JPH10104497A - 双眼鏡 - Google Patents

双眼鏡

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JPH10104497A
JPH10104497A JP27875196A JP27875196A JPH10104497A JP H10104497 A JPH10104497 A JP H10104497A JP 27875196 A JP27875196 A JP 27875196A JP 27875196 A JP27875196 A JP 27875196A JP H10104497 A JPH10104497 A JP H10104497A
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JP
Japan
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binoculars
screw
lens
hole
screw member
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JP27875196A
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English (en)
Inventor
Koji Funatsu
剛治 舩津
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ部材の抜けを防止することができる双眼
鏡を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 プリズムホルダ64の位置を調節するた
めに双眼鏡外部から回動操作されるねじ103を設け、
当該ねじ103の後方に位置するフランジ部110に、
ドライバ等の工具によってねじ103を操作できるよう
貫通孔113を形成し、当該貫通孔113の外径をねじ
103のねじ部の外径よりも小さくした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は双眼鏡に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】双眼鏡の出荷検査時に、各光学部品の取
り付け位置誤差等に起因する光軸のずれが発見されるこ
とがある。従来より、光軸のずれが発見された場合に
は、双眼鏡を一端分解して、所定のレンズの取り付け位
置を調整することによって、上記の光軸のずれを修正し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
作業の高効率化のため、双眼鏡を分解せずに、外部から
光軸の調整を行うことができる双眼鏡が望まれている。
ここで、光軸の調整のため、双眼鏡の内部に工具等を挿
入して、双眼鏡の内部に設けられた何らかのねじ部材を
回動操作するよう構成した場合、操作中にねじ部材がね
じ孔から抜け、双眼鏡内部で紛失してしまう可能性があ
る。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、ねじ部材の
抜けを防止することができる双眼鏡を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の双眼鏡は、双眼鏡の外部から所定の工具を
挿入して回動操作し得るねじ部材を備え、工具によるね
じ操作が可能な状態で、ねじ部材の頭部のねじ抜け方向
の移動量を規制することにより、ねじ部材の抜けを防止
するストッパー手段をさらに備えて構成されたものであ
る。このように構成すれば、ねじ部材を緩めすぎた場合
でも、ストッパー手段によってねじ部材の抜けが防止さ
れる。
【0006】なお、上記のストッパー手段は、工具を貫
通させるため、ねじ部材に対し工具挿入側に設けられた
貫通孔であり、該貫通孔をねじ部材の頭部よりも小さく
構成したものである。このように構成すれば、貫通孔が
ストッパーとなり、ねじ部材の抜けが防止される。
【0007】また、上記ねじ部材は、支持部材に所定の
被固定部材を固定するために、支持部材に形成された貫
通孔を介して、被固定部材に形成されたねじ孔にねじ込
まれるものであり、支持部材の貫通孔をねじ部材のねじ
部外形よりも所定量大きく形成し、貫通孔内でのねじ部
材の位置が調整できるよう構成しても良い。当該被固定
部材は、正立光学系を保持する保持部材とすることもで
きる。このように構成すれば、正立光学系の取付位置を
調整することにより、光軸のずれを調節することも可能
になる。
【0008】また、上記ねじ部材を、双眼鏡の接眼側あ
るいは対物側から挿入された工具によって回動操作する
よう構成することもできる。さらに、双眼鏡に着脱可能
に設けられた外装部材を取り外すことによって、ねじ部
材が双眼鏡外部からアクセス可能になるよう構成するこ
ともできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本実施形態の双眼鏡は、左右の望遠光学系を双眼
鏡の幅方向中心部に対して対称に移動させて眼幅調整を
行うよう構成されたものであり、両接眼部の間隔の大小
に係わらず、焦点調整用の操作部材が双眼鏡の幅方向中
心部に位置するよう構成されたものである。以下、図面
を参照して詳説する。
【0010】図1は、本実施形態の双眼鏡1を示す斜視
図である。双眼鏡1は、双眼鏡の幅方向中心部に対して
対称に移動可能な左右一対の鏡体(ケーシング)21,
22と、両鏡体を支持する支持フレーム25が設けられ
ている。
【0011】図2は、双眼鏡1の光学系を示す図であ
る。双眼鏡1は、接眼レンズと対物レンズが同一直線上
に配置された、所謂ダハプリズムタイプの双眼鏡であ
る。図2に示すように、双眼鏡1の左右の鏡体21,2
2には、左右一対の望遠光学系10L,10Rが収容さ
れている。各望遠光学系10L,10Rは、図中一点鎖
線で示す入射光軸OAL,OARに沿って、第1レンズ1
1L,11R、補助プリズム12L,12R、ダハプリ
ズム13L,13R、及び第2レンズ14L,14R、
接眼レンズ15L,15Rからなっている。
【0012】第1レンズ11L,11R及び第2レンズ
14L,14Rは、夫々対物光学系を形成しており、当
該対物光学系により像が形成される位置に視野枠16
L,16Rが設けられている。対物光学系により形成さ
れた像は、接眼レンズ15L,15Rにより拡大され、
観察される。
【0013】次に、図1に示す左右一対の鏡体21,2
2を、双眼鏡の幅方向中心部に対して対称に移動可能と
するための構成について説明する。なお、以下の説明で
は、双眼鏡の対物側(被写体に近い側)を前方、接眼側
(観察者に近い側)を後方と呼ぶ。また、図2における
光軸OAL,OARに平行な方向は、単に「光軸方向」と
呼ぶ。
【0014】図3は、双眼鏡1のフレーム構造を示す分
解斜視図である。左右一対の鏡体21,22を移動可能
に支持するための支持フレーム25(図1)は、平行な
2枚の板部材である底板41と天板42、及び底板41
と天板42の間に設けられ双眼鏡の高さ方向の支柱とな
る中央支持体45によって、横H字型のフレームとして
構成されている。
【0015】左右の望遠光学系10L,10R(図2)
の各レンズ及びプリズム(図3では夫々光軸OAL,O
ARで示す)は、底板41と天板42の間で双眼鏡幅方
向に移動可能に設けられた左右一対のスライドフレーム
31,32に支持される。また、当該スライドフレーム
31,32には、観察者に把持される部分である左右一
対の外装ケース51,52が固定される。この左右のス
ライドフレーム31,32及び外装ケース51,52
が、図1の鏡体21,22を構成する。
【0016】図4は、左右のスライドフレーム31,3
2、及び両スライドフレームを支持する底板41を示す
斜視図である。スライドフレーム31,32は、夫々中
央部に開口312,322が形成された左右一対の板状
部材である。スライドフレーム31,32の夫々双眼鏡
左端及び右端に相当する端部は、鉛直上向きに屈曲さ
れ、側壁部311,321を形成している。
【0017】スライドフレーム31の前端及び後端に
は、側壁部311から所定距離の位置に、鉛直方向上方
に起立する一対の起立部313,314が形成されてい
る。側壁部311と起立部313,314との間で、左
側の望遠光学系10L(図2)が保持される。同様に、
スライドフレーム32の保持部320の前端及び後端に
は起立部323,324が形成され、側壁部321と起
立部323,324との間で、右側の望遠光学系10R
(図2)が保持される。
【0018】スライドフレーム31の両起立部313,
314の間には、前後方向に延びる案内軸315が掛け
渡され、スライドフレーム32の両起立部323,32
4の間には、前後方向に延びる案内軸325が掛け渡さ
れている。両案内軸315,325は、接眼光学系及び
プリズムを前後方向に移動させる際の案内を行うもので
ある(詳細は後述する)。
【0019】スライドフレーム31の前端及び後端近傍
には、双眼鏡幅方向に延びる案内溝310a,310b
が夫々形成されている。同様に、スライドフレーム32
の前端及び後端近傍には、双眼鏡幅方向に延びる案内溝
320a,320bが夫々形成されている。
【0020】底板41の四隅には、4本のピン413,
414,415,416が植設され、夫々スライドフレ
ーム31の案内溝310a,310bとスライドフレー
ム32の案内溝320a,320bに係合する。案内溝
310a,310b,320a,320bとピン41
3,414,415,416との係合により、スライド
フレーム31,32は、底板41上で双眼鏡幅方向にの
み移動可能に位置規制される。
【0021】スライドフレーム31の右端からは、スラ
イドフレーム32に向けて平行な一対の延出部331,
