の制御によって電気特性測定
部で基板の電気特性を測定する際に利用される。すなわ
ち、電気特性測定部における電気特性の測定の際に、膜
厚データが自動的に利用されることになる。
【0009】また、請求項2に係る基板評価装置は、表
面に薄膜が形成された基板を評価するための基板評価装
置であって、基板に形成された薄膜の厚さを測定する膜
厚測定部と、基板の電気特性を測定する電気特性測定部
と、前記膜厚測定部で測定された膜厚データと前記電気
特性測定部で測定された基板の電気特性データとに基づ
いて、基板の評価を行う評価算出手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0010】上記構成によれば、膜厚測定部により基板
の表面に形成された薄膜の厚さが測定される一方、電気
特性測定部により基板の電気特性が測定され、測定され
た膜厚データと電気特性データの各々に基づいて、評価
算出手段により基板の評価が自動的に行われる。
【0011】また、請求項3に係る基板評価装置は、請
求項1または請求項2に係るものにおいて、前記電気特
性測定部は、基板に対して所定の距離を隔てて対向配置
されるセンサ部と、前記膜厚測定部で測定された膜厚デ
ータに基づいて、基板と前記センサ部との距離を相対的
に変更させる変更手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、基板に対して所定の距
離を隔てて対向配置されるセンサ部と基板との距離が、
膜厚測定部で測定された膜厚データに基づいて、変更手
段により相対的に変更される。
【0013】また、請求項4に係る基板評価装置は、請
求項1ないし請求項3のいずれかに係るものにおいて、
基板を載置させる基板載置台と、基板が搬出入される搬
出入位置と基板の電気特性が測定される測定位置との間
で前記基板載置台を移動させる駆動手段と、をさらに備
え、前記膜厚測定部は、前記搬出入位置から前記測定位
置に至る前記基板載置台の移動経路に対応する位置に配
置されていることを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、基板が搬出入される搬
出入位置と基板の電気特性が測定される測定位置との間
で、基板の載置された基板載置台が駆動手段により移動
し、この移動経路に対応する位置に配置された膜厚測定
部が基板の表面の薄膜の厚さを測定する。
【0015】また、請求項5に係る基板評価装置は、請
求項1ないし請求項3のいずれかに係るものにおいて、
基板の電気特性が測定される測定位置において基板を載
置させる基板載置台と、前記基板載置台から離間した離
間位置と前記基板載置台との間で基板を搬送させる搬送
手段と、をさらに備え、前記膜厚測定部は、前記離間位
置から前記基板載置台に至る基板の搬送経路に対応する
位置に配置されていることを特徴とする。
【0016】上記構成によれば、基板の電気特性が測定
される測定位置において基板を載置させる基板載置台と
この基板載置台から離間した離間位置との間で、基板を
搬送手段により搬送し、この搬送経路に対応する位置に
配置された膜厚測定部が基板の表面の薄膜の厚さを測定
する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
基板評価装置の概略構成を示す図である。この図に示す
基板評価装置10は、表面に薄膜である酸化膜の形成さ
れたシリコンウエハの酸化膜に関連するC−V特性等の
電気特性を非接触状態で測定するもので、測定室(筐
体)20と、膜厚測定器22と、光量測定器24と、イ
ンピーダンスメータ26と、位置制御装置28と、真空
源30と、全体の動作を制御する制御部32とを備えて
いる。
【0018】測定室20は、その内部に、シリコンウエ
ハWを真空源30から供給された負圧により吸着する基
板載置台34と、基板載置台34を回転可能に支持する
支持台36と、基板載置台34を中心軸の回りに回転さ
せる載置台回転装置38と、支持台36を水平方向(図
中の左右方向)に移動させる支持台移動装置40と、基
板載置台34に真空源30の負圧を供給する配管42
と、シリコンウエハWと対向する位置に配設された電気
特性を測定するための測定端子部であるセンサヘッド4
4と、センサヘッド44を固定する支持筒46と、支持
