JPH10104651A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
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- JPH10104651A JPH10104651A JP25573996A JP25573996A JPH10104651A JP H10104651 A JPH10104651 A JP H10104651A JP 25573996 A JP25573996 A JP 25573996A JP 25573996 A JP25573996 A JP 25573996A JP H10104651 A JPH10104651 A JP H10104651A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- wiring pattern
- display device
- driving
- electrode substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F2201/00—Constructional arrangements not provided for in groups G02F1/00 - G02F7/00
- G02F2201/42—Arrangements for providing conduction through an insulating substrate
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極基板に直接搭載された駆動回路の電極基
板にパターン形成される配線の低抵抗化により、駆動回
路の駆動特性を向上し、大容量、高精細でありながら表
示装置の信頼性を向上し、高品位の高い画像を得る。 【解決手段】 電極基板10の裏面10bに形成される
裏面配線パターン20から第2のスルーホール22を介
し、電極基板の電極形成面10aに搭載される信号線駆
動IC14に信号を供給する事により、電極基板10の
額縁領域Bを増大する事無く裏面配線パターン20ひい
ては電極形成面10aに形成される配線パターン18を
低抵抗化し、信号線駆動IC及びゲート線駆動ICの駆
動特性向上を図る。
板にパターン形成される配線の低抵抗化により、駆動回
路の駆動特性を向上し、大容量、高精細でありながら表
示装置の信頼性を向上し、高品位の高い画像を得る。 【解決手段】 電極基板10の裏面10bに形成される
裏面配線パターン20から第2のスルーホール22を介
し、電極基板の電極形成面10aに搭載される信号線駆
動IC14に信号を供給する事により、電極基板10の
額縁領域Bを増大する事無く裏面配線パターン20ひい
ては電極形成面10aに形成される配線パターン18を
低抵抗化し、信号線駆動IC及びゲート線駆動ICの駆
動特性向上を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置、プ
ラズマ表示装置等の平面表示装置に係り、特に画素電極
を駆動する駆動回路に電源や信号を供給するための配線
パターンを改良する表示装置に関する。
ラズマ表示装置等の平面表示装置に係り、特に画素電極
を駆動する駆動回路に電源や信号を供給するための配線
パターンを改良する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、表示装置のうち、コンピュータの
端末等に用いるものとして、プラズマ表示装置(以下P
DPと略称する。)、液晶表示装置(以下LCDと略称
する。)等の平面表示装置が実用化されており、これら
PDP或いはLCDにあっては、その表示に用いられる
電極を駆動する薄膜トランジスタ(以下TFTと略称す
る。)等のスイッチング素子を駆動するための駆動回路
を有するが、従来これら駆動回路は、テープキャリアパ
ッケージ(以下TCPと略称する。)化され、ガラス基
板に接続する方法が一般的であった。
端末等に用いるものとして、プラズマ表示装置(以下P
DPと略称する。)、液晶表示装置(以下LCDと略称
する。)等の平面表示装置が実用化されており、これら
PDP或いはLCDにあっては、その表示に用いられる
電極を駆動する薄膜トランジスタ(以下TFTと略称す
る。)等のスイッチング素子を駆動するための駆動回路
を有するが、従来これら駆動回路は、テープキャリアパ
ッケージ(以下TCPと略称する。)化され、ガラス基
板に接続する方法が一般的であった。
【0003】一方、表示装置の大容量化及び高速、高精
細化に伴い、スイッチング素子が増大されるのに伴い、
TCPの面積が大きくなり、精度の面から作成が困難に
なると共に、TCPの接続ピッチの微細化にも限界を生
じ、ひいては実装領域が増大され表示装置の小型化の妨
げとなっていた。
細化に伴い、スイッチング素子が増大されるのに伴い、
TCPの面積が大きくなり、精度の面から作成が困難に
なると共に、TCPの接続ピッチの微細化にも限界を生
じ、ひいては実装領域が増大され表示装置の小型化の妨
げとなっていた。
【0004】このため、TCPを用いること無く、電極
基板を構成するガラス基板の表示領域周囲に、ICチッ
プ化された駆動回路をそのまま直接搭載したり内蔵する
実装方式の実用化も計られている。このようなICチッ
プを搭載する実装方式にあっては、入力信号や電圧を駆
動回路に入力するための配線は、ガラス基板とは別のフ
レキシブル・プリント基板(FPC)等の外部基板を接
続して行なう場合もあるが、このFPCを用いる装置に
あっては、表示装置の大容量化、高速化、高精細化に伴
いFPCの接続枚数が増大されると、接続不良の発生が
増大し、歩留まりの低下による生産性の低下を生じる惧
れがあると共に、FPCとガラス基板が、駆動回路への
入力部分で接続されるのみである事から、その接続強度
が弱く、搬送の際にも更に接続不良を発生してしまい生