332が延びており、スライドフレーム32の左端から
は、スライドフレーム31に向けて一対の延出部34
1,342が延びている。延出部331,332には双
眼鏡の幅方向に延びる係合溝333,334が夫々形成
され、同様に、延出部341,342には係合溝34
3,344が夫々形成されている。
【0022】図5に、スライドフレーム31,32を底
板41に取り付けた状態を示す。スライドフレーム3
1,32を底板41に取り付けると、スライドフレーム
31の延出部331,332とスライドフレーム32の
延出部341,342とは、スライドフレーム32側を
上にして夫々重なるように配置される。
【0023】スライドフレーム31の係合溝333とス
ライドフレーム32の係合溝343には、底板41の双
眼鏡幅方向中央に植設されたピン411が係合し、スラ
イドフレーム31の係合溝334とスライドフレーム3
2の係合溝344には、底板41の双眼鏡幅方向中央に
植設されたピン412が係合している。ピン411,4
12と各係合溝の係合により、スライドフレーム31,
32は双眼鏡幅方向に案内される。
【0024】中央支持体45は、底板41の幅方向中央
部において、スライドフレーム31,32の各延出部に
跨るように配置される。スライドフレーム31の延出部
331、及びスライドフレーム32の延出部342に
は、夫々ラック335,345が互いに向き合って形成
されており、両ラック335,345は中央支持体45
の下部に設けられたピニオン36に係合している。
【0025】また、図3に示すように、スライドフレー
ム31の起立部313,314の上端面313a,31
4a、及びスライドフレーム32の起立部323,32
4の上端面323a,324aは、天板42の下面に当
接する当接面となっている。このように、スライドフレ
ーム31,32は底板41及び天板42により鉛直方向
に位置規制される。かくして、スライドフレーム31,
32は、底板41と天板42及び中央支持体45よりな
る横H型の支持フレーム25によって双眼鏡の幅方向に
スライド可能に支持される。
【0026】図6は、底板41上でのスライドフレーム
31,32のスライド状態を示す平面図である。スライ
ドフレーム31,32は、底板41に植設された各ピン
413,414,415,416と、案内溝310a,
310b,320a,320bとの係合によって、双眼
鏡幅方向にのみスライド可能となっている。さらに、ピ
ニオン36がスライドフレーム31,32のラック33
5,345に係合しているため、図6(a)、(b)に
示すように、スライドフレーム31,32は、互いに逆
方向に同量だけ移動可能となる。
【0027】次に、スライドフレームと外装ケースの取
付構造について説明する。図7は、右側のスライドフレ
ーム32と外装ケース52の取り付け構造を示す斜視図
である。なお、図7では、スライドフレーム32の上下
に位置する底板41,天板42(図3)は省略する。
【0028】外装ケース52は双眼鏡幅方向内側に開口
した箱型に形成されている。外装ケース52の前端には
鉛直壁521が形成され、対物光学系の第1レンズ11
R(図2)に入射光を導くための開口522が形成され
ている。一方、外装ケース52の後端は全体が開口とな
っており、当該開口の双眼鏡幅方向内側の周縁には、後
端カバー529を取り付けるための外縁部523が形成
されている。
【0029】スライドフレーム32の一対の起立部32
3,324のうち、前方の起立部323には、前方に向
けて水平に突出し、外装ケース52の壁521に当接す
る当接部346が形成されている。また、後方の起立部
324は後方に向けて屈曲され、屈曲部の上下端が外装
ケース52の外縁部523に当接する当接部347とな
っている。
【0030】さらに、起立部323にはねじ孔348が
形成され、ねじ孔348に対応する外装ケース52の所
定箇所には貫通孔524が形成されている。また、起立
部324にはねじ孔324aが形成され、外装ケース5
2の外縁部523にはめ込まれる後端カバー529に
は、ねじ孔324aに対応する箇所に貫通孔526が形
成されている。そして、側壁部321の所定箇所にはね
じ孔349が形成され、ねじ孔347に対応する外装ケ
ース52の所定箇所には、貫通孔525が形成されてい
る。
【0031】このように、スライドフレーム32と外装
ケース52とは、当接部346,347と壁521及び
外縁部523との当接、及びねじ孔348,324a,
349へのねじの締め付けによって固定される。つま
り、スライドフレーム32の上下には底板41と天板4
2が位置するため、スライドフレーム32の上下以外の
箇所、即ち、前後端と側端において、スライドフレーム
32と外装ケース52とが固定される。なお、左側の鏡
体21とスライドフレーム31も、同様に固定される。
【0032】以上のように構成されているため、スライ
ドフレーム31,32と外装ケース51,52により構
成される左右の鏡体21,22は、横H型の支持フレー
ム25に支持され、図8(a)、(b)に概略断面図と
して示す如く、支持フレーム25に対して対称にスライ
ドする。
【0033】本実施形態の双眼鏡では、スライドフレー
ム31,32と外装ケース51,52よりなる左右の鏡
体(ケーシング)21,22が、夫々箱体(殻)を構成
するため、剛性の高い構造が得られる。なお、左右の鏡
体21,22の剛性をより高くするため、スライドフレ
ーム31,32及び外装ケース51,52は金属で構成
されている。
【0034】また、左右の鏡体21,22が、底板41
と天板42及び中央支持体45よりなる横H型の支持フ
レーム25に支持されるため、図8(b)に示すよう
に、左右の鏡体21,22の間隔を広げた状態でも、双
眼鏡1全体の剛性が保たれる。なお、双眼鏡1全体の剛
性をより高くするため、底板41と天板42は金属で構
成されている。
【0035】次に、左右の鏡体において光学系を保持す
るための構成について説明する。本実施形態の双眼鏡
は、図2に示す左右の望遠光学系10L,10Rのう
ち、補助プリズム12L,12Rから接眼レンズ15
L,15Rまでの部分を左右夫々移動可能なユニット
(移動ユニット6a,6b)とし、当該ユニットを光軸
OAL,OARに沿って移動させることによって接眼部の
収納/突出及び焦点調整を行うよう構成されている。
【0036】図9は右側の移動ユニット6bを示す斜視
図である。図9に示すように、スライドフレーム32に
は、各プリズム及びレンズを保持すると共に、光軸に沿
って移動可能な移動ユニット6bが設けられている。な
お、左側の移動ユニット6a(図9では省略)は、右側
の移動ユニット6bと双眼鏡の幅方向中心に対して対称
に構成されている。なお、スライドフレーム32の前方
には、対物光学系の第1レンズ11Rを保持する第1レ
ンズ枠19が、視度差調整のため光軸方向に移動可能に
支持されているが、これについては説明を省略する。
【0037】右側の移動ユニット6bは、プリズム(後
述)を保持するプリズムホルダ64と、レンズ群(後
述)を保持するレンズ鏡筒66、及びこれらを支持する
移動体62により構成されている。レンズ鏡筒66の先
端には接眼部の外装部材である化粧環68が取り付けら
れ、化粧環68の先端には目当てゴム68aが設けられ
ている。
【0038】図10は移動ユニット6bを示す分解斜視
図である。図10に示すように、移動体62は、プリズ
ムホルダ64を載置するベース板62aと、ベース板6
2aの後端及び左端に設けられた2つの鉛直壁62b,
62cよりなっている。2つの鉛直壁62b,62cは
平面視でL字状のフレームを形成し、鉛直壁62bには
レンズ鏡筒66が後方から取り付けられる。
【0039】レンズ鏡筒66を移動体62に固定するた
め、レンズ鏡筒66には移動体62の鉛直壁62bに取
り付けられるフランジ部110が形成されている。フラ
ンジ部110を移動体62にねじ止めするため、鉛直壁
62bにはねじ孔102が形成され、フランジ部110
には貫通孔111が形成されている。ねじ112を貫通
孔111を介してねじ孔102に固定することにより、
レンズ鏡筒66が移動体62に固定される。
【0040】また、移動体62にプリズムホルダ64を
固定するため、プリズムホルダ64の後端面645には
ねじ孔104が形成され、移動体62の鉛直壁62bに
は貫通孔101が形成されている。ねじ103を貫通孔
101を介してねじ孔104に固定することにより、プ
リズムホルダ64は移動体62に固定される。
【0041】なお、プリズムホルダ64のを移動体62
に対して概略位置決めするため、プリズムホルダ64の
後端面645には小突起646が突設されている。この
小突起646は、移動体62の鉛直壁62bに形成され
る凹部629(図11)に嵌挿され、これにより、プリ
ズムホルダ64の移動体62に対する概略位置決めがな
される。
【0042】図10に示すように、レンズ鏡筒66に化
粧管68をワンタッチで取り付けるため、レンズ鏡筒6
6の外周には突起114が突設され、化粧管68の前端
には該突起114をクランプするクランプ部115が設
けられている。クランプ部115は、前後方向に延び前
端に開口したU字溝を持ち、当該U字溝が突起114に
係合するよう構成されている。従って、化粧管68は、
後方に引くことによりレンズ鏡筒66から外れ、前方に
押し込むことによってレンズ鏡筒66に取り付けられ
る。
【0043】また、レンズ鏡筒66の後端近傍の外周に
は、目当てゴム68aを取り付けるための係合溝116
が形成されている。目当てゴム68aの開口部には、係
号溝116に係合する係合部117が形成されている。
目当てゴム68aは比較的柔らかいゴムで形成されてい
るため、係合部117を係合溝116にはめ込んで、目
当てゴム68aをレンズ鏡筒66に取り付けることがで
きる。
【0044】なお、鉛直壁62cには、スライドフレー
