JPH10104230A - 核酸等の検出方法,並びに標識物質及び検出物質 - Google Patents

核酸等の検出方法,並びに標識物質及び検出物質

Info

Publication number
JPH10104230A
JPH10104230A JP8280066A JP28006696A JPH10104230A JP H10104230 A JPH10104230 A JP H10104230A JP 8280066 A JP8280066 A JP 8280066A JP 28006696 A JP28006696 A JP 28006696A JP H10104230 A JPH10104230 A JP H10104230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hapten
nucleic acid
substance
linker
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8280066A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Fujita
聡 藤田
Naoto Kagiyama
直人 鍵山
Masayoshi Momiyama
政慶 籾山
Yasumitsu Kondo
恭光 近藤
Yoshiho Nishiyanai
美穂 西谷内
Yukio Yamada
幸生 山田
Osamu Asami
修 浅見
Hidehiko Sugiyama
英彦 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP8280066A priority Critical patent/JPH10104230A/ja
Priority to DE1997142949 priority patent/DE19742949A1/de
Publication of JPH10104230A publication Critical patent/JPH10104230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/68Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
    • C12Q1/6813Hybridisation assays
    • C12Q1/6816Hybridisation assays characterised by the detection means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/531Production of immunochemical test materials
    • G01N33/532Production of labelled immunochemicals
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54353Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals with ligand attached to the carrier via a chemical coupling agent
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/58Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving labelled substances

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイソトープ法の安全上の欠点を解消し,検
出感度に優れた,核酸等の検出方法,並びに標識物質及
び検出物質を提供する。 【解決手段】 核酸,蛋白質等の被検体に,リンカーと
ハプテンとを有する標識物質を結合する。標識物質にお
けるハプテンに,抗ハプテン抗体を有し且つシグナルを
発生し得る検出物質を結合する。検出物質よりシグナル
を発生させ,該シグナルを検出する。ハプテンは,ジベ
レリン又はその誘導体である。リンカーは,原子数が1
0以上であり且つ直鎖状に配列した原子鎖を有する。検
出物質は,抗ハプテン抗体と結合してなり,且つシグナ
ル発生基質との反応により該シグナル発生基質よりシグ
ナルを発生させ得る酵素であること,又は自らシグナル
を発生し得るシグナル発生化合物であることが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,分子生物学,生化学などの基礎
研究分野,臨床検査,環境中微生物の検出等の応用分野
において利用できる,核酸等の検出方法並びに,その検
出において用いる標識物質及び検出物質に関する。
【0002】
【従来技術】医学,生物学の分野においては,近年,核
酸断片検出法により,核酸配列を検出する方法が多用さ
れている。現在,広く用いられている検出方法として
は,核酸プローブを放射性同位元素を用いて標識し,こ
れと標的核酸とをハイブリダイズさせ,しかる後にオー
トラジオグラフィにより標的核酸の検出を行うアイソト
ープ法がある。
【0003】しかし,アイソトープ法には,多くの欠点
がある。その欠点とは, アイソトープにより映しだされた像はぼやけることが
あり,空間的解像力が低い。そのため,核酸ハイブリダ
イゼーションにおいて,近接した遺伝子同志が重なって
みえてしまい,遺伝子間の相対的位置関係を明らかにす
ることができない場合がある。 放射性同位体は放射能漏れのおそれがあるため,放射
能漏れを防止するための特別の設備を備えたアイソトー
プ実験室の中でしか実験できない。 人体が受ける影響が大きい。
【0004】検出時間が数週間から数カ月と非常に長
いため,迅速臨床診断への応用が困難である。 放射性同位体の放射活性は,一定の半減期をもって減
衰するため,放射性同位体の購入予定に合わせた実験計
画をたてる必要がある。また,わずかな日程のずれによ
って,放射性同位体や大規模な実験成果を無駄にするお
それがある。 放射性同位体は,極めて高価である。
【0005】かかる背景からアイソトープ法に代わる,
核酸プローブへの標識法が,従来,開発されている。例
えば,DNAラベリングキット(ベーリンガー社製)
は,ハプテンとしてディゴキシゲニンを用いている
(K.Muhlegger et.al.,Biol.
Chem.Hoppe−Seyler,371,953
(1990))。しかし,上記DNAラベリングキット
の検出感度は40fg(4×10-14 g)DNAであ
り,アイソトープ法の検出感度に比べて劣っている。
【0006】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,アイ
ソトープ法の安全上の欠点を解消し,検出感度に優れ
た,核酸等の検出方法,並びに標識物質及び検出物質を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,核酸,蛋白質等
の被検体に,リンカーとハプテンとを有する標識物質を
結合し,次いで,上記標識物質におけるハプテンに,抗
ハプテン抗体を有し且つシグナルを発生し得る検出物質
を結合し,次いで,上記検出物質よりシグナルを発生さ
せ,該シグナルを検出する,核酸等の検出方法であっ
て,上記ハプテンは,ジベレリン又はその誘導体であ
り,上記リンカーは,原子数が10以上であることを特
徴とする核酸等の検出方法である。
【0008】本発明において最も注目すべきことは,核
酸等の被検体に,リンカーとハプテンとを有する標識物
質を結合させることである。
【0009】次に,本発明の作用及び効果について説明
する。本発明において,上記リンカーは,ハプテンと被
検体との間を連結する連結材である。リンカーは,原子
数が10以上である。そのため,リンカーは長い構造を
有していることとなる。それ故,被検体とハプテンとの
距離を十分に離すことができる。そのため,抗ハプテン
抗体は,ハプテンとの抗原抗体反応により結合する際
に,被検体による立体障害を受けにくくなり,ハプテン
と接触する機会が多くなり,結合反応を起こしやすくな
る。
【0010】それ故,ハプテンを有する標識物質は,抗
ハプテン抗体を有する検出物質と効率良く結合する。こ
のため,被検体には多量の検出物質が結合することとな
り,検出物質から強いシグナルを発生させることができ
る。従って,従来の非アイソトープ法に比べて優れた検
出感度を発揮することができ,少量の被検体でも十分に
検出することができる。
【0011】また,本発明においては,ハプテンとして
ジベレリン又はその誘導体を用いている。ジベレリン又
はその誘導体は,抗ハプテン抗体としての抗ジベレリン
との親和力が大きい。そのため,ハプテンと抗ハプテン
抗体との結合効率が高く,被検体に対して効率よく検出
物質を結合することができる。従って,本発明によれ
ば,検出物質から,強いシグナルを発生させることがで
き,高い検出感度を得ることができる。
【0012】また,本発明によれば,DNA,RNA等
の核酸,酵素,ホルモン,ペプチド,蛋白質,糖類,脂
質,ビタミン,細胞,微生物,動植物組織等,生体物質
のあらゆる物質を被検体として検出することができる。
【0013】次に,上記ハプテンは,ジベレリンである
ことが好ましく,とりわけ,請求項2の発明のように,
下記の「化1」に示されるジベレリンA4であることが
好ましい。これにより,ハプテンと抗ハプテン抗体との
親和力を更に高くすることができる。そのため,上記の
ように被検体に効率よく検出物質を結合させることがで
きる。従って,更に強いシグナルを発生させることがで
き,検出感度を一層高くすることができる。
【0014】
【化1】
【0015】次に,請求項3の発明のように,上記リン
カーは,非環式炭化水素,単環式炭化水素,架橋環式炭
化水素,スピロ炭化水素,環集合炭化水素,及び側鎖を
有する環式炭化水素のグループから選ばれる1種又は2
種以上からなる炭化水素基を有し,原子数が10以上で
あり且つ直鎖状に配列した原子鎖を有することが好まし
い。これにより,被検体とハプテンとの距離を離すこと
ができ,ハプテンと抗ハプテン抗体との反応の際におけ
る,被検体による立体障害を更に抑制できる。
【0016】次に,請求項4の発明のように,上記炭化
水素基の間は,アルキル,エーテル,アミド,エステ
ル,アゾ,ニトリル,ニトロ,及びアミノのグループか
ら選ばれる1種又は2種以上の原子団により連結されて
いることが好ましい。これにより,リンカーの中の原子
団の間を直線状に結合でき,リンカーの長さを長くする
ことができる。そのため,ハプテンと抗ハプテン抗体と
の反応の際における,被検体による立体障害を更に抑制
できる。
【0017】次に,請求項5の発明のように,上記リン
カーは,下記の「化2」の一般式により示されるもので
あることが好ましい。
【0018】
【化2】
【0019】これにより,リンカーの全体長さを長くす
ることができる。そのため,ハプテンと抗ハプテン抗体
