JPH10100190A - チューブネック成形装置 - Google Patents
チューブネック成形装置Info
- Publication number
- JPH10100190A JPH10100190A JP27686296A JP27686296A JPH10100190A JP H10100190 A JPH10100190 A JP H10100190A JP 27686296 A JP27686296 A JP 27686296A JP 27686296 A JP27686296 A JP 27686296A JP H10100190 A JPH10100190 A JP H10100190A
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- JP
- Japan
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- main shaft
- core
- workpiece
- tube
- neck
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14598—Coating tubular articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/03—Injection moulding apparatus
- B29C45/04—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
- B29C45/0441—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves involving a rotational movement
- B29C45/045—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves involving a rotational movement mounted on the circumference of a rotating support having a rotating axis perpendicular to the mould opening, closing or clamping direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2023/00—Tubular articles
- B29L2023/20—Flexible squeeze tubes, e.g. for cosmetics
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本体部が筒型の容器の端部に蓋体を係止させ
るための首部を形成する際の製造サイクルに要する時間
を短縮し、設置スペースを小さくできるようにしたチュ
ーブネック成形装置を提供する。 【解決手段】 90゜の角度で回動する主軸11に4本のコ
ア部12を設け、コア部12が停止する夫々の位置に臨ん
で、ワークチューブ13をコア部12に装着する被加工物装
着手段21とワークチューブ13の端部に首部13a を射出成
形する成形手段31、首部13a が成形されたワークチュー
ブ13をコア部12から排出する排出手段41とを設ける。主
軸11の回動を順次所定位置で停止させ、被加工物装着手
段21に位置したコア部12にはワークチューブ13を嵌装さ
せ、成形手段31に位置したコア部12には装着されたワー
クチューブ13に首部13a を形成し、排出手段41に位置し
たコア部12からワークチューブ13を排出する動作を主軸
11を回転させながら行う。
るための首部を形成する際の製造サイクルに要する時間
を短縮し、設置スペースを小さくできるようにしたチュ
ーブネック成形装置を提供する。 【解決手段】 90゜の角度で回動する主軸11に4本のコ
ア部12を設け、コア部12が停止する夫々の位置に臨ん
で、ワークチューブ13をコア部12に装着する被加工物装
着手段21とワークチューブ13の端部に首部13a を射出成
形する成形手段31、首部13a が成形されたワークチュー
ブ13をコア部12から排出する排出手段41とを設ける。主
軸11の回動を順次所定位置で停止させ、被加工物装着手
段21に位置したコア部12にはワークチューブ13を嵌装さ
せ、成形手段31に位置したコア部12には装着されたワー
クチューブ13に首部13a を形成し、排出手段41に位置し
たコア部12からワークチューブ13を排出する動作を主軸
11を回転させながら行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可撓性を備えた
筒型のネッキングチューブのネックに蓋体を脱着自在に
止着できるように、該チューブネックの端部に雄ネジ部
や蓋体の係止部などの首部を成形するためのチューブネ
ック成形装置に関するものである。
筒型のネッキングチューブのネックに蓋体を脱着自在に
止着できるように、該チューブネックの端部に雄ネジ部
や蓋体の係止部などの首部を成形するためのチューブネ
ック成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のネッキングチューブのネ
ックの端部を成形処理する成形装置としては、予めチュ
ーブ本体となる部分を筒状に形成した被加工用チューブ
(ワークチューブ)を固定側金型に挿入して保持させ、
可動側金型を移動させて、成形加工を施すべき端部をこ
れら固定側金型と可動側金型との間に位置させて型締し
て首部を形成するものである。図5、図6は従来のチュ
ーブネック成形装置を示す図で、適宜数のワークチュー
ブ1を固定側金型2のコア3に嵌装して保持させ、可動
側金型4を移動させて型締し、これら適宜数のワークチ
ューブ1に対してキャビティ部5に成形材料を射出し供
給することによってほぼ同時に首部の成形を行なうよう
にしてある。
ックの端部を成形処理する成形装置としては、予めチュ
