JPH10106707A - 給電部のジョイント方法およびその装置 - Google Patents

給電部のジョイント方法およびその装置

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JPH10106707A
JPH10106707A JP25663296A JP25663296A JPH10106707A JP H10106707 A JPH10106707 A JP H10106707A JP 25663296 A JP25663296 A JP 25663296A JP 25663296 A JP25663296 A JP 25663296A JP H10106707 A JPH10106707 A JP H10106707A
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
power supply
concave portion
energized
pressing member
Prior art date
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Pending
Application number
JP25663296A
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English (en)
Inventor
Yukiyoshi Yamakoshi
行芳 山越
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Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続部の動きをスムーズにすると共に通電可
能電流量をアップすることのできる給電部のジョイント
方法およびその装置を提供する。 【解決手段】 一方の端子5の凹部と他方の端子9の球
体部11が押え部材35により圧接されているので、通
電可能且つ互いに回転・揺動自在である。非通電時に
は、駆動装置29が押え部材35を介して一方の端子5
の凹部7と他方の端子9の球体部11を軽く押えるの
で、通電可能且つ互いに回転・揺動自在である。通電時
には、駆動装置29が押え部材35を介して一方の端子
5の凹部7と他方の端子9の球体部11を強く押付ける
ので、接触面積が増大して通電可能電気量がアップす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は給電部のジョイン
ト方法およびその装置に係り、さらに詳しくは、電流を
通しながら一方の端子に対して他方の端子を相対的に回
転自在に支持する給電部のジョイント方法およびその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5を参照するに、従来の給電部のジョ
イント装置101では、一方の端子である可動端子10
3の先端に球体105を設け、他方の端子である固定端
子107の先端にスプリング109を設け、このスプリ
ング109を介して通電のための揺動接点111を前記
球体105に圧接することにより電通を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、スプリング109により揺
動接点111を球体105に圧接させていることから、
球体105の動きが悪く可動端子103のスムーズな動
きが得られないため使用しにくいという問題があった。
また、圧接力を強く調整することができないため、通電
可能電流が制限されるという問題があった。さらに、球
体105と揺動接点111との間における摩擦による接
触抵抗が変化するため、通電可能電流量が変化するとい
う問題があった。
【0004】また、接触点において摩擦熱が発生するた
め、これを冷却するための装置が必要となるという問題
があった。
【0005】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、接続部の動きをスム
ーズにすると共に通電可能電流量をアップすることので
きる給電部のジョイント方法およびその装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の給電部のジョイント方法
は、相対的に回転可能な二つの端子を接続する給電部の
ジョイント方法であって、一方の端子に設けられた円錐
状の凹部に他方の端子に設けられた導体である球体部を
嵌合させ、非通電時には押え部材により前記球体部が前
記凹部から離脱しない程度に支持し、通電時には前記押
え部材を介して前記球体部を前記一方の端子に強く圧接
させることを特徴とするものである。
【0007】従って、非通電時には一方の端子の凹部と
他方の端子の球体部が互いに軽く接触して離脱しないよ
うになっているので、電流が流れると共に互いに回転お
よび揺動できる。通電時には一方の端子の凹部と他方の
端子の球体部が互いに強く押付けられているので、接触
面積が増加して通電可能電気量がアップする。
【0008】請求項2による発明の給電部のジョイント
装置は、接続部分に円錐状の凹部を有する一方の端子