ム32の案内軸325(図9)を挿通させるための挿通
孔621,622が形成され、鉛直壁62bの右端には
スライドフレーム32の側壁部321に上方から接する
当接部623が設けられている。従って、図9に示すよ
うに、移動体62は、スライドフレーム32に対し、前
後方向に移動可能に支持される。
【0045】図11は、プリズムを保持するための構成
を示す斜視図である。図11に示すように、プリズムホ
ルダ64は前端が開口した箱形形状に形成されており、
その内部には、補助プリズム12Rとダハプリズム13
Rが装着される。補助プリズム12Rとダハプリズム1
3Rは、プリズムホルダ64に数カ所形成された接着剤
用開口642に接着剤を流し込むことによってプリズム
ホルダ64に固定される。
【0046】なお、補助プリズム12Rとダハプリズム
13Rの間、及びプリズムホルダ64の前端には、迷光
防止のための第1及び第2遮光板641,643が取り
付けられている。第1及び第2遮光板641,643は
夫々中央部に開口を有し(第1の遮光板641の開口は
不図示)、該開口の周辺部で迷光を遮るものである。
【0047】図12は、レンズ群を保持するための構成
を示す斜視図である。レンズ鏡筒66には、前方から後
方へ、第2レンズ14R、視野枠16R、及び接眼レン
ズ15Rが装着されている。第2レンズ14Rは第2レ
ンズ枠120に保持される(詳細は後述する)。第2レ
ンズ枠120をレンズ鏡筒66に取り付けることによっ
て(詳細は後述する)、接眼レンズ15Rと視野枠16
Rは、レンズ鏡筒66と第2レンズ枠120との間で挟
まれ位置規制される。
【0048】実施形態の双眼鏡は、双眼鏡の外部からプ
リズムの角度を微調整することによって、光軸のずれを
調整できるよう構成したものである。即ち、図10にお
いて、プリズムホルダ64を移動体62に固定するため
に移動体62に設けられた貫通孔101の直径は、ねじ
103のねじ部よりも所定量大きく構成され、貫通孔1
01におけるねじ103の位置が所定範囲内で調整でき
るよう構成されている。
【0049】ねじ103の位置を貫通孔101内で調整
することによって、鉛直面内(即ち、光軸に直行する面
内)における、プリズムホルダ64の取り付け角度を微
調整することができる。プリズムホルダ64の取り付け
角度の微調整によって、補助プリズム12R及びダハプ
リズム13R(図11)の光軸回りの角度が変化し、こ
れにより光軸のずれを調節することが可能になる。
【0050】プリズムホルダ64は、後端面645の対
角線上の2カ所でねじ止めされているため、当該2カ所
においてねじ103の位置を調整すれば、より広範囲の
調整が可能となる。
【0051】ここで、ねじ103をドライバ等の工具に
よって操作できるようにするため、ねじ103の後方に
位置するフランジ部110には、工具を挿通する貫通孔
113が形成されている。貫通孔113の外径は、ねじ
103の頭部の外径よりも小さく形成されている。
【0052】また、鉛直壁62bの後端面における貫通
孔101の周囲には凹部628が形成され、凹部628
とフランジ部110との間にねじ103の頭部が収納さ
れるよう構成されている。さらに、ねじ103のねじ部
の長さは、ねじ103をその頭部がフランジ部110に
当接するまで緩めた状態でも、ねじ部がねじ孔104か
ら抜けないような長さに設定されている。即ち、フラン
ジ部110は、ねじ103を緩めすぎた場合でも、ねじ
103が外部に抜け落ちないようストッパーとして機能
する。
【0053】図13は、双眼鏡の内部構成を示す斜視図
であり、図14は、双眼鏡の接眼部を示す正面図であ
る。図13及び図14に示すように、化粧管68と目当
てゴム68aを取り外すと、双眼鏡1の外装52とレン
ズ鏡筒66の間の隙間を介して、外部からねじ103が
操作可能となる。
【0054】以上のように、本実施形態の双眼鏡1によ
ると、化粧管68と目当てゴム68aを外すだけで、双
眼鏡1の外部からプリズムホルダ64の鉛直面内におけ
る取り付け角度を微調整することができる。これによ
り、各プリズムの光軸回りの角度を微調整し、光軸のず
れを調節することが可能になる。
【0055】なお、本実施形態の双眼鏡は、図13に示
すように、外装ケースと天板42(図13では省略)を
取り外すだけで、プリズムホルダ64が簡単に交換でき
るよう構成されている。図10に示すように、プリズム
ホルダ64はその後端面645でのみ移動体62に固定
されている。そして、図14に示すように、プリズムホ
ルダ64を移動体62に取り付けるために後端面645
に固定されるねじ112は、化粧管68と目当てゴム6
8a(図13)を取り外せば、双眼鏡1の外部から操作
可能である。
【0056】従って、図13に示すように、プリズムホ
ルダ64の上方に位置する外装ケース52と天板42
(図13では省略)を取り外し、さらに化粧管68と目
当てゴム68aを取り外してねじ112を緩めれば、プ
