JPH10106838A - 積層型電子部品 - Google Patents

積層型電子部品

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JPH10106838A
JPH10106838A JP26058296A JP26058296A JPH10106838A JP H10106838 A JPH10106838 A JP H10106838A JP 26058296 A JP26058296 A JP 26058296A JP 26058296 A JP26058296 A JP 26058296A JP H10106838 A JPH10106838 A JP H10106838A
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JP
Japan
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electrode
external
electronic component
multilayer electronic
laminate
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JP26058296A
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English (en)
Inventor
Ken Takaoka
建 高岡
Yutaka Komatsu
裕 小松
Kazuhiko Takenaka
一彦 竹中
Masashi Morimoto
正士 森本
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コイル電極と外部電極との間に発生する浮遊容
量を小さくして、高周波領域において、挿入損失が大き
くて高周波特性に優れた積層型電子部品を提供すること
にある。 【解決手段】積層型電子部品は、六面体からなるセラミ
ック積層体は、内部にコイル状に巻回された内部電極を
有しており、この積層体の端部に前記内部電極の端部に
電気的に接続されるとともに、この積層体の一つの角部
の頂点に繋がる三面に跨がって外部電極が形成されてお
り、前記内部電極が前記積層体の六面のそれぞれの面に
透視されてできる透視面積に対して、前記それぞれの面
に形成された前記外部電極と前記透視面積とが重なる重
なり面積の比がそれぞれ25%以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミック積層体
内部にインダクタ、あるいは、インダクタ及びキャパシ
タが構成された積層型電子部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の積層型電子部品は、図1
1、図12に示すように構成されている。第1従来例の
積層型電子部品1は、図11に示されるように、コイル
状に巻回される内部電極になるコイル電極2(2a、2
b、2c、2d)が形成されたセラミックグリーンシー
ト、コイル電極2a〜2dを電気的に接続するためにス
ルーホール2e〜2gが形成されたそれぞれのセラミッ
クグリーンシート及び内部アース電極3が形成されたセ
ラミックグリーンシートがX方向に積層されて、圧着さ
れて、焼成された積層体に、その両端部に外部電極4、
5が形成されるとともに、積層体の表面に外部アース電
極6が形成されたものである。
【0003】コイル電極2a、2b、2c及び2dは、
それぞれの端部がスルーホール2e、2f及び2gを介
して導通されてコイル状に巻回されたインダクタを構成
し、さらに、インダクタの両端部が外部電極4、5にそ
れぞれ導通している。外部電極4、5は、積層体の対向
する一対の端面及び端面につながる周側面近傍を覆うよ
うに形成される。
【0004】外部アース電極6は内部アース電極3と電
気的に接続されるとともに、外部電極4、5と独立して
設けられる。内部アース電極3は隣合うコイル電極2
b、2cとの間に発生する静電容量によって、キャパシ
タを構成する。
【0005】次に、図12に示した第2従来例の積層型
電子部品1について説明する。積層型電子部品11は、
図11と比較すれば分かるように、セラミックグリーン
シートの積層方向及びコイルの巻回方向を除いて同様で
あるため、同様の機能部分については同様の符号を付し
て、詳細な説明を省略する。
【0006】積層型電子部品11は、コイル電極12
(12a、12b、12c、12d)が形成されたセラ
ミックグリーンシート、スルーホール12e〜12gが
形成されたそれぞれのセラミックグリーンシート及び内
部アース電極13が形成されたセラミックグリーンシー