産性を低減してしまう等の問題を生じていた。
基板を構成するガラス基板の表示領域周囲に、ICチッ
プ化された駆動回路をそのまま直接搭載したり内蔵する
実装方式の実用化も計られている。このようなICチッ
プを搭載する実装方式にあっては、入力信号や電圧を駆
動回路に入力するための配線は、ガラス基板とは別のフ
レキシブル・プリント基板(FPC)等の外部基板を接
続して行なう場合もあるが、このFPCを用いる装置に
あっては、表示装置の大容量化、高速化、高精細化に伴
いFPCの接続枚数が増大されると、接続不良の発生が
増大し、歩留まりの低下による生産性の低下を生じる惧
れがあると共に、FPCとガラス基板が、駆動回路への
入力部分で接続されるのみである事から、その接続強度
が弱く、搬送の際にも更に接続不良を発生してしまい生
産性を低減してしまう等の問題を生じていた。
【0005】このため、FPCを用いる事無く図10に
示すように、ガラス基板1の表示領域Aの周囲の額縁領
域B上に電源や信号を入力する配線パターン2を直接形
成し、ICチップ化された駆動回路3に信号を入力する
装置の実用化が計られていた。
示すように、ガラス基板1の表示領域Aの周囲の額縁領
域B上に電源や信号を入力する配線パターン2を直接形
成し、ICチップ化された駆動回路3に信号を入力する
装置の実用化が計られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
基板上に直接配線パターンを形成する装置にあっては、
FPCに比し良好な接続は得られるものの、表示装置の
大容量化、高速化、高精細化の要求に伴い、これらの要
求を実現するために、ガラス基板1上に形成される配線
パターン2の配線抵抗を低抵抗化する事が強く要求され
ている。この配線パターンの低抵抗化は、配線パターン
の幅を太くしたり、配線を厚くしたり、配線抵抗の低い
配線材料にて配線する事が有効となるが、従来ガラス基
板の額縁領域の配線パターンは、信頼性向上のため、ガ
ラス基板の薄膜フォトリソグラフィ技術を用いて行な
う、表示領域の製造工程と同時に形成する事から、配線
厚さ、或いは配線材料に制約を生じてしまっていた。
基板上に直接配線パターンを形成する装置にあっては、
FPCに比し良好な接続は得られるものの、表示装置の
大容量化、高速化、高精細化の要求に伴い、これらの要
求を実現するために、ガラス基板1上に形成される配線
パターン2の配線抵抗を低抵抗化する事が強く要求され
ている。この配線パターンの低抵抗化は、配線パターン
の幅を太くしたり、配線を厚くしたり、配線抵抗の低い
配線材料にて配線する事が有効となるが、従来ガラス基
板の額縁領域の配線パターンは、信頼性向上のため、ガ
ラス基板の薄膜フォトリソグラフィ技術を用いて行な
う、表示領域の製造工程と同時に形成する事から、配線
厚さ、或いは配線材料に制約を生じてしまっていた。
【0007】従って上記制約の下で配線パターンの抵抗
値を下げるには配線幅を太くするしか無いあるが、通常
表示装置はその外形サイズが決まっており、又、表示装
置の小型軽量化のためにも額縁領域の縮小化が要求され
る事から、配線幅にも限度があり、配線を所望の抵抗値
に低抵抗化しきれず、駆動回路に誤動作を生じ、表示む
らや階調不良を生じてしまい、画像のその表示品位が低
下されるという問題を生じていた。
値を下げるには配線幅を太くするしか無いあるが、通常
表示装置はその外形サイズが決まっており、又、表示装
置の小型軽量化のためにも額縁領域の縮小化が要求され
る事から、配線幅にも限度があり、配線を所望の抵抗値
に低抵抗化しきれず、駆動回路に誤動作を生じ、表示む
らや階調不良を生じてしまい、画像のその表示品位が低
下されるという問題を生じていた。
【0008】そこで本発明は上記課題を除去するもの
で、ガラス基板の額縁領域を拡大すること無く、ガラス
基板上に直接形成される配線パターンの低抵抗化を図
り、駆動回路の誤動作を防止し、表示村や階調不良を生
じる事無く良好な表示品位を得ることの出来る表示装置
を提供する事を目的とする。
で、ガラス基板の額縁領域を拡大すること無く、ガラス
基板上に直接形成される配線パターンの低抵抗化を図
り、駆動回路の誤動作を防止し、表示村や階調不良を生
じる事無く良好な表示品位を得ることの出来る表示装置
を提供する事を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、電極を有する一対の電極基板の電極形成面
を対向配置してなり、表示領域にて画像表示を行う表示
装置において、前記一対の電極基板の少なくとも一方の
電極基板の額縁領域に設けられ前記電極を駆動する駆動
回路と、この駆動回路を有する前記電極基板の前記電極
形成面の反対の面に形成され前記駆動回路を駆動するた
めの裏面配線パターンと、前記電極基板の断面方向に形
成され前記裏面配線パターン及び前記駆動回路の入力端
子を接続する接続手段とを設け得るものである。
するために、電極を有する一対の電極基板の電極形成面
を対向配置してなり、表示領域にて画像表示を行う表示
装置において、前記一対の電極基板の少なくとも一方の
電極基板の額縁領域に設けられ前記電極を駆動する駆動
回路と、この駆動回路を有する前記電極基板の前記電極
形成面の反対の面に形成され前記駆動回路を駆動するた
めの裏面配線パターンと、前記電極基板の断面方向に形
成され前記裏面配線パターン及び前記駆動回路の入力端
子を接続する接続手段とを設け得るものである。
【0010】又本発明は上記課題を解決するために、電
極を有する一対の電極基板の電極形成面を対向配置して
なり、表示領域にて画像表示を行う表示装置において、
前記一対の電極基板の少なくとも一方の電極基板の額縁
領域に設けられ前記電極を駆動する駆動回路と、この駆
動回路を有する前記電極基板の前記電極形成面の反対の
面に形成され前記駆動回路を駆動するための裏面配線パ
ターンと、前記電極基板の断面方向に形成され前記裏面
