JPH10103187A - 油圧システムの圧力変動を補償する装置 - Google Patents

油圧システムの圧力変動を補償する装置

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JPH10103187A
JPH10103187A JP9140605A JP14060597A JPH10103187A JP H10103187 A JPH10103187 A JP H10103187A JP 9140605 A JP9140605 A JP 9140605A JP 14060597 A JP14060597 A JP 14060597A JP H10103187 A JPH10103187 A JP H10103187A
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balancing piston
pressure fluctuation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディーゼルエンジン等の燃料供給装置におい
て、異なる種類の燃料に対応した異なる圧力レベルへの
適合を迅速かつ容易に実施する簡単かつ安価な手段を提
供すること。 【解決手段】 緩衝ハウジング20を有して構成され、緩
衝ハウジング20には、供給装置と流体について連通され
ている少なくとも1つの平衡チャンバ21が設けられ、平
衡チャンバ21は、緩衝ハウジング20の円筒状の領域内に
配置された2つの係止部間で摺動可能である少なくとも
1つの平衡ピストン23により区画され、平衡ピストン23
に関して、平衡チャンバ21とは反対側から緩衝力を加え
ることが可能である、油圧システムにおける圧力変動を
補償する装置において、平衡ピストン23の平衡チャンバ
21とは反対側に、圧力調節可能な圧力媒体を供給可能で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給送サイクルを終
了させるためにポンプ前段に配置された供給装置への接
続を吸引側において開放することで、作業ピストンによ
り区画されたポンプ室の負荷を急激に除去可能である少
なくとも1つのポンプを備えた、好ましくは大型ディー
ゼルエンジンである噴射型エンジン(injection engine)
等の燃料供給装置内の油圧システムにおける圧力変動を
補償する装置に関する。この装置は、緩衝ハウジングを
有して構成され、この緩衝ハウジングには、供給装置と
流体について連通されている少なくとの1つの平衡チャ
ンバが設けられている。この平衡チャンバは、緩衝ハウ
ジングの円筒状の領域内に配置された2つの係止部間で
摺動可能である少なくとも1つの平衡ピストンにより区
画されており、この平衡ピストンに関して、平衡チャン
バとは反対側から緩衝力を加えることが可能である。
【0002】
【従来の技術】公知の構造の大型ディーゼルエンジンに
おいては、通常、噴射ポンプに対して、この分野におい
て使用される型式を備えた緩衝装置が付設されている。
これにより、ポンプ室の急激な負荷除去によりもたらさ
れる高い圧力極値が低減される。現在、一般的に使用さ
れている装置においては、平衡ピストンに対して平衡チ
ャンバとは反対の側から与えられる緩衝力は、平衡ピス
トンの後方に配置されたバネによってのみ発生させられ
る。この際、異なる緩衝力が必要とされる場合には、異
なるバネが必要とされるという問題点が生じる。これ
は、大型ディーゼルエンジンに対しても当てはまる。す
なわち、大型ディーゼルエンジンは、選択的に、通常の
ディーゼルオイル、あるいは水乳化された(エマルジョ
ン燃焼用)燃料によって駆動することが可能であり、水
乳化された燃料を供給する場合には、噴射ポンプに燃料
供給を行う供給ポンプにおける圧力をより高いレベルに
設定する必要があり、これに対応して緩衝力も変化する
ことになる。この状況に対処するために、従来は一方の
燃料から他方の燃料へ切り換える場合に、平衡ピストン
に係合する1つまたは複数のバネも交換しなければなら
なかった。このことは、極めて繁雑であり、また時間を