との反応の際における,被検体による立体障害を更に抑
制できる。
【0020】また,被検体に標識物質を結合する際に,
被検体と結合可能な結合部位を有することが好ましい。
かかる結合部位は,被検体の種類によって異なる。例え
ば,被検体がDNAの場合には,結合部位としては,d
ATP,dGTP,dCTP,dTTP,dUTP等を
用いることができる。また,蛋白質の場合には,アミノ
基を有するリジン等を用いることができる。
【0021】次に,請求項6の発明のように,上記検出
物質は,上記抗ハプテン抗体と,シグナル発生基質と反
応して該シグナル発生基質よりシグナルを発生させ得る
酵素とからなることが好ましい。これにより,容易且つ
迅速に検出することができる。
【0022】次に,上記酵素は,アルカリ性ホスファタ
ーゼ,酸性ホスファターゼ,β−ガラクトシダーゼ,エ
ステラーゼ,パーオキシダーゼ,及び糖鎖切断酵素のグ
ループから選ばれる1種又は2種以上であることが好ま
しい。これにより,強いシグナルを発生させることがで
き,シグナルの検出を容易に行うことができる。
【0023】次に,上記シグナル発生基質は,化学発光
基質,発色基質,蛍光基質,生物発光基質,又は電気発
生基質のいずれかであることが好ましい。これらの酵素
はシグナル発生基質との反応性が高いため,強いシグナ
ルを発生させることができ,検出感度が更に高くなるか
らである。
【0024】次に,請求項7の発明のように,上記検出
物質は,上記抗ハプテン抗体と,自らシグナルを発生し
得るシグナル発生化合物とからなることが好ましい。こ
れにより,容易且つ迅速に検出することができる。上記
シグナル発生化合物は,蛍光物質又は発色物質であるこ
とが好ましい。これらのシグナル発生化合物は強いシグ
ナルを発生させる。また,シグナルの検出を容易に行う
ことができる。
【0025】次に,請求項8の発明は,核酸,蛋白質等
の被検体を標識し,且つシグナルを発生し得る検出物質
と結合するための標識物質において,上記標識物質は,
下記の「化1」に示される,ハプテンとリンカーとを有
してなり,該リンカーは,原子数が10以上であり且つ
直鎖状に配列した原子鎖を有することを特徴とする標識
物質である。
【0026】
【化1】
【0027】上記標識物質は,上記のごとく長い原子鎖
を有するリンカーをハプテンと結合されたものである。
そのため,被検体とハプテンとの距離を離し,被検体に
よる立体障害の影響を少なくすることができる。また,
ハプテンとして,上記ジベレリンA4を用いている。上
記ジベレリンA4は,抗ハプテン抗体との親和力の高
い。それ故,標識物質は,被検体に対して,抗ハプテン
抗体を有する検出物質を多量に付着させることができ,
感度を著しく上昇させることができる。
【0028】また,上記標識物質は,被検体と結合可能
な結合部位を有することが好ましい。かかる結合部位
は,上記のごとく被検体の種類によって異なる。
【0029】次に,請求項9の発明は,核酸,蛋白質等
の被検体を検出するための検出物質において,上記検出
物質は,上記被検体を標識した下記の「化1」に示され
た標識物質のハプテンに対して,抗原抗体反応により結
合する抗ハプテン抗体と,シグナル発生基質と反応し得
る酵素とよりなることを特徴とする検出物質である。
【0030】
【化1】
【0031】上記検出物質は,上記ジベレリンA4に対
する抗ハプテン抗体を有するため,ジベレリンA4を有
する標識物質に高効率で結合することができる。それ
故,酵素とシグナル発生基質との反応によって,強いシ
グナルを発生させることができ,検出感度が高い。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態例にかかる核酸
等の検出方法について,図1を用いて説明する。本例
は,蛍光法によるλDNAの検出方法である。検出方法
の概要は,まず,被検体であるλDNAに,リンカーと
ジベレリンA4とからなる標識物質を結合する。次い
で,標識物質に,アルカリ性ホスファターゼを標識した
抗ジベレリンA4抗体からなる検出物質を結合する。次
いで,アルカリ性ホスファターゼに蛍光基質を反応さ
せ,次いで励起光を照射して蛍光を発生させ,蛍光を検
出する。
【0033】リンカーとしては,アミノ−O−メチルア
ミドカプロン酸の塩酸塩を用いた。ジベレリンA4とリ
ンカーとからなる標識物質の化学式は,「化1」に示し
た。本例において,「化1」の中のリンカー(R)は,
N−O−メチルアミドカプロン酸−〔5−(アミドアリ
ル)−2’−デオキシウリジン−5’−三リン酸〕−四
ナトリウム塩である。リンカーの先端部分に結合してい
