JPH10104639A - スペーサー付きカラーフィルタ及びその製造方法 - Google Patents

スペーサー付きカラーフィルタ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH10104639A
JPH10104639A JP8275508A JP27550896A JPH10104639A JP H10104639 A JPH10104639 A JP H10104639A JP 8275508 A JP8275508 A JP 8275508A JP 27550896 A JP27550896 A JP 27550896A JP H10104639 A JPH10104639 A JP H10104639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
black matrix
color filter
resin
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8275508A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Goto
哲哉 後藤
Shinichi Yamada
申一 山田
Takaharu Tsuda
敬治 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP8275508A priority Critical patent/JPH10104639A/ja
Publication of JPH10104639A publication Critical patent/JPH10104639A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一で、十分な高さのスペーサーを形成した
カラーフィルタ及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 透明基板上にブラックマトリックスを設
け、さらにその上に3原色のそれぞれの着色層を複数配
列し、かつ、前記ブラックマトリックス上に3原色のそ
れぞれの着色層のうち少なくとも2色の着色層の積層に
より形成されたスペーサー部を設けたカラーフィルタに
おいて、スペーサー部の周囲にスペーサー最上層の色と
は異なる着色層から成る堰を有することを特徴とするス
ペーサー付きカラーフィルタを提供した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンやワープ
ロ等の液晶表示装置等に用いられるカラーフィルタ及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用されているカラー液晶表示装
置は、液晶層の厚み(セルギャップ)を保持するため
に、一般に薄膜トランジスタ(TFT)や、複数の走査
電極等を具備した電極基板とカラーフィルタ側の基板と
の間にプラスチックビーズ又はガラスビーズ若しくはガ
ラスカットファイバーをスペーサーとして有する。ここ
でプラスチックビーズ等のスペーサーは散布されるた
め、電極基板とカラーフィルタ基板のどの位置(面内位
置)に配置されるか定まっていない。
【0003】特開昭56−140324、特開昭63−
82405、特開平4−93924、特開平5−196
946には、カラーフィルタを形成する着色層を重ね合
わせた構造をスペーサーとして用いた液晶表示装置が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プラスチックビーズ等
をスペーサーとして用いるカラー液晶表示素子において
は、プラスチックビーズ等のスペーサーの位置が定まっ
ておらず、画素上に位置するスペーサーによる光の散乱
や透過により液晶表示素子の表示品位が低下するという
問題がある。
【0005】プラスチックビーズ等のスぺーサーを散布
して使用する液晶表示素子には、この他にも下記の問題
がある。すなわち、スぺーサーが、球状あるいは棒状の
形状であり、セル圧着時に点又は線で接触するために、
配向膜や透明電極が破損し、表示欠陥が発生しやすいと
いう欠点がある。さらに配向膜や透明電極の破損によ
り、液晶が汚染され、液晶に印加される実効電圧が低下
しやすいという欠点もある。
【0006】また、スペーサーを均一に散布する工程が
必要であったり、あるいはスペーサーの粒度分布を高精
度に管理することが必要であることから、簡便な方法で
安定した表示品位の液晶表示素子を得ることが難しい。
【0007】これらの問題点に対して、特開昭56−1
40324、特開昭63−82405、特開平4−93
924、特開平5−196946では、2色あるいは3
色の着色層を重ね合わせた構造をスペーサーとして用い
ることが提案されている。これら開示技術で実際に得ら
れる液晶層の厚み(セルギャップ)は、着色層の1層あ