浪費する。その結果、一方の燃料から他方の燃料へ切り
換えるために、比較的長い準備プロセスが必要とされて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、簡単かつ安価な手段を用いて、上記の欠点を解
消して、異なる圧力レベルへの適合を迅速かつ簡単に実
現できるように、上記の型式の装置を改良することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
り、平衡ピストンの平衡チャンバとは反対の側におい
て、少なくとも圧力調節可能である圧力媒体を供給可能
とすることにより解決される。
【0005】この場合、平衡ピストンの平衡チャンバと
は反対の側において供給される圧力媒体の圧力を変化さ
せることによって、緩衝力の大きさを個々の状況に適合
させることが可能となる。さらに、平衡ピストンに係合
するバネを使用する場合には、圧力媒体の接続ないし遮
断によって、緩衝力の適合を簡単に行うことができる。
また、圧力変化、または圧力媒体の接続および遮断は、
バルブを操作する簡単な方法により実施可能である。従
って、高い操作性が得られる。同時に、本発明による手
段によって、本発明による緩衝装置の異なる圧力レベル
への適合を自動化する可能性が開かれる。
【0006】上記の手段の好適な構成および効果的な実
施の形態が、従属請求項に記載されている。始動のため
に圧縮空気を供給可能である大型ディーゼルエンジンに
関しては、その同じ圧縮空気源から出る圧縮空気を平衡
ピストンへ供給することが可能である。この場合には、
好適な方法により、高い圧力レベルを有する圧力媒体
が、実質的にコストをかけることなく提供される。
【0007】本発明の他の好ましい実施の形態において
は、噴射ポンプがそのポンプ室と接続可能であるストッ
ク空間を有する燃料噴射装置において、ストック空間に
対して、供給ポンプによって加圧された燃料を供給する
ことが可能である。平衡ピストンに供給される緩衝用圧
力媒体の圧力は、供給ポンプの圧力の約1.5から2.
5倍、好ましくは2倍に設定される。経験的に、このよ
うに設定することで、発生する圧力極値の緩和を特に効
果的に実現できる。
【0008】本発明の他の実施の形態においては、平衡
ピストンはカップ形状(断面略U字形状)に形成され、
その外周面および内周面がシール可能となっている。こ
の場合、平衡ピストンの内周面は、圧力媒体源に接続さ
れて緩衝ハウジング内へ突出する接続用筒体に対してシ
ールされている。これにより、平衡ピストンの両側のそ
れぞれの有効面の間において、好ましい面積比が得られ
る。さらに、緩衝力を発生させるためにバネと圧力媒体
とを組合わせることが望まれる場合には、好適な方法に
より、接続用筒体の半径方向外側であり平衡ピストンの
後方である位置において、環状空間が形成され、この環
状空間内にバネを配置することが可能である。
【0009】本発明の他の好適な実施の形態において
は、カップ形状の平衡ピストンが、緩衝ハウジングに対
してシールされているブシュ形状の第2の平衡ピストン
によって囲まれるとともに、この第2の平衡ピストンに
対してシールされている。第2の平衡ピストンは、ハウ
ジングに対して固定された2つの係止部の間で移動可能
であり、さらに、第2の平衡ピストンは、カップ形状の
平衡ピストンが平衡チャンバに接近するのを係止するよ
うに設けられた前方係止部を有している。これにより、
内側の平衡ピストンが外側の平衡ピストンに設けられて
いる前方係止部に係合するとともに、外側の平衡ピスト
ン自体がハウジング側の後方係止部に係合するか、ある
いは係止部間に配置されるという平衡状態を実現するこ
とが可能となる。この場合、内側の平衡ピストンは、圧
力上昇の場合に後退し、圧力低下の場合には外側の平衡
ピストンと共に前方へ移動することができる。これによ
り、正の圧力極値だけでなく、負の圧力極値も確実に補
償することができ、キャビテーションが確実に防止され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】上記の手段の他の好ましい構成お