るデオキシウリジン−5’−三リン酸(dUTP)は,
被検体であるλDNAとの結合部位である。
【0034】
【化1】
【0035】次に,本例の検出方法の詳細について説明
する。 (1)標識物質の合成 ジベレリンA4誘導体の合成 100mlのナスフラスコ中で,ジベレリンA4を33
2mg(1mmol)をテトラヒドロフラン/H2
(重量比;1:1)35mlに溶解し,これに酸化オス
ミウム19mg(0.1mmol)を氷冷しながら加え
た。10分攪拌後,過ヨウ素酸ナトリウム427.8m
g(2mmol)を加え,アルゴンガス封入後,室温で
17時間攪拌して,反応させた。反応液の沈澱物を濾別
し,濾液を減圧濃縮して,テトラヒドロフランを留去し
て水溶液を得た。
【0036】この水溶液に,6規定の硫酸を加えて,p
H=1.5に調整し,酢酸エチルで3回抽出して,15
0mlの酢酸エチル抽出液を得た。得られた酢酸エチル
抽出液に,無水硫酸ナトリウムを加えて,放置し,脱水
した後,無水硫酸ナトリウムを濾別し,濾液を濃縮し
た。
【0037】上記濃縮濾液を,シリカゲル吸着カラムク
ロマトグラフィで精製した。溶出液として,クロロホル
ム−酢酸エチル系を用い,クロロホルム100%から酢
酸エチルを5%刻みで増やすステップワイズ溶出を行っ
た。1ステップ当たり,20mlずつ溶出させてこれを
分取した。ジベレリンA4−17−ノルケトンを含むフ
ラクションを回収し,溶媒留去すると,ジベレリン誘導
体であるジベレリンA4−17−ノルケトンを,収率5
5%で得た。この化合物は, 1H−NMR,IR,MS
スペクトルにより構造を確認した。
【0038】アミノ−O−メチルアミドカプロン酸の
塩酸塩の合成 100mlのナス型フラスコに,出発原料としてカルボ
キシメトキシアミンヘミハイドロクロライドを2.07
2g(10.9mmol)入れ,氷冷後飽和炭酸水素ナ
トリウム20ml/テトラヒドロフラン10mlの混合
溶媒を加え,0℃で,10分間攪拌した。出発原料は,
すぐに溶解するが,水とテトラヒドロフランは混合溶媒
と混ざらないため,2相系で反応を行った。
【0039】次いで,氷冷したまま10分ごとに3回に
分けてベンジルカルボニルクロライド2.229g(1
3.1mmol)を加えた。次いで,氷冷したまま1時
間攪拌して,反応させた。反応後,反応液を減圧濃縮
し,テトラヒドロフランを留去して水溶液を得た。この
水溶液に,1規定の塩酸を加えて酸性となし,塩化メチ
レンで3回抽出して,合計150mlの塩化メチレン抽
出液を得た。塩化メチレン抽出液を無水硫酸ナトリウム
を加え,放置し脱水し,その後無水硫酸ナトリウムを濾
別し,濾液を濃縮した。これにより,第1中間体である
ベンジルアミドカルボン酸を収率83.2%で得た。こ
の化合物は, 1H−NMR,IR,MSスペクトルによ
る構造を確認した。
【0040】次に,30mlナス型フラスコに上記第1
中間体を258mg(0.8mmol)を入れ,フラス
コ内の空気をアルゴンガスで置換した後,脱水蒸留した
アセトニトリル溶媒を2.5ml加え,溶解させた。次
いで,室温のまま,N−ヒドロキシスクシンイミド93
mg(0.8mmol)を脱水アセトニトリル200μ
lに溶解させた溶液を加えた。更に続いて,DCC
(N,N′−Dicyclohexylcarbodi
imideを意味する。以下,同様である。)170m
g(0.8mmol)を脱水アセトニトリル500μl
に溶解させた溶液を加え,室温で18時間攪拌した。薄
相クロマトグラフィーにより第2中間体であるスクシン
イミド体を確認し,精製せずに次の反応に用いた。
【0041】次に,上記第2中間体が脱水アセトニトリ
ル溶液に溶解している溶液に,6−アミノヘキサン酸1
04.9mg(0.8mmol)をメタノール5mlと
pH=9.0のバッファー50滴の混合溶媒に溶解さ
せ,その溶液を室温で加えた。次いで,室温で5分間攪
拌した後,40℃程度の湯で加熱し10分間攪拌して,
反応させた。反応後,沈澱により生成したDCCウレア
を濾別し,濾液を減圧留去して溶媒を除いた。次いで,
1規定塩酸を加え,水相を酸性にし,塩化メチレンで3
回抽出を行った。次いで,塩化メチレン相を濃縮した。
【0042】得られた濃縮液をシリカゲル吸着カラムク
ロマトグラフィーで精製した。溶出液として,クロロホ
ルム−メタノール系を用い,クロロホルム100%から
メタノールを5%刻みで増やすステップワイズ溶出を行
った。1ステップ当たり,20mlずつ溶出させこれを
分取した。ベンジルアミドメチルアミドカプロン酸を含
むフラクションを回収し,溶媒留去して,第3中間体で
