JPH10101546A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPH10101546A
JPH10101546A JP8277331A JP27733196A JPH10101546A JP H10101546 A JPH10101546 A JP H10101546A JP 8277331 A JP8277331 A JP 8277331A JP 27733196 A JP27733196 A JP 27733196A JP H10101546 A JPH10101546 A JP H10101546A
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JP
Japan
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acid
poe
oil
extract
sodium
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Application number
JP8277331A
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English (en)
Inventor
Yasuharu Kawajiri
康晴 川尻
Hisaya Nabeshima
久哉 鍋島
Tadashi Nakamura
忠司 中村
Yukari Aoyama
ゆかり 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脂肪細胞の脂質分解を促進する作用が高く、
痩身効果に優れた皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】 カフェイン、アミノフィリンまたはテオ
フィリンのようなキサンチン誘導体と、ラベンダー、ラ
バンジンウイキョウまたはイタリアウイキョウの抽出物
のような植物抽出物と、金属イオン封鎖剤とを配合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脂質分解を促進する
作用を有する皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、体の余分な脂肪を減らし、引き締まった体を保つた
めに、各種運動や食事制限に加え、体内の新陳代謝を促
すようなジェル、クリーム等の化粧料を用いることが知
られており、このような化粧品等に脂肪を構成している
脂肪細胞の脂質分解を促進し、痩身効果を目的としてカ
フェインが配合されていることは周知の事実である。脂
質分解を促す物質としてはカフェインの他、植物抽出物
として、茶抽出物、コラ抽出物等が知られているが、い
ずれも充分な効果を有するものではなく、さらなる脂質
分解促進物質の開発が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、脂肪細胞
の脂質分解を促進する新しい成分について鋭意研究した
結果、キサンチン誘導体および植物抽出物を配合し、さ
らに金属イオン封鎖剤を添加することにより脂質分解効
果が非常に高まることを見い出し、本発明を完成するに
至った。
【0004】すなわち本発明は、キサンチン誘導体、植
物抽出物および金属イオン封鎖剤を配合することを特徴
とする皮膚外用剤である。本発明の皮膚外用剤は、脂質
分解用外用剤であることが好ましい。
【0005】以下、本発明の構成について詳述する。本
発明で用いられるキサンチン誘導体としては、カフェイ
ン、テオフィリン、テオブロミン、キサンチン、アミノ
フィリン、コリンテオフィリン、ジプロフィリン、プロ
キシフィリンおよびオクストリフィリン等が挙げられ
る。これらは1種を単独でまたは2種以上を組み合わせ
て用いることができる。本発明においては効果に優れて
いることから、好ましくはカフェイン、アミノフィリン
およびテオフィリンからなる群から選ばれる1種または
2種以上を組み合わせて用いることが望ましい。
【0006】皮膚外用剤中へのキサンチン誘導体の配合
量は、0.001重量%以上であることが好ましく、特
に0.01〜10.0重量%とすることが望ましい。
【0007】本発明で用いられる植物抽出物とはラウァ
ンドゥラ、アンクスティフォリア、ラベンダー、ラウァ
ンドゥラ、アンクスティフォリア・ピレナイカ、スパイ
ク・ラベンダー、ラバンジンウイキョウ、イタリアウイ
キョウ、ローズマリー、ミシマサイコ、マンシュウミシ
マサイコ、ダフリカサイコなどのサイコ類、緑茶、烏龍
茶などの茶類、カカオ、ホップ、シソ、サルビア、コ
ラ、コフィア等の植物抽出物が挙げられ、効果に優れて
いることから、好ましくはラベンダー、ラバンジンウイ
キョウまたはイタリアウイキョウがよい。これらは1種
を単独で、または2種以上を組み合わせて用いることが
できる。これらの植物は、花、茎、果実、種子、根、全
草が用いられる。抽出方法は特に限定されるものではな
く、例えば水、アルコール等の親水性有機溶剤、あるい
はそれらの混合液、またはグリセリン、1,3−ブチレ
ングリコール等の多価アルコール、あるいは水と多価ア
ルコールとの混合液により抽出される。
【0008】皮膚外用剤中への植物抽出物の配合量は、
乾燥物換算で0.001〜30.0重量%、好ましくは
0.01〜10.0重量%である。抽出物の配合量が
0.001重量%未満では充分な脂質分解効果が得られ
ず、30.0重量%を超えても脂質分解効果の増強は見
られない。
【0009】本発明で用いられる金属イオン封鎖剤とは
メタリン酸ナトリウム(トリ、ヘキサを含む。)、エチ
レンジアミン四酢酸ナトリウム、エチレンジアミンヒド
ロキシ三酢酸ナトリウムなどが挙げられる。これらは1
種を単独で、または2種以上を組み合わせて用いること
ができる。
【0010】皮膚外用剤中への金属イオン封鎖剤の配合
量は、0.001重量%以上であることが好ましく、特
に0.01〜1.0重量%とすることが望ましい。
【0011】本発明の皮膚外用剤は、必要に応じて、本
発明の効果を損わない範囲で、化粧品、医薬品等に一般
に用いられている各種成分を含めることができる。この
ような成分としては次のようなものが挙げられる。
【0012】ビタミン油、レチノール、酢酸レチノール
等のビタミンA類、リボフラビン、酪酸リボフラビン、
フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンB2類、ピ
リドキシン塩酸塩、ピリドキシンジオクタノエート等の
ビタミンB6類、L−アスコルビン酸、L−アスコルビ
ン酸ジパルチミン酸エステル、L−アスコルビン酸−2
−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステ
ル、DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リ
ン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、パントテ
ン酸カルシウム、D−パントテニルアルコール、パント
テニルエチルエーテル、アセチルパントテニルエチルエ
ーテル等のパントテン酸類、エルゴカルシフェロール、
コレカルシフェロール等のビタミンD類、ニコチン酸、
ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸
類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチ
ン酸DL−α−トコフェロール、コハク酸DL−α−ト
コフェロール等のビタミンE剤、ビタミンP、ビオチン
等のビタミン類が挙げられる。
【0013】液体油脂としては、アボガド油、ツバキ
油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ
油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ
油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆
油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ
油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、
トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリ
セリン等が挙げられる。
【0014】固体油脂としては、カカオ脂、ヤシ油、馬
脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パ
ーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚
脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等が挙げられる。
【0015】ロウ類としては、ミツロウ、カンデリラロ
ウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタ
ロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カ
ポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビ
ロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシ
ル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セ
ラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、PO
Eラノリンアルコールアセテート、POEコレステロー
ルエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、
POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げら
れる。
【0016】炭化水素油としては、流動パラフィン、オ
ゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セ
レシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリン
ワックス等が挙げられる。
【0017】高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステ
アリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げら
れる。
【0018】高級アルコールとしては、例えば、ラウリ
ルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレ
イルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖ア
ルコール、モノステアリルグリセリンエーテル(バチル
アルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリン
アルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキ
シルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチ
ルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
【0019】合成エステル油としては、ミリスチン酸イ
ソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブ
チル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、
オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシ
ル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステ
アリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、1
2−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ−2−エ
チルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリ
トール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アル
キルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコー
ル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウン
デカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリ
メチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロ
ールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタン
エリスリトール、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セ
チル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパ
ルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−
ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メ
チルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアル
コール、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチ
ルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイ
ル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステ
ル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラ
ウレート、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリス
チン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシル
デシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジ
イソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等が
挙げられる。
【0020】シリコーンとしては、例えば、ジメチルポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチル
ハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサ
ン、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシロ
キサン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキ
サンなどの環状ポリシロキサン、3次元網目構造を形成
しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム、トリメチル
シロキシケイ酸−オクタメチルシクロテトラシロキサン
溶液(50%)等が挙げられる。
【0021】保湿剤としては、例えばポリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−
ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、キシリト
ール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫
酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテ
ロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステア
レート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドン
カルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン
(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウノ
コギリソウ抽出物、メリロート抽出物等が挙げられる。
【0022】紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香
酸(以下PABAと略す)、PABAモノグリセリンエ
ステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステ
ル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,
N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチ
ルPABAブチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収