配線パターン及び前記駆動回路の入力端子を接続する接
続手段と、前記駆動回路を有する前記電極基板の前記裏
面配線パターン形成面と同一面に設けられ外部入力信号
を前記駆動回路信号に変換するインターフェース回路と
を設けるものである。
極を有する一対の電極基板の電極形成面を対向配置して
なり、表示領域にて画像表示を行う表示装置において、
前記一対の電極基板の少なくとも一方の電極基板の額縁
領域に設けられ前記電極を駆動する駆動回路と、この駆
動回路を有する前記電極基板の前記電極形成面の反対の
面に形成され前記駆動回路を駆動するための裏面配線パ
ターンと、前記電極基板の断面方向に形成され前記裏面
配線パターン及び前記駆動回路の入力端子を接続する接
続手段と、前記駆動回路を有する前記電極基板の前記裏
面配線パターン形成面と同一面に設けられ外部入力信号
を前記駆動回路信号に変換するインターフェース回路と
を設けるものである。
【0011】そしてこの様な構成により本発明は、駆動
回路に信号を入力する裏面配線パターンを電極基板の駆
動回路と反対の面に設け、電極基板の断面方向に形成さ
れる接続手段を経由して裏面配線パターンからの信号を
駆動回路に入力する事により、電極基板の額縁面積を増
大する事無く配線パターンの低抵抗化を図る事により駆
動回路を良好に駆動し、大容量でありながら高精細な画
質を有する表示装置の表示品位の向上を図るものであ
る。更に駆動回路を駆動するための構成部品を、構成部
品用の基板を用いる事無く電極基板の駆動回路と反対の
面に直接取着する事により、電極基板への構成部品用の
基板の接続が不要となり、接続回数の低減により製造時
の信頼性向上を図れ、ひいては歩留まり向上を図ると共
に、更に電極基板の額縁領域の拡大を防止し、装置の表
示面に占める表示領域の割合を大きくし、更に大画面高
品質な表示装置の提供を図るものである。
回路に信号を入力する裏面配線パターンを電極基板の駆
動回路と反対の面に設け、電極基板の断面方向に形成さ
れる接続手段を経由して裏面配線パターンからの信号を
駆動回路に入力する事により、電極基板の額縁面積を増
大する事無く配線パターンの低抵抗化を図る事により駆
動回路を良好に駆動し、大容量でありながら高精細な画
質を有する表示装置の表示品位の向上を図るものであ
る。更に駆動回路を駆動するための構成部品を、構成部
品用の基板を用いる事無く電極基板の駆動回路と反対の
面に直接取着する事により、電極基板への構成部品用の
基板の接続が不要となり、接続回数の低減により製造時
の信頼性向上を図れ、ひいては歩留まり向上を図ると共
に、更に電極基板の額縁領域の拡大を防止し、装置の表
示面に占める表示領域の割合を大きくし、更に大画面高
品質な表示装置の提供を図るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図3を参照して説明する。図1は、無アルカ
リガラス上にTFT(図示せず)にて駆動される電極
(図示せず)がマトリクス状に配列されるアレイ基板1
0と、共通電極(図示せず)が形成される対向基板11
とを、間隙を設けてシール剤8にて貼り合わせ、間隙に
液晶組成物12を封入してなる透過型のLCD13の断
面を示し、アレイ基板10の表示領域A周囲の額縁領域
Bの電極形成面10aには、図示しないTFTの信号線
或いは走査線に接続される駆動回路である信号線駆動I
C14、及びゲート線駆動IC16が搭載されている。
を図1乃至図3を参照して説明する。図1は、無アルカ
リガラス上にTFT(図示せず)にて駆動される電極
(図示せず)がマトリクス状に配列されるアレイ基板1
0と、共通電極(図示せず)が形成される対向基板11
とを、間隙を設けてシール剤8にて貼り合わせ、間隙に
液晶組成物12を封入してなる透過型のLCD13の断
面を示し、アレイ基板10の表示領域A周囲の額縁領域
Bの電極形成面10aには、図示しないTFTの信号線
或いは走査線に接続される駆動回路である信号線駆動I
C14、及びゲート線駆動IC16が搭載されている。
【0013】アレイ基板10の電極形成面10aには、
動作周波数65MHzのデジタルドライバICからなる
信号線駆動IC14、走査線駆動IC16を作動する外
部からの電圧や走査信号を入力するFPC17が接続さ
れ更に、FPC17からの信号をゲート線駆動IC16
に入力するための配線パターン18が形成される一方、
アレイ基板10の電極形成面10aと反対の裏面10b
には、FPC17からの信号を信号線駆動IC14に入
力するための裏面配線パターン20が形成され、アレイ
基板10に形成される接続配線である第1のスルーホー
ル21を介しFPC17及び裏面配線パターン20が接
続される一方、接続配線である第2のスルーホール22
を介し裏面配線パターン20及び信号線駆動IC14の
短辺に導通する補助配線パターン23が接続されてい
る。
動作周波数65MHzのデジタルドライバICからなる
信号線駆動IC14、走査線駆動IC16を作動する外
部からの電圧や走査信号を入力するFPC17が接続さ
れ更に、FPC17からの信号をゲート線駆動IC16
に入力するための配線パターン18が形成される一方、
アレイ基板10の電極形成面10aと反対の裏面10b
には、FPC17からの信号を信号線駆動IC14に入
力するための裏面配線パターン20が形成され、アレイ
基板10に形成される接続配線である第1のスルーホー
ル21を介しFPC17及び裏面配線パターン20が接
続される一方、接続配線である第2のスルーホール22
を介し裏面配線パターン20及び信号線駆動IC14の
短辺に導通する補助配線パターン23が接続されてい
る。
【0014】次にアレイ基板10の配線パターン18、
裏面配線パターン20及び補助配線パターン23の製造
方法について述べる。先ず、アレイ基板10を構成する
0.7mm厚さの無アルカリガラスに、YAGレーザに
より、第1及び第2のスルーホール21、22となる上