よび効果的な実施の形態が、残りの従属請求項に記載さ
れ、また、図面を参照した以下の実施の形態に関する説
明から明らかとなる。図1は、大型ディーゼルエンジン
の燃料供給装置を示す概略図である。図2は、図1に示
す装置の燃料噴射ポンプを示す断面図である。図3は、
本発明による緩衝装置の第1の実施の形態を示す縦断面
図である。図4は、本発明による緩衝装置の第2の実施
の形態を示す縦断面図である。図5は、本発明による緩
衝装置の第3の実施の形態を示す縦断面図である。
【0011】図1には、例えば船舶駆動装置として使用
することのできる大型ディーゼルエンジンが、シリンダ
1により総括的に示されている。勿論、実際には多数の
この種のシリンダが設けられている。シリンダ1には2
つの噴射ノズル2が設けられ、この噴射ノズルは高圧管
路3を介して噴射ポンプ4と接続されている。噴射ポン
プ4によって吸引される燃料は、供給装置によって供給
される。供給装置は、タンク5から延びて供給ポンプ6
および圧力調節バルブ7を備えている供給循環路8を有
して構成されている。この供給循環路には、噴射ポンプ
4用の供給側と還流側の接続部を備えて、それぞれ供給
路および還流路を有している接続構造9が設けられてい
る。噴射ノズル2からは、過剰の燃料が還流路10を介
して還流される。この還流路は、付設されている接続構
造9の還流路に合流する。
【0012】噴射ポンプ4は、図2から明らかなよう
に、円筒状のポンプハウジング11内に配置されて側方
の制御用端縁部12を備えている作業ピストン13を有
して構成されている。この作業ピストンにより、ポンプ
室14が区画され、このポンプ室からは、それぞれの高
圧管路3がここでは詳しく図示されていない方法により
外方に延びている。ポンプハウジング11は、ハウジン
グカバー部15によって覆われ、このハウジングカバー
部により、環状のストック空間16が区画されている。
矢印9a、9bで示されるように、このストック空間を
介して接続構造9がガイドされている。従って、ストッ
ク空間16内には、供給ポンプ6によって与えられた圧
力を有する燃料が存在している。ストック空間16は、
流入開口部17および流出開口部18を介してポンプ室
14と接続可能である。流入開口部17には、バルブが
付設されている。流出開口部18は、作業ピストン13
の制御用端縁部12によって制御される。
【0013】作業ピストン13が吸入工程を実施する際
に、流入開口部17に付設されているバルブが開放され
ると、ストック空間16内の圧力が急激に低下する場合
がある。また、制御用端縁部12が、流出開口部18を
通過して、これによりポンプ室14の負荷が急激に除去
された場合に、ストック空間16内に急激な圧力上昇が
もたらされる場合がある。上述の圧力変動を補償するた
め、特にポンプ室14の急激な負荷除去の結果生じるス
トック空間16内における圧力極大値、およびそれに伴
う燃料供給装置全体に対する圧力極大値を低減させるた
めに、噴射ポンプ4には緩衝装置19が付設されてい
る。緩衝装置は、ハウジングカバー部15にフランジ止
めされた緩衝ハウジング20を有して構成され、緩衝ハ
ウジングには、ストック空間16と流体について連通さ
れている平衡チャンバ21が形成されている。平衡チャ
ンバ21のストック空間16と反対側は、図3から図5
を参照して後述する、2つの係止部間で移動可能な平衡
ピストン装置によって区画されている。平衡ピストン装
置の平衡チャンバ21と反対側の面には、例えば圧縮空
気である圧力媒体によって圧力を供給可能である。この
圧力媒体の供給は、緩衝ハウジング20の後方の領域に
おいて緩衝ハウジングに接続されている圧力媒体供給管
路22を介して実施される。圧縮空気を使用する場合に
は、圧力媒体供給管路22に対して、普段はディーゼル
エンジンの始動に使用される圧縮空気源から圧縮空気を
供給することが可能である。この場合、圧力媒体の圧力
は供給ポンプ6の圧力に適合させられる。この際、圧力
媒体の圧力は、供給ポンプ6の圧力の1.2から5倍、
好ましくは2倍に設定されるのが好適である。
【0014】図3に示される緩衝装置19の実施の形態
