JPH1010463A - 太陽光採光装置の採光プリズムの取付方法 - Google Patents
太陽光採光装置の採光プリズムの取付方法Info
- Publication number
- JPH1010463A JPH1010463A JP18270696A JP18270696A JPH1010463A JP H1010463 A JPH1010463 A JP H1010463A JP 18270696 A JP18270696 A JP 18270696A JP 18270696 A JP18270696 A JP 18270696A JP H1010463 A JPH1010463 A JP H1010463A
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- JP
- Japan
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- prism
- daylighting
- perforation
- lighting
- radial direction
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- Pending
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 採光プリズムの回転角を太陽の高度・方位に
応じて制御し、前記採光プリズムにより屈折した太陽光
が所定方向に出射するようにした太陽光採光装置におい
て、採光プリズムを保持するプリズムホルダによって採
光量が低減するのを解決する。 【解決手段】 太陽光採光装置の回転リング１２の内側
に環状リブ１２ｂを張り出させ、その上に採光プリズム
１を積載保持する取付方法により、プリズムホルダを使
用しないですむようにする。
応じて制御し、前記採光プリズムにより屈折した太陽光
が所定方向に出射するようにした太陽光採光装置におい
て、採光プリズムを保持するプリズムホルダによって採
光量が低減するのを解決する。 【解決手段】 太陽光採光装置の回転リング１２の内側
に環状リブ１２ｂを張り出させ、その上に採光プリズム
１を積載保持する取付方法により、プリズムホルダを使
用しないですむようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光を屋内の照
明等に使用するための太陽光採光装置における採光プリ
ズムの取付方法の改良に関する。
明等に使用するための太陽光採光装置における採光プリ
ズムの取付方法の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の太陽光採光装置及び採光プリズム
の取付方法について図２及び図３を参照して説明する。
図２は本発明に係る太陽光採光装置に用いられる採光プ
リズムの構成原理を示すもので、（Ａ）は太陽高度が低
い時の斜視図、（Ｂ）は太陽高度が高い時の斜視図であ
り、図３は従来の太陽光採光装置における採光プリズム
組立体を示すもので、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）
のＢ−Ｂ断面拡大図である。従来の太陽光採光装置の具
体的機構としては、例えば特開昭６１−１８０２１７号
公報に記載のものが知られている。図２は、同公報に記
載の本発明に係る太陽光採光装置に用いられる採光プリ
ズムの構成原理を示すもので、同公報に記載のものは、
図２に示すように、２枚の採光プリズムＰ1、Ｐ2を太陽
の動きに伴って各々独立に回転させるか、又は、少なく
とも１枚の採光プリズムを回転させ、出射光を所定方向
に制御するようになっている。このため一日中、太陽の
光は太陽光採光装置の直下に効率よく照射される。図３
を参照して、採光プリズム１は、外周に歯車２ａを有す
る回転リング２の上面にビス止めなどで固定される６個
の保持金具３にピン４を介して吊り下げられる３個の透
明樹脂製のプリズムホルダ５ａ、５ａ、５ｂに保持され
る。ピン４は採光プリズム１と同じ膨張係数を有するプ
リズムホルダ５ａ又は５ｂと採光プリズム１とを図３
（Ｂ）に示すように固く係合し、座金６及びピン穴４ａ
に挿入される図示しない止めピンを介して保持金具３に
吊り下げられる。保持金具３には長穴３ａが設けられ、
採光プリズム１及びプリズムホルダ５ａ、５ｂの半径方
向の膨張係数を吸収するようになっている。このように
保持された採光プリズム１は、図示しない回転駆動装置
により歯車２ａを介して回転リング２と一体に回転す
る。
の取付方法について図２及び図３を参照して説明する。
図２は本発明に係る太陽光採光装置に用いられる採光プ
リズムの構成原理を示すもので、（Ａ）は太陽高度が低
い時の斜視図、（Ｂ）は太陽高度が高い時の斜視図であ
り、図３は従来の太陽光採光装置における採光プリズム
組立体を示すもので、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）
のＢ−Ｂ断面拡大図である。従来の太陽光採光装置の具
体的機構としては、例えば特開昭６１−１８０２１７号
公報に記載のものが知られている。図２は、同公報に記
載の本発明に係る太陽光採光装置に用いられる採光プリ
ズムの構成原理を示すもので、同公報に記載のものは、
図２に示すように、２枚の採光プリズムＰ1、Ｐ2を太陽
の動きに伴って各々独立に回転させるか、又は、少なく