部直径が100μm、下部直径が75μmの穴を開け、
そこにパラジウム(Pd)活性化処理を行い、無電解ニ
ッケル(Ni)メッキを3μm、金(Au)の置換メッ
キを50nm行う。次にアレイ基板の両面に10a、1
0bにモリブデン−タングステン合金(以下MoWと略
称する。)を成膜した後パターニングし表示領域Aにゲ
ート線をパターニングすると共に額縁領域Bに配線パタ
ーン18、裏面配線パターン20及び補助配線パターン
23の1層目をパターニングする。
裏面配線パターン20及び補助配線パターン23の製造
方法について述べる。先ず、アレイ基板10を構成する
0.7mm厚さの無アルカリガラスに、YAGレーザに
より、第1及び第2のスルーホール21、22となる上
部直径が100μm、下部直径が75μmの穴を開け、
そこにパラジウム(Pd)活性化処理を行い、無電解ニ
ッケル(Ni)メッキを3μm、金(Au)の置換メッ
キを50nm行う。次にアレイ基板の両面に10a、1
0bにモリブデン−タングステン合金(以下MoWと略
称する。)を成膜した後パターニングし表示領域Aにゲ
ート線をパターニングすると共に額縁領域Bに配線パタ
ーン18、裏面配線パターン20及び補助配線パターン
23の1層目をパターニングする。
【0015】次にアレイ基板10の電極形成面10a及
び裏面10bに酸化シリコン(SiO2 )からなる絶縁
膜を成膜し、表示領域Aに図示しないTFT及び画素電
極を形成する一方、アレイ基板の電極形成面10aの全
面及び裏面10bの額縁領域Bにモリブデン/アルミニ
ウム(以下Mo/Alと略称する。)を成膜した後配線
パターン18、裏面配線パターン20及び補助配線パタ
ーン23の2層目をパターニングした後、保護膜を成膜
し、額縁領域Bの電極形成面10aに配線パターン18
及び補助配線パターン23を形成する。一方、額縁領域
Bの裏面10bに、動作周波数65MHzのデジタルド
ライバICからなる信号線駆動IC14に駆動信号を入
力する、配線幅0.3μm〜1mm、配線長240m
m、であり、MoWからなる一層目の厚さ0.3μm、
Mo/Alからなる2層目の厚さが順次0.3μm/1
μmの裏面配線パターン20を形成する。
び裏面10bに酸化シリコン(SiO2 )からなる絶縁
膜を成膜し、表示領域Aに図示しないTFT及び画素電
極を形成する一方、アレイ基板の電極形成面10aの全
面及び裏面10bの額縁領域Bにモリブデン/アルミニ
ウム(以下Mo/Alと略称する。)を成膜した後配線
パターン18、裏面配線パターン20及び補助配線パタ
ーン23の2層目をパターニングした後、保護膜を成膜
し、額縁領域Bの電極形成面10aに配線パターン18
及び補助配線パターン23を形成する。一方、額縁領域
Bの裏面10bに、動作周波数65MHzのデジタルド
ライバICからなる信号線駆動IC14に駆動信号を入
力する、配線幅0.3μm〜1mm、配線長240m
m、であり、MoWからなる一層目の厚さ0.3μm、
Mo/Alからなる2層目の厚さが順次0.3μm/1
μmの裏面配線パターン20を形成する。
【0016】この後、アレイ基板10及び対向基板11
を対向してシール剤8にて貼り合わせ、液晶組成物12
を注入後、配線パターン18上にゲート線駆動IC16
の金バンプ(図示せず)を固相拡散接合により搭載し、
最上層がアルミニウム(Al)からなる補助配線パター
ン23と信号線駆動IC14上に形成した金バンプを固
相拡散接合により確実に接合し、補助配線パターン23
上にIC14を搭載し、更にFPC17を接続する。
を対向してシール剤8にて貼り合わせ、液晶組成物12
を注入後、配線パターン18上にゲート線駆動IC16
の金バンプ(図示せず)を固相拡散接合により搭載し、
最上層がアルミニウム(Al)からなる補助配線パター
ン23と信号線駆動IC14上に形成した金バンプを固
相拡散接合により確実に接合し、補助配線パターン23
上にIC14を搭載し、更にFPC17を接続する。
【0017】この様に構成すれば、信号線駆動IC14
を駆動するための配線パターンをアレイ基板10の裏面
10bに形成し、第2のスルーホール22を経て信号線
駆動IC14と接続する事により、裏面配線パターン2
0を、額縁領域Bを増大する事無く所望の配線幅及び配
線厚を有する様形成出来、その低抵抗化を図れ、信号線
駆動IC14の誤動作や、信号のなまりや遅延を防止
し、LCD13に表示むらや階調不良を生じる事が無
く、大容量、高精細でありながら、額縁領域の増大を招
く事無く良好な表示品位を得られる。
を駆動するための配線パターンをアレイ基板10の裏面
10bに形成し、第2のスルーホール22を経て信号線
駆動IC14と接続する事により、裏面配線パターン2
0を、額縁領域Bを増大する事無く所望の配線幅及び配
線厚を有する様形成出来、その低抵抗化を図れ、信号線
駆動IC14の誤動作や、信号のなまりや遅延を防止
し、LCD13に表示むらや階調不良を生じる事が無
く、大容量、高精細でありながら、額縁領域の増大を招
く事無く良好な表示品位を得られる。
【0018】更に本実施の形態に合っては、裏面配線パ
ターン20と導通する第2のスルーホール22が信号線
駆動IC14の短辺の延長上に設けられており、額縁領
域のより一層の狭小化を得られる。
ターン20と導通する第2のスルーホール22が信号線
駆動IC14の短辺の延長上に設けられており、額縁領
域のより一層の狭小化を得られる。
【0019】次に本発明の第2に実施の形態を図4乃至
図7を参照して説明する。本実施の形態は、TFT31
にて駆動されるマトリクス状の画素電極32を有すると
共に、黒色顔料を含むアクリル樹脂からなる光吸収層3
3を有して成るアレイ基板34と、共通電極36bが形
成される対向基板36を間隙を有する様シール剤37て
貼り合わせ、間隙に液晶組成物38を封入してなる反射
型のLCD40において、アレイ基板34の表示領域C
周囲の額縁領域Dの電極形成面34aには、TFT31