あるベンジルアミドメチルアミドカプロン酸を収率85
%で得た。この化合物は, 1H−NMR,IR,MSス
ペクトルによる構造を確認した。
【0043】次に,3つ口の50ml丸底フラスコに,
上記第3中間体150mg(0.34mmol)を入
れ,フラスコ内の空気をアルゴンガスで置換した。次い
で,エーテルを第3中間体が溶解するまで加えた。エー
テルの添加量は約20mlとなった。次いで,塩酸ガス
を導入し,薄相クロマトグラフィーにより第3中間体が
消え新しいスポットが原点に現れるまで,塩酸ガスを導
入し続けた。反応終了後,エーテルを減圧留去して,リ
ンカーとして用いるアミノ−O−メチルアミドカプロン
酸の塩酸塩を得た。この化合物は非常に不安定であるの
で,精製せずに次の反応に用いた。
【0044】ハプテンとリンカーとの結合反応 アミノ−O−メチルアミドカプロン酸の塩酸塩(リンカ
ー)100.3mg(0.3mmol)が残留している
3つ口40ml丸底フラスコ内の空気をアルゴンガスで
置換した。次いで,脱水ピリジンを0.6ml加えて,
上記リンカーを溶解させた。次いで,室温で,ジベレリ
ンA4誘導体100mgを脱水ピリジン0.1mlに溶
解させた溶液を滴下した。次いで,50℃で,18時間
攪拌して,反応させた。反応終了後,塩酸を加えて,反
応を終了させた。次いで,酢酸エチルで3回抽出し,飽
和食塩水で中性になるまで酢酸エチル相を洗浄した。得
られた酢酸エチル抽出液を無水硫酸ナトリウムを加えて
放置し,脱水した後,無水硫酸ナトリウムを濾別し,濾
液を濃縮した。
【0045】濃縮液をシリカゲル吸着カラムクロマトグ
ラフィで精製した。溶出液として,クロロホルム−メタ
ノール系を用い,クロロホルム100%からメタノール
を5%刻みで増やすステップワイズ溶出を行った。1ス
テップ当たり20mlずつ溶出してこれを分取した。ジ
ベレリンA4−N−O−メチルアミドカプロン酸を含む
フラクションを回収し,溶媒留去して,ハプテンとリン
カーとの結合体であるジベレリンA4−N−O−メチル
アミドカプロン酸を収率15%で得た。この化合物は,
1H−NMR,IR,MSスペクトルによる構造を確認
した。
【0046】結合部位の修飾 ジベレリンA4−N−O−メチルアミドカプロン酸4m
g(8μmol)をジメチルスルホキシド69μlに溶
解した。次いで,ジメチルスルホキシドを100mg/
mlの濃度で溶解させたN−ヒドロキシサクシンイミド
溶液を9.2μl(8μmol)加えた。次いで,ジシ
クロヘキシルカルボジイミド1.8μl(8μmol)
を加え,室温で一夜反応させた。析出したジシクロヘキ
シル尿素を濾過により除去した。反応生成物であるジベ
レリンA4−N−O−メチルアミドカプロン酸−N−ヒ
ドロキシサクシンイミドエステルの反応液80μl(8
μmol)を,5−アリルアミノ−2’−デオキシウリ
ジン−5’−三リン酸−四ナトリウム塩1μmolが溶
解している0.1Mほう酸ナトリウム溶液(pH8.
5)0.42mlに加え,室温で一夜放置した。これに
より,目的物であるジベレリンA4−[15]−UTP
が,副生成物と共に生成した。
【0047】次に,上記反応混合物から目的物を分離し
た。目的物の分離は,高速イオン交換クロマトグラフィ
用充填カラムにTSKゲルDEAE−2SW(東ソー)
を充填した。溶出液として0Mから0.7Mの塩化ナト
リウム溶液を用い,この塩化ナトリウム溶液の濃度を直
線的に連続して0Mから0.7Mまで増加させた。
【0048】目的物のリテンションタイムは,主副生成
物である5−アリルアミノ−2’−デオキシウリジン−
5’−三リン酸よりも遅く,両者は明確に分離すること
ができる。目的物の溶出濃度が最も高いフラクションを
回収し,セファデックスG−10(ファルマシア)によ
るゲル濾過により脱塩を行い,凍結,乾燥して,目的物
の標識物質であるジベレリンA4−N−O−メチルアミ
ドカプロン酸−[5−(アミドアリル)−2’−デオキ
シウリジン−5’−三リン酸]−四ナトリウム塩(ジベ
レリンA4−[15]−dUTP)を得た。
【0049】(5)λDNAの検出 ランダムプライムDNAラベリングキット(ベーリンガ
ーマンハイム社)を用いて,λDNAを上記ジベレリン
A4−[15]−dUTP(標識物質)により標識し
た。標識したλDNAをそれぞれニシン精子DNA10
0ng/mlを含むDNA希釈溶液により希釈した。図
1に示すごとく,λDNA希釈液1を,ナイロンメンブ
レン2上にスポットし,紫外線照射によりDNAを固定
した。希釈の際に,一定量の1スポットの中に,それぞ
れ0,5,10,20,40,80,400,2000