るいは2層分の厚みとなり、十分なセルギャップを持っ
た液晶表示素子を得ることが難しく、また、着色層の1
層あるいは2層分の厚みでセルギャップを保持できたと
しても着色層の厚膜化に伴う、例えば、カラーフィルタ
ー上に形成されるITO膜の耐久性の低下等が起き、満
足な信頼性を有する液晶表示装置が得られにくい。
【0008】さらに、各着色層を積層してドット状スペ
ーサーとするために特に2層目、3層目を形成する塗料
は、ある程度以上の粘度や耐レベリング性を持つ必要が
ある。これは1層目、1+2層積層により設けた土台の
上に塗布された、スペーサートップとなるべき塗膜が周
辺部に流れ込むレベリングにより他の部分よりも薄くな
るのを防ぐためである。しかしながら、高粘度でレベリ
ングしにくい塗料を用いることはカラーフィルター画面
内の膜厚均一性を損ない、着色層の高さバラツを生じ
る。着色層を積層したドット状スペーサーの高さが直接
セルギャップを決定するために、該ドット状スペーサー
の高さのバラツキは、セルギャプムラとして液晶表示装
置とした時の表示品位を著しく損なう可能性が高い。
【0009】従って、本発明の目的は、均一で、十分な
高さのスペーサーを形成したカラーフィルタ及びその製
造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、鋭意研
究の結果、スペーサーの周囲に、スペーサーを形成する
積層された最上層以外の着色層から成る堰を形成するこ
とにより、最上層の着色層を塗布した際に、たれてきた
塗料の流れが堰に食い止められてレベリングが減少し、
それによってスペーサーの高さを高くすることができ、
かつ、スペーサーの高さを均一にできることを見出し本
発明を完成した。
【0011】すなわち、本発明は、透明基板上にブラッ
クマトリックスを設け、さらにその上に3原色のそれぞ
れの着色層を複数配列し、かつ、前記ブラックマトリッ
クス上に3原色のそれぞれの着色層のうち少なくとも2
色の着色層の積層により形成されたスペーサー部を設け
たカラーフィルタにおいて、スペーサー部の周囲にスペ
ーサー最上層の色とは異なる着色層から成る堰を有する
ことを特徴とするスペーサー付きカラーフィルタを提供
する。また、本発明は、透明基板上にブラックマトリッ
クスを設け、さらにその上に3原色のそれぞれの着色層
を複数配列し、かつ、前記ブラックマトリックス上に3
原色のそれぞれの着色層のうち少なくとも2色の着色層
の積層により形成されたスペーサー部を設けたカラーフ
ィルタの製造方法において、スペーサー部の周囲にスペ
ーサー最上層の色とは異なる着色層から成る堰を設置す
る工程を含むことを特徴とするスペーサー付きカラーフ
ィルタの製造方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のカラーフィルタは、透明
基板上にブラックマトリックスを設け、さらにその上に
3原色の各着色層をそれぞれ複数配列したものである。
ブラックマトリックスとしては、樹脂及び遮光剤から成
る樹脂ブラックマトリックスが好ましい。カラーフィル
ターは3原色から成る各着色層により被覆された画素を
一絵素とし、多数の絵素により構成されている。ここで
言う、ブラックマトリックスは、各画素間に配列された
遮光領域を示し、液晶表示装置の表示コントラストを向
上させるために設けられる。
【0013】カラーフィルターに用いられる透明基板と
しては、特に限定されるものではなく、石英ガラス、ホ
ウケイ酸ガラス、アルミノケイ酸塩ガラス、表面をシリ
カコートしたソーダライムガラスなどの無機ガラス類、
有機プラスチックのフィルム又はシート等が好ましく用
いられる。
【0014】この透明基板上にブラックマトリックスが
設けられる。ブラックマトリックスは、クロム等の金属
又はそれらの酸化物等で形成してもよいが、樹脂及び遮
光剤から成る樹脂ブラックマトリックスを形成すること
がスペーサーの高さを確保する上で、また製造コストや
廃棄物処理コストの面から好ましい。この場合、ブラッ
クマトリックスに用いられる樹脂としては、特に限定さ
れないが、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン
系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリ
オレフィン系樹脂などの感光性又は非感光性の材料が好
ましく用いられる。ブラックマトリックス用樹脂は、画
素や保護膜に用いられる樹脂よりも高い耐熱性を有する
樹脂が好ましく、また、ブラックマトリックス形成後の
工程で使用される有機溶剤に耐性を持つ樹脂が好ましい
ことからポリイミド系樹脂が特に好ましく用いられる。
【0015】ここで、ポリイミド樹脂としては、特に限
定されるものではないが、通常下記一般式[I]で表さ
れる構造単位を主成分とするポリイミド前駆体(n=1
〜2)を、加熱又は適当な触媒によってイミド化したも
のが好適に用いられる。
【0016】