の図示しない信号線或いは走査線に接続される駆動回路
である信号線駆動IC41、及びゲート線駆動IC42
が搭載されている。
図7を参照して説明する。本実施の形態は、TFT31
にて駆動されるマトリクス状の画素電極32を有すると
共に、黒色顔料を含むアクリル樹脂からなる光吸収層3
3を有して成るアレイ基板34と、共通電極36bが形
成される対向基板36を間隙を有する様シール剤37て
貼り合わせ、間隙に液晶組成物38を封入してなる反射
型のLCD40において、アレイ基板34の表示領域C
周囲の額縁領域Dの電極形成面34aには、TFT31
の図示しない信号線或いは走査線に接続される駆動回路
である信号線駆動IC41、及びゲート線駆動IC42
が搭載されている。
【0020】アレイ基板34は、無アルカリガラス35
a上にアンダーコート層35bを成膜した上に、走査線
と一体的に形成されるゲート電極31b、補助容量電極
31cを有し更にゲート絶縁膜43を塗布した上にアモ
ルファスシリコンからなる半導体層45、、チャネル保
護層46、コンタクト層47、信号線の信号線電極48
a、光吸収層33、インジウム−錫酸化物(以下ITO
と略称する。)からなる画素電極32に接続されるソー
ス線電極48bを有するTFT31が形成されている。
一方、対向基板36は、無アルカリガラス36a上にブ
ラックマトリクス層50、カラーフィルタ層51が形成
された上にITOからなる共通電極36bが形成されて
いる。又、49a、49bは配向膜である。
a上にアンダーコート層35bを成膜した上に、走査線
と一体的に形成されるゲート電極31b、補助容量電極
31cを有し更にゲート絶縁膜43を塗布した上にアモ
ルファスシリコンからなる半導体層45、、チャネル保
護層46、コンタクト層47、信号線の信号線電極48
a、光吸収層33、インジウム−錫酸化物(以下ITO
と略称する。)からなる画素電極32に接続されるソー
ス線電極48bを有するTFT31が形成されている。
一方、対向基板36は、無アルカリガラス36a上にブ
ラックマトリクス層50、カラーフィルタ層51が形成
された上にITOからなる共通電極36bが形成されて
いる。又、49a、49bは配向膜である。
【0021】そしてアレイ基板34の電極形成面34a
には、第1の実施の形態と同様信号線駆動IC41、ゲ
ート線駆動IC42を作動する外部からの電圧や走査信
号を入力するFPC52が接続され更に、FPC52か
らの信号をゲート線駆動IC42に入力するための配線
パターン53が形成される一方、アレイ基板34の電極
形成面34aと反対の裏面34b全面には、FPC52
からの信号を信号線駆動IC41に入力するための裏面
配線パターン54が形成され、アレイ基板34に形成さ
れる第3のスルーホール56を介しFPC52及び裏面
配線パターン54が接続される一方、第4のスルーホー
ル57を介し裏面配線パターン54及び信号線駆動IC
41に導通する補助配線パターン58が接続されてい
る。
には、第1の実施の形態と同様信号線駆動IC41、ゲ
ート線駆動IC42を作動する外部からの電圧や走査信
号を入力するFPC52が接続され更に、FPC52か
らの信号をゲート線駆動IC42に入力するための配線
パターン53が形成される一方、アレイ基板34の電極
形成面34aと反対の裏面34b全面には、FPC52
からの信号を信号線駆動IC41に入力するための裏面
配線パターン54が形成され、アレイ基板34に形成さ
れる第3のスルーホール56を介しFPC52及び裏面
配線パターン54が接続される一方、第4のスルーホー
ル57を介し裏面配線パターン54及び信号線駆動IC
41に導通する補助配線パターン58が接続されてい
る。
【0022】ここで配線パターン53及び裏面配線パタ
ーン54は、第1の実施の形態の配線パターン18及び
裏面配線パターン20と同様に形成され、更に、アレイ
基板36及び対向基板36を対向して貼り合わせ液晶組
成物38を注入後、第1の実施の形態と同様、配線パタ
ーン53上にゲート線駆動IC42を固相拡散接合によ
り搭載し、補助配線パターン58上に信号線駆動IC4
1を固相拡散接合により搭載し、更にFPC52を接続
する。
ーン54は、第1の実施の形態の配線パターン18及び
裏面配線パターン20と同様に形成され、更に、アレイ
基板36及び対向基板36を対向して貼り合わせ液晶組
成物38を注入後、第1の実施の形態と同様、配線パタ
ーン53上にゲート線駆動IC42を固相拡散接合によ
り搭載し、補助配線パターン58上に信号線駆動IC4
1を固相拡散接合により搭載し、更にFPC52を接続
する。
【0023】この様に構成すれば、第1の実施の形態と
同様、アレイ基板34の裏面34bに裏面配線パターン
54を形成する事により、額縁領域Dを増大する事無く
配線パターン53及び裏面配線パターン54共に、所望
の配線幅及び配線厚を有する様形成出来、その低抵抗化
を図れ、信号線駆動IC41及びゲート線駆動IC42
の誤動作や、信号のなまりや遅延を防止し、表示むらや
階調不良を生じる事が無く、大容量、高精細で良好な表
示品位を有するLCD40を得られ、しかも額縁領域の
増大を招く事も無い。
同様、アレイ基板34の裏面34bに裏面配線パターン
54を形成する事により、額縁領域Dを増大する事無く
配線パターン53及び裏面配線パターン54共に、所望
の配線幅及び配線厚を有する様形成出来、その低抵抗化
を図れ、信号線駆動IC41及びゲート線駆動IC42
の誤動作や、信号のなまりや遅延を防止し、表示むらや
階調不良を生じる事が無く、大容量、高精細で良好な表
示品位を有するLCD40を得られ、しかも額縁領域の
増大を招く事も無い。
【0024】尚本発明は上記実施の形態に限られるもの
ではなく、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であ
って、例えば、表示装置は、TFT−LCDに限定され