筒46を上下方向に移動させてセンサヘッド44をシリ
コンウエハWに対して接離させるセンサ位置調節手段4
8とを備えている。
【0019】また、測定室20は、その一端側(図中の
左側)に、電気特性の測定前のシリコンウエハWを測定
室20の外部から内部に搬入する一方、電気特性の測定
後のシリコンウエハWを測定室20の内部から外部へ搬
出するための窓部50を備え、測定室20内部の窓部5
0近傍には外部から搬入されたシリコンウエハWの周縁
に形成されている位置決め用ノッチ(凹み部)を検出す
るためのノッチセンサ52を備えている。なお、窓部5
0には、開閉可能に構成された図略のシャッタが配設さ
れており、シリコンウエハWの測定室20内部への搬入
時及びシリコンウエハWの測定室20外部への搬出時に
は窓部50が開けられ、電気特性測定中は窓部50が閉
じられた状態となるようになっている。また、測定室2
0内部のセンサヘッド44と窓部50との間には、シリ
コンウエハWの近傍位置でそのシリコンウエハW表面の
酸化膜の厚さを測定する膜厚測定器22の測定端子部と
なる膜厚センサ54が配設されている。
【0020】基板載置台34は、支持台36に対して回
転可能に支持された回転支持部341と、回転支持部3
41に一体に形成され、配管42を介して真空源30に
接続される基台342と、基台342上に配設され、上
面にシリコンウエハWが載置される試料台343とから
構成されている。なお、基台342は金属材料で構成さ
れ、試料台343はシリコンウエハWと同一の半導体材
料で構成される。
【0021】載置台回転装置38は、支持台36の下部
360に取り付けられた駆動モータ381と、この駆動
モータ381の回転を基板載置台34の回転支持部34
1に伝達する伝達機構382とから構成され、駆動モー
タ381が回転することにより基板載置台34がその中
心軸の回りに回転可能となっている。
【0022】支持台駆動装置40は、測定室20内の一
端側(図中の左側)と他端側(図中の右側)との間に水
平方向に沿って配設されたボールねじ401と、ボール
ねじ401を回転駆動する駆動モータ402とから構成
されると共に、支持台36がボールねじ401に連結さ
れており、ボールねじ401が回転することにより、支
持台36が基板載置台34と共にシリコンウエハWの搬
出入位置である窓部50とシリコンウエハWの電気特性
の測定位置であるセンサヘッド44との間を移動可能と
なっている。
【0023】配管42は、支持台36と一緒に水平方向
に移動できるように少なくとも一部が伸縮可能な構成と
されている。また、配管42には、外部と連通して基板
載置台34に供給される負圧を大気圧等の外部気圧に戻
すための電磁バルブ421が配設されている。
【0024】センサヘッド44は、レーザ光導入用の直
角プリズム441と、この直角プリズム441の底面に
接着されると共に、光学ガラスで形成された底面442
aと斜面442bとを有するセンサ本体442とから構
成されている。このセンサ本体442は、図示を省略し
ているが、その底面442aの中央部に配設されたリン
グ状の電気特性測定用電極、この電気特性測定用電極の
外周に配設された3個の平行度調整用電極を備えてい
る。
【0025】支持筒46は、その下部にセンサヘッド4
4を支持すると共に、その周面にレーザ発信器56と、
受光センサ58とを備えている。この構成において、レ
ーザ発信器56から発射されたレーザ光は直角プリズム
441を通ってセンサ本体442に導入され、センサ本
体442の底面442aで反射された後に受光センサ5
8で受光されるようになっている。この受光センサ58
で受光されたレーザ光は、光量測定器24によりその光
量が測定され、この光量に基づいてセンサ本体442と
シリコンウエハW表面の酸化膜との間隔(以下、ギャッ
プ寸法と呼ぶ。)が測定されるようになっている。
【0026】センサ位置調節手段48は、センサヘッド
44をシリコンウエハW表面の酸化膜に対する接離方向
に移動させるもので、フランジ60の上部に配設された
ステッピングモータ62と、フランジ60と支持筒46
との間に配設された3個の圧電アクチュエータ64,6
6,68とから構成され、位置制御装置28によりその
駆動が制御されるようになっている。すなわち、センサ
ヘッド44は、センサ本体442の底面442aで反射
されたレーザ光の光量を光量測定器24により測定しつ
つステッピングモータ62が駆動され、シリコンウエハ
W表面の酸化膜とのギャップ寸法があらかじめ設定され
た所定の値となる位置に移動される。
【0027】また、センサヘッド44は、ステッピング
モータ62による位置調節が終了した後に、上記のよう
にレーザ光の光量を光量測定器24により測定しつつ圧
電アクチュエータ64,66,68が駆動されて上記ギ
ャップ寸法が微調整される。そして、センサ本体442
の3個の平行度調整用電極とシリコンウエハW裏面(基
板載置台34側)との間の各静電容量がインピーダンス
メータ26によって測定され、各静電容量が略同一の値
になるように各圧電アクチュエータ64,66,68が
駆動されてセンサ本体442の底面442aがシリコン
ウエハWに対して平行になるように傾きが微調整される
ようになっている。
【0028】ノッチセンサ52は、例えば、図2に示す
ように、シリコンウエハWの一方面側から光束をシリコ
ンウエハWの周縁部に投光する投光部521と、シリコ
ンウエハWの他方面側で投光部521からの光束を受光
する受光部522とから構成されたもので、例えば、シ
リコンウエハWのノッチNTの存在する位置と存在しな
い位置とで受光部522の受光量が変化することを利用
してノッチNTの位置を検出するようにしたものであ
る。なお、ノッチセンサ52は、シリコンウエハWのサ
イズに応じてシリコンウエハWの周縁に対応した位置に
移動可能とするため、位置調節部523を備えている。
【0029】膜厚センサ54は、シリコンウエハWの搬
入出位置である窓部50からシリコンウエハWの電気特
性の測定位置であるセンサヘッド44に至るシリコンウ
エハWの移動経路に対応する位置に配設されており、シ
リコンウエハW表面にレーザ光を発射する半導体レーザ
発信器541と、シリコンウエハW表面で反射したレー
ザ光を回転可能に構成した偏光板542を介して受光す
る受光部543とを備えている。すなわち、本実施形態
では、膜厚測定器22として、光が試料表面で反射され
る際の偏光状態の変化を測定する偏光解析法を利用した
周知の構成のものを採用している。
【0030】次に、上記のように構成された基板評価装
置10の全体の動作について説明する。なお、上記制御
部32は、所定の演算処理を行うCPU321、所定の
プログラムが記憶されているROM322及び処理デー
タを一時的に記憶するRAM323を備えており、上記
所定のプログラムに従って基板評価装置10全体の動作
を制御する。また、CPU321は、シリコンウエハW
表面の酸化膜とセンサヘッド44との間のギャップ寸法
を膜厚データに応じて設定変更する変更手段321a、
及び、酸化膜の評価特性を算出する評価算出手段321
bの機能を有している。
【0031】まず、シリコンウエハWが測定室20内に
搬入されるときには、支持台36が支持台駆動装置40
により移動されることにより基板載置台34がシリコン
ウエハWの搬入位置である窓部50の下方に移動される
一方、図3に示すように、測定室20の外部に配設され
ている移載ロボットのハンドHDに把持されたシリコン
ウエハWが窓部50を介して内部に搬入され、基板載置
台34上に載置される。このとき、真空源30から負圧
が供給されてシリコンウエハWは基板載置台34上に真
空保持される。そして、シリコンウエハWを真空保持し
た基板載置台34は、載置台回転装置38により回転さ
れると共に、シリコンウエハWのノッチNT(図2)が
ノッチセンサ52の位置にきたときに停止される。これ
により、シリコンウエハWの周方向における基準位置が
設定される。
【0032】基準位置の設定されたシリコンウエハW
は、支持台駆動装置40により支持台36が直線方向に
移動されることにより膜厚センサ54の下方を通過して
測定位置であるセンサヘッド44の下方に移動される。
膜厚測定器22は、シリコンウエハWが膜厚センサ54
の下方を通過するとき、レーザ発信器541からレーザ
光を発射し、その反射光を受光部543で受光すること
によりシリコンウエハW表面の酸化膜の厚さを測定す
る。この測定した膜厚値は、膜厚データとして制御部3
2内のRAM323に記憶される。
【0033】なお、膜厚の測定時に一時的に支持台36