と、前記凹部に嵌合する導体である球体部を接続部分に
有する他方の端子と、前記球体部を前記凹部に押付ける
押え部材と、この押え部材を駆動する駆動装置と、を備
えてなることを特徴とするものである。
【0009】従って、一方の端子の凹部と他方の端子の
球体部が押え部材により圧接されているので、通電可能
且つ互いに回転および揺動自在である。
【0010】請求項3による発明の給電部のジョイント
装置は、請求項2記載の駆動装置が、通電時には前記押
え部材を介して前記球体部を前記凹部に強く押えつける
べく作用すると共に、非通電時には前記球体部が前記凹
部から脱落しない程度に軽く押えるべく作用するもので
あることを特徴とするものである。
【0011】従って、非通電時には駆動装置が押え部材
を介して一方の端子の凹部と他方の端子の球体部を軽く
押えるので、通電可能且つ互いに回転・揺動自在であ
る。また、通電時には、駆動装置が押え部材を介して一
方の端子の凹部と他方の端子の球体部を強く押さえつけ
るので、接触面積が増大して通電可能電気量がアップす
る。
【0012】請求項4による発明の給電部のジョイント
装置は、請求項2または3記載の駆動装置が、流体シリ
ンダーであることを特徴とするものである。
【0013】従って、流体シリンダーによる駆動力を調
整して押え部材により球体部を押えて適当な圧接力を得
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて説明する。
【0015】図1〜図4には、この発明に係る給電部の
ジョイント装置1が示されている。図1〜図4におい
て、プレート3の上面(図1中上面)には一方の端子と
して銅製の給電プレート5が取付けられている。この給
電プレート5の上面には円錐状凹部7が設けられてお
り、この円錐状凹部7に他方の端子としての可動側端子
9が設けられている。
【0016】前記可動側端子9は、下端部に球体部とし
ての銅製の給電用ボール11を有し、この給電用ボール
11の上側にはシャフト13を介して接続プレート15
を有している。この接続プレート15には、接続用の穴
17が設けられている。
【0017】前記プレート3の下面には、断面U字状の
ブラケット19がボルト21により固定されており、こ
のブラケット19に設けられているヒンジ23により鉄
製の下圧接プレート25が図1において上下方向に回動
自在に設けられている。
【0018】前記プレート3の上面には、駆動装置であ
るアクチュエータとしての例えばエアーホース27から
の圧縮空気により作動するエアシリンダー29(流体シ
リンダ)が設けられており、このエアシリンダー29の
アクチュエータ31の下端は前記プレート3を貫通して
前記下圧接プレート25先端部分上面に当接している。
【0019】また、下圧接プレート25の基端部分に
は、前記プレート3を貫通するボールジョイント33が
下圧接プレート25を吊下げるようにして設けられてお
り、ボールジョイント33の上部は、押え部材としての
鉄製の上圧接プレート35に取付けられている。
【0020】前記上圧接プレート35は、前記プレート
3の上面に設けられている一対のブラケット37間のヒ
ンジ39により図1において上下方向へ回動自在に設け
られている。この上圧接プレート35の中央部分には、
厚さ方向の中央付近から上下両方向へ口を広げる円錐台
状の貫通穴41が設けられている。前記給電用ボール1
1は上圧接プレート35と給電プレート5との間に挟ま
れており、給電用ボール11から伸びるシャフト13が
上圧接プレート35を貫通して上方へ伸びている。
【0021】従って、非通電時にはエアシリンダー29
をオフとすることにより、給電用ボール11は給電プレ
ート5と上圧接プレート35との間にゆるやかに挟持さ
れた状態となるので、給電用ボール11のシャフト13
は所定の角度内において自由に揺動および回転できる。
【0022】一方、通電時にはエアシリンダー29がオ
ンとなリ、アクチュエータ31が下方へ押出されて下圧
接プレート25の右端部(図1中右端部)を下方へ押し
下げる。このため、下圧接プレート25はヒンジ23を
回転中心として図1中時針方向へ回動し、てこの原理に
よりボールジョイント33を介して上圧接プレート35
の左端部を下方へ強力に下げる。
【0023】これにより上圧接プレート35はヒンジ3
9を中心として反時針方向へ回動し、てこの原理により
給電用ボール11に強力に圧接される。同時に給電用ボ
ール11は給電プレート5にも強力に圧接される。この
ため、給電用ボール11は上圧接プレート35および給
電プレート5と円形の面接触あるいは線接触をすること
になる。
【0024】以上の結果から、非通電時にはエアシリン
ダー29がオフとなって給電用ボール11を押さえつけ
ないため、可動側端子9は所定の範囲内で自由に揺動お
よび回転することができる。
【0025】また、通電時にはエアシリンダー29がオ
ンとなって給電用ボール11を圧接するので、圧接力が
大きくなって通電可能電流量を大きくとることができ
る。さらに、給電用ボール11と上圧接プレート35お
よび給電プレート5との接触部が線接触あるいは面接触
となるので接触面積が大きくなリ、発熱を抑えることが