トがY方向に積層された積層体に、その両端部に外部電
極14、15と、表面に外部アース電極16が形成され
たものである。
【0007】コイル電極12a、12b、12c及び1
2dは、それぞれの端部がスルーホール12e、12f
及び12gを介して導通されてコイル状に巻回されたイ
ンダクタを構成しており、その両端部が外部電極14、
15にそれぞれ導通している。外部電極14、15は、
積層体の対向する一対の端面及び端面のつながる周側面
近傍を覆うように形成される。
【0008】外部アース電極16は内部アース電極13
と電気的に接続されるとともに、外部電極14、15と
独立して設けられる。内部アース電極13は隣合うコイ
ル電極12b、12cとの間に発生する静電容量によっ
て、キャパシタを構成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1従
来例の積層型電子部品1において、コイル電極2を外部
電極4が形成された左側面A3に透視することによって
できる透視面積は、外部電極4にすべて重なる。同様
に、コイル電極2を外部電極5が形成された右側面B3
に透視することによってできる透視面積は外部電極5に
すべて重なる。
【0010】また、第2従来例の積層型電子部品11に
おいても第1従来例と同様に、左側面A3及び右側面B
3に形成された外部電極14、15にコイル電極12の
透視面積はすべて重なる。
【0011】したがって、従来の積層型電子部品1、1
1はコイル電極2、12と外部電極4、5、14、15
との間に発生する浮遊容量が大きく、高周波領域におい
て挿入損失が小さくなるという問題点を有していた。
【0012】本発明の目的は、上述の問題点を解消すべ
くなされたもので、コイル電極と外部電極との間に発生
する浮遊容量を小さくするようにして、高周波領域にお
いてインピーダンスを大きくし、挿入損失特性が大きい
高周波特性に優れた積層型電子部品を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の積層型電子部品においては、六面体からな
るセラミック積層体は、内部にコイル状に巻回された内
部電極を有しており、前記積層体の端部に前記内部電極
の端部に電気的に接続されるとともに、この積層体の一
つの角部の頂点に繋がる三面に跨がって外部電極が形成
されており、前記内部電極が前記積層体の六面のそれぞ
れの面に透視されてできる透視面積に対して、前記三面
の各面に形成された前記外部電極と前記透視面積とが重
なる重なり面積の比が、それぞれ25%以下である。
【0014】また、六面体からなるセラミック積層体は
内部にコイル状に巻回された内部電極を有しており、前
記積層体の端部に、前記内部電極の端部に電気的に接続
されるとともに、この積層体の一つの稜線に繋がる四面
に跨がって外部電極が形成されており、前記内部電極が
前記積層体の六面のそれぞれの面に透視されてできる透
視面積に対して、前記四面の各面に形成された前記外部
電極と前記透視面積とが重なる重なり面積の比が、それ
ぞれ25%以下である。
【0015】より好ましくは、前記積層体の表面に外部
アース電極が独立して形成される。さらに、前記積層体
の内部に内部アース電極が前記外部アース電極と電気的
に導通して形成される。さらにまた、前記積層体の内部
にキャパシタ電極が前記内部アース電極と対向して形成
されており、前記コイル状の内部電極とキャパシタ電極
が適宜電気的に接続されてLCフィルターを構成してい
る。
【0016】これにより、コイル電極と外部電極との間
に発生する浮遊容量を小さくできるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による第1の実施の形態に
ついて、図1〜図4にもとづいて詳細に説明する。但
し、前述の第1従来例と同一部分については、同一の符
号を付し、詳細な説明を省略する。なお、第1従来例と
は外部電極が異なる。
【0018】積層型電子部品21は、六面体のセラミッ
ク積層体からなり、その内部にコイル電極2及び内部ア
ース電極3を備え、外部には外部電極24、25及び外
部アース電極6を備えている。
【0019】外部電極24は、この積層体の角部Aを構
成する互いに略直交する3つの面(上面A1、正面A2
及び左側面A3)にその角部Aを含む角部A近傍に形成
されるとともに、外部電極24がコイル電極2の一方端
部に導通する。
【0020】外部電極25は、外部電極24と同様に、
この積層体の上面A1において角部Aに対向する角部B
を構成する互いに略直交する3つの面(上面A1、背面
B2及び右側面B3)にその角部Bを含む角部B近傍に
形成されるとともに、外部電極25がコイル電極2の他