の直線方向への移動を停止させるようにすることもでき
る。また、支持台36の直線方向への移動を停止させる
場合、その停止した位置で基板載置台34を載置台回転
装置38により回転させ、シリコンウエハW表面の周方
向における複数箇所の酸化膜の厚さを測定し、その平均
値を求めるようにしてもよい。
【0034】次いで、シリコンウエハWがセンサヘッド
44の下方の測定位置に移動されると、センサヘッド4
4がセンサ位置調節手段48によってシリコンウエハW
側に移動され、シリコンウエハW表面の酸化膜とのギャ
ップ寸法があらかじめ設定された所定の値になるように
調節される。なお、このギャップ寸法は、C−V特性等
の電気特性の測定精度を高めるための実験的に求めた適
切値に設定されるものであり、センサ本体442の電気
特性測定用電極とシリコンウエハW裏面との間の静電容
量Ctがあらかじめ定められた所定の範囲内の値(例え
ば、12pFを中心とした値)になるように設定され
る。
【0035】ただし、シリコンウエハW表面の酸化膜の
厚さが酸化炉の処理条件等の変動により設定値よりも厚
くなっていると、静電容量Ctを上記の所定の範囲内の
値に設定できない場合が生じるので、膜厚測定器22に
より得られた膜厚データが基準値を超えている場合に
は、自動的に静電容量Ctを上記の値よりも低い範囲内
の値(例えば、10pFを中心とした値)に設定変更
し、この設定変更した値になるように上記ギャップ寸法
が調整される。
【0036】次いで、シリコンウエハWのC−V特性が
測定される。このC−V特性を測定するにあたっては、
まず、図略の電圧供給源からシリコンウエハWの表裏間
に印加するバイアス電圧を変化させ、センサ本体442
の電気特性測定用電極とシリコンウエハW裏面との間の
上記バイアス電圧に対応する静電容量Ctがインピーダ
ンスメータ26で測定される。このインピーダンスメー
タ26で測定された静電容量Ctは、電気特性測定用電
極とシリコンウエハW表面の酸化膜とのギャップの静電
容量Cgと、酸化膜の静電容量Ciと、シリコンウエハ
Wの静電容量Csとの直列合成容量である。なお、静電
容量Ctは、載置台回転装置38と支持台駆動装置40
とによりシリコンウエハWのセンサヘッド44との対向
位置を移動させ、シリコンウエハWの複数箇所について
測定される。
【0037】一方、シリコンウエハWのC−V特性は、
酸化膜の静電容量Ciと、シリコンウエハWの静電容量
Csとの直列合成容量Ctaの電圧依存性を表すもので
あるので、上記静電容量Ctの値から電気特性測定用電
極とシリコンウエハWの酸化膜とのギャップの静電容量
Cgを減算することにより合成容量Ctaを得、それに
よりシリコンウエハWのC−V特性を得る。そして、こ
のC−V特性から、酸化膜の膜厚値を含む既知の計算式
に基づき、酸化膜の評価を行うためのフラット・バンド
電圧VFBやNaイオン数NFB等が測定制御部32の評価
算出手段321bで算出される。このNaイオン数NFB
やフラット・バンド電圧VFBは、制御部32内のRAM
323に記憶される。
【0038】なお、電気特性測定用電極とシリコンウエ
ハWの酸化膜とのギャップの静電容量Cgは次のように
して得ることができる。すなわち、電気特性測定用電極
とシリコンウエハWの酸化膜とのギャップ寸法がレーザ
発信器56から発射されたレーザ光のセンサ本体442
の底面442aで反射された光量を測定することにより
得られるので、このギャップ寸法、電気特性測定用電極
の面積及び空気の誘電率から計算により得ることができ
る。また、Naイオン数NFBやフラット・バンド電圧V
FB等を算出するためには酸化膜の静電容量Ciの値が必
要であるが、この酸化膜の静電容量Ciは、酸化膜の膜
厚値を用いて既知の計算式に基づき算出される。
【0039】次いで、支持台36が支持台駆動装置40
により移動されることにより基板載置台34が測定位置
から窓部50の位置に移動される。このとき、配管42
の電磁バルブ421が開けられて基板載置台34への負
圧の供給が停止されることによりシリコンウエハWの真
空保持が解除される一方、窓部50のシャッタが開いて
移載ロボットのハンドHDが窓部50を介して内部に挿
入され、シリコンウエハWはハンドHDにより把持され
て測定室20の外部に搬出される。