リズムホルダ64はそのまま上方に引き抜くことができ
る。つまり、プリズムホルダ64を、簡単に取り外すこ
とが可能になる。
【0057】次に、レンズ鏡筒66と第2レンズ枠12
0の取り付け構造について説明する。図15は、レンズ
鏡筒66と第2レンズ枠120を示す斜視図である。第
2レンズ枠120の上面には固定用の係合突起125が
形成され、レンズ鏡筒55の後端には、係合突起125
に係合する一対のアーム部131,132が設けられて
いる。
【0058】図16は、係合突起125とアーム部13
1,132を示す平面図である。係合突起125は平面
視で六角形で、その対向する2辺(125a,125
b)が前方と後方に面したブロックであり、前後方向に
延び後端に開口したU字溝126を有している。係合突
起125の、前端125aを挟む一対の傾斜端127と
前後方向とのなす角度は45°であり、後端125bを
挟む一対の傾斜端128と前後方向とのなす角度は45
°よりも小さい。
【0059】一方、アーム部131,132は、夫々U
字形状に形成され、U字の開口が互いに対向するよう左
右に配置されている。アーム部131,132のU字の
一端(後端)はレンズ鏡筒66に固定される固定端であ
り、U字の他端(前端)は自由端133,134として
構成されている。また、当該自由端133,134は曲
面で構成されている。
【0060】第2レンズ枠120(図15)をレンズ鏡
筒66に対して押し込むと、係合突起125の傾斜端1
28がアーム部131,132の自由端133,134
に摺接する。傾斜端128の傾斜により、両アーム部1
31,132は弾性変形し、その間隔は徐々に広がって
いく。傾斜端128は傾斜が緩く、自由端133,13
4は曲面であるため、両者の摺接はスムースに行われ
る。
【0061】第2レンズ枠120(図15)をさらにレ
ンズ鏡筒66に対して押し込み、アーム部131,13
2の自由端133,134が傾斜端127に達すると、
アーム部131,132は自らの弾性復元力により両ア
ーム部の間隔を狭める方向に移動する。これにより、係
合突起125の傾斜端127が後方に押圧され、図16
(b)に示すように、係合突起125は両アーム部13
1,132の間で保持される。
【0062】このように構成されているため、係合突起
125はアーム部131,132の間に軽い力で押し込
むことができる。即ち、第2レンズ枠120(図15)
を軽い力でレンズ鏡筒66に取り付けることができる。
さらに、係合突起125の寸法公差(あるいは他の部品
の寸法公差の累積)のために係合突起125の位置がず
れた場合でも、アーム部131,132によってほぼ一
定の力で押圧保持される。
【0063】なお、係合突起125のU字溝126に取
り外し用のジグを係合させ、第2レンズ枠120(図1
5)を前方に引くことにより、傾斜端127,127に
押されてアーム部131,132が押し広げられ、第2
レンズ枠120(図15)をレンズ鏡筒66から容易に
取り外すことも可能である。
【0064】次に、第2レンズ14Rと第2レンズ枠の
120の取り付け構造について説明する。図17は、第
2レンズ14Rと第2レンズ枠120を示す斜視図であ
る。第2レンズ14Rの両側端には一対の係合突起14
1が突設され、第2レンズ枠120の前方両側端には、
当該突起141をグリップする一対のグリップ部121
が設けられている。
【0065】図18は、係合突起141とグリップ部1
21の係合状態を示す側面図である。各グリップ部12
1は、水平前方に突出するJ字形状のアーム部122,
122からなっている。アーム部122,122は、J
字の短辺同士が対向するように配置され、夫々J字の長
辺が第2レンズ枠120に固定され、J字の短辺の先端
が自由端123,123となっている。
【0066】一方、係合突起141は側面視で略四角形
であり、その対向する2辺が前方と後方を向いたブロッ
クである。係合突起141の後端142を挟む2つのコ
ーナー143,143は所定の曲率を持っている。
【0067】第2レンズ14Rを第2レンズ枠120に
対し図中矢印方向に押し込むと、アーム部122,12
2と係合突起141が摺接する。アーム部122,12
2において最初に係合突起141と摺接する箇所には所
定の傾斜が設けられ、第2レンズ14Rを押し込むにつ
れて、両アーム部122,122は弾性変形し、その間
隔は徐々に広がっていく。
【0068】第2レンズ14Rをさらに第2レンズ枠1
20に押し込み、両アーム部122,122の自由端1
23,123が第2レンズ14Rのコーナー143,1
43に達すると、両アーム部122,122は自らの弾
性復元力により両アーム部の間隔を狭める方向に移動す
る。これにより、係合突起141は後方に押圧される。
【0069】両アーム部122,122の弾性復元力に
よる押圧付勢に伴い、第2レンズ14Rの後端の周縁部
144が第2レンズ枠120内部に設けられた当て付け