【化1】
【0017】また、ポリイミド系樹脂には、イミド結合
の他に、アミド結合、スルホン結合、エーテル結合、カ
ルボニル結合等のイミド結合以外の結合が含まれていて
も差支えない。
【0018】上記一般式[I] 中、R1 は少なくとも2個
以上の炭素原子を有する3価又は4価の有機基である。
耐熱性の面から、R1 は環状炭化水素、芳香族環又は芳
香族複素環を含有し、かつ、炭素数6〜30の3価又は
4価の基が好ましい。R1 の例として、フェニル基、ビ
フェニル基、ターフェニル基、ナフタレン基、ペリレン
基、ジフェニルエーテル基、ジフェニルスルホン基、ジ
フェニルプロパン基、ベンゾフェノン基、ビフェニルト
リフルオロプロパン基、シクロブチル基、シクロペンチ
ル基等が挙げられるがこれらに限定されない。
【0019】R2 は少なくとも2個以上の炭素原子を有
する2価の有機基であるが、耐熱性の面から、R2 は環
状炭化水素、芳香族環又は芳香族複素環を含有し、かつ
炭素数6〜30の2価の基が好ましい。R2 の例とし
て、フェニル基、ビフェニル基、ターフェニル基、ナフ
タレン基、ペリレン基、ジフェニルエーテル基、ジフェ
ニルスルホン基、ジフェニルプロパン基、ベンゾフェノ
ン基、ビフェニルトリフルオロプロパン基、ジフェニル
メタン基、シクロヘキシルメタン基等が挙げられるがこ
れらに限定されない。構造単位[I] を主成分とするポリ
マーは、R1 、R2 がこれらのうち各々1種から構成さ
れていてもよいし、各々2種以上から構成される共重合
体であってもよい。さらに、基板との接着性を向上させ
るために、耐熱性を低下させない範囲でジアミン成分と
して、シロキサン構造を有するビス(3−アミノプロピ
ル)テトラメチルジシロキサンなどを共重合するのが好
ましい。
【0020】構造単位[I] を主成分とするポリマーの具
体的な例として、ピロメリット酸二無水物、3,3',4,4'-
ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、3,3',4,4'-
ビフェニルトリフルオロプロパンテトラカルボン酸二無
水物、3,3',4,4'-ビフェニルスルホンテトラカルボン酸
二無水物、2,3,5-トリカルボキシシクロペンチル酢酸二
無水物等から成る群から選ばれた1種以上のカルボン酸
二無水物と、パラフェニレンジアミン、3,3'- ジアミノ
ジフェニルエーテル、4,4'- ジアミノジフェニルエーテ
ル、3,4'- ジアミノジフェニルエーテル、3,3'- ジアミ
ノジフェニルスルホン、4,4'- ジアミノジフェニルスル
ホン、4,4'- ジアミノジシクロヘキシルメタン、4,4'-
ジアミノジフェニルメタンなどの群から選ばれた1種以
上のジアミンから合成されたポリイミド前駆体が挙げら
れるが、これらに限定されない。これらのポリイミド前
駆体は公知の方法、すなわち、テトラカルボン酸二無水
物とジアミンを選択的に組み合わせ、溶媒中で反応させ
ることにより合成される。
【0021】ブラックマトリックス用の遮光剤として
は、カーボンブラック、酸化チタン、四酸化鉄等の金属
酸化物粉、金属硫化物粉、金属粉の他に、赤、青、緑色
の顔料の混合物等を用いることができる。この中でも、
特にカーボンブラックは遮光性が優れており、特に好ま
しい。分散の良い粒径の小さいカーボンブラックは主と
して茶系統の色調を呈するので、カーボンブラックに対
する補色の顔料を混合させて無彩色にするのが好まし
い。
【0022】ブラックマトリックス用の樹脂がポリイミ
ドの場合、黒色ペースト溶媒としては、通常、N−メチ
ル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、
N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド系極性溶媒、
γ−ブチロラクトンなどのラクトン系極性溶媒等が好適
に使用される。
【0023】カーボンブラックや、カーボンブラックに
対して補色の顔料等の遮光剤を分散させる方法として
は、例えば、ポリイミド前駆体溶液中に遮光剤や分散剤
等を混合させた後、三本ロール、サンドグラインダー、
ボールミルなどの分散機中で分散させる方法などがある
が、この方法に特に限定されない。また、カーボンブラ
ックの分散性向上、あるいは塗布性やレベリング性向上
のために種々の添加剤が加えられていてもよい。
【0024】樹脂ブラックマトリックスの製法として
は、黒色ペーストを透明基板上に塗布、乾燥した後に、
パターニングを行う。黒色ペーストを塗布する方法とし
ては、ディップ法、ロールコーター法、スピナー法、ダ
イコーティング法、ワイヤバーによる方法などが好適に
用いられ、この後、オーブンやホットプレートを用いて
加熱乾燥(セミキュア)を行う。セミキュア条件は、使
用する樹脂、溶媒、ペースト塗布料により異なるが、通
常60〜200℃で1〜60分加熱することが好まし
い。
【0025】このようにして得られた黒色ペースト被膜