【0040】図4は、本発明の別の実施形態に係る基板
評価装置の概略構成を示す図である。すなわち、この図
4に示す基板評価装置70は、ハウジング80を備え、
このハウジング80の内部に、シリコンウエハWの電気
特性を測定してシリコンウエハWの評価を行う基板評価
部82と、前工程とのインターフェース部を構成する搬
送手段84と、搬送手段84上に沿って前工程とハウジ
ング80内との間を往復移送されるカセット台86と、
ハウジング80内に移送されたカセット台86と基板評
価部82の間に配設される搬送ロボット90と、基板評
価部82と搬送ロボット90の間に配設された膜厚セン
サ92とが収納されて構成されている。
【0041】ハウジング80は、前工程側(図中の左
側)に扉801を有しており、この扉801は、例え
ば、前工程からカセット台86がハウジング80内に搬
入された後に閉じられ、それ以外のときは開けられた状
態となるように、図略の制御部により開閉制御されるよ
うになっている。
【0042】基板評価部82は、図1に示す基板評価装
置10とは膜厚センサ54を測定室20の外部に配設し
た点でのみ異なり、他の構成は全く同一のものである。
そのため、同一の構成部材については同一の符号を用い
ることにより、全体の図示とその詳細な説明を省略す
る。なお、図4に示す実施形態では、膜厚センサは上記
のように符号92で示しており、この膜厚センサ92は
膜厚センサ54と全く同一の構成になるものである。
【0043】カセット台86は、上部にシリコンウエハ
Wを収納するカセット861が取り付けられている。こ
のカセット861は、カセット台86の内部に配設され
たモータ862によりカセット台86上で回転可能とな
っており、ハウジング80内部では開口部861aが搬
送ロボット90側に向くようになっている。
【0044】搬送ロボット90は、先端にシリコンウエ
ハWの外周面を把持するハンド941を有するアーム9
4と、アーム94を直線運動させると共に、ハンド94
1を駆動するモータやギア等からなる第1の駆動部96
と、アーム94を回転運動させるモータやギア等からな
る第2の駆動部98とを備えている。
【0045】この搬送ロボット90は、ハンド941で
シリコンウエハWを把持してカセット861から取り出
すと共に、そのシリコンウエハWを基板評価部82の測
定室20の窓部50を介して測定室20内部の基板載置
台34上に移載する一方、電気特性の測定の終了した基
板載置台34上のシリコンウエハWをハンド941で把
持し、窓部50を介して測定室20外部に取り出すと共
に、カセット台86上のカセット861に収納する。な
お、搬送ロボット90は、基板評価部82の制御部32
により基板評価部82の動作と同期をとって制御される
ようになっている。
【0046】膜厚センサ92は、半導体レーザ発信器9
21(膜厚センサ54の半導体レーザ発信器541に相
当するもの)と、偏光板922(膜厚センサ54の偏光
板542に相当するもの)と、受光部923(膜厚セン
サ54の受光部543に相当するもの)とを備えると共
に、カセット861から基板載置台34に至るシリコン
ウエハWの搬送経路(すなわち、搬送ロボット90のハ
ンド941の移動経路)に対応する位置に配設されてい
る。
【0047】上記のように構成された基板評価装置70
は、カセット861内のシリコンウエハWを搬送ロボッ
ト90のハンド941で把持して測定室20内部に搬入
して基板載置台34上に移載する。なお、測定室20内
部に搬入する手前で、膜厚センサ92のレーザ発信器9
21からレーザ光が発射され、シリコンウエハWからの
反射光が偏光板922を介して受光部923で受光され
る結果、膜厚測定器22により搬送途中のシリコンウエ
ハW表面の酸化膜の厚さが測定される。
【0048】この膜厚データは、図1に示す基板評価装
置10の場合と同様に、センサヘッド44の位置調節、
フラット・バンド電圧VFBやNaイオン数NFBの算出等
の後工程で利用される。なお、膜厚の測定時に一時的に
アーム94の動きを停止させるようにしてもよい。ま
た、膜厚センサ92は、鎖線で示すカセット台86と搬
送ロボット90との間や、図示はしていないが搬送ロボ
ット90の上方に配設するようにすることもできる。
【0049】基板載置台34に搬送されたシリコンウエ
