JPH10102944A - ブラインド - Google Patents

ブラインド

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JPH10102944A
JPH10102944A JP25839896A JP25839896A JPH10102944A JP H10102944 A JPH10102944 A JP H10102944A JP 25839896 A JP25839896 A JP 25839896A JP 25839896 A JP25839896 A JP 25839896A JP H10102944 A JPH10102944 A JP H10102944A
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Masahito Fujiwara
雅人 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスを回転させることなく簡単な操作でブ
ラインドの一部を開閉することができるブラインドを提
供する。 【解決手段】 長片状の複数の前側クロス22と、該複
数の前側クロス22の各後側端部が幅方向に所定間隔を
あけて取り付けられる1枚の後側クロス24とを備え、
前側クロス22の各前側端部の上端22aを第1のヘッ
ドレール12に吊り下げると共に、上端22aよりも後
方にある前側クロスの後側端部の上端22bを第2のヘ
ッドレール14に吊り下げ、第1のヘッドレール12と
第2のヘッドレール14との間隔を前側クロス22が伸
張された状態での前側端部の上端22aと後側端部の上
端22bとの間の距離よりも小さくなるように設定し、
前側クロス22の前側端部の上端22aを第1のヘッド
レール12に沿って移動させることにより、後側クロス
24を露出する状態と覆い隠す状態を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラインドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のブラインドとしては、特
開平7−180453号公報に記載されたものがあり、
第1のシートと、第1のシートの内側の面に近接して配
置された複数の細長い翼板と、翼板をシートに平行な状
態と垂直な状態に縦方向の軸線を中心として回転させる
作動手段と、翼板の補強手段とを有している。
【0003】そして、第1のシートを透明または半透明
の材料とし、翼板を不透明の材料として、翼板がシート
に平行な状態で窓を遮蔽し、翼板がシートに垂直な状態
で窓からの眺望を可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の構造は、複数の細長い翼板を縦方向の軸線を中心
として回転させたときに、翼板が一体的に回転するため
には翼板にかなりの剛性を持たせるための補強部材が必
要となり、その製造に手間がかかり、また製造コストが
かかるという問題がある。
【0005】本願発明は、かかる問題点に鑑みなされた
もので、請求項1ないし請求項5記載の発明は、クロス
を回転させることなく簡単な操作でブラインドの一部を
開閉することができるブラインドを提供することを目的
とする。また、請求項5記載の発明の目的は、ブライン
ドを完全に閉じることなく、シースル状態にすることが
できるブラインドを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち、請求項1記載の発明は、長片状の複数
の前側クロスと、該複数の前側クロスの各後側端部が幅
方向に所定間隔をあけて取り付けられる1枚の後側クロ
スとを備え、前側クロスの各前側端部の上端を第1のヘ
ッドレールに吊り下げると共に、前記上端よりも後方に
ある前側クロスまたは後側クロスの第2の上端を第2の
ヘッドレールに吊り下げ、第1のヘッドレールと第2の
ヘッドレールとの間隔を前側クロスが伸張された状態で
の前記前側端部の上端と前記第2の上端との間の距離よ
りも小さくなるように設定したことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前側クロスは、幅方向に折曲可能な易折曲
部を持つ板状部材からなることを特徴とする。請求項3
記載の発明は、請求項1または2記載のものにおいて、
前側クロスの前記前側端部の上端付近は、隣合う前側ク
ロスの前側端部の上端付近とスペーサによって連結され
ていることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載のものにおいて、前側クロスの前記前側端部の上端
及び第2の上端は、それぞれ第1ランナ及び第2ランナ
を介して第1のヘッドレール及び第2のヘッドレールに