は、樹脂が非感光性の樹脂である場合は、その上にポジ
型フォトレジストの被膜を形成した後に、また、樹脂が
感光性の樹脂である場合は、そのままかあるいは酸素遮
断膜を形成した後に、露光、現像を行う。必要に応じ
て、ポジ形フォトレジスト又は酸素遮断膜を除去し、ま
た、加熱乾燥(本キュア)する。本キュア条件は、前駆
体からポリイミド系樹脂を得る場合には、塗布量により
若干異なるが、通常200〜300℃で1〜60分加熱
するのが一般的である。以上のプロセスにより、透明基
板上にブラックマトリックスが形成される。
【0026】樹脂ブラックマトリックスの膜厚は、好ま
しくは0.5〜1.5μm、より好ましくは0.8〜
1.2μmである。この膜厚が0.5μmよりも薄い場
合には十分なセルギャップの確保が難しくなり、また、
遮光性が不十分になることからも好ましくない。一方、
膜厚が1.5μmよりも厚い場合には、遮光性は確保で
きるものの、カラーフィルターの平坦性が犠牲になり易
く、段差が生じやすい。表面段差が生じた場合、カラー
フィルタ上部に透明導電膜や液晶配向膜を形成させても
段差はほとんど軽減されず、液晶配向膜のラビングによ
る配向処理が不均一になったり、セルギャップにバラツ
キが生じたりして、液晶表示素子の表示品位が低下す
る。表面段差を小さくするためには、着色層上に透明保
護膜を設けることが有効であるが、カラーフィルタの構
造が複雑になり、製造コストが高くなる点では不利であ
る。
【0027】また、樹脂ブラックマトリックスの遮光性
は、OD値(透過率の逆数の常用対数)で表されるが、
液晶表示素子の表示品位を向上させるためには、好まし
くは2.5以上であり、より好ましくは3.0以上であ
る。また、樹脂ブラックマトリックスの膜厚の好適な範
囲を前述したが、OD値の上限は、これとの関係で定め
られるべきである。
【0028】樹脂ブラックマトリックスの反射率は、反
射光による影響を低減し液晶表示素子の表示品位を向上
させるために、400〜700nmの可視領域での視感
度補正された反射率(Y値)で2%以下が好ましく、よ
り好ましくは1%以下である。
【0029】樹脂ブラックマトリックス間には通常(2
0〜200)μmx(20〜300)μmの開口部が設
けられるが、この開口部を少なくとも被覆するように3
原色のそれぞれの着色層が複数配列される。すなわち、
1つの開口部は、3原色のいずれか1つの着色層により
被覆され、各色の着色層が複数配列される。
【0030】カラーフィルターを構成する着色層は、少
なくとも3原色の色彩を含む。すなわち、加色法により
カラー表示を行う場合は、赤(R)、緑(G)、青
(B)の3原色が選ばれ、減色法によりカラー表示を行
う場合は、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー
(Y)の3原色が選ばれる。一般には、これらの3原色
を含んだ要素を1単位としてカラー表示の絵素とするこ
とができる。着色層には、着色剤により着色された樹脂
が用いられる。
【0031】着色層に用いられる着色剤としては、有機
顔料、無機顔料、染料等を好適に用いることができ、さ
らには、紫外線吸収剤、分散剤、レベリング剤等の種々
の添加剤を添加してもよい。有機顔料としては、フタロ
シアニン系、アジレーキ系、縮合アゾ系、キナクリドン
系、アントラキノン系、ペリレン系、ペリノン系が好適
に用いられる。
【0032】着色層に用いられる樹脂としては、エポキ
シ樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等
の感光性又は非感光性の材料が好ましく用いられ、着色
剤をこれらの樹脂中に分散あるいは溶解させて着色する
ことが好ましい。感光性の樹脂としては、光分解型樹
脂、光架橋型樹脂、光重合型樹脂等のタイプがあり、特
にエチレン不飽和結合を有するモノマ、オリゴマ又はポ
リマと紫外線によりラジカルを発生する開始剤とを含む
感光性組成物、感光性ポリアミック酸組成物等が好適に
用いられる。非感光性の樹脂としては、上記の各種ポリ
マ等で現像処理が可能なものが好ましく用いられるが、
透明導電膜の製膜工程や液晶表示装置の製造工程でかか
る熱に耐えられるような耐熱性を有する樹脂が好まし
く、また、液晶表示装置の製造工程で使用される有機溶
剤への耐性を持つ樹脂が好ましいことから、ポリイミド
系樹脂が特に好ましく用いられる。ここで、好ましいポ
リイミド樹脂としては、上記した樹脂ブラックマトリッ
クスの材料として好ましく用いられるポリイミド樹脂を
挙げることができる。
【0033】着色層を形成する方法としては、樹脂ブラ
ックマトリックスを形成した基板上に塗布、乾燥した後
に、パターニングを行う。着色剤を分散又は溶解させ着
色ペーストを得る方法としては、溶媒中に樹脂と着色剤
を混合させた後、三本ロール、サンドグラインダー、ボ
ールミルなどの分散機中で分散させる方法などがある
が、この方法に特に限定されない。