ハWは、ノッチセンサ52により基準位置に設定された
後、基板載置台34により搬出入位置から電気特性の測
定位置であるセンサヘッド44の下方位置に搬送され、
図1に示す基板評価装置10の場合と同様にしてC−V
特性が測定され、そのC−V特性から酸化膜の評価を行
うためのフラット・バンド電圧VFBやNaイオン数NFB
等が算出される。C−V特性の測定が終了したシリコン
ウエハWは、測定位置から搬出入位置に戻され、搬送ロ
ボット90によりカセット861に収納される。カセッ
ト861に収納されたC−V特性の測定の終了したシリ
コンウエハWは、搬送手段84により扉801部からハ
ウジング80の外部に搬出される。
【0050】本発明の基板評価装置10,70は、上記
のようにシリコンウエハW表面の酸化膜の厚さを測定す
るための膜厚測定器22を一体に備えているので、測定
により得られた膜厚データをセンサヘッド44の位置調
節、C−V特性等の電気特性の測定等の後工程において
直接利用することができ、短時間で酸化膜評価を行うこ
とができるようになる。
【0051】また、従来のように、酸化処理工程で処理
されたシリコンウエハWを膜厚測定工程に運び込み、膜
厚測定の終了したシリコンウエハWを基板評価工程に運
び込む必要がなく、しかも、シリコンウエハWの載置さ
れた基板載置台34を搬出入位置から測定位置へ移動す
る途中、あるいは、シリコンウエハWを測定室20外部
の基板載置台34から離間した離間位置から測定室20
内部の基板載置台34に搬送する途中で酸化膜の厚さを
測定することができる結果、膜厚測定工程から基板評価
工程に至る工程を簡素化することができてロスタイムを
可及的に削減することができる。
【0052】なお、上記実施形態では、シリコンウエハ
Wの電気特性としてC−V特性を測定するようにしたも
のであるが、C−t特性等の他の電気特性や電気特性以
外の他の特性を測定することも可能である。また、測定
対象は、シリコンウエハWだけに限るものではなく、表
面に薄膜の形成された基板であれば種々の基板について
その基板を評価するための電気特性を測定することが可
能である。
【0053】また、上記実施形態では、膜厚測定器とし
て偏光解析法を利用して構成したものを採用している
が、これに限るものではなく、例えば、光干渉式のもの
であってもよい。なお、偏光解析法を利用したもので
も、従来の膜厚測定器は大きなガスレーザ等を用いて構
成したものであるため、基板評価装置に一体的に組み込
むことは困難で基板評価装置と一体化するという発想は
生じなかったが、近年に至ってレーザ発信器、偏光板を
回転させるモータ等が小型化されるようになった結果、
基板評価装置との一体化が可能となったものである。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、制御手段の制御によって電気特性測定部で
基板の電気特性の測定を行う際に膜厚測定部で測定され
た膜厚データを直接利用でき、膜厚測定から基板評価に
至る工程を簡素化することができる。
【0055】また、請求項2に係る発明によれば、膜厚
測定部で測定された膜厚データと電気特性測定部で測定
された電気特性データとに基づいて、評価算出手段によ
り基板の評価を自動的に行うことができ、膜厚測定から
基板評価に至る工程を簡素化することができる。
【0056】また、請求項3に係る発明によれば、基板
に対して所定の距離を隔てて対向配置されているセンサ
部と基板との距離が膜厚測定部で測定された膜厚データ
に基づいて相対的に変更されるので、基板の表面に形成
された薄膜の厚さに応じて適切な距離で電気特性を測定
することができる。
【0057】また、請求項4に係る発明によれば、基板
が搬出入される搬出入位置から基板の電気特性が測定さ
れる測定位置に至る基板載置台の移動経路で、膜厚測定
部が基板の表面の薄膜の厚さを測定しているので、膜厚
測定にかかる時間と電気特性の測定にかかる時間とを効
率的に削減することができる。
【0058】また、請求項5に係る発明によれば、基板
載置台から離間した離間位置から基板載置台に至る基板
の搬送経路で、膜厚測定部が基板の表面の薄膜の厚さを
測定しているので、膜厚測定にかかる時間と電気特性の