方端部に導通する。外部アース電極6は外部電極24、
25と独立して設けられる。
【0021】図2は、外部アース電極6を除去した状態
の積層型電子部品21の平面図を示し、積層型電子部品
21の上面A1から透視したコイル電極2を実線で示
す。図2から理解できるように、積層型電子部品21の
上面A1に形成された外部電極24と重なるコイル電極
2はコイル電極2aの一部であり、また、上面A1に形
成された外部電極25と重なるコイル電極2はコイル電
極2dの一部及びスルーホール2gの一部である。な
お、積層型電子部品21の上面A1に対向する下面には
外部電極24、25が形成されていないため、下面に透
視したコイル電極2は外部電極24、25と重ならな
い。
【0022】図3は、外部アース電極6を除去した状態
の積層型電子部品21の正面図を示し、積層型電子部品
21の正面A2から透視したコイル電極2を実線で示
し、正面A2に対向する背面B2に形成された外部電極
25を破線で示す。図3から理解できるように、積層型
電子部品21の正面A2に形成された外部電極24と重
なるコイル電極2はコイル電極2a及びスルーホール2
eの一部であり、また、積層型電子部品21の背面B2
に形成された外部電極25と重なるコイル電極2はコイ
ル電極2d及びスルーホール2gの一部である。
【0023】図4は、積層型電子部品21の右側面図を
示し、積層型電子部品21の右側面B3から透視したコ
イル電極2を実線で示し、右側面B3に対向する左側面
A3に形成された外部電極24を破線で示す。図4から
理解できるように、積層型電子部品21の右側面B3に
形成された外部電極25と重なるコイル電極2はコイル
電極2dの一部であり、また、積層型電子部品21の左
側面A3に形成された外部電極24と重なるコイル電極
2はコイル電極2aの一部である。
【0024】なお、積層型電子部品21は、内部アース
電極3及び外部アース電極6を備えることによって、コ
イル電極2との間で静電容量を形成している。積層型電
子部品21において静電容量を小さくする場合には、内
部アース電極3が削除される。さらに、静電容量を小さ
くする場合には、外部アース電極6が削除される。
【0025】本発明による第2の実施の形態について、
図5に基づいて説明する。但し、前述の第2従来例と同
一部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省
略する。なお、第2従来例とは外部電極が異なる。
【0026】積層型電子部品31は、六面体のセラミッ
ク積層体からなり、その内部にコイル電極12(12
a、12b、12c、12d)及び内部アース電極13
を備え、外部には外部電極34、35及び外部アース電
極16を備えている。なお、12e、12f、12gは
コイル電極12a〜12dを電気的に接続するスルーホ
ールである。
【0027】外部電極34、35は、図1に示した積層
型電子部品21と同様に、一対の角部A及びBを含む角
部A,B近傍に形成され、それぞれの外部電極34、3
5がコイル電極2の両端部に導通する。外部アース電極
16は外部電極34、35と独立して設けられる。
【0028】なお、積層型電子部品31は、上述の積層
型電子部品21と同様に、所望の静電容量にするため
に、適宜内部アース電極13及び外部アース電極16を
削除することができる。
【0029】次に、本発明による第3の実施の形態につ
いて、図6にもとづいて詳細に説明する。但し、前述の
第1の実施の形態と同一部分については、同一の符号を
付し、詳細な説明を省略する。図1と比較すれば分かる
ように、積層型電子部品41は積層体の内部にさらにキ
ャパシタ電極47(47a、47b)を備えるものであ
る。
【0030】積層型電子部品41は、六面体のセラミッ
ク積層体からなり、その内部にコイル電極2及び内部ア
ース電極3並びにキャパシタ電極47を備え、外部には
外部電極24、25及び外部アース電極6を備えてい
る。
【0031】セラミック積層体は、図1〜図4に示した
ものと同様に、コイル電極2a〜2dが形成されたセラ
ミックグリーンシート、スルーホール2e〜2gが形成
されたセラミックグリーンシート、内部アース電極3が
形成されたセラミックグリーンシート及びキャパシタ電
極47a、47bが形成されたセラミックグリーンシー
トがX方向に積層されたものである。
【0032】キャパシタ電極47a、47bは、内部ア
ース電極3の両主面にそれぞれ対向して静電容量を形成
するとともに、スルーホール2fを介してコイル2に接
続されている。
【0033】なお、キャパシタ電極47はスルーホール
2fを介してコイル電極2に導通されているが、積層体
の表面にさらに独立して外部導通電極(図示せず)を形