ーブ本体となる部分を筒状に形成した被加工用チューブ
(ワークチューブ)を固定側金型に挿入して保持させ、
可動側金型を移動させて、成形加工を施すべき端部をこ
れら固定側金型と可動側金型との間に位置させて型締し
て首部を形成するものである。図5、図6は従来のチュ
ーブネック成形装置を示す図で、適宜数のワークチュー
ブ1を固定側金型2のコア3に嵌装して保持させ、可動
側金型4を移動させて型締し、これら適宜数のワークチ
ューブ1に対してキャビティ部5に成形材料を射出し供
給することによってほぼ同時に首部の成形を行なうよう
にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のチューブネック成形装置では、ワークチューブ
1の設置から固定側金型2と可動側金型4との型締、首
部の成形、冷却、型開、成形品の排出までの製造工程を
順に行なうことによって、所定の数のワークチューブ1
の加工を行なうものである。1製造工程において成形加
工できるワークチューブ1の個数は成形装置の大きさに
依存することになり、多数のワークチューブ1を成形加
工する場合にはそれに見合った大きさの成形装置とな
り、広い設置スペースを必要とする。また、ランナやゲ
ートの設計上の制約も受けることになって、1工程にお
いて成形加工できるワークチューブ1の個数にも限界が
ある。
た従来のチューブネック成形装置では、ワークチューブ
1の設置から固定側金型2と可動側金型4との型締、首
部の成形、冷却、型開、成形品の排出までの製造工程を
順に行なうことによって、所定の数のワークチューブ1
の加工を行なうものである。1製造工程において成形加
工できるワークチューブ1の個数は成形装置の大きさに
依存することになり、多数のワークチューブ1を成形加
工する場合にはそれに見合った大きさの成形装置とな
り、広い設置スペースを必要とする。また、ランナやゲ
ートの設計上の制約も受けることになって、1工程にお
いて成形加工できるワークチューブ1の個数にも限界が
ある。
【0004】また、従来のチューブネック成形装置は、
いわゆる多数個取りの金型で自動化を図ったものであ
り、ワークチューブを金型に挿入するためのインサート
ワーク装着装置や金型から成形品を排出するための成形
品の取出し装置などが大型となるとともに、成形される
製品に応じた周辺装置が必要となる。しかも、製品の形
状などが変更される場合には、金型や上記インサートワ
ーク装着装置、成形品取出し装置その他の周辺装置など
を交換する必要があり、交換作業が煩雑である。
いわゆる多数個取りの金型で自動化を図ったものであ
り、ワークチューブを金型に挿入するためのインサート
ワーク装着装置や金型から成形品を排出するための成形
品の取出し装置などが大型となるとともに、成形される
製品に応じた周辺装置が必要となる。しかも、製品の形
状などが変更される場合には、金型や上記インサートワ
ーク装着装置、成形品取出し装置その他の周辺装置など
を交換する必要があり、交換作業が煩雑である。
【0005】また、多品種少量生産を行なう場合のチュ
ーブネック成形装置では、少数の製品を成形するために
金型が小型化し周辺装置なども小型化するが、ワークチ
ューブのインサート作業や取り出し作業は、ロボットな
どの自動化を図ると採算が合わなくなってしまうので人
手によることになる。
ーブネック成形装置では、少数の製品を成形するために
金型が小型化し周辺装置なども小型化するが、ワークチ
ューブのインサート作業や取り出し作業は、ロボットな
どの自動化を図ると採算が合わなくなってしまうので人
手によることになる。
【0006】そこで、この発明の目的は、広い設置スペ
ースを必要とすることなく、また一のワークチューブの
成形工程時に他のワークチューブの固定側金型への設置
や成形品の排出を行なうことができるようにして、製造
サイクルの短縮化を図ることができ、多品種少量生産に
適したチューブネック成形装置を提供することにある。
ースを必要とすることなく、また一のワークチューブの
成形工程時に他のワークチューブの固定側金型への設置
や成形品の排出を行なうことができるようにして、製造
サイクルの短縮化を図ることができ、多品種少量生産に
適したチューブネック成形装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係るチューブネック
成形装置は、可撓性を備えた材料によって筒型に形成さ
れた容器本体を構成する被加工物の一端部に、該容器本
体の蓋体と係合させるための首部を形成するチューブネ
ック成形装置において、筒型の前記被加工物を保持する
コア部を回動自在な主軸に適宜数設け、上記主軸を所定
の角度で間欠的に回動させるコア部回動手段を設け、上
記コア部の回動の停止位置に対して、被加工物をコア部
に嵌装させる被加工物装着手段と、上記首部を成形する
ための成形手段と、該コア部から首部の成形を施された
被加工物を排出する排出手段を設け、上記主軸の停止時
に、第1の停止位置でコア部に被加工物を嵌装させ、第
2の停止位置で被加工物に対して成形加工を施し、第3
の停止位置でコア部から被加工物を排出することを特徴
としている。
めの技術的手段として、この発明に係るチューブネック
成形装置は、可撓性を備えた材料によって筒型に形成さ
れた容器本体を構成する被加工物の一端部に、該容器本
体の蓋体と係合させるための首部を形成するチューブネ
ック成形装置において、筒型の前記被加工物を保持する
コア部を回動自在な主軸に適宜数設け、上記主軸を所定
の角度で間欠的に回動させるコア部回動手段を設け、上
記コア部の回動の停止位置に対して、被加工物をコア部
に嵌装させる被加工物装着手段と、上記首部を成形する
ための成形手段と、該コア部から首部の成形を施された
被加工物を排出する排出手段を設け、上記主軸の停止時
に、第1の停止位置でコア部に被加工物を嵌装させ、第
2の停止位置で被加工物に対して成形加工を施し、第3
の停止位置でコア部から被加工物を排出することを特徴
としている。
【0008】前記主軸を適宜角度回動させると、前記コ
ア部のうちの第1のコア部は前記被加工物装着手段に対