【0034】着色ペーストを塗布する方法としては、黒
色ペーストの場合と同様、ディップ法、ロールコーター
法、スピナー法、ダイコーティング法、ワイヤーバーに
よる方法等が好適に用いられ、この後、オーブンやホッ
トプレートを用いて加熱乾燥(セミキュア)を行う。セ
ミキュア条件は、使用する樹脂、溶媒、ペースト塗布量
により異なるが通常60〜200℃で1〜60分加熱す
ることが好ましい。
【0035】このようにして得られた着色ペースト被膜
は、樹脂が非感光性の樹脂である場合は、その上にポジ
型フォトレジストの被膜を形成した後に、また、樹脂が
感光性の樹脂である場合は、そのままかあるいは酸素遮
断膜を形成した後に、露光、現像を行う。必要に応じ
て、ポジ型フォトレジスト又は酸素遮断膜を除去し、加
熱乾燥(本キュア)する。本キュア条件は、樹脂により
異なるが、前駆体からポリイミド系樹脂を得る場合に
は、通常200〜300℃で1〜60分加熱するのが一
般的である。以上のプロセスにより、ブラックマトリッ
クスを形成した基板上にパターニングされた着色層が形
成される。
【0036】上記のように樹脂ブラックマトリックスを
形成した基板上に第1色目の着色層を全面にわたって形
成した後に、不必要な部分をフォトリソグラフィ法によ
り除去し、所望の第1色目の着色パターンを形成する。
この場合、樹脂ブラックマトリックスの開口部を少なく
とも被覆する部分と着色層によりスペーサーを形成する
部分に着色層を残す(堰を形成する着色層については後
述)。第2色目、第3色目も同様な操作を繰り返し、樹
脂ブラックマトリックスの開口部上には1層の着色層
が、また、スペーサーには少なくとも2層の着色層が残
るように着色層を形成する。スペーサーは2層の着色層
から成っていてもよいが、十分なセルギャップを確保す
る観点から3層の着色層から成ることが好ましい。開口
部上の着色層とスペーサーを形成する着色層とは連続し
ていても、また、分離されていても差し支えない。ただ
し、カラーフィルタ上に形成するITO膜を開口部上の
着色層とスペーサー間で断線させ、カラーフィルタ側と
対向基板との導通を防止する場合は、開口部上の着色層
とスペーサーを形成する着色層とは分離・分画されてい
る方が好ましい。
【0037】本発明における3原色からなる着色層の積
層により形成されたスペーサーが樹脂ブラックマトリッ
クス上に形成されるが、スペーサーの面積や配置場所は
液晶表示素子を作製する場合にカラーフィルタと対向す
るアクティブマトリックス基板の構造に大きく影響を受
ける。そのため、対向する透明電極基板側の制約がない
場合は、スペーサーの面積や設置場所は特に限定されな
いが、画素のサイズを考えた場合、スペーサー1つ当た
りの面積は10μm2 〜1000μm2 であることが好
ましい。10μm2 よりも小さい場合は、精密なパター
ンの形成や積層が難しく、また、1000μm2 よりも
大きい場合は、スペーサー部の形状にもよるがブラック
マトリックス上に完全に配置することが難しくなる。
【0038】3原色の膜厚は、特に限定されないが、1
層当たり1〜3μmであることが好ましく、この場合の
3原色の着色層の各膜厚の合計は3〜9μmとなる。合
計膜圧が3μmよりも小さい場合には、十分なセルギャ
ップが得られず、また、9μmを超える場合には、着色
層の均一塗布が難しくなり、さらにカラーフィルタ上に
形成される透明導電膜の信頼性が低下し、好ましくな
い。
【0039】本発明のカラーフィルタを用いてセルギャ
ップを保持した場合は、例えば、3原色として、R、
G、Bを選んだ場合、Rに対してはG+B+Bk(樹脂
ブラックマトリックス)の膜厚が、Gに対してはB+R
+Bkの膜厚が、また、Bに対してはR+G+Bkの膜
厚が「スペーサーの高さ」、すなわち液晶表示装置にお
けるセルギャップに相当することになる。
【0040】本発明のカラーフィルタでは、積層された
着色層から成る上記スペーサーの周囲に、スペーサーを
構成する積層された着色層の最上層以外の着色層から成
る堰が設けられている。以下、この堰について、図面に
基づき説明する。
【0041】図1及び図2には赤色(R)の着色層を配
置した画素間に設けられたブラックマトリックス上に形
成されたスペーサーが模式的に示されている。図1はカ
ラーフィルタを上から見た平面図であり、図2は図1の
2−2’線切断部端面図である。赤色の画素10、10
間にブラックマトリックス11が設けられている。透明
基板16(図2)上に形成されたブラックマトリックス
(11)上には、下から青色(B)、緑色(G)、赤色
(R)の3色の着色層が積層されて成るスペーサー12
が設けられている(図2)。スペーサー12の周囲に
は、堰14が設けられている。図1及び図2に示す例で
は、堰14はスペーサー12を形成する3層の着色層の
最下層の着色層(B)から成る。
【0042】この堰14は、スペーサーの最下層のB層
を上記したようにフォトリソグラフィ法により形成する