できる。これにより別個に冷却装置を設ける必要がなく
なる。
【0026】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる給電部のジョイント方法では、非通電時には一方の
端子の凹部と他方の端子の球体部が互いに軽く接触して
離脱しないようになっているので、電流が流れると共に
互いに回転揺動できる。通電時には一方の端子の凹部と
他方の端子の球体部が互いに強く押付けて接触面積を増
加させることができるので、通電可能電気量をアップさ
せることができる。
【0028】請求項2の発明による給電部のジョイント
装置では、一方の端子の凹部と他方の端子の球体部が押
え部材により圧接されているので、通電可能且つ両端子
は互いに回転・揺動できる。
【0029】請求項3の発明による給電部のジョイント
装置では、非通電時には駆動装置が押え部材を介して一
方の端子の凹部と他方の端子の球体部を軽く押付けるの
で、通電可能且つ互いに回転・揺動自在である。通電時
には、駆動装置が押え部材を介して一方の端子の凹部と
他方の端子の球体部を強く押付けて接触面積を増大させ
るので、通電可能電気量をアップさせることができる。
【0030】請求項4の発明による給電部のジョイント
装置では、流体シリンダーによる駆動力を調整して押え
部材により球体部を押えるので、適当な圧接力を得て通
電電気量と回転・揺動可能性のバランスをとることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る給電部のジョイント装置の一実
施の形態を示す正面図である。
【図2】図1中II方向から見た平面図である。
【図3】図1中III 方向から見た左側面図である。
【図4】図1中IV方向から見た右側面図である。
【図5】従来より使用されている給電部のジョイント装
置の一例である。
【符号の説明】
1 給電部のジョイント装置 5 一方の端子 7 凹部 9 他方の端子 11 球体部 29 エアシリンダー(駆動装置) 35 上圧接プレート(押え部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に回転可能な二つの端子を接続す
    る給電部のジョイント方法であって、一方の端子に設け
    られた円錐状の凹部に他方の端子に設けられた導体であ
    る球体部を嵌合させ、非通電時には押え部材により前記
    球体部が前記凹部から離脱しない程度に支持し、通電時
    には前記押え部材を介して前記球体部を前記一方の端子
    に強く圧接させることを特徴とする給電部のジョイント
    方法。
  2. 【請求項2】 接続部分に円錐状の凹部を有する一方の
    端子と、前記凹部に嵌合する導体である球体部を接続部
    分に有する他方の端子と、前記球体部を前記凹部に押付
    ける押え部材と、この押え部材を駆動する駆動装置と、
    を備えてなることを特徴とする給電部のジョイント装
    置。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置が、通電時には前記押え部
    材を介して前記球体部を前記凹部に強く押えつけるべく
    作用すると共に、非通電時には前記球体部が前記凹部か
    ら脱落しない程度に軽く押えるべく作用するものである
    ことを特徴とする請求項2記載の給電部のジョイント装
    置。
  4. 【請求項4】 前記駆動装置が、液体シリンダーである
    ことを特徴とする請求項2または3記載の給電部のジョ
    イント装置。
JP25663296A 1996-09-27 1996-09-27 給電部のジョイント方法およびその装置 Pending JPH10106707A (ja)

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JPH10106707A true JPH10106707A (ja) 1998-04-24

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ID=17295315

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JP (1) JPH10106707A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8172625B2 (en) 2007-09-12 2012-05-08 Autonetworks Technologies, Ltd Spherical terminal with guide groove

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8172625B2 (en) 2007-09-12 2012-05-08 Autonetworks Technologies, Ltd Spherical terminal with guide groove

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