応した位置に、第2のコア部は前記成形手段に対応した
位置に、第3のコア部は前記排出手段に対応した位置
に、それぞれ停止する。被加工物装着手段に対応したコ
ア部には、該被加工物装着手段によって被加工物が嵌装
されて、被加工物が該コア部に保持される。成形手段に
対応したコア部には既に被加工物装着手段によって被加
工物が保持されており、該成形手段によって首部の成形
が行なわれることになる。すなわち、該コア部が成形手
段に対応した位置で停止すると可動側金型が移動して該
コア部の先端部を型締し、成形材料が射出されて首部が
形成され、冷却されたのちに型開される。なお、主軸の
回動時には型開された状態にある。上記排出手段に対応
した位置にあるコア部からは、成形手段によって成形加
工が施された被加工部材が排出されることになる。
ア部のうちの第1のコア部は前記被加工物装着手段に対
応した位置に、第2のコア部は前記成形手段に対応した
位置に、第3のコア部は前記排出手段に対応した位置
に、それぞれ停止する。被加工物装着手段に対応したコ
ア部には、該被加工物装着手段によって被加工物が嵌装
されて、被加工物が該コア部に保持される。成形手段に
対応したコア部には既に被加工物装着手段によって被加
工物が保持されており、該成形手段によって首部の成形
が行なわれることになる。すなわち、該コア部が成形手
段に対応した位置で停止すると可動側金型が移動して該
コア部の先端部を型締し、成形材料が射出されて首部が
形成され、冷却されたのちに型開される。なお、主軸の
回動時には型開された状態にある。上記排出手段に対応
した位置にあるコア部からは、成形手段によって成形加
工が施された被加工部材が排出されることになる。
【0009】したがって、コア部が主軸の回動によっ
て、被加工物装着手段と成形手段、排出手段とに順に位
置することによって被加工物のコア部への装着と成形、
排出が順次行なわれることになる。また、被加工物が排
出されたコア部は主軸の回動によって再び被加工物装着
手段に対応して位置することになる。
て、被加工物装着手段と成形手段、排出手段とに順に位
置することによって被加工物のコア部への装着と成形、
排出が順次行なわれることになる。また、被加工物が排
出されたコア部は主軸の回動によって再び被加工物装着
手段に対応して位置することになる。
【0010】すなわち、成形手段によって被加工物に成
形加工が施されている間に、次に成形が施されることに
なる被加工物のコア部への装着と、既に成形が施された
被加工物のコア部からの排出とがほぼ同時に行なわれ
る。このため、コア部への装着から排出までの製造サイ
クルを短縮することができる。また、チューブネック成
形装置の設置スペースは、従来の装置に比べて小さくな
る。
形加工が施されている間に、次に成形が施されることに
なる被加工物のコア部への装着と、既に成形が施された
被加工物のコア部からの排出とがほぼ同時に行なわれ
る。このため、コア部への装着から排出までの製造サイ
クルを短縮することができる。また、チューブネック成
形装置の設置スペースは、従来の装置に比べて小さくな
る。
【0011】しかも、金型の構造を変更することによっ
て成形品の形状に対処できるから、多品種少量生産に適
したものとなる。さらに、適宜数のコア部を主軸の方向
に並設させることにより生産量を容易に増減させること
ができる。したがって、必要に応じて、小型化したチュ
ーブネック成形装置を低コストで提供することができ
る。
て成形品の形状に対処できるから、多品種少量生産に適
したものとなる。さらに、適宜数のコア部を主軸の方向
に並設させることにより生産量を容易に増減させること
ができる。したがって、必要に応じて、小型化したチュ
ーブネック成形装置を低コストで提供することができ
る。
【0012】また、前記コア部回動手段を、前記主軸の
端部に動力断続用ブロックを設け、該主軸を間欠的に回
動させるアクチュエータの出力軸に該動力断続用ブロッ
クと係脱するクラッチ板を嵌着し、上記アクチュエータ
を主軸の軸方向に沿って摺動自在に設け、該アクチュエ
ータの前進時に上記動力断続用ブロックとクラッチ板と
を係合させて主軸と出力軸とを連繋させ、後退時にこれ
ら動力断続用ブロックとクラッチ板とを離隔させて主軸
と出力軸とを切り離すことにより構成したことを特徴と
している。
端部に動力断続用ブロックを設け、該主軸を間欠的に回
動させるアクチュエータの出力軸に該動力断続用ブロッ
クと係脱するクラッチ板を嵌着し、上記アクチュエータ
を主軸の軸方向に沿って摺動自在に設け、該アクチュエ
ータの前進時に上記動力断続用ブロックとクラッチ板と
を係合させて主軸と出力軸とを連繋させ、後退時にこれ
ら動力断続用ブロックとクラッチ板とを離隔させて主軸
と出力軸とを切り離すことにより構成したことを特徴と
している。
【0013】アクチュエータと主軸との間にクラッチ手
段を設けて、これらの間の動力伝達の断続を行なうよう
にすることによって、主軸の停止時にアクチュエータの
出力軸と主軸との間を切り離すようにすれば、成形加工
時にアクチュエータに不用意に負荷が加えられることが
ない。
段を設けて、これらの間の動力伝達の断続を行なうよう
にすることによって、主軸の停止時にアクチュエータの
出力軸と主軸との間を切り離すようにすれば、成形加工
時にアクチュエータに不用意に負荷が加えられることが
ない。
【0014】また、前記動力断続用ブロックに主軸をほ
ぼ中心としてほぼ十字形の溝部を形成し、前記クラッチ
板に該溝部と合致する形状の突起部を形成して、これら
溝部と突起部との係脱によってアクチュエータから主軸
への動力の断続を行なって主軸を間欠的に回動させるコ
ア部回動手段としたことを特徴としている。
ぼ中心としてほぼ十字形の溝部を形成し、前記クラッチ
板に該溝部と合致する形状の突起部を形成して、これら
溝部と突起部との係脱によってアクチュエータから主軸
への動力の断続を行なって主軸を間欠的に回動させるコ
ア部回動手段としたことを特徴としている。
【0015】前記主軸に4本のコア部を配設する場合に
は、該主軸を前記コア部回動手段によって90゜で回動