ず、MIM(メタル/インシュレータ/メタル)−LC
D或いは単純マトリクスLCD等であっても良いし、L
CDに限らずプラズマ表示装置であっても良い。この様
な表示装置においても、駆動ICの入力抵抗は低いこと
が望ましいので、裏面配線抵抗を用い、その入力抵抗を
低減する事となる。
ではなく、その趣旨を変えない範囲での変更は可能であ
って、例えば、表示装置は、TFT−LCDに限定され
ず、MIM(メタル/インシュレータ/メタル)−LC
D或いは単純マトリクスLCD等であっても良いし、L
CDに限らずプラズマ表示装置であっても良い。この様
な表示装置においても、駆動ICの入力抵抗は低いこと
が望ましいので、裏面配線抵抗を用い、その入力抵抗を
低減する事となる。
【0025】又LCDの構造等も任意であり、第2の実
施の形態の反射型LCDにおいて、アレイ基板に光吸収
層を設けること無く、図8に示す第1の変形例の様に、
ガラス基板60の背面に反射板61を設け、更にその背
面に裏面配線パターン62を形成して成るアレイ基板6
3を用いてLCD64を形成する等しても良い。更に反
射型のLCDに合っては、アレイ基板及び対向基板をガ
ラス基板でなく、プラスチック基板上に形成しても良い
し、或いはアレイ基板をシリコンやアルミナ上に形成す
る等しても良い。
施の形態の反射型LCDにおいて、アレイ基板に光吸収
層を設けること無く、図8に示す第1の変形例の様に、
ガラス基板60の背面に反射板61を設け、更にその背
面に裏面配線パターン62を形成して成るアレイ基板6
3を用いてLCD64を形成する等しても良い。更に反
射型のLCDに合っては、アレイ基板及び対向基板をガ
ラス基板でなく、プラスチック基板上に形成しても良い
し、或いはアレイ基板をシリコンやアルミナ上に形成す
る等しても良い。
【0026】又電極基板の額縁領域に設けられる駆動I
Cと裏面配線パターンは、図9に示す第2の変形例の様
に電極基板66の側面に厚膜印刷や薄膜の成膜等により
設けられる接続配線67にて駆動IC68及び裏面配線
パターン70を接続しても良い。この様にすれば、特に
大容量の表示装置において、スルーホールの数が膨大に
なりスルーホールに面積をとられるという惧れが無い。
又、スルーホール形成工程も不要になる。尚この時電極
基板66側面に面取りを施しておけば、接続配線67の
断線防止を図れる。
Cと裏面配線パターンは、図9に示す第2の変形例の様
に電極基板66の側面に厚膜印刷や薄膜の成膜等により
設けられる接続配線67にて駆動IC68及び裏面配線
パターン70を接続しても良い。この様にすれば、特に
大容量の表示装置において、スルーホールの数が膨大に
なりスルーホールに面積をとられるという惧れが無い。
又、スルーホール形成工程も不要になる。尚この時電極
基板66側面に面取りを施しておけば、接続配線67の
断線防止を図れる。
【0027】尚、第1の実施の形態にあっては、額縁領
域の一層の狭小化のためにスルーホールを駆動ICの短
辺の延長上に設けたが、表示を妨げない範囲であれば、
スルーホールを駆動ICの長辺の延長上に設けても良い
し、駆動ICにおいてはその入出力ポートを長辺に設け
ても良い。
域の一層の狭小化のためにスルーホールを駆動ICの短
辺の延長上に設けたが、表示を妨げない範囲であれば、
スルーホールを駆動ICの長辺の延長上に設けても良い
し、駆動ICにおいてはその入出力ポートを長辺に設け
ても良い。
【0028】又、電極基板の裏面には、裏面配線パター
ンのみでなく、外部入力信号からの画像データを制御
し、駆動回路により表示装置に表示させるためコントロ
ール回路、或いは外部入力データを処理した後、駆動回
路により表示装置に表示させるための処理回路、外部の
受動素子からのデータを電気的信号を変換し駆動回路に
より表示装置に表示させるための能動素子等の電子部品
を搭載する等しても良く、特に第2の実施の形態の様な
反射型の表示装置にあっては、アレイ基板の額縁領域の
みで無く裏面全体を使用可能であることから、各種電子
部品の搭載が可能となる。尚、透過型のLCDにあって
も裏面配線を設ける領域は画像に影響を及ぼさない範囲
であれば限定されず、額縁領域からシール領域の裏面全
部と、更に表示領域のブラックマトリクス等遮光部分に
対向する裏面に設ける等しても良い。
ンのみでなく、外部入力信号からの画像データを制御
し、駆動回路により表示装置に表示させるためコントロ
ール回路、或いは外部入力データを処理した後、駆動回
路により表示装置に表示させるための処理回路、外部の
受動素子からのデータを電気的信号を変換し駆動回路に
より表示装置に表示させるための能動素子等の電子部品
を搭載する等しても良く、特に第2の実施の形態の様な
反射型の表示装置にあっては、アレイ基板の額縁領域の
みで無く裏面全体を使用可能であることから、各種電子
部品の搭載が可能となる。尚、透過型のLCDにあって
も裏面配線を設ける領域は画像に影響を及ぼさない範囲
であれば限定されず、額縁領域からシール領域の裏面全
部と、更に表示領域のブラックマトリクス等遮光部分に
対向する裏面に設ける等しても良い。
【0029】更に駆動回路の配線のいずれの配線を電極
基板の裏面に設けるかはまったく任意であり、全ての配
線を電極基板の裏面に設けても良いし、或いは配線抵抗
が大きくても駆動動作に支障の無い信号や、駆動回路間
の同期をとる信号等は、配線の低抵抗化が規制される電
極形成面側に設ける等しても良い。又、配線の構造も任
意であり、上記実施の形態においては表配線及び裏面配
線共に二層構造としたが、駆動ICや引き回しによって
は単層構造でも実現出来るし、表配線及び裏面配線二
は、LCDや駆動ICを検査する検査パッドを設けても
良い。
基板の裏面に設けるかはまったく任意であり、全ての配
線を電極基板の裏面に設けても良いし、或いは配線抵抗
が大きくても駆動動作に支障の無い信号や、駆動回路間
の同期をとる信号等は、配線の低抵抗化が規制される電