成し、この外部導通電極を介してキャパシタ電極47を
コイル電極2に導通することができる。この場合、コイ
ル電極2の端部は外部導通電極に接続できるように積層
体の表面まで延設される。
【0034】次に、本発明による第4の実施の形態につ
いて、図7にもとづいて詳細に説明する。但し、前述の
第1の実施の形態と同一部分については、同一の符号を
付し、詳細な説明を省略する。図1と比較すれば分かる
ように、積層型電子部品51は外部電極が積層体の稜線
M、Nに繋がる四面に跨がって形成されたものである。
積層型電子部品51は、六面体のセラミック積層体か
らなり、その内部にコイル電極2及び内部アース電極3
を備え、外部には外部電極54、55及び外部アース電
極6を備えている。
【0035】外部電極54は、この積層体の稜線Mに繋
がる4つの面(上面A1、正面A2、左側面A3及び下
面B1)にその稜線Mを含む稜線M近傍に形成されると
ともに、外部電極54がコイル電極2の一方端部に導通
する。
【0036】外部電極55は、外部電極54と同様に、
この積層体の稜線Mに対向する稜線Nに繋がる4つの面
(上面A1、下面B1、背面B2及び右側面B3)にそ
の稜線Nを含む稜線N近傍に形成されるとともに、外部
電極55がコイル電極2の他方端部に導通する。
【0037】なお、上述の図1に示した積層型電子部品
21は、図2〜図4から理解できるように、積層体の六
面のそれぞれにコイル電極2を透視してできる透視面積
に対して、積層体の六面それぞれに形成された外部電極
24、25とその面に透視された透視面積とが重なる重
なり面積の比は、六面それぞれにおいて25%以下であ
る。また、図5、図6及び図7に示した積層型電子部品
31、41及び51においても、積層型電子部品21と
同様に、重なり面積の比は六面それぞれにおいて25%
以下である。さらに、上述の実施の形態を種々に組み合
わせて積層型電子部品を構成することができる。
【0038】
【実施例】実施例1として、図1に示した積層型電子部
品21を準備した。この積層体のサイズが幅2.0m
m、奥行1.25mm、高さ1.0mmになるように構
成し、次に積層体に、平面図、正面図及び右側面図にお
けるコイル電極2の透視面積に対して透視面積と外部電
極24、25とが重なる重なる面積の比が表1になるよ
う外部電極24、25を形成した。実施例1の挿入損失
を測定した結果を図10に記す。
【0039】実施例2として、実施例1と積層方向が異
なるが同じサイズの積層体に外部電極34、35を形成
して図5に示した積層型電子部品31を準備した。実施
例1と同様に実施例2の重なり面積の比を表1に、挿入
損失を図10に記す。
【0040】比較例1として、実施例1と同じ積層体
に、図11に示した外部電極4、5を形成した積層型電
子部品1を準備した。上述と同様に、比較例1の重なり
面積の比を表1に、挿入損失を図10に記す。
【0041】比較例2として、実施例2と同じ積層体
に、図12に示した外部電極14、15を形成した積層
型電子部品11を準備した。上述と同様に、比較例2の
重なり面積の比を表1に、挿入損失を図10に記す。
【0042】比較例3として、実施例2と同じ積層体
に、図8に示した外部電極34a、35aを形成した積
層型電子部品31aを準備した。上述と同様に、比較例
3の重なり面積の比を表1に、挿入損失を図10に記
す。なお、比較例3は、図5に示した積層型電子部品3
1に形成された外部電極34、35の面積を広くしたも
のである。
【0043】比較例4として、実施例2と同じ積層体
に、図9に示した外部電極34b、35bを形成した積
層型電子部品31bを準備した。上述と同様に、比較例
4の重なり面積の比を表1に、挿入損失を図10に記
す。なお、比較例4は、比較例3と同様に外部電極34
b、35bの面積が異なるものである。
【0044】
【表1】
【0045】図10を見れば分かるように、積層型電子
部品は自己共振点より低い周波数において同じ減衰量で
あるが、自己共振点より高い周波数において実施例1及
び実施例2の減衰量に比較して、比較例1〜比較例4の
減衰量が小さい。つまり、実施例1及び実施例2が比較
例1〜比較例4より高周波特性に優れている。これは、
表1が示しているように、外部電極の位置及び形成面積
によるもので、積層型電子部品の各面において、コイル
電極の透視面積に対して透視面積と外部電極とが重なる
重なり面積は25%以下が好ましい。
【0046】なお、本発明に係る積層型電子部品は前記
実施の形態に限定するものでなく、その要旨の範囲内、
例えば、積層型電子部品の大きさ、コイルの巻き数及び
巻き方向、外部電極の位置、内部アース電極の位置及び