測定にかかる時間とを効率的に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る基板評価装置の概略構
成を示す図である。
【図2】図1に示す基板評価装置に適用されるノッチセ
ンサを説明するための図である。
【図3】図1に示す基板評価装置の測定室内にシリコン
ウエハを搬入する状態を説明するための図である。
【図4】本発明の別の実施形態に係る基板評価装置の概
略構成を示す図である。
【符号の説明】
10,70 基板評価装置 20 測定室 22 膜厚測定器 24 光量測定器 26 インピーダンスメータ 28 位置制御装置 30 真空源 32 制御部 34 基板載置台 38 載置台回転装置 40 支持台駆動装置 44 センサヘッド 48 センサ位置調節手段 50 窓部 54,92 膜厚センサ 90 搬送ロボット 321 CPU 321a 変更手段 321b 評価算出手段 W シリコンウエハ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に薄膜が形成された基板を評価する
    ための基板評価装置であって、 基板に形成された薄膜の厚さを測定する膜厚測定部と、 基板の電気特性を測定する電気特性測定部と、 前記膜厚測定部で測定された膜厚データを利用して前記
    電気特性測定部に基板の電気特性を測定させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする基板評価装置。
  2. 【請求項2】 表面に薄膜が形成された基板を評価する
    ための基板評価装置であって、 基板に形成された薄膜の厚さを測定する膜厚測定部と、 基板の電気特性を測定する電気特性測定部と、 前記膜厚測定部で測定された膜厚データと前記電気特性
    測定部で測定された基板の電気特性データとに基づい
    て、基板の評価を行う評価算出手段と、 を備えたことを特徴とする基板評価装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の基板評
    価装置において、 前記電気特性測定部は、基板に対して所定の距離を隔て
    て対向配置されるセンサ部と、前記膜厚測定部で測定さ
    れた膜厚データに基づいて、基板と前記センサ部との距
    離を相対的に変更させる変更手段と、を備えたことを特
    徴とする基板評価装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の基板評価装置において、 基板を載置させる基板載置台と、 基板が搬出入される搬出入位置と基板の電気特性が測定
    される測定位置との間で前記基板載置台を移動させる駆
    動手段と、をさらに備え、 前記膜厚測定部は、前記搬出入位置から前記測定位置に
    至る前記基板載置台の移動経路に対応する位置に配置さ
    れていることを特徴とする基板評価装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の基板評価装置において、 基板の電気特性が測定される測定位置において基板を載
    置させる基板載置台と、 前記基板載置台から離間した離間位置と前記基板載置台
    との間で基板を搬送させる搬送手段と、をさらに備え、 前記膜厚測定部は、前記離間位置から前記基板載置台に
    至る基板の搬送経路に対応する位置に配置されているこ
    とを特徴とする基板評価装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005311229A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 比誘電率測定方法および比誘電率測定装置
JP2006339665A (ja) * 2000-10-12 2006-12-14 Ebara Corp 半導体基板製造装置
KR101058388B1 (ko) * 2007-02-08 2011-08-22 주식회사 엘지화학 이차전지 검사 장치
JP2011166172A (ja) * 2011-05-18 2011-08-25 Lintec Corp 検査装置及びシート貼付装置

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