摺動可能に吊り下げられており、各第1ランナはスペー
サによって隣合う第1ランナと連結されていると共に、
駆動手段の運動によって第1のヘッドレールまたは第2
のヘッドレールに沿って移動するマスタランナに前記第
1ランナ及び/または第2ランナが牽引されることによ
り、前記後側クロスが開閉することを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載のものにおいて、後側クロスは半透明生地
からなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
を表すブラインドの全体斜視図であり、図2はその要部
拡大斜視図である。図において、10は窓等の開口部の
上部に取り付けられるヘッドボックスであり、ヘッドボ
ックス10内には底面中央部が長手方向に開口された第
1のヘッドレール12と第2のヘッドレール14が並設
されている。第1のヘッドレール12には、これに沿っ
て移動可能な複数の第1ランナ16、16、・・・が配
列されており、他方の第2のヘッドレール14には、こ
れに沿って移動可能な複数の第2ランナ18、18、・
・・が配列されており、各第1ランナ16、各第2ラン
ナ18からは、固定具17、19が吊下られて、各固定
具17、19にクロス20が吊下られている。
【0011】クロス20は、長片状をなす複数の前側ク
ロス22と、複数の前側クロス22の各後側端部が幅方
向に所定間隔をあけて縫製、接着等により接合される1
枚の後側クロス24から構成されており、前記各固定具
17は各前側クロス22の前側端部の上端22aに固定
され、前記各固定具19は各前側クロス22と後側クロ
ス24の接合部分付近の各前側クロス22の後側端部の
上端22bに固定される。尚、固定具19は、各前側ク
ロス22と後側クロス24の接合部分付近の各後側クロ
ス24の上端に固定されてもよい。
【0012】第1のヘッドレール12と第2のヘッドレ
ール14との間隔L1 (図3(b)参照)は、前側クロ
ス22が伸張された状態での前側端部の上端22aと後
側端部の上端22bとの間の距離L2 (図3(b)参
照)よりも小さくなるように設定されている。また、前
側クロス22は、ある程度の剛性を有する板状部材から
構成されて、幅方向に1箇所折曲可能な易折曲部22c
が形成されている。従って、図2に示すように、同じ前
側クロス22を固定する固定具17と固定具19とが最
接近した状態で、前側クロス22は、その一部が第1の
ヘッドレール12よりも前方に突出して、易折曲部22
cで折り返されている。
【0013】また、隣合う固定具17との間で所定の間
隔を保持するためのスペーサコード26が各固定具17
に順次連結されており、その両端は、最左端、最右端に
ある固定具17から垂下されて、操作部28、28に連
結されている。さらに、好ましくは、前側クロス22は
不透明生地、後側クロス24は半透明生地で構成すると
よい。
【0014】以上のように構成されたブラインドにおい
て、図3に基づき、その作用を説明すると、同じ前側ク
ロス22を固定する固定具17と固定具19とが最接近
した状態にあるときには、図3の(a)に示したよう
に、前側クロス22は、後側クロス24に対してほぼ垂
直な状態にあって、後側クロス24が露出している。従
って、後側クロス24が半透明生布からなるときには、
シースル状態になり、ブラインドが備えられた開口から
の眺望を得ることができ、かつ該開口から光を採り入れ
ることもできる。
【0015】次に、図中、最右端にある前側クロス22
を直接手に持って操作するか、もしくは、最右端の操作
部28を操作して、その第1ランナ16を図中右側へ移
動させると、第1ランナ16同士はスペーサコード26
で連結されているために、全第1ランナ16が移動す
る。これによって、各前側クロス22の前側端部が右側
へ移動するに伴って、易折曲部22cで折曲していた各
前側クロス22が伸張して、右隣の前側クロス22と一
部重なり合うことにより、ブラインドの前面が前側クロ
ス22だけで覆われて図3(b)の状態になる。こうし
て、前側クロス22が後側クロス24を覆うことによ
り、ブラインドの形状に変化を持たせることができ、ま
た、後側クロス24が半透明生布、前側クロス22が不
透明生布からなるときは、ブラインドが備えられた開口
に対して、シースル状態から遮蔽状態に切り替えること
ができる。尚、前側クロス22で後側クロス24を完全
に覆うためには、前側クロス22が伸張された状態での
前側端部の上端22aと後側端部の上端22bとの間の
距離L2 が、隣合う前側クロス22同士の間隔L3 に略
等しいか、それよりも大きいことが必要である。
【0016】また、図3(b)の状態から図3(a)の
状態に戻すときには、最左端にある前側クロス22を直