においては、上記の平衡ピストン装置が、カップ形状を
有する平衡ピストン23を有して構成されている。この
平衡ピストン23は、その外周面において緩衝ハウジン
グ20の円筒状領域に接し、内周面において、後方から
緩衝ハウジング20内へ嵌入された接続用筒体24に接
している。接続用筒体24には、緩衝ハウジング20の
平衡チャンバ21から離間した後方端部に、フランジ2
5が設けられている。この場合、緩衝ハウジング20に
よって外側を、接続用筒体24によって内側を、平衡ピ
ストン23の後方端面側によって前側を、そしてフラン
ジ25によって後ろ側を区画された環状空間26が形成
される。この環状空間26に対しては、フランジ25を
貫通する換気開口部によって給気並びに排気が可能であ
る。
【0015】接続用筒体24は、圧力媒体供給管路22
に接続されている。圧力媒体供給管路22には、この実
施の形態においては、圧縮機28によって圧縮空気を供
給可能である。圧縮機28の前段には空気フィルタ29
が配置され、後段には圧力調節バルブ30が配置されて
おり、圧縮空気は、接続用筒体24を介して、平衡チャ
ンバ21に対向する背圧チャンバ31を形成する平衡ピ
ストン23の内部空間へ供給される。従って、平衡ピス
トン23に対しては平衡チャンバ21内の圧力、すなわ
ち供給ポンプ6によって発生される燃料圧力、および圧
縮機28によって発生される空気圧力が作用する。この
場合、互いに反対方向に作用する有効な力K1またはK
2は、それぞれ作用する圧力と、平衡ピストン23にお
いて平衡チャンバ21を区画する外側端面A1の有効面
積または背圧チャンバ31を区画する内側端面A2の有
効面積との積により与えられる。
【0016】平衡ピストン23は、図3に示される後方
係止部と前方係止部との間で移動可能となっている。後
方係止部32は、フランジ25において緩衝ハウジング
20内に嵌入される心出し用カラーによって形成されて
いる。また、前方係止部33を形成するために、緩衝ハ
ウジング20には段部が形成されており、この段部に対
して、平衡ピストン23において周回するように形成さ
れたカラーが係合する。
【0017】この緩衝装置は、通常は、圧力の極大値ま
たは圧力の極小値のいずれか一方を補償する単方向緩衝
装置として機能する。これに応じて、背圧チャンバ31
への供給圧力は、より高い圧力またはより低い圧力に設
定可能であり、ピストン23は、通常の燃料圧力におい
ては、前方係止部または後方係止部のいずれかに係合し
ている。背圧チャンバ31内がより高い圧力となる場合
には、ピストン23は前方係止部に係合され、背圧チャ
ンバ内がより低い圧力となる場合には、ピストン23は
後方係止部に係合される。いずれの場合にも背圧チャン
バ31に圧力を供給する圧縮機28の圧力は、調節バル
ブ30によって調節される。これについては、燃料側す
なわち平衡チャンバ21内で圧力が変化した場合に、約
0.5バール以上、好ましくは2から3バール以上の圧
力変化が生じた際に平衡ピストン23が移動するよう
に、調節バルブによる調節が実施される。
【0018】大型ディーゼルエンジンは、すでに説明し
たように、選択的に、異なる燃料により、すなわち例え
ば通常のディーゼルオイルまたは水乳化された燃料によ
り駆動され、それぞれの場合において、燃料供給領域に
おいて、調節バルブ7によって異なる圧力に調節され
る。水乳化された燃料を使用する場合には、通常のディ
ーゼルオイルを使用する場合よりもかなり高い圧力が必
要とされる。従って、それぞれの燃料の種類に応じて、
平衡チャンバ21内の燃料圧力が異なることとなる。い
ずれの場合にも上述の平衡ピストン23の平衡機能を保
証するために、背圧チャンバ31内の圧力は、調節バル
ブ30によりそれぞれの燃料に応じて適切に調節され
る。この場合、水乳化された燃料に対してはより高い圧
力レベルが、そして通常のディーゼルオイルに対しては
より低い圧力レベルが設定される。この圧力レベルは、
調節バルブによって調節される燃料側圧力の約1.5か
ら2.5倍、好ましくは2倍になるように設定するのが
好適である。そして、このようにして設定された圧力レ