fg(フェムトグラム)のλDNAが含まれるようにし
た。0fgは,ブランクテストである。
【0050】次に,ナイロンメンブレンをブロッキング
溶液に30分間浸した後,アルカリ性ホスファターゼ標
識抗ジベレリンA4抗体(検出物質)をそれぞれ結合さ
せた。未結合の検出物質を洗浄により除去し,その後蛍
光基質HNPP(アイシンコスモス研究所製)にて反応
させた。反応後,励起光を照射して,λDNA希釈液の
スポットより発する蛍光を検出した。
【0051】また,比較例として,上記ジベレリンA4
−[15]−dUTPの代わりに,ディゴキシゲニン−
11−dUTP(DIG−11−dUTP)を用いて,
λDNAを同様の方法により検出した。
【0052】上記実験の結果を表1に示した。表1にお
いて,「+」は検出可能,「±」は検出不明瞭,「−」
は検出不能を示す。同表より知られるごとく,ジベレリ
ン標識λDNAは,10fgという極微量でも十分に検
出できた。これに対して,比較例のディゴキシゲニン標
識λDNAは,40fgまでしか検出できなかった。
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】本発明によれば,アイソトープ法の安全
上の欠点を解消し,検出感度に優れた,核酸等の検出方
法,並びに標識物質及び検出物質を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例における,λDNAの検出方法を示
す説明図。
【符号の説明】
1...λDNA希釈液, 2...ナイロンメンブレン,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鍵山 直人 愛知県刈谷市八軒町5丁目50番地 株式会 社アイシン・コスモス研究所内 (72)発明者 籾山 政慶 愛知県刈谷市八軒町5丁目50番地 株式会 社アイシン・コスモス研究所内 (72)発明者 近藤 恭光 愛知県刈谷市八軒町5丁目50番地 株式会 社アイシン・コスモス研究所内 (72)発明者 西谷内 美穂 愛知県刈谷市八軒町5丁目50番地 株式会 社アイシン・コスモス研究所内 (72)発明者 山田 幸生 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 浅見 修 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 杉山 英彦 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 核酸,蛋白質等の被検体に,リンカーと
    ハプテンとを有する標識物質を結合し,次いで,上記標
    識物質におけるハプテンに,抗ハプテン抗体を有し且つ
    シグナルを発生し得る検出物質を結合し,次いで,上記
    検出物質よりシグナルを発生させ,該シグナルを検出す
    る,核酸等の検出方法であって,上記ハプテンは,ジベ
    レリン又はその誘導体であり,上記リンカーは,原子数
    が10以上であることを特徴とする核酸等の検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記ハプテンは,下
    記の「化1」に示されるものであることを特徴とする核
    酸等の検出方法。 【化1】
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記リンカー
    は,非環式炭化水素,単環式炭化水素,架橋環式炭化水
    素,スピロ炭化水素,環集合炭化水素,及び側鎖を有す
    る環式炭化水素のグループから選ばれる1種又は2種以
    上からなる炭化水素基を有し,原子数が10以上であり
    且つ直鎖状に配列した原子鎖を有することを特徴とする
    核酸等の検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において,上記炭化水素基の間
    は,アルキル,エーテル,アミド,エステル,アゾ,ニ
    トリル,ニトロ,及びアミノのグループから選ばれる1
    種又は2種以上の原子団により連結されていることを特
    徴とする核酸等の検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記リンカーは,下記の「化2」の一般式により示され
    ることを特徴とする核酸等の検出方法。 【化2】
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において,
    上記検出物質は,上記抗ハプテン抗体と,シグナル発生
    基質と反応して該シグナル発生基質よりシグナルを発生
    させ得る酵素とからなることを特徴とする核酸等の検出
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか一項において,
    上記検出物質は,上記抗ハプテン抗体と,自らシグナル
    を発生し得るシグナル発生化合物とからなることを特徴
    とする核酸等の検出方法。
  8. 【請求項8】 核酸,蛋白質等の被検体を標識し,且つ
    シグナルを発生し得る検出物質と結合するための標識物
    質において,上記標識物質は,下記の「化1」に示され
    る,ハプテンとリンカーとを有してなり,該リンカー
    は,原子数が10以上であり且つ直鎖状に配列した原子
    鎖を有することを特徴とする標識物質。 【化1】
  9. 【請求項9】 核酸,蛋白質等の被検体を検出するため
    の検出物質において,上記検出物質は,上記被検体を標
    識した下記の「化1」に示された標識物質のハプテンに
    対して,抗原抗体反応により結合する抗ハプテン抗体
    と,シグナル発生基質と反応し得る酵素とよりなること
    を特徴とする検出物質。 【化1】
JP8280066A 1996-09-30 1996-09-30 核酸等の検出方法,並びに標識物質及び検出物質 Pending JPH10104230A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8280066A JPH10104230A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 核酸等の検出方法,並びに標識物質及び検出物質
DE1997142949 DE19742949A1 (de) 1996-09-30 1997-09-29 Verfahren zur Erfassung einer Zielsubstanz sowie ein Label und ein Marker hierfür

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8280066A JPH10104230A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 核酸等の検出方法,並びに標識物質及び検出物質

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10104230A true JPH10104230A (ja) 1998-04-24

Family

ID=17619836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8280066A Pending JPH10104230A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 核酸等の検出方法,並びに標識物質及び検出物質

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH10104230A (ja)
DE (1) DE19742949A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003065040A1 (fr) * 2002-02-01 2003-08-07 Nisshinbo Industries, Inc., Procede de fixation d'une biomolecule sur un support
JP2016136150A (ja) * 2006-11-01 2016-07-28 ベンタナ・メデイカル・システムズ・インコーポレーテツド ハプテン、ハプテンコンジュゲート、その組成物ならびにそれらの製造および使用の方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8840837B2 (en) 2010-11-01 2014-09-23 3M Innovative Properties Company Biological sterilization indicator and method of using same
BR112013010096B1 (pt) 2010-11-01 2020-03-10 3M Innovative Properties Company Método de detecção de uma atividade biológica

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003065040A1 (fr) * 2002-02-01 2003-08-07 Nisshinbo Industries, Inc., Procede de fixation d'une biomolecule sur un support
JP2016136150A (ja) * 2006-11-01 2016-07-28 ベンタナ・メデイカル・システムズ・インコーポレーテツド ハプテン、ハプテンコンジュゲート、その組成物ならびにそれらの製造および使用の方法
JP2018040813A (ja) * 2006-11-01 2018-03-15 ベンタナ・メデイカル・システムズ・インコーポレーテツド ハプテン、ハプテンコンジュゲート、その組成物ならびにそれらの製造および使用の方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE19742949A1 (de) 1998-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5109124A (en) Nucleic acid probe linked to a label having a terminal cysteine
US5198537A (en) Digoxigenin derivatives and use thereof
AU634969B2 (en) Method and reagents for detecting nucleic acid sequences
US5702893A (en) Hydrophobic nucleic acid probe
JPS63501571A (ja) D−ルシフェリン誘導体、および生化学物質定量に当っての酵素標識リガンド検出へのその利用および利用法
JPH0377463B2 (ja)
US20080318340A1 (en) Method of Detecting Target Substances
JPH10104230A (ja) 核酸等の検出方法,並びに標識物質及び検出物質
US20090258381A1 (en) Methods for Determining the Cleavability of Substrates
JPH09262099A (ja) フルオレセイン誘導体リン酸エステルによる核酸等の検出方法
WO2002074950A1 (fr) Procede d'analyse d'interaction intermoleculaire
JP3008690B2 (ja) リガンドまたはレセプターの測定法
US5859259A (en) Activated esters of 1-phenylpyrazolin-5-one for labeling amine-functionalized molecules
JPH0372898A (ja) クマリン化合物による核酸等の検定方法
JP3923076B2 (ja) 特定位にとり込まれたマーカー基およびハプテンを有するオリゴマー担体分子
US20040067229A1 (en) Azobenzene derivatives as labeling agents and intermediates thereof
JPH10313891A (ja) 核酸,蛋白質等の標識物質
US4123614A (en) Novel assay reagents
EP0812823B1 (en) Chemiluminescent group-containing carbodiimide compound
WO1999004042A1 (en) Synthetic oligonucleotide-peptide conjugates and methods of use
JP2002502034A (ja) エネルギー転移色素
CN114137213A (zh) 一种体外检测ogt酶活性的方法
CN113861264A (zh) 一种抗生物素蛋白修饰方法及其应用方法以及试剂盒
Zhu Preparation of enzyme-analyte conjugates containing linker arms
CA2190982A1 (en) 3'-(4'-) nonradioactively tagged nucleosides and nucleotides with aminocarboxylic acid, peptide or carboxylic acid spacer