部(図示せず)に当接する。かくして、第2レンズ14
Rは第2レンズ枠120に保持される。
【0070】なお、両アーム部122,122におい
て、第2レンズ14Rのコーナー143,143に当接
する部分は所定の曲率を有しているが、互いの曲率の中
心位置は、図18(a)に示す状態では一致しておら
ず、図18(b)に示す状態で一致するよう構成されて
いる。
【0071】また、第2レンズ14Rを第2レンズ枠1
20から取り外す時には、第2レンズ14Rの係合突起
141と第2レンズ枠120との間のギャップCにマイ
ナスドライバなどの工具を挿入し、当該係合突起141
を前方に付勢することによって、第2レンズ14Rを簡
単に取り外すことができる。
【0072】次に、以上のように構成された左右の移動
体61,62を夫々光軸方向に移動するための構成につ
いて説明する。図19は、双眼鏡1の内部構成を示す断
面図である。左右の移動体61,62からは双眼鏡幅方
向中央部に向けてアーム614、624が延びており、
双眼鏡幅方向中央部には、アーム614,624を光軸
方向に駆動するための焦点調整用駆動機構70が設けら
れている。焦点調整用駆動機構70には、焦点調整用の
操作部材である転輪71が設けられ、転輪71の内部に
は駆動環71aが固定され、駆動環71aの内面には2
つの突起76,77が設けられている。
【0073】また、駆動環71aの内部には、突起7
6,77に係合するねじ溝を有するねじ73が設けられ
ている。ねじ73の先端には、ねじ73が軸回りに回転
しないよう前後方向に案内するスライダ74が取り付け
られ、転輪71を回転すると、ねじ73及びスライダ7
4が直進移動する。そして、スライダ74に設けられた
後述のレバー75を介してアーム614,624が前後
に移動し、移動体61,62を移動させる。
【0074】図19に示す状態では、第1レンズ11
L,11Rと移動ユニット6a,6bとは最も近接した
状態にある。この状態では、移動ユニット6a,6bは
後端部を残して双眼鏡1の外装ケース51,52内に収
納されている。図20に、移動ユニット6a,6bが第
1レンズ11L,11Rから最も離間した状態を示す。
図13に示す状態では、移動ユニット6a,6bの接眼
レンズ15a,15b、化粧環67,68、及び目当て
ゴム67a,68aが双眼鏡1の外装ケース51,52
から後方(観察者側)に突出する。
【0075】実施形態の双眼鏡は、図19に示すように
移動ユニット6a,6bが最も第1レンズ11L,11
Rに近接した状態(収納状態)では観察不能である。こ
のように、接眼光学系を含む移動ユニット6a,6b
が、観察不能状態(収納状態)になるまで第1レンズ1
1L,11Rに近接し得るよう構成されているため、双
眼鏡1は未使用時にそれだけ小型になる。
【0076】次に、レンズ鏡筒66と第2レンズ枠12
0の取り付け構造の他の例について、図21を参照して
説明する。図21に示すように、第2レンズ枠120の
上面には、3角柱を横に倒した形状の係合突起225が
形成されている。係合突起225は、前方ほどその高さ
が高くなるよう形成されている。
【0077】レンズ鏡筒66には、係合突起225に係
合する環状係止部230が設けられている。環状係止部
230は、両端をレンズ鏡筒66に固定された水平の略
M字状に形成されている。そして、第2レンズ枠120
をレンズ鏡筒66に押し込むと、環状係止部230が上
方に弾性変形して係合突起225の上を乗り越え、環状
係止部230が係合突起225の前端に当接した状態
で、図20(b)に示すように第2レンズ枠120はレ
ンズ鏡筒66に保持される。
【0078】最後に、本発明の特徴部分と実施形態との
関係について説明する。図10において、プリズムホル
ダ64を移動体62に固定するために移動体62に設け
られた貫通孔101の直径は、ねじ103のねじ部より
も所定量大きく構成され、貫通孔101内におけるねじ
103の位置を所定範囲内で調整できるよう構成されて
いる。また、図13及び図14に示すように、化粧管6
8と目当てゴム68aを取り外すと、双眼鏡1の外装5
2とレンズ鏡筒66の間の隙間を介して、外部からねじ
103が操作可能となる。
【0079】ねじ103の後方に位置するフランジ部1
10には、ドライバ等の工具によってねじ103を操作
できるよう、貫通孔113が形成されている。この貫通
孔113の外径は、ねじ103の頭部の外径よりも小さ
く形成されており、ねじ103を緩めすぎた場合でも、
ねじ103が外部に抜け落ちないようストッパーとして
機能する。このようにして、ねじ103の回動操作に伴
うねじ部材の抜けが防止される。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の双眼鏡に
よると、ねじ部材の頭部のねじ抜け方向の移動量を規制
してねじ部材の抜けを防止するストッパー手段をさらに
備えたことによって、ねじ部材を緩めすぎた場合にも、