接手に持って操作するか、もしくは最左端の操作部28
を操作して、第1ランナ16を図中左側へ戻すことによ
り、復帰させることができる。また、ブラインドが備え
られた開口を完全に露出させたい場合には、全第1ラン
ナ16及び全第2ランナ18を片側へ移動させることに
より、図3(c)に示すように全前側クロス22及び後
側クロス24を畳み込むことができる。図3(c)のよ
うに隣合う前側クロス22の間に後側クロス24が畳み
込まれると、全体的にコンパクトになるので、好まし
い。
【0017】次に、図4に本発明の第2の実施の形態を
表す要部拡大斜視図を示す。本実施の形態では、ヘッド
レール内にランナをレールに沿って移動させる駆動機構
を設けたもので、30は窓等の開口部の上部に取り付け
られるヘッドボックスであり、ヘッドボックス30内に
は底面中央部が長手方向に開口された第1のヘッドレー
ル32と第2のヘッドレール34が並設されており、第
1のヘッドレール32と第2のヘッドレール34はその
下方で連結されて、長手方向に開口された幅の大きい第
3のヘッドレール36を構成している。第3のヘッドレ
ール36内には、その長手方向に外周面に雄ネジが螺設
された開閉軸38(駆動手段)と、雄ネジ等の螺設され
ていない支持軸40が平行に設けられており、開閉軸3
8は、ヘッドボックス30の端部に設けられた図示しな
い軸受けによって回転自在に支持されており、さらに、
開閉軸38の一端には、ヘッドボックス30の一端にあ
るコントロールユニット30a内に設けられた操作ホイ
ール(図示せず)に連結され、該操作ホイールに巻き掛
けられる操作コード42によって開閉軸38が回転駆動
可能となっている。
【0018】第1のヘッドレール32には、これに沿っ
て移動可能な複数の第1ランナ46、46、・・・が配
列されており、他方の第2のヘッドレール34には、こ
れに沿って移動可能な複数の第2ランナ48、48、・
・・が配列されており、各第1ランナ46、各第2ラン
ナ48からは、各ランナ46、48に対して回転可能に
固定具17、19(図5参照)が吊下られている。前記
第1の実施の形態と同様に、各固定具17は各前側クロ
ス22の前側端部の上端22aに固定され、前記各固定
具19は各前側クロス22と後側クロス24の接合部分
付近の各前側クロス22の後側端部の上端22b(図5
参照)に固定される。
【0019】また、全第1ランナ46及び全第2ランナ
48よりも側端部側(図中、右側端部側)には、第3の
ヘッドレール36に沿って移動可能なマスタランナ50
が配設され、マスタランナ50からはマスタランナ50
に対して回転可能に固定具51が吊下げられて、後側ク
ロス24の側端部の上端に固定されている。マスタラン
ナ50には、前記開閉軸38が貫通し且つ開閉軸38の
雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成されたリードナット
50aが内設されている。これに対して、第1ランナ4
6には、開閉軸38を緩く貫通させる貫通孔46aが形
成されている。
【0020】また、マスタランナ50及び第2ランナ4
8には、前記支持軸40に摺動可能に貫通する貫通孔5
0b、48aが形成されている。第1の実施の形態と同
様に、第1のヘッドレール32と第2のヘッドレール3
4との間隔は、前側クロス22が伸張された状態での前
側端部の上端22aと後側端部の上端22bとの間の距
離よりも小さくなるように設定されている。そして、図
4に示すように、同じ前側クロス22を固定する固定具
17と固定具19とが最接近した状態で、前側クロス2
2は、その一部が第1のヘッドレール32よりも前方に
突出して、易折曲部22cで折り返されている。
【0021】また、隣合う第1ランナ46との間で所定
の間隔を保持するためのスペーサコード52が各第1ラ
ンナ46に順次連結されており、その左端は、いったん
ヘッドボックス30の左端にあるコントロールユニット
30aに導入された後、コントロールユニット30aか
ら垂下されて、操作部54に連結されている。また、ス
ペーサコード52の右端はマスタランナ50に連結され
る。さらに、最右端にある第1ランナ46には操作コー
ド56の一端が連結されており、操作コード56の他端
は、マスタランナ50を貫通して垂下し操作部58に連
結されている。
【0022】以上のように構成されたブラインドにおい
て、図4に示したように、同じ前側クロス22を固定す
る固定具17と固定具19とが最接近した状態にあると
きには、前側クロス22は、後側クロス24に対してほ
ぼ垂直な状態にあって、後側クロス24が露出してい
る。従って、後側クロス24が半透明生布からなるとき
には、シースル状態になり、ブラインドを備えられた開
口からの眺望を得ることができ、かつ該開口から光を採
り入れることもできる。
【0023】そして、図中、最右端にある前側クロス2
2を直接手に持って操作するか、もしくは、最右端の操
作部58を操作して、その第1ランナ46を図中右側へ
移動させると、第1ランナ46同士はスペーサコード5
2で連結されているために、全第1ランナ46が移動す
る。これによって、各前側クロス22の前側端部が右側
へ移動するに伴って、易折曲部22cで折曲していた各
前側クロス22が伸張して、右隣の前側クロス22と一
部重なり合うことにより、ブラインドの前面が前側クロ
ス22だけで覆われて図5の状態になる。
【0024】また、図5の状態から図4の状態に戻すと
きには、最左端にある前側クロス22を直接手に持って
操作するか、もしくは最左端の操作部54を操作して、
第1ランナ46を図中左側へ戻すことにより行うことが
できる。また、ブラインドが備えられた開口を完全に露
出させたい場合には、操作コード42を操作して開閉軸
38を回転駆動させると、開閉軸38の雄ネジ部に螺合
する雌ネジ部を有するリードナット50aが内設された
マスタランナ50が第3のヘッドレール36内を長手方
向に移動する。マスタランナ50が第1ランナ46に当
接すると、同じ方向へ第1ランナ46を押圧して移動さ
せ、また、第2ランナ48にも同様に当接すると、同じ
方向へ第2ランナ48を押圧して移動させ、順次、全第
1ランナ46及び全第2ランナ48が、押し出されて、
片側へ移動することにより、全前側クロス22及び後側
クロス24を畳み込むことができる。
【0025】また、この状態から後側クロス24を展開
させるときには、先と反対に操作コード42を操作して
開閉軸38を回転駆動させて、マスタランナ50を反対
に移動させると、マスタランナ50と第1ランナ46と
は、スペーサコード52に所定間隔毎に連結されている
ので、マスタランナ50と隣合う第1ランナ46との間
が所定間隔となると、この第1ランナ46が牽引され
て、順次全第1ランナ46が牽引される。マスタランナ
50に吊下げられた後側クロス24に牽引されて、第2
ランナ48も一緒に追随する。
【0026】以上のように、上記各実施の形態によれ
ば、前側クロスを回転させるのではなく、前側クロス2
2の前側端部の上端22aを第1のヘッドレール12、
32に沿って移動させることにより、前側クロス22が
後側クロス24に対して略垂直になり、後側クロス24
が露出した状態と、前側クロス22が後側クロス24に
対して略平行になり、後側クロス24を覆う状態と、を
切り換えることができる。
【0027】尚、以上の各実施の形態では、前側クロス
を剛性のある板状部材で構成し、易折曲部22cを設け
たが、必ずしもこれに限るものはなく、前側クロス22
に剛性のない折り畳みの自在の部材で構成し、図6
(a)に示すように、後側クロス24に垂直な状態で
は、前側クロス22は折り畳まれており、また、図6
(b)に示すように前側クロス22の前側端部の上端2
2aが第1のヘッドレール12に沿って移動して前側ク
ロス22が後側クロス24に対して略平行な状態で、前
側クロス22が伸張するようにすることもできる。また
は易折曲部を1箇所のみならず、複数箇所設けることに
より図6のように構成することもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前側クロスの各前側端部の上端を第1のヘッドレールに
吊り下げると共に、前記上端よりも後方にある前側クロ
スまたは後側クロスの第2の上端を第2のヘッドレール
に吊り下げ、第1のヘッドレールと第2のヘッドレール
との間隔を前側クロスが伸張された状態での前記前側端
部の上端と前記第2の上端との間の距離よりも小さくな
るように設定したので、前側クロスの前側端部の上端が
第2の上端に最接近した状態では、前側クロスは伸張せ
ずに、且つ後側クロスに対して略垂直な位置に位置づけ
られており、従って、後側クロスを露出することができ
ると共に、前側クロスの前側端部の上端を第1のヘッド
レールに沿って移動させて、第2の上端から離反させて
前側クロスを伸張すると、前側クロスは後側クロスに対
して略平行な位置に位置づけられ、従って、後側クロス
を覆い隠すことができる。
【0029】このように、前側クロスを回転させること
なく、第1のヘッドレールに沿って移動させることによ
り、ブラインドの形状を変化させることができる。ま
た、請求項2によれば、前側クロスが、幅方向に折曲可
能な易折曲部を持つ板状部材からなることから、前側ク
ロスの前側端部の上端が第2の上端に接近した状態で、
該易折曲部が折れ曲がることにより、前側クロスを後側
クロスに対して略垂直な状態を保持することができる。
【0030】また、請求項3によれば、隣合う前側クロ
スの前側端部の上端付近とスペーサによって連結されて