とも１枚の採光プリズムを回転させ、出射光を所定方向
に制御するようになっている。このため一日中、太陽の
光は太陽光採光装置の直下に効率よく照射される。図３
を参照して、採光プリズム１は、外周に歯車２ａを有す
る回転リング２の上面にビス止めなどで固定される６個
の保持金具３にピン４を介して吊り下げられる３個の透
明樹脂製のプリズムホルダ５ａ、５ａ、５ｂに保持され
る。ピン４は採光プリズム１と同じ膨張係数を有するプ
リズムホルダ５ａ又は５ｂと採光プリズム１とを図３
（Ｂ）に示すように固く係合し、座金６及びピン穴４ａ
に挿入される図示しない止めピンを介して保持金具３に
吊り下げられる。保持金具３には長穴３ａが設けられ、
採光プリズム１及びプリズムホルダ５ａ、５ｂの半径方
向の膨張係数を吸収するようになっている。このように
保持された採光プリズム１は、図示しない回転駆動装置
により歯車２ａを介して回転リング２と一体に回転す
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図３に示さ
れる従来の採光プリズム組立体においては、３本のプリ
ズムホルダが採光プリズムの表面積に占める割合は比較
的多く、採光量が低減するという問題があった。
れる従来の採光プリズム組立体においては、３本のプリ
ズムホルダが採光プリズムの表面積に占める割合は比較
的多く、採光量が低減するという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解決するために、採光プリズムの回転角を太陽の高度・
方位に応じて制御し、前記採光プリズムにより屈折した
太陽光が所定方向に出射するようにした太陽光採光装置
において、前記採光プリズムは回転リングの内周に沿っ
て内方へ張り出た環状リブに載置保持されるようになっ
ている太陽光採光装置の採光プリズムの取付方法を提供
しようとするものであり、従来のプリズムホルダを使用
しないようにするものである。
解決するために、採光プリズムの回転角を太陽の高度・
方位に応じて制御し、前記採光プリズムにより屈折した
太陽光が所定方向に出射するようにした太陽光採光装置
において、前記採光プリズムは回転リングの内周に沿っ
て内方へ張り出た環状リブに載置保持されるようになっ
ている太陽光採光装置の採光プリズムの取付方法を提供
しようとするものであり、従来のプリズムホルダを使用
しないようにするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明による太陽光採光装
置の採光プリズムの取付方法の実施の形態について図１
を参照して説明する。図１は本発明による太陽光採光装
置における採光プリズム組立体の実施の形態を示すもの
で、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）は（Ｂ）
のＣ部拡大図、（Ｄ）は（Ａ）のＡ−Ａ断面拡大図であ
る。図１において図２と同じ部品には同じ符号を付し、
異なる点のみを説明する。本発明による太陽光採光装置
の採光プリズムの取付方法は、図２に示される構成原理
に従って、採光プリズムの回転角を太陽の高度・方位に
応じて制御し、前記採光プリズムにより屈折した太陽光
が所定方向に出射するようにした太陽光採光装置におけ
るものである。図１において、外周にパーフォレーショ
ン１２ａを有する回転リング１２は内周に沿って内方に
環状リブ１２ｂが張り出され、その上に採光プリズム１
が載置され保持される。パーフォレーション１２ａは、
材料費、加工費の低減のため、例えばモジュール２の歯
車の歯切り加工をパーフォレーション（穴開けギヤ）に
して、パーフォレーションをプレスで打ち抜いたもので
ある。本実施の形態においては、パーフォレーションを
用いたものを例示したが、図３に示す従来の歯車にする
こともできる。又、採光プリズム１の直径方向外周近く
の対向する２箇所にピン１４が固く垂直に取り付けられ
て図示しない止めピンがピン穴１４ａに挿入される。一
方、回転リング１２の上面の直径方向対向位置に２個の
押さえ金具１３がビス止めなどで固定され、押さえ金具
１３の長穴１３ａに前記ピン１４が係合して、温度によ
る採光プリズム１の半径方向の膨張収縮を吸収するよう
になっている。
置の採光プリズムの取付方法の実施の形態について図１
を参照して説明する。図１は本発明による太陽光採光装
置における採光プリズム組立体の実施の形態を示すもの
で、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）は（Ｂ）
のＣ部拡大図、（Ｄ）は（Ａ）のＡ−Ａ断面拡大図であ
る。図１において図２と同じ部品には同じ符号を付し、
異なる点のみを説明する。本発明による太陽光採光装置
の採光プリズムの取付方法は、図２に示される構成原理
に従って、採光プリズムの回転角を太陽の高度・方位に
応じて制御し、前記採光プリズムにより屈折した太陽光
が所定方向に出射するようにした太陽光採光装置におけ
るものである。図１において、外周にパーフォレーショ
ン１２ａを有する回転リング１２は内周に沿って内方に
環状リブ１２ｂが張り出され、その上に採光プリズム１
が載置され保持される。パーフォレーション１２ａは、
材料費、加工費の低減のため、例えばモジュール２の歯
車の歯切り加工をパーフォレーション（穴開けギヤ）に
して、パーフォレーションをプレスで打ち抜いたもので
ある。本実施の形態においては、パーフォレーションを