大きさ並びに積層枚数等について任意に変えることがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による積層型
電子部品では、外部電極を形成する面及び面積をセラミ
ック積層体の各面について規制することによって、外部
電極とコイル電極との間に発生する浮遊容量を小さくす
ることができ、積層型電子部品の挿入損失が大きくな
り、高周波数領域まで使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の積層型電子部
品21の斜視図である。
【図2】外部アース電極を除く図1の平面透視図であ
る。
【図3】外部アース電極を除く図1の正面透視図であ
る。
【図4】内部アース電極を除く図1の右側面透視図であ
る。
【図5】本発明に係る第2の実施の形態の積層型電子部
品31の斜視図である。
【図6】本発明に係る第3の実施の形態の積層型電子部
品41の斜視図である。
【図7】本発明に係る第4の実施の形態の積層型電子部
品51の斜視図である。
【図8】比較例3の積層型電子部品の斜視図である。
【図9】比較例4の積層型電子部品の斜視図である。
【図10】本発明による挿入損失を示す図である。
【図11】第1従来例の積層型電子部品の斜視図であ
る。
【図12】第2従来例の積層型電子部品の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 コイル電極 3 内部アース電極 6 外部アース電極 21 積層型電子部品 24、25 外部電極 47 キャパシタ電極 A、B 角部 M、N 稜線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 正士 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 六面体からなるセラミック積層体は内部
    にコイル状に巻回された内部電極を有しており、 前記積層体の端部に、前記内部電極の端部に電気的に接
    続されるとともに、この積層体の一つの角部の頂点に繋
    がる三面に跨がって外部電極が形成されており、 前記内部電極が前記積層体の六面のそれぞれの面に透視
    されてできる透視面積に対して、前記三面の各面に形成
    された前記外部電極と前記透視面積とが重なる重なり面
    積の比が、それぞれ25%以下であることを特徴とする
    積層型電子部品。
  2. 【請求項2】 六面体からなるセラミック積層体は内部
    にコイル状に巻回された内部電極を有しており、 前記積層体の端部に、前記内部電極の端部に電気的に接
    続されるとともに、この積層体の一つの稜線に繋がる四
    面に跨がって外部電極が形成されており、 前記内部電極が前記積層体の六面のそれぞれの面に透視
    されてできる透視面積に対して、前記四面の各面に形成
    された前記外部電極と前記透視面積とが重なる重なり面
    積の比が、それぞれ25%以下であることを特徴とする
    請求項1に記載の積層型電子部品。
  3. 【請求項3】 前記積層体の表面に、さらに外部アース
    電極が独立して形成されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の積層型電子部品。
  4. 【請求項4】 前記積層体の内部に、さらに内部アース
    電極が前記外部アース電極と電気的に導通して形成され
    ていることを特徴とする請求項3に記載の積層型電子部
    品。
  5. 【請求項5】 前記積層体の内部に、さらにキャパシタ
    電極が前記内部アース電極と対向して形成されており、 前記コイル状の内部電極とキャパシタ電極が適宜電気的
    に接続されてLCフィルターを構成していることを特徴
    とする請求項4に記載の積層型電子部品。
JP26058296A 1996-10-01 1996-10-01 積層型電子部品 Pending JPH10106838A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7099645B2 (en) 2001-12-25 2006-08-29 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Multilayer LC filter
JP2016039334A (ja) * 2014-08-11 2016-03-22 太陽誘電株式会社 積層電子部品
CN113257510A (zh) * 2020-02-07 2021-08-13 Tdk株式会社 线圈部件

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