ねじ部材の抜けを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の双眼鏡の斜視図である。
【図2】図1の双眼鏡の光学系を示す図である。
【図3】図1の双眼鏡の分解斜視図である。
【図4】スライドフレームと底板を示す斜視図である。
【図5】スライドフレームを底板に取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図6】スライドフレームのスライド動作を示す斜視図
である。
【図7】スライドフレームへの外装ケースの取付構造を
示す斜視図である。
【図8】左右の鏡体のスライド動作を示す断面図であ
る。
【図9】移動ユニットの構造を示す斜視図である。
【図10】移動ユニットの構造を示す斜視図である。
【図11】プリズムを保持するための構成移を示す斜視
図である。
【図12】レンズ群を保持するための構成移を示す斜視
図である。
【図13】双眼鏡の内部構造を示す斜視図である。
【図14】双眼鏡の接眼部を示す正面図である。
【図15】レンズ鏡筒に対する第2レンズ枠の取り付け
構造を示す斜視図である。
【図16】係合突起とアームの係合状態を示す平面図で
ある。
【図17】第2レンズ枠に対する第2レンズの取り付け
構造を示す斜視図である。
【図18】係合突起とグリップ部の係合状態を示す側面
図である。
【図19】双眼鏡の内部構造を示す平面図である。
【図20】双眼鏡の内部構造を示す平面図である。
【図21】レンズ鏡筒に対する第2レンズ枠の取り付け
構造の別の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 双眼鏡 12L,12R 補助プリズム 13L,13R ダハプリズム 14L,14R 第2レンズ 15L,15R 接眼レンズ 21,22 鏡体 31,32 スライドフレーム 41 底板 51,52 外装ケース 61,62 移動体 64 プリズムホルダ 66 レンズ鏡筒 68 化粧環 68a 目当てゴム 101,111,113 貫通孔 102,104 ねじ孔 103,112 ねじ 110 フランジ部 120 第2レンズ枠 125 係合突起 122,122 アーム部 131,132 アーム部 141 係合突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双眼鏡の外部から所定の工具を挿入して
    回動操作し得るねじ部材を備え、 前記ねじ部材の頭部のねじ抜け方向の移動量を規制する
    ことによって、前記ねじ部材の抜けを防止するストッパ
    ー手段をさらに備えたこと、を特徴とする双眼鏡。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー手段は、前記工具を貫通
    させるため、前記ねじ部材に対し工具挿入側に設けられ
    た貫通孔であり、該貫通孔は前記ねじ部材の頭部よりも
    小さく構成されること、を特徴とする双眼鏡。
  3. 【請求項3】 前記ねじ部材は、支持部材に所定の被固
    定部材を固定するために、前記支持部材に形成された貫
    通孔を介して前記被固定部材に形成されたねじ孔にねじ
    込まれるものであり、 前記支持部材の貫通孔は前記ねじ部材のねじ部外径より
    も所定量大きく形成され、前記貫通孔内での前記ねじ部
    材の位置が調整可能であること、を特徴とする請求項1
    に記載の双眼鏡。
  4. 【請求項4】 前記被固定部材は、正立光学系を保持す
    る保持部材であること、を特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の双眼鏡。
  5. 【請求項5】 前記工具の挿入方向は、前記正立光学系
    の光軸方向であること、を特徴とする請求項4に記載の
    双眼鏡。
  6. 【請求項6】 前記ねじ部材は、双眼鏡の接眼側あるい
    は対物側から挿入された工具によって回動されること、
    を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の双眼
    鏡。
  7. 【請求項7】 双眼鏡に着脱可能に設けられた外装部材
    を取り外すことによって、前記ねじ部材が双眼鏡外部か
    らアクセス可能になること、を特徴とする請求項6に記
    載の双眼鏡。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6614592B2 (en) 2000-05-02 2003-09-02 Pentax Corporation Binocular
US7081995B2 (en) 2000-05-02 2006-07-25 Pentax Corporation Binocular

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