剤、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等の
アントラニル酸系紫外線吸収剤、アミルサリシレート、
メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オ
クチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジル
サリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレ
ート等のサリチル酸系紫外線吸収剤、オクチルシンナメ
ート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル
−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,
4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジ
イソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシ
ンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメー
ト、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル
−p−メトキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p
−メトキシシンナメート)、2−エトキシエチル−p−
メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシ
シンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシン
ナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェ
ニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサ
ノイル−ジパラメトキシシンナメート、3,4,5−ト
リメトキシ桂皮酸3−メチル−4−[メチルビス(トリ
メチルシロキシ)シリル]ブチル等の桂皮酸系紫外線吸
収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’
−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,
2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェ
ノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノ
ン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェ
ノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n
−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カ
ルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸
収剤、3−(4’−メチルベンジリデン)-d,1−カン
ファー、3−ベンジリデン−d,1−カンファー、ウロ
カニン酸、ウロカニン酸エチルエステル、2−フェニル
−5−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ
−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’
−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフ
ェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソ
イルメタン、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾ
イルメタン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニ
リデン)−3−ペンタン−2−オン等が挙げられる。
【0023】アニオン界面活性剤としては、例えば、セ
ッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナ
トリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸K 等の高級アルキル硫酸エステル塩、
POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウ
リル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル
塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサ
ルコシン酸、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナ
トリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、
ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸ア
ミドスルホン酸塩、POEオレイルエーテルリン酸ナト
リウム、POEステアリルエーテルリン酸等のリン酸エ
ステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナト
リウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキ
シエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプ
ロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスル
ホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノ
ールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等のア
ルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウロイルグルタミ
ン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジ
ナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノ
ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油
脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステ
ル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化油、POEアル
キルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエーテ
ルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂
肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エステ
ル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル塩、
ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム、
N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミ
ン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0024】カチオン界面活性剤としては、例えば、塩
化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルト
リメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニ
ウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアル
キルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’−ジ
メチル−3,5−メチレンピペリジニウム),塩化セチ
ルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル
四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモ
リホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
【0025】両性界面活性剤としては、例えば、2−ウ
ンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシ
メチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル
−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキ
シエチロキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界
面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウ
リルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、
アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活
性剤等が挙げられる。
【0026】親油性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソス
テアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモ
ノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビ
タンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペ
ンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタ
ン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソル
ビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂
肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレ
イン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,
α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノス
テアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリ
セリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコー
ル等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒ
マシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン・メチルポリシロキサン共重合体等が挙げら
れる。
【0027】親水性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、POEソルビタンモノオレエート、POE−ソルビ
タンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレー
ト、POE−ソルビタンテトラオレエート等のPOEソ
ルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビットモノラ
ウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE
−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモ
ノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル
類、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グ
リセリンモノイソステアレート、POE−グリセリント
リイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステ
ル類、POEモノオレエート、POEジステアレート、
POEモノジオレエート、システアリン酸エチレングリ
コール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリルエ
ーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエ
ーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−オクチル
ドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等の
POEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニルエ
ーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノニ
ルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテ
ル類、ブルロニック等のプルアロニック型類、POE・
POPセチルエーテル、POE・POP2−デシルテト
ラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテ
ル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリ
セリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル
類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチ
レンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬化ヒ
マシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、
POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化
ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジ
エステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒ
マシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツロウ
等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジ
エタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、
脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミ
ド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、PO
Eアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸
エステル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合
物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオ
レイルリン酸等が挙げられる。
【0028】アミノ酸としては、グリシン、アラニン、
バリン、ロイシン、イシロイシン、フェニルアラニン、
チロシン、トレオニン、セリン、プロリン、ヒドロキシ
プロリン、トリプトファン、メチオニン、シスチン、ア
スパラギン酸、アルギニン、グルタミン酸、グルタミ
ン、リジン、アルギニン、ヒスチジン等が挙げられる。
【0029】その他、エチルパラベン、ブチルパラベン
等の防腐剤、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン
酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜
鉛、アラントイン等の消炎剤、胎盤抽出物、グルタチオ
ン、ユキノシタ抽出等の美白剤、オウバク、オウレン、
シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビ
ワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブド
ウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュ
ウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニ
ク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等の抽出物、ロ
ーヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体、幼年血
液抽出物等の賦活剤、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチ
ン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチル
エステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチン
キ、イクタモール、タンニン酸、α−ボルネオール、ニ
コチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネ
ート、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、
アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ−オ
リザノール等の血行促進剤、硫黄、チアントール等の抗
脂漏剤、トラネキサム酸、トリメチルグリシン、チオタ
ウリン、ヒポタウリンがある。
【0030】天然の水溶性高分子としては、例えば、ア
ラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガ
ム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチ
ン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコ
ロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロ
コシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸等の植
物系高分子、キサンタンガム、デキストラン、サクシノ
グルカン、プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン、
カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子が挙
げられる。
【0031】半合成の水溶性高分子としては、例えば、
カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピル
デンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース、ニ
トロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシ
プロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セ
ルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CM
C)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系
高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレン
グリコールエステル等のアルギン酸系高分子が挙げられ
る。
【0032】合成の水溶性高分子としては例えば、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビ
ニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー( カーボポ
ール) 等のビニル系高分子、ポリエチレングリコール2
0,000、4,000,000、600,000等の
ポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレン共重合体共重合系高分子、ポリアクリ
ル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリ
ルアミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、
カチオンポリマー等が挙げられる。
【0033】無機の水溶性高分子としては例えば、ベン
トナイト、ケイ酸A1Mg(ビーガム)、ラポナイト、
ヘクトライト、無水ケイ酸等が挙げられる。
【0034】増粘剤としては、例えばアラビアガム、カ
ラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブ
ガム、クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキス
トリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸
ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、C
MC、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル
酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカスト
ビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキル
ジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガ
ム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、
ヘクトライト等が挙げられる。
【0035】粉末成分としては、タルク、カオリン、雲
母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲
母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウ
ム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネ
シウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属
塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウ
ム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシ
ウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミ
ックパウダー、金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチ
ン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホ
ウ素等の無機粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉
末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉
末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合
体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エ
チレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末、二酸化チタ
ン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、
チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐
色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料黒酸化
鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機黒色系
顔料、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の
無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸
コバルト等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色
系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコー
テッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタル
ク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビス
マス、魚鱗箔等のパール顔料、アルミニウムパウダー、
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤
色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、黄色401
号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色
104号、赤色106号、赤色227号、赤色230
号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色
4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3
号及び青色1号などのジルコニウム、バリウム又はアル
ミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル、β−カロ
チン等の天然色素等、香料、水、アルコール、チタンイ
エロー、カーサミン、紅花赤等の色剤等を必要に応じて
適宜配合できる。
【0036】また、本発明の皮膚外用剤の剤型は任意で
あり、例えば油状製剤、化粧水系の可溶化系、乳液、ク
リーム等の乳化系あるいは軟膏、分散液、粉末等の剤型
をとることができる。
【0037】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。なお、本発明はこれにより限定されるものではな
い。配合量は重量%である。実施例に先立ち、本発明の
効果を実験データによって示す。
【0038】(1) 脂質分解効果 [評価方法]脂肪組織からの脂肪細胞の単離は、Rodbel
lの方法(M.Rodbell,J.B.C.,239(2),1964)に準じた。
脂肪吸引にて得られたヒトの脂肪組織を2〜3mmの細片
にし、0.05%コラゲナーゼ溶液(バンクス緩衝液、
4%グルコースを含む。)中でインキュベーション(3
7℃、45〜60分)した。その後、ろ過し未消化の脂
肪組織を除き、遠心分離した(1000rpm、1
分)。脂肪細胞は比重が1より小さいので上部に浮遊す
る。下層溶液を除去し、培養液(199培地、10%新
生仔牛血清を含む。)を添加し、再分散した。遠心分離
と培地添加を2回繰り返し、コラゲナーゼを除去した。
最後に表1記載のサンプル試料30mlを添加し、細胞
を分散した後、1日回転培養した。各サンプル中、キサ
ンチン誘導体は0.2重量%、植物抽出物の全濃度は
0.1重量%、金属イオン封鎖剤0.02重量%とし
た。培養前と培養後の脂肪細胞の脂質量をトリグリセラ
イド−テストワコー(脂質定量用呈色試薬、和光純薬社
製)を用い定量して、分解脂質量(mg/チューブ)を
測定した。その実験結果を表1に示す。植物抽出物はそ
れぞれの植物の細切500gに水500mlを加え、5
0℃で60分間抽出し、冷却後、ろ紙にて自然濾過し、
水を加えて全量500mlとした。
【0039】
【表1】 ──────────────────────────── サンプル 分解脂質量 (mg/チューブ) ──────────────────────────── 未添加 0.32±0.08 カフェイン 1.78±0.13 イタリアウイキョウ抽出物 0.71±0.14 イタリアウイキョウ抽出物+カフェイン 2.61±0.21 イタリアウイキョウ抽出物+カフェイン +エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム 3.12±0.22 ラベンダー抽出物+テオフィリン +ヘキサメタリン酸ナトリウム 2.98±0.33 ────────────────────────────
【0040】キサンチン誘導体と植物抽出物を組み合わ
せ、さらに金属イオン封鎖剤を添加すると脂質分解が促
進することがわかる。
【0041】(2)脂質代謝促進効果 [評価方法]20〜30代女性90人に後述する実施例
1の試料を顔面および全身に朝晩塗布してもらい、3か
月連用してもらった。連用前後の体脂肪率(体全体に対
する脂肪の割合)を外赤外波長の光反射を原理とする測
定器(体脂肪計BFT−2000、ケット科学社製)に
より測定した。90人中20人を実施例1からカフェイ
ンおよび植物抽出物、さらに金属イオン封鎖剤を抜去し
たコントロール群とし、90人中20人を実施例1から
金属イオン封鎖剤を抜去した試料(比較例1)とし、各
体脂肪率の平均値を求めた。その結果を表2に示す。
【0042】
【表2】 ───────────────────────── 連用前 連用後 ───────────────────────── コントロール 32.3±5.2% 34.4±6.0% 実施例1 33.8±6.7% 25.7±8.8% 比較例1 33.0±7.0% 30.0±6.2% ─────────────────────────
【0043】上記の結果より明らかなように、本発明品
はコントロール群および比較例1に比べて体脂肪率の減
少が顕著になっている。
【0044】 実施例2 クリーム (1) セトステアリルアルコール 3.5重量% (2) スクワラン 40.0 (3) ミツロウ 3.0 (4) 還元ラノリン 5.0 (5) エチルパラベン 0.3 (6) ポリオキシエチレン(20)ソルビタン モノパルミチン酸エステル 2.0 (7) ステアリン酸モノグリセリド 2.0 (8) N-ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 0.5 (9) 2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン 1.0 (10) 酢酸レチノール 2.0 (11) 月見草油 0.05 (12) 香料 0.05 (13) ラベンダー抽出物 5.0 (14) ラバンジンウイキョウ抽出物 1.0 (15) カフェイン 0.1 (16) 緑茶抽出物 3.0 (17) ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.02 (18) 1,3−ブチレングリコール 0.1 (19) 精製水 残余
【0045】(製法)植物抽出物はそれぞれの植物の細
切500gに30V/V%エタノール水溶液500ml
を加え、50℃で60分間抽出し、冷却後、ろ紙にて自
然濾過し、水を加えて全量500mlとした。(1)〜(1
2)を加熱溶解し、70℃に加温した(13)〜(19)に挺拌し
ながら加える。ホモミキサー処理し、乳化粒子を細かく
した後、攪拌しながら急冷し、クリームを得た。
【0046】 実施例3 化粧水 (1) ラウァンドゥラ抽出物 0.5重量% (2) ラバンジンウイキョウ抽出物 0.5 (3) テオフィリン 0.1 (4) グリセリン 4.0 (5) 1,3−ブチレングリコール 4.0 (6) 酢酸トコフェロール 0.05 (7) エタノール 7.0 (8) ポリオキシエチレン(18)オレイルアルコールエーテル 0.5 (9) メチルパラベン 0.2 (10)クエン酸 0.05 (11)クエン酸ナトリウム 0.1 (12)エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム 0.02 (13)香料 0.05 (14)精製水 残余
【0047】(製法)植物抽出物はそれぞれの植物の細
切500gに水500mlを加え、50℃で60分間抽
出し、冷却後、ろ紙にて自然濾過し、水を加えて全量5
00mlとした。精製水にクエン酸、クエン酸ナトリウ
ム、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ラウァ
ンドゥラ抽出物、ラバンジンウイキョウ抽出物、テオフ
ィリン、エチレンジアミン四酢酸三ナトリウムを溶解す
る(水相)。別にエタノールにポリオキシエチレンオレ
イルアルコールエーテル、酢酸トコフェロール、香料、
メチルパラベンを溶解し、これを前述の水相に加えて可
溶化し、濾過して化粧水を得た。
【0048】 実施例4 乳液 (1) ステアリン酸 1.5重量% (2) セチルアルコール 0.5 (3) ミツロウ 2.0 (4) ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステル 1.0 (5) メトキシケイ皮酸オクチル 2.0 (6) ラバンジン抽出物 0.2 (7) イタリアウイキョウ抽出物 0.5 (8) ヒアルロン酸ナトリウム 0.01 (9) トリエタノールアミン 0.75 (10)グリセリン 7.0 (11)イノシット 0.5 (12)人参エキス 0.5 (13)カフェイン 0.2 (14)エチレンジアミンヒドロキシ三酢酸ナトリウム 0.01 (15)エチルパラベン 0.3 (16)香料 0.03 (17)精製水 残余
【0049】(製法)植物抽出物はそれぞれの植物の細
切500gに水500mlを加え、50℃で60分間抽