用いたものを例示したが、図３に示す従来の歯車にする
こともできる。又、採光プリズム１の直径方向外周近く
の対向する２箇所にピン１４が固く垂直に取り付けられ
て図示しない止めピンがピン穴１４ａに挿入される。一
方、回転リング１２の上面の直径方向対向位置に２個の
押さえ金具１３がビス止めなどで固定され、押さえ金具
１３の長穴１３ａに前記ピン１４が係合して、温度によ
る採光プリズム１の半径方向の膨張収縮を吸収するよう
になっている。
【０００６】
【発明の効果】本発明による太陽光採光装置の採光プリ
ズムの取付方法は、上述のように構成されているので、
従来のようなプリズムホルダを使用せずにすみ、採光量
の低減が解消され、更に、外観上も好ましいものにする
ことができる。
ズムの取付方法は、上述のように構成されているので、
従来のようなプリズムホルダを使用せずにすみ、採光量
の低減が解消され、更に、外観上も好ましいものにする
ことができる。
【図１】本発明による太陽光採光装置における採光プリ
ズム組立体の実施の形態を示すもので、（Ａ）は平面
図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）は（Ｂ）のＣ部拡大図、
（Ｄ）は（Ａ）のＡ−Ａ断面拡大図である。
ズム組立体の実施の形態を示すもので、（Ａ）は平面
図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）は（Ｂ）のＣ部拡大図、
（Ｄ）は（Ａ）のＡ−Ａ断面拡大図である。
【図２】本発明に係る太陽光採光装置に用いられる採光
プリズムの構成原理を示すもので、（Ａ）は太陽高度が
低い時の斜視図、（Ｂ）は太陽高度が高い時の斜視図で
ある。
プリズムの構成原理を示すもので、（Ａ）は太陽高度が
低い時の斜視図、（Ｂ）は太陽高度が高い時の斜視図で
ある。
【図３】従来の太陽光採光装置における採光プリズム組
立体を示すもので、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の
Ｂ−Ｂ断面拡大図である。
立体を示すもので、（Ａ）は平面図、（Ｂ）は（Ａ）の
Ｂ−Ｂ断面拡大図である。
【符号の説明】 １：採光プリズム １２：回転リング １２ａ：パーフォレーション １２ｂ：環状リブ １３：押さえ金具 １３ａ：長穴 １４：ピン １４ａ：ピン穴
Claims (1)
- 【請求項１】 採光プリズムの回転角を太陽の高度・方
位に応じて制御し、前記採光プリズムにより屈折した太
陽光が所定方向に出射するようにした太陽光採光装置に
おいて、前記採光プリズムは回転リングの内周に沿って
内方へ張り出た環状リブに載置保持されるようになって
いることを特徴とする太陽光採光装置の採光プリズムの
取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18270696A JPH1010463A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 太陽光採光装置の採光プリズムの取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18270696A JPH1010463A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 太陽光採光装置の採光プリズムの取付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1010463A true JPH1010463A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=16123020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18270696A Pending JPH1010463A (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 太陽光採光装置の採光プリズムの取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1010463A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012505428A (ja) * | 2008-10-09 | 2012-03-01 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ビームの方向を制御するデバイス及び光出力デバイス |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP18270696A patent/JPH1010463A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012505428A (ja) * | 2008-10-09 | 2012-03-01 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ビームの方向を制御するデバイス及び光出力デバイス |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050719 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |