JPH10104331A - 相対位置検出装置 - Google Patents

相対位置検出装置

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JPH10104331A
JPH10104331A JP25809096A JP25809096A JPH10104331A JP H10104331 A JPH10104331 A JP H10104331A JP 25809096 A JP25809096 A JP 25809096A JP 25809096 A JP25809096 A JP 25809096A JP H10104331 A JPH10104331 A JP H10104331A
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JP
Japan
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satellite
positioning
relative position
searcher
positioning means
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JP25809096A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kanazawa
靖之 金澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、グローバルポジショニングシステ
ムを応用して迷子を捜索する装置に関するものであり、
捜索者に土地感がない場所においても、迷子の居場所を
捜索者にわかりやすく知らせることを目的とする。 【解決手段】 グローバルポジショニングシステムを用
いて第1の測位手段10と第2の測位手段11とで測定
した、迷子の位置と迷子の捜索者の位置を用いて、捜索
者から見てどの方向にどれだけ離れた場所に迷子がいる
かを相対位置算出手段12で算出し、表示手段13で捜
索者に知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グローバルポジシ
ョニングシステムを用いて三次元位置座標を測定する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、グローバルポジショニングシステ
ムを用いて三次元位置座標を測定する測位装置の応用と
して、痴呆老人や子供、ペットなどにグローバルポジシ
ョニングシステムを用いた測位装置を持たせたり装着し
たりしておき、彼らが迷子になった場合に、測位装置に
より測定された位置情報を公衆回線などを通じて捜索者
が受信し、捜索を容易にしようとするものが提案されて
いる(例えば、特開平6−188819号公報を参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グロー
バルポジショニングシステムによる測位で得られる位置
情報は絶対位置座標であるため、迷子となっている者が
捜索者から見てどちらの方向に、どの程度の距離の所に
いるのかが容易にはわからない。こうした不都合は、特
に、行楽地など、捜索者にも土地感がない場所において
顕著になる。
【0004】さらに、グローバルポジショニングシステ
ムによる測位は、位置の誤差が最大数十メートルにも及
ぶため、測位結果が示す位置に捜索者が行けたとして
も、混み合った行楽地などでは迷子を見つけるのが十分
容易になるとは言い難い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、こうした課題
を解決するためになされたものであり、第1の測位手段
および第2の測位手段が迷子だけでなく捜索者の位置も
グローバルポジショニングシステムを用いて絶対位置座
標として測定し、相対位置算出手段が両者の絶対位置座
標を用いて捜索者から見てどの方向にどれだけの離れた
所に迷子がいるかを算出し、表示手段がその算出結果を
表示するようにしたものである。
【0006】本発明によれば、表示手段には、迷子の位
置が絶対位置座標ではなく捜索者から見た相対位置とし
て表示されるので、捜索者にとって土地感がない場所で
でも、捜索者が迷子の居場所へ容易に行くことが可能と
なる。
【0007】また、第1の測位手段中の第1の衛星選択
手段がグローバルポジショニングシステム用衛星群の中
から測位に用いる衛星群を選択し、第1の位置算出手段
が第1の衛星選択手段により選択された衛星群からの信
号に基づき三次元位置座標を算出し、衛星情報送信手段
が第1の衛星選択手段が選択した衛星群を表す情報を送
信し、第2の測位手段中の第2の衛星選択手段が衛星情
報送信手段により送信された情報を受信してその受信し
た情報に基づき第1の衛星選択手段が選択したのと同じ
衛星群を選択し、第2の位置算出手段が第2の衛星選択
手段により選択された衛星群からの信号に基づき三次元
位置座標を算出するようにしたものである。
【0008】本発明によれば、第1の位置算出手段と第
2の位置算出手段が同じ衛星群からの信号に基づき三次
元位置座標を算出するので、第1の位置算出手段と第2
の位置算出手段により算出された三次元位置座標に絶対
位置座標としてはそれぞれ数十メートルに及ぶ誤差が含
まれていたとしても、両位置座標の差として算出される
相対位置座標にはほとんど誤差が存在しなくなり、込み
合った場所においても捜索者が迷子を探すのが一層容易
になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、グローバルポジショニ
ングシステムを用いて測定した、迷子の位置と迷子の捜
索者の位置を用いて、捜索者から見てどの方向にどれだ
け離れた場所に迷子がいるかを捜索者に知らせる相対位
置検出装置である。
【0010】そして、捜索者から見た相対位置として迷
子の位置を捜索者に知らせるので、捜索者にとって土地
感がない場所においても、絶対位置座標や地図上の点と
して迷子の位置を知らせるよりも、捜索者が容易に迷子
を見つけることができる。
【0011】また、グローバルポジショニングシステム
を用いて自らの位置を測定する第1の測位手段と、前記
第1の測位手段とは離れた場所においてグローバルポジ
ショニングシステムを用いて自らの位置を測定する第2
の測位手段と、前記第1の測位手段が測定した位置と前
記第2の測位手段が測定した位置とから両者の相対位置
を算出する相対位置算出手段と、前記相対位置算出手段
が算出した相対位置を表示する表示手段とを有するもの
である。
【0012】そして、第1の測位手段と第2の測位手段
の一方を、迷子になる可能性がある老人や子供の衣服に
装着するなどして予め持ち歩かせておき、他方を捜索者
が持って、相対位置算出手段により算出された迷子と自
分との相対位置関係を表示手段上で確認しながら迷子の
探索にあたることにより、捜索者が容易に迷子を見つけ
ることができる。
【0013】また、第1の測位手段は、グローバルポジ
ショニングシステム用衛星群の中から測位に用いる衛星
群を選択する第1の衛星選択手段と、前記第1の衛星選
択手段により選択された衛星群からの信号に基づき三次
元位置座標を算出する第1の位置算出手段と、前記第1
の衛星選択手段が選択した衛星群を表す情報を送信する
衛星情報送信手段を有し、第2の測位手段は、前記衛星
情報送信手段により送信された情報を受信し、その受信
した情報に基づき前記第1の衛星選択手段が選択したの
と同じ衛星群を選択する第2の衛星選択手段と、前記第
2の衛星選択手段により選択された衛星群からの信号に
基づき三次元位置座標を算出する第2の位置算出手段と
を有するものである。
【0014】そして、衛星情報送信手段により第1の測
位手段が測位に用いた衛星を第2の測位手段に送信し、
第2の測位手段が第1の測位手段と同じ衛星を用いて測
位することにより、測位で得られる両三次元位置座標に
含まれる誤差をほぼ同じにすることができるので、両三
次元位置座標の差として算出される迷子と捜索者との相
対位置関係では誤差がキャンセルされ、相対位置関係を
正確に知ることが可能となる。
【0015】また、衛星情報送信手段は、グローバルポ
ジショニングシステム用衛星からの信号中に含まれる衛
星の識別子を送信する衛星識別子送信手段を有するもの
である。
【0016】そして、衛星識別子送信手段が送信する識
別子を、第1の測位手段が測位に用いた衛星を示す情報
として用いることができる。
【0017】また、衛星情報送信手段は、グローバルポ
ジショニングシステム用衛星からの信号中に含まれる衛
星の位置情報を送信する衛星位置送信手段を有するもの
である。
【0018】そして、衛星位置送信手段送信する衛星の
位置情報を、第1の測位手段が測位に用いた衛星を示す
情報として用いることができる。
【0019】また、第1の測位手段および第2の測位手
段の少なくとも一方は、測定した位置を無線通信により
相対位置算出手段に知らしめるものである。
【0020】そして、第1の測位手段および第2の測位
手段のうちの一方は、他方および相対位置算出手段、表
示手段とは別のケースに収納し、単独で、迷子になる可
能性がある者に持ち歩かせることができる。
【0021】また、方位を測定する方位測定手段を有す
るものである。そして、方位測定手段により測定した東
西南北を捜索者に示すことにより、表示手段に表示され
た捜索者から見た迷子のいる方角が具体的にどちらにあ
るのかを、捜索者にとって土地感がない場所においても
明確に示すことができる。
【0022】また、相対位置算出手段により算出された
相対位置の時間的変化から第1の測位手段と第2の測位
手段とが近付きつつあるか遠ざかりつつあるかを判定す
る距離変化判定手段を有するものである。
【0023】そして、捜索者にとって土地感がなく、方
位がわからない場所においても、捜索者が迷子に近付く
方向へと移動しているか否かを、距離変化判定手段の判
定結果によって示すことができる。
【0024】また、距離変化判定手段の判定結果に基づ
き第1の測位手段と第2の測位手段とが近付きつつある
ことを報知する報知手段を有するものである。
【0025】そして、報知手段の報知内容により、捜索
者は自分が迷子に近付く方向へと移動していることを知
ることができる。
【0026】また、距離変化判定手段の判定結果に基づ
き第1の測位手段と第2の測位手段とが遠ざかりつつあ
ることを報知する報知手段を有するものである。
【0027】そして、報知手段の報知内容により、捜索
者は自分が迷子から遠ざかりつつある方向へと移動して
いることを知ることができる。
【0028】また、報知手段は、第1の測位手段と第2
の測位手段とが近付きつつあること、もしくは、遠ざか
りつつあることを、音により報知する報知音発生手段を
有するものである。
【0029】そして、報知手段は視覚ではなく聴覚に訴
えて迷子に近付く方向に移動しているか否かを捜索者に
報知するので、捜索者は視線を報知手段に注ぐことなく
迷子を探すことが可能となり、この結果迷子の発見が一
層容易になる。また、報知手段に目を注ぐ必要がなくな
るので、捜索者は周囲に目を配る余裕ができ、捜索者自
身が不注意により交通事故などの不慮の事故に巻き込ま
れたりする危険を低減することが可能となる。
【0030】以下、本発明の実施例について、図面を用
いて詳しく説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の相対位置検出装
置の構成図である。
【0031】図1において、10はグローバルポジショ
ニングシステムを用いて三次元位置座標を測定する第1
の測位手段である。11はグローバルポジショニングシ
ステムを用いて三次元位置座標を測定する第2の測位手
段であり、内部に、測定した位置座標を無線により送信
する測位結果送信手段14を内蔵している。測位結果送
信手段14が利用する無線通信には、特定小電力に該当
する微弱電波や、パーソナルハンディフォン、携帯電話
といった無線公衆回線などが利用できる。12は第1の
測位手段10が測定した三次元位置座標と第2の測位手
段11が測定した三次元位置座標とを用いて両者の相対
位置関係を算出する相対位置算出手段である。13は相
対位置算出手段12が算出した相対位置を液晶ディスプ
レイに表示する表示手段である。
【0032】これらの構成要素のうち、第1の測位手段
10、相対位置算出手段12、表示手段13は持ち運び
可能な単一のケースに収納されており、第2の測位手段
11は、持ち運び可能な別のケースに収納されている。
【0033】次に、この相対位置検出装置の動作、作用
を説明する。第1の測位手段10、相対位置算出手段1
2、表示手段13は、迷子の捜索者により持ち歩かれ
る。第1の測位手段10は、グローバルポジショニング
システム用衛星からの信号を受信し、捜索者の三次元位
置座標を測定する。測定した三次元位置座標は、相対位
置算出手段12に供給される。
【0034】第2の測位手段11は、迷子になる可能性
がある老人や子供の衣服に装着するなどして、予め持ち
歩かせておく。迷子になる可能性がある対象がペットで
ある場合には、首輪に装着するなどして持ち歩かせてお
く。第2の測位手段11は、グローバルポジショニング
システム用衛星からの信号を受信し、迷子の三次元位置
座標を測定する。測定した三次元位置座標は、測位結果
送信手段14を介して無線により相対位置算出手段12
に送信される。
【0035】相対位置算出手段12は、第1の測位手段
10から供給された捜索者の三次元位置座標と、測位結
果送信手段14を介して無線により送信されてきた迷子
の三次元位置座標を用いて、捜索者と迷子の相対位置、
すなわち、捜索者から見て、どちらの方向に、どれだけ
離れた場所に迷子がいるかを算出し、算出結果を表示手
段13に供給する。算出結果は、例えば、北東方向に3
0メートルの距離であるとか、西方向に80メートルか
つ上方向15メートルなどというように表される。
【0036】表示手段13は、相対位置算出手段12か
ら供給された相対位置を表示する。本実施例によれば、
表示手段13には迷子の位置が絶対座標や地図上の点と
してではなく、捜索者から見た相対的な方位と距離で表
示されるので、捜索者が土地感がない場所ででも迷子を
探すのが非常に容易になる。
【0037】なお、ここでは、第1の測位手段10、相
対位置算出手段12、表示手段13が単一のケースに収
納されており、第2の測位手段11は別のケースに収納
されているとして説明したが、測位結果送信手段14を
第2の測位手段11ではなく第1の測位手段10に内蔵
させて第1の測位手段10を独立したケースに収納し、
測位結果送信手段14を除いた第2の測位手段11、相
対位置算出手段12、表示手段13を共通のケースに収
納することも可能である。この場合には、第1の測位手
段10を迷子になる可能性のある者に予め持たせてお
き、捜索者が第2の測位手段11、相対位置算出手段1
2、表示手段13を持って迷子の捜索にあたればよい。
【0038】(実施例2)図2は本発明の実施例2の相
対位置検出装置の構成図である。
【0039】図2において、20はグローバルポジショ
ニングシステムを用いて三次元位置座標を測定する第1
の測位手段であり、内部に、グローバルポジショニング
システム用衛星群の中から測位に用いる衛星群を選択す
る第1の衛星選択手段23と、第1の衛星選択手段23
により選択された衛星群からの信号に基づき三次元位置
座標を算出する第1の位置算出手段25と、第1の位置
算出手段25が算出した三次元位置座標を無線により送
信する測位結果送信手段14と、第1の衛星選択手段2
3が選択した衛星群を表す情報を送信する衛星情報送信
手段24を有している。衛星情報送信手段24は、さら
に、グローバルポジショニングシステム用衛星からの信
号中に含まれる衛星の識別子を無線により送信する衛星
識別子送信手段28を有している。また、21はグロー
バルポジショニングシステムを用いて三次元位置座標を
測定する第2の測位手段であり、内部に、衛星情報送信
手段24により送信された情報を受信し、その受信した
情報に基づき第1の衛星選択手段23が選択したのと同
じ衛星群を選択する第2の衛星選択手段26と、第2の
衛星選択手段26により選択された衛星群からの信号に
基づき三次元位置座標を算出する第2の位置算出手段2
7を有している。また、22は第1の測位手段20が測
定した三次元位置座標と第2の測位手段21が測定した
三次元位置座標とを用いて両者の相対位置関係を算出す
る相対位置算出手段である。また、13は相対位置算出
手段22が算出した相対位置を表示する表示手段であ
る。
【0040】これらの構成要素のうち、第2の測位手段
21、相対位置算出手段22、表示手段13は持ち運び
可能な単一のケースに収納されており、第1の測位手段
20は、持ち運び可能な別のケースに収納されている。
【0041】第1の測位手段20は、迷子になる可能性
がある老人や子供の衣服に装着するなどして、予め持ち
歩かせておく。迷子になる可能性がある対象がペットで
ある場合には、首輪に装着するなどして持ち歩かせてお
く。第2の測位手段21、相対位置算出手段22、表示
手段13は迷子の捜索者により持ち歩かれる。
【0042】次に、この相対位置検出装置の動作、作用
を説明する。第1の測位手段20中の第1の衛星選択手
段23は、グローバルポジショニングシステム用衛星群
からの信号を受信し、位置測定に適した衛星を4つ選択
する。この選択は、例えば、3つの衛星を適当に選択
し、それら3つの衛星群が構成する平面から最も遠い位
置の衛星を第4番目の衛星としてもよいし、あるいは、
信号強度が最も強いものから順に、同一平面上にない4
つの衛星を選択するなど、位置の測定に問題を生じない
範囲で、任意に設定してよい。第1の衛星選択手段23
は、選択した4つの衛星からの信号中に含まれる衛星の
識別子を第1の位置算出手段25に供給する。
【0043】第1の位置算出手段25は、第1の衛星選
択手段23から供給された識別子が示す4つの衛星から
の信号を受信し、それらの信号に基づいて自らの三次元
位置座標を算出し、算出した三次元位置座標を測位結果
送信手段14に供給する。
【0044】測位結果送信手段14は供給された三次元
位置座標を相対位置算出手段22へと無線で送信する。
【0045】衛星情報送信手段24中の衛星識別子送信
手段28は、第1の衛星選択手段23が第1の位置算出
手段25に供給した4つの衛星を示す識別子を読み取
り、読み取った識別子を無線で第2の測位手段21中の
第2の衛星選択手段26に送信する。
【0046】第2の衛星選択手段26は、衛星識別子送
信手段28により送信された衛星の識別子を受信し、第
2の位置算出手段27に供給する。
【0047】第2の位置算出手段27は、第2の衛星選
択手段26から供給された識別子が示す4つの衛星から
の信号を受信し、それらの信号に基づいて自らの三次元
位置座標を算出して、算出した三次元位置座標を相対位
置算出手段22に供給する。
【0048】相対位置算出手段22は、測位結果送信手
段14から送信されてきた三次元位置座標を迷子の位置
とし、第2の位置算出手段27から供給された三次元位
置座標を捜索者の位置として、捜索者から見て、どちら
の方向に、どれだけ離れた場所に迷子がいるかを算出
し、算出結果を表示手段13に伝える。
【0049】表示手段13は、相対位置算出手段22が
算出した結果を表示する。本実施例によれば、第1の測
位手段20、ならびに、第2の測位手段21は、同じ4
つのグローバルポジショニングシステム用衛星からの信
号に基づいて、それぞれ迷子の三次元位置座標、ならび
に、捜索者の三次元位置座標を測定するので、たとえ、
両三次元位置座標に数十メートルに及ぶ誤差が含まれて
いたとしても、両三次元位置座標の差分として算出され
る捜索者から迷子までの距離は、誤差が非常に小さくな
り、捜索者が迷子を探すのが容易になる。
【0050】(実施例3)図3は本発明の実施例3の相
対位置検出装置の構成図である。
【0051】図3において、30はグローバルポジショ
ニングシステムを用いて三次元位置座標を測定する第1
の測位手段であり、内部に、グローバルポジショニング
システム用衛星群の中から測位に用いる衛星群を選択す
る第1の衛星選択手段23と、第1の衛星選択手段23
により選択された衛星群からの信号に基づき三次元位置
座標を算出する第1の位置算出手段35と、第1の位置
算出手段35が算出した三次元位置座標を無線により送
信する測位結果送信手段14と、第1の衛星選択手段2
3が選択した衛星群を表す情報を送信する衛星情報送信
手段34を有している。衛星情報送信手段34は、さら
に、第1の位置算出手段35が三次元位置座標を算出す
るために用いた衛星からの信号に含まれる衛星の位置情
報を無線により送信する衛星位置送信手段38を有して
いる。また、31はグローバルポジショニングシステム
を用いて三次元位置座標を測定する第2の測位手段であ
り、内部に、衛星情報送信手段34により送信された情
報を受信し、その受信した情報に基づき第1の衛星選択
手段23が選択したのと同じ衛星群を選択する第2の衛
星選択手段36と、第2の衛星選択手段36により選択
された衛星群からの信号に基づき三次元位置座標を算出
する第2の位置算出手段27を有している。この他、図
2と同一の構成要素に対しては図2と同一の番号を付し
ている。
【0052】本実施例の相対位置検出装置は、図2の相
対位置検出装置と比較して、衛星情報送信手段34が送
信する衛星を表す情報と、その情報を用いて第2の衛星
選択手段36が衛星を選択する方法が異なっている。
【0053】次に、この相対位置検出装置の動作、作用
を説明する。第1の測位手段30中の第1の衛星選択手
段23は、図2の第1の衛星選択手段23と全く同様に
して、グローバルポジショニングシステム用衛星群の中
から位置測定に適した衛星を4つ選択し、選択した4つ
の衛星を示す識別子を第1の位置算出手段35に供給す
る。
【0054】第1の位置算出手段35は、第1の衛星選
択手段23から供給された識別子が示す4つの衛星から
の信号を受信し、それらの信号中に含まれる各衛星の位
置を示す情報を衛星情報送信手段34中の衛星位置送信
手段38に供給する。また、それら衛星の位置を示す情
報を用いて自らの三次元位置座標を算出し、算出した三
次元位置座標を測位結果送信手段14に供給する。
【0055】衛星位置送信手段38は、第1の位置算出
手段35から供給された4つの衛星の位置を示す情報を
無線で送信する。
【0056】第2の測位手段31中の第2の衛星選択手
段36は、衛星位置送信手段38により送信された4つ
の衛星の位置を示す情報と、グローバルポジショニング
システム衛星群から送られてくる信号を受信し、衛星位
置送信手段38により送信された4つの衛星の位置各々
について、グローバルポジショニングシステム衛星群の
中から、衛星からの信号中に含まれる衛星の位置情報が
衛星位置送信手段38から送信されてきた位置に最も近
いものを選択して、選択した4つの衛星の識別子を第2
の位置算出手段27に供給する。
【0057】測位結果送信手段14、第2の位置算出手
段27、相対位置算出手段22、表示手段13の動作
は、図2のものと全く同じなので詳しい説明は省略す
る。
【0058】本実施例によれば、第1の測位手段30、
ならびに、第2の測位手段31は、同じ4つのグローバ
ルポジショニングシステム用衛星からの信号に基づい
て、それぞれ迷子の三次元位置座標、ならびに、捜索者
の三次元位置座標を測定するので、実施例2の場合と同
様に、捜索者から見た迷子までの距離に含まれる誤差が
非常に小さくなり、捜索者が迷子を探すのが容易にな
る。
【0059】(実施例4)図4は本発明の実施例4の相
対位置検出装置の構成図である。
【0060】図4において、43は捜索者から見て、ど
ちらの方向に、どれだけ離れた場所に迷子がいるかを表
示する表示手段であり、内部に、方位、すなわち東西南
北、を測定する方位測定手段44を有している。この方
位測定手段44は、方位磁石により実現されている。こ
の他、図2と同一の構成要素に対しては図2と同一の番
号を付している。
【0061】次に、この相対位置検出装置の動作、作用
を説明する。第1の測位手段20は、図2の第1の測位
手段20と全く同様にして迷子の三次元位置座標を算出
し、算出した三次元位置座標を無線により相対位置算出
手段22に送信する。
【0062】第2の測位手段21は、図2の第2の測位
手段21と全く同様にして捜索者の三次元位置座標を算
出し、算出した三次元位置座標を相対位置算出手段22
に供給する。
【0063】相対位置算出手段22は、図2の相対位置
算出手段22と全く同様にして、捜索者から見て、どち
らの方向に、どれだけ離れた場所に迷子がいるかを算出
し、算出結果を表示手段43に供給する。
【0064】表示手段43は、図2の表示手段13と同
様にして相対位置算出手段22から供給された迷子の相
対位置を表示すると共に、方位磁石からなる方位測定手
段44により測定された方位のうち北を表示する。
【0065】本実施例によれば、表示手段43は迷子が
捜索者から見て東西南北どちらの方向にいるかを表示す
るだけでなく、捜索者がいる位置においてどちらの方向
が北であるかも同時に表示するので、捜索者にとって土
地感がない場所でも迷子を探すのが一層容易になる。
【0066】なお、この実施例では、表示手段43は方
位測定手段44により測定された方位のうち北だけを表
示するとしたが、表示手段43は実施例2の表示手段1
3に単純に方位磁石を取り付けた構造とし、その磁石に
より方位が一目でわかるようにしてもよいのは当然であ
る。
【0067】(実施例5)図5は本発明の実施例5の相
対位置検出装置の構成図である。
【0068】図5において、50は捜索者と迷子とが近
付きつつあるか遠ざかりつつあるかを判定する距離変化
判定手段であり、内部に、捜索者と迷子との距離を2個
記憶するメモリ52と、メモリ52に記憶された2個の
距離に基づき捜索者と迷子とが近付きつつあるか遠ざか
りつつあるかを判定する判定手段53を有している。ま
た、51は捜索者と迷子とが近付きつつあるか遠ざかり
つつあるかを捜索者に報知する報知手段であり、緑色の
発光ダイオード54と赤色の発光ダイオード55とを有
している。この他、図2と同一の構成要素に対しては図
2と同一の番号を付している。
【0069】次に、この相対位置検出装置の動作、作用
を説明する。なお、以下では説明の都合上、メモリ52
上の2つの距離の記憶場所を、メモリ52の第1語なら
びに第2語と記す。
【0070】メモリ52は、第1語ならびに第2語に初
期値として、共に、記憶されている値が無効であること
を示す特別な値「invalid」を記憶している。
【0071】距離変化判定手段50は、相対位置算出手
段22が算出した捜索者と迷子の距離を読み込み、メモ
リ52の第1語に記憶されていた値をメモリ52の第2
語に記憶させ、新たに読み込んだ捜索者と迷子の距離を
メモリ52の第1語に記憶させる。距離変化判定手段5
0は、この相対位置算出手段22が算出した捜索者と迷
子の距離の読み込みとメモリ52に記憶させる値の変更
を、2秒間隔で繰り返す。
【0072】判定手段53は、メモリ52に記憶されて
いる値を読み込み、メモリ52の第1語ならびに第2語
に記憶されている値がいずれも「invalid」でな
いとき、第1語に記憶されている値の方が第2語に記憶
されている値よりも小さければ「減少信号」を報知手段
51に供給し、第1語に記憶されている値の方が第2語
に記憶されている値よりも大きければ「増加信号」を報
知手段51に供給する。メモリ52の第1語ならびに第
2語に記憶されている値の少なくとも一方が「inva
lid」であるか、あるいは、第1語に記憶されている
値と第2語に記憶されている値が等しい場合には、報知
手段51に何も供給しない。
【0073】報知手段51は、距離変化判定手段50中
の判定手段53から「減少信号」が供給されたとき緑色
の発光ダイオード54を点灯させ、判定手段53から
「減少信号」が供給されなくなったとき発光ダイオード
54を消灯させる。また、判定手段53から「増加信
号」が供給されたとき赤色の発光ダイオード55を点灯
させ、判定手段53から「増加信号」が供給されなくな
ったとき発光ダイオード55を消灯させる。
【0074】従って、距離変化判定手段50により2秒
間隔で読み込まれる捜索者と迷子の距離が減少しつつあ
れば緑色の発光ダイオード54が点灯するとともに赤色
の発光ダイオード55が消灯し、捜索者と迷子の距離が
増加しつつあれば赤色の発光ダイオード55が点灯する
とともに緑色の発光ダイオード54が消灯することにな
る。
【0075】本実施例によれば、捜索者と迷子が近付き
つつあるか遠ざかりつつあるかが発光ダイオード54と
発光ダイオード55の点灯/消灯によりわかるので、捜
索者が自分のいる場所における方位、すなわち、東西南
北がわからなくても、容易に迷子の方へ近付くことがで
きる。
【0076】なお、上記の実施例では報知手段51は緑
色の発光ダイオード54と赤色の発光ダイオード55の
2つの発光ダイオードを有するとしたが、いずれか一方
だけを有するようにしても構わない。
【0077】また、判定手段53は、メモリ52の第1
語ならびに第2語に記憶されている値がいずれも「in
valid」でないとき、第1語に記憶されている値の
方が第2語に記憶されている値よりも所定の値以上小さ
い場合に限り「減少信号」を報知手段51に供給し、第
1語に記憶されている値の方が第2語に記憶されている
値よりも所定の値以上大きい場合に限り「増加信号」を
報知手段51に供給するようにしてもよい。このように
すれば、捜索者が迷子を中心とした円の接線方向に近い
方向に移動している場合には判定手段53は「減少信
号」も「増加信号」も出さなくなるので、捜索者が本当
に迷子の方向へと近付きつつあるか否かをより正確に報
知することが可能となる。
【0078】また、距離変化判定手段50が捜索者と迷
子の距離を読み込む時間間隔は、2秒以外の値としても
よいし、捜索者が自由に設定できるようにしてもよい。
【0079】(実施例6)報知手段51の代わりに図6
の報知手段61を用いてもよい。
【0080】図6中、62はブザーにより実現された報
知音発生手段である。次に、この報知手段61の動作、
作用を説明する。
【0081】報知手段61は、距離変化判定手段50か
ら「減少信号」が供給されたとき報知音発生手段62に
報知音を発生させ、距離変化判定手段50から「減少信
号」が供給されなくなったとき報知音発生手段62に報
知音を停止させる。
【0082】本実施例によれば、報知手段61は捜索者
の視覚にではなく聴覚に訴えて迷子に近付きつつあるこ
とを報知するので、捜索者は視線を報知手段61に注ぐ
ことなく迷子を探すことが可能となる。従って、実施例
5の報知手段51を用いる場合よりも、捜索者は迷子の
姿を探すことに集中できるようになり、この結果迷子の
発見が一層容易になる。また、報知手段61に目を注ぐ
必要がなくなるので、捜索者は周囲に目を配る余裕がで
き、捜索者自身が不注意により交通事故などの不慮の事
故に巻き込まれたりする危険を低減することが可能とな
る。
【0083】なお、各実施例において迷子に予め持たせ
ておく測位手段、すなわち、実施例1における第2の測
位手段11、第2〜第5の実施例における第1の測位手
段20、30には、捜索者からの測位開始を命じる信号
を受信する手段を設け、捜索者が測位開始を命じた後に
のみグローバルポジショニングシステムを用いた測位を
行なわせるようにしてもよい。
【0084】また、実施例2における第1の測位手段2
0中の第1の衛星選択手段23、衛星情報送信手段24
と第2の測位手段21中の第2の衛星選択手段26とを
交換し、捜索者が持ち歩く第2の測位手段21側で測位
に適したグローバルポジショニングシステム用衛星を選
択し、迷子に持ち歩かせている第1の測位手段20側で
それと同じ衛星を選択させるようにすることも可能であ
るが、実施例2に示したように、迷子に持ち歩かせてい
る第1の測位手段20側で測位に適したグローバルポジ
ショニングシステム用衛星を選択し、捜索者が持ち歩く
第2の測位手段21側でそれと同じ衛星を選択させるよ
うにする方が望ましい。なぜならば、どの衛星からの信
号を受信できるかは周囲に高い建物などの障害物がある
か否かに依存するが、迷子にそうした障害物が少ない場
所に行くよう期待するよりも、捜索者の方で障害物が少
ない場所に行く方が、より確実に第1の測位手段20と
第2の測位手段21とで同じ衛星を用いて測位できるか
らである。
【0085】
【発明の効果】以上、様々な例を用いて示したように、
本発明によれば、捜索者から見た相対位置として迷子の
位置を捜索者に知らせるので、捜索者にとって土地感が
ない場所においても、絶対位置座標や地図上の点として
迷子の位置を知らせるよりも、捜索者が容易に迷子を見
つけることができるというすぐれた効果がある。
【0086】また、第1の測位手段と第2の測位手段の
一方を、迷子になる可能性がある老人や子供の衣服に装
着するなどして予め持ち歩かせておき、他方を捜索者が
持って、相対位置算出手段により算出された迷子と自分
との相対位置関係を表示手段上で確認しながら迷子の探
索にあたることにより、容易に迷子を見つけることがで
きるという効果がある。
【0087】また、衛星情報送信手段により第1の測位
手段が測位に用いた衛星を第2の測位手段に送信し、第
2の測位手段が第1の測位手段と同じ衛星を用いて測位
することにより、測位で得られる両三次元位置座標に含
まれる誤差をほぼ同じにすることができるので、両三次
元位置座標の差として算出される迷子と捜索者との相対
位置関係では誤差がキャンセルされ、相対位置関係を正
確に知ることが可能になるという効果がある。
【0088】また、衛星識別子送信手段が送信する識別
子を、第1の測位手段が測位に用いた衛星を示す情報と
して用いることができるという効果がある。
【0089】また、衛星位置送信手段送信する衛星の位
置情報を、第1の測位手段が測位に用いた衛星を示す情
報として用いることができるという効果がある。
【0090】また、第1の測位手段および第2の測位手
段のうちの一方は、他方および相対位置算出手段、表示
手段とは別のケースに収納し、単独で、迷子になる可能
性がある者に持ち歩かせることができるという効果があ
る。
【0091】また、方位測定手段により測定した方位を
捜索者に示すことにより、表示手段に表示された、捜索
者から見た迷子のいる方角が具体的にどちらにあるのか
を、捜索者にとって土地感がない場所においても明確に
示すことができるというすぐれた効果がある。
【0092】また、捜索者にとって土地感がなく、方位
がわからない場所においても、捜索者が迷子に近付く方
向へと移動しているか否かを、距離変化判定手段の判定
結果によって示すことができるという効果がある。
【0093】また、報知手段の報知内容により、捜索者
は自分が迷子に近付く方向へと移動していることを知る
ことができるという効果がある。
【0094】また、報知手段の報知内容により、捜索者
は自分が迷子から遠ざかりつつある方向へと移動してい
ることを知ることができるという効果がある。
【0095】また、視覚ではなく聴覚に訴えて迷子に近
付く方向に移動しているか否かを捜索者に報知すること
により、捜索者は視線を報知手段に注ぐことなく迷子を
探すことが可能となり、この結果迷子の発見が一層容易
になる。また、報知手段に目を注ぐ必要がなくなるの
で、捜索者は周囲に目を配る余裕ができ、捜索者自身が
不注意により交通事故などの不慮の事故に巻き込まれた
りする危険を低減することが可能となるというすぐれた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の相対位置検出装置の構成図
【図2】本発明の実施例2の相対位置検出装置の構成図
【図3】本発明の実施例3の相対位置検出装置の構成図
【図4】本発明の実施例4の相対位置検出装置の構成図
【図5】本発明の実施例5の相対位置検出装置の構成図
【図6】同相対位置検出装置の報知手段の別の実施例の
構成図
【符号の説明】
10,20,30 第1の測位手段 11,21,31 第2の測位手段 12,22 相対位置算出手段 13,43 表示手段 23 第1の衛星選択手段 24,34 衛星情報送信手段 25,35 第1の位置算出手段 26,36 第2の衛星選択手段 27 第2の位置算出手段 28 衛星識別子送信手段 38 衛星位置送信手段 44 方位測定手段 50 距離変化判定手段 51,61 報知手段 62 報知音発生手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グローバルポジショニングシステムを用い
    て測定した、迷子の位置と迷子の捜索者の位置を用い
    て、捜索者から見てどの方向にどれだけ離れた場所に迷
    子がいるかを捜索者に知らせる相対位置検出装置。
  2. 【請求項2】グローバルポジショニングシステムを用い
    て自らの位置を測定する第1の測位手段と、前記第1の
    測位手段とは離れた場所においてグローバルポジショニ
    ングシステムを用いて自らの位置を測定する第2の測位
    手段と、前記第1の測位手段が測定した位置と前記第2
    の測位手段が測定した位置とから両者の相対位置を算出
    する相対位置算出手段と、前記相対位置算出手段が算出
    した相対位置を表示する表示手段とを有する相対位置検
    出装置。
  3. 【請求項3】第1の測位手段は、グローバルポジショニ
    ングシステム用衛星群の中から測位に用いる衛星群を選
    択する第1の衛星選択手段と、前記第1の衛星選択手段
    により選択された衛星群からの信号に基づき三次元位置
    座標を算出する第1の位置算出手段と、前記第1の衛星
    選択手段が選択した衛星群を表す情報を送信する衛星情
    報送信手段を有し、第2の測位手段は、前記衛星情報送
    信手段により送信された情報を受信し、その受信した情
    報に基づき前記第1の衛星選択手段が選択したのと同じ
    衛星群を選択する第2の衛星選択手段と、前記第2の衛
    星選択手段により選択された衛星群からの信号に基づき
    三次元位置座標を算出する第2の位置算出手段とを有す
    る請求項1記載の相対位置検出装置。
  4. 【請求項4】衛星情報送信手段は、グローバルポジショ
    ニングシステム用衛星からの信号中に含まれる衛星の識
    別子を送信する衛星識別子送信手段を有する請求項3記
    載の相対位置検出装置。
  5. 【請求項5】衛星情報送信手段は、グローバルポジショ
    ニングシステム用衛星からの信号中に含まれる衛星の位
    置情報を送信する衛星位置送信手段を有する請求項3記
    載の相対位置検出装置。
  6. 【請求項6】第1の測位手段および第2の測位手段の少
    なくとも一方は、測定した位置を無線通信により相対位
    置算出手段に知らしめる請求項1記載の相対位置検出装
    置。
  7. 【請求項7】方位を測定する方位測定手段を有する請求
    項1記載の相対位置検出装置。
  8. 【請求項8】相対位置算出手段により算出された相対位
    置の時間的変化から第1の測位手段と第2の測位手段と
    が近付きつつあるか遠ざかりつつあるかを判定する距離
    変化判定手段を有する請求項1記載の相対位置検出装
    置。
  9. 【請求項9】距離変化判定手段の判定結果に基づき第1
    の測位手段と第2の測位手段とが近付きつつあることを
    報知する報知手段を有する請求項8記載の相対位置検出
    装置。
  10. 【請求項10】距離変化判定手段の判定結果に基づき第
    1の測位手段と第2の測位手段とが遠ざかりつつあるこ
    とを報知する報知手段を有する請求項8記載の相対位置
    検出装置。
  11. 【請求項11】報知手段は、第1の測位手段と第2の測
    位手段とが近付きつつあること、もしくは、遠ざかりつ
    つあることを、音により報知する報知音発生手段を有す
    る請求項9および請求項10記載の相対位置検出装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001338373A (ja) * 2000-05-26 2001-12-07 Secom Co Ltd 移動体捜索システム、移動体捜索方法および移動体捜索保護方法
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KR100913881B1 (ko) 2002-12-18 2009-08-26 삼성전자주식회사 휴대통신단말기의 위치정보 제공시스템 및 방법

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