させることになる。したがって、90゜の回動角度で駆
動するロータリアクチュエータを用いて主軸を間欠駆動
することができる。このロータリアクチュエータと主軸
との間にクラッチ手段を介在させて、主軸の停止時にア
クチュエータの出力軸と主軸との間を切り離すようにす
れば、成形加工時にアクチュエータに不用意に負荷が加
えられることがない。
は、該主軸を前記コア部回動手段によって90゜で回動
させることになる。したがって、90゜の回動角度で駆
動するロータリアクチュエータを用いて主軸を間欠駆動
することができる。このロータリアクチュエータと主軸
との間にクラッチ手段を介在させて、主軸の停止時にア
クチュエータの出力軸と主軸との間を切り離すようにす
れば、成形加工時にアクチュエータに不用意に負荷が加
えられることがない。
【0016】また、回転角度が90゜であるから、クラ
ッチ手段を構成する一方の部品にほぼ十字形の溝を形成
し、他方の部品に該溝部に合致する突起部を形成するこ
とによってこれらの部品間の係脱を簡便に行なうことが
できると共に、確実に90゜の回動角度を維持できる。
ッチ手段を構成する一方の部品にほぼ十字形の溝を形成
し、他方の部品に該溝部に合致する突起部を形成するこ
とによってこれらの部品間の係脱を簡便に行なうことが
できると共に、確実に90゜の回動角度を維持できる。
【0017】また、前記主軸とほぼ平行な方向に摺動自
在に位置決めピンを設け、主軸のコア部を設けたボス部
に該位置決めピンが挿脱される位置決め孔を設け、該位
置決めピンの前進時に該位置決めピンが位置決め孔に挿
入されて主軸の回動を阻止してコア部を位置決めし、後
退時に位置決めピンが位置決め孔から脱出して主軸の回
転を許容するコア部位置決め手段を設けたことを特徴と
している。
在に位置決めピンを設け、主軸のコア部を設けたボス部
に該位置決めピンが挿脱される位置決め孔を設け、該位
置決めピンの前進時に該位置決めピンが位置決め孔に挿
入されて主軸の回動を阻止してコア部を位置決めし、後
退時に位置決めピンが位置決め孔から脱出して主軸の回
転を許容するコア部位置決め手段を設けたことを特徴と
している。
【0018】主軸の回動が停止し、コア部が前記被加工
物装着手段と成形手段、排出手段のそれぞれに対応して
位置した状態で、前記位置決めピンを前進させて位置決
め孔と係合させる。このため、主軸の回動が阻止された
状態となり、それぞれのコア部に対して被加工物の装着
や成形、排出が確実に行なわれることになる。
物装着手段と成形手段、排出手段のそれぞれに対応して
位置した状態で、前記位置決めピンを前進させて位置決
め孔と係合させる。このため、主軸の回動が阻止された
状態となり、それぞれのコア部に対して被加工物の装着
や成形、排出が確実に行なわれることになる。
【0019】成形手段においては成形後に成形材料を冷
却する必要があるため、コア部に冷却水を導入すること
が要求される。そのため、本発明に係るチューブネック
成形装置は、前記主軸の一部に形成した水導円柱部に適
宜間隔を設けて周方向に一対の環状の溝部を形成し、上
記水導円柱部に水導円環部を、該水導円環部に対して水
導円柱部が回動自在となるように嵌装させ、該水導円環
部に上記一対の環状の溝部に各別に連通する一対の水導
部を形成し、上記主軸に上記溝部の一方から前記コア部
の内部を通って他方の溝部に至り、これら一対の環状の
溝部を連通させる冷却水路をコア部のそれぞれに対して
形成したことを特徴としている。
却する必要があるため、コア部に冷却水を導入すること
が要求される。そのため、本発明に係るチューブネック
成形装置は、前記主軸の一部に形成した水導円柱部に適
宜間隔を設けて周方向に一対の環状の溝部を形成し、上
記水導円柱部に水導円環部を、該水導円環部に対して水
導円柱部が回動自在となるように嵌装させ、該水導円環
部に上記一対の環状の溝部に各別に連通する一対の水導
部を形成し、上記主軸に上記溝部の一方から前記コア部
の内部を通って他方の溝部に至り、これら一対の環状の
溝部を連通させる冷却水路をコア部のそれぞれに対して
形成したことを特徴としている。
【0020】上記水導円環部の一方の水導部から冷却水
を供給すると上記環状の溝部の一方に冷却水が供給さ
れ、該一方の溝部から往路側の上記冷却水路を通ってコ
ア部の内部に供給される。このため、コア部が冷却され
ることになる。コア部に至った冷却水は復路側の上記冷
却水路を通って上記他方の環状の溝部に至り、上記他方
の水導部から外部に排水される。このため、それぞれの
コア部は冷却水によって冷却された状態にあり、成形手
段において成形された被加工物は容易に冷却されること
になる。
を供給すると上記環状の溝部の一方に冷却水が供給さ
れ、該一方の溝部から往路側の上記冷却水路を通ってコ
ア部の内部に供給される。このため、コア部が冷却され
ることになる。コア部に至った冷却水は復路側の上記冷
却水路を通って上記他方の環状の溝部に至り、上記他方
の水導部から外部に排水される。このため、それぞれの
コア部は冷却水によって冷却された状態にあり、成形手
段において成形された被加工物は容易に冷却されること
になる。
【0021】さらに、この発明に係るチューブネック成
形装置は、噴射空気によって被加工物をコア部から排出
するようにしてあり、そのために、前記コア部のそれぞ
れの先端部に開口を形成し、前記主軸の内部を挿通する
空気路を形成し、該空気路によって該開口と空気供給源
とを連通し、圧縮空気を該開口から噴射することによっ
てコア部に保持させた被加工物をコア部から排出する排
出手段としたことを特徴としている。
形装置は、噴射空気によって被加工物をコア部から排出
するようにしてあり、そのために、前記コア部のそれぞ
れの先端部に開口を形成し、前記主軸の内部を挿通する
空気路を形成し、該空気路によって該開口と空気供給源
とを連通し、圧縮空気を該開口から噴射することによっ
てコア部に保持させた被加工物をコア部から排出する排
出手段としたことを特徴としている。
【0022】すなわち、排出位置に位置したコア部に対
してのみ圧縮空気を供給してコア部の上記開口から吹き
出させれば、該コア部に保持されている被加工物がコア
部から排出されることになる。
してのみ圧縮空気を供給してコア部の上記開口から吹き
出させれば、該コア部に保持されている被加工物がコア
部から排出されることになる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係るチューブネック成形装置
を具体的に説明する。
態に基づいて、この発明に係るチューブネック成形装置
を具体的に説明する。
【0024】図1はこのチューブネック成形装置の概略
の正面図で、図2は側面図である。フレーム10に回動自
在に支持された主軸11には、4本のコア部12がほぼ90゜
の間隔で設けられており、該コア12には被加工物である
ワークチューブ13が着脱自在に保持されるようにしてあ
る。
の正面図で、図2は側面図である。フレーム10に回動自
在に支持された主軸11には、4本のコア部12がほぼ90゜
の間隔で設けられており、該コア12には被加工物である
ワークチューブ13が着脱自在に保持されるようにしてあ
る。
【0025】上記主軸11の一端部には図2に示すよう
に、動力断続用ブロック15が嵌着されており、この動力
断続用ブロック15の先端部にはほぼ十字形の受入れ溝部
15a が形成されている。この動力断続用ブロック15の先
端部が臨んだ位置にロータリアクチュエータ16が配設さ
れている。このロータリアクチュエータ16は例えば90゜
の回転角のものとしてあり、その出力軸にはクラッチ板
17が嵌着されており、このクラッチ板17の先端面には動
力断続用ブロック15の上記受入れ溝部15a に適合する突
起部17a が形成されている。また、このロータリアクチ
ュエータ16は軸方向に進退自在としてあり、前進した位
置において上記突起部17a が上記受入れ溝部15a に係合
し、後退した位置においてこれらの係合が解除されるよ
うにしてある。
に、動力断続用ブロック15が嵌着されており、この動力
断続用ブロック15の先端部にはほぼ十字形の受入れ溝部
15a が形成されている。この動力断続用ブロック15の先
端部が臨んだ位置にロータリアクチュエータ16が配設さ
れている。このロータリアクチュエータ16は例えば90゜
の回転角のものとしてあり、その出力軸にはクラッチ板
17が嵌着されており、このクラッチ板17の先端面には動
力断続用ブロック15の上記受入れ溝部15a に適合する突
起部17a が形成されている。また、このロータリアクチ
ュエータ16は軸方向に進退自在としてあり、前進した位
置において上記突起部17a が上記受入れ溝部15a に係合
し、後退した位置においてこれらの係合が解除されるよ
うにしてある。
【0026】また、上記ロータリアクチュエータ16に沿
って位置決めシリンダ18が配設され、そのピストンロッ
ド18a が、その進退により主軸11に形成された位置決め
孔19と係脱するようにしてあり、係合時には主軸11の回
転が停止されて該主軸11が位置決めされ、離脱時には該
主軸11の回動が許容されるようにしてある。
って位置決めシリンダ18が配設され、そのピストンロッ
ド18a が、その進退により主軸11に形成された位置決め
孔19と係脱するようにしてあり、係合時には主軸11の回
転が停止されて該主軸11が位置決めされ、離脱時には該
主軸11の回動が許容されるようにしてある。
【0027】そして、図1に示すように、主軸11の回動
が停止した場合に前記コア部12が臨んだ位置には、被加
工物装着手段21と成形手段31、排出手段41とが設けられ
ている。すなわち、コア部12が位置する第1位置には当
該位置にあるコア部12にワークチューブ13を装着させる
ための被加工物装着手段21が、第2位置にはコア部12に
装着されたワークチューブ13に対してその端部に蓋体と
係合するための首部13a を形成する成形手段31が、第3
位置には首部13a が形成されたワークチューブ13をコア
部12から排出するための排出手段41がそれぞれ設けられ
ており、第4位置はコア部12が下方を指向した位置とし
てある。
が停止した場合に前記コア部12が臨んだ位置には、被加
工物装着手段21と成形手段31、排出手段41とが設けられ
ている。すなわち、コア部12が位置する第1位置には当
該位置にあるコア部12にワークチューブ13を装着させる
ための被加工物装着手段21が、第2位置にはコア部12に
装着されたワークチューブ13に対してその端部に蓋体と
係合するための首部13a を形成する成形手段31が、第3
位置には首部13a が形成されたワークチューブ13をコア
部12から排出するための排出手段41がそれぞれ設けられ
ており、第4位置はコア部12が下方を指向した位置とし
てある。
【0028】上記成形手段31は、図1および図2に示す
ように、昇降自在な可動側金型32からなり、該可動側金
型32が下降してコア部12に装填されたワークチューブ13
の先端部を型締し、成形材料を供給することによって首
部13a を射出成形する。そして、成形材料が適宜に冷却
された後、可動側金型32が上昇して型開が行われる。
ように、昇降自在な可動側金型32からなり、該可動側金
型32が下降してコア部12に装填されたワークチューブ13
の先端部を型締し、成形材料を供給することによって首
部13a を射出成形する。そして、成形材料が適宜に冷却
された後、可動側金型32が上昇して型開が行われる。
【0029】上記排出手段41には圧縮空気を利用する機
構が採用されている。すなわち、コア部12の先端部から
圧縮空気を噴射することにより、成形手段31において首
部13a が成形されたワークチューブ13をコア部12から吹
き飛ばすことによって排出するようにしてある。
構が採用されている。すなわち、コア部12の先端部から
圧縮空気を噴射することにより、成形手段31において首
部13a が成形されたワークチューブ13をコア部12から吹
き飛ばすことによって排出するようにしてある。
【0030】図3および図4は、コア部12に冷却水を供
給する冷却水路と、排出手段41に供給する圧縮空気の空
気路とを説明する図である。主軸11の前記動力断続用ブ
ロック15と反対側の端部に、主軸11よりも縮径した水導
円柱部51が形成されており、この水導円柱部51の周面に
は円周方向に環状に一対の溝部52a 、52b が形成されて
おり、これら溝部52a 、52b が4本の冷却水路53で連通
してある。これら4本の冷却水路53は、4本のコア部12
の内部を経由している。したがって、一方の溝部52a か
ら供給された冷却水は冷却水路53を流れてコア部12を冷
却し、他方の溝部52b から回収されるようにしてある。
上記水導円柱部51には該水導円柱部51を回動自在として
水導円環部54が嵌装されている。この水導円環部54の上
記溝部52a 、52b に対向した位置には、水導部55a 、55
b が形成されており、図示しない冷却水ポンプの吐出口
が一方の水導部55a に連通し、他方の水導部55b は冷却
水の回収タンクに連通している。
給する冷却水路と、排出手段41に供給する圧縮空気の空
気路とを説明する図である。主軸11の前記動力断続用ブ
ロック15と反対側の端部に、主軸11よりも縮径した水導
円柱部51が形成されており、この水導円柱部51の周面に
は円周方向に環状に一対の溝部52a 、52b が形成されて
おり、これら溝部52a 、52b が4本の冷却水路53で連通
してある。これら4本の冷却水路53は、4本のコア部12
の内部を経由している。したがって、一方の溝部52a か
ら供給された冷却水は冷却水路53を流れてコア部12を冷
却し、他方の溝部52b から回収されるようにしてある。
上記水導円柱部51には該水導円柱部51を回動自在として
水導円環部54が嵌装されている。この水導円環部54の上
記溝部52a 、52b に対向した位置には、水導部55a 、55
b が形成されており、図示しない冷却水ポンプの吐出口
が一方の水導部55a に連通し、他方の水導部55b は冷却
水の回収タンクに連通している。
【0031】他方、それぞれのコア部12にはコンプレッ
サなどの図示しない空気供給源に連通した空気路61が形
成されており、コア部12の先端に形成された開口から該
空気供給源から空気路61に供給された圧縮空気が吹き出
されるようにしてある。なお、空気路61と空気供給源と
の接続は回転可能な継手を介して行われ、4本のコア部
12に配された空気路61が主軸11の回転によって、前記排
出手段41に位置したコア部12のみが空気供給源と接続さ
れるようにしてある。
サなどの図示しない空気供給源に連通した空気路61が形
成されており、コア部12の先端に形成された開口から該
空気供給源から空気路61に供給された圧縮空気が吹き出
されるようにしてある。なお、空気路61と空気供給源と
の接続は回転可能な継手を介して行われ、4本のコア部
12に配された空気路61が主軸11の回転によって、前記排
出手段41に位置したコア部12のみが空気供給源と接続さ
れるようにしてある。
【0032】以上により構成したこの発明に係るチュー
ブネック成形装置の実施形態について、以下に作用を説
明する。
ブネック成形装置の実施形態について、以下に作用を説
明する。
【0033】予め筒型に形成されたワークチューブ13は
図1に示すように、第1位置に停止しているコア部12に
被加工物装着手段によって嵌装される。このとき、ロー
タリアクチュエータ16は後退しており、位置決めシリン
ダ18のピストンロッド18a は主軸11に形成された位置決
め孔19に挿入されて主軸11は回動を停止させられて、コ
ア部12を所定の位置に停止させている。
図1に示すように、第1位置に停止しているコア部12に
被加工物装着手段によって嵌装される。このとき、ロー
タリアクチュエータ16は後退しており、位置決めシリン
ダ18のピストンロッド18a は主軸11に形成された位置決
め孔19に挿入されて主軸11は回動を停止させられて、コ
ア部12を所定の位置に停止させている。
【0034】ワークチューブ13が嵌装されるとロータリ
アクチュエータ16が前進することになり、この前進によ
ってクラッチ板17に形成された前記突起部17a が動力断
続用ブロック15の受入れ溝部15a に嵌合する。そして、
位置決めシリンダ18のピストンロッド18a が後退して位
置決め孔19から離脱し、主軸11の拘束を解除することに
なる。ロータリアクチュエータ16が作動して主軸11を90
゜回動させてその作動が停止すると、ワークチューブ13
が装着されたコア部12は第2位置に位置して成形手段31
に対向することになる。
アクチュエータ16が前進することになり、この前進によ
ってクラッチ板17に形成された前記突起部17a が動力断
続用ブロック15の受入れ溝部15a に嵌合する。そして、
位置決めシリンダ18のピストンロッド18a が後退して位
置決め孔19から離脱し、主軸11の拘束を解除することに
なる。ロータリアクチュエータ16が作動して主軸11を90
゜回動させてその作動が停止すると、ワークチューブ13
が装着されたコア部12は第2位置に位置して成形手段31
に対向することになる。
【0035】主軸11の回動が停止すると、位置決めシリ
ンダ18が作動してピストンロッド18a を突出させてその
先端部を位置決め孔19に挿入させる。これによって主軸
11は停止位置に拘束されることになり、ロータリアクチ
ュエータ16が後退してクラッチ板17の突起部17a が受入
れ溝部15a から離脱することになる。
ンダ18が作動してピストンロッド18a を突出させてその
先端部を位置決め孔19に挿入させる。これによって主軸
11は停止位置に拘束されることになり、ロータリアクチ
ュエータ16が後退してクラッチ板17の突起部17a が受入
れ溝部15a から離脱することになる。
【0036】そして、成形手段31の前記可動側金型32が
下降して、コア部12の先端部に対して型締し、成形材料
が、該ワークチューブ13の先端部が位置しているキャビ
ティ部に供給されることになり、ワークチューブ13の先
端部に首部13a が射出成形されることになる。他方、コ
ア部12には前記冷却水路53が配されて冷却水が供給され