いることから、1つの前側クロスの前側端部の上端を第
1のヘッドレールに沿って移動させる操作を行うだけ
で、全体の前側クロスを一同に操作させることができ
る。また、請求項4によれば、マスタランナを駆動手段
によって第1のヘッドレールまたは第2のヘッドレール
に沿って移動させることにより、第1ランナ及び/また
は第2ランナが牽引されて、後側クロスを開閉すること
ができ、且つ前側クロスの前端を第1のヘッドレールに
沿って移動させることによって、請求項1に記載した作
用・効果が得られる。
【0031】また、請求項5によれば、後側クロスは半
透明生地からなるので、前側クロスが後側クロスに対し
て略垂直になり、後側クロスが露出されているときにシ
ースル状態になり、ブラインドを備えられた開口からの
眺望を得ることができ、かつ該開口から光を採り入れる
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を表すブラインドの
全体斜視図である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】図1の実施の形態の作用を表す説明のための平
面図であり、(a)は前側クロスが後側クロスに対して
略垂直になった状態、(b)は前側クロスが後側クロス
に対して略平行になった状態、(c)は後側クロス及び
前側クロスが畳み込まれた状態を表している。
【図4】本発明の第2の実施の形態を表す要部拡大斜視
図であり、前側クロスが後側クロスに対して略垂直にな
った状態を表している。
【図5】本発明の第2の実施の形態を表す要部拡大斜視
図であり、前側クロスが後側クロスに対して略平行にな
った状態を表している。
【図6】本発明の他の実施の形態を表す作用説明のため
の平面図であり、(a)は前側クロスが後側クロスに対
して略垂直になって折り畳まれた状態、(b)は前側ク
ロスが後側クロスに対して略平行になった状態を表して
いる。
【符号の説明】
12 第1のヘッドレール 14 第2のヘッドレール 22 前側クロス 22a 前側クロスの前側端部の上端 22b 前側クロスの後側端部の上端(第2の上端) 22c 易折曲部 24 後側クロス 26 スペーサコード(スペーサ) 32 第1のヘッドレール 34 第2のヘッドレール 38 開閉軸(駆動手段) 46 第1ランナ 48 第2ランナ 50 マスタランナ 52 スペーサコード(スペーサ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長片状の複数の前側クロスと、該複数の
    前側クロスの各後側端部が幅方向に所定間隔をあけて取
    り付けられる1枚の後側クロスとを備え、前側クロスの
    各前側端部の上端を第1のヘッドレールに吊り下げると
    共に、前記上端よりも後方にある前側クロスまたは後側
    クロスの第2の上端を第2のヘッドレールに吊り下げ、
    第1のヘッドレールと第2のヘッドレールとの間隔を前
    側クロスが伸張された状態での前記前側端部の上端と前
    記第2の上端との間の距離よりも小さくなるように設定
    したことを特徴とするブラインド。
  2. 【請求項2】 前側クロスは、幅方向に折曲可能な易折
    曲部を持つ板状部材からなることを特徴とする請求項1
    記載のブラインド。
  3. 【請求項3】 前側クロスの前記前側端部の上端付近
    は、隣合う前側クロスの前側端部の上端付近とスペーサ
    によって連結されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のブラインド。
  4. 【請求項4】 前側クロスの前記前側端部の上端及び第
    2の上端は、それぞれ第1ランナ及び第2ランナを介し
    て第1のヘッドレール及び第2のヘッドレールに摺動可
    能に吊り下げられており、各第1ランナはスペーサによ
    って隣合う第1ランナと連結されていると共に、駆動手
    段の運動によって第1のヘッドレールまたは第2のヘッ
    ドレールに沿って移動するマスタランナに前記第1ラン
    ナ及び/または第2ランナが牽引されることにより、前
    記後側クロスが開閉することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のブラインド。
  5. 【請求項5】 後側クロスは半透明生地からなることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のブライン
    ド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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