ベルに基づき、さらに、圧力極大値を補償するのかある
いは圧力極小値を補償するのかに応じて、ピストン23
が所望の前方位置、後方位置または中間位置におかれる
ように、背圧チャンバ31内の実際の圧力がさらに増大
または低減される。
【0019】図4に示す実施の形態は、図3に示す上述
の実施の形態と比較して、環状空間26内に圧縮バネ3
4が挿入されている点が異なっている。この圧縮バネに
より、燃料圧力に抗する力が平衡ピストン23に加えら
れる。圧縮バネ34は、通常のディーゼルオイルで駆動
された場合において、背圧チャンバ31内にかけられた
圧力の支援を受けることなく、単独でピストン23に与
えられるべき反力を発生させるように寸法決めされてい
る。この場合、圧縮バネ34の寸法決めは、ピストン2
3がその前方係止位置または後方係止位置にあるように
設定することが可能である。圧縮バネ34のバネ定数
は、燃料側の圧力が変化した場合に、圧力変化が0.5
バール以上、好ましくは2から3バール以上となった際
に、平衡ピストン23が移動されるように選択すること
が可能である。また、圧縮バネ34は、ピストン23が
係止部間の中間位置を占めて、これにより圧力極大値お
よび圧力極小値の両方が補償されるように、寸法決めす
ることも可能である。
【0020】水乳化された燃料への移行が実施されて、
これにより燃料供給システム内の圧力が増加する場合に
は、この圧力増加に対応して、背圧チャンバ31に適切
な圧力が供給され、この圧力供給は、圧力調節バルブ3
0を適宜操作することにより制御される。この制御は、
手動または電動により、迅速かつ容易に実施することが
可能である。この場合、図3との関連においてすでに説
明したように、水乳化された燃料について設けられた圧
力レベルに対して、それぞれ圧力極大値を補償するのか
あるいは圧力極小値を補償するのかに応じて、より高い
値またはより低い値に圧力を調節可能となっている。
【0021】また、図3および図4に示される実施の形
態においては、背圧チャンバ31内に供給された圧力に
より、ピストン23を、中間位置に設定するとともに、
極めて急速な連続的負荷変動サイクルを有してその中間
位置を中心として双方向に揺動させ、これにより圧力極
大値および圧力極小値を緩和することも考察される。
【0022】図3および図4に示す上述の2つの実施の
形態において、平衡ピストン23は接続用筒体24に対
して気密にシールされている。このために、接続用筒体
24の前方の端部領域には、好ましくはOリングにより
形成されるシール35が設けられている。また、緩衝ハ
ウジング20の円筒状領域に対して、平衡ピストン23
は液密にシールされている。このために、平衡ピストン
23の前方の端部には、ここでも同様にOリングにより
形成されるシール36が設けられている。このシールの
後方には、平衡ピストン23の周面上に環状溝37が形
成されている。この環状溝37は、平衡ピストン23の
任意の位置においてハウジング側の排出用開口部38と
重なるように、形成されかつ配置されている。この排出
用開口部38には、吸引管路を接続することが可能であ
る。この手段を用いることで、シール36を通過して侵
入した燃料が環状溝37内に解放され、排出用開口部3
8を介して除去されることが保証される。従って、燃料
が、環状空間26内へ、環状空間26を介して外部へ、
あるいは背圧チャンバ31内へ侵入できないことが保証
される。
【0023】図5に示す実施の形態は、図3および図4
に示す上述した実施の形態とは、基本的に平衡ピストン
装置の構成が異なっているが、他の構成要素は一致して
いる。従って、同一の構成要素には、同一の参照番号が
付されている。図5に示す実施の形態においては、平衡
ピストン装置は、2つの平衡ピストン23および39を
有して構成されている。図3および図4に示す実施の形
態におけるのと同様にカップ形状に形成された内側の平
衡ピストン23が、ブシュ形状の外側の平衡ピストン3
9に囲まれている。外側の平衡ピストン39の後方に
は、カラー40が形成されている。このカラー40に対
応させて、ハウジング側には前方係止部41および後方