極形成面側に設ける等しても良い。又、配線の構造も任
意であり、上記実施の形態においては表配線及び裏面配
線共に二層構造としたが、駆動ICや引き回しによって
は単層構造でも実現出来るし、表配線及び裏面配線二
は、LCDや駆動ICを検査する検査パッドを設けても
良い。
【0030】又電極基板の製造方法や裏面配線パターン
の製造方法等も任意であり、スルーホールにあってはエ
ッチング法やウォータジェットの様に高圧にて液体を吹
き付けたりする等限定されないし、その大きさや形状等
任意であり、配線パターンの製造方法も限定されず、上
記実施の形態においては表配線、裏面配線共にLCDの
TFT回路を製造する際の成膜工程と同時に作成した
が、裏面配線パターンは、TFTの特性等に配慮する事
なく、配線の抵抗特性のみを考慮して、配線厚さ及び配
線幅を設定可能であり、TFTや電極の製造工程と全く
別個に形成可能であり、例えば厚膜印刷配線を用い、い
っそうの低抵抗化を図る等してもよい。この厚膜印刷と
しては、各種のペーストを使用可能であるが、例えば配
線幅100μm、配線厚さ20μmの銀ペースト等を用
い低抵抗化を図ってもよい。
の製造方法等も任意であり、スルーホールにあってはエ
ッチング法やウォータジェットの様に高圧にて液体を吹
き付けたりする等限定されないし、その大きさや形状等
任意であり、配線パターンの製造方法も限定されず、上
記実施の形態においては表配線、裏面配線共にLCDの
TFT回路を製造する際の成膜工程と同時に作成した
が、裏面配線パターンは、TFTの特性等に配慮する事
なく、配線の抵抗特性のみを考慮して、配線厚さ及び配
線幅を設定可能であり、TFTや電極の製造工程と全く
別個に形成可能であり、例えば厚膜印刷配線を用い、い
っそうの低抵抗化を図る等してもよい。この厚膜印刷と
しては、各種のペーストを使用可能であるが、例えば配
線幅100μm、配線厚さ20μmの銀ペースト等を用
い低抵抗化を図ってもよい。
【0031】尚、駆動ICも実施の形態の結晶シリコン
を用いるものではなく、アレイ基板上にポリシリコンを
作り込んだものでも良く、この場合においてもポリシリ
コンを動作させるための配線抵抗は低い方が望ましく、
裏面配線により配線の低抵抗化を実現可能となる。
を用いるものではなく、アレイ基板上にポリシリコンを
作り込んだものでも良く、この場合においてもポリシリ
コンを動作させるための配線抵抗は低い方が望ましく、
裏面配線により配線の低抵抗化を実現可能となる。
【0032】更に、電極基板の額縁領域への駆動回路の
取付け位置、或いは取付け方法も任意であり、異方性導
電膜や導電ペーストを用いて電極基板に駆動ICを取り
付けても良い。又、FPCの接続も、アレイ基板の裏面
に接続し、スルーホールを介して表配線と接続しても良
い。
取付け位置、或いは取付け方法も任意であり、異方性導
電膜や導電ペーストを用いて電極基板に駆動ICを取り
付けても良い。又、FPCの接続も、アレイ基板の裏面
に接続し、スルーホールを介して表配線と接続しても良
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
極基板に設けられる駆動回路を駆動するための配線を、
電極基板の裏面に配線してスルーホールや側面の接続配
線を介して駆動回路に接続する事により、大容量、高精
細な表示装置にあっても、材質やサイズ或いは構造等の
制約を受けること無く所望の低抵抗の配線を得ることが
出来、駆動回路にあっては良好な駆動特性を得られ、信
頼性が高く、表示品位に優れた表示装置を得られる。し
かも電極基板の額縁領域の増大を招く事が無く表示装置
の表示面に占める表示領域の割合を大きくでき、より大
画面、高精細な表示が可能となる。
極基板に設けられる駆動回路を駆動するための配線を、
電極基板の裏面に配線してスルーホールや側面の接続配
線を介して駆動回路に接続する事により、大容量、高精
細な表示装置にあっても、材質やサイズ或いは構造等の
制約を受けること無く所望の低抵抗の配線を得ることが
出来、駆動回路にあっては良好な駆動特性を得られ、信
頼性が高く、表示品位に優れた表示装置を得られる。し
かも電極基板の額縁領域の増大を招く事が無く表示装置
の表示面に占める表示領域の割合を大きくでき、より大
画面、高精細な表示が可能となる。
【0034】又、電極基板の裏面に駆動回路の配線のみ
で無く、必要な電子部品を設ければ、電極基板に電子部
品を有する別の基板を接続する必要がなく、接続工程の
低減により製造時の歩留まりが向上され、製造上の信頼
性向上を図れる。
で無く、必要な電子部品を設ければ、電極基板に電子部
品を有する別の基板を接続する必要がなく、接続工程の
低減により製造時の歩留まりが向上され、製造上の信頼
性向上を図れる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のLCDを示す概略
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のLCDを示す概略
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のアレイ基板の裏面
配線パターンを示す一部平面図である。
配線パターンを示す一部平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のLCDを示す概略
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のLCDの図4にお
ける体略断面図の一部を拡大した断面図である。
ける体略断面図の一部を拡大した断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のLCDを示す概略
平面図である。
平面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のアレイ基板の裏面