ているから、この冷却水によって成形された首部13a は
適宜に冷却されることになる。次いで、可動側金型32が
上昇して型開される。
下降して、コア部12の先端部に対して型締し、成形材料
が、該ワークチューブ13の先端部が位置しているキャビ
ティ部に供給されることになり、ワークチューブ13の先
端部に首部13a が射出成形されることになる。他方、コ
ア部12には前記冷却水路53が配されて冷却水が供給され
ているから、この冷却水によって成形された首部13a は
適宜に冷却されることになる。次いで、可動側金型32が
上昇して型開される。
【0037】ワークチューブ13に首部13a が形成される
と、ロータリアクチュエータ16が前進して突起部17a が
受入れ溝部15a に挿入され、ピストンロッド18a が後退
して位置決め孔19から離脱することになる。次いで、ロ
ータリアクチュエータ16が作動して主軸11を90゜回動さ
せると、首部13a が形成されたワークチューブ13を保持
しているコア部12が第3位置に位置して排出手段41の作
用を受けることになる。ロータリアクチュエータ16が停
止し、ピストンロッド18a が位置決め孔19に挿入され、
ロータリアクチュエータ16が後退すると、空気供給源と
空気路61との間の弁が開放されて圧縮空気が空気路61に
供給される。このとき、空気供給源と連通しているのは
排出手段41に関連して位置しているコア部12内に配され
ている空気路61であるから、圧縮空気は該コア部12の先
端のみから吹き出されることになる。このため、第3位
置にあるコア部12に嵌装されているワークチューブ13が
該コア部12から吹き飛ばされて排出されることになる。
と、ロータリアクチュエータ16が前進して突起部17a が
受入れ溝部15a に挿入され、ピストンロッド18a が後退
して位置決め孔19から離脱することになる。次いで、ロ
ータリアクチュエータ16が作動して主軸11を90゜回動さ
せると、首部13a が形成されたワークチューブ13を保持
しているコア部12が第3位置に位置して排出手段41の作
用を受けることになる。ロータリアクチュエータ16が停
止し、ピストンロッド18a が位置決め孔19に挿入され、
ロータリアクチュエータ16が後退すると、空気供給源と
空気路61との間の弁が開放されて圧縮空気が空気路61に
供給される。このとき、空気供給源と連通しているのは
排出手段41に関連して位置しているコア部12内に配され
ている空気路61であるから、圧縮空気は該コア部12の先
端のみから吹き出されることになる。このため、第3位
置にあるコア部12に嵌装されているワークチューブ13が
該コア部12から吹き飛ばされて排出されることになる。
【0038】以上説明した作用では、第1位置でコア部
12に嵌装されたワークチューブ13が第3位置でコア部12
から排出される順に説明したが、被加工物装着手段21と
成形手段31、排出手段41とのそれぞれにおいて、同時に
それぞれの工程による作用が働く。したがって、ワーク
チューブ13はコア部12への装着から、首部13a の成形、
コア部12からの排出が連続して、被加工物装着手段21と
成形手段31、排出手段41のそれぞれの工程において作用
を受けることになる。
12に嵌装されたワークチューブ13が第3位置でコア部12
から排出される順に説明したが、被加工物装着手段21と
成形手段31、排出手段41とのそれぞれにおいて、同時に
それぞれの工程による作用が働く。したがって、ワーク
チューブ13はコア部12への装着から、首部13a の成形、
コア部12からの排出が連続して、被加工物装着手段21と
成形手段31、排出手段41のそれぞれの工程において作用
を受けることになる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るチ
ューブネック成形装置によれば、コア部への装着から排
出までの工程を連続して行えるようにしたから、首部の
成形と同時に金型へのワークチューブの供給や金型から
の排出を同時に行うことができ、製造サイクルの短縮化
を図ることができる。しかも、連続して成形することが
できるから、単位時間当りの製造数を増加させることが
でき、設置スペースを小さくすることができる。
ューブネック成形装置によれば、コア部への装着から排
出までの工程を連続して行えるようにしたから、首部の
成形と同時に金型へのワークチューブの供給や金型から
の排出を同時に行うことができ、製造サイクルの短縮化
を図ることができる。しかも、連続して成形することが
できるから、単位時間当りの製造数を増加させることが
でき、設置スペースを小さくすることができる。
【図1】この発明に係るチューブネック成形装置の概略
の正面図である。
の正面図である。
【図2】この発明に係るチューブネック成形装置の概略
の側面図である。
の側面図である。
【図3】コア部への冷却水と圧縮空気の供給路を説明す
るための正面図である。
るための正面図である。
【図4】コア部への冷却水と圧縮空気の供給路を説明す
るための側面図で、一部を接断して示している。
るための側面図で、一部を接断して示している。
【図5】従来のチューブネック成形装置の概略を示す正
面図である。
面図である。
【図6】従来のチューブネック成形装置の概略を示す平
面図である。
面図である。
10 フレーム 11 主軸 12 コア部 13 ワークチューブ(被加工物) 13a 首部 15 動力断続用ブロック 15a 受入れ溝部 16 ロータリアクチュエータ 17 クラッチ板 17a 突起部 18 位置決めシリンダ 18a ピストンロッド(位置決めピン) 19 位置決め孔 21 被加工物装着手段 31 成形手段 32 可動側金型 41 排出手段 51 水導円柱部 52a、52b 溝部 53 冷却水路 54 水導円環部 55a、55b 水導部 61 空気路
Claims (6)
- 【請求項1】 可撓性を備えた材料によって筒型に形成
された容器本体を構成する被加工物の一端部に、該容器
本体の蓋体と係合させるための首部を形成するチューブ