係止部42が設けられ、この係止部により、外側の平衡
ピストン39の移動が制限される。実際には、フランジ
25によって形成されている後方係止部42は、内側の
平衡ピストン23に対しても有効に機能する。内側の平
衡ピストン23に対する前方係止部は、外側の平衡ピス
トン39の内側の段部43によって形成されている。こ
の段部43に対して、カップ形状の平衡ピストン23の
後方カラーが係合する。カップ形状の平衡ピストン23
は、上述したように、フランジ25から突出して緩衝ハ
ウジング20内へ嵌入されている接続用筒体24上に嵌
合されている。接続用筒体24には、圧縮機28を介し
て、圧縮空気が供給可能である。圧縮空気の圧力レベル
は、水乳化された燃料が使用されるか、あるいは通常の
燃料が使用されるかに応じて、調節バルブ30によって
高い値または低い値に調節される。上述のように、バネ
34が設けられている場合には、圧縮空気の供給または
遮断による調節が実施される。このような点では、上述
の実施の形態と共通性を有する。
【0024】この装置においては、環状空間26の前側
は、2つの平衡ピストン23および39の後方端面によ
って区画されている。環状空間では、ここでも同様に、
換気開口部27によって給気および排気が可能である。
この実施の形態においては、バネは設けられていない。
それゆえ、外側の平衡ピストン39の後方端面には力は
作用しない。外側の平衡ピストン39の環状の前方端面
に対しては、平衡チャンバ21内の燃料圧力からもたら
される力K3が作用し、その力が外側の平衡ピストン3
9を平衡チャンバ21が拡大する方向、すなわち図示の
例においては左方向へ移動させようとする。平衡チャン
バ21内の燃料圧力と外側端面A1の面積との積として
得られる力K1と、背圧チャンバ31内の圧力と内側端
面A2の面積との積として得られる力K2とは、通常の
燃料圧力における、すなわち供給ポンプ6から供給され
る圧力における力の差により、平衡ピストン23を平衡
チャンバ21の縮小方向へ、すなわち図示の例において
は右方向へ移動させるように調節されている。この際、
2つの平衡ピストン23および39は、互いに接するよ
うに保持される。力K2が力K1と力K3との合計を上
回っている限りにおいて、外側の平衡ピストン39が内
側の平衡ピストン23に連動されて移動し、その前方係
止部41に係合する。このような状態が、図5に示され
ている。
【0025】圧力波が平衡チャンバ21内へ到達すると
すぐに、2つの平衡ピストン23,39が、図示の例に
おいて左方向へ移動される。この際、外側の平衡ピスト
ン39の後方端部には力が作用しないので、外側の平衡
ピストンのカラー40がその後方係止部42に係合する
まで、2つの平衡ピストン23および39は、互いに接
した状態を保持する。次に、内側の作業ピストン23の
みが、単独でさらに後方へ移動される。これにより、平
衡チャンバ21が、第1に急速に、第2にゆっくりと2
段階に分けて拡大するので、非常に強い圧力波が確実に
捕捉されて圧力変動が補償される。これに続いて、噴射
ピストンの吸入行程が実施されると、上述のプロセスが
逆方向に実施され、これにより負の圧力極値も確実に緩
和される。
【0026】通常は、外側の平衡ピストン39がその後
方係止位置におかれ、内側の平衡ピストン23のみが、
ハウジング側に形成されたその後方係止部と、外側の平
衡ピストン39に形成されたその前方係止部との間で移
動する。噴射ポンプの吸入行程の際に、平衡チャンバ2
1内により強い圧力低下が予測される場合には、内側の
平衡ピストン23が外側の平衡ピストン39を伴って移
動する。すなわち、平衡ピストン23の前方係止部43
が、後方係止部42に対する距離が増大する方向へ移動
する。これにより、吸入行程の場合にも、平衡チャンバ
21内の圧力低下が補償され、これによりキャビテーシ
ョンの発生を防止することができる。
【0027】図示の実施の形態においては、外側の平衡
ピストン39には、任意のピストン位置においてハウジ
ング側の排出用開口部38と重なるように、周回するよ
う形成された環状溝37が設けられている。この環状溝
は、緩衝ハウジング20の内壁に接しているOリングに