際に、堰14の部分が残留するようにパターニングする
ことにより容易に形成することができる。
【0043】図3及び図4には、別の実施態様が示され
ている。図3は平面図であり、図4は図3中の4−4’
線切断部端面図である。図3及び図4に示す実施態様
は、図1及び図2に示す実施態様と類似しているので、
図1及び図2に示すカラーフィルタと同一の部材には同
一の参照番号を付してある。この実施態様では、堰14
は、スペーサーの中間層であるG層から成る。中間層か
ら成る堰も、該中間層を形成するフォトリソグラフィ法
により形成する際に、堰14が残留するようにパターニ
ングすることにより容易に形成することができる。
【0044】このように、堰はスペーサーを形成する着
色層の最下層によっても中間層(スペーサーが3層から
成る場合)によっても形成することが可能である。ま
た、最下層と中間層を積層して堰にすることも可能であ
る。
【0045】スペーサーの最下層の周縁と堰の内壁との
間の間隔は、特に限定されないが、たれてきた最上層の
着色層を形成する塗料の流出をせき止め、それによって
最上層のレベリングを小さくするという、堰の役割を満
足に果たすために、通常1μm〜20μm程度が好まし
く、さらには1μm〜10μm程度が好ましい。
【0046】また、堰の平面形状は特に限定されず、図
1及び図3に示すような正方形ないし長方形、円形等を
挙げることができるがこれらに限定されるものではな
い。また、図1及び図3に示すように、堰はスペーサー
を完全に囲包することが好ましいが、塗料の流れを食い
止めることができるのであれば、閉じていない領域が存
在していてもよい。
【0047】スペーサーの最上層の着色層を形成する際
に、塗布した最上層の着色層を形成する塗料がたれ流れ
るが、本発明のカラーフィルタでは、このたれてきた塗
料が堰によってせき止められるので、たれ流れる塗料の
量が少なくなり、その結果、スペーサーの最上層の着色
層の厚さを従来よりも厚くすることができ、ひいてはス
ペーサーの高さを従来よりも高くすることができる。ま
た、各堰の大きさを一定にすれば、たれ流れる塗料の量
を均一化することができ、スペーサー最上層の厚さを均
一化でき、ひいてはスペーサー高さを均一化することが
できる。
【0048】実施例1 (1) 樹脂ブラックマトリックスの作製 3,3',4,4'-ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、4,4'
- ジアミノジフェニルエーテル及びビス(3−アミノプ
ロピル)テトラメチルジシロキサンをN−メチル−2−
ピロリドンを溶媒として反応させ、ポリイミド前駆体
(ポリアミック酸)溶液を得た。
【0049】下記の組成を有するカーボンブラックミル
ベースをホモジナイザーを用いて、7000 rpmで30分間
分散し、ガラスビーズをろ過してブラックペーストを調
製した。
【0050】カーボンブラックミルベースの組成 カーボンブラック(MA100 、三菱化成(株)製) 4.6部 ポリイミド前駆体溶液 24.0部 N−メチルピロリドン 61.4部 ガラスビーズ 90.0部
【0051】300x350mmのサイズの無アルカリ
ガラス(日本電気ガラス(株)製)、OA−2)基板上
にスピナーを用いて、ブラックペーストを塗布し、オー
ブン中135℃で20分間セミキュアした。続いて、ポ
ジ型レジスト(Sphipley "Microposit" RC100 30cp) を
スピナーで塗布し、90℃で10分間乾燥した。レジス
ト膜厚は1.5μmとした。キャノン(株)製露光機P
LA−501Fを用い、フォトマスクを介して露光を行
った。ガラス基板中央にカラーフィルタ中央が重なる一
面のカラーフィルタが設計されたパターンのものであ
る。
【0052】次に、テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シドを2重量%含んだ23℃の水溶液を現像液に用い、
基板を現像液にディップさせ、同時に10cm幅を5秒
で1往復するように基板を揺動させて、ポジ型レジスト
の現像とポリイミド前駆体のエッチングを同時に行っ
た。現像時間は60秒であった。その後、メチルセルソ
ルブアセテートでポジ型レジストを剥離し、さらに30
0℃で30分間キュアし、樹脂ブラックマトリックス基
板を得た。樹脂ブラックマトリックスの膜厚は、0.9
0μmであり、OD値は3.0であった。また、樹脂ブ
ラックマトリックスとガラス基板との界面における反射
率(Y値)は1.2%であった。
【0053】(2) 着色層の作製 次に、赤、緑、青の顔料として各々Color Index No.653
00 Pigment Red 177で示されるジアントラキノン系顔
料、Color Index No.74265 Pigment Green 36 で示され
るフタロシアニングリーン系顔料、Color Index No. 74
160 Pigment blue15-4 で示されるフタロシアニンブル
ー系顔料を用意した。ポリイミド前駆体溶液に上記顔料
を各々混合分散させて、赤、緑、青の3種類の着色ペー
ストを得た。
【0054】先ず、樹脂ブラックマトリックス基板上に
青ペーストを塗布し、80℃で10分間熱風乾燥し、1
20℃、20分間セミキュアした。この後、ポジ型レジ
スト(Sphipley "Microposit" RC100 30cp) をスピナー
で塗布後、80℃で20分間乾燥した。マスクを用いて
露光し、アルカリ現像液(Sphipley "Microposit" 351)
に基板をディップし、同時に基板を揺動させながら、ポ
ジ型レジストの現像及びポリイミド前駆体のエッチング
を同時に行った。その後、ポジ型レジストをメチルセル
ソルブアセテートで剥離し、さらに300℃で30分間
キュアした。着色画素部の膜厚は2.0μmであった。
このパターニングにより青色画素の形成と共に樹脂ブラ
ックマトリックス上にスペーサーの1段目を形成した。
さらに、このパターニングにより、図1及び図2に示
す、青色着色層から成る堰14も同時に形成した。
【0055】水洗後に、同様にして、緑色画素の形成と
ともに樹脂ブラックマトリックス上にスペーサーの2段
目を形成した。緑色画素部の膜厚(キュア後)は2.0
μmであった。
【0056】さらに水洗後に、同様にして赤色画素の形
成と共に樹脂ブラックマトリックス上にスペーサーの3
段目を形成し、カラーフィルタを作製した。赤色画素部
の膜厚(キュア後)は2.0μmであった。
【0057】着色層の積層により樹脂ブラックマトリッ
クス上に設けられたスペーサー部の面積は1個当たり約
100μm2 であった。スペーサーの高さは、B着色層
上のスペーサー高さ5.5μm、G着色層上のスペーサ
ー高さ5.4μm、R着色層上のスペーサー高さ5.4
μmであった。
【0058】実施例2 実施例1の方法において、堰14を最下層の青色着色層
ではなく、図3及び図4に示すように中間層の緑色着色
層で形成することを除き実施例1と同様な操作を行っ
た。すなわち、最下層の青色着色層を形成する際には堰
14は形成せず、中間層の緑色着色層を形成する際に、
堰14が残留するようにパターニングを行い、中間層の
緑色着色層から成る堰14を形成した。得られたカラー
フィルタのスペーサー高さはB着色層上のスペーサー高
さ5.3μm、G着色層上のスペーサー高さ5.1μ
m、R着色層上のスペーサー高さ5.1μmであった。
【0059】比較例 堰14を設けないことを除き、実施例1と同様な操作を
行った。得られたカラーフィルタのスペーサー高さはB
着色層上のスペーサー高さ5.3μm、G着色層上のス
ペーサー高さ4.8μm、R着色層上のスペーサー高さ
4.6μmであった。
【0060】実施例1及び2と比較例との比較から明ら
かなように、堰を設けた実施例1及び2では、堰を設け
ない比較例に比べ、最上層のR層の厚さが有意に厚くな
った。
【0061】
【発明の効果】本発明によると、スペーサーの周囲に形
成された堰により、最上層の着色層のレベリングが抑制
されるので、均一で、十分な高さのスペーサーを形成し
たカラーフィルタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタの1実施例の平面図で
ある。
【図2】図1の2−2’線切断部端面図である。
【図3】本発明のカラーフィルタの他の1実施例の平面
図である。
【図4】図3の4−4’線切断部端面図である。
【符号の説明】
10 赤色画素 11 ブラックマトリックス12 スペーサー 14 堰 16 透明基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上にブラックマトリックスを設
    け、さらにその上に3原色のそれぞれの着色層を複数配
    列し、かつ、前記ブラックマトリックス上に3原色のそ
    れぞれの着色層のうち少なくとも2色の着色層の積層に
    より形成されたスペーサー部を設けたカラーフィルタに
    おいて、スペーサー部の周囲にスペーサー最上層の色と
    は異なる着色層から成る堰を有することを特徴とするス
    ペーサー付きカラーフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記ブラックマトリックスが樹脂ブラッ
    クマトリックスである請求項1記載のカラーフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記堰が、スペーサーを形成する最下層
    の着色層から成る請求項1又は2記載のカラーフィル
    タ。
  4. 【請求項4】 前記スペーサーが3層の積層から成り、
    前記堰が、スペーサーを形成する中間層の着色層から成
    る請求項1又は2記載のカラーフィルタ。
  5. 【請求項5】 透明基板上にブラックマトリックスを設
    け、さらにその上に3原色のそれぞれの着色層を複数配