出し、冷却後、ろ紙にて自然濾過し、水を加えて全量5
00mlとした。精製水にラバンジン抽出物、イタリア
ウイキョウ抽出物、ヒアルロン酸ナトリウム、グリセリ
ン、イノシット、人参エキス、カフェイン、エチレンジ
アミンヒドロキシ三酢酸ナトリウム、トリエタノールア
ミンを加えて70℃に保つ(水相)。他の成分を混合
し、加熱溶解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を
加えて予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化す
る。その後攪拌しながら急冷して乳液を得た。
【0050】 実施例5 フォームパック (1) スパイク・ラベンダー抽出物 0.1重量% (2) イタリアウイキョウ抽出物 1.0 (3) アミノフィリン 0.2 (4) メタリン酸ナトリウム 0.02 (5) 1,3−ブチレングリコール 5.0 (6) グリセリン 7.0 (7) メチルパラベン 0.1 (8) 水酸化カリウム 0.15 (9) ステアリン酸 0.5 (10)ミリスチン酸 1.0 (11)バチルアルコール 1.5 (12)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 3.0 (13)香料 0.05 (14)液化石油ガス 6.0 (15)ジメチルエーテル 3.0 (16)精製水 残余
【0051】(製法)植物抽出物はそれぞれの植物の細
切500gに1,3−ブチレングリコール溶液500m
lを加え、50℃で60分間抽出し、冷却後、ろ紙にて
自然濾過し、1,3−ブチレングリコールを加えて全量
500mlとした。(16)に(1)〜(8)を加えて70℃で加
熱溶解し、その中に(9)〜(13)を75℃に加熱攪拌した
ものを加え、十分に攪拌した後、冷却する。これを容器
に充填し、最後に(14)、(15)を噴射剤として充填し、フ
ォームパックを得た。
【0052】 実施例6 軟膏 (1) アングスティフォリア抽出物 10.0重量% (2) イタリアウイキョウ抽出物 1.0 (3) カフェイン 0.2 (4) トリメチルグリシン 0.2 (5) エチレンジアミンヒドロキシ三酢酸ナトリウム 0.01 (6) パルミチン酸レチノール 0.5 (7) ステアリルアルコール 18.0 (8) モクロウ 20.0 (9) ポリオキシエチレン(20)モノオレイン酸エステル 0.25 (10)グリセリンモノステアリン酸エステル 0.3 (11)ワセリン 40.0 (12)精製水 残余
【0053】(製法)植物抽出物はそれぞれの植物の細
切500gに水500mlを加え、50℃で60分間抽
出し、冷却後、ろ紙にて自然濾過し、水を加えて全量5
00mlとした。(12)に(1)〜(5)を加えて溶解し、70
℃に保つ(水相)。残りの成分(6)〜(11)を70℃にて
混合溶解する(油相)。水相に油相を加え、ホモミキサ
ーで均一に乳化後、冷却して軟膏を得た。
【0054】 実施例7 マッサージ用乳液 (1) ステアリン酸 1.5重量% (2) セチルアルコール 0.5 (3) ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステル 1.0 (4) ワセリン 3.0 (5) スクワラン 10.0 (6) 流動パラフィン 5.0 (7) グリセリン 7.0 (8) 1,3−ブチレングリコール 5.0 (9) トリエタノールアミン 0.75 (10)ラウァンドゥラ・ アングスティフォリア・ピレナイカ抽出物 0.05 (11)イタリアウイキョウ抽出物 1.0 (12)カフェイン 3.0 (13)テオフィリン 2.0 (14)メタリン酸ナトリウム 0.02 (15)エチレンジアミンヒドロキシ三酢酸ナトリウム 0.01 (16)エチルパラベン 0.25 (17)香料 0.02 (18)精製水 残余
【0055】(製法)植物抽出物はそれぞれの植物の細
切500gに水500mlを加え、50℃で60分間抽
出し、冷却後、ろ紙にて自然濾過し、水を加えて全量5
00mlとした。(18)に(7)〜(15)を加えて70℃に保
つ(水相)。他の成分を混合し、加熱溶解して70℃に
保つ(油相)。水相に油相を加えて予備乳化を行い、ホ
モミキサーで均一に乳化する。その後攪拌しながら急冷
してマッサージ用乳液を得た。
【0056】 実施例8 マッサージ用ジェル (1) カフェイン 2.0重量% (2) ラバンジンウイキョウ抽出物 5.0 (3) ミシマサイコ抽出物 3.0 (4) グリセリン 50.0 (5) トリメチルグリシン 0.2 (6) カルボキシビニルポリマー 0.4 (7) ポリエチレングリコール400 30.0 (8) エチレンジアミンヒドロキシ三酢酸ナトリウム 0.1 (9) ポリオキシエチレン(10)メチルポリシロキサン共重合体 2.0 (10)スクワラン 1.0 (11)香料 0.12 (12)水酸化カリウム 0.15 (13)精製水 残余
【0057】(製法)植物抽出物はそれぞれの植物の細
切500gに20V/V%メタノール水溶液500ml
を加え、50℃で60分間抽出し、冷却後、ろ紙にて自
然濾過し、水を加えて全量500mlとした。(13)に
(1)〜(8)を溶解する。別に(9)〜(11)を混合したものを
添加した後、(12)を加えてマッサージ用ジェルを得た。
【0058】 実施例9 美容液 (1) ラベンダー抽出物 20.0重量% (2) トラネキサム酸 1.0 (3) カフェイン 0.1 (4) L−アルギニンL−アスパラギン酸塩 0.1 (5) ヒアルロン酸ナトリウム 0.01 (6) グリセリン 10.0 (7) 1,3−ブチレングリコール 5.0 (8) カルボキシビニルポリマー 0.3 (9) エチレンジアミンヒドロキシ三酢酸ナトリウム 0.01 (10)エタノール 7.0 (11)ポリオキシエチレン(18)オレイルアルコールエーテル 0.8 (12)マカデミアナッツ油 0.1 (13)月見草油 0.01 (14)酢酸トコフェロール 0.01 (15)メチルパラベン 0.15 (16)香料 0.1 (17)水酸化カリウム 0.08 (18)精製水 残余
【0059】(製法)植物抽出物はそれぞれの植物の細
切500gに水500mlを加え、50℃で60分間抽
出し、冷却後、ろ紙にて自然濾過し、水を加えて全量5
00mlとした。(18)に(1)〜(9)を溶解し、別に、(10)
に(11)〜(16)を溶解したものを添加する。その後(17)を
添加して、美容液を得た。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の皮膚外用
剤は脂肪細胞の脂質分解を促進する作用が高く、痩身効
果に優れたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 35/78 A61K 35/78 N ACN ACNQ (72)発明者 青山 ゆかり 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キサンチン誘導体、植物抽出物および金
    属イオン封鎖剤を配合することを特徴とする皮膚外用
    剤。
  2. 【請求項2】 植物抽出物が、ラベンダー、ラバンジン
    ウイキョウまたはイタリアウイキョウの抽出物である請
    求項1記載の皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 キサンチン誘導体が、カフェイン、アミ
    ノフィリンまたはテオフィリンである請求項1または2
    記載の皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 脂質分解用外用剤である請求項1〜3の
    いずれかに記載の皮膚外用剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001026514A (ja) * 1999-06-16 2001-01-30 Exsymol Sam 痩せるための化粧品組成物
JP2005232058A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Shiseido Co Ltd 脂質分解促進効果を有する皮膚外用剤および繊維
JP2011063609A (ja) * 1999-09-09 2011-03-31 Dsm Ip Assets Bv セルライトの局所治療のための共役化リノール酸(cla)の使用

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JP4515109B2 (ja) * 2004-02-18 2010-07-28 株式会社資生堂 脂質分解促進効果を有する皮膚外用剤および繊維

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