配線パターンを示す概略斜視図である。
配線パターンを示す概略斜視図である。
【図8】本発明の第1の変形例のLCDを示す概略断面
図である。
図である。
【図9】本発明の第2の変形例のLCDを示す概略断面
図である。
図である。
【図10】従来の装置におけ駆動ICを搭載したLCD
を示す概略平面図である。
を示す概略平面図である。
【符号の説明】 10…アレイ基板 10a…電極形成面 10b…裏面 11…対向基板 12…液晶組成物 13…LCD 14…信号線駆動IC 16…ゲート線駆動IC 17…FPC 18…配線パターン 20…裏面配線パターン 21…第1のスルーホール 22…第2のスルーホール 23…補助配線パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 泰淳 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内
Claims (7)
- 【請求項1】 電極を有する一対の電極基板の電極形成
面を対向配置してなり、表示領域にて画像表示を行う表
示装置において、 前記一対の電極基板の少なくとも一方の電極基板の額縁
領域に設けられ前記電極を駆動する駆動回路と、この駆
動回路を有する前記電極基板の前記電極形成面の反対の
面に形成され前記駆動回路を駆動するための裏面配線パ
ターンと、前記電極基板の断面方向に形成され前記裏面
配線パターン及び前記駆動回路の入力端子を接続する接
続手段とを具備する事を特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 接続手段が、電極基板に形成されるスル
ーホールに設けられる事を特徴とする請求項1に記載の
表示装置。 - 【請求項3】 接続手段が、電極基板側面に設けられる
事を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 【請求項4】 電極を有する一対の電極基板の電極形成
面を対向配置してなり、表示領域にて画像表示を行う表
示装置において、 前記一対の電極基板の少なくとも一方の電極基板の額縁
領域に設けられ前記電極を駆動する駆動回路と、この駆
動回路を有する前記電極基板の前記電極形成面の反対の
面に形成され前記駆動回路を駆動するための裏面配線パ
ターンと、前記電極基板の断面方向に形成され前記裏面
配線パターン及び前記駆動回路の入力端子を接続する接
続手段と、前記駆動回路を有する前記電極基板の前記裏
面配線パターン形成面と同一面に設けられ外部入力信号
を前記駆動回路入力前に変換制御する電子部品とを具備
する事を特徴とする表示装置。 - 【請求項5】 電子部品が、外部から入力された画像デ
ータを制御するコントロール回路、外部入力データを処
理する処理回路又は、受動素子からの入力信号を電気的
信号に変換する能動素子のいずれかを有する事を特徴と
する請求項4に記載の表示装置。 - 【請求項6】 接続手段が、電極基板に形成されるスル
ーホールに設けられる事を特徴とする請求項4又は請求
項5のいずれかに記載の表示装置。 - 【請求項7】 接続手段が、電極基板側面に設けられる
事を特徴とする請求項4又は請求項5のいずれかに記載
の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25573996A JPH10104651A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25573996A JPH10104651A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10104651A true JPH10104651A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17282966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25573996A Pending JPH10104651A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10104651A (ja) |
Cited By (15)
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---|---|---|---|---|
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KR100855494B1 (ko) * | 2002-06-29 | 2008-09-01 | 엘지디스플레이 주식회사 | 라인 온 글래스형 액정표시장치 |
JP2010528329A (ja) * | 2007-05-22 | 2010-08-19 | オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 照明装置およびこのような照明装置を備えるプロジェクション装置 |
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US10126615B2 (en) | 2015-12-16 | 2018-11-13 | Japan Display Inc. | Display device |
US10126581B2 (en) | 2015-12-16 | 2018-11-13 | Japan Display Inc. | Display device |
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-
1996
- 1996-09-27 JP JP25573996A patent/JPH10104651A/ja active Pending
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