より形成されたシール44の後方に配置されている。ま
た、外側の平衡ピストン39には、その環状溝37から
半径方向に延びる孔部45が設けられている。この半径
方向の孔部は、同様に、内側の平衡ピストン23上に設
けられているOリングにより形成されたシール36の後
方に配置されており、これにより、排出構造が構成され
る。
【0028】本発明は、図示の実施の形態に限定される
ものではない。すなわち、平衡ピストンへ供給される圧
力媒体として、圧縮空気の代わりに例えば油圧オイルを
利用することも簡単に実施可能である。同様に、図5に
示す構造において、内側の平衡ピストン23および/ま
たは外側の平衡ピストン39を、バネと協働するように
することも考察される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 大型ディーゼルエンジンの燃料供給装置を示
す概略図である。
【図2】 図1に示す装置の燃料噴射ポンプを示す断面
図である。
【図3】 本発明による緩衝装置の第1の実施の形態を
示す縦断面図である。
【図4】 本発明による緩衝装置の第2の実施の形態を
示す縦断面図である。
【図5】 本発明による緩衝装置の第3の実施の形態を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
4 噴射ポンプ 6 供給ポンプ 13 作業ピストン 14 ポンプ室 16 ストック空間 18 流出用開口部 20 緩衝ハウジング 21 平衡チャンバ 23 平衡ピストン 24 接続用筒体 25 フランジ 26 環状空間 27 換気開口部 30 圧力調節弁 34 圧縮バネ 37 環状溝部 38 排出用開口部 39 平衡ピストン 41,42,43 係止部 45 半径方向孔部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給送サイクルを終了させるためにポンプ
    (4)前段に配置された供給装置への接続(18)を吸
    引側において開放することで、作業ピストン(13)に
    より区画されたポンプ室(14)の負荷を急激に除去可
    能である少なくとも1つのポンプ(4)を備え、 また、緩衝ハウジング(20)を有して構成され、該緩
    衝ハウジング(20)には、供給装置と流体について連
    通されている少なくとも1つの平衡チャンバ(21)が
    設けられ、該平衡チャンバ(21)は、前記緩衝ハウジ
    ング(20)の円筒状の領域内に配置された2つの係止
    部間で摺動可能である少なくとも1つの平衡ピストン
    (23)により区画され、該平衡ピストン(23)に関
    して、前記平衡チャンバ(21)とは反対側から緩衝力
    を加えることが可能である、好ましくは大型ディーゼル
    エンジンである噴射型エンジン等の燃料供給装置内の油
    圧システムにおける圧力変動を補償する装置において、 前記平衡ピストン(23)の前記平衡チャンバ(21)
    とは反対側に、圧力調節可能な圧力媒体を供給可能であ
    ることを特徴とする油圧システムにおける圧力変動を補
    償する装置。
  2. 【請求項2】 前記平衡ピストン(23)の前記平衡チ
    ャンバ(21)とは反対の側に、圧縮空気を供給可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載の圧力変動補償装
    置。
  3. 【請求項3】 前記平衡ピストン(23)の前記平衡チ
    ャンバ(21)とは反対の側に供給される圧力媒体の圧
    力が、段階的に可変であることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の圧力変動補償装置。
  4. 【請求項4】 始動のために圧縮空気が供給される大型
    ディーゼルエンジンにおいて、その同じ圧縮空気源から
    の圧縮空気が前記平衡ピストン(23)に供給されるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載の圧力変動補償装置。
  5. 【請求項5】 燃料噴射装置において、その噴射ポンプ
    (4)がそのポンプ室(14)と接続可能なストック空
    間(16)を有し、該ストック空間へ供給ポンプ(6)
    から加圧された燃料が供給可能であり、 前記平衡ピストン(23)へ供給される圧力媒体の圧力
    が、前記供給ポンプ(6)の圧力の約1.5から2.5
    倍、好ましくは2倍であることを特徴とする請求項1か
    ら請求項4までのいずれか1項に記載の圧力変動補償装
    置。
  6. 【請求項6】 前記平衡ピストン(23)がカップ形状
    を有するように形成され、該平衡ピストンの外周面と内
    周面とがシールされ、 該平衡ピストンの内周面が、付属の圧力調節バルブ(3
    0)を備えた圧力媒体源(28)に接続されて前記緩衝
    ハウジング(20)内へ突出する接続用筒体(24)に
    対してシールされていることを特徴とする請求項1から
    請求項5までのいずれか1項に記載の圧力変動補償装
    置。
  7. 【請求項7】 前記接続用筒体(24)に、緩衝ハウジ
    ング(20)の端面に固定可能なフランジ(25)が設
    けられていることを特徴とする請求項6に記載の圧力変
    動補償装置。
  8. 【請求項8】 平衡ピストン(23)の互いに反対側に
    位置する外側端面および内側端面(A1、A2)が、
    0.5バール以上、好ましくは2から3バール以上の圧
    力変化があった場合に平衡ピストン(23)が移動され
    るように形成されていることを特徴とする請求項6また
    は請求項7に記載の圧力変動補償装置。
  9. 【請求項9】 カップ形状の前記平衡ピストン(23)
    が、緩衝ハウジング(20)に対してシールされたブシ
    ュ形状の第2の平衡ピストン(39)によって囲まれる
    とともに、該第2の平衡ピストン(39)に対してシー
    ルされ、前記第2の平衡ピストン(39)が、ハウジン
    グ固定の2つの係止部(41、42)の間で移動可能で
    あり、前記第2の平衡ピストン(39)には、カップ形
    状の前記平衡ピストン(23)に対する前方係止部(4
    3)が設けられていることを特徴とする請求項6から請
    求項8までのいずれか1項に記載の圧力変動補償装置。
  10. 【請求項10】 1つまたは2つの前記平衡ピストン
    (23、39)の後方に形成される環状空間(26)
    が、換気開口部(27)によって排気可能であることを
    特徴とする請求項6から請求項9までのいずれか1項に
    記載の圧力変動補償装置。
  11. 【請求項11】 前記環状空間(26)内に、一方側が
    前記フランジ(25)に、他方側が少なくとも1つの前
    記平衡ピストン(23または39)に支持された少なく
    とも1つの圧縮バネ(34)が配置されていることを特
    徴とする請求項10に記載の圧力変動補償装置。
  12. 【請求項12】 前記緩衝ハウジング(20)に対して
    シールされた平衡ピストン(23または39)に、ハウ
    ジング側に向いた周回する環状溝(37)が形成され、
    該環状溝が任意のピストン位置においてハウジング側に
    設けられた排出用開口部(38)と重なることを特徴と
    する請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載
    の圧力変動補償装置。
  13. 【請求項13】 前記排出用開口部(38)が吸引装置
    に接続可能であることを特徴とする請求項12に記載の
    圧力変動補償装置。
  14. 【請求項14】 環状溝(37)を備えたブッシュ形状
    の平衡ピストン(39)に、前記環状溝(37)から半
    径方向に延びる孔部(45)が形成されていることを特
    徴とする請求項12または請求項13に記載の圧力変動
    補償装置。
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