    列し、かつ、前記ブラックマトリックス上に3原色のそ
    れぞれの着色層のうち少なくとも2色の着色層の積層に
    より形成されたスペーサー部を設けたカラーフィルタの
    製造方法において、スペーサー部の周囲にスペーサー最
    上層の色とは異なる着色層から成る堰を設置する工程を
    含むことを特徴とするスペーサー付きカラーフィルタの
    製造方法。
JP8275508A 1996-09-26 1996-09-26 スペーサー付きカラーフィルタ及びその製造方法 Pending JPH10104639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8275508A JPH10104639A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 スペーサー付きカラーフィルタ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8275508A JPH10104639A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 スペーサー付きカラーフィルタ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10104639A true JPH10104639A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17556465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8275508A Pending JPH10104639A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 スペーサー付きカラーフィルタ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10104639A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020062491A1 (zh) * 2018-09-30 2020-04-02 惠科股份有限公司 彩色滤光片和显示面板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020062491A1 (zh) * 2018-09-30 2020-04-02 惠科股份有限公司 彩色滤光片和显示面板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11248921A (ja) カラーフィルター及びこれを用いた液晶表示装置
JPH10104606A (ja) 液晶表示装置
JP2001051266A (ja) カラーフィルタ及び液晶表示装置
JP2003015119A (ja) カラーフィルタおよび液晶表示装置
JP3977513B2 (ja) 分割配向用基板及びこれを用いた液晶表示装置
JP3282156B2 (ja) カラーフィルタおよびカラー液晶表示装置
JP2003014917A (ja) カラーフィルタおよび液晶表示装置
JP3358400B2 (ja) カラー液晶表示素子
JP2000089026A (ja) カラ―フィルタおよびそれを用いたカラ―液晶表示装置
JPH11352322A (ja) カラ―フィルタ及びそれを用いたカラ―液晶表示装置
JP2007010820A (ja) カラーフィルタ及びこれを用いた液晶表示装置
JP4378783B2 (ja) 液晶表示装置用基板、液晶表示装置および液晶表示装置の製造方法
JPH0949914A (ja) カラーフィルタおよびカラー液晶表示素子
JPH09120063A (ja) カラーフィルタおよびそれを用いた液晶表示装置
JPH116913A (ja) カラーフィルタ及びその製造方法
JPH11218607A (ja) カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法
JPH1048641A (ja) 液晶表示素子用基板及びそれを含むカラー液晶表示素子
JPH10104643A (ja) カラーフィルタ
JPH116914A (ja) カラーフィルタ及びそれを用いたカラー液晶表示装置
JPH10104639A (ja) スペーサー付きカラーフィルタ及びその製造方法
JP2000066018A (ja) 高抵抗樹脂ブラックマトリクスからなるカラーフィルター、およびこれを用いた液晶表示装置
JPH0943425A (ja) カラーフィルタおよびそれを用いたカラー液晶表示装置
JP2000321418A (ja) カラーフィルタ及び液晶表示装置
JPH11344614A (ja) カラーフィルターとその製造方法およびカラー液晶表示装置
JPH10104605A (ja) カラーフィルター及び液晶表示装置