ネック成形装置において、 筒型の前記被加工物を保持するコア部を回動自在な主軸
に適宜数設け、 上記主軸を所定の角度で間欠的に回動させるコア部回動
手段を設け、 上記コア部の回動の停止位置に対して、被加工物をコア
部に嵌装させる被加工物装着手段と、上記首部を成形す
るための成形手段と、該コア部から首部の成形を施され
た被加工物を排出する排出手段を設け、 上記主軸の停止時に、第1の停止位置でコア部に被加工
物を嵌装させ、第2の停止位置で被加工物に対して成形
加工を施し、第3の停止位置でコア部から被加工物を排
出することを特徴とするチューブネック成形装置。 - 【請求項2】 前記主軸の端部に動力断続用ブロックを
設け、該主軸を間欠的に回動させるアクチュエータの出
力軸に該動力断続用ブロックと係脱するクラッチ板を嵌
着し、上記アクチュエータを主軸の軸方向に沿って摺動
自在に設け、該アクチュエータの前進時に上記動力断続
用ブロックとクラッチ板とを係合させて主軸と出力軸と
を連繋させ、後退時にこれら動力断続用ブロックとクラ
ッチ板とを離隔させて主軸と出力軸とを切り離すことに
より前記コア部回動手段を構成したことを特徴とする請
求項1に記載のチューブネック成形装置。 - 【請求項3】 前記動力断続用ブロックに主軸をほぼ中
心としてほぼ十字形の溝部を形成し、前記クラッチ板に
該溝部と合致する形状の突起部を形成して、これら溝部
と突起部との係脱によってアクチュエータから主軸への
動力の断続を行なって主軸を間欠的に回動させるコア部
回動手段としたことを特徴とする請求項1または請求項
2のいずれかに記載のチューブネック成形装置。 - 【請求項4】 前記主軸とほぼ平行な方向に摺動自在に
位置決めピンを設け、主軸のコア部を設けたボス部に該
位置決めピンが挿脱される位置決め孔を設け、該位置決
めピンの前進時に該位置決めピンが位置決め孔に挿入さ
れて主軸の回動を阻止してコア部を位置決めし、後退時
に位置決めピンが位置決め孔から脱出して主軸の回転を
許容するコア部位置決め手段を設けたことを特徴とする
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のチューブネ
ック成形装置。 - 【請求項5】 前記主軸の一部に形成した水導円柱部に
適宜間隔を設けて周方向に一対の環状の溝部を形成し、
上記水導円柱部に水導円環部を、該水導円環部に対して
水導円柱部が回動自在となるように嵌装させ、該水導円
環部に上記一対の環状の溝部に各別に連通する一対の水
導部を形成し、上記主軸に上記溝部の一方から前記コア
部の内部を通って他方の溝部に至り、これら一対の環状
の溝部を連通させる冷却水路をコア部のそれぞれに対し
て形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4の
いずれかに記載のチューブネック成形装置。 - 【請求項6】 前記コア部のそれぞれの先端部に開口を
形成し、前記主軸の内部を挿通する空気路を形成し、該
空気路によって該開口と空気供給源とを連通し、圧縮空
気を該開口から噴射することによってコア部に保持させ
た被加工物をコア部から排出する排出手段としたことを
特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の
チューブネック成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27686296A JPH10100190A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | チューブネック成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27686296A JPH10100190A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | チューブネック成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10100190A true JPH10100190A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17575457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27686296A Withdrawn JPH10100190A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | チューブネック成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10100190A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100363996B1 (ko) * | 2000-05-08 | 2002-12-12 | 이춘식 | 사출금형의 목부 제작용 코어베이스 |
CN102765156A (zh) * | 2012-07-13 | 2012-11-07 | 安徽宁国中鼎模具制造有限公司 | 一种橡胶管模具 |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP27686296A patent/JPH10100190A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100363996B1 (ko) * | 2000-05-08 | 2002-12-12 | 이춘식 | 사출금형의 목부 제작용 코어베이스 |
CN102765156A (zh) * | 2012-07-13 | 2012-11-07 | 安徽宁国中鼎模具制造有限公司 | 一种橡胶管模具 |
CN102765156B (zh) * | 2012-07-13 | 2016-07-06 | 安徽宁国中鼎模具制造有限公司 | 